JP2014086053A - 情報管理装置および情報管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが紙媒体から必要な情報を探し出すのと同様の感覚で、所望の画像ファイルを特定できる情報管理装置および情報管理プログラムを提供する。
【解決手段】手書入力システムでは、電子ペンによって紙媒体に情報が記入されると、電子ペンの軌跡を示すストロークデータが読取装置によって取得される。PCでは、取得されたストロークデータに基づいて、紙媒体に記入された情報を示す画像ファイルが生成され、HDDに保存される。ディスプレイには、HDDに記憶された複数の画像ファイルに基づいて、ファイル名に基づく順序でサムネイル画像が表示され(S51、S53)、且つ、生成日時に基づく順序で見開き画像が表示される(S55、S57)。
【選択図】図5
【解決手段】手書入力システムでは、電子ペンによって紙媒体に情報が記入されると、電子ペンの軌跡を示すストロークデータが読取装置によって取得される。PCでは、取得されたストロークデータに基づいて、紙媒体に記入された情報を示す画像ファイルが生成され、HDDに保存される。ディスプレイには、HDDに記憶された複数の画像ファイルに基づいて、ファイル名に基づく順序でサムネイル画像が表示され(S51、S53)、且つ、生成日時に基づく順序で見開き画像が表示される(S55、S57)。
【選択図】図5
Description
本発明は、紙媒体に記入された情報を電子化した画像ファイルを管理する情報管理装置および情報管理プログラムに関する。
従来、紙媒体に記入された情報を電子化した画像ファイルを、PCで保管および管理する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。PCで多量の画像ファイルが保管および管理されると、ユーザが所望の画像ファイルを探し出すことが困難となる。そこで、PCに保管および管理されている画像ファイルのサムネイル画像を、ディスプレイに表示することが考えられる。これにより、ユーザは複数の画像ファイルの概要を一目で把握できるため、所望の画像ファイルを迅速に特定可能になる。
ディスプレイに表示されるサムネイル画像が多すぎると、その中から所望のサムネイル画像を特定することが困難である。そこで、例えば原稿の読取データを文章のタイトル、見出し、図、表、手書きなどの項目によって分類し、分類結果に応じた形態で読取データをプレビュー表示する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
上述したサムネイル画像およびプレビュー表示は、いずれも画像ファイルが規則的に一覧表示されるものである。そのため、画像ファイルが紙媒体に記入された情報であることを、ユーザは視覚的に把握しづらい。したがって、ユーザは紙媒体から必要な情報を探し出すのと同様の感覚で、所望の画像ファイルを特定することが困難であった。
本発明の目的は、ユーザが紙媒体から必要な情報を探し出すのと同様の感覚で、所望の画像ファイルを特定できる情報管理装置および情報管理プログラムを提供することである。
本発明の第一態様に係る情報管理装置は、所定領域に配置された紙媒体に情報を記入する筆記手段の軌跡を検出可能な検出手段によって検出される前記軌跡を示すデータであって、前記軌跡上の複数の位置の情報によって前記軌跡を特定するストロークデータを、前記検出手段から取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によって取得された前記ストロークデータに基づいて、前記紙媒体に記入された前記情報を示す画像ファイルを生成するファイル生成手段と、前記ファイル生成手段によって生成された前記画像ファイルを、記憶装置に記憶する記憶制御手段と、前記記憶装置に記憶された複数の前記画像ファイルをそれぞれ縮小表示したサムネイル画像を、第一の項目に基づく順序で表示手段に表示する第一表示制御手段と、前記記憶装置に記憶された前記複数の画像ファイルを冊子状に見開き表示した見開き画像を、第一の項目とは異なる第二の項目に基づく順序で、前記表示手段に前記サムネイル画像と併せて表示する第二表示制御手段とを備える。
本発明の第二態様に係る情報管理プログラムは、コンピュータに、所定領域に配置された紙媒体に情報を記入する筆記手段の軌跡を検出可能な検出手段によって検出される前記軌跡を示すデータであって、前記軌跡上の複数の位置の情報によって前記軌跡を特定するストロークデータを、前記検出手段から取得するデータ取得ステップと、前記データ取得ステップによって取得された前記ストロークデータに基づいて、前記紙媒体に記入された前記情報を示す画像ファイルを生成するファイル生成ステップと、前記ファイル生成ステップによって生成された前記画像ファイルを、記憶装置に記憶する記憶制御ステップと、前記記憶装置に記憶された複数の前記画像ファイルをそれぞれ縮小表示したサムネイル画像を、第一の項目に基づく順序で表示手段に表示する第一表示制御ステップと、前記記憶手段に記憶された前記複数の画像ファイルを冊子状に見開き表示した見開き画像を、第一の項目とは異なる第二の項目に基づく順序で、前記表示手段に前記サムネイル画像と併せて表示する第二表示制御ステップとを実行させることを特徴とする。
上記態様によれば、筆記手段によって紙媒体に情報が記入されると、筆記手段の軌跡を示すストロークデータが取得される。取得されたストロークデータに基づいて、紙媒体に記入された情報を示す画像ファイルが生成され、記憶装置に保存される。表示手段には、記憶装置に記憶された複数の画像ファイルに基づいて、第一の項目に基づく順序でサムネイル画像が表示され、且つ、第二の項目に基づく順序で見開き画像が表示される。したがって、ユーザが紙媒体から必要な情報を探し出すのと同様の感覚で、所望の画像ファイルを特定できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いられるものである。図面に記載されている装置の構成、各種処理のフローチャート等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1を参照して、本実施形態に係る手書入力システム1の概要を説明する。以下の説明では、図1の左上側、右下側、上側、下側、右上側、左下側を、それぞれ、読取装置2の左側、右側、上側、下側、後側、前側と定義して説明する。
