JP2008084401A - 車載オーディオ装置および記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが、複数のプレイリストの中から任意のプレイリストの内容を短時間に正確に把握することを可能とするオーディオ装置を提供すること。
【解決手段】プレイリストに対応して設定されたテーマ曲に関する情報を保存するリスト付加情報保存装置7を備え、全体制御装置12は、ユーザが、ユーザインターフェイス装置8によりプレイリストの選択時に、プレイリスト再生処理の実行前に、リスト付加情報保存装置7において、選択されたプレイリストに対応して保存されたテーマ曲情報に基づいて、あらかじめ設定された時間だけテーマ曲を再生させるテーマ曲再生処理を実行する車載オーディオ装置Aとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、楽曲データの再生順序リスト(以下、これをプレイリストという)を作成し、このプレイリストの順序に従って、記憶媒体に記憶された楽曲データを順に再生する機能を有したオーディオ装置およびこのオーディオ装置作動用のプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
近年の車載オーディオとして、ハードディスクやフラッシュメモリといった大容量の記憶媒体を有しており、CDなどの音源の楽曲データを、圧縮手段(例えば、MP3、WMA、AAC、ATRAC3などの手法)を用いてデータ圧縮し記憶媒体に保存することで、膨大な曲数の楽曲データが記憶できるものが知られている。
そこで、このような大容量の記憶媒体に記憶された楽曲データを再生するのにあたり、全曲を順番に再生するのではなく、運転コースや走行時間あるいはユーザの嗜好などに応じて楽曲データを選択した集合体であるプレイリストをあらかじめ設定しておき、このプレイリストに従って楽曲データを再生する車載オーディオ装置が知られている。
また、プレイリストの作成の手法も種々提案されている。
例えば、ユーザが事前にプレイリストに曲を登録する手法や、ユーザが入力した大まかな情報に基づいて、記憶されている楽曲のデータを解析して条件と一致したものをプレイリストとして自動的に登録する手法などが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−285285号公報参照
上述のように、近年、車載オーディオ装置は、大量の楽曲データを保存可能であるとともに、複数のプレイリストも作成可能となっている。
しかしながら、設定プレイリスト数が多くなった場合、ユーザが、複数のプレイリストの中から任意のプレイリストを的確に選択することが難しくなるという問題がある。例えば、プレイリストを単なる番号で表示した場合、どの番号がどのような内容のプレイリストであるか把握するのが難しい。
本発明は、上述の問題点に着目してなされたもので、ユーザが、複数のプレイリストの中から任意のプレイリストの内容を短時間に正確に把握することを可能とするオーディオ装置を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、本発明では、リスト選択操作部によりプレイリストの選択を行った時に、制御手段が、プレイリスト再生処理の実行前に、テーマ曲情報保存手段において、選択されたプレイリストに対応して設定されたテーマ曲情報に基づいて、あらかじめ設定された時間だけテーマ曲を再生させるテーマ曲再生処理を実行するオーディオ装置とした。
本発明では、あらかじめ各プレイリストに対応して設定されたテーマ曲をテーマ曲情報保存手段に保存しておき、ユーザが、プレイリストを選択した際には、そのプレイリストに応じたテーマ曲を再生させるようにした。
したがって、ユーザは、テーマ曲を聴いて、選択したプレイリストの内容を直感的に短時間で正確に把握することが可能となる。
このように、本発明では、ユーザが、複数のプレイリストに対応する表示を目視して確認するのに比べて、設定プレイリスト数が多くなった場合でも、プレイリストの内容を短時間に正確に把握することが可能となる。
