JP5609914B2 - 文書閲覧装置およびプログラム - Google Patents

文書閲覧装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5609914B2
JP5609914B2 JP2012094005A JP2012094005A JP5609914B2 JP 5609914 B2 JP5609914 B2 JP 5609914B2 JP 2012094005 A JP2012094005 A JP 2012094005A JP 2012094005 A JP2012094005 A JP 2012094005A JP 5609914 B2 JP5609914 B2 JP 5609914B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
page
document
displayed
designation
documents
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012094005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013222334A (ja
Inventor
井上 雅之
雅之 井上
啓一郎 兵頭
啓一郎 兵頭
哲宏 柴田
哲宏 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2012094005A priority Critical patent/JP5609914B2/ja
Priority to US13/863,777 priority patent/US20130275867A1/en
Publication of JP2013222334A publication Critical patent/JP2013222334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5609914B2 publication Critical patent/JP5609914B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/0485Scrolling or panning
    • G06F3/04855Interaction with scrollbars
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures

Description

本発明は、文書を表示する文書閲覧装置およびプログラムに関する。
多数のページからなる文書の中の特定の1ページを表示装置に表示する場合、表示中のページが文書全体の中の何ページ目であるかを、たとえば「ページ位置/全ページ数」といった分数の形式で表示することが一般に行われる。また、これをより直感的に表示する技術もある。
たとえば、ページめくり用の「進む」釦、「戻る」釦を表示すると共に、これらの釦の中に、バーの幅が釦の幅を全ページ数とした場合の1ページ分の割合に対応し、かつバーの位置が現在表示ページの位置に対応するようなバーを表示する技術がある(たとえば、特許文献1参照。)。
また、全ページ数分に区分された複数のバーを表示し、現在表示中のページに対応するバーを他のバーと色などで識別可能に表示することで、現在表示中のページが、全データ中の何ページ目であるかを容易に把握できるようにしたデータ表示装置がある(たとえば、特許文献2参照。)。
特開2001−051769号公報 特開2004−021467号公報 特開平9−190275号公報
前述した特許文献1、2に開示の技術は、1つの文書を対象としたものである。一方、近年は、複数の文書を開くことのできる情報処理装置が普及している。このように複数の文書が開かれている(表示対象にされている)状態で、その中の特定の文書の特定のページを指定して表示させるためには、まず、文書を選択し、その後、その文書の中のページ位置を指定するといった2段階の操作が必要となり、煩雑であった。
また、表示対象にされている複数の文書が互いに関連ある文書であっても、これら複数の文書全体としての総ページ数や、複数の文書全体における各文書のページ数比率、複数の文書全体の中でのページ位置などを直感的に把握できるようなユーザI/Fはなかった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、表示されるページを、表示対象にされた複数の文書の中の任意の文書の任意のページに1回の指定操作で切り替えることのできる文書閲覧装置およびそのプログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]文書、および1つの文書の中の任意のページの指定を受けるためのページ指定オブジェクトが表示される表示部と、
前記ページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受ける操作部と、
制御部と
を備え、
前記制御部は、複数の文書が表示対象にされているとき、該複数の文書のそれぞれに対応する前記ページ指定オブジェクトを前記表示部に表示し、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を前記操作部で受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の中の、該指定操作によって指定されたページを前記表示部に表示し、
処理の指定と、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の中の、該指定操作によって指定されたページに対して、前記指定された処理を施す
ことを特徴とする文書閲覧装置。
上記発明では、表示対象にされた複数の文書のそれぞれについてページ指定オブジェクトを表示し、いずれかのページ指定オブジェクトに対してページの指定操作を受けたとき、そのページ指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の、その指定操作で指定されたページを表示部に表示する。ページ指定オブジェクトは、ページの指定操作を受けることのできるオブジェクトであれば任意でよい。たとえば、棒状の表示物であってその中の位置でページ位置を示すようなオブジェクトであってもよいし、数字によりページ位置の指定を直接受けるようなオブジェクトであってもよい。
また、削除、送信などの処理の指定と、ページの指定操作を受けた場合、その指定されたページに対して、指定された処理が施される。複数の文書の中から所望の文書の所望のページを1回の指定操作で選択可能となる本発明の高い操作性が、表示中のページを切り替える以外の処理に対しても適用される。
[2]文書、および1つの文書の中の任意のページの指定を受けるためのページ指定オブジェクトが表示される表示部と、
前記ページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受ける操作部と、
制御部と
を備え、
前記制御部は、複数の文書が表示対象にされているとき、該複数の文書のそれぞれに対応する前記ページ指定オブジェクトを前記表示部に表示し、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を前記操作部で受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の中の、該指定操作によって指定されたページを前記表示部に表示し、
処理の指定と、ページ単位の指定と、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の中の、該指定操作によって指定されたページに対して、前記指定された処理を施し、
処理の指定と、文書単位の指定と、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の全体に対して、前記指定された処理を施す
ことを特徴とする文書閲覧装置。
上記発明では、文書単位での指定とページ単位の指定の双方が可能になる。
[3]表示対象にされている複数の文書のうち、所定の要件が共通する複数の文書をまとめて1つのページ指定オブジェクトで表示する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の文書閲覧装置。
[4]文書、および1つの文書の中の任意のページの指定を受けるためのページ指定オブジェクトが表示される表示部と、