手書入力システム1は、読取装置2、電子ペン3、PC4などを含む。手書入力システム1では、ユーザが電子ペン3を用いて、読取装置2に固定された紙媒体100の用紙120に情報を記入する。読取装置2は、用紙120に情報を記入する電子ペン3の軌跡を検出して、後述のストロークデータを取得する。PC4では、読取装置2で取得されたストロークデータに基づいて、紙媒体に100に記入された情報(文字、記号、図形、数字等)を電子化した画像ファイルが生成される。PC4は、生成された画像ファイルを保存および表示可能である。
読取装置2は、左右一対のセンサ基板7L,7Rを主体とする。センサ基板7L,7Rは、同一の矩形薄板状であり、左右方向に見開き可能に配置されている。各センサ基板7L,7Rには、X軸方向およびY軸方向の各々に、細長いループコイルが多数配列されている。読取装置2は、センサ基板7L,7Rを折り畳んで携行可能な、薄型軽量の手書き入力装置である。
電子ペン3は、公知の電磁誘導式の電子ペンであり、芯体31、コイル32、可変容量コンデンサ33、基板34、コンデンサ35、およびインク収納部36を備える。芯体31は、電子ペン3の先端部に設けられている。芯体31は図示外の弾性部材によって、電子ペン3の先端側に付勢されている。芯体31の先端部は、電子ペン3の外部に突出している。芯体31の後端側は、インクが収納されているインク収納部36に接続されている。インク収納部36は、芯体31にインクを供給する。ユーザが電子ペン3を用いて用紙120に記入すると、インクによって用紙120に情報が形成される。
コイル32は、インク収納部36の周囲に巻回された状態で、芯体31と可変容量コンデンサ33との間に保持されている。可変容量コンデンサ33は、基板34によって電子ペン3の内部に固定されている。基板34には、コンデンサ35が搭載されている。コンデンサ35および可変容量コンデンサ33はコイル32に並列に接続され、周知の共振(同調)回路を構成する。
紙媒体100は、表表紙110Lと裏表紙110Rとの間に複数の用紙120が綴じられた、左右方向に見開き可能な冊子状である。つまり、紙媒体100では、一対の表紙(表表紙110Lおよび裏表紙110R)と複数の用紙120とが、各々の縁部の一部で綴じられている。紙媒体100は、表表紙110Lがセンサ基板7Lの上面に載置され、且つ、裏表紙110Rがセンサ基板7Rの上面に載置されるように、読取装置2上に装着される。紙媒体100が読取装置2に装着された状態で、ユーザは電子ペン3を用いて用紙120に情報を記入できる。用紙120に対向するセンサ基板7L,7Rのいずれかによって、用紙120に情報を記入する電子ペン3の位置情報が検出される。
図2を参照して、手書入力システム1の電気的構成を説明する。まず、読取装置2の電気的構成を説明する。読取装置2は、センサ基板7L,7R、メイン基板20、およびセンサ制御基板28,29を備える。
メイン基板20は、CPU21、フラッシュROM22、および無線通信部23を備えている。フラッシュROM22および無線通信部23は、CPU21に電気的に接続されている。CPU21は、読取装置2の制御を行う。フラッシュROM22には、CPU21が読取装置2を制御するために実行する各種プログラムが記憶されている。さらに、フラッシュROM22には、用紙120に情報を記入する電子ペン3の軌跡を示すストロークデータが記憶される。ストロークデータは、センサ基板7L,7Rによって経時的に検出された電子ペン3の複数の位置情報(例えば、座標情報)によって、用紙120に情報を記入する電子ペン3の軌跡を特定する。無線通信部23は、外部の電子機器と近距離無線通信を実行するためのコントローラである。
センサ基板7Lは、センサ制御基板28のASIC28Aに電気的に接続されている。ASIC28Aは、電子ペン3による記入動作がセンサ基板7L上で行われた場合に、記入動作に基づいてストロークデータを取得するが、詳細は後述する。センサ基板7Rは、センサ制御基板29のASIC29Aに電気的に接続されている。ASIC29Aは、電子ペン3による記入動作がセンサ基板7R上で行われた場合に、記入動作に基づいてストロークデータを取得するが、詳細は後述する。ASIC28A,29Aのうち、マスター側のASIC28AはCPU21に直接接続され、スレーブ側のASIC29AはASIC28Aを介してCPU21に接続されている。
センサ基板7L,7Rによってストロークデータが取得される原理を、概略的に説明する。CPU21はASIC28A,29Aを制御して、センサ基板7L,7Rの各々のループコイルに、一本ずつ特定の周波数の電流(励磁用送信電流)を流す。これにより、センサ基板7L,7Rの各々のループコイルから磁界が発生する。この状態で、例えばユーザが電子ペン3を用いて読取装置2に固定された紙媒体100の用紙120に情報を記入すると、電子ペン3がセンサ基板7L,7Rに近接する。そのため、電子ペン3の共振回路は電磁誘導によって共振し、誘導磁界を生じる。
次に、CPU21はASIC28A,29Aを制御して、センサ基板7L,7Rの各々のループコイルからの磁界の発生を停止させる。さらに、電子ペン3の共振回路から発せられる誘導磁界を、センサ基板7L,7Rの各々のループコイルで受信する。CPU21はASIC28A,29Aを制御して、センサ基板7L,7Rの各々のループコイルに流れる信号電流(受信電流)を検出させる。ASIC28A,29Aがこの動作を全てのループコイルについて一本ずつに実行することで、受信電流に基づいて電子ペン3の位置が検出される。
さらに、電子ペン3を用いて用紙120に情報が記入されている状態では、芯体31に筆圧が付与される。芯体31に付与される筆圧に応じて、コイル32のインダクタンスが変化する。これにより、電子ペン3の共振回路の共振周波数が変化する。CPU21はこの共振周波数の変化(位相変化)を検出して、電子ペン3に付与された筆圧を特定する。つまりCPU21は、電子ペン3から特定した筆圧によって、用紙120に情報が記入されているか否かを判断できる。CPU21は、用紙120に情報が記入されていると判断した場合、電子ペン3の軌跡を示すストロークデータを取得し、フラッシュROM22に保存する。
次に、PC4の電気的構成を説明する。PC4は、PC4の制御を行うCPU41を備えている。CPU41は、ハードディスクドライブ(HDD)42、RAM43、無線通信部44、入力回路45、および出力回路46と電気的に接続している。HDD42には、CPU41が実行する各種プログラムが記憶される。後述のデータ分割処理(図4)およびファイル表示処理(図5参照)を実行するための情報管理プログラムも、HDD42に記憶されている。
