JP2008083304A - 表示装置及び出力装置 - Google Patents

表示装置及び出力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008083304A
JP2008083304A JP2006262145A JP2006262145A JP2008083304A JP 2008083304 A JP2008083304 A JP 2008083304A JP 2006262145 A JP2006262145 A JP 2006262145A JP 2006262145 A JP2006262145 A JP 2006262145A JP 2008083304 A JP2008083304 A JP 2008083304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
information
content
display
electronic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006262145A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kondo
義之 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2006262145A priority Critical patent/JP2008083304A/ja
Publication of JP2008083304A publication Critical patent/JP2008083304A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】入力手段を持たない電子ペーパを用いて元の記事にリンクを張ることが可能な表示装置及び出力装置を提供する。
【解決手段】表示装置に増えたペーパがあるときには、増えたペーパと、その上に位置するペーパについて、コメント送信先又はトラックバック送信先を持っているかをチェックして(S1145)、持っていれば、トラックバックを行ったり(S1149,S1152,S1154)、コメントを送信したり(S1150,S1157,S1155,S1160)する。
【選択図】図14

Description

本発明は、複数枚の電子ペーパを束ねて保持し、これらの電子ペーパに出力装置から表示用データを出力して文書を閲覧可能とする表示装置及び出力装置に関するものである。
近年、電子化された文書を閲覧するために、紙媒体に替わるものとして、柔軟で薄型の表示媒体である電子ペーパが開発されている。電子ペーパは、何度も上書きしたり消去したりして表示されている文書を更新することができるが、大量のデータからなる文書を閲覧したいときには、書籍やノートのように複数枚を束ねて使うことが便利であると考えられる。そこで、紙と同様に複数の電子ペーパを束ねてバインダタイプにして使用することも提案されている。
このようなバインダタイプの電子ペーパでは、使用者が適宜各電子ペーパをバインダに挿入したり取り外したりでき、表示内容も電子ペーパの着脱に応じて変更されるのが好ましい。さらに、目次やサムネイル表示によって、複数枚の電子ペーパの内容が一覧でき、電子ペーパの着脱に応じてこのような目次やサムネイル表示が更新される技術も提案されている(例えば、特許文献1)。
ところで、このような電子ペーパの利用方法としては、書籍の閲覧の他に、携帯閲覧端末としての利用が考えられる。すなわち、インターネット等のネットワーク上に多く置かれたウェブサイトの内容を電子ペーパにダウンロードして持ち歩き、ネットワークから離れた場所でゆっくり閲覧するというような利用方法である。インターネットでは、近年、ホームページに加え、日付順にコンテンツが構成される日記型のウェブログ(weblog)(以下、「ブログ」という。)も広く普及している。このようなブログでは、日々記事が更新されることが多いため、お気に入りのブログを定期的に巡回して閲覧することがよく行われている。このような場合に、ブログの記事を電子ペーパにダウンロードしておけば、ネットワーク外でゆっくり閲覧することができる。
さらに、ブログの特徴として、記事に対して閲覧者がコメントを入力することができたり、その記事を引用して自分の記事を投稿した場合にリンクを張ったことを通知して相互にリンクを張るトラックバックが利用できる。そこで、電子ペーパにダウンロードしたブログを閲覧しているときにも、コメントやトラックバックが利用できると便利である。
特開2006−39834号公報
しかしながら、電子ペーパにはコメントを入力したり、リンクを張ったりすることが可能な入力手段は設けられていないことが多い。このため、閲覧中にコメントやトラックバックをしようと思っても、その場で行うことができず、不便であった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、入力手段を持たない電子ペーパを用いて元の記事にリンクを張ることが可能な表示装置及び出力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の表示装置は、画像または文書のページ単位のデータである表示用データを出力する表示面を備えた複数枚の電子ペーパを備え、ネットワークを介して外部機器と接続する表示装置であって、前記電子ペーパに表示させるコンテンツに関する情報であり、少なくとも当該コンテンツの表示用データを含むコンテンツ情報を前記ネットワークを介して取得するコンテンツ情報取得手段と、前記コンテンツ情報取得手段により取得された前記コンテンツ情報を前記電子ペーパに割り当てる割当手段と、前記割当手段により割り当てられた各電子ペーパに対応する前記コンテンツ情報に含まれる表示用データを各電子ペーパに表示させる表示制御手段と、前記綴じ部材により束ねられている複数枚の電子ペーパのうちの1枚である特定ペーパに他の電子ペーパを関連付ける関連付手段と、前記関連付手段により前記特定ペーパに関連付けられた関連ペーパに表示されている表示情報を前記特定ペーパに表示されている表示内容に追加するための情報追加先を、前記割当手段により各電子ペーパに割り当てられているコンテンツ情報に基づき決定する情報追加先決定手段と、前記情報追加先決定手段により決定された情報追加先に、前記関連ペーパに割り当てられているコンテンツ情報を送信する追加情報送信手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の表示装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記複数枚の電子ペーパが、綴じ部材により綴じられており、前記関連付手段は、新たな電子ペーパが前記綴じ部材に追加された場合に、当該追加された電子ペーパである追加ペーパの前又は後に位置する電子ペーパを前記特定ペーパとし、当該追加ペーパを前記関連ペーパとして関連付けを行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の表示装置は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記コンテンツ情報が、当該コンテンツに追加する情報の送信先である追加先アドレス情報を含み、前記情報追加先決定手段は、前記特定ペーパの前記追加先アドレス情報を前記情報追加先として決定し、前記追加情報送信手段は、前記関連ペーパの表示用データを前記追加先アドレス情報に送信することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の表示装置は、請求項1から3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記コンテンツ情報が、当該コンテンツのネットワーク上の所在を示す所在情報と、当該コンテンツに情報の参照先を追加するための参照先アドレス情報を含み、前記情報追加先決定手段は、前記特定ペーパの前記参照先アドレス情報を前記情報追加先として決定し、前記追加情報送信手段は、前記関連ペーパの前記所在情報を前記参照先アドレス情報に送信することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の表示装置は、請求項4に記載の発明の構成に加え、前記特定ペーパの前記所在情報を前記関連ペーパの前記参照先アドレス情報に送信する参照情報送信手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載の表示装置は、請求項1から5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記出力装置が、画像を出力する表示面を備えた電子ペーパ部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項7に記載の表示装置は、請求項1から6のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記電子ペーパが、当該電子ペーパの前記綴じ部材内における位置を示す情報である位置情報を検出する位置検出手段を備え、前記出力装置は、前記位置検出手段により検出された位置情報を、前記電子ペーパから取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、当該表示装置に綴じられている各電子ペーパの綴じ順序を算出する順序算出手段とを備え、前記関連付手段は、前記順序算出手段により算出された綴じ順序に基づき関連づけを行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項8に記載の表示装置は、請求項7に記載の発明の構成に加え、前記電子ペーパが、貫通孔を備え、前記綴じ部材は、前記貫通孔を貫通する貫通部を備え、前記電子ペーパの前記位置検出手段は、前記貫通部のいずれの位置と接触しているのかを検出することを特徴とする。