前記ページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受ける操作部と、
制御部と
を備え、
前記制御部は、複数の文書が表示対象にされているとき、該複数の文書のそれぞれに対応する前記ページ指定オブジェクトを前記表示部に表示し、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を前記操作部で受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の中の、該指定操作によって指定されたページを前記表示部に表示し、
表示対象にされている複数の文書のうち、所定の要件が共通する複数の文書をまとめて1つのページ指定オブジェクトで表示する
ことを特徴とする文書閲覧装置。
上記[3][4]に記載の発明では、所定の要件が共通する複数の文書をまとめて1つのページ指定オブジェクトで表すことで、ページ指定オブジェクトの数を減らすことができる。特に、表示対象にされている文書が多数の場合に、ページ指定オブジェクトの数が多くなり過ぎて見難くなることが回避される。
[5]前記所定の要件は、表示対象に登録された日付、文書の送信元、文書の送信先、の中の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする[3]または[4]に記載の文書閲覧装置。
]前記ページ指定オブジェクトは、全体が1つの文書に対応しかつその中の位置により前記文書の中のページ位置が特定される表示物であり、
前記ページの指定操作は、前記ページ指定オブジェクトの中の任意の箇所を選択する操作である
ことを特徴とする[1]乃至5のいずれか1項に記載の文書閲覧装置。
上記発明では、ページ指定オブジェクトは、その領域全体が1つの文書の全体に対応し、かつ、その中の位置により該文書の中のページ位置が特定されるような表示物である。たとえば、ページ指定オブジェクトの形状には、バー、環、円弧などがある。ページの指定操作は、ページ指定オブジェクトの中の任意の箇所を選択する操作である。これにより、所望のページ位置を簡易にかつ直感的に指定することができる。
]前記制御部は、前記表示部に表示中のページの属する文書に対応する前記ページ指定オブジェクトの中の、前記表示中のページに対応する位置に、所定の識別マークを表示する
ことを特徴とする[]に記載の文書閲覧装置。
上記発明では、複数のページ指定オブジェクトのうち、現在表示中のページが属する文書のページ指定オブジェクトの該当ページ位置に識別マークが表示される。表示中のページがどの文書のどのようなページ位置のページであるかを一目で直感的に認識させることができる。
]前記制御部は、表示対象にされた前記複数の文書に対応する複数の前記ページ指定オブジェクトを、境界を識別可能に1つに連結した連結ページ指定オブジェクトとして表示する
ことを特徴とする[]または[]に記載の文書閲覧装置。
上記発明では、各文書に対応するページ指定オブジェクトは、境界が分かるように連結されて1つの連結ページ指定オブジェクトとして表示される。複数の文書を一体的表すことができ、該一体的な表示物上で任意の文書の任意のページの指定を受けることができる。
]前記連結ページ指定オブジェクトのサイズを一定とし、かつ表示対象にされている前記複数の文書のページ数の比率に応じて各文書に対応するページ指定オブジェクトのサイズを設定する
ことを特徴とする[]に記載の文書閲覧装置。
上記発明では、連結ページ指定オブジェクト全体としてのサイズは一定に保持され、該連結ページ指定オブジェクトを構成する各ページ指定オブジェクトのサイズは、それぞれが対応する文書のページ数の比率に従って設定される。たとえば、ページ指定オブジェクトおよび連結ページ指定オブジェクトをバー状の表示物とする場合、連結ページ指定オブジェクトとしての1本のバーの全長は固定長にされ、各ページ指定オブジェクトに対応する部分(区間とする)の長さは、各文書のページ数の比率に応じて設定される。
10]前記制御部は、文書が表示対象にされた順に前記ページ指定オブジェクトを配列した前記連結ページ指定オブジェクトを表示する
ことを特徴とする[]または[]に記載の文書閲覧装置。
上記発明では、連結ページ指定オブジェクトを構成する各ページ指定オブジェクトは、対応する文書が表示対象にされた順に従って配列される。これにより、表示対象にされた順序を連結ページ指定オブジェクト内での並び順から認識することができる。
11]前記ページ指定オブジェクトは、その全長が1つの文書の全体に対応しかつ全長の中の位置により前記文書の中のページ位置が特定される棒状の表示物である
ことを特徴とする[1]乃至[10]のいずれか1項に記載の文書閲覧装置。
上記発明では、棒状表示物の全長は文書全体を示し、該棒状表示物の中の位置によりその文書の中のページ位置が特定される。この場合、連結ページ指定オブジェクトも1本の真っ直ぐな棒状にされることが望ましい。
12]前記制御部は、表示対象にされている前記複数の文書のうち、前記表示部に表示中のページを含む文書についてはその表示中のページのページ番号とその文書のページ数とをその文書のページ指定オブジェクトに対応付けて表示する第1ページ情報表示を行い、前記複数の文書のうち、他の文書についてはその文書のページ数をその文書のページ指定オブジェクトに対応付けて表示する第2ページ情報表示を行う
ことを特徴とする[1]乃至[11]のいずれか1つに記載の文書閲覧装置。
上記発明では、表示中のページを含む文書については、表示中のページのページ位置とその文書の総ページ数が表示される。一方、他の文書については、総ページ数のみの簡略表示となる。
13]外部装置から文書のデータを入力する入力部を備え、
前記制御部は、
前記入力部からデータの入力された文書を、その入力時に前記表示対象にする
ことを特徴とする[1]乃至[12]のいずれか1項に記載の文書閲覧装置。
上記発明では、外部装置から入力した文書は、その入力時点で表示対象に設定される。
14]前記制御部は、新規ページの作成要求を受けたとき、該新規ページを前記表示対象の文書の1つに設定し、該新規ページに対応するページ指定オブジェクトを表示する
ことを特徴とする[13]に記載の文書閲覧装置。
上記発明では、当該装置で作成した新規ページを1つの文書として扱い、新規ページに対応するページ指定オブジェクトを表示する。なお、新規ページの作成を複数回行ったとき、これら当該装置で作成した複数のページを1つの文書にまとめて扱ってもよいし、個別の文書として扱うようにしてもよい。
15]表示対象にされている文書が所定数以上の場合には、前記第1ページ情報表示と前記第2ページ情報表示の双方を行わない、もしくは前記第2ページ情報表示を行わない
ことを特徴とする[12]に記載の文書閲覧装置。
上記発明では、ページ指定オブジェクトが多数になった場合、表示面積や見易さの観点から、第1ページ情報表示(表示中のページを含む文書に関する、表示中のページ位置とページ数の表示)や第2ページ情報表示(他の文書に関する、ページ数の表示)は行わない。
[16]前記連結ページ指定オブジェクトにおいて、ページ指定オブジェクトの境界が識別可能となるようにページ指定オブジェクトの色を相違させる
ことを特徴とする[]に記載の文書閲覧装置。
上記発明では、連結されている個々のページ指定オブジェクトを容易に識別することができる。
[17]前記表示部は、電源オフ後も表示内容が維持される、メモリ性表示デバイスである
ことを特徴とする[1]乃至[16]のいずれか1つに記載の文書閲覧装置。
上記発明では、ユーザは、ページ指定オブジェクトや連結ページ指定オブジェクトの状態を電源オフ後も確認することができる。
[18]表示部と操作部を備えた情報処理装置を、
[1]乃至[17]のいずれか1つに記載の文書閲覧装置として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
本発明に係る文書閲覧装置およびそのプログラムによれば、表示対象にされた複数の文書の中の任意の文書の任意のページに1回の選択操作で表示ページを切り替えることができる。
