JP2008084869A - 光伝送装置 - Google Patents

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Tomoya Yoshimura
朋也 吉村
Takao Kawashima
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Abstract

【課題】 光ファイバの光伝送損失の波長依存性が大きい場合においても、光源からの距離に依存することなく入射光と出射光の色度の変化が少ない光伝送装置を提供する。
【解決手段】 波長λに対し光伝送損失α(λ)をもつ長さLのプラスチック光ファイバと、このプラスチック光ファイバの少なくとも一方の端面に接続された光源とからなり、この光源の分光放射束P(λ)がプラスチック光ファイバ束の伝送損失、プラスチック光ファイバ束の長さ等と特定関係を満足する光伝送装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、照明、装飾、意匠、ディスプレイ分野における光ファイバを用いた光伝送装置に関する。
照明、装飾、意匠、ディスプレイ用としてプラスチック光ファイバを用いた光伝送装置に対する需要がある。このような光伝送装置としては、光ファイバの端面から光を出射させるものが特開平6−298003号公報(特許文献1)に、また光ファイバの側面から漏光させるものが特開平6−186426号公報(特許文献2)に開示されている。
特開平6−298003号公報 特開平6−186426号公報
しかしながらプラスチック光ファイバの伝送損失が波長により大きく異なるため、従来の光伝送装置では、光源からの距離に依存して光ファイバの側面又は端面から出射される光の色度が変化する点が問題であった。
例えば光源として白色光源、プラスチック光ファイバとして芯材がポリメチルメタクリレート樹脂からなるステップインデックス型光ファイバを用いた場合、光源に近い位置にある光ファイバから出射される光は白色であるが、光源からの距離が長くなるにつれて出射光が黄緑色に変化していくという現象があった。これは620nm付近の赤色成分の吸収量が相対的に多いためである。
本発明はかかる問題点を解決し、光源からの距離に依存することなく入射光と出射光の色度の変化が少ない光伝送装置を提供することにある。
本発明の要旨は、波長λに対し光伝送損失α(λ)をもつ長さLのプラスチック光ファイバと、このプラスチック光ファイバの少なくとも一方の端面に接続された光源とからなり、この光源の分光放射束P(λ)が式(1)及び式(2)の関係を満足する光伝送装置にある。
Figure 2008084869
本発明の光伝送装置は、光ファイバの光伝送損失の波長依存性が大きい場合においても、光源からの距離に依存することなく入射光と出射光の色度の変化が極めて少ないという優れた効果を奏する。
長さLのプラスチック光ファイバに光伝送させた場合、その光伝送損失α(λ)は波長λに依存して変化する。この光伝送損失は材料特有の関数である。プラスチック光ファイバとしては、ステップインデックス型やグレイディドインデックス型等公知のものが使用される。
ステップインデックス型のプラスチック光ファイバの芯材としては、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂等の公知のものが用いられる。光透過率や製造コストの点からポリメチルメタクリレート樹脂が特に好ましい。鞘材としては、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体や、フッ化アルキルメタクリレート−メチルメタクリレート共重合体等の公知のものが用いられる。光ファイバは1本だけ用いることもできるが、通常は多数本が束ねられた光ファイバ束として使用される。
光源は、光ファイバ(束)の少なくとも一方の端面に接続される。即ち、光源から出た光は、光ファイバ(束)の一端から入射し、光源の接続されてない端面から出射する。または、光源から出た光は、光ファイバ(束)の両端若しくは一端から入射し、光ファイバ(束)の側面から漏光(出射)する。
本発明の光伝送装置は例えば、内部に光源が配置された筐体に、光ファイバ束固定用の口金を取り付け、光源と光ファイバ束の一端を光学的に接続した構成をとることができる。
本発明において光源の分光放射束P(λ)は式(1)及び式(2)の関係を満足する。式(1)は、色度座標xの変化が光ファイバの長さLにわたり0.05以下であることを意味する。また式(2)は、 色度座標yの変化が光ファイバの長さLにわたり0.05以下であることを意味する。