また、本発明の請求項9に記載の出力装置は、表示面を備えた複数枚の電子ペーパに表示する表示用データの出力を制御する出力装置であって、前記電子ペーパに表示させるコンテンツに関する情報であり、少なくとも当該コンテンツの表示用データを含むコンテンツ情報を前記ネットワークを介して取得するコンテンツ情報取得手段と、前記コンテンツ情報取得手段により取得された前記コンテンツ情報を前記電子ペーパに割り当てる割当手段と、前記割当手段により割り当てられた各電子ペーパに対応する前記コンテンツ情報に含まれる表示用データを各電子ペーパに表示させる表示制御手段と、前記複数枚の電子ペーパのうちの1枚である特定ペーパに他の電子ペーパを関連付ける関連付手段と、前記関連付手段により前記特定ペーパに関連付けられた関連ペーパに表示されている表示内容を前記特定ペーパに表示されている表示内容に追加するための情報追加先を、前記割当手段により各電子ペーパに割り当てられているコンテンツ情報に基づき決定する情報追加先決定手段と、前記情報追加先決定手段により決定された情報追加先に、前記関連ペーパに割り当てられているコンテンツ情報を送信する追加情報送信手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項10に記載の出力装置は、請求項9に記載の発明の構成に加え、前記複数枚の電子ペーパは、綴じ部材により綴じられており、前記関連付手段が、新たな電子ペーパが前記綴じ部材に追加された場合に、当該追加された電子ペーパである追加ペーパの前又は後に位置する電子ペーパを前記特定ペーパとし、当該追加ペーパを前記関連ペーパとして関連付けを行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項11に記載の出力装置は、請求項9又は10に記載の発明の構成に加え、前記コンテンツ情報が、当該コンテンツに追加する情報の送信先である追加先アドレス情報を含み、前記情報追加先決定手段は、前記特定ペーパの前記追加先アドレス情報を前記情報追加先として決定し、前記追加情報送信手段は、前記関連ペーパの表示用データを前記追加先アドレス情報に送信することを特徴とする。
また、本発明の請求項12に記載の出力装置は、請求項9から11のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記コンテンツ情報が、当該コンテンツのネットワーク上の所在を示す所在情報と、当該コンテンツに情報の参照先を追加するための参照先アドレス情報を含み、前記情報追加先決定手段は、前記特定ペーパの前記参照先アドレス情報を前記情報追加先として決定し、前記追加情報送信手段は、前記関連ペーパの前記所在情報を前記参照先アドレス情報に送信することを特徴とすることを特徴とする。
また、本発明13の請求項に記載の出力装置は、請求項12に記載の発明の構成に加え、前記特定ペーパの前記所在情報を前記関連ペーパの前記参照先アドレス情報に送信する参照情報送信手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項14に記載の出力装置は、請求項9から13のいずれかに記載の発明の構成に加え、画像を出力する表示面を備えた電子ペーパ部を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の表示装置は、ネットワークを介してコンテンツ情報を取得し、そこに含まれる表示用データを各電子ペーパに割り当て、表示させる。また、複数の電子ペーパ間で関連づけを行い、その電子ペーパのコンテンツ情報に含まれる情報追加先に、関連づけられた電子ペーパのコンテンツ情報を送信することにより、表示情報を追加する。従って、表示情報を表示させた電子ペーパ間で関連づけを行うだけで、元のコンテンツに対して情報を追加することができるので、閲覧時に入力手段がなくても元の記事にコメントやリンク等の情報を追加することが簡単にできる。
また、本発明の請求項2に記載の表示装置は、請求項1に記載の発明の効果に加え、複数枚の電子ペーパが、綴じ部材により綴じられており、その綴じ部材に新たな電子ペーパが追加されたときに前後の電子ペーパに対して関連づけを行う。綴じ部材を用いているため、電子ペーパの追加を所望の位置に行うことができるので、その特性を利用して関連づけを非常に簡便に実施することができる。
また、本発明の請求項3に記載の表示装置は、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、コンテンツ情報に追加先アドレス情報が含まれるので、関連づけた電子ペーパの表示用データを特定ペーパの追加先アドレス情報に送信することにより、特定ペーパのコンテンツに対してコメントを追加することができる。
また、本発明の請求項4に記載の表示装置は、請求項1から3のいずれかに記載の発明の効果に加え、コンテンツ情報に所在情報と参照先アドレス情報が含まれるので、特定ペーパに表示されたコンテンツに関連ペーパに表示されたコンテンツをトラックバックすることができる。
また、本発明の請求項5に記載の表示装置は、請求項4に記載の発明の効果に加え、関連ペーパに表示されたコンテンツに特定ペーパに表示されたコンテンツをトラックバックすることができる。
また、本発明の請求項6に記載の表示装置は、請求項1から5のいずれかに記載の発明の効果に加え、出力装置も電子ペーパ部を備えるので、その電子ペーパ部にも表示用データを表示させることができ、電子ペーパでない制御部を有する場合に比べて多くのデータが表示できる。
また、本発明の請求項7に記載の表示装置は、請求項1から6のいずれかに記載の発明の効果に加え、電子ペーパが位置検出手段により綴じ部材内における自身の位置をそれぞれ検出し、これらの位置情報が位置情報取得手段により取得される。取得した位置情報により、各電子ペーパと電子ペーパ間の並び順が特定されるので、その特定された並び順により電子ペーパ間で関連づけを行うことができる。
また、本発明の請求項8に記載の表示装置は、請求項7に記載の発明の効果に加え、貫通孔に貫通部を通すだけで電子ペーパを綴じることができる。
また、本発明の請求項9に記載の出力装置は、ネットワークを介してコンテンツ情報を取得し、そこに含まれる表示用データを各電子ペーパに割り当て、表示させる。複数の電子ペーパ間で関連づけを行い、その電子ペーパのコンテンツ情報に含まれる情報追加先に、関連づけられた電子ペーパのコンテンツ情報を送信することにより、表示情報を追加する。従って、表示情報を表示させた電子ペーパ間で関連づけを行うだけで、元のコンテンツに対して情報を追加することができるので、閲覧時に入力手段がなくても元の記事にコメントやリンク等の情報を追加することが簡単にできる。
また、本発明の請求項10に記載の出力装置は、請求項9に記載の発明の効果に加え、複数枚の電子ペーパが、綴じ部材により綴じられており、その綴じ部材に新たな電子ペーパが追加されたときに前後の電子ペーパに対して関連づけを行う。綴じ部材を用いているため、電子ペーパの追加を所望の位置に行うことができるので、その特性を利用して関連づけを非常に簡便に実施することができる。
また、本発明の請求項11に記載の出力装置は、請求項9又は10に記載の発明の効果に加え、コンテンツ情報に追加先アドレス情報が含まれるので、関連づけた電子ペーパの表示用データを特定ペーパの追加先アドレス情報に送信することにより、特定ペーパのコンテンツに対してコメントを追加することができる。
また、本発明の請求項12に記載の出力装置は、請求項9から11のいずれかに記載の発明の効果に加え、コンテンツ情報に所在情報と参照先アドレス情報が含まれるので、特定ペーパに表示されたコンテンツに関連ペーパに表示されたコンテンツをトラックバックすることができる。
また、本発明13の請求項に記載の出力装置は、請求項12に記載の発明の効果に加え、関連ペーパに表示されたコンテンツに特定ペーパに表示されたコンテンツをトラックバックすることができる。
また、本発明の請求項14に記載の出力装置は、請求項9から13のいずれかに記載の発明の効果に加え、電子ペーパ部を備えるので、その電子ペーパ部にも表示用データを表示させることができ、電子ペーパでない制御部を有する場合に比べて多くのデータが表示できる。
以下、本発明の実施の形態である表示装置1について図面を参照して説明する。表示装置1は、複数の電子ペーパを備えたバインダタイプである。まず、図1を参照して、表示装置1の物理的構成について説明する。図1は、表示装置1の外観を模式的に示した外観図である。
図1に示すように、表示装置1は、表示部36(図5参照)を備えた電子ペーパである略長方形のマスタペーパ3と、マスタペーパ3と同様の形状で表示部46を備えたスレーブペーパ4を備えている。そして、マスタペーパ3及び各スレーブペーパ4は、4つの貫通孔61〜64を備え、それぞれの貫通孔を貫通する4つのリング21〜24からなる綴じ部材2により束ねて綴じられている。本実施形態では、スレーブペーパ4が4枚の場合を例にして説明する。以下、マスタペーパ3及びスレーブペーパ4を総称して電子ペーパ5と呼ぶ。
電子ペーパ5には、電源供給用貫通孔61,接地用貫通孔62,通信用貫通孔63,位置検出用貫通孔64の4つの貫通孔が設けられている。以下、これらの貫通孔を総称して貫通孔6という。そして、綴じ部材2は、電源供給用リング21,接地用リング22,通信用リング23,位置検出用リング24の4つのリングで構成されている。電源供給用貫通孔61には電源供給用リング21を挿入し、接地用貫通孔62には接地用リング22を挿入し、通信用貫通孔63には通信用リング23を挿入し、位置検出用貫通孔64には位置検出用リング24を挿入して、電子ペーパ5が綴じられる。また、各リング21〜24はマスターペーパ3に固定されている。そして、スレーブペーパ4の各貫通孔6の周囲には導電性のブラシ(図示外)が貫通孔の中心に向かって設置されており、ブラシと各リングが確実に接触するようになっている。
電源供給用リング21は、マスタペーパ3に備えられているバッテリー54(図5参照)に接続され、スレーブペーパ4へ電源を供給する。また、接地用リング22は、マスタペーパ3に備えられている0Vのアース55(図5参照)に接続され、スレーブペーパ4からの接地に利用される。通信用リング13は、マスタペーパ3に備えられている内部通信部35及びスレーブペーパ4に備えられている内部通信部45を接続し、電子ペーパ5間で情報のやり取りを行うのに使用される。位置検出用リング24は、電子ペーパ5がどのような順で綴じ部材10に綴じられているかを検出するのに利用される。