本発明の実施の形態に係る文書閲覧装置およびその利用形態の概要を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る文書閲覧装置の電気系概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る文書閲覧装置の表示部に表示される標準画面の構成を示す図である。 表示対象の文書が何もない初期状態から表示対象の文書を順次追加した場合におけるシークバー等の変遷を示す説明図である。 表示対象の文書を追加する処理を示す流れ図である。 シークバーへのタッチ操作を受けて表示中のページを変更する処理を示す流れ図である。 表示対象に登録されている全文書を削除する場合のユーザ手順および探索情報表示領域の表示状態の遷移を示す説明図である。 表示対象のいずれかの文書またはページを削除する場合のユーザ手順および探索情報表示領域の表示状態の遷移を示す説明図である。 文書閲覧装置が行う削除処理を示す流れ図である。 表示対象に登録されている文書またはページを移動する場合のユーザ手順および探索情報表示領域の表示状態の遷移を示す説明図である。 文書閲覧装置が行う移動処理を示す流れ図である。 表示対象に登録されている全文書を外部装置へ送信する場合のユーザ手順および探索情報表示領域の表示状態の遷移を示す説明図である。 表示対象のいずれかの文書またはページを外部装置へ送信する場合のユーザ手順および探索情報表示領域の表示状態の遷移を示す説明図である。 文書閲覧装置が行う送信処理を示す流れ図である。 縦型のシークバーを示す図である。 区間を階段状に配置した階段型のシークバーを示す図である。 文書毎に独立した文書バーを表示する場合の一例を示す図である。 文書毎に独立した文書バーを表示する場合であって、文書バーの長さを文書のページ数に応じた長さにする場合の一例を示す図である。 シークバーの表示において、表示対象の文書の数が多数の場合に、文書毎の詳細文書情報やページ数情報の表示を省略する場合を示す図である。 区間によって色を相違させたシークバーを例示する図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る文書閲覧装置10およびその利用形態の概要を示している。
文書閲覧装置10は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置5や印刷装置7などの外部装置と無線通信可能であり、印刷装置7の読み取り部で原稿を読み取って得たスキャン画像や情報処理装置5等から文書のデータを受信し、そのスキャン画像や文書(これらをドキュメントとも呼ぶ)を表示したり、編集したり、手書きによるメモ書きを付加したりする機能を備えている。また手書きメモを付加するなどの処理を加えた後の文書を、情報処理装置5や印刷装置7などの外部装置に送信する機能を備えている。文書閲覧装置10は、たとえば、印刷前の文書の校閲、校正などに利用される。
文書閲覧装置10は、A4サイズほどの平板形状を成した携帯端末であり、表面のほぼ全域がメモリ表示デバイスの表示面Sになっている。メモリ表示デバイスは、電源をオフしても表示内容を保持して表示を継続する表示装置である。たとえば、粒子移動型の電子ペーパで構成される。
また、メモリ表示デバイスの表示面S上には、指やペンなどでタッチされた位置を検出するタッチパネルが設けてある。
図2は、文書閲覧装置10の電気系概略構成を示している。文書閲覧装置10は、当該文書閲覧装置10の動作を統括制御する制御部としてのCPU11に、表示部17が配下に接続された表示コントローラ12と、操作部13と、通信部14と、メモリ15と、ROM(Read Only Memory)16とを接続して構成される。また、文書閲覧装置10の各部に電源を供給する電池18を備えている。
表示部17は、前述したメモリ表示デバイスで構成される。表示コントローラ12は、各種の制御信号や表示データを表示部17に与えてその表示内容の書き換え等を制御する。実際の表示内容となる画面はCPU11が作成する。操作部13は、表示部17の表示面S上に設けられ、指やペンなどによって押下された位置を検出するタッチパネルのほか、文書閲覧装置10の表示面Sの周囲の縁部等に配置された操作スイッチなどで構成される。
文書閲覧装置10では、タッチパネルを通じてユーザの手書きによる文字、図形などの手書きオブジェクトの入力を受けることができる。タッチパネルの検知方式は、静電容量、アナログ/デジタル抵抗膜、赤外線、超音波、電磁誘導等、任意でよい。
通信部14は、無線通信によりネットワークと接続し、情報処理装置5や印刷装置7などの外部装置と通信する機能を果たす。
ROM16には、各種プログラムやデータが格納され、これらのプログラムに従ってCPU11が各種の処理を実行することで文書閲覧装置10としての各機能が実現される。メモリ15はCPU11がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや表示データを一時記憶するメモリとして使用される。
文書閲覧装置10は、情報処理装置5などの外部装置から受信した文書を表示対象の文書としてメモリ15に登録する。何らかの文書が表示対象に登録された状態でさらに別の文書を受信すると、その文書も表示対象の文書として追加登録される。文書閲覧装置10は、このようにして表示対象として登録された1または複数の文書の中から選択された任意の1ページを表示し、このページに対して手書きの書き込みや修正を受け付けるようになっている。
図3は、文書閲覧装置10の表示部17に表示される標準画面20の構成を示している。標準画面20には、その左上の隅に寄せて、該標準画面20の約8割の面積を占める文書表示領域21が配置されている。文書表示領域21には、表示対象の文書の任意の1ページが表示される。
文書表示領域21の下方には、表示対象として登録されている文書の数やページ数、現在表示中のページのページ位置などを表示するほか、ページの選択操作などを受けるための探索情報表示領域22が設けられている。
探索情報表示領域22には、表示対象にされた各文書に対応するページ指定オブジェクトが表示される。ページ指定オブジェクトは、1つの文書の中で任意のページの指定操作を受けるためのオブジェクトである。ここでは、ページ指定オブジェクトを、棒状の文書バーとする。文書バーは、その全長が1つの文書の全体に対応し、全長の中の位置がその文書の中のページ位置を表している。文書バーの左端が先頭ページに、右端が最終ページに対応するものとする。たとえば、ある文書バーが30ページの文書に対応している場合、この文書バーの全長は当該30ページの文書全体に対応しており、左端から3分の1の位置は、文書の先頭から10ページ目のページ位置に対応する。
図3の例では、表示対象にされた複数の文書の文書バー(ページ指定オブジェクト)を連結した連結ページ指定オブジェクトとして、シークバー23が表示されている。シークバー23は、全長が固定長の真っ直ぐな棒形状をなしており、表示対象にされている複数の文書全体を表している。表示対象の文書が複数ある場合、固定長のシークバー23は、文書の数と同数の複数の区間に区分される。各区間は前述した1つの文書バー(1つのページ指定オブジェクト)に相当する。各区間の長さの比率は、表示対象の複数の文書のページ数の比率に対応する。
図3の例は、表示対象の文書として、第1文書(30ページ)、第2文書(17ページ)、第3文書(15ページ)の3つが登録されている場合を示している。シークバー23は、左端から、第1文書に対応する文書バーとしての区間23a、第2文書に対応する文書バーとしての区間23b、第3文書に対応する文書バーとしての区間23cの3つに区分されている。区間23aと区間23bと区間23cの長さの比は、ページ数の比率に従って、30:17:15になっている。この3つの文書のトータルページ数は62ページであり、シークバー23の全長を固定長Lとした場合、区間23aの長さLaは、La=L×30÷62、区間23bの長さLbはLb=L×17÷62、区間23cの長さLcは、Lc=L×15÷62、にされる。
一般式で表す。シークバー23の固定長(全長)をL、任意の区間nに対応する文書のページ数Pn、トータルページ数Gとすれば、区間nの長さLnは、
Ln=L×Pn÷G …(1)式 となる。
なお、シークバー23の中での文書(区間)の並びは、先に登録された文書ほど左端寄りになるようになっている。
シークバー23上のインジケータ24は、現在表示中のページの位置を示している。
シークバー23の右端の右隣には、当該シークバー23が表している表示対象の文書全体のトータルページ数25が表示される。
表示対象の文書のうち、表示中のページを含む文書については、その区間の右端部下方に、表示中のページの当該文書中のページ位置と当該文書のページ数とを、ページ数を分母とする分数形式で表した、詳細文書情報26が表示される。表示対象の文書のうち、表示中のページを含む文書以外の文書については、その文書のページ数を示すページ数情報27が表示される。
さらに、手書きの行われたページに対応するシークバー23上の箇所にはマーカ28が表示される。
探索情報表示領域22の右横には、表示中のページを1ページ進めるための進む釦31、および1ページ戻すための戻る釦32が表示されている。