このような光源としては、最大発光波長の異なるLEDの組合せ、ハロゲンランプと光学フィルタの組合せなどが例示される。
特性の良い分光放射束光量を得るためには発光波長の異なるLEDの組合せが好ましい。芯材がポリメチルメタクリレート樹脂からなる光ファイバ(束)の場合は、LEDとして、中心波長430nm以上470nm以下の青色LED、中心波長525nm以上565nm以下の緑色LED、中心波長630nm以上670nm以下の赤色LEDの3種類のLEDを各1個以上使用することによって、光源の分光放射束が、長距離に亘り式(1)及び式(2)の関係を満足する光伝送装置を得ることができる。また、それぞれのLEDの光量を変化させるだけで広範囲の色度を表現することができる。尚、中心波長とは、光量が最大となる波長を意味する。
光量が多い点からハロゲンランプと光学フィルタの組合が好ましい。光源は1個以上のハロゲンランプと1枚以上の光学フィルタからなり、光学フィルタはハロゲンランプの出射面側に配置される。光学フィルタとしては色ガラスフィルタや干渉フィルタが好ましい。
以下実施例により具体的に説明する。
[実施例1]
図1はプラスチック光ファイバ束1と、プラスチック光ファイバ束の一方の端面に光学的に接続された光源2からなる光伝送装置である。光ファイバの芯材はポリメチルメタクリレート樹脂であり、鞘材はフッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体であり、この光ファイバの光伝送損失の波長依存性は図2の通りである。またこのプラスチック光ファイバ束の長さは50mである。
光源2は、LEDアレイ11、LED駆動回路12、及び電源回路3からなる。LEDアレイは、発光波長の異なる3個のLEDからなり、中心波長650nm、波長半値全幅20nmの赤色LED、中心波長550nm、波長半値全幅20nmの緑色LED、及び中心波長450nm、波長半値全幅20nmの青色LEDである。
この条件において、プラスチック光ファイバ束の長さ1m〜50mにわたり、式(1)の左辺は0.01以下、式(2)の左辺は0.04以下である。
本実施例のプラスチック光ファイバ伝送装置の効果を調べるために、光ファイバ長を1m、20m、50mとしたときの光ファイバ束の出射端面の光度を分光光度計で測定したところ、図3の結果が得られ、出射光は長距離に亘って白色を維持した。
尚、本発明は、この実施例に限定されず、この発明で開示された技術思想に包含される種々の変形例も含まれる。例えば、この実施例のLEDアレイの代わりに白色LEDを用いることができる。また、図4に示すように、光源2を光学フィルタ43、ハロゲンランプ42、調光回路41、電源回路3から構成することもできる。
[比較例1]
図5は従来の光伝送装置であり、光ファイバは実施例1と同様のものである。
光源2は、熱線吸収フィルタ44、ハロゲンランプ42、調光回路41、電源回路3からなる。ハロゲンランプとしては、色温度3000Kのハロゲンランプを用いた。
実施例1と同様に、光ファイバ長を1m、20m、50mとしたときの光ファイバ出射光の色度図は図6の通りであり、距離が長くなるにつれて出射光が白色から黄緑色に変化した。
本発明の光伝送装置の一例を示す図である。 実施例1で使用した光ファイバの伝送損失を示す図である。 実施例1における光伝送距離と色度変化との関係を示す図で、出射光が長さ50mに亘って白色を維持していることを示す図である。 本発明の光伝送装置の他の例を示す図である。 従来の光伝送装置の例を示す図である。 比較例1における光伝送距離と色度変化との関係を示す図である。
符号の説明
1 プラスチック光ファイバ束
2 光源
3 電源回路
11 LEDアレイ
12 LED駆動回路
41 調光回路
42 ハロゲンランプ
43 光学フィルタ
44 熱線吸収フィルタ

Claims (2)

  1. 波長λに対し光伝送損失α(λ)をもつ長さLのプラスチック
    光ファイバと、このプラスチック光ファイバの少なくとも一方の端面に接続され
    た光源とからなり、この光源の分光放射束P(λ)が式(1)及び式(2)の関
    係を満足する光伝送装置。
    Figure 2008084869
  2. 光源として、1個以上のハロゲンランプと1枚以上の光学フ
    ィルタを用い、光学フィルタがハロゲンランプの光出射面側に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
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