以下、本発明の車載オーディオ装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1〜図8に基づいて本発明の最良の実施の形態として車両に搭載した実施例1の車載オーディオ装置Aについて説明する。
まず、実施例1の車載オーディオ装置Aの構成を説明する。
この実施例1の車載オーディオ装置Aは、図1に示すように、メディア駆動装置1、内部楽曲保存装置(保存手段)2、外部楽曲保存装置(保存手段)3、楽曲検索用情報保存装置4、楽曲再生装置5、リスト情報保存装置6、リスト付加情報保存装置(テーマ曲情報保存手段)7、ユーザインターフェイス装置(リスト選択操作部)8、ディスプレイ装置9、放送データ再生装置10、音情報一時保存装置11、全体制御装置(制御手段)12を備えている。
メディア駆動装置1は、車両外から持ち込んだ磁気記憶媒体であるカセットテープを駆動することや、光学的な記憶媒体であるCD,MD,DVDなどを駆動すると同時に、それらの媒体に保存された楽曲データを再生することができる情報に変換する機能を有している。なお、前記媒体は、楽曲データをアナログディジタル変化したPCMデータ(本願でいう音響データに相当するものでPulse Code Modulationの略である)を保存しているものが知られているが、保存量を増やすために情報量を圧縮した上で保存しているものも含まれる。
そこで、メディア駆動装置1は、このように圧縮されたデータも直接音響情報として扱うことができるように、それぞれの圧縮方法に準拠した方法にて圧縮を解除しPCMデータとして出力する機能を持っているものとする。さらに、それぞれの楽曲データに付加的に加えられている各種情報(例えば、親ファイル名、フォルダ名、タイトル名、アーティスト名、ジャンル名など)が存在する場合には、これらの情報を楽曲データのメタデータとして、楽曲検索用情報保存装置4に保存する機能を有している。
内部楽曲保存装置2は、本実施例1では、書換可能な磁気記憶媒体であるハードディスクで構成されている。この内部楽曲保存装置2は、車載オーディオ装置Aに固定されているとする。
また、この内部楽曲保存装置2は、ユーザが車外から持ち込んだ楽曲データを含む記憶媒体を、メディア駆動装置1において再生した上で、データの圧縮、もしくは、データの移動という形で、内部楽曲保存装置2に保存可能に構成されている。この場合、楽曲データを、直接再生可能なPCMデータのまま保存することも可能であるが、本実施例1では、楽曲データを再度適当な圧縮技術を用いて圧縮保存するよう構成されている。
外部楽曲保存装置3は、車載オーディオ装置Aに接続するインターフェイスを持った楽曲保存装置であり、内部楽曲保存装置2と同様に楽曲データが任意の形式で保存されている。なお、この外部部楽曲保存装置3としては、具体的には、図示を省略したSDメモリカードやメモリースティック、あるいはUSB(Universal Serial Bus)による接続が可能な携帯オーディオなどの、車載オーディオ装置Aへの着脱が可能な記憶媒体で構成される。
楽曲検索用情報保存装置4は、全体制御装置12の指示により、検索処理実行時に、メディア駆動装置1および両楽曲保存装置2,3に保存された楽曲データの一覧に相当する情報(楽曲データのメタデータと楽曲データのパス情報の一覧)を出力する。なお、パス情報とは、楽曲データの保存先を示すデータである。
楽曲再生装置5は、全体制御装置12の指示に従い、メディア駆動装置1と両楽曲保存装置2,3に保存されている楽曲データを取得し、その楽曲データをスピーカ装置51により再生する。
リスト情報保存装置6は、作成された楽曲データの再生順序のリストであるプレイリストに関する情報としてのリスト情報を保存する機能を持っている。なお、このリスト情報とは、プレイリスト毎の楽曲データの保存先情報(パス情報)であって、図5にその一例を示している。この図5に示すように、6個のプレイリスト01〜06のそれぞれにおいて、各楽曲データ(リストデータ1〜100)毎に、パス情報が保存されている。
上述のプレイリストは、種々の手法で作成することができる。