文書表示領域21の右側の領域には、削除釦33、移動釦34、送信釦35、メモ追加釦36などが縦に配列されている。
次に、探索情報表示領域22における表示内容の遷移等について説明する。
図4は、表示対象の文書が何もない初期状態から、表示対象の文書を順次追加した場合におけるシークバー23等の変遷を示している。
図4(a)は、表示対象の文書が何も登録されていない初期状態における探索情報表示領域22の表示状態を示している。シークバー23は区分されない、1本の横棒として表示され、トータルページ数25は「0」になっている。インジケータ24、詳細文書情報26、ページ数情報27、マーカ28は表示されない。
図4(b)は、初期状態から1個目の表示対象の文書(第1文書:30ページとする)を登録した直後の状態を示している。シークバー23は区分されず1本の棒状のままである。トータルページ数25は「P30」と表示される。登録直後は、この文書の1ページ目が文書表示領域21に表示される。そのため、インジケータ24はシークバー23の右端に位置し、詳細文書情報26は「1/30」となる。
図4(c)は、その後、図3に示した進む釦31を押下して、2ページ目を表示させた状態を示している。インジケータ24が1ページ分、右に移動し、詳細文書情報26は「2/30」になっている。
図4(d)は、その後、表示対象として2個目の文書(第2文書:17ページとする)を登録した直後の状態を示している。シークバー23は30:17の比率で2つの区間に区分される。表示中のページは変化しない。左側の第1区間23aは最初に登録した第1文書に対応しており、その文書の2ページ目が表示中なので詳細文書情報26として「2/30」が表示される。右側の第2区間23bは第2文書に対応し、ページ数情報27として「P17」が表示される。
図4(e)は、その後、シークバー23の任意の箇所をペンでタッチすることで、表示中のページを切り替えた状態を示している。図4(e)は、同図(d)の状態において第2文書に対応する区間23b内の位置B(第2文書の6ページ目に対応する位置)をペンでタッチした結果、その位置Bにインジケータ24が移動した状態を示している。区間23bについては、対応する第2文書の6ページ目が表示中になったので詳細文書情報26として「6/17」が表示される。一方、区間23aについては、ページ数情報27に切り替わり、「P30」と表示される。
このように、シークバー23の任意の箇所をタッチするだけで、そのタッチ位置を含む区間に対応する文書、およびその文書の中の、該タッチ位置に対応するページを指定して、表示中のページを変更することができる。すなわち、表示対象の文書が複数ある場合でも、まず文書を選択し、次にその文書の中のページを選択する、といった2段階の選択操作を行う必要がなく、1度の操作で、所望の文書の所望のページを選択することができる。
図4(f)は、その後、表示対象として3個目の文書(第3文書:15ページとする)をさらに追加した状態を示している。
図4(g)は、その後、メモ追加釦36を押下した直後の状態を示している。メモ追加釦36を押下すると、無記入(白紙)のページが、新規の文書として表示対象に追加登録される。その結果、新たな区間23dが追加されて、シークバー23は4つの区間23a〜23dに区分される。
このようにして表示対象として順次追加した複数の文書は、この追加した順(登録順)に配列された一連の文書群として扱われる。たとえば、全文書を選択して情報処理装置5などに送信すれば、該複数の文書を1つにまとめた1つの文書として情報処理装置5に送信することができる。
また、表示対象にされている複数の文書が互いに関連ある文書である場合には、これら複数の文書全体としての総ページ数や、複数の文書全体における各文書のページ数の比率、複数の文書全体の中でのページ位置などを直感的に把握することができる。
図5は、表示対象の文書を追加する処理の流れを示している。文書閲覧装置10は、情報処理装置5などの外部装置から文書のデータを受信すると(ステップS101)、この受信した文書を表示対象に登録する(ステップS102)。なお、表示対象の文書は登録順にリスト化されて一連の文書群にされる。受信した文書はこのリストの末尾に登録される。
次に、今回受信した文書以外に表示対象として既に登録されている文書が存在するか否かを調べる(ステップS103)。既に登録されている文書がない場合は(ステップS103;No)、図4(b)のような表示を行う。すなわち、受信した文書のページ数をトータルページ数に設定して表示し(ステップS104)、シークバー23の下方に詳細文書情報26として、「1/N」(Nは今回受信した文書のページ数)を表示する(ステップS105)。さらにインジケータ24をシークバー23の左端(1ページ目に対応する位置)に表示して(ステップS106)、処理を終了する。
今回受信した文書以外に表示対象として既に登録されている文書がある場合は(ステップS103;Yes)、探索情報表示領域22の表示内容を、図4(c)から図4(d)、あるいは図4(e)〜図4(f)へ移行するように変更する。すなわち、今回受信した文書のページ数を加算してトータルページ数を更新し(ステップS107)、今回受信した文書に対応する区間をシークバー23の右端に追加し、かつ各文書のページ数比率に応じてシークバー23の各区間の長さを変更して表示する(ステップS108、S109)。具体的には、前述した式(1)を使用して各区間の長さを求めて更新する。
図6は、シークバー23へのタッチ操作を受けて表示中のページを変更する処理の流れを示している。文書閲覧装置10は、シークバー23に対するタッチ操作を受けると、そのタッチ位置を求める(ステップS201)。次に、そのタッチ位置に対応する文書と、その文書内でのページ位置とを求める(ステップS202)。
そして、この求めた文書の該当ページを文書表示領域21に表示する(ステップS203)。次に、図4(d)から図4(e)のように探索情報表示領域22の表示内容を変更する。すなわち、表示したページに対応する位置へインジケータ24を移動し、表示中のページを含む文書の区間については詳細文書情報26を表示し、他の文書の区間についてはページ数情報27を表示して(ステップS204)、処理を終了する。
次に、全文書を削除する場合について説明する。
図7は、表示対象に登録されている全文書を削除する場合のユーザ手順および探索情報表示領域22の表示状態の遷移を示している。まず、ユーザは削除釦33を押下操作する(同図(a))。次に、探索情報表示領域22内のトータルページ数25の表示箇所をタッチする(同図(b))。
この操作を行うと、「全ドキュメントを削除しますか? Yes/No」といった確認メッセージが表示される(同図(c))。この問い合わせに対して「Yes」を選択すると、全文書の削除が行われる。
図7(d)は、全文書削除後の探索情報表示領域22の表示状態を示している。図4(a)と同様の初期状態になる。
次に、表示対象の文書またはページを削除する場合について説明する。
図8は、表示対象のいずれかの文書またはページを削除する場合のユーザ手順および探索情報表示領域22の表示状態の遷移を示している。まず、ユーザは削除釦33を押下操作し(図8(a))、次に、シークバー23上の、削除したい文書またはページに対応する位置をタッチする(図8(b))。
この操作を行うと、
「このドキュメントを削除しますか? Yes/No
このページを削除しますか? Yes/No、」
といった確認メッセージが表示される(同図(c))。この問い合わせに対してドキュメント削除に対応する「Yes」を選択すると、タッチ位置が含まれる区間に対応する文書の削除が行われる。図8(d)は、タッチ位置に対応する文書が削除された後の探索情報表示領域22の表示状態を示している。
同図(c)の問い合わせに対してページ削除に対応する「Yes」を選択すると、タッチ位置に対応するページの削除が行われる。図8(e)は、タッチ位置に対応するページが削除された後の探索情報表示領域22の表示状態を示している。
なお、図8(c)〜(e)の破線で示すように、文書やページを削除してもシークバー23全体の長さは変化しない。
図9は、文書閲覧装置10による削除処理の流れを示している。削除釦33の押下を検出すると(ステップS301)、削除対象を指示するためのタッチ操作を受ける(ステップS302)。具体的には、全文書の場合にはトータルページ数25の表示箇所へのタッチ操作、文書またはページ削除の場合はシークバー23の該当箇所へのタッチ操作を受ける。