ここで、図2を参照して、電源供給用リング21について説明する。図2は、電源供給用リング11の断面を示す模式図である。図2に示すように、電源供給用リング11は、その端部1191,1192で切断された開閉式の環であり、可撓性を有している。そして、ユーザは、端部1191,1192を離す、すなわち、開閉部119を開くことにより、リングを撓ませ、開閉部119から電子ペーパ5を着脱させることができる。ここでは、図2に示すように、電源供給用リング11の開閉部119の図2における右側の端部を端部1191、左側の端部を端部1192とする。
電源供給用リング21の内部は絶縁体113であり、その絶縁体113は表面が導体114で覆われている。そして、図2に示すように、電源供給用リング11には凸部112が設けられており、この凸部112は導体114で覆われていない。さらに、端部1191,1192も、導体114で覆われておらず、開閉部119が閉じられている状態において、導体同士が接触することはない。そして、絶縁体113の内部には1本の導線116が埋め込まれている。この導線116の一端は凸部112から外部接続可能となっており、他の一端は導体114の端部1191側の端に設けられた接続点1162で導体114に接続されている。
尚、マスタペーパ3の電源供給用貫通孔61内のマスタペーパ3の端側には、1つの凹部が設けられている。そして、その凹部には、バッテリー54(図5参照)に接続された導線の一端が接続されている。マスタペーパ3の凹部に電源供給用リング21の凸部112が嵌合され、マスタペーパ3に電源供給用リング21が固定される。そして、導線116にはバッテリー54から5Vの電圧が印加され、導線116の接続点1162から導体114に電流が流れる。
また、スレーブペーパ4の電源供給用貫通孔61の内側には、導電性のブラシ(図示外)が設けられており、導体114と接触している。そして、このブラシから取得された電源がスレーブペーパ4を駆動させるための電源とされる。
次に、図3及び図4を参照して位置検出用リング24及び位置検出用リング24による電子ペーパ5の綴じ順序の検出方法について説明する。図3は、位置検出用リング24の断面を示す模式図である。図4は、位置検出用リング24に1枚のマスタペーパ3と4枚のスレーブペーパ4とが綴じられている状態を示す模式図である。
図3に示すように、位置検出用リング24は、その端部1491,1492で切断された開閉式の環であり、可撓性を有している。そして、ユーザは、端部1491,1492を離す、すなわち、開閉部149を開くことにより、リングを撓ませ、開閉部149から電子ペーパ5を着脱させることができる。ここでは、図3に示す、位置検出用リング24の開閉部149の図5における右側の端部を端部1491、左側の端部を端部1492とする。
位置検出用リング24の内部は絶縁体143であり、その絶縁体143は表面がカーボン等の電気抵抗体144で覆われている。そして、図3に示すように、位置検出用リング24には凸部141,142が設けられており、この凸部141,142は電気抵抗体144で覆われていない。さらに、端部1491,1492も、電気抵抗体144で覆われておらず、開閉部149が綴じられている状態において、電気抵抗体同士が接触することはない。
さらに、開閉部149の端部1491には、位置検出用リング24の開閉を検出するスイッチ148が設けられている。このスイッチ148は、感圧センサであり、位置検出用リング24が綴じられているとONを検出し、開放されているとOFFの状態となる。そして、このスイッチ148は、位置検出用リング24の絶縁体143の内部に埋め込まれた導線1481の一端に接続され、導線1481の他端は凸部142から外部に接続可能となっている。
尚、マスタペーパ3の位置検出用貫通孔64の内部には、2つの凹部が設けられており、マスタぺーパ3が位置検出用リング24に固定される。この凹部は、マスタペーパ3の短手方向に平行に向かい合う位置に設けられている。そして、マスタペーパ3の内側の凹部には、バッテリー54(図5参照)に接続された導線の一端及び開閉検出部39(図5参照)に接続された導線の一端が接続されており、外側の凹部には、アース55(図5参照)に接続された導線の一端が接続されている。
そして、位置検出用リング24の凸部141,142にマスタペーパ3の凹部が嵌合され、位置検出用リング24はマスタペーパ3に固定されている。従って、導線146にはバッテリー54から5Vの電圧が印加され、導線146の接続点1462から電気抵抗体144に電流が流れ、導線147の接続点1472から導線147へ、そしてアース65へ電流が流れる。ここで、端部1491,1492は電気抵抗体144で覆われていないので、開閉部149が綴じられている状態で端部1491,1492がショートすることがない。バッテリー54から供給された電力は、電気抵抗体144を流れる間に、電気抵抗体144の抵抗により電圧が下がる。すなわち、位置検出用リング24の端部1491から端部1492へ向かって、電圧が下がっていく。
また、スレーブペーパ4には、電圧計である電圧計測部48が設けられている。そして、位置検出用貫通孔64に設けられたブラシが電圧計測部48の端子として機能し、位置検出用貫通孔64に挿入されている位置検出用リング24に流れている電流の電圧を計測する。そして、電圧計測部48で計測された電圧値は、位置検出部47において、0〜255の値にA/D変換される。位置検出用リング24では、位置検出用リング24の端部1491から端部1492へ向かって電圧が下がるので、スレーブペーパ4の位置検出用リング24内での配置位置により、電圧計測部48で計測される電圧は異なった値となる。そこで、位置検出用リング24の中でそのスレーブペーパ4が0〜255のどの位置にあるかを検出し、電子ペーパ5の綴じ順序を検出することができる。なお、以下、A/D変換した値をA/D変換値と呼ぶこととする。後述する表示コンテンツ管理テーブル(図7参照)においては、このA/D変換値が位置検出用リング24内での電子ペーパ5の位置を示す「環内位置」の値として使用される。
図4に示すように、本実施形態では、マスタペーパ3の固定される凸部141,142が設けられている位置でマスタペーパ3により取得されるA/D変換値は「128」である。そして、端部1491にスレーブペーパ4が存在する場合には、スレーブペーパ4の電圧計測部48において計測された電圧値が位置検出部47においてA/D変換値「255」と検出され、図4における端部1491の右隣にスレーブペーパ4が存在する場合には、A/D変換値は「254」と検出される。また、端部1492にスレーブペーパ4が存在する場合には、A/D変換値は「0」と検出され、図4における端部1492の左隣にスレーブペーパ4が存在する場合には、A/D変換値は「1」と検出される。そして、マスタペーパ3の図4における右隣にスレーブペーパ4が存在する場合にはA/D変換値は「129」と検出され、さらに右隣に存在する場合には「130」と検出される。また、マスタペーパ3の左隣にスレーブペーパ4が存在する場合にはA/D変換値は「127」と検出され、さらに左隣に存在する場合には「126」と検出され、さらに左隣に存在する場合には「125」と検出される。
次に、図5〜図9を参照して、表示装置1の電気的構成について説明する。図5は、表示装置1の構成を示すブロック図である。図6は、マスタペーパ3のRAM33のデータ構造を示す構成図である。図7は、表示コンテンツ管理テーブル記憶領域332に記憶された表示コンテンツ管理テーブルのデータ構造を示す構成図である。図8は、スレーブペーパ4のRAM43のデータ構造を示す構成図である。図9は、スレーブペーパ4のEEPROM44のデータ構造を示す構成図である。
図5に示すように、表示装置1は、マスタペーパ3とスレーブペーパ4とから構成されている。尚、スレーブペーパ4は複数接続可能であるが、電気的構成はどのスレーブペーパ4でも同様であるため、図5においては1枚のスレーブペーパ4のみを記載している。
マスタペーパ3は、マスタペーパ3の全体を制御するCPU31と、プログラム等を記憶したROM32と、データを一時的に記憶するRAM33と、マスタペーパ3の製造番号を記憶したEEPROM34とを備えている。そして、ROM32とRAM33とEEPROM34とはバスを介してCPU31に接続されている。EEPROM34に記憶された製造番号は、それぞれのマスタペーパ3に固有の番号であり、他のマスタペーパ3から一意に識別できるマスタペーパ3の識別情報である。
また、パーソナルコンピュータ等の外部機器と通信するための通信回路を備え、ネットワーク上からコンテンツ情報を取得する通信部30と、表示用データを閲覧可能に表示するための表示部36と、表示用データ又は表示用データの所在情報を記憶するメモリカード38を読み込むためのメモリカードインタフェイス(I/F)137と、通信用リング23に接続してスレーブペーパ4との間でデータ通信を行うための通信回路を備えた内部通信部35と、時間を計測するための計時装置36とも同様にバスを介してCPU31に接続されている。メモリカード38にはパーソナルコンピュータ上のコンテンツ情報管理ソフトウェアによって、表示用データ又は表示用データの所在情報が書き込まれている。尚、通信部30が本発明のコンテンツ情報取得手段に相当する。
さらに、マスタペーパ3には、マスタペーパ3及び綴じ部材2に綴じられているスレーブペーパ4に電源を供給するバッテリー54、表示装置1を安定して動作させるためのアース55が設けられている。バッテリー54は、スレーブペーパ4への電源供給のために、電源供給用リング21に接続しており、アース55は、スレーブペーパ4の動作安定のために接地用リング22に接続している。さらに、位置検出用リング24へ電流を流すために、バッテリー54及びアース55は位置検出用リング24に接続している。
一方、スレーブペーパ4は、スレーブペーパ4の全体を制御するCPU41と、プログラム等を記憶したROM42と、データを一時的に記憶するRAM43と、スレーブペーパ4の製造番号を記憶したEEPROM44とを備えている。そして、ROM42とRAM43とEEPROM44とはバスを介してCPU41に接続されている。EEPROM404に記憶された製造番号は、それぞれのスレーブペーパ4に固有の番号であり、他のスレーブペーパ4から一意に識別できるスレーブペーパ4の識別情報である。また、表示用データを閲覧可能に表示するための表示部46も、CPU41に接続されている。
そして、通信用リング23に接続してマスタペーパ3との間でデータ通信を行うための通信回路を備えた内部通信部45も同様にバスを介してCPU401に接続されている。さらに、位置検出用リング24の電気抵抗体144(図3参照)に接続して、電気抵抗体144の電圧を計測する電圧計測部48が設けられている。そして、スレーブペーパ4がどの位置に配置されているかを検出するために電圧計測部48に接続し、計測された電圧をA/D変換する位置検出部46もCPU52にバスを介して接続されている。尚、位置検出部47が本発明の位置検出手段に相当する。
次に、図6を参照して、マスタペーパ3のRAM33について説明する。図6に示すように、RAM33には、現在表示装置1に綴じられている電子ペーパ5の数を記憶する接続ペーパ数記憶領域331,どの電子ペーパ5にどのコンテンツを表示させるのかを示す表示コンテンツ管理テーブル(後述)を記憶する表示コンテンツ管理テーブル記憶領域332,更新前の表示コンテンツ管理テーブルを記憶する前状態管理テーブル記憶領域333,表示部36に表示する表示用データを格納するためのページデータ展開領域334,メモリカード36へのアクセス時に一時使用領域として使用するメモリカードアクセス用ワークエリア335,一時的に使用するための表示処理ワークエリア336が設けられている。尚、RAM33には、図示外のその他の記憶領域も設けられている。
次に、図7を参照して表示コンテンツ管理テーブル記憶領域332に記憶された表示コンテンツ管理テーブルについて説明する。表示コンテンツ管理テーブルは、綴じられている電子ペーパの順序を示すペーパページ番号3321,各電子ペーパの製造番号であるペーパ番号3322,その電子ペーパの位置情報を0〜255の値で示す環内位置3327,その電子ペーパに表示しているコンテンツの番号3323,表示中のコンテンツのネットワーク上の所在を示すコンテンツアドレス3324,表示中のコンテンツのタイトル3325,表示中のコンテンツのコメント送信先及びトラックバック送信先3326,その電子ペーパが綴じ部材2に接続されているか否かを示す接続状態3328の項目のデータが各電子ペーパ5について格納されている。
次に、図8を参照して、スレーブペーパ4のRAM43について説明する。図8に示すように、RAM43には、位置検出部47の検出結果である位置情報を記憶する接続位置記憶領域431,綴じられている電子ペーパの中で当該スレーブペーパ4が何番目かを示すペーパページ番号を記憶するペーパページ番号記憶領域432,表示部46に表示する表示用データを格納するためのページデータ展開領域433,図示外のその他の記憶領域が設けられている。
次に、図9を参照して、スレーブペーパ4のEEPROM44について説明する。図9に示すように、EEPROM44には、スレーブペーパ4の製造番号を記憶したスレーブペーパ製造番号記憶領域441と、スレーブペーパ4の表示部46に表示されているコンテンツのネットワーク上のアドレスを記憶する表示コンテンツアドレス情報記憶領域442と、表示部46に表示されているコンテンツのコメント送信先アドレスを記憶したコメント送信先アドレス記憶領域443と、表示部46に表示されているコンテンツのトラックバックピングの送信先を記憶したトラックバック送信先アドレス記憶領域444と、表示部46に表示されているコンテンツのタイトルを記憶する表示コンテンツタイトル記憶領域445とが設けられている。スレーブペーパ製造番号記憶領域441に記憶された製造番号は、それぞれのスレーブペーパ4に固有の番号であり、他のスレーブペーパ4から一意に識別できるスレーブペーパ4の識別情報である。
次に、以上の構成を有する表示装置1の動作について、図10〜図16を参照して説明する。まず、図10〜図15を参照して、マスタペーパの動作について説明する。図10は、マスタペーパ3のメイン処理(マスタペーパメイン処理)のフローチャートである。図11は、マスタペーパメイン処理の中で実行されるペーパ情報収集処理のフローチャートである。図12は、マスタペーパメイン処理の中で実行されるデータ表示処理のフローチャートである。図13は、マスタペーパメイン処理の中で実行される更新処理のフローチャートである。図14は、更新処理の中で実行される文書結合処理のフローチャートである。図15は、文書結合処理で用いられる結合テーブルの例を示す模式図である。
図示しない電源ボタンによりマスタペーパ3の電源がONされると、マスタペーパメイン処理が開始される。図10に示すように、マスタペーパメイン処理が開始されると、まず、表示装置1に綴じられているペーパに関する情報であるペーパ情報を収集するペーパ情報収集処理を実行する(S20)。尚、ペーパ情報とは、どのスレーブペーパ4がどこに位置しているかを示す位置情報、そのスレーブペーパ4に表示中のコンテンツに関する情報(タイトル、アドレス、コメント送信先アドレス、トラックバック送信先アドレス)である。
ここで、ペーパ情報収集処理の詳細について、図11を参照して説明する。ペーパ情報収集処理では、0〜255の位置にあるスレーブペーパ4に順に製造番号を問い合わせ、どのスレーブペーパ4がどこに位置しているかの対応関係を表示コンテンツ管理テーブルに記憶させる。また、スレーブペーパ4に、表示されているコンテンツのネットワーク上のアドレス、コンテンツのタイトル、コメント送信先、トラックバック送信先を順に問い合わせ、表示コンテンツ管理テーブルに記憶させる。
図11に示すように、まず走査位置に0をセットして初期化する。そして、マスタペーパ3自身は表示装置1内に綴じられていることから、まずマスタペーパ3についてのペーパ情報を記憶する。すなわち、接続ペーパ数記憶領域331に接続ペーパ数を1と記憶し、マスタペーパ3の製造番号と位置情報を表示コンテンツ管理テーブルに記憶する(S21)。
次に、0の走査位置から順にスレーブペーパ4に対して製造番号を問い合わせる処理を行う。問い合わせた走査位置にスレーブペーパ4が存在しない場合には応答が返ってこないので、その場合にはタイムアウト処理を行う。そこで、まず応答待ちのためのタイマをセットする(S22)。次に、対象とする走査位置にある可能性のあるスレーブペーパ4に対して製造番号を問い合わせる(S23)。尚、本実施形態では、マスタペーパ3とスレーブペーパ4間のデータ送信は、(宛先タイプ,宛先位置,宛先製造番号,コマンド,データ)のような形式を用いて行っている。ここでは、例えば、0の走査位置に対して製造番号を問い合わせるコマンド(S(スレーブペーパ),0,*,REQID)を送信する。
次に、このコマンド送信に対してスレーブペーパ4から応答が得られたか否かを判断する(S24)。応答があった場合には(S24:YES)、応答にあったスレーブペーパ4の製造番号を表示コンテンツ管理テーブルのペーパ番号3322に、今回対象としている走査位置を環内位置3324に記憶する(S25)。
次に、応答のあったスレーブペーパ4の製造番号に対して、表示中のコンテンツのアドレスを問い合わせるコマンドを送信する。ここでは、例えば、(S,*,応答製造番号,REQRADR)のようなコマンドが送信される。後述のように、スレーブペーパ4は、このコマンドを受信したら、EEPROM44の表示コンテンツアドレス記憶領域442から表示中のコンテンツのアドレスを取り出し、送信してくる(図16、S317参照)。そこで、この応答を待って、得られたアドレスを表示コンテンツ管理テーブルに記録する(S26)。
続いて、応答のあったスレーブペーパ4の製造番号に対して、表示中のコンテンツのタイトルを問い合わせるコマンドを送信する。ここでは、例えば、(S,*,応答製造番号,REQRTITLE)のようなコマンドが送信される。後述のように、スレーブペーパ4は、このコマンドを受信したら、EEPROM44の表示コンテンツタイトル記憶領域445から表示中のコンテンツのタイトルを取り出し、送信してくる(図16、S328参照)。そこで、この応答を待って、得られたタイトルを表示コンテンツ管理テーブルに記録する(S27)。
次に、応答のあったスレーブペーパ4の製造番号に対して、表示中のコンテンツのコメント送信先を問い合わせるコマンドを送信する。ここでは、例えば、(S,*,応答製造番号,REQRCOM)のようなコマンドが送信される。後述のように、スレーブペーパ4は、このコマンドを受信したら、EEPROM44のコメント送信先アドレス記憶領域443から表示中のコンテンツのコメント送信先アドレスを取り出し、送信してくる(図16、S330参照)。そこで、この応答を待って、得られたコメント送信先を表示コンテンツ管理テーブルに記録する(S28)。
続いて、応答のあったスレーブペーパ4の製造番号に対して、表示中のコンテンツのトラックバック送信先を問い合わせるコマンドを送信する。ここでは、例えば、(S,*,応答製造番号,REQRTB)のようなコマンドが送信される。後述のように、スレーブペーパ4は、このコマンドを受信したら、EEPROM44のトラックバック送信先アドレス記憶領域444から表示中のコンテンツのトラックバック送信先アドレスを取り出し、送信してくる(図16、S332参照)。そこで、この応答を待って、得られたトラックバック送信先を表示コンテンツ管理テーブルに記録する(S29)。
以上の処理により、対象走査位置のスレーブペーパ4についての関連情報が全て取得され、表示コンテンツ管理テーブルに記録されたことになる。そして、綴じられている電子ペーパの数(接続ペーパ数)に1を加算する(S30)。
一方、走査位置から応答がない場合は(S24:NO)、所定時間経過してタイムアウトになるまで(S31:NO)、S24に戻って処理を繰り返し、タイムアウトになったら(S31:YES)、次の走査位置の処理に進む(S32)。
対象走査位置の処理が終了したら(S30又はS31:YES)、次の走査位置を対象とするために走査位置に1を加算する(S32)。そして、走査位置255まで処理が終了するまで(S33:NO)、S24〜S32を繰り返す。全ての走査位置について処理が終了したら(S33:YES)、表示コンテンツ管理テーブルのレコードを環内位置3324をキーにして並び替える(S34)。以上で表示装置1内の全ての電子ペーパの位置、製造番号、表示中コンテンツに関する情報が収集できたので、ペーパ情報収集処理を終了してマスタペーパメイン処理に戻る。
次に、図10に戻ってマスタペーパメイン処理の説明を継続する。ペーパ情報収集処理が終了したので(S20)、次に、マスタペーパ3の次に位置するスレーブペーパ4から順にコンテンツ番号を割り当てる(S40)。本実施形態では、マスタペーパ3には目次ページ常を表示して、ユーザにコンテンツが選択可能となるようにし、マスタペーパ3の次に位置しているペーパからコンテンツを順に表示するようにしている。尚、マスタペーパ3に必ずしも目次を表示する必要はなく、コンテンツを表示するようにしてもよい。
次に、割り当てたコンテンツのページを各電子ペーパ5に表示させるデータ表示処理を実行する(S50)。ここで、図12を参照して、データ表示処理について説明する。まず、書換えページ番号に1を設定して処理を開始する(S51)。次に、書換ページ番号に1を加算する(S52)。そして、書換ページ番号が接続ペーパ数以上になっているか否かを判断する(S53)。書換えページ番号が接続ペーパ数に達するまでの間(S53:NO)、以下の処理を繰り返し実行する。
まず、書換ページ番号のスレーブペーパ4の接続状態を表示コンテンツ管理テーブルから取得し、接続されているか否かを判断する(S54)。接続されていなければ(S54:NO)、S52に戻って次のペーパの処理を実行する。
接続されている場合には(S54:YES)、その書換ページ番号のスレーブペーパ4に表示すべきコンテンツについての情報をネットワーク上から取得する(S55)。すなわち、当該表示コンテンツのアドレスをメモリカード38から読み出し、通信部30を介してネットワークに接続する。そして、ネットワーク上に置かれているコンテンツのデータ、タイトル、コメント送信先アドレス、トラックバック送信先アドレスを取得して表示コンテンツ管理テーブルに記録する。さらに、取得したコンテンツのデータを表示用データに展開し、ページデータ展開領域334に格納する。
次に、書換ページ番号のスレーブペーパ4に対して、ページ展開領域の334に格納されている表示用データを送信し、そのペーパの表示部46に表示するように要求する(S56)。ここでは、(S、*、書換ページ番号のペーパの製造番号,REQWRITE,ページデータ展開領域の表示用データ)のようなコマンドが送信される。
続いて、書換ページ番号のスレーブペーパ4に対して、S55で取得した表示コンテンツのアドレスを送信し、そのペーパの表示コンテンツアドレス記憶領域442に記憶するように要求する(S57)。ここでは、(S,*,書換ページ番号のペーパの製造番号,REQWADR,コンテンツアドレス)のようなコマンドが送信される。
次に、書換ページ番号のスレーブペーパ4に対して、S55で取得した表示コンテンツのタイトルを送信し、そのペーパの表示コンテンツタイトル記憶領域445に記憶するように要求する(S58)。ここでは、(S,*,書換ページ番号のペーパの製造番号,REQWTITLE,コンテンツタイトル)のようなコマンドが送信される。
続いて、書換ページ番号のスレーブペーパ4に対して、S55で取得した表示コンテンツのコメント送信先アドレスを送信し、そのペーパのコメント送信先アドレス記憶領域443に記憶するように要求する(S59)。ここでは、(S,*,書換ページ番号のペーパの製造番号,REQWCOM,コメント送信先アドレス)のようなコマンドが送信される。
次に、書換ページ番号のスレーブペーパ4に対して、S55で取得した表示コンテンツのトラックバック送信先アドレスを送信し、そのペーパのトラックバック送信先アドレス記憶領域444に記憶するように要求する(S60)。ここでは、(S,*,書換ページ番号のペーパの製造番号,REQWTB,トラックバック送信先アドレス)のようなコマンドが送信される。
以上のS55〜S60の処理により、書換ページ番号に対応するスレーブペーパ4に表示されるコンテンツがネットワークから取得され、関連情報とともに当該スレーブペーパ4に送信されて、表示用データが表示部46に表示される。そこで、次のペーパについて同様に処理するためにS52に戻り、書換ページ番号に1を加算する。そして、書換ページ番号が接続ペーパ数に達したら(S53:YES)、データ表示処理を終了してメイン処理(図10)に戻る。
図10に戻りマスタペーパメイン処理の説明を継続する。以上の表示処理により、スレーブペーパ4のそれぞれにコンテンツが表示されたので(S50)、次に、マスタペーパに目次を表示し、各スレーブペーパ4に表示されているコンテンツの表示日時を更新する(S70)。
そして、綴じ部材2が開閉されたか否かを判断する(S80)。綴じ部材2の開閉は、位置検出リング24に設けられたスイッチ148(図3参照)により検出される。綴じ部材2が開閉されていない場合には(S80:NO)、そのまま待機する。
綴じ部材2が開閉されていれば(S80:YES)、電子ペーパ5の追加や取り外しが行われている可能性があるので、表示コンテンツ管理テーブルを前状態管理テーブルとして前状態管理テーブル記憶エリア333にコピーしてから(S90)、再度ペーパ情報収集処理を実行し(S100,図11)、各スレーブペーパ4のEEPROM44に記憶されている表示中コンテンツに関する情報(コンテンツのアドレス、コメント送信先、トラックバック送信先)を収集する。そして、取得した表示中コンテンツ情報に基づいて、目次やコンテンツのリンク、表示内容の更新処理を実行する(S110)。そして、S80に戻る。電源がOFFされるまでは、S80〜S110を繰り返し実行する。
ここで、綴じ部材2が開閉されたときに実行される更新処理について図13を参照して説明する。更新処理が開始されると、まず、前状態管理テーブル記憶エリア333に記憶されている前状態管理テーブルと、表示コンテンツ管理テーブルとを比較する(S111)。そして、比較の結果、増えたページがあるか否かを判断する(S112)。
増えたページがある場合には(S112:YES)、その増えたページのコンテンツアドレス欄3324に情報が記憶されているかどうかを判断する(S113)。ペーパ情報収集処理において、各ペーパからコンテンツアドレスが収集されているので(図11,S26)、アドレスの存在するコンテンツを表示しているスレーブペーパ4であれば、コンテンツアドレス欄3324に情報が記憶されているはずである。
コンテンツアドレスが記憶されていれば(S113:YES)、増えたペーパとその直前に位置するペーパを関連づける文書結合処理を実行し(S114)、マスタペーパメイン処理に戻る。文書結合処理については、図14を参照して後述する。
増えたページのコンテンツアドレスが記憶されていない場合には(S113:NO)、その増えたページはまだコンテンツが表示されていない空のペーパであるから、メモリカード36内の表示日時が設定されていないコンテンツ(未表示のコンテンツ)のコンテンツ番号を割り当てる(S115)。そして、増えたページに対し、割り当てたコンテンツのアドレス、タイトル、表示データを順に送信する(S116)。送信の方法は、データ表示処理におけるものと同様である(図12,S56〜S60)。そして、マスタペーパメイン処理に戻る。
S111における比較の結果、増えたページがなかった場合には(S112:NO)、次に、減ったページがあるか否かを判断する(S117)。減ったページがある場合には(S117:YES)、表示コンテンツ管理テーブルに、該当ページの接続状態を「切断」として登録する(S118)。そして、マスタペーパメイン処理に戻る。また、減ったページもなかった場合には(S117:NO)、そのままマスタペーパメイン処理に戻る。
次に、図14及び図15を参照して、更新処理の中で、増えたページがあった場合(図13,S113:YES)に実行される文書結合処理について説明する。図14に示すように、まず、図15のような結合テーブルを作成する(S1141)。結合テーブルは、図15に示すように、増えたペーパ群と、増えたペーパ群のすぐ上に位置するペーパについてのインデックスとコンテンツアドレスの項目から構成されている。これは、表示コンテンツ管理テーブルから、増えたペーパを検索し、増えたペーパの上に位置するペーパをインデックス1とし、増えたペーパがインデックス2以降になるように並べて作成する。
本実施形態では、増えたペーパのすぐ上にあるペーパ(特定ペーパ)に増えたペーパ(関連ペーパ)からコメントやトラックバックを送信することとしている。そして、結合テーブルのインデックス1のペーパから順に処理を実行する。そこで、処理の対象とされる特定ペーパである「対象ペーパ」に「1」を設定し、これに関連付けられるペーパである「走査ペーパ」に「2」を設定する(S1142)。これによって、以下、インデックス「1」のペーパとインデックス「2」のペーパについての処理が実行される。
次に、対象ペーパの値が結合テーブルのインデックス数以上か否かを判断する(S1143)。対象ペーパは、1から開始され、処理が終了される毎に加算されるので、インデックス数以上であれば、結合テーブルの全てのペーパについて処理が完了したことになる。
対象ペーパの値が結合テーブルのインデックス数未満である場合には(S1143:NO)、次に、走査ペーパの値がインデックス数を超えたか否かを判断する(S1144)。走査ペーパは、2から開始され、処理が終了される毎に加算されるので、インデックス数を超えていれば、結合テーブルの全てのペーパについて処理が完了したことになる。
走査ペーパの値が結合テーブルのインデックス数以下である場合には(S1144:NO)、次に、対象ペーパのコメント送信先又はトラックバック送信先が表示コンテンツ管理テーブルに登録されているか否かを判断する(S1145)。対象ペーパがコメント送信先もトラックバック送信先も持っていなければ、対象ペーパのコンテンツに対してコメントを送信したりトラックバックを貼ったりすることができないので、対象ペーパと走査ペーパをそれぞれ1ずつインクリメントして(S1162)、S1143に戻り、次の対象ペーパの処理を行う。