第1の手法は、ユーザ自身がリストを作成する手法である。本実施例1では、ユーザが楽曲データの保存されている場所の情報であるパス情報の一覧をテキスト形式で作成し、これを特定のファイル名として保存しておいて、そのパス情報に書かれた順番で再生することができるものとする。
第2の手法は、再生中の楽曲を随時任意のプレイリストに登録する手法である。すなわち、本実施例1では、車載オーディオ装置Aが、メディア駆動装置1および両楽曲保存装置2,3に記憶された楽曲データの再生を行っているときに、追加登録指示および加える先のプレイリストの指示を行うと、その時点で、再生されている楽曲のパス情報が、指定されたプレイリストに登録されるようになっている。
第3の手法は、ユーザが、プレイリストの登録条件を設定すると、車載オーディオ装置Aのプログラムに基づいて、メディア駆動装置1および両楽曲保存装置2,3に記憶されている楽曲データのメタデータなどから、登録条件に合致する楽曲データを選択して、プレイリストを作成する手法である。この手法は、例えば、特許文献1など(特開2005−285285号公報などで公知であるので、詳細な説明は省略する。
第4の手法は、ユーザのそれまでの操作内容を内部的に記憶し、その情報を提示し、この提示に基づいてユーザが選択する手法である。すなわち、楽曲データの再生した順番を記憶しておき、最近再生した曲のリストを提示して、これを選択させる手法と、累積再生回数を記録し、これを再生回数が多い順に提示し、これから選択させる手法とを備えているものとする。
リスト付加情報保存装置7は、リスト情報保存装置6に保存された各リストに対応して設定されたテーマ曲に関連した情報であるリスト付加情報(テーマ曲情報)を保存する機能を持っている。このリスト付加情報とは、プレイリストの情報と、このプレイリストの情報に対応してテーマ曲として選択された楽曲データのパス情報と、この楽曲データにおける再生開始時間と、この楽曲の短時間分(10秒程度)のPCMデータ(音響データ)と、を含むものである。なお、リスト付加情報保存装置7において保存されているPCMデータは、メディア駆動装置1および両楽曲保存装置2,3に保存されている楽曲データから直接得ることのできるPCMデータの他に、後述する音情報一時保存装置11に保存されたPCMデータが保存される場合もある。
ユーザインターフェイス装置8は、ユーザとのインターフェイスを果たす役割を持っており、具体的には、ディスプレイ装置9に与えられたタッチパネル機能で構成され、ユーザへの視覚情報の提示とユーザの選択とを実行可能としている。例えば、プレイリストの提示の実行時には、プレイリストに対応したボタンを表示し、そのボタンが選択されたときに、全体制御装置12に対して該当するリストが選択されたことを通知する。
放送データ再生装置10は、車載オーディオ装置Aに含まれた放送情報を再生するいわゆるラジオである。
音情報一時保存装置11は、車載オーディオ装置Aから出力されるPCMデータを一時的に保存する装置であり、リングバッファから構成されており、常に現時点で再生されている音データから一定時間遡って保持する。したがって、このPCMデータは、メディア駆動装置1、内部楽曲保存装置2、外部楽曲保存装置3のいずれかに保存されているPCMデータである場合もあるし、放送データ再生装置10により再生されている放送中の音データの場合もある。この音響データとして、本実施例1ではPCMデータを用いているが、音響データは、取得に都合のよい時点のデータを保存すればよいので、PCMデータ以外にも、スピーカ装置51から出力される直前のアナログ信号で保存してもよい。
なお、音情報一時保存装置11へのPCMデータの保存は、全体制御装置12に指示されたタイミングで行われる。
全体制御装置12は、上述した各装置1〜11,51を制御する。
この全体制御装置12の制御において実行される処理のうち、まず、プレイリスト作成処理の一例を説明する。
このプレイリストは、内部楽曲保存装置2ならびに外部楽曲保存装置3に保存されている楽曲データの再生順番のリストである。
なお、前述したようにプレイリストの作成手法は、幾つか存在するが、ここでは、再生中の楽曲のデータをプレイリストとして登録する場合を例に挙げて、図2のフローチャートに基づいて説明する。
まず、内部楽曲保存装置2あるいは外部楽曲保存装置3の楽曲再生が実行されると(ステップS21)、ディスプレイ装置9の表示においてプレイリストの登録が選択されたか否か判定し(ステップS22)、非登録選択時には、再生を継続する(ステップS23→S21)。
一方、プレイリスト登録が選択されたときには、ユーザインターフェイス装置8が、あらかじめ設定することが可能なリスト数に相当するプレイリスト登録用のボタン(リスト選択操作部)91〜96をディスプレイ装置9に表示する(ステップS24)。図3は、この表示の一例を示すもので、この例では、ディスプレイ装置9に、リスト01〜リスト06の6種類のボタン91〜96が表示されている。
そこで、本実施例1では、再生されている楽曲をプレイリストに登録したい場合は、これらのボタン91〜96に関連付けながら仕分る。
すなわち、各ボタン91〜96のリスト01〜06のそれぞれについて、ユーザが任意の規則性、例えば、「アップテンポの楽曲」、「リラックスできる楽曲」、「海沿いを走るときの音楽」などの規則性を与え、楽曲の再生中にユーザが、この規則性に合致すると認識した場合に、そのボタン91〜96を押して登録することで、これらのボタン91〜96に関連付けされたプレイリストを作成することができる。
なお、ボタン91〜96の数は、図3に示す「6」に限定されるものではなく、1画面で6以上を表示してもよいし、あるいは、表示画面を複数切り替えることを可能としてもよい。
次に、ユーザが、リスト01〜リスト06のボタン91〜96のいずれかを押した場合(ステップS25)、その時点で再生されている楽曲データのパス情報(保存先情報)を取得し(ステップS26)、この保存先情報が、リスト情報保存装置6において、リスト01〜06の選択されたリスト(以下、リスト01が選択されているものとして説明を行う)に対応するプレイリストに登録される(ステップS27)。
さらに、リスト01において、1曲目の登録であるか否か判定し(ステップS28)、そのリスト01において最初の1曲目の登録である場合には、この楽曲をテーマ曲として設定し、そのリスト付加情報を保存する(ステップS29)。
なお、このリスト付加情報は、このリスト01の1曲目として登録された楽曲データ(テーマ曲)のパス情報と、このテーマ曲の再生開始時間TIME(このステップS29の処理では、この再生開始時間TIME=00:00に設定される)と、この楽曲データの再生開始から短時間(10秒)分のPCMデータと、が保存される。
このリスト付加情報保存装置7に保存されたリスト付加情報の一例を図4に示す。この図に示すように、各リスト01〜06について、テーマ曲のパス情報と、再生開始時間TIMEと、PCMデータとが保存されている。また、再生開始時間TIMEは、上記のように初期の設定は、楽曲データの始点である00:00であり、リスト01は、この初期設定状態を示している。一方、リスト02では、再生開始時間TIMEが、初期設定とは異なる01:24に設定されているが、この設定の書換処理については後述する。
次に、リスト01において、2曲目以降の登録が成された場合、ステップS24→S25→S26→S27の処理に基づいて、この2曲目以降の楽曲データのパス情報が順次登録される。そして、この場合、ステップS28→S29の処理は成されず、リスト付加情報保存装置7に保存されたリスト付加情報は変更されない。すなわち、2曲目以降の登録の際に、テーマ曲の書換は成されない。
以上のようにして、リスト情報保存装置6に登録されたプレイリストのリスト情報の一例を図5に示している。このように、各プレイリスト01〜06において、各登録された楽曲データのパス情報が、リストデータ1〜100の順に記録されている。なお、このリストデータの最大数は、ここでは100としているが、これ以下の数としてもよいし、あるいは、これ以上の数としてもよい。
次に、プレイリストに従って、楽曲データの再生を行うプレイリスト再生処理およびこの再生処理に伴うテーマ曲再生処理の流れについて図6のフローチャートに基づいて説明する。
プレイリストに従って再生を行う場合、ユーザが、ユーザインターフェイス装置8により再生を選択することで実行される。この場合、このリスト再生モードに入ると、ディスプレイ装置9において、図3に示したボタン91〜96が表示される。