トータルページ数25へのタッチ操作を受けた場合、すなわち、全文書を削除する指示を受けた場合は(ステップS303;Yes)、シークバー23を初期化し、トータルページ数25を「0」にする(ステップS304)。そして、全文書を表示対象の登録から削除し、また全ての文書のデータをメモリから削除して(ステップS305)、本処理を終了する。
シークバー23へのタッチを受けた場合は(ステップS303;No)、削除対象が文書かページかをユーザに問い合わせる(ステップS306)。
文書を削除する旨の操作を受けた場合は(ステップS307;Yes)、タッチ位置に対応する文書を削除対象とし、該削除対象の文書のページ数を減算してトータルページ数25を更新する(ステップS308)。さらに、削除対象の文書に対応する区間をシークバー23から削除し、残りの区間の長さをそれらに対応する文書のページ数の比率に従って変更するなどして表示を更新する(ステップS309)。そして、削除対象の文書を表示対象の登録(リスト)から削除し、またその文書のデータをメモリから削除して(ステップS310)、本処理を終了する。
ページを削除する旨の操作を受けた場合は(ステップS307;No、S311;Yes)、タッチ位置に対応するページを削除対象とし、該削除対象のページを含む文書のページ数、およびトータルページ数25をそれぞれ「1」減算して更新する(ステップS312)。さらに、減算後の各文書のページ数の比率に応じてそれぞれの区間の長さを変更するなどして表示を更新する(ステップS313)。そして、削除対象のページを表示対象の登録から削除し、またそのページのデータをメモリから削除して(ステップS314)、本処理を終了する。
このように、シークバー23の任意の箇所をタッチするだけで、そのタッチした箇所に対応するページを削除対象に選択することができるので、表示対象の文書が複数ある場合でも、まず文書を選択し、次にその文書の中のページを選択する、といった2段階の選択操作を行うことなく、所望の文書の所望のページを削除対象に選択することができる。
次に、表示対象に登録されている文書やページを移動させて並び順を変更する手順について説明する。
前述したように、文書は外部装置から受信した順(登録順)にリスト化された一連の文書群として扱われ、リストの先頭の文書から順に、シークバー23の左端から右方向に配列される。文書閲覧装置10では、登録順にリスト化された文書やページの並び順を、文書単位もしくはページ単位に移動させて変更することができる。
図10は、表示対象に登録されている文書またはページを移動する場合のユーザ手順および探索情報表示領域22の表示状態の遷移を示している。まず、ユーザは移動釦34を押下操作し(図10(a))、次に、シークバー23上の、移動したい文書またはページに対応する位置をタッチする(図10(b))。
この操作を行うと、
「このドキュメントを移動しますか? Yes/No
このページを移動しますか? Yes/No」
といった確認メッセージが表示される(図10(c))。この問い合わせに対してユーザはドキュメント移動に対応する「Yes」またはページ移動に対応する「Yes」を選択する。
次に、ユーザは、シークバー23上で移動先に対応する位置をタッチする(図10(d))。ここで、先ほどの確認メッセージに対してドキュメント移動に対応する「Yes」が押下されていた場合は、区間の境界位置(シークバー23の左右の端部も含む)の中でこのタッチ位置に最も近い境界位置が移動先に設定され、その移動先を指して「このドキュメント間に挿入しますか? Yes/No」といったメッセージが表示される(図10(e))。ここで、ユーザが「Yes」を選択すると、移動対象の文書が、移動先に対応する文書間(もしくは先頭または末尾)に移動される(図10(f))。図10は、文書を移動させる場合を示しており、移動対象の文書に対応する区間に斜線を施してある。
図11は、文書閲覧装置10による移動処理の流れを示している。文書閲覧装置10は、移動釦34の押下を検出すると(ステップS401)、移動対象を指示するためのタッチ操作を受ける(ステップS402)。具体的には、シークバー23の該当箇所へのタッチ操作を受ける。
次に、移動対象が文書かページかをユーザに問い合わせる(ステップS403)。
文書を移動する旨の操作を受けた場合は(ステップS404;Yes)、シークバー23へのタッチによる移動先の指定を受け付け、区間の境界位置(シークバー23の左右の端部も含む)の中でこのタッチ位置に最も近い境界位置を移動先に設定する(ステップS405)。
次に、この設定した移動先を指して、この位置に文書を移動するか否かをユーザに問い合わせる(ステップS406)。この問い合わせに対して「No」の選択を受けると(ステップS406;No)、本処理を終了する。この問い合わせに対して「Yes」の選択を受けた場合は(ステップS406;Yes)、シークバー23上において、移動対象の文書を移動先の文書間等に挿入するように移動対象の文書に対応する区間を移動させる(ステップS407)。また、これに従うように、メモリ上にリスト化されて登録されている文書の並び順を変更して(ステップS408)、処理を終了する。
ページを移動する旨の操作を受けた場合は(ステップS404;No)、S409;Yes)、シークバー23へのタッチによる移動先の指定を受け付け、そのタッチ位置に最も近いページの境界位置を移動先に設定する(ステップS410)。
次に、この設定した移動先を指して、この位置にページを移動するか否かをユーザに問い合わせる(ステップS411)。この問い合わせに対して「No」の選択を受けると(ステップS411;No)、本処理を終了する。この問い合わせに対して「Yes」の選択を受けた場合は(ステップS411;Yes)、シークバー23上において、移動対象のページを移動先のページ間に挿入するように表示を変更する(ステップS412)。
具体的には、移動先が移動前と同じ文書内であれば、区間の移動はない。移動によってインジケータ24の位置を移動させる必要があれば、インジケータ24の位置を変更する。一方、ページを別の文書内に移動させる場合、移動元の文書に対応する区間の長さを1ページ分短くし、移動先の文書に対応する区間を1ページ分長くするように変更する。また、必要に応じてインジケータ24の表示位置や詳細文書情報26等を変更する。
その後、メモリ上に登録されている文書内のページの並び順を変更して(ステップS413)、処理を終了する。
このように、シークバー23の任意の箇所をタッチするだけで、そのタッチした箇所に対応する文書やページを移動対象に選択したり、移動先の位置を指定することができるので、表示対象の文書が複数ある場合でも、まず文書を選択し、次にその文書の中のページを選択する、といった2段階の選択操作を行うことなく、所望の文書の所望のページを移動対象に選択したり、移動先を指定したりすることができる。
次に、文書やページの送信について説明する。
ここでは、選択された文書やページは、その文書やページを文書閲覧装置10に登録した時の送信元の装置に送信するものとする。
図12は、表示対象に登録されている全文書を外部装置へ送信する場合のユーザ手順および探索情報表示領域22の表示状態の遷移を示している。まず、ユーザは送信釦35を押下操作する(同図(a))。次に、探索情報表示領域22内のトータルページ数25の表示箇所をタッチする(同図(b))。
この操作を行うと、「全ドキュメントを送信しますか? Yes/No」といった確認メッセージが表示される(同図(c))。この問い合わせに対して「Yes」を選択すると、全文書の送信が行われる。
図13は、表示対象のいずれかの文書またはページを外部装置へ送信する場合のユーザ手順および探索情報表示領域22の表示状態の遷移を示している。まず、ユーザは送信釦35を押下操作し(図13(a))、次に、シークバー23上の、送信したい文書またはページに対応する位置をタッチする(図13(b))。
この操作を行うと、
「このドキュメントを送信しますか? Yes/No
このページを送信しますか? Yes/No」
といった確認メッセージが表示される(同図(c))。この問い合わせに対してユーザがドキュメント送信に対応する「Yes」を選択すると、タッチ位置が含まれる区間に対応する文書が送信される。
同図(c)の問い合わせに対してユーザがページ送信に対応する「Yes」を選択すると、タッチ位置に対応するページが送信される。
図14は、文書閲覧装置10による送信処理の流れを示している。送信釦35の押下を検出すると(ステップS501)、送信対象を指示するためのタッチ操作を受ける(ステップS502)。具体的には、全文書を送信対象にする場合はトータルページ数25の表示箇所へのタッチ操作、文書またはページを送信対象にする場合はシークバー23の該当箇所へのタッチ操作を受ける。