対象ペーパにコメント送信先又はトラックバック送信先がある場合には(S1146)、次に、表示コンテンツ管理テーブルに登録されている、走査ペーパ及び対象ペーパのコンテンツ情報、すなわち、コンテンツアドレス、コメント送信先アドレス、トラックバック送信先アドレスを取得する(S1146)。次に、表示コンテンツ管理テーブルに登録されている走査ペーパのコンテンツアドレスから、走査ペーパに表示されているコンテンツが画像か否かを判断する(S1147)。尚、コンテンツが画像か否かの判断は、アドレスの末尾に画像ファイルの拡張子が記載されているか否かにより判断する。
走査ペーパのコンテンツが画像の場合には(S1147:YES)、次に、S1146で取得したコンテンツ情報に、対象ペーパのトラックバック送信先が含まれているか否かを判断する(S1148)。
対象ペーパのトラックバック送信先が存在すれば(S1148:YES)、S1146で取得した対象ペーパのトラックバック送信先アドレスに、走査ペーパのコンテンツアドレスと画像の表示方向を送信する(S1149)。対象ペーパのトラックバック送信先が存在しない場合は(S1148:NO)、コメント送信先は存在するはずなので、S1146で取得したコメント送信先アドレスに、走査ペーパのコンテンツアドレスと画像の表示方向を送信する(S1150)。このように、走査ペーパに表示されているコンテンツが画像の場合、表示方向を指定する必要があり、また、コンテンツ情報に表示方向が含まれているので、あらかじめ画像かどうかをチェックして別処理としている。
走査ペーパのコンテンツが画像でない場合には(S1147:NO)、次に、S1146で取得したコンテンツ情報に、走査ペーパのトラックバック送信先が含まれているか否かを判断する(S1151)。走査ペーパのトラックバック送信先が存在すれば(S1151:YES)、S1146で取得した走査ペーパのトラックバック送信先アドレスに、対象ペーパのコンテンツアドレスを送信する(S1152)。この処理により、対象ペーパが表示しているコンテンツアドレスから走査ペーパが表示しているコンテンツにトラックバックが作成される。この処理の結果、走査ペーパが表示しているコンテンツを、パーソナルコンピュータ等で動作するWebブラウザで閲覧すると、走査ペーパが表示しているコンテンツから、対象ペーパが表示しているコンテンツへのトラックバックが作成されていることが確認できる。この状態で上記Webブラウザにて対象ペーパが表示しているコンテンツへのトラックバックをクリックすれば、対象ペーパが閲覧できることになる。
次に、S1146で取得したコンテンツ情報に、対象ペーパのトラックバック送信先が含まれているか否かを判断する(S1153)。対象ペーパのトラックバック送信先が存在すれば(S1148:YES)、S1146で取得した対象ペーパのトラックバック送信先アドレスに、走査ペーパのコンテンツアドレスを送信する(S1154)。この処理によって、走査ペーパから対象ペーパにトラックバックが作成され、この2つのペーパのコンテンツには相互にトラックバックが作成されたことになる。
対象ペーパのトラックバック送信先が存在しない場合は(S1153:NO)、コメント送信先は存在するはずなので、S1146で取得したコメント送信先アドレスに、走査ペーパのコンテンツアドレスを送信する(S1154)。この処理の結果、対象ペーパが表示しているコンテンツをパーソナルコンピュータ等で動作するWebブラウザで閲覧すると、対象ペーパが表示しているコンテンツのコメントとして走査ペーパの内容が表示されていることが確認できる。
一方、走査ペーパのトラックバック送信先が存在しない場合は(S1151:NO)、次に、S1146で取得したコンテンツ情報に、走査ペーパのコメント送信先が含まれているか否かを判断する(S1156)。走査ペーパのコメント送信先が存在すれば(S1156:YES)、S1146で取得したコメント送信先アドレスに、対象ペーパのコンテンツ内容を送信する(S1157)。この処理の結果、走査ペーパが表示しているコンテンツをパーソナルコンピュータ等で動作するWebブラウザで閲覧すると、走査ペーパが表示しているコンテンツのコメントとして対象ペーパの内容が表示されていることが確認できる。
その後、又は、走査ペーパのコメント送信先が存在しなければ(S1156:NO)、次に、S1146で取得したコンテンツ情報に、対象ペーパのトラックバック送信先が含まれているか否かを判断する(S1158)。対象ペーパのトラックバック送信先が存在すれば(S1158:YES)、S1146で取得した対象ペーパのトラックバック送信先アドレスに、走査ペーパのコンテンツアドレスを送信する(S1154)。対象ペーパのトラックバック送信先が存在しない場合は(S1153:NO)、コメント送信先は存在するはずなので、S1146で取得したコメント送信先アドレスに、走査ペーパのコンテンツ内容を送信する(S1160)。
以上のS1149,S1150,S1154,S1155,S1159,S1160の処理の後、走査ペーパを1インクリメントする(S1161)。そして、S1144に戻る。例えば、図15の状態の結合テーブルでは、1巡目の処理で、対象ペーパが1、走査ペーパが2であり両方のペーパにトラックバック送信先があれば、以上の処理で相互にトラックバックが作成されている(S1145〜S1160)。次の巡目の処理は、対象ペーパが「1」で走査ペーパが「3」となるから、「1」のペーパと「3」のペーパ間の処理となる(S1145〜S1160)。この処理が終了すると、走査ペーパがまた1インクリメントされて「4」となり(S1161)、S1144に戻る。ここで、インクリメントされた走査ペーパの値「4」は、インデックス数「3」よりも多いので(S1144:YES)、対象ペーパを1インクリメントして「2」とし、走査ペーパを対象ペーパに1加算した値の「3」とする(S1162)。そして、S1143に戻る。
対象ペーパの値「2」はまだインデックス数「3」以上ではないので(S1143:NO)、次の巡目では、「2」と「3」のペーパについてトラックバックが作成されたり、コメント送信の処理が実行される(S1145〜S1160)。「2」と「3」のペーパについての処理が終了すると、走査ペーパの値がインクリメントされて(S1161)、「4」となる。そして、S1144に戻る。インクリメントされた走査ペーパの値「4」は、インデックス数「3」よりも多いので(S1144:YES)、対象ペーパを1インクリメントして「3」とし、走査ペーパを対象ペーパに1加算した値の「4」とする(S1162)。そして、S1143に戻る。
ここで、対象ペーパの値は「3」となっており、インデックス数「3」と等しくなり(S1143:YES)、結合テーブルにある全てのペーパについて相互にリンクが作成されたので、結合テーブル中のペーパの表示内容を更新し(S1163)、図13の更新処理に戻り、さらに図10のマスタペーパメイン処理に戻る。
次に、図16を参照して、スレーブペーパ4で実行される処理について説明する。図16は、スレーブペーパメイン処理のフローチャートである。まず、位置検出部47の出力値を取得して、自身の接続位置を更新し、接続位置記憶領域431に記憶する(S301)。次に、マスタペーパ3からのコマンド受信を待つ(S302)。
そして、受信したコマンドに含まれる宛先位置が、自身の接続位置(接続位置記憶領域431に記憶されている位置)であるか否かを判断する。宛先位置が接続位置である場合には(S303:YES)、受信したコマンドが、製造番号の問い合わせであるか否かを判断する(S304)。製造番号の問い合わせコマンド(REQID)である場合には(S304:YES)、EEPROM44に記憶されているスレーブペーパ4自身の製造番号をマスタペーパ3に応答する(S305)。本実施形態では、この応答送信は(M,*,*,SENDID,製造番号)となる。製造番号の問い合わせコマンドでない場合は(S304:NO)、そのままS301に戻る。
宛先位置が接続位置でない場合には(S303:NO)、次に、宛先となっている製造番号が自身の製造番号か否かを判断する(S306)。宛先製造番号が自身の製造番号でない場合には(S306:NO)、そのままS301に戻る。
宛先製造番号が自身の製造番号である場合には(S306:YES)、受信したコマンドが表示画像の書き込みの指示であるか否かを判断する(S307)。表示画像の書き込み指示コマンド(REQWRITE)である場合には(S307:YES)、コマンドとともに受信した表示用データをページデータ展開領域433に書き込み(S308)、続いて、展開した表示用データを表示部46に表示させて(S309)、表示を完了した旨をマスタペーパ3に応答する(S310)。本実施形態では、この応答送信は(M(マスタペーパ),*,*,SENDDONE,NULL)となる。そして、S301に戻る。
表示画像の書き込み指示コマンド(REQWRITE)でなかった場合には(S307:NO)、次に、受信したコマンドが位置情報の問い合わせであるか否かを判断する(S311)。位置情報の問い合わせコマンド(REQPOS)である場合には(S311:YES)、接続位置記憶領域431に記憶されている位置情報を取り出して、マスタペーパ3に応答する(S312)。本実施形態では、この応答送信は(M,*,*,SENDPOS,接続位置)となる。
位置情報の問い合わせコマンド(REQPOS)でなかった場合には(S311:NO)、次に、受信したコマンドがコンテンツアドレスの書き込み指示であるか否かを判断する(S313)。コンテンツアドレスの書き込み指示コマンド(REQWADR)である場合には(S307:YES)、コマンドとともに受信したコンテンツアドレスをEEPROM44内の表示コンテンツアドレス記憶領域442に書き込み(S314)、完了した旨をマスタペーパ3に応答する(S315)。本実施形態では、この応答送信は(M,*,*,SENDDONE,NULL)となる。そして、S301に戻る。
コンテンツアドレスの書き込み指示(REQWADR)でなかった場合には(S313:NO)、次に、受信したコマンドがコンテンツアドレスの問い合わせであるか否かを判断する(S316)。コンテンツアドレスの問い合わせコマンド(REQRADR)である場合には(S316:YES)、表示コンテンツアドレス記憶領域442に記憶されているコンテンツアドレスを取り出して、マスタペーパ3に応答する(S317)。本実施形態では、この応答送信は(M,*,*,SENDADR,コンテンツアドレス)となる。
コンテンツアドレスの問い合わせコマンド(REQRADR)でなかった場合には(S316:NO)、次に、受信したコマンドがコンテンツタイトルの書き込み指示であるか否かを判断する(S318)。コンテンツタイトルの書き込み指示マンド(REQWTITLE)である場合には(S318:YES)、コマンドとともに受信したコンテンツアドレスをEEPROM44内の表示コンテンツタイトル記憶領域445に書き込み(S319)、完了した旨をマスタペーパ3に応答する(S320)。本実施形態では、この応答送信は(M,*,*,SENDDONE,NULL)となる。そして、S301に戻る。
コンテンツタイトルの書き込み指示マンド(REQWTITLE)でなかった場合には(S318:NO)、次に、受信したコマンドがコメント送信先の書き込み指示であるか否かを判断する(S321)。コメント送信先の書き込み指示コマンド(REQWCOM)である場合には(S321:YES)、コマンドとともに受信したコメント送信先アドレスをEEPROM44内のコメント送信先アドレス記憶領域443に書き込み(S322)、完了した旨をマスタペーパ3に応答する(S323)。本実施形態では、この応答送信は(M,*,*,SENDDONE,NULL)となる。そして、S301に戻る。
コメント送信先の書き込み指示コマンド(REQWCOM)でなかった場合には(S321:NO)、次に、受信したコマンドがトラックバック送信先の書き込み指示であるか否かを判断する(S324)。トラックバック送信先の書き込み指示コマンド(REQWTB)である場合には(S324:YES)、コマンドとともに受信したトラックバック送信先アドレスをEEPROM44内のトラックバック送信先アドレス記憶領域444に書き込み(S325)、完了した旨をマスタペーパ3に応答する(S326)。本実施形態では、この応答送信は(M,*,*,SENDDONE,NULL)となる。そして、S301に戻る。
トラックバック送信先の書き込み指示コマンド(REQWTB)でなかった場合には(S324:NO)、次に、受信したコマンドが表示コンテンツのタイトルの問い合わせであるか否かを判断する(S327)。コンテンツタイトルの問い合わせコマンド(REQRTITLE)である場合には(S327:YES)、表示コンテンツタイトル記憶領域445に記憶されているコンテンツタイトルを取り出して、マスタペーパ3に応答する(S328)。本実施形態では、この応答送信は(M,*,*,SENDADR,コンテンツタイトル)となる。
コンテンツタイトルの問い合わせコマンド(REQRTITLE)でなかった場合には(S327:NO)、次に、受信したコマンドがコメント送信先の問い合わせであるか否かを判断する(S329)。コメント送信先の問い合わせコマンド(REQRCOM)である場合には(S329:YES)、コメント送信先アドレス記憶領域443に記憶されているコメント送信先アドレスを取り出して、マスタペーパ3に応答する(S330)。本実施形態では、この応答送信は(M,*,*,SENDADR,コメント送信先アドレス)となる。
コメント送信先の問い合わせコマンド(REQRCOM)でなかった場合には(S329:NO)、次に、受信したコマンドがトラックバック送信先の問い合わせであるか否かを判断する(S331)。トラックバック送信先の問い合わせコマンド(REQRTB)である場合には(S331:YES)、トラックバック送信先アドレス記憶領域444に記憶されているトラックバック送信先アドレスを取り出して、マスタペーパ3に応答する(S332)。本実施形態では、この応答送信は(M,*,*,SENDADR,トラックバック送信先アドレス)となる。トラックバック送信先の問い合わせコマンド(REQRTB)ででなかった場合には(S331:NO)、そのままS301に戻る。
以上のように、スレーブペーパ4では、接続位置を更新しつつ、マスタペーパ3からのコマンド受信を待ち、受信したコマンドに従って表示部46への表示内容を更新したり、EEPROM44へ情報を格納したり、情報をマスタペーパ3に送信したりする。
以上説明したように、本実施形態の表示装置1では、リング状の綴じ部材2により綴じられた複数の電子ペーパ5(マスタペーパ3/スレーブペーパ4)が着脱可能になっている。綴じ部材2が開閉されたときには、各スレーブペーパ4から位置情報、製造番号、表示しているコンテンツの情報を収集し、電子ペーパ5の順序を算出する。綴じ部材2が開閉される前の状態と比較した結果、新しいスレーブペーパ4が挿入されたことが判明すると、その新しいペーパに表示されているコンテンツにアドレス情報があるかどうかをチェックする。アドレス情報のあるコンテンツを表示しているペーパが挿入されていた場合は、その表示中コンテンツを、表示装置1に元々綴じられていたペーパに表示されているコンテンツに対してトラックバックやコメント送信としたいと判断する。そのため、挿入位置の直前にある既存ペーパのコンテンツに対して、挿入ペーパの内容をコメント送信したり、相互にトラックバックを作成したりする。このように処理を行うことで、表示装置1に、コンテンツを表示させているスレーブペーパ4を挿入するだけで、入力を行うことなく、元のコンテンツに対してコメントやトラックバックを作成することができる。
尚、上記実施形態において、図10S40でコンテンツの割り当てを実行するCPU10が本発明の割当手段に相当する。また、図10のS50及び図12でデータ表示処理を実行するCPU10が本発明の表示制御手段に相当する。また、図13のS114及び図12で結合処理を実行するCPU10が本発明の関連付手段及び追加先決定手段に相当する。また、図14のS1149,1150,1152,1154,1155,1157,1159,1160でコメント送信先やトラックバック送信先に送信するCPU10が本発明の追加情報送信手段に相当する。また、図11のS23及びS25でスレーブペーパ4から位置情報を取得して記録するCPU10が本発明の位置情報取得手段に相当する。また、図11のS34で表示コンテンツ管理テーブルの並び替えを実行するCPU10が本発明の順序算出手段に相当する。
表示装置1の外観を模式的に示した外観図である。 電源供給用リング11の断面を示す模式図である。 位置検出用リング24の断面を示す模式図である。 位置検出用リング24に1枚のマスタペーパ3と4枚のスレーブペーパ4とが綴じられている状態を示す模式図である。 表示装置1の構成を示すブロック図である。 マスタペーパ3のRAM33のデータ構造を示す構成図である。 表示コンテンツ管理テーブル記憶領域332に記憶された表示コンテンツ管理テーブルのデータ構造を示す構成図である。 スレーブペーパ4のRAM43のデータ構造を示す構成図である。 スレーブペーパ4のEEPROM44のデータ構造を示す構成図である。 マスタペーパ3のメイン処理(マスタペーパメイン処理)のフローチャートである。 マスタペーパメイン処理の中で実行されるペーパ情報収集処理のフローチャートである。 マスタペーパメイン処理の中で実行されるデータ表示処理のフローチャートである。 マスタペーパメイン処理の中で実行される更新処理のフローチャートである。 更新処理の中で実行される文書結合処理のフローチャートである。 文書結合処理で用いられる結合テーブルの例を示す模式図である。 スレーブペーパメイン処理のフローチャートである。
符号の説明
1 表示装置
2 綴じ部材
21 電源供給リング
22 接地リング
23 通信用リング
24 位置検出リング
3 マスタペーパ
4 スレーブペーパ
5 電子ペーパ
6 貫通孔
61 電源供給用貫通孔
62 設置用貫通孔
63 通信用貫通孔
64 位置検出用貫通孔
30 通信部
31 CPU
33 RAM
331 接続ペーパ数記憶領域
332 表示コンテンツ管理テーブル記憶領域
333 前状態管理テーブル記憶エリア
334 ページデータ展開領域
34 EEPROM
35 内部通信部
36 メモリカード
36 表示部
38 メモリカード
39 開閉検出部
41 CPU
43 RAM
431 接続位置記憶領域
432 ペーパページ番号記憶領域
433 ページデータ展開領域
44 EEPROM
441 スレーブペーパ製造番号記憶領域
442 表示コンテンツアドレス記憶領域
443 コメント送信先アドレス記憶領域
444 トラックバック送信先アドレス記憶領域
445 表示コンテンツタイトル記憶領域
45 内部通信部
46 表示部
47 位置検出部

Claims (14)

  1. 画像または文書のページ単位のデータである表示用データを出力する表示面を備えた複数枚の電子ペーパを備え、ネットワークを介して外部機器と接続する表示装置であって、
    前記電子ペーパに表示させるコンテンツに関する情報であり、少なくとも当該コンテンツの表示用データを含むコンテンツ情報を前記ネットワークを介して取得するコンテンツ情報取得手段と、
    前記コンテンツ情報取得手段により取得された前記コンテンツ情報を前記電子ペーパに割り当てる割当手段と、
    前記割当手段により割り当てられた各電子ペーパに対応する前記コンテンツ情報に含まれる表示用データを各電子ペーパに表示させる表示制御手段と、
    前記複数枚の電子ペーパのうちの1枚である特定ペーパに他の電子ペーパを関連付ける関連付手段と、
    前記関連付手段により前記特定ペーパに関連付けられた関連ペーパに表示されている表示情報を前記特定ペーパに表示されている表示内容に追加するための情報追加先を、前記割当手段により各電子ペーパに割り当てられているコンテンツ情報に基づき決定する情報追加先決定手段と、
    前記情報追加先決定手段により決定された情報追加先に、前記関連ペーパに割り当てられているコンテンツ情報を送信する追加情報送信手段とを備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記複数枚の電子ペーパは、綴じ部材により綴じられており、
    前記関連付手段は、新たな電子ペーパが前記綴じ部材に追加された場合に、当該追加された電子ペーパである追加ペーパの前又は後に位置する電子ペーパを前記特定ペーパとし、当該追加ペーパを前記関連ペーパとして関連付けを行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記コンテンツ情報は、当該コンテンツに追加する情報の送信先である追加先アドレス情報を含み、
    前記情報追加先決定手段は、前記特定ペーパの前記追加先アドレス情報を前記情報追加先として決定し、
    前記追加情報送信手段は、前記関連ペーパの表示用データを前記追加先アドレス情報に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記コンテンツ情報は、当該コンテンツのネットワーク上の所在を示す所在情報と、当該コンテンツに情報の参照先を追加するための参照先アドレス情報を含み、
    前記情報追加先決定手段は、前記特定ペーパの前記参照先アドレス情報を前記情報追加先として決定し、
    前記追加情報送信手段は、前記関連ペーパの前記所在情報を前記参照先アドレス情報に送信することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記特定ペーパの前記所在情報を前記関連ペーパの前記参照先アドレス情報に送信する参照情報送信手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記出力装置は、画像を出力する表示面を備えた電子ペーパ部を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 前記電子ペーパは、
    当該電子ペーパの前記綴じ部材内における位置を示す情報である位置情報を検出する位置検出手段を備え、
    前記出力装置は、
    前記位置検出手段により検出された位置情報を、前記電子ペーパから取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、当該表示装置に綴じられている各電子ペーパの綴じ順序を算出する順序算出手段とを備え、
    前記関連付手段は、前記順序算出手段により算出された綴じ順序に基づき関連づけを行うことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 前記電子ペーパは、貫通孔を備え、
    前記綴じ部材は、前記貫通孔を貫通する貫通部を備え、
    前記電子ペーパの前記位置検出手段は、前記貫通部のいずれの位置と接触しているのかを検出することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 表示面を備えた複数枚の電子ペーパに表示する表示用データの出力を制御する出力装置であって、
    前記電子ペーパに表示させるコンテンツに関する情報であり、少なくとも当該コンテンツの表示用データを含むコンテンツ情報を前記ネットワークを介して取得するコンテンツ情報取得手段と、
    前記コンテンツ情報取得手段により取得された前記コンテンツ情報を前記電子ペーパに割り当てる割当手段と、
    前記割当手段により割り当てられた各電子ペーパに対応する前記コンテンツ情報に含まれる表示用データを各電子ペーパに表示させる表示制御手段と、
    前記複数枚の電子ペーパのうちの1枚である特定ペーパに他の電子ペーパを関連付ける関連付手段と、
    前記関連付手段により前記特定ペーパに関連付けられた関連ペーパに表示されている表示内容を前記特定ペーパに表示されている表示内容に追加するための情報追加先を、前記割当手段により各電子ペーパに割り当てられているコンテンツ情報に基づき決定する情報追加先決定手段と、
    前記情報追加先決定手段により決定された情報追加先に、前記関連ペーパに割り当てられているコンテンツ情報を送信する追加情報送信手段とを備えたことを特徴とする出力装置。
  10. 前記複数枚の電子ペーパは、綴じ部材により綴じられており、
    前記関連付手段は、新たな電子ペーパが前記綴じ部材に追加された場合に、当該追加された電子ペーパである追加ペーパの前又は後に位置する電子ペーパを前記特定ペーパとし、当該追加ペーパを前記関連ペーパとして関連付けを行うことを特徴とする請求項9に記載の出力装置。
  11. 前記コンテンツ情報は、当該コンテンツに追加する情報の送信先である追加先アドレス情報を含み、
    前記情報追加先決定手段は、前記特定ペーパの前記追加先アドレス情報を前記情報追加先として決定し、
    前記追加情報送信手段は、前記関連ペーパの表示用データを前記追加先アドレス情報に送信することを特徴とする請求項9又は10に記載の出力装置。
  12. 前記コンテンツ情報は、当該コンテンツのネットワーク上の所在を示す所在情報と、当該コンテンツに情報の参照先を追加するための参照先アドレス情報を含み、
    前記情報追加先決定手段は、前記特定ペーパの前記参照先アドレス情報を前記情報追加先として決定し、
    前記追加情報送信手段は、前記関連ペーパの前記所在情報を前記参照先アドレス情報に送信することを特徴とすることを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の出力装置。
  13. 前記特定ペーパの前記所在情報を前記関連ペーパの前記参照先アドレス情報に送信する参照情報送信手段を備えたことを特徴とする請求項12に記載の出力装置。
  14. 画像を出力する表示面を備えた電子ペーパ部を備えたことを特徴とする請求項9から13のいずれかに記載の出力装置。
JP2006262145A 2006-09-27 2006-09-27 表示装置及び出力装置 Withdrawn JP2008083304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262145A JP2008083304A (ja) 2006-09-27 2006-09-27 表示装置及び出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262145A JP2008083304A (ja) 2006-09-27 2006-09-27 表示装置及び出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008083304A true JP2008083304A (ja) 2008-04-10

Family

ID=39354260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006262145A Withdrawn JP2008083304A (ja) 2006-09-27 2006-09-27 表示装置及び出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008083304A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080150919A1 (en) Electronic paper display device and a system for interfacing an application
CN102968288B (zh) 图像显示终端以及图像显示控制方法
AU2007200089A1 (en) Electronic conference support device, electronic conference support method, and information terminal device of electronic conference system
JP4788348B2 (ja) 文書閲覧端末操作装置及び文書閲覧端末操作プログラム
CN101335762A (zh) 反映网页的历史使用行为的方法,及服务器、终端和系统
CN105259834A (zh) 一种固件可重构的手机数据采集控制器及方法
JP2005181436A (ja) 情報表示装置
JP2012078961A (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理方法
JP2008217750A (ja) ネットワーク装置、画像形成装置、データ検索方法、データ検索プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4840091B2 (ja) 表示装置及び出力装置
CN107003745A (zh) 可编程的自适应界面装置以及对自适应界面装置进行编程的系统和方法
JP2014086053A (ja) 情報管理装置および情報管理プログラム
JP5609914B2 (ja) 文書閲覧装置およびプログラム
JP2008180748A (ja) 表示装置、出力装置、表示プログラム及び出力プログラム
JP2008083304A (ja) 表示装置及び出力装置
JP2012208593A (ja) 表示オブジェクト入力操作端末、表示オブジェクト管理装置、表示オブジェクト入力表示システム、表示オブジェクト入力表示方法、及び表示オブジェクト管理プログラム
JP2009020548A (ja) コンテンツ配信システム、閲覧端末およびコンテンツ配信要求制御プログラム
JP4978135B2 (ja) 表示装置及び出力装置
JP3902163B2 (ja) 関連帳票判定システム、電子ペン及びプログラム
JP5170199B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理方法
JP6110251B2 (ja) 測定結果表示装置、測定システムおよび測定結果表示用プログラム
JP4894470B2 (ja) 表示装置
JP2012118849A (ja) 電子筆記装置
JP4793064B2 (ja) データ処理システム及びプログラム
JP5035201B2 (ja) 携帯端末情報管理システム、携帯端末情報管理機能付き携帯端末装置、携帯端末情報管理機能付き接続装置、携帯端末情報管理方法、及び携帯端末情報管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080223

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090304

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110407