PC4は、図示外の媒体読取装置(例えば、CD−ROMドライブ)を備える。PC4は、記憶媒体(例えば、CD−ROM)に記憶されている情報管理プログラムを、媒体読取装置で読み取ってHDD42にインストールできる。また、PC4に接続されている外部機器(図示外)またはネットワークから情報管理プログラムを受信して、HDD42にインストールしてもよい。
RAM43は、種々の一時データを記憶する。無線通信部44は、外部の電子機器と近距離無線通信を実行するためのコントローラである。入力回路45は、CPU41へ入力部47(例えば、マウス、キーボード、タッチパネルなど)からの指示を送る制御を行う。出力回路46は、CPU41からの指示に応じてディスプレイ48に画像を表示する制御を行う。
本実施形態では、読取装置2の無線通信部23とPC4の無線通信部44との間で、近距離無線通信を実行可能である。ユーザが読取装置2にデータ転送指示を入力すると、フラッシュROM22に保存されているストロークデータが、読取装置2からPC4に近距離無線通信によって転送される。さらにPC4で情報管理プログラムが起動されると、CPU41は読取装置2から転送されたストロークデータに基づいて、紙媒体100の用紙120に記入された情報を電子化した画像ファイルを生成する。画像ファイルは、情報の軌跡をデシタル画像によって示すデータファイルである。デジタル画像の例として、ベクター画像やラスター画像が挙げられる。画像ファイルとしてJPEGファイル、GIFファイル、PNGファイル、BMPファイルが挙げられる。生成された画像ファイルは、HDD42に保存される。HDD42に保存された画像ファイルは、後述するようにディスプレイ48に表示可能である。
図3を参照して、本実施形態の紙媒体100について説明する。以下の説明では、図3の上側、下側、左側、右側、紙面手前側、紙面奥側をそれぞれ、紙媒体100の上側、下側、左側、右側、前側、後側と定義して説明する。一例として紙媒体100は、左右開きのA5サイズノートである。各用紙120の両面には、同一のフォーマット(例えば、罫線の線種および幅など)が印刷されている。したがって、図3に示すように、紙媒体100に綴じられている二枚の用紙120を見開きした状態では、正面視で左側に配置される用紙120の裏面である左頁面120Lと、正面視で右側に配置される用紙120の表面である右頁面120Rとが左右に並ぶ。
本実施形態では、ユーザが連続する三頁に亘って用紙120に情報を記入した場合を例示する。図3では、一頁目となる見開きの左頁面120Lと、二頁目となる見開きの右頁面120Rと、三頁目となる見開きの左頁面120Lとを図示している。三頁目となる見開きの左頁面120Lは、二頁目となる見開きの右頁面120Rの裏面である。
各用紙120は、平面視で上下方向に長い長方形状である。左頁面120Lの上端部から下端部に向けて、タイトル部130L、ボディ部140L,150L,160L,170Lが並んで設けられている。タイトル部130Lには、四つのタイトル記入欄131L,132L,133L,134Lが設けられている。ユーザは、各タイトル記入欄131L,132L,133L,134Lに、それぞれボディ部140L,150L,160L,170Lのタイトルを記入可能である。
ボディ部140Lは、自由記入欄141Lおよび保存欄142Lを含む。自由記入欄141Lは、ユーザが自由に情報を記入可能な紙面領域である。保存欄142Lは、ユーザが画像ファイルの保存を指示するためのチェックボックスである。同様に、ボディ部150Lは、自由記入欄151Lおよび保存欄152Lを含む。ボディ部160Lは、自由記入欄161Lおよび保存欄162Lを含む。ボディ部170Lは、自由記入欄171Lおよび保存欄172Lを含む。図3に例示する左頁面120Lでは、三つの保存欄152L,162L,172Lに、画像ファイルの保存指示を示すチェックが記入されている。
同様に、右頁面120Rの上端部から下端部に向けて、タイトル部130R、ボディ部140R,150R,160R,170Rが並んで設けられている。タイトル部130Rには、四つのタイトル記入欄131R,132R,133R,134Rが設けられている。ユーザは、各タイトル記入欄131R,132R,133R,134Rに、それぞれボディ部140R,150R,160R,170Rのタイトルを記入可能である。
ボディ部140Rは、自由記入欄141Rおよび保存欄142Rを含む。自由記入欄141Rは、ユーザが自由に情報を記入可能な紙面領域である。保存欄142Rは、ユーザが画像ファイルの保存を指示するためのチェックボックスである。同様に、ボディ部150Rは、自由記入欄151Rおよび保存欄152Rを含む。ボディ部160Rは、自由記入欄161Rおよび保存欄162Rを含む。ボディ部170Rは、自由記入欄171Rおよび保存欄172Rに加えて、改頁欄180を含む。改頁欄180は、ユーザが紙媒体100の改頁を指示するためのチェックボックスである。図3に例示する右頁面120Rでは、一つの保存欄162Rに、画像ファイルの保存指示を示すチェックが記入されている。
本実施形態では、PC4のHDD42に、図3に示す用紙120のフォーマット情報が記憶されている。CPU41は、読取装置2から転送されたストロークデータに基づいて、情報を構成する線(ストローク)の座標位置を特定できる。さらにCPU41は、特定したストロークの座標位置と、HDD42のフォーマット情報とに基づいて、用紙120(左頁面120Lまたは右頁面120R)においてストロークが記入されている位置を特定できる。CPU41は、特定した用紙120におけるストロークの記入位置に基づいて、ストロークデータのデータ種別を特定できる。
例えば、タイトル記入欄131Lに記入されたストロークに対応するストロークデータは、ボディ部140Lに付与されるタイトルのストロークデータとして特定される。自由記入欄141Lに記入されたストロークに対応するストロークデータは、ユーザが自由に入力した情報のストロークデータとして特定される。保存欄142Lに記入されたストロークに対応するストロークデータは、画像ファイルの保存を指示するストロークデータ(保存指示データ)として特定される。改頁欄180に記入されたストロークに対応するストロークデータは、紙媒体100の改頁を指示するストロークデータ(改頁指示データ)として特定される。
図4〜図7を参照して、本実施形態の手書入力システム1において、PC4で実行される処理を説明する。先述したように、ユーザが読取装置2に紙媒体100を取り付けて用紙120に情報を記入すると、ストロークデータがフラッシュROM22に保存される。フラッシュROM22に保存されたストロークデータは、近距離無線通信によって読取装置2からPC4に転送され、HDD42に保存される。PC4で情報管理プログラムが起動されると、CPU41によってデータ分割処理(図4)が実行される。さらに、ユーザがPC4で画像ファイルの表示を指示すると、CPU41によってファイル表示処理(図5)が実行される。
図4に示すように、データ分割処理では、まず処理対象データが選択される(S1)。処理対象データは、HDD42に保存された未処理のストロークデータのうちで、以下の処理の実行対象となるストロークデータである。本実施形態では、ステップS1が実行される毎に、用紙120における複数のボディ部の配列順序に従って、一のボディ部が選択される。ステップS1で選択された一のボディ部を、対象ボディ部という。ステップS1では、対象ボディ部に記入されたストロークに対応するストロークデータが、処理対象データとして選択される。
図3に示す例では、ステップS1が実行される毎に、一頁目(左頁面120L)のボディ部140L→ボディ部150L→ボディ部160L→ボディ部170Lの順に、対象ボディ部が選択される。さらに、二頁目(右頁面120R)のボディ部140R→ボディ部150R→ボディ部160R→ボディ部170Rの順に、対象ボディ部が選択される。なお、二頁目のボディ部170Rの次は、三頁目(左頁面120L)のボディ部140L→ボディ部150L→ボディ部160L→ボディ部170Lの順に、対象ボディ部が選択される。以下同様に、頁数の昇順に応じて、左頁面120Lと右頁面120Rとのいずれかが交互に選択され、選択された各頁面の対象ボディ部が順次選択される。
図4に戻る。ステップS1の実行後、対象ボディ部の保存欄にチェックありか否かが判断される(S3)。具体的には、ステップS1で選択された処理対象データのなかに保存指示データがない場合、対象ボディ部の保存欄にチェックなしと判断される(S3:NO)。この場合、対象ボディ部の改頁欄にチェックありか否かが判断される(S5)。具体的には、ステップS1で選択された処理対象データのなかに改頁指示データがない場合、対象ボディ部の改頁欄にチェックなしと判断される(S5:NO)。対象ボディ部に改頁欄が設けられていない場合も、対象ボディ部の改頁欄にチェックなしと判断される(S5:NO)。
対象ボディ部の改頁欄にチェックがない場合(S5:NO)、HDD42に未処理のストロークデータありか否かが判断される(S7)。未処理のストロークデータがある場合(S7:YES)、ステップS1で未選択のボディ部が存在するため、処理はステップS1に戻る。未処理のストロークデータがない場合(S7:NO)、ステップS1で全てのボディ部を選択済みであるため、データ分割処理が終了される。
ステップS1で選択された処理対象データのなかに保存指示データがある場合、対象ボディ部の保存欄にチェックありと判断される(S3:YES)。この場合、RAM43に後述の一時保存データありか否かが判断される(S9)。RAM43に一時保存データがない場合(S9:NO)、用紙120の保存チェックまでのストロークデータが切り出される(S11)。具体的には、対象ボディ部の自由記入欄に対応するストロークデータが、RAM43の作業領域に読み出される。さらに、HDD42に保存されている未処理のストロークデータのうちで、対象ボディ部よりも配列順序が早いボディ部の自由記入欄に対応するストロークデータが、RAM43の作業領域に読み出される。なお、RAM43の作業領域に読み出されたストロークデータは、HDD42から削除される。
次いで、用紙120の保存チェックまでのストロークデータが、一つの画像ファイルとして保存される(S13)。具体的には、RAM43の作業領域に読み出されたストロークデータが合成されて、一つの画像ファイルが生成され、HDD42に保存される。この画像ファイルは、ステップS11において一または連続した複数の自由記入欄に記入されたストロークを画像化したものである。
なお、HDD42に保存される画像ファイルに対して、対象ボディ部に対応するタイトル記入欄に記入されたテキスト(タイトル)がファイル名として付与される。この場合、タイトル記入欄に対応するストロークデータに、公知のOptical Character Recognition(OCR)処理を施すことによって、テキスト(タイトル)が特定されればよい。ステップS13の実行後、処理はステップS1に戻る。
ステップS1で選択された処理対象データのなかに改頁指示データがある場合、対象ボディ部の改頁欄にチェックありと判断される(S5:YES)。この場合、用紙120の改頁チェックまでのストロークデータが切り出される(S15)。具体的には、ステップS11と同様に、一または連続した複数の自由記入欄に記入されたストロークに対応するストロークデータが、RAM43の作業領域に読み出される。作業領域に読み出されたストロークデータは、HDD42から削除されるとともに、一時保存データとしてRAM43に保存される(S17)。ステップS17の実行後、処理はステップS1に戻る。
RAM43に一時保存データがある場合(S9:YES)、ステップS11と同様に、用紙120の保存チェックまでのストロークデータが切り出される(S19)。これにより、一または連続した複数の自由記入欄に記入されたストロークに対応するストロークデータが、RAM43の作業領域に読み出される。さらに、RAM43に保存されている一時保存データも、RAM43の作業領域に読み出される。RAM43の作業領域では、ステップS19で取得されたストロークデータが、ステップS17で保存された一時保存データと結合される(S21)。
次いで、用紙120の保存チェックまでのストロークデータが、一つの画像ファイルとして保存される(S13)。具体的には、RAM43の作業領域で結合されたストロークデータが合成されて、一つの画像ファイルが生成され、HDD42に保存される。この画像ファイルは、ステップS15、S19において頁を跨いで連続した複数の自由記入欄に記入されたストロークを画像化したものである。
図3に示す例を用いて、データ分割処理(図4)を具体的に説明する。データ分割処理の開始直後は、一頁目のボディ部140Lのストロークデータが対象ボディ部となる(S1)。ボディ部140Lには、保存欄142Lにチェックがなく(S3:NO)、且つ、改頁欄が設けられていない(S5:NO)。そのため、対象ボディ部が、一頁目のボディ部150Lに移行する(S7:YES、S1)。
一頁目のボディ部150Lには、保存欄152Lにチェックがある(S3:YES)。この場合、ボディ部150Lの保存チェックまでデータ切り出しが行われる(S9:NO、S11)。一頁目の自由記入欄141L,151Lに記入されたストロークに対応するストロークデータに基づいて、一つの画像ファイルが生成および保存される(S13)。この画像ファイルに基づいて表示されるブロック画像101は、一頁目の自由記入欄141L,151Lに記入された情報をひとまとまりで示す。なお、一頁目のタイトル記入欄132Lに記入されたタイトルが、画像ファイルのファイル名として付与される。