トータルページ数25へのタッチ操作を受けた場合、すなわち、全文書を送信する指示を受けた場合は(ステップS503;Yes)、全文書を送信して(ステップS504)、本処理を終了する。
シークバー23へのタッチを受けた場合は(ステップS503;No)、送信対象が文書かページかをユーザに問い合わせる(ステップS505)。
文書を送信する旨の操作を受けた場合は(ステップS506;Yes)、タッチ位置に対応する文書を送信して(ステップS507)、本処理を終了する。
ページを送信する旨の操作を受けた場合は(ステップS506;No、S508;Yes)、タッチ位置に対応するページを送信して(ステップS509)、本処理を終了する。
このように、シークバー23の任意の箇所をタッチするだけで、そのタッチした箇所に対応するページを送信対象に選択することができるので、表示対象の文書が複数ある場合でも、まず文書を選択し、次にその文書の中のページを選択する、といった2段階の選択操作を行うことなく、所望の文書の所望のページを送信対象に選択することができる。
次に、文書バーの表示態様の各種の変形例を示す。
図15は、縦型のシークバー23Vを示している。たとえば、文書閲覧装置10が横長の向きにして使用される場合に、表示面の右端に縦型のシークバー23を表示するとよい。
図16は、区間を階段状に配置した階段型のシークバー23Sを示している。任意の位置をタッチすると、インジケータ24はそのタッチ位置へと段差を越えて移動する(同図(a)→(b))。
図17は、文書毎に独立した文書バー41を表示する場合を示している。この例では、3個の文書に対応する3本の文書バー41が並列に表示されている。また、文書のページ数に係らず、すべての文書バー41の長さは一定に揃えてある。任意の文書バー41の任意の位置をタッチすると、インジケータ24は、文書バー41間を越えてそのタッチ位置に移動する(同図(a)→(b))。
図18は、文書毎に独立した文書バー41を表示する場合であって、文書バー41の長さを文書のページ数に応じた長さにする場合を示している。たとえば、表示対象にされた複数の文書の中で最もページ数の多い文書の文書バー41の長さが所定の最大長になるようにし、かつ各文書バー41の長さが各文書のページ数の比率に従うようにする。この場合も、任意の文書バー41の任意の位置をタッチすると、インジケータ24は、文書バー間を越えてそのタッチ位置に移動する(同図(a)→(b))。
このように、文書バー41は、シークバー23のように、1本の棒状に連結される必要はなく、個々独立して表示されてもかまわない。
図19は、シークバー23の表示において、表示対象の文書の数が多数の場合に、文書毎の詳細文書情報26やページ数情報27の表示を省略する場合を示している。同図(a)は区間の数が少なく、各区間に対応して詳細文書情報26やページ数27を表示している通常の状態を示し、同図(b)は区間の数が所定数(たとえば10)を超えた場合の表示例を示している。
表示対象に登録されている文書の数が多くなって区間の数が増大すると、区間毎に詳細文書情報26やページ数情報27を表示すると、見難くなってしまう。そこで、区間の数が所定数を超える場合には同図(b)に示すように詳細文書情報26やページ数情報27の表示を省略する。トータルページ数25の表示は維持される。
なお、同図(c)のように、区間の数が所定数を超える場合でも、インジケータ24が表示される区間については詳細文書情報26を表示するようにしてもよい。
また、表示対象に登録されている文書を、所定の要件が共通することをもってグループ化し、クループ単位に文書バーやシークバー23内の区間を表示するようにしてもよい。特に文書の数が多い場合に有効になる。グループ化の基準となる要件としては、文書を外部装置から受信した日付や時間帯(表示対象に登録された日付や時間帯)、文書の送信元(文書閲覧装置10に対して文書を送信した送信者あるいは送信元の端末装置)、文書を外部装置へ送信する場合の送信先などがある。これら以外の任意の要件でもよい。また、グループ解除、あるいは指定したグループ単位にグループ解除を可能にしてもよい。解除により、文書単位での削除や移動、送信が可能になる。
また、シークバー23において、区間の境界が識別可能となるように区間の色を相違させてもよい。この場合、図20(a)に示すように、すべての区間の色を相違させてもよいし、同図(b)に示すように、少なくとも隣り合う区間の色が相違するようにしてもよい。色分けにより、視覚的により分かり易くシークバー23を表示することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施の形態では、メモリ表示デバイスを表示部17として使用したが、液晶ディスプレイなどでもかまわない。表示はカラー、モノクロいずれでもかまわない。ただし、図20のように色わけによる表示をする場合には、それらの色を表示可能な表示部を使用することが求められる。
ページ指定オブジェクトの表示形態は実施の形態に例示したものに限定されない。たとえば、ページ単位(ページ数が多い場合は所定ページ数単位)の目盛りが付加された文書バー41やシークバー23としてもよい。また、ページ指定オブジェクトは、数字でページ位置の指定を受け付ける入力欄としてもよい。複数の文書に対応するページ指定オブジェクトとして、複数の入力欄を表示し、いずれか1つの入力欄に数字が入力されると、その入力欄に対応するページのその数字に対応するページ位置のページを表示したり、そのページを処理対象にしたりするようにすればよい。
また、ページ指定オブジェクトは、棒状の文書バー41などに限定されず、円形、環状、円弧、V字状など任意の形状の表示物であってもよい。たとえば、ページ指定オブジェクトを円弧とし、連結ページ指定オブジェクトを円とし、円のサイズを固定とし、円弧の中心角を、その円弧に対応する文書のページ数の比率に応じて設定するようにしてもよい。
実施の形態では、削除や移動、送信の操作において、処理の指定(削除、移動、送信)を受けてからシークバー23のタッチを受けたとき、文書を処理単位とするかページを処理単位とするかを問い合わせるようにしたが、たとえば、該問い合わせを行わずに、タッチされた位置に対応するページに対してその指定された処理を施すようにしてもよい。また、処理の指定釦を、文書単位の削除釦、ページ単位の削除釦のように、文書単位の釦と、ページ単位の釦とをそれぞれ設けるようにすれば、たとえば、ページ単位の削除を指示する釦の操作を受けた後、シークバー23への一度のタッチ操作のみで、表示対象に登録されている複数の文書の中から、任意の文書の任意のページを削除対象に選択することができる。
なお、シークバー23へのタッチを検出したとき、そのタッチに対応するページ情報(ページ番号など)を表示し、タッチされたままタッチされている箇所が移動したときは、その移動した箇所に対応するページ位置の情報を逐次表示し、タッチがリリースされたとき、そのリリースされた箇所を最終的なユーザによる選択位置と判断して、表示対象や処理対象のページを確定するようにしてもよい。
たとえば、30ページの文書の8ページ目を表示させたい場合、正確に8ページ目に対応する箇所をタッチできないことがある。しかし、上記のようなユーザI/Fを提供すれば、最初のタッチ位置が目的のページから少し外れた場合であっても、タッチした状態のまま押下位置を、ページ情報の表示を見ながら移動させることで、操作をやり直したり、別途、進む釦31や戻る釦32でページを切り替えたりしなくても、目的のページを指定することができる。なお、タッチしている間だけ、そのタッチしている箇所の近傍において、シークバー23上の1ページ当たりの長さを広げるようにしてもよい。これにより、タッチした後、目的のページの位置へ移動させる際の操作が容易になる。
文書の内容は文字に限定されず、イメージ情報等でもかまわない。
実施の形態では1つのページを文書表示領域に表示される場合を例示したが、1度に連続する複数ページ(たとえば、見開きの2ページ)を表示する場合にも本発明は適用される。この場合、シークバー23や文書バーにタッチされた位置を基準に、表示や処理の対象となる複数ページを定めればよい。
実施の形態では、手書き入力可能な文書閲覧装置10を例に説明したが、編集や手書きの機能は必須ではなく、閲覧が可能であればよい。
実施の形態では、文書閲覧装置10を携帯型の端末装置としたが、据え置き型の装置であってもかまわない。
