JP2003091540A - 音響情報機器 - Google Patents

音響情報機器

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JP2003091540A
JP2003091540A JP2001281698A JP2001281698A JP2003091540A JP 2003091540 A JP2003091540 A JP 2003091540A JP 2001281698 A JP2001281698 A JP 2001281698A JP 2001281698 A JP2001281698 A JP 2001281698A JP 2003091540 A JP2003091540 A JP 2003091540A
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Japan
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keyword
song
acoustic
input
music
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Application number
JP2001281698A
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English (en)
Inventor
Kenji Tokura
健治 都倉
Masaki Wakesu
昌樹 分須
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨大な数の曲から所望曲を選択する操作は非
常に煩わしい。 【解決手段】 再生動作中にキーワード登録ボタン17
Cが押下された状態で、音声認識装置14を通じてキー
ワードが入力されると、このキーワードを再生動作中の
曲と対応づけてデータベース領域11Bに登録する登録
制御部18Aと、キーワード検索ボタン17Dが押下さ
れた状態で、キーワードが入力されると、データベース
11Bの登録内容及びMP3データ領域11Aの記憶内
容に基づいて、このキーワードに対応する曲の音響デー
タを読み出し、この音響データに基づく曲の再生動作を
実行する検索制御手段18Bとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばMPEG1 Audi
o LayerIII(以下、単にMP3と称する)等でハードデ
ィスク、DVDやCD−ROM等の音響データ記憶手段
に記憶された曲毎の音響データを管理する音響情報機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば車載用音響情報機器におい
ては、カセットテープ、CD若しくはMD等の記憶媒体
に記憶された曲毎の音響データを読出再生することで、
曲再生を行っていた。
【0003】また、近年、記憶媒体の技術的進歩に伴っ
て、ハードディスク、DVD若しくはCD−ROM等の
記憶媒体が普及しており、例えばハードディスクにおい
ては60Gバイト程度の容量を備えたものもある。
【0004】さらに、データ圧縮技術の技術的進歩が進
むに連れ、例えばMP3方式のデータ圧縮技術において
は、音響データ圧縮に伴う音質劣化を抑えながら、その
音響データを約10分の1程度に圧縮することができる
ことから、平均的な曲で1曲あたり、3Mバイト程度の
データ容量で済む。従って、単純に考えても、例えば1
Gバイトのハードディスクで300曲以上の曲を記憶す
ることができることになる。
【0005】今後、車載用音響情報機器においても、ハ
ードディスク、DVD若しくはCD−ROM等の記憶媒
体である音響データ記憶手段を搭載することも可能とな
ることから、車載環境下においても、再生できる音楽曲
数が膨大になることが想定される。
【0006】そこで、従来の車載用音響情報機器におい
ては、音響データ記憶手段のデータ階層構造をディレク
トリとして直接表示画面上に画面表示することで、その
表示画面上のメニューから所望曲の音響データに関わる
メニューを選択することで、膨大な数の曲から所望曲を
選択再生する方法が採られつつある。
【0007】しかしながら、上記従来の音響情報機器に
よれば、ハードディスク等の音響データ記憶手段に膨大
な曲数の音響データが記憶されていることから、この音
響データ記憶手段のデータ階層構造をディレクトリとし
て直接画面表示したとしても、その曲数に応じて表示画
面上のメニューの数も膨大となることから、例えば車載
用音響情報機器の場合のように、運転をしながら、その
表示画面上の膨大な数のメニューから所望曲に該当する
メニューを選択し、所望曲を選択再生するまでの操作は
非常に煩雑となる。
【0008】また、データ階層毎に画面表示するメニュ
ーの数を減らすことも考えられるが、データ階層毎のメ
ニューの数を減らすとすると、そのデータ階層が深くな
ることから、最終的に所望曲を選択再生するまでの操作
は非常に煩雑となる。
【0009】そこで、従来の音響情報機器によれば、所
望曲の曲名、演奏者名やアルバム名等の検索要件をユー
ザ側で入力し、この検索要件に基づいて、音響データ記
憶手段の膨大な数の音響データから所望曲を検索する検
索機能が考えられている。
【0010】従って、このような従来の音響情報機器に
よれば、検索要件に基づいて膨大な数の音響データから
所望曲を検索することで、所望曲を選択再生するまでの
煩雑な操作を大幅に改善することができる。
【0011】また、従来の音響情報機器によれば、所望
曲を選択再生するまでの煩雑な操作を改善するために、
特開平8−195070号公報に開示された音響情報機
器が知られている。
【0012】このような従来の音響情報機器は、音声認
識装置を使用し、再生対象の全曲の音響データの他に、
これら全曲の歌詞(文字データ)を記憶する曲データベ
ースと、所望曲の歌詞の一部をユーザ音声で収音するマ
イクロホンと、このマイクロホンで収音した音声信号を
文字データに変換し、所望曲の歌詞として音声認識する
音声認識部と、この音声認識された所望曲の歌詞を曲デ
ータベースから検索する検索部と、曲データベースから
所望曲の歌詞が検索されると、その所望曲を選択再生す
る再生部とを有している。
【0013】このような従来の音響情報機器によれば、
ユーザが所望曲の歌詞の一部を音声入力し、この音声を
所望曲の歌詞として音声認識し、この音声認識した所望
曲の歌詞を曲データベースから検索し、この所望曲の歌
詞が検索されると、その所望曲を選択再生するようにし
たので、所望曲を選択再生するまでの煩雑な操作を大幅
に改善することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音響情報機器によれば、所望曲の曲名、演奏者名や
アルバム名等の検索要件をユーザ側で入力し、この検索
要件に基づいて、音響データ記憶手段の膨大な音響デー
タから所望曲を検索するようにしたが、このような検索
要件は予め規定された要件であり、ユーザ個人の好みに
合わせた要件ではないことから、ユーザ側で所望曲に関
わる正確な検索要件を覚えておく必要があるため、ユー
ザに大きな負担がかかる。
【0015】また、従来の音響情報機器によれば、音声
認識装置を使用し、ユーザが所望曲の歌詞の一部を音声
入力し、この音声を所望曲の歌詞として音声認識し、こ
の音声認識した所望曲の歌詞を曲データベースから検索
するようにしたが、膨大な曲数の音響データの他に、全
曲の歌詞をも記憶する曲データベースを設ける必要があ
るが、このような全曲の歌詞を検索要件として記憶する
のに要するメモリ使用量は膨大となる。
【0016】本発明は上記点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、検索要件を覚えておかな
ければならないとするユーザへの負担を軽減しながら、
しかも、検索要件を記憶するのに要するメモリ使用量を
大幅に削減することができ、ひいては所望曲を選択再生
するまでの煩雑な操作を大幅に改善することができる音
響情報機器を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の音響情報機器は、曲毎に音響データを記憶し
た音響データ記憶手段と、この音響データ記憶手段に記
憶した音響データに基づいて曲の再生動作を行う音響再
生手段とを有する音響情報機器であって、キーワードを
入力するキーワード入力手段と、前記音響データ記憶手
段に記憶した音響データに関わる曲と対応づけて、前記
キーワードを登録するデータベースと、前記曲に対応す
るキーワードを前記データベースに登録する登録動作を
起動するキーワード登録起動手段と、前記音響再生手段
による再生動作中に、前記キーワード登録起動手段によ
る登録起動を検出し、さらに、前記キーワード入力手段
にてキーワードが入力されると、このキーワードを前記
再生動作中の曲と対応づけて前記データベースに登録す
る登録制御手段と、前記キーワードによる曲検索動作を
起動する曲検索起動手段と、この曲検索起動手段による
曲検索起動を検出し、さらに、前記キーワード入力手段
にてキーワードが入力されると、前記データベースの登
録内容及び前記音響データ記憶手段の記憶内容に基づい
て、このキーワードに対応する曲の音響データを読み出
し、この音響データに基づく曲の再生動作を前記音響再
生手段に実行させる検索制御手段とを有するようにし
た。
【0018】従って、本発明の音響情報機器によれば、
再生動作中に、前記キーワード登録起動手段による登録
起動を検出し、さらにキーワードが入力されると、この
キーワードを前記再生動作中の曲と対応づけてデータベ
ースに登録すると共に、曲検索起動手段による曲検索起
動を検出し、さらにキーワードが入力されると、前記デ
ータベースの登録内容及び前記音響データ記憶手段の記
憶内容に基づいて、このキーワードに対応する曲の音響
データを読み出し、この音響データに基づく曲の再生動
作を実行するようにした、例えば所望曲再生動作中に、
この所望曲と対応づけて、ユーザ個人の好みに合わせた
キーワードをデータベースに登録し、所望曲検索時にお
いては、そのキーワードを入力するだけで、このキーワ
ードに対応した所望曲を選択再生することができるよう
にしたので、その検索要件であるキーワードに自由度を
持たせることで、検索要件を覚えておかなければならな
いとするユーザへの負担を軽減し、さらには、検索要件
を記憶するのに要するメモリ使用量を大幅に削減するこ
とができ、ひいては所望曲を選択再生するまでの煩雑な
操作を大幅に改善することができる。
【0019】本発明の音響情報機器は、前記キーワード
入力手段が、表示手段の表示画面上でキーワードを入力
するタッチパネルで構成するようにした。
【0020】従って、本発明の音響情報機器によれば、
タッチパネルでキーワードを入力するようにしたので、
ユーザは表示画面上で視覚的にキーワード入力を認識す
ることができる。
【0021】本発明の音響情報機器は、前記キーワード
入力手段が、音声を収音する音声収音手段と、この音声
収音手段にて収音した音声をテキスト情報に変換し、こ
のテキスト情報をキーワードとして入力するテキスト変
換手段とを有するようにした。
【0022】従って、本発明の音響情報機器によれば、
音声でキーワードを入力するようにしたので、そのキー
ワード入力の操作負担を軽減することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を示す音響情報機器について説明する。図1は
本実施の形態を示す音響情報機器内部の概略構成を示す
ブロック図である。
【0024】図1に示す音響情報機器1は、MP3方式
のMP3データ(音響データ)等の様々なデータを記憶
するハードディスク装置11と、MP3データを伸長す
るMP3データデコーダ装置12と、この伸長したMP
3データを音響再生する音響再生装置13と、ユーザか
らのコマンド音声を収音し、そのコマンド音声を音声認
識する音声認識装置14と、各種機器の動作情報をユー
ザに音声出力すべく、合成音声を生成する音声合成装置
15と、様々な情報を画面表示するディスプレイ装置1
6と、様々なコマンドを入力する操作部17と、この音
響情報機器1全体を制御する制御装置18とを有してい
る。
【0025】ハードディスク装置11は、曲毎のMP3
データを記憶するMP3データ領域11Aと、MP3デ
ータ領域11Aに記憶された音響データの曲に関わる、
例えばキーワード等の特有情報を記憶するデータベース
領域11Bとを有している。
【0026】操作部17は、ディスプレイ装置16の表
示画面上のコマンドを選択するタッチパネル17Aと、
音声認識モードに移行するための音声認識モード用ボタ
ン17Bと、後述するキーワードを曲に対応づけてデー
タベース領域11Bに登録する登録動作を起動するキー
ワード登録ボタン17Cと、後述するキーワードに対応
した曲をデータベース領域11Bから検索するためのキ
ーワード検索ボタン17Dとを有している。
【0027】音声認識モード用ボタン17Bは、そのボ
タンが押下されている状態にのみ、音声認識モードとな
り、この音声認識モード中においては、音声認識装置1
4でコマンド音声を音声認識することでテキスト情報に
変換し、このテキスト情報を制御装置18に伝送し、制
御装置18側でテキスト情報に基づく処理動作を実行す
るものである。
【0028】キーワード登録ボタン17Cは、このボタ
ンが押下されている状態にのみ、現在再生中の曲に対応
付けて、入力キーワードをデータベース領域11Bに登
録するためのキーワード登録モードとなる。
【0029】キーワード検索ボタン17Dは、このボタ
ンが押下されている状態にのみ、入力キーワードに対応
する曲をデータベース領域11Bから検索し、この検索
した所望曲を選択再生するキーワード検索再生モードと
なる。
【0030】音声認識装置14は、ユーザからのコマン
ド音声を収音するマイク14Aと、この収音したコマン
ド音声をテキスト情報に変換するテキスト変換部14B
とを有し、前述したキーワード登録モードやキーワード
検索再生モード中においてはキーワード入力手段として
機能するものである。
【0031】制御装置18は、音響再生装置13の再生
動作中にキーワード登録ボタン17Cが押下された状態
となると、キーワード登録モードに移行し、音声認識装
置14からキーワードが入力されると、このキーワード
を現在再生動作中の曲と対応づけてデータベース領域1
1Bに登録する登録制御部18Aと、キーワード検索ボ
タン17Dが押下された状態となると、キーワード検索
再生モードに移行し、音声認識装置14からキーワード
が入力されると、データベース領域11Bの登録内容及
びMP3データ領域11Aの記憶内容に基づいて、この
キーワードに対応する曲の音響データを読み出し、この
音響データに基づく曲の再生動作を音響再生装置13に
実行させる検索制御部18Bとを有している。
【0032】図2は本実施の形態に関わるデータベース
領域11Bに記憶中の特有情報のデータ構成を示す説明
図である。
【0033】図2に示す特有情報30は曲単位でコラム
を形成し、各コラムは複数個の指定項目を有し、各種指
定項目は、曲毎に付与された識別番号31と、この曲に
関わるMP3データが記憶されている記憶媒体名32
と、その記憶媒体の曲アドレス情報33と、そのファイ
ル名34と、MP3のタグから得ることができるID3
TAG情報35と、CDシリアル情報36と、曲毎に登
録したキーワード37とを有している。
【0034】尚、請求項記載の音響データ記憶手段はM
P3データ領域11A、データベースはデータベース領
域11B、音響再生手段は音響再生装置13、キーワー
ド入力手段は音響認識装置14、音声収音手段はマイク
14A、テキスト変換手段はテキスト変換部14B、表
示手段はディスプレイ装置16、登録制御手段は登録制
御部18A,検索制御手段は検索制御部18Bに相当す
るものである。
【0035】次に本実施の形態を示す音響情報機器1の
動作について説明する。図3は本実施の形態を示す音響
情報機器1のキーワード登録モードに関わる処理動作を
示すフローチャートである。
【0036】図3に示すキーワード登録モードとは、前
述したように曲に対応付けて、例えばユーザ個人の好み
に合わせたキーワード、例えば「ABC番組の主題歌」
といったキーワードをデータベース領域11Bに登録す
るモードである。
【0037】図3において制御装置18の登録制御部1
8Aは、音響再生装置13にて曲再生動作中であるか否
かを判定する(ステップS11)。曲再生動作中である
と判定されると、キーワード登録ボタン17Cが押下さ
れた状態になっているか否かを判定する(ステップS1
2)。キーワード登録ボタン17Cが押下された状態で
あれば、音響再生装置13にて再生動作中の曲再生を一
時停止する(ステップS13)。つまり、曲再生動作中
で、しかも、キーワード登録ボタン17Cが押下された
状態になってキーワード登録モードに移行することにな
る。
【0038】再生動作中の曲再生を一時停止すると、キ
ーワードを入力するための音声認識装置14による音声
認識をスタートし(ステップS14)、音声認識装置1
4のマイク14Aを通じてユーザ音声による入力キーワ
ードを収音したか否かを判定する(ステップS15)。
【0039】入力キーワードを収音したのであれば、音
声認識装置14のテキスト変換部14Bを通じて入力キ
ーワードをテキスト情報に変換し(ステップS16)、
このテキスト変換された入力キーワードがデータベース
領域11B内に登録済みであるか否かを判定する(ステ
ップS17)。
【0040】入力キーワードがデータベース領域11B
内に登録済みであると判定されると、つまり、現在一時
停止中の曲以外の他曲で入力キーワードが登録済みであ
る旨をユーザに警告する(ステップS18)。尚、この
警告方法については警告音声や警告表示のいずれでも良
いことは言うまでもない。
【0041】警告後、入力キーワードを変更するか否か
を判定する(ステップS19)。入力キーワードを変更
するのでなければ、この登録済みと判断されたキーワー
ドを登録している他曲のキーワードを変更するか否かを
判定する(ステップS20)。
【0042】他曲のキーワードを変更するのであれば、
ステップS15で入力した入力キーワードを一時停止中
の曲に対応づけてデータベース領域11Bに登録する
(ステップS21)。さらに、キーワード変更対象の他
曲のキーワードを登録するためのキーワード登録動作を
開始すべく(ステップS22)、ステップS14に移行
する。
【0043】また、ステップS19にて入力キーワード
を変更するのであれば、あらためてキーワードを入力す
べく、ステップS14に移行することになる。
【0044】また、ステップS17にて入力キーワード
がデータベース領域11B内に登録済みでなければ、現
在一時停止中の対象曲に他のキーワードが登録済みであ
るか否かを判定する(ステップS23)。
【0045】現在一時停止中の対象曲に他のキーワード
が登録済みでなければ、この対象曲に対応づけて、入力
キーワードをデータベース領域11Bに登録し(ステッ
プS24)、ステップS13にて一時停止中の対象曲の
再生動作を音響再生装置13に再開させ(ステップS2
5)、この処理動作を終了する。
【0046】また、ステップS23にて現在一時停止中
の対象曲に他のキーワードが登録済みであれば、この対
象曲に対応づけて登録された他のキーワードに対して、
入力キーワードを追加登録するか否かを判定する(ステ
ップS26)。
【0047】入力キーワードを追加するのであれば、登
録済みのキーワードに入力キーワードを追加登録すべ
く、ステップS24に移行する。
【0048】また、ステップS26にて入力キーワード
を追加登録するのでなければ、この対象曲に登録済みの
キーワードを、入力キーワードに置き換え変更するか否
かを判定する(ステップS27)。
【0049】対象曲に登録済みのキーワードを入力キー
ワードに置き換え変更するのであれば、登録済みのキー
ワードに入力キーワードを上書き登録すべく、ステップ
S24に移行する。
【0050】また、ステップS27にて対象曲に登録済
みのキーワードを入力キーワードに置き換え変更するの
でなければ、入力キーワードの変更の指示要求をユーザ
に通知する指示要求を警告し(ステップS28)、入力
キーワードを変更するか否かを判定する(ステップS2
9)。
【0051】入力キーワードを変更するのであれば、新
たな入力キーワードを入力すべく、ステップS14に移
行する。
【0052】また、ステップS29にて入力キーワード
を変更するのでなければ、追加登録又は置換登録を判断
すべく、ステップS26に移行する。
【0053】尚、曲と対応づけて入力キーワードをデー
タベース領域11Bに登録する場合には、ユーザのキー
ワードに対する音声の特徴を示すデータをも予め記憶す
るようにしている。
【0054】図3に示すキーワード登録モードによれ
ば、再生動作中に、キーワード登録ボタン17Cを押下
されたままの状態で、キーワードが入力されると、この
キーワードを再生動作中の曲と対応づけてデータベース
領域11Bに登録するようにした、つまり、所望曲再生
動作中に、この所望曲と対応づけて、ユーザ個人の好み
に合わせたキーワードをデータベース領域11Bに登録
するようにしたので、その検索要件であるキーワードに
自由度を持たせることで、検索要件を覚えておかなけれ
ばならないとするユーザへの負担を軽減し、さらには、
検索要件を記憶するのに要するメモリ使用量を大幅に削
減することができる。
【0055】次にキーワード検索再生モードについて説
明する。図4は本実施の形態を示す音響情報機器1のキ
ーワード検索再生モードに関わる処理動作を示すフロー
チャートである。
【0056】図4に示すキーワード検索再生モードと
は、所望曲のキーワードを入力することで、データベー
ス領域11Bの登録内容及びMP3データ領域11Aの
記憶内容に基づいて、入力キーワードに対応した所望曲
を膨大な曲数から検索再生するモードである。
【0057】図4に示す音響情報機器1の検索制御部1
8Bは、キーワード検索ボタン17Dが押下された状態
であるか否かを判定する(ステップS41)。キーワー
ド検索ボタン17Dが押下された状態であれば、キーワ
ード検索再生モードに移行し、所望曲に対応したキーワ
ードを入力するための音声認識装置14による音声認識
をスタートし(ステップS42)、音声認識装置14の
マイク14Aを通じてユーザ音声による入力キーワード
を収音したか否かを判定する(ステップS43)。
【0058】入力キーワードを収音したのであれば、テ
キスト変換部14Bを通じて入力キーワードをテキスト
変換する(ステップS44)。この入力キーワードに基
づいてデータベース領域11Bからの曲検索動作を開始
する(ステップS45)。
【0059】検索制御部18Bは、このデータベース領
域11B内に入力キーワードと同一のキーワードがある
か否かを判定する(ステップS46)。入力キーワード
と同一のキーワードがあれば、この入力キーワードに対
応した曲をデータベース領域11Bから読み出し、この
読み出した曲に対応する音響データをMP3データ領域
11Aから読み出す(ステップS47)。
【0060】さらに、検索制御部18Bは、MP3デー
タ領域11Aから読み出した音響データをMP3データ
デコーダ装置12に伝送し(ステップS48)、このM
P3データデコーダ装置12で伸長した音響データを音
響再生装置13で曲再生することで(ステップS4
9)、この処理動作を終了する。
【0061】ステップS46にて入力キーワードと同一
のキーワードがなければ、予めユーザ音声の特徴を加味
したデータによるキーワード検索動作を開始し(ステッ
プS50)、ユーザ音声の特徴を加味したデータで入力
キーワードを音声認識することでテキスト変換し、この
入力キーワードがデータベース領域11B内にあるか否
かを判定する(ステップS51)。尚、ユーザ音声の特
徴を加味したデータでキーワード検索を行うことで、そ
のキーワードの認識率を向上させることができる。
【0062】この入力キーワードがデータベース領域1
1B内にあると判断されると、この入力キーワードに対
応する曲に関わる音響データを読み出すべく、ステップ
S47に移行する。
【0063】ステップS51にて入力キーワードがデー
タベース領域11B内にないと判定されると、該当入力
キーワードがデータベース領域11Bに登録されていな
いことから、キーワードの再入力をユーザに促す再入力
要求を警告し(ステップS52)、ステップS43に移
行する。
【0064】図4に示すキーワード検索再生モードによ
れば、キーワード検索ボタン17Dが押下された状態
で、キーワードが入力されると、このキーワードに対応
した曲をデータベース領域11Bから読み出し、さら
に、この曲に対応した音響データをMP3データ領域1
1Aから読み出すことで、この音響データに基づいて曲
の再生動作を実行するようにした、つまり、所望曲検索
時においては、そのキーワードを入力するだけで、この
キーワードに対応した所望曲を選択再生することができ
るようにしたので、その検索要件であるキーワードに自
由度を持たせることで、検索要件を覚えておかなければ
ならないとするユーザへの負担を軽減し、さらには、所
望曲を選択再生するまでの煩雑な操作を大幅に改善する
ことができる。
【0065】本実施の形態によれば、所望曲再生動作中
に、この所望曲と対応づけて、ユーザ個人の好みに合わ
せたキーワードをデータベース領域11Bに登録し、所
望曲検索時においては、そのキーワードを入力するだけ
で、データベース領域11Bの登録内容及びMP3デー
タ領域11Aの記憶内容に基づいて、所望曲を選択再生
することができるようにしたので、その検索要件である
キーワードに自由度を持たせることで、検索要件を覚え
ておかなければならないとするユーザへの負担を軽減
し、さらには、検索要件を記憶するのに要するメモリ使
用量を大幅に削減することができ、ひいては所望曲を選
択再生するまでの煩雑な操作を大幅に改善することがで
きる。
【0066】また、本実施の形態によれば、音声認識装
置14を利用して、音声でキーワードを入力するように
したので、そのキーワード入力の操作負担を軽減するこ
とができる。
【0067】尚、上記実施の形態においては、キーワー
ドを入力する手段として音声認識装置14を使用した
が、前述したようにタッチパネル17Aでキーワードを
入力するようにしても良く、この場合、音声でキーワー
ドを入力しないことから、図3のキーワード登録モード
のステップS13のような現在曲再生の一時停止を行う
必要はなく、さらに、ユーザは表示画面上で視覚的にキ
ーワード入力を認識することができる。
【0068】また、上記実施の形態においては、MP3
データ領域に記憶したMP3の音響データを検索再生す
る形態について説明したが、例えばCD,DVD、MD
等の記憶媒体を複数枚収容するオートチェンジャ装置に
も適用可能であり、要は、予め所望曲のキーワードを曲
に対応づけてデータベース領域11Bに登録しておくこ
とで、所望曲のキーワードを入力するだけで、オートチ
ェンジャ装置内の記憶媒体から所望曲を検索再生するこ
とができるため、上述した効果と同様の効果が得られる
ことは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の音響情
報機器によれば、例えば所望曲再生動作中に、この所望
曲と対応づけて、ユーザ個人の好みに合わせたキーワー
ドをデータベースに登録し、所望曲検索時においては、
そのキーワードを入力するだけで、このキーワードに対
応した所望曲を選択再生することができるようにしたの
で、その検索要件であるキーワードに自由度を持たせる
ことで、検索要件を覚えておかなければならないとする
ユーザへの負担を軽減し、さらには、検索要件を記憶す
るのに要するメモリ使用量を大幅に削減することがで
き、ひいては所望曲を選択再生するまでの煩雑な操作を
大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す音響情報機器内部の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に関わるデータベース領域に登録
済みのデータ構成を示す説明図である。
【図3】本実施の形態を示す音響情報機器のキーワード
登録モードに関わる処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】本実施の形態を示す音響情報機器のキーワード
検索再生に関わる処理動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 音響情報機器 11A MP3データ領域(音響データ記憶手段) 11B データベース領域(データベース) 13 音響再生装置(音響再生手段) 14 音声認識装置(キーワード入力手段) 14A マイク(音声収音手段) 14B テキスト変換部(テキスト変換手段) 16 ディスプレイ装置(表示手段) 17A タッチパネル(キーワード入力手段) 18 制御装置 18A 登録制御部(登録制御手段) 18B 検索制御部(検索制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/10 G10L 3/00 571K Fターム(参考) 5B075 ND14 NK06 PP07 PP10 5D015 KK02 5D077 AA26 AA30 BA14 CB04 CB07 HC05 HC17 HC18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲毎に音響データを記憶した音響データ
    記憶手段と、この音響データ記憶手段に記憶した音響デ
    ータに基づいて曲の再生動作を行う音響再生手段とを有
    する音響情報機器であって、 キーワードを入力するキーワード入力手段と、 前記音響データ記憶手段に記憶した音響データに関わる
    曲と対応づけて、前記キーワードを登録するデータベー
    スと、 前記曲に対応するキーワードを前記データベースに登録
    する登録動作を起動するキーワード登録起動手段と、 前記音響再生手段による再生動作中に、前記キーワード
    登録起動手段による登録起動を検出し、さらに、前記キ
    ーワード入力手段にてキーワードが入力されると、この
    キーワードを前記再生動作中の曲と対応づけて前記デー
    タベースに登録する登録制御手段と、 前記キーワードによる曲検索動作を起動する曲検索起動
    手段と、 この曲検索起動手段による曲検索起動を検出し、さら
    に、前記キーワード入力手段にてキーワードが入力され
    ると、前記データベースの登録内容及び前記音響データ
    記憶手段の記憶内容に基づいて、このキーワードに対応
    する曲の音響データを読み出し、この音響データに基づ
    く曲の再生動作を前記音響再生手段に実行させる検索制
    御手段とを有することを特徴とする音響情報機器。
  2. 【請求項2】 前記キーワード入力手段は、 表示手段の表示画面上でキーワードを入力するタッチパ
    ネルで構成することを特徴とする請求項1記載の音響情
    報機器。
  3. 【請求項3】 前記キーワード入力手段は、 音声を収音する音声収音手段と、 この音声収音手段にて収音した音声をテキスト情報に変
    換し、このテキスト情報をキーワードとして入力するテ
    キスト変換手段とを有することを特徴とする請求項1又
    は2記載の音響情報機器。
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