そこで、このボタン91〜96によりリスト01〜06のいずれかが選択されると、図6のフローチャートのステップS601以降の処理が実行されることになるが、ここでリスト01を選択したものとして説明する。
リスト01が選択されると(ステップS601)、まず、プレイリストの1曲目を再生する前に、リスト付加情報保存装置7に保存されたリスト01のリスト付加情報を取得し(ステップS602)、楽曲検索用情報保存装置4により、そのテーマ曲のパス情報の楽曲データを探し(ステップS603)、このテーマ曲の楽曲データが存在するか否かを判定する(ステップS604)。
ここでテーマ曲の楽曲データが存在する場合には、リスト付加情報保存装置7からテーマ曲のリスト付加情報の再生開始時間TIMEを取得し(ステップS605)、さらに、楽曲データの再生開始時間TIMEの時点から、指定時間(本実施例1では、10秒)の再生を開始する。この場合、リスト01では、テーマ曲の始点00:00から指定時間の再生が開始され、かつ、このテーマ曲の情報をディスプレイ装置9により表示する(ステップS606)。
ここで、ユーザは、テーマ曲を指定時間である10秒だけ再生させずに、最後まで再生させることもできる。本実施例1では、テーマ曲再生継続の指示があるか否かを、再度リスト01に対応するボタン91が押されたか否かで判定し(ステップS607)、再生継続指示があった場合には、テーマ曲の再生を継続させる(ステップS608)。
一方、テーマ曲の楽曲データが存在しない場合(ステップS604においてNO判定)は、リスト付加情報保存装置7からテーマ曲のPCMデータを取得し(ステップS609)、このPCMデータの再生を開始する(ステップS610)。
すなわち、テーマ曲として外部楽曲保存装置3に保存された楽曲データが選択されており、その外部楽曲保存装置3が取り外されている場合、リスト付加情報保存装置7に保存されたリスト01の1曲目の曲は存在しないことになる。そのような場合には、リスト付加情報保存装置に保存されたその楽曲のPCMデータの再生を開始する。
そして、テーマ曲の再生(これは楽曲データによる10秒の再生、楽曲データによるテーマ曲の最後までの再生、およびPCMデータによる10秒の再生のいずれか)が終了したら(ステップS611)、楽曲検索用情報保存装置4により、プレイリストに登録された楽曲のうちで若い番号順に検索を開始し(ステップS612)、存在するものから再生を開始する(ステップS613→S614)。
以上説明したように、プレイリストに従って再生を行う場合には最初に、テーマ曲が再生され、その後、プレイリストに登録された楽曲が、順に再生される。
次に、テーマ曲の更新処理について説明する。
すなわち、本実施例1では、テーマ曲は、初期状態としては、そのリストを作成するときに最初に登録した楽曲データの最初の部分が保存されるが、これを、変更するテーマ曲情報書換処理を実行することができる。
例えば、リスト01に設定されているプレイリストが20曲存在し、ユーザが、このプレイリストの10曲目の曲の開始から2分の位置に、このプレイリストの特徴を最も強く表す部分が存在すると判断した場合、この部分が再生されているときに、リスト01に対応するボタン91を長押し(例えば、2秒以上)すると、この時点から10秒遡ったPCMデータを、テーマ曲とすることができる。
このようなテーマ曲情報書換処理の流れを図7のフローチャートにより説明する。
リスト01のプレイリストの再生中に(ステップS701)、リスト01に対応するボタン91が長押しされるか否か判定し(ステップS702)、長押しが成されなければ再生を継続し(ステップS703)、長押しが成された場合には、ステップS704以降のテーマ曲を書き換える処理を実行する。
このテーマ曲の書き換えにおいて、まず、現在再生されている楽曲データ、すなわち新たなテーマ曲のパス情報を楽曲検索用情報保存装置4から取得し(ステップS704)、次に、現在再生している楽曲データの、現時点の再生時間を10秒遡って再生開始時間TIMEとして取得し(ステップS705)、さらに、音情報一時保存装置11に保存されたボタン押し操作から10秒前までのPCMデータを取得する(ステップS706)。そして、これらのデータを、リスト付加情報保存装置7に保存する(ステップS707)。
したがって、テーマ曲は、初期状態では、プレイリストの1曲目の頭の10秒間であったのが、任意の曲の、任意の部分に変更される。すなわち、図4のリスト02に示すように、再生開始時間TIMEが01:24に書き換えることができる。
さらに、本実施例1では、テーマ曲として放送データ再生装置10による放送の再生中の楽曲に変更する書換処理も実行可能としており、上述した処理と同様にリスト01のテーマ曲を変更する場合について、図8のフローチャートに基づいて説明する。
放送の再生中に(ステップS801)、リスト01に対応するボタン91が長押しされるか否か判定し(ステップS802)、長押しが成されなければ再生を継続し(ステップS803)、長押しが成された場合には、ステップS804以降のテーマ曲を書き換える処理を実行する。
このテーマ曲の書き換えにおいて、まず、音情報一時保存装置11に保存されたボタン押し操作から10秒前までのPCMデータを取得し(ステップS804)、次に、このPCMデータを、リスト付加情報保存装置7に保存する(ステップS805)。
このようにして、テーマ曲が、放送再生中のPCMデータに書き換えられる。
なお、放送再生中の楽曲については、楽曲データが保存されていないため、リスト付加情報に保存されていた前のテーマ曲のパス情報および再生開始時間TIMEは破棄するようにしてもよい。あるいは、前テーマ曲のパス情報および再生開始時間TIMEは、フェイルセーフ用に残し、ステップS603の処理の前に、PCMデータのソースが放送再生から得られたものであるか否かを判定し、放送再生から得られたものである場合には、ステップS609に進むようにしてもよい。
以上説明した、プレイリスト作成処理、プレイリスト再生処理、テーマ曲再生処理、テーマ曲情報書換処理を実行するプログラムは、車載オーディオ装置Aの工場出荷時に入力する他に、この車載オーディオ装置Aに接続可能な外部記憶媒体やメディア駆動装置1で駆動可能な媒体を介して入力させることができる。
以上説明したように、実施例1の車載オーディオ装置Aでは、プレイリスト再生を選択したときには、最初にそのテーマ曲が再生され、その後、プレイリストに沿った楽曲データの再生が実施される。
したがって、ユーザは、プレイリストのリスト01〜06に対応したボタン91〜96を選択した際に、テキストデータのような文字を読むこと無しに、テーマ曲により直感的に短時間でそのプレイリストの内容を正確に理解することが可能となる。
よって、プレイリストの登録数が増えた場合でも、ユーザが、複数のプレイリストに対応する表示を目視して確認するのに比べて、プレイリストの内容を短時間に正確に把握することが可能となる。
しかも、本実施例1では、テーマ曲を、まず、1曲目に登録した楽曲データの頭の10秒に自動登録される。
このように、ユーザが、特別なテーマ曲の登録操作を行うこと無しに、プレイリストに楽曲データを登録する1回のボタン操作を行うだけで、テーマ曲を設定でき、ユーザに対する操作の負荷が少なく、使い勝手に優れる。しかも、テーマ曲が、1曲目に登録した楽曲データの頭の部分であるから、ユーザにとって印象的であり、プレイリストの内容を把握しやすい。
さらに、本実施例1では、テーマ曲を、任意に書き換えることを可能とした。
よって、テーマ曲により、ユーザに、直感的にそのプレイリストの内容を理解させることを、より強く的確に行わせることが可能となる。
しかも、その際に、車載オーディオ装置Aに存在していない放送再生で得られたPCMデータに書き換えることも可能としたため、テーマ曲として、両楽曲保存装置2,3に保存された楽曲データのみを用いるよりも、プレイリストの内容を印象付けるテーマ曲として、より最適なテーマ曲に設定可能であり、ユーザの直感的な認識力の向上を図ることができる。
加えて、実施例1では、テーマ曲の情報であるリスト付加情報として、楽曲データのパス情報および再生開始時間TIMEと、PCMデータとをリスト付加情報保存装置11に保存するようにした。
このため、テーマ曲として設定された楽曲データが保存された外部楽曲保存装置3が取り外した場合には、PCMデータによりテーマ曲の再生が可能であり、一方、外部楽曲保存装置3の構成(例えば、コピーガード機能)によりPCMデータを取得できない場合には、外部楽曲保存装置3が接続されていれば、その楽曲データを再生可能である。
したがって、リスト付加情報として、楽曲データのパス情報とPCMデータとのいずれか一方のみを用いるものと比較して、テーマ曲が再生されない不具合を回避することができる。
また、外部楽曲保存装置3が取り外されている場合であっても、保存されたPCMデータが再生されることで、高い確率で設定されたテーマ曲が再生されることで、テーマ曲が頻繁に変化するものと比較して、テーマ曲によりプレイリストの特徴提示の一意性を保持することができる。
しかも、実施例1では、テーマ曲を再生した際に、テーマ曲を最後まで継続させて再生することも可能とした。すなわち、ユーザが、プレイリストの最も特徴的な楽曲であると判断した楽曲が、プレイリストの1曲目の曲ではない場合でも、まず、この曲を最後まで再生することができ、よりユーザの要望に応えることが可能となる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態の実施例1を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
すなわち、実施例1では、オーディオ装置として、車載オーディ装置を示したが、車載のものに限らず、例えば、パーソナルコンピュータや、携帯式のオーディオ装置にも適用することができる。
また、実施例1では、テーマ曲として、内部楽曲保存装置2および外部楽曲保存装置3に保存された楽曲データと、音情報一時保存装置11に保存されたPCMデータと、の両方を用いることを可能とした。しかし、本発明を実施する上では、少なくとも、いずれか一方のデータを用いるようにしてもよい。
また、上記のように、外部楽曲保存装置3の構成などによりPCMデータ(音響データ)を取得できないような場合には、例えば、リスト付加情報保存装置7に保存するPCMデータとして、プレイリストの1曲目の頭の10秒間のデータを保存するなどのように、代わりのPCMデータを保存するフェイルセーフの機能を持たせるようにしてもよい。
また、実施例1では、外部楽曲保存装置3が取り外されてテーマ曲として設定した楽曲データが存在しない場合には、PCMデータを用いるようにした。しかし、上記のように、テーマ曲として、PCMデータを保存せずに、両楽曲保存装置2,3のいずれかに保存された楽曲データを用いるようにした場合には、もし、外部楽曲保存装置3が取り外されて、テーマ曲の楽曲データが存在しない場合(例えば、ステップS604においてNOと判定される場合)には、プレイリストの2番目の楽曲データ、3番目の楽曲データと、プレイリストを順にあるいはアットランダムに楽曲データが存在するか否か検索し、存在する楽曲の頭の10秒を再生するというフェイルセーフ機能を持たせるようにしてもよい。
また、実施例1では、保存手段として内部楽曲保存装置2と外部楽曲保存装置3とを示したが、必ずしも両者を設ける必要は無く、いずれか一方としてもよい。
また、実施例1では、リスト付加情報保存手段に、保存するテーマ曲の情報として、楽曲データのパス情報および再生開始時間TIMを用いる例を示したが、テーマ曲として設定された楽曲データを検索することができる情報であれば、これ以外の情報を用いるようにしてもよい。
本発明の実施の形態の実施例1の車載オーディオ装置Aの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の実施例1の車載オーディオ装置Aにおけるプレイリスト作成処理の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の実施例1の車載オーディオ装置Aにおけるリスト選択操作部としてのボタンを示すディスプレイ装置の正面図である。 本発明の実施の形態の実施例1の車載オーディオ装置Aにおいてリスト付加情報保存装置に保存されたリスト付加情報の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態の実施例1の車載オーディオ装置Aにおけるリスト情報を示す説明図である。 本発明の実施の形態の実施例1の車載オーディオ装置Aにおけるプレイリスト再生処理およびテーマ曲再生処理の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の実施例1の車載オーディオ装置Aの楽曲データ再生中におけるテーマ曲情報書換処理の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の実施例1の車載オーディオ装置Aの放送再生中におけるテーマ曲情報書換処理の動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
A 車載オーディオ装置
2 内部楽曲保存装置(保存手段)
3 外部楽曲保存装置(保存手段)
6 リスト情報保存装置(リスト情報保存手段)
7 リスト付加情報保存装置(テーマ曲情報保存手段)
8 ユーザインターフェイス装置(リスト選択操作部)
11 音情報一時保存装置
12 全体制御装置(制御手段)

Claims (7)

  1. 複数の楽曲データが保存された保存手段と、
    この保存手段に記憶された複数の楽曲データの、再生順序のリストであるプレイリストに関する情報を保存するリスト情報保存手段と、
    前記複数のプレイリストのうちで任意のプレイリストの選択操作用のリスト選択操作部と、
    このリスト選択操作部で選択されたプレイリストに従って前記楽曲データを順に再生するプレイリスト再生処理を実行する制御手段と、
    を備えたオーディオ装置であって、
    各プレイリストに対応して設定されたテーマ曲に関する情報を保存するテーマ曲情報保存手段が設けられ、
    前記制御手段が、前記リスト選択操作部による前記プレイリストの選択時には、前記プレイリスト再生処理の実行前に、前記テーマ曲情報保存手段において、前記選択されたプレイリストに対応して設定されたテーマ曲情報に基づいて、あらかじめ設定された時間だけテーマ曲を再生させるテーマ曲再生処理を実行することを特徴とするオーディオ装置。
  2. 前記テーマ曲情報保存手段に保存されたテーマ曲情報に、前記保存手段に記憶されているあらかじめ選択された楽曲データの、保存先情報およびあらかじめ設定された再生開始時間が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のオーディオ装置。
  3. 前記制御手段は、前記選択された楽曲データの保存先情報およびあらかじめ設定された再生開始時間として、前記プレイリストの1曲目に登録された楽曲データの、保存先情報および再生始点(時間00:00)を保存するテーマ曲情報保存処理を実行することを特徴とする請求項2に記載のオーディオ装置。
  4. 前記制御手段は、前記テーマ曲情報としての前記保存先情報と再生開始時間の少なくとも一方を変更するテーマ曲情報書換処理を実行することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のオーディオ装置。
  5. 前記テーマ曲情報保存手段に保存されたテーマ曲情報に、前記あらかじめ選択された楽曲データの一部の再生可能な音響データが含まれていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のオーディオ装置。
  6. 再生中の出力を、再生可能な音響データとして一時的に保存可能な音情報一時保存手段と、テーマ曲の保存操作用のテーマ曲保存操作手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記テーマ曲保存操作手段の操作が成されたときには、前記音情報一時保存手段に一時保存された音響データを、前記テーマ曲情報保存手段に保存された音響データとするテーマ曲保存処理を実行することを特徴とする請求項5に記載のオーディオ装置。
  7. 請求項1に記載の前記テーマ曲再生処理を実行するためのプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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