また、外部装置から受信した文書を表示対象の文書とするようにしたが、表示対象の文書の選択方法は任意でよい。たとえば、ハードディスク装置などに格納されている多数の文書の中から、任意の複数の文書を表示対象に選択可能としてもよい。所定のアプリケーションで複数の文書を同時に開いたとき、それら開いた状態の複数の文書を、本発明における「表示対象として登録された文書」としてもよい。
5…情報処理装置
7…印刷装置
10…文書閲覧装置
11…CPU
12…表示コントローラ
13…操作部
14…通信部
15…メモリ
16…ROM
17…表示部
18…電池
20…標準画面
21…文書表示領域
22…探索情報表示領域
23…シークバー
23a、23b、23c、23d…区間
23V…縦型のシークバー
23S…階段型のシークバー
24…インジケータ
25…トータルページ数
26…詳細文書情報
27…ページ数情報
28…マーカ
31…進む釦
32…戻る釦
33…削除釦
34…移動釦
35…送信釦
36…メモ追加釦
41…文書バー
S…表示面

Claims (18)

  1. 文書、および1つの文書の中の任意のページの指定を受けるためのページ指定オブジェクトが表示される表示部と、
    前記ページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受ける操作部と、
    制御部と
    を備え、
    前記制御部は、複数の文書が表示対象にされているとき、該複数の文書のそれぞれに対応する前記ページ指定オブジェクトを前記表示部に表示し、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を前記操作部で受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の中の、該指定操作によって指定されたページを前記表示部に表示し、
    処理の指定と、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の中の、該指定操作によって指定されたページに対して、前記指定された処理を施す
    ことを特徴とする文書閲覧装置。
  2. 文書、および1つの文書の中の任意のページの指定を受けるためのページ指定オブジェクトが表示される表示部と、
    前記ページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受ける操作部と、
    制御部と
    を備え、
    前記制御部は、複数の文書が表示対象にされているとき、該複数の文書のそれぞれに対応する前記ページ指定オブジェクトを前記表示部に表示し、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を前記操作部で受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の中の、該指定操作によって指定されたページを前記表示部に表示し、
    処理の指定と、ページ単位の指定と、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の中の、該指定操作によって指定されたページに対して、前記指定された処理を施し、
    処理の指定と、文書単位の指定と、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の全体に対して、前記指定された処理を施す
    ことを特徴とする文書閲覧装置。
  3. 表示対象にされている複数の文書のうち、所定の要件が共通する複数の文書をまとめて1つのページ指定オブジェクトで表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の文書閲覧装置。
  4. 文書、および1つの文書の中の任意のページの指定を受けるためのページ指定オブジェクトが表示される表示部と、
    前記ページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を受ける操作部と、
    制御部と
    を備え、
    前記制御部は、複数の文書が表示対象にされているとき、該複数の文書のそれぞれに対応する前記ページ指定オブジェクトを前記表示部に表示し、表示中の任意のページ指定オブジェクトに対するページの指定操作を前記操作部で受けたとき、該指定操作を受けたページ指定オブジェクトに対応する文書の中の、該指定操作によって指定されたページを前記表示部に表示し、
    表示対象にされている複数の文書のうち、所定の要件が共通する複数の文書をまとめて1つのページ指定オブジェクトで表示する
    ことを特徴とする文書閲覧装置。
  5. 前記所定の要件は、表示対象に登録された日付、文書の送信元、文書の送信先、の中の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の文書閲覧装置。
  6. 前記ページ指定オブジェクトは、全体が1つの文書に対応しかつその中の位置により前記文書の中のページ位置が特定される表示物であり、
    前記ページの指定操作は、前記ページ指定オブジェクトの中の任意の箇所を選択する操作である
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の文書閲覧装置。
  7. 前記制御部は、前記表示部に表示中のページの属する文書に対応する前記ページ指定オブジェクトの中の、前記表示中のページに対応する位置に、所定の識別マークを表示する
    ことを特徴とする請求項に記載の文書閲覧装置。
  8. 前記制御部は、表示対象にされた前記複数の文書に対応する複数の前記ページ指定オブジェクトを、境界を識別可能に1つに連結した連結ページ指定オブジェクトとして表示する
    ことを特徴とする請求項またはに記載の文書閲覧装置。
  9. 前記連結ページ指定オブジェクトのサイズを一定とし、かつ表示対象にされている前記複数の文書のページ数の比率に応じて各文書に対応するページ指定オブジェクトのサイズを設定する
    ことを特徴とする請求項に記載の文書閲覧装置。
  10. 前記制御部は、文書が表示対象にされた順に前記ページ指定オブジェクトを配列した前記連結ページ指定オブジェクトを表示する
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の文書閲覧装置。
  11. 前記ページ指定オブジェクトは、その全長が1つの文書の全体に対応しかつ全長の中の位置により前記文書の中のページ位置が特定される棒状の表示物である
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の文書閲覧装置。
  12. 前記制御部は、表示対象にされている前記複数の文書のうち、前記表示部に表示中のページを含む文書についてはその表示中のページのページ番号とその文書のページ数とをその文書のページ指定オブジェクトに対応付けて表示する第1ページ情報表示を行い、前記複数の文書のうち、他の文書についてはその文書のページ数をその文書のページ指定オブジェクトに対応付けて表示する第2ページ情報表示を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の文書閲覧装置。
  13. 外部装置から文書のデータを入力する入力部を備え、
    前記制御部は、
    前記入力部からデータの入力された文書を、その入力時に前記表示対象にする
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の文書閲覧装置。
  14. 前記制御部は、新規ページの作成要求を受けたとき、該新規ページを前記表示対象の文書の1つに設定し、該新規ページに対応するページ指定オブジェクトを表示する
    ことを特徴とする請求項13に記載の文書閲覧装置。
  15. 表示対象にされている文書が所定数以上の場合には、前記第1ページ情報表示と前記第2ページ情報表示の双方を行わない、もしくは前記第2ページ情報表示を行わない
    ことを特徴とする請求項12に記載の文書閲覧装置。
  16. 前記連結ページ指定オブジェクトにおいて、ページ指定オブジェクトの境界が識別可能となるようにページ指定オブジェクトの色を相違させる
    ことを特徴とする請求項に記載の文書閲覧装置。
  17. 前記表示部は、電源オフ後も表示内容が維持される、メモリ性表示デバイスである
    ことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1つに記載の文書閲覧装置。
  18. 表示部と操作部を備えた情報処理装置を、
    請求項1乃至17のいずれか1つに記載の文書閲覧装置として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