対象ボディ部が一頁目のボディ部160Lに移行すると、保存欄162Lにチェックがある(S3:YES)。この場合、ボディ部160Lの保存チェックまでデータ切り出しが行われる(S9:NO、S11)。一頁目の自由記入欄161Lに記入されたストロークに対応するストロークデータに基づいて、一つの画像ファイルが生成および保存される(S13)。この画像ファイルに基づいて表示されるブロック画像102は、一頁目の自由記入欄161Lに記入された情報をひとまとまりで示す。なお、一頁目のタイトル記入欄133Lに記入されたタイトルが、画像ファイルのファイル名として付与される。
対象ボディ部が一頁目のボディ部170Lに移行すると、ボディ部160Lと同様に、一頁目の自由記入欄171Lに記入されたストロークに対応するストロークデータに基づいて、一つの画像ファイルが生成および保存される。この画像ファイルに基づいて表示されるブロック画像103は、一頁目の自由記入欄171Lに記入された情報をひとまとまりで示す。なお、一頁目のタイトル記入欄134Lに記入されたタイトルが、画像ファイルのファイル名として付与される。
次いで、二頁目のボディ部140Rが対象ボディ部に移行する(S1)。二頁目のボディ部140Rには、保存欄142Rにチェックがなく(S3:NO)、且つ、改頁欄が設けられていない(S5:NO)。二頁目のボディ部150Rも、保存欄152Rにチェックがなく(S3:NO)、且つ、改頁欄が設けられていない(S5:NO)。そのため、対象ボディ部が、二頁目のボディ部160Rに移行する(S7:YES、S1)。
対象ボディ部が二頁目のボディ部160Rに移行すると、保存欄162Rにチェックがある(S3:YES)。この場合、ボディ部160Rの保存チェックまでデータ切り出しが行われる(S9:NO、S11)。二頁目の自由記入欄141R,151R,161Rに記入されたストロークに対応するストロークデータに基づいて、一つの画像ファイルが生成および保存される(S13)。この画像ファイルに基づいて表示されるブロック画像104は、二頁目の自由記入欄141R,151R,161Rに記入された情報をひとまとまりで示す。なお、二頁目のタイトル記入欄133Rに記入されたタイトルが、画像ファイルのファイル名として付与される。
対象ボディ部が二頁目のボディ部170Rに移行すると、保存欄172Rにチェックがなく(S3:NO)、且つ、改頁欄180にチェックがある(S5:YES)。この場合、ボディ部170Rの改頁チェックまでデータ切り出しが行われる(S15)。二頁目の自由記入欄171Rに記入されたストロークに対応するストロークデータが、一時保存データとしてRAM43に保存される(S17)。つまり、改頁欄180のチェックによって入力される改頁指示データは、紙媒体100の改頁を指示するのみならず、その改頁に伴って一時退避する対象となるストロークデータを指定するコマンドとして機能する。
次いで、三頁目のボディ部140Lが対象ボディ部に移行する(S1)。この場合、保存欄142Lにチェックがあり(S3:YES)、且つ、RAM43に一時保存データがある(S9:YES)。したがって、ボディ部140Lの保存チェックまで切り出しが行われ、三頁目の自由記入欄141Lからストロークデータが取得される(S19)。このストロークデータがRAM43に保存された一時保存データと結合されて(S21)、一つの画像ファイルが生成および保存される(S13)。この画像ファイルに基づいて表示されるブロック画像105は、二頁分に跨って連続する自由記入欄171R,141Lに記入された情報をひとまとまりで示す。なお、三頁目のタイトル記入欄131Lに記入されたタイトルが、画像ファイルのファイル名として付与される。
このように、データ分割処理(図4参照)では、読取装置2で取得されたストロークデータに基づいて、ユーザがチェックした保存欄の位置および数量に対応する複数の画像ファイルが生成され、HDD42に保存される。つまり、保存欄のチェックによって入力される保存指示データは、画像ファイルの保存を指示するのみならず、その画像ファイルとして保存する対象となるストロークデータを指定するコマンドとして機能する。その後、HDD42に保存された複数の画像ファイルは、以下のファイル表示処理(図5参照)によってディスプレイ48に表示される。
図5に示すように、ファイル表示処理では、HDD42に保存された複数の画像ファイルが、ファイル名順(例えば、五十音順、アルファベット順など)でソートされる(S51)。ソートされた複数の画像ファイルが、ディスプレイ48にサムネイル表示される(S53)。つまり、HDD42に保存された複数の画像ファイルをそれぞれ縮小表示したサムネイル画像が、ファイル名順に並んでディスプレイ48に表示される
さらに、HDD42に保存された複数の画像ファイルが、各々の画像ファイルが生成された日時順でソートされる(S55)。ソートされた複数の画像ファイルが、ディスプレイ48に見開き表示される(S57)。つまり、HDD42に保存された複数の画像ファイルのうち、生成日時順で最も早い二頁分の画像ファイルを冊子状に見開き表示した見開き画像が、生成日時順に並んでディスプレイ48に表示される。
次いで、ディスプレイ48に表示されている見開き画像の頁切替え操作ありか否かが判断される(S59)。見開き画像の頁切替え操作がある場合(S59:YES)、頁切替え操作に応じてディスプレイ48に表示される見開き画像が切替えられる(S61)。見開き画像の頁切替え操作がない場合(S59:NO)、またはステップS61の実行後、画像ファイルの検索操作ありか否かが判断される(S63)。画像ファイルの検索操作は、例えばユーザが所望の画像ファイルに関する検索条件を設定する操作である。画像ファイルの検索操作がある場合(S63)、設定された検索条件に合致する画像ファイルが、HDD42に保存された複数の画像ファイルのなかから検索される(S65)。ステップS65の検索結果が,ディスプレイ48に表示される(S67)。画像ファイルの検索操作がない場合(S63:NO)、またはステップS67の実行後、処理はステップS59に戻る。
図3、図6および図7に示す例を用いて、ファイル表示処理(図5)を具体的に説明する。例えば、図3に示すブロック画像101〜105の各画像ファイルに、それぞれファイル名として「きせつ」、「はる」、「なつ」、「あき」、「ふゆ」が付与された場合を想定する。これら五つの画像ファイルの生成された日時順は、ブロック画像101〜105の並びに対応している。この場合、ファイル表示処理(図5)によって、図6に例示するファイル表示画面200がディスプレイ48に表示される。
ファイル表示画面200は、ファイル操作部210およびファイル表示部220を含む。ファイル操作部210は、HDD42に設けられている複数のフォルダのなかで、表示対象となる画像ファイルが格納されているフォルダを、ユーザが選択するための領域である。ファイル表示部220は、ファイル操作部210で選択されたフォルダに格納されている画像ファイルを表示するための領域である。
ファイル表示部220は、サムネイル表示部230および見開き表示部240を含む。サムネイル表示部230では、各画像ファイルのサムネイル画像がファイル名順に表示される(S51、S53)。図6に示す例では、五つのサムネイル画像231〜235が、左右方向に並んで表示されている。サムネイル画像231は、ファイル名「あき」の画像ファイルに対応し、ブロック画像104が縮小表示される。サムネイル画像232は、ファイル名「きせつ」の画像ファイルに対応し、ブロック画像101が縮小表示される。サムネイル画像233は、ファイル名「なつ」の画像ファイルに対応し、ブロック画像103が縮小表示される。サムネイル画像234は、ファイル名「はる」の画像ファイルに対応し、ブロック画像102が縮小表示される。サムネイル画像235は、ファイル名「ふゆ」の画像ファイルに対応し、ブロック画像105が縮小表示される。つまり、五つのサムネイル画像231〜235は、サムネイル表示部230内でファイル名順に並んでいる。
見開き表示部240では、二頁分の画像ファイルの見開き画像が生成日時順に表示される(S55、S57)。図6に示す例では、二つの見開き画像241,242が、左右方向に並んで表示されている。左側の見開き画像241は、ファイル名「きせつ」の画像ファイルに対応し、ブロック画像101が縮小表示される。右側の見開き画像242は、ファイル名「あき」の画像ファイルに対応し、ブロック画像102が縮小表示される。つまり、二つの見開き画像241,242は、見開き表示部240内で生成日時順に並んでいる。
見開き表示部240には、冊子状に表示された見開き画像を切り替えるための頁操作部249が設けられている。ユーザは頁操作部249を用いて、見開き画像の頁送り、頁戻り、頁指定などを指示できる。頁操作部249で行われた操作に応じて、見開き表示部240に表示される二つの見開き画像が切替えられる(S59:YES、S61)。例えば、ユーザが頁操作部249から用紙一枚分の頁送りを指示した場合、見開き表示部240に表示されている見開き画像241,242が、一枚の用紙120を実際に捲るように更新される。つまり、ブロック画像101,102の画像ファイルに対応する二つの見開き画像241,242に代えて、ブロック画像103,104の画像ファイルに対応する二つの見開き画像243,244(図7参照)が表示される。
さらに、本実施形態のファイル表示画面200には、所望の画像ファイルを検索するためのファイル検索部250が設けられている。ファイル検索部250には、例えばファイル名を示す検索キーを入力可能である。例えば、ファイル検索部250に検索キー「あき」が入力された場合、ファイル名「あき」の画像ファイルが検索される(S63:YES、S65)。この場合、図7に示すように、ファイル表示部220では検索結果として、ファイル名「あき」の画像ファイルが、他の画像ファイルと区別して表示される(S67)。
具体的には、ファイル表示部220では、ファイル名「あき」の画像ファイルに対応するサムネイル画像234が、例えば色分け表示またはハイライト表示などによって特殊表示される。同時に、見開き表示部240では、例えば二つの見開き画像241,242が表示されている場合、二つの見開き画像243,244に自動的に表示内容が切替えられる。つまり、ファイル名「あき」の画像ファイルに対応する見開き画像244を含むように、見開き表示部240に表示する二つの見開き画像が自動的に変更される。さらに、見開き画像244が、例えば色分け表示またはハイライト表示などによって特殊表示される。これにより、ユーザはファイル検索部250を用いて、ファイル表示部220に表示される複数の画像ファイルのなかから所望の画像ファイルを容易に特定できる。
なお、ステップS65,S67では、ファイル検索部250に入力された検索キーをブロック画像101〜105から検索し、検索にヒットしたブロック画像の画像ファイルを、他の画像ファイルと区別して表示してもよい。この場合、ブロック画像101〜105に対してOCR処理を施すことで、各ブロック画像101〜105からテキストが抽出される。抽出されたテキストが検索キーを含むか否かによって、検索キーに合致する画像ファイルが検索されればよい。
以上説明したように、本実施形態の手書入力システム1では、電子ペン3によって紙媒体100に情報が記入されると、電子ペン3の軌跡を示すストロークデータが読取装置2によって取得される。PC4では、取得されたストロークデータに基づいて、紙媒体100に記入された情報を示す画像ファイルが生成され、HDD42に保存される。ディスプレイ48には、HDD42に記憶された複数の画像ファイルに基づいて、第一の項目(ファイル名)に基づく順序でサムネイル画像が表示され(S51、S53)、且つ、第二の項目(生成日時)に基づく順序で見開き画像が表示される(S55、S57)。したがって、ユーザが紙媒体100から必要な情報を探し出すのと同様の感覚で、所望の画像ファイルを特定できる。
HDD42に記憶された複数の画像ファイルのうちで、指定された条件に合致する画像ファイルが検索される(S65)。サムネイル表示部230に表示される複数のサムネイル画像のうちで、検索された画像ファイルに対応するサムネイル画像が、他の前記サムネイル画像とは異なる態様で表示される(S67)。見開き表示部240に表示される複数の見開き画像のうちで、検索された画像ファイルに対応する見開き画像が、他の見開き画像とは異なる態様で表示される(S67)。したがって、ユーザはディスプレイ48に表示される複数の画像ファイルのなかから、所望の画像ファイルを容易に特定できる。
画像ファイルの生成に使用されていない未処理のストロークデータのうちで、保存指示データが示す保存対象のストロークデータ(一または複数のボディ部に記入されたストロークに対応するストロークデータ)を合成することで、一の画像ファイルが生成される(S3、S9〜S13、S19、S21)。したがって、ユーザは電子ペン3を使用して紙媒体100に保存指示データに対応する情報(例えば、保存欄のチェック)を記入することで、PC4で複数に分割された画像ファイルを自由に生成できる。
画像ファイルの生成に使用されていない未処理のストロークデータのうちで、改頁指示データが示す改頁対象のストロークデータが、RAM43に退避される(S17)。保存指示データが示す保存対象の前記ストロークデータと、一時記憶装置に退避させた改頁対象のストロークデータとを合成することで、一の画像ファイルが生成される(S13)。したがって、ユーザは電子ペン3を使用して紙媒体100に保存指示データに対応する情報(例えば、改頁欄のチェック)を記入することで、PC4で複数頁に跨って入力された情報を一つの画像ファイルにまとめることができる。
上記実施形態において、PC4が本発明の「情報管理装置」に相当する。電子ペン3が、本発明の「筆記手段」に相当する。読取装置2が、本発明の「検出手段」に相当する。無線通信部44が、本発明の「データ取得手段」に相当する。ステップS3〜S21を実行するCPU41が、本発明の「ファイル生成手段」に相当する。ステップS13を実行するCPU41が、本発明の「記憶制御手段」に相当する。HDD42が、本発明の「記憶装置」に相当する。ステップS53を実行するCPU41が、本発明の「第一表示制御手段」に相当する。ステップS57を実行するCPU41が、本発明の「第二表示制御手段」に相当する。ステップS65を実行するCPU41が、本発明の「ファイル検索手段」に相当する。ステップS67を実行するCPU41が、本発明の「第一検索結果表示手段」および「第二検索結果表示手段」に相当する。ステップS3〜S21が、本発明の「ファイル生成ステップ」に相当する。ステップS13が、本発明の「記憶制御ステップ」に相当する。ステップS53が、本発明の「第一表示制御ステップ」に相当する。ステップS57が、本発明の「第二表示制御ステップ」に相当する。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更が可能である。例えば、読取装置2は他の方法で電子ペン3の位置を検出してもよい。例えば読取装置2はタッチパネルを備えてもよい。タッチパネルの駆動方式は、抵抗膜方式であることが好ましい。タッチパネル上に紙媒体100が置かれてもよい。CPU21は、電子ペン3によって紙媒体100の用紙120に情報を記入する動作が行われた場合、タッチパネルを介して筆圧が加えられた位置を検出してもよい。
用紙120のフォーマットは、上記実施形態に限定されない。図8に示す変形例の紙媒体100では、左頁面120Lの上端部から下端部に向けて、一行単位で構成された複数の自由記入欄190Lが並んで設けられている。各自由記入欄190Lの右端には、それぞれ保存欄182Lが設けられている。同様に、右頁面120Rの上端部から下端部に向けて、一行単位で構成された複数の自由記入欄190Rが並んで設けられている。右頁面120Rの右下隅に、改頁欄180が設けられている。
したがって、ユーザは一行単位の自由記入欄190L,190R毎に、各々対応する保存欄182L,182Rに対して、画像ファイルの保存指示を示すチェックを記入できる。上記実施形態と同様に、改頁欄180に対して、紙媒体100の改頁指示を示すチェックを記入できる。なお、図8に示す左頁面120Lでは二つの保存欄182Lにチェックが記入され、右頁面120Rでは二つの保存欄182Rにチェックが記入されている。
図8に示す変形例では、PC4のHDD42に、図8に示す用紙120のフォーマットが記憶されている。したがって、CPU41は上記実施形態と同様に、読取装置2から転送されたストロークデータに基づいて、用紙120(左頁面120Lまたは右頁面120R)においてストロークが記入されている位置、およびストロークデータのデータ種別を特定できる。
図8に示す変形例の場合、データ分割処理(図4)が実行されると、四つの保存欄182L、182Rのチェック箇所に応じて、ブロック画像111〜114に対応する四つの画像ファイルが生成される。ブロック画像111は、左頁面120Lの1〜8行目までの自由記入欄190Lに記入された情報を示す。ブロック画像112は、左頁面120Lの9〜15行目までの自由記入欄190Lに記入された情報を示す。ブロック画像113は、右頁面120Rの1〜12行目までの自由記入欄190Rに記入された情報を示す。ブロック画像114は、右頁面120Rの13〜15行目までの自由記入欄190Rに記入された情報を示す。
ファイル表示画面200における画像ファイルの表示態様は、上記実施形態に限定されない。例えば、図8に示す変形例の場合、ファイル表示処理(図5)が実行されると、図9に示す変形例のファイル表示画面200が表示される。見開き表示部240の表示態様は上記実施形態と同様である。すなわち、ブロック画像111〜114の各ファイル画像が、二頁分の見開き画像によって生成日時順に表示される。一方、サムネイル表示部230では、左頁面120Lを忠実に再現したサムネイル画像231と、右頁面120Rを忠実に再現したサムネイル画像232とが並べて表示されている。これにより、ユーザは実際の紙媒体100の記入状態を、サムネイル画像231,232に基づいて把握できる。
画像ファイルの検索対象は、画像ファイルのファイル名およびブロック画像に限定されない。例えば、図10に示す変形例の紙媒体100では、用紙120の見開き両面にいずれにも、タイトル記入欄191、タグ記入欄192、自由記入欄193、改頁欄194、保存欄195が設けられている。タグ記入欄192には、ユーザが自由記入欄193に記入した情報に関するキーワードを記入する。
図10に示す変形例の場合、データ分割処理(図4)が実行されると、次のように画像ファイルが生成される。改頁欄194にチェックが入力されている場合、自由記入欄193のストロークデータが一時保存される。一方、保存欄195にチェックが入力されている場合、自由記入欄193のストロークデータ(および、一時保存データ)に基づいて、画像ファイルが生成される。生成された画像ファイルには、タイトル記入欄191に記入されているタイトルが、ファイル名として付与される。さらに、タグ記入欄192に記入されているキーワードが、生成された画像ファイルのヘッダ部にタグ情報として付与される。
ファイル表示処理(図5)では、ファイル検索部250にタグ情報を示す検索キーが入力されると、検索キーと一致するタグ情報がヘッダ部に付与されている画像ファイルが検索される。ファイル表示画面200では、上記実施形態と同様に、検索にヒットした画像ファイルが他の画像ファイルと区別して表示される。これによれば、ユーザがあらかじめ付与したタグ情報に基づいて、所望の画像ファイルを検索できる。
サムネイル画像の表示順序である第一の項目は、ファイル名に限定されない。例えば第一の項目は、ファイル画像のファイルサイズ、ファイル種類、更新日時等でもよい。見開き画像の表示順序である第二の項目は、生成日時に限定されない。例えば第二の項目は、ファイル画像の生成元となるストロークデータの取得日時等でもよい。
上記実施形態では、読取装置2から取得されたストロークデータのデータ種別が、PC4で特定されている。これに代えて、ストロークデータのデータ種別を、読取装置2で特定してもよい。例えば、センサ基板7Lによって検出される電子ペン3の位置情報によって、ASIC28Aは左頁面120Lのいずれの位置に、ストロークが記入されているかを特定できる。同様に、センサ基板7Rによって検出される電子ペン3の位置情報によって、ASIC29Aは右頁面120Rのいずれの位置に、ストロークが記入されているかを特定できる。CPU21は、ストロークが記入されている位置に基づいて、ストロークデータのデータ種別を特定すればよい。なお、上記実施形態では、読取装置2からPC4に対して、ストロークデータが無線通信によって転送されている。これに代えて、読取装置2からPC4に対して、ストロークデータが有線通信によって転送されてもよい。
2 読取装置
3 電子ペン
4 PC
41 CPU
42 HDD
43 RAM
44 無線通信部
48 ディスプレイ
100 紙媒体
120 用紙
3 電子ペン
4 PC
41 CPU
42 HDD
43 RAM
44 無線通信部
48 ディスプレイ
100 紙媒体
120 用紙
Claims (7)
- 所定領域に配置された紙媒体に情報を記入する筆記手段の軌跡を検出可能な検出手段によって検出される前記軌跡を示すデータであって、前記軌跡上の複数の位置の情報によって前記軌跡を特定するストロークデータを、前記検出手段から取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段によって取得された前記ストロークデータに基づいて、前記紙媒体に記入された前記情報を示す画像ファイルを生成するファイル生成手段と、
前記ファイル生成手段によって生成された前記画像ファイルを、記憶装置に記憶する記憶制御手段と、
前記記憶装置に記憶された複数の前記画像ファイルをそれぞれ縮小表示したサムネイル画像を、第一の項目に基づく順序で表示手段に表示する第一表示制御手段と、
前記記憶装置に記憶された前記複数の画像ファイルを冊子状に見開き表示した見開き画像を、第一の項目とは異なる第二の項目に基づく順序で、前記表示手段に前記サムネイル画像と併せて表示する第二表示制御手段と
を備えたことを特徴とする情報管理装置。 - 前記記憶装置に記憶された前記複数の画像ファイルのうちで、指定された条件に合致する前記画像ファイルを検索するファイル検索手段と、
前記表示手段に表示される複数の前記サムネイル画像のうちで、前記ファイル検索手段によって検索された前記画像ファイルに対応する前記サムネイル画像を、他の前記サムネイル画像とは異なる態様で表示する第一検索結果表示手段と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。 - 前記表示手段に表示される複数の前記見開き画像のうちで、前記ファイル検索手段によって検索された前記画像ファイルに対応する前記見開き画像を、他の前記見開き画像とは異なる態様で表示する第二検索結果表示手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の情報管理装置。
- 前記データ取得手段によって取得される複数の前記ストロークデータは、前記画像ファイルの保存を指示する前記ストロークデータである保存指示データを含み、
前記ファイル生成手段は、前記画像ファイルの生成に使用されていない未処理の前記ストロークデータのうちで、前記保存指示データが示す保存対象の前記ストロークデータを合成することで、一の前記画像ファイルを生成することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報管理装置。 - 前記データ取得手段によって取得される前記複数のストロークデータは、前記紙媒体の改頁を指示する前記ストロークデータである改頁指示データを含み、
前記ファイル生成手段は、
前記画像ファイルの生成に使用されていない未処理の前記ストロークデータのうちで、前記改頁指示データが示す改頁対象の前記ストロークデータを一時記憶装置に退避させ、
前記保存指示データが示す前記保存対象の前記ストロークデータと、前記一時記憶装置に退避させた前記改頁対象のストロークデータとを合成することで、一の前記画像ファイルを生成することを特徴とする請求項4に記載の情報管理装置。 - 前記第一の項目は、前記画像ファイルのファイル名であり、
前記第二の項目は、前記画像ファイルの生成された日時であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の情報管理装置。 - コンピュータに、
所定領域に配置された紙媒体に情報を記入する筆記手段の軌跡を検出可能な検出手段によって検出される前記軌跡を示すデータであって、前記軌跡上の複数の位置の情報によって前記軌跡を特定するストロークデータを、前記検出手段から取得するデータ取得ステップと、
前記データ取得ステップによって取得された前記ストロークデータに基づいて、前記紙媒体に記入された前記情報を示す画像ファイルを生成するファイル生成ステップと、
前記ファイル生成ステップによって生成された前記画像ファイルを、記憶装置に記憶する記憶制御ステップと、
前記記憶装置に記憶された複数の前記画像ファイルをそれぞれ縮小表示したサムネイル画像を、第一の項目に基づく順序で表示手段に表示する第一表示制御ステップと、
前記記憶手段に記憶された前記複数の画像ファイルを冊子状に見開き表示した見開き画像を、第一の項目とは異なる第二の項目に基づく順序で、前記表示手段に前記サムネイル画像と併せて表示する第二表示制御ステップと
を実行させることを特徴とする情報管理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012237275A JP2014086053A (ja) | 2012-10-26 | 2012-10-26 | 情報管理装置および情報管理プログラム |
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Publications (1)
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