JP2012094005A 2012-04-17 2012-04-17 文書閲覧装置およびプログラム Expired - Fee Related JP5609914B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012094005A JP5609914B2 (ja) 2012-04-17 2012-04-17 文書閲覧装置およびプログラム
US13/863,777 US20130275867A1 (en) 2012-04-17 2013-04-16 Document viewing apparatus and tangible computer-readable recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012094005A JP5609914B2 (ja) 2012-04-17 2012-04-17 文書閲覧装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013222334A JP2013222334A (ja) 2013-10-28
JP5609914B2 true JP5609914B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=49326216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012094005A Expired - Fee Related JP5609914B2 (ja) 2012-04-17 2012-04-17 文書閲覧装置およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20130275867A1 (ja)
JP (1) JP5609914B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6337863B2 (ja) * 2015-10-14 2018-06-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示装置及びこれを含む画像形成装置
JP6380338B2 (ja) * 2015-11-10 2018-08-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示入力装置およびそれを備えた画像形成装置
JP6575539B2 (ja) * 2017-01-30 2019-09-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成システム
JP2019185566A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 横河電機株式会社 画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2516287B2 (ja) * 1990-05-31 1996-07-24 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション デ―タ表示方法及び装置
US7100119B2 (en) * 2002-11-01 2006-08-29 Microsoft Corporation Page bar control
US20060122956A1 (en) * 2004-12-03 2006-06-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic document management apparatus and electronic document management program
JP2006285471A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Seiko Epson Corp 情報表示装置、情報表示方法および情報表示プログラム
JP2010009104A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Suijinsha:Kk 電子書籍ビューワ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013222334A (ja) 2013-10-28
US20130275867A1 (en) 2013-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2840474B1 (en) Drawing device
EP2369460B1 (en) Terminal device and control program thereof
EP2369461B1 (en) Terminal device and control program thereof
US10409473B2 (en) Electronic display terminal, non-transitory computer readable storage medium stored with program for electronic display terminal, and display method with scroll bar control using two coordinates
JP6862072B2 (ja) 指示体検出装置及びその信号処理方法
JP6022807B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理制御方法
JP6299608B2 (ja) 文書閲覧装置、電子文書のページめくり方法及びプログラム
JP5609914B2 (ja) 文書閲覧装置およびプログラム
JPWO2013047541A1 (ja) 視認性を高める表示装置および表示方法
WO2017022090A1 (ja) 手書きデータ描画方法及び手書きデータ描画装置
KR20110063561A (ko) 다접촉 터치 스크린 상의 그래픽 객체를 다루는 것에 의해 전자 기기를 제어하기 위한 장치
US20130038555A1 (en) Information Input Device, Information Input Method, and Information Input Program
CN103019577A (zh) 选择对象的方法及装置、控制方法和控制装置
US20140059500A1 (en) Data processing device and method of performing data processing according to gesture operation
JP6015183B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
US10755461B2 (en) Display device, display method, and recording medium
JP4844648B2 (ja) 表示装置
WO2007088430A1 (en) System, device, method and computer program product for using a mobile camera for controlling a computer
JP6398520B2 (ja) 装置及びプログラム
JP2014127103A (ja) 資料共有プログラム、端末装置、資料共有方法
JP5408513B2 (ja) 電子ペン・システム及びそのプログラム
JP5928490B2 (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法
JP2003280803A (ja) 情報処理装置
JP2014038499A (ja) 情報編集システム、データ送信装置、情報編集端末およびプログラム
JP2012194844A (ja) 表示オブジェクト管理装置、表示オブジェクト管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140715

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5609914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees