JP5928490B2 - 情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法に関する。
従来、ワープロアプリや描画アプリでは、現在表示されているページにおいて文字や画像を入力する余白部分が足りなくなる、或いは、新規のページに文字や画像を入力したいという場面が生じることがある。このような場合、主として、1ページ内に収めることができる情報量を超えた情報量を入力することで自動的に新規のページを発生させるか、又は、手動で改ページ入力を行うことによって新規のページを発生させる。
上記の技術の一例として、特許文献1では、次ページ送りの入力を行うと、自動的に新規の白紙ページが追加される情報処理装置が開示されている。
特開平6−113060号公報
しかしながら、特許文献1に開示の情報処理装置では、次ページ送りの入力を行うことにより常に新規の白紙ページが追加されるので、操作ミスによって不要な白紙ページが発生したり、意図的に追加した白紙ページが不要になったりした場合には、そのまま放置してしまうと、無駄な白紙ページが残留したままになることが懸念される。
そこで、本発明の課題は、無駄なページの残留を抑制できる情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法を提供することにある。
第1発明に係る情報処理装置は、手書き入力可能な情報処理装置であって、表示部と、入力部と、制御部とを備える。表示部は、手書き入力が可能な入力用ページ及び入力用ページの総ページ数を表示する。入力部は、入力用ページを前後方向にページ送りするページ送り部を含む。また、入力部は、入力用ページへの手書き入力を含むユーザーからの入力を受け付ける。制御部は、入力部を介して受け付けたユーザーによる入力に基づいて、表示部における表示を制御する。また、制御部は、表示部に手書き入力がされた状態の最初又は最後の入力用ページである第1入力用ページを表示しているときにページ送り部を介して第1方向にページ送りする入力が行われると、表示部に新規の入力用ページである第2入力用ページを表示する。第1方向とは、前後方向のうち新規の入力用ページが存在しない方向である。また、制御部は、表示部に表示した第2入力用ページに手書き入力がされていない状態で、第2入力用ページを除いた入力用ページの総ページ数を表示部に表示させ、ページ送り部を介して第2方向にページ送りする入力が行われると、当該表示部に表示していた第2入力用ページを残留させずに、第1入力用ページを最初又は最後の入力用ページとする。第2方向とは、第1方向とは逆の方向である。さらに、制御部は、表示部に表示した新規の入力用ページに手書き入力がされた状態で、第2方向にページ送りする入力が行われると、手書き入力がされた状態の第2入力用ページを残留させる。
ここで、前後方向とは、例えば、2ページ目の入力用ページが表示部に表示されている場合、1ページ目にページ送りする或いは3ページ目にページ送りする方向である。また、手書き入力がされた状態とは、文字や図形等何らかの描画がされた状態を意味する。
第1発明に係る情報処理装置において、手書き入力がされた状態の最初又は最後の第1入力用ページの表示時に第1方向へのページ送りが行われることによって表示部に新規に表示される第2入力用ページは、手書き入力がされていない状態で第2方向へのページ送りが行われると残留しない入力用ページである。よって、誤操作によって第2入力用ページを発生させたり、意図的に第2入力用ページを発生させたものの不要になったりした場合であっても、ユーザーは、ページ送り部への入力を行うだけで、簡易に、新規の第2入力用ページを削除できる。従って、無駄な白紙の入力用ページの残留を抑制できる。
発明に係る情報処理装置は、第発明に係る情報処理装置であって、制御部は、第2入力用ページに手書き入力がされた場合に、表示部に表示された、入力用ページの総ページ数を増加させる。
発明に係る情報処理装置では、表示部に表示された、入力用ページの総ページ数を増加させることによって、ユーザーが一目で総ページ数を把握できる。
発明に係る情報処理装置は、第明に係る情報処理装置であって、制御部は、表示部に、手書き入力がされていない状態の第2入力用ページを表示しているときに、ページ送り部を介して第1方向にページ送りする入力が行われても、表示部に更なる新規の入力用ページを表示しない。
ここで、例えば、本発明のような、ページ送り部への入力を行うことによって第2入力用ページが発生する情報処理装置においては、誤操作によって無駄な入力用ページが複数発生することが考えられる。誤操作によって無駄な入力用ページが複数発生すると、ユーザーは、一々、不要な入力用ページを削除する必要があり、利便性の低下が懸念される。
そこで、第発明に係る情報処理装置では、第2入力用ページに手書き入力がされていない状態で第1方向にページ送りするページ送り部への入力が行われたとしても、更なる新規の入力用ページを表示部に表示しない。これにより、誤操作によって無駄な入力用ページが発生することを回避している。また、予め無駄な入力用ページが複数発生することを回避しているので、従来のように、ユーザーは、一々、不要な入力用ページを削除する必要がなくなり、利便性が向上する。
発明に係る情報処理装置は、第発明又は明に係る情報処理装置であって、制御部は、表示部に第2入力用ページを表示する制御として、第1制御、第2制御及び第3制御のいずれかを行う。第1制御は、表示部に最初の入力用ページを表示した状態にある場合にのみ、第1方向にページ送りする入力が行われると、第2入力用ページを表示部に表示する制御である。第2制御は、表示部に最後の入力用ページを表示した状態にある場合にのみ、第1方向にページ送りする入力が行われると、第2入力用ページを表示部に表示する制御である。第3制御は、表示部に最初の入力用ページを表示した状態及び最後の入力用ページを表示した状態のいずれもの場合において、第1方向にページ送りする入力が行われると、第2入力用ページを表示部に表示する制御である。
ここで、例えば、制御部が第1制御、第2制御及び第3制御のいずれを行うかについては、予めユーザーが設定してもよいし、制御部自身が学習等によって適宜決定してもよい。
発明に係る情報処理装置では、新規の入力用ページへの表示切替を、ユーザーの希望や利用状況に応じて行うことが可能である。よって、ユーザーの利便性が向上する。
発明に係る情報処理装置は、第発明〜第発明のいずれかに係る情報処理装置であって、1又は複数の入力用ページから構成される文書が複数存在する場合、制御部は、複数の文書の最初の表示順序の文書における最初の入力用ページ又は複数の文書の最後の表示順序の文書における最後の入力用ページを表示しているときに、ページ送り部を介して第1方向にページ送りする入力が行われると、表示部に第2入力用ページを表示する。
ここで、例えば、情報処理装置が、複数の文書を続けて(例えば、表示順序順に)表示部に表示する構成を有している場合、最初の表示順序の文書における最初の入力用ページを複数の文書における最初の入力用ページとし、最後の表示順序の文書における最後の入力用ページを複数の文書における最後の入力用ページとする構成にすることができる。このように、複数の文書を続けて表示部に表示する構成を有する第発明に係る情報処理装置であっても、簡易に、第2入力用ページを表示部に表示できる。
第6発明に係る情報処理装置は、手書き入力可能な情報処理装置であって、表示部と、入力部と、制御部とを備える。表示部は、手書き入力が可能な入力用ページを表示する。入力部は、入力用ページを前後方向にページ送りするページ送り部を含む。また、入力部は、入力用ページへの手書き入力を含むユーザーからの入力を受け付ける。制御部は、入力部を介して受け付けたユーザーによる入力に基づいて、表示部における表示を制御する。また、制御部は、表示部に手書き入力がされた状態の最初又は最後の第1入力用ページを表示しているときにページ送り部を介して第1方向にページ送りする入力が行われると、表示部に新規の第2入力用ページを表示する。第1方向とは、前後方向のうち新規の入力用ページが存在しない方向である。また、制御部は、表示部に表示した第2入力用ページに手書き入力がされていない状態で、ページ送り部を介して第2方向にページ送りする入力が行われると、当該表示部に表示していた第2入力用ページを残留させずに、第1入力用ページを最初又は最後の入力用ページとする。第2方向とは、第1方向とは逆の方向である。さらに、制御部は、表示部に表示した新規の入力用ページに手書き入力がされた状態で、第2方向にページ送りする入力が行われると、手書き入力がされた状態の第2入力用ページを残留させる。
第6発明に係る情報処理装置において、手書き入力がされた状態の最初又は最後の第1 入力用ページの表示時に第1方向へのページ送りが行われることによって表示部に新規に表示される第2入力用ページは、手書き入力がされていない状態で第2方向へのページ送りが行われると残留しない入力用ページである。よって、誤操作によって第2入力用ページを発生させたり、意図的に第2入力用ページを発生させたものの不要になったりした場合であっても、ユーザーは、ページ送り部への入力を行うだけで、簡易に、新規の第2入力用ページを削除できる。従って、無駄な白紙の入力用ページの残留を抑制できる。
また、第6発明に係る情報処理装置は、1又は複数の入力用ページから構成される文書が複数存在する場合、制御部は、複数の文書の最初の表示順序の文書における最初の入力用ページ又は複数の文書の最後の表示順序の文書における最後の入力用ページを表示しているときに、ページ送り部を介して第1方向にページ送りする入力が行われると、表示部に第2入力用ページを表示する。
ここで、例えば、情報処理装置が、複数の文書を続けて(例えば、表示順序順に)表示部に表示する構成を有している場合、最初の表示順序の文書における最初の入力用ページを複数の文書における最初の入力用ページとし、最後の表示順序の文書における最後の入力用ページを複数の文書における最後の入力用ページとする構成にすることができる。このように、複数の文書を続けて表示部に表示する構成を有する第6発明に係る情報処理装置であっても、簡易に、第2入力用ページを表示部に表示できる。
第7発明に係る情報処理プログラムは、手書き入力が可能な情報処理装置において実行される情報処理プログラムであって、表示ステップと、入力ステップとを備える。表示ステップでは、手書き入力が可能な入力用ページ及び入力用ページの総ページ数を表示部に表示する。入力ステップでは、ユーザーからの入力を受け付ける。ユーザーからの入力とは、ページ送り部への入力及び入力用ページへの手書き入力を含む。ページ送り部は、入力用ページを前後方向にページ送りする。また、表示ステップでは、表示部に手書き入力がされた状態の最初又は最後の入力用ページである第1入力用ページを表示しているときに、ページ送り部を介して第1方向にページ送りする入力が行われると、表示部に新規の入力用ページである第2入力用ページを表示する。第1方向とは、前後方向のうち入力用ページが存在しない方向である。また、本プログラムは、残留可否ステップをさらに備える。残留可否ステップでは、表示部に表示された第2入力用ページに手書き入力がされていない状態で、第2入力用ページを除いた入力用ページの総ページ数を表示部に表示させ、ページ送り部を介して第2方向にページ送りする入力が行われると、第2入力用ページを残留させずに、第1入力用ページを最初又は最後の入力用ページとし、表示部に表示された第2入力用ページに手書き入力がされた状態で、第2方向にページ送りする入力が行われると、手書き入力がされた状態の第2入力用ページを残留させる。第2方向は、第1方向とは逆の方向である。また、本プログラムは、総ページ数増加ステップをさらに備える。総ページ数増加ステップでは、第2入力用ページに手書き入力がされた場合、入力用ページの総ページ数を増加させる。
第7発明に係る情報処理プログラムを情報処理装置で実行することによって、誤操作によって第2入力用ページを発生させたり、意図的に第2入力用ページを発生させたものの不要になったりした場合であっても、ユーザーは、ページ送り部への入力を行うだけで、簡易に、新規の第2入力用ページを削除できる。従って、無駄な白紙の入力用ページの残留を抑制できる。
第8発明に係る情報処理方法は、手書き入力が可能な情報処理装置において実行される情報処理方法であって、表示ステップと、入力ステップとを備える。表示ステップは、手書き入力が可能な入力用ページ及び入力用ページの総ページ数を表示部に表示する。入力ステップでは、ユーザーからの入力を受け付ける。ユーザーからの入力とは、ページ送り部への入力及び入力用ページへの手書き入力を含む。ページ送り部は、入力用ページを前後方向にページ送りする機能を有する。そして、表示ステップでは、表示部に最初又は最後の入力用ページである第1入力用ページを表示しているときに、ページ送り部を介して第1方向にページ送りする入力が行われると、表示部に新規の入力用ページである第2入力用ページを表示する。第1方向とは、前後方向のうち新規の入力用ページが存在しない方向である。また、本方法は、残留可否ステップをさらに備える。残留可否ステップでは、表示部に表示された第2入力用ページに手書き入力がされていない状態で、第2入力用ページを除いた入力用ページの総ページ数を表示部に表示させ、ページ送り部を介して第2方向にページ送りする入力が行われると、第2入力用ページを残留させずに、第1入力用ページを最初又は最後の入力用ページとし、表示部に表示された第2入力用ページに手書き入力がされた状態で、第2方向にページ送りする入力が行われると、手書き入力がされた状態の第2入力用ページを残留させる。第2方向は、第1方向とは逆の方向である。また、本プログラムは、総ページ数増加ステップをさらに備える。総ページ数増加ステップでは、第2入力用ページに手書き入力がされた場合、入力用ページの総ページ数を増加させる。
第8発明に係る情報処理方法を情報処理装置で実行することによって、誤操作によって第2入力用ページを発生させたり、意図的に第2入力用ページを発生させたものの不要になったりした場合であっても、ユーザーは、ページ送り部への入力を行うだけで、簡易に、新規の第2入力用ページを削除できる。従って、無駄な白紙の入力用ページの残留を抑制できる。
本発明では、無駄なページの残留を抑制できる。
第1実施形態に係る情報処理装置の概略前面図。 第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成図。 記憶装置の機能構成図。 制御装置の機能構成図。 入力用ページの表示制御を示すフローチャート。 手書き入力モードにおいて入力用ページに手書き入力がされた状態のディスプレイを示すための情報処理装置の概略前面図。 入力用ページへの描画制御を示すフローチャート。 ページ移行制御を示すフローチャート。 次ページ送り制御を示すフローチャート。 次ページ送り制御におけるページ数表示制御を示すための情報処理装置の概略前面図。 前ページ送り制御を示すフローチャート。 前ページ送り制御におけるページ数表示制御を示すための情報処理装置の概略前面図。 文書保存制御を示すフローチャート。 独立文書保存制御を示すフローチャート。 既存文書付加制御を示すフローチャート。 付加対象文書決定制御を示すフローチャート。 変形例1Aに係る情報処理装置の記憶装置の機能構成図。 変形例1Aに係る情報処理装置の概略前面図。 変形例1Bに係る情報処理装置の概略前面図。 最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページを削除するか否かを決定するための選択画面をディスプレイに表示している状態の情報処理装置の概略前面図。 第2実施形態に係る情報処理装置の概略前面図。 ディスプレイにおける表示順序を説明するための入力用ページの模式図。 第2実施形態において、付加対象文書を決定するための設定画面がディスプレイに表示された状態の情報処理装置の概略前面図。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置について説明する。
<第1実施形態>
(1)情報処理装置
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置10の概略前面図である。図2は、情報処理装置10のハードウェア構成図である。尚、以下の説明において、上、下、左及び右という方向を示す言葉を用いるが、これらは、図1に示す状態の情報処理装置10を紙面手前側から視た方向を意味する。また、図1に示す状態の情報処理装置10を画面(紙面)手前側から視た部分を前面と言い、画面(紙面)奥側から視た部分を背面と言う。
情報処理装置10は、携帯可能であり、ユーザーがタッチペン18(図1及び図4を参照)や自身の指を使って手書き入力が可能な装置である。情報処理装置10は、図1及び図2に示すように、主として、筐体11と、ネットワークインターフェース12と、外部メモリインターフェース13と、入出力装置14と、電源ユニット15と、記憶装置16と、制御装置17と、を有している。ネットワークインターフェース12、外部メモリインターフェース13、入出力装置14、電源ユニット15、記憶装置16及び制御装置17は、筐体11の内部に収容されている。
(1−1)筐体
筐体11は、情報処理装置10の本体を構成する部材であり、前面視において上下に細長く、厚みが薄い板状形状を有している。
(1−2)ネットワークインターフェース
ネットワークインターフェース12は、情報処理装置10をネットワーク(図示せず)に接続するための通信部として機能する。ネットワークは、LANやインターネット等の通信回線を介したネットワークである。尚、通信回線は、無線、有線を問わない。ネットワークインターフェース12を介して、情報処理装置10は、外部装置(図示せず)とデータの送受信を行う。外部装置は、データの送受信が可能な装置であればよく、例えば、コンピュータ、携帯電話、画像形成装置等が挙げられる。
(1−3)外部メモリインターフェース
外部メモリインターフェース13は、情報処理装置10にUSB(Universal Serial Bus)メモリやSDメモリーカード(Secure Digital memory card)などの外部メモリ(図示せず)を接続するための接続口や接続端子及び接続された外部メモリとデータを授受するためのインターフェース回路で構成される。外部メモリインターフェース13は、1つでも複数でもよい。
(1−4)入出力装置
入出力装置14は、主として、ユーザーによる入力を受け付ける入力部としてのタッチパネル14a及びキースイッチ14bと、各種情報を表示する表示部としてのディスプレイ14cとから構成される。
タッチパネル14aは、タッチペン18やユーザーの指による接触によってユーザーからの入力を受け付ける。入力には、各種動作を行わせるための指示部(例えば、後述するボタン21〜28)等への押圧による入力だけでなく、文字や図形等を描画する手書き入力が含まれる。キースイッチ14bは、ユーザーからの情報処理装置10に対する電源のON/OFFや情報処理装置10に対するシステム設定の指示入力を受け付ける機能を有する。
尚、キースイッチ14bを、情報処理装置10に対する電源のON/OFFやシステム設定に関する入力受付機能だけでなく、タッチパネル14aで行われる入力受付機能を有するように構成してもよい。すなわち、ユーザーからの各種の入力を受け付けることができれば、入出力装置14の入力部は、タッチパネル14aで構成されていてもキースイッチ14bで構成されていてもよい。
ディスプレイ14cは、各種情報を表示する表示面を有しており、その表示面が筐体11の前面部分に位置するように配置されている。ディスプレイ14cは、タッチパネル14aの背面側にタッチパネル14aに対して重ねて配置されている。ディスプレイ14cは、電気泳動方式を利用して各種情報を表示する。尚、ディスプレイ14cは、電気泳動方式を利用したものに限られず、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等であってもよい。
ディスプレイ14cは、ユーザーからのタッチパネル14aを介した手書き入力を受け付ける入力用ページやユーザーからのタッチパネル14aを介した指示入力を受け付けるためのボタンを表示する。ユーザーがディスプレイ14cに表示されるボタンに接触すると、そのボタンに対応した制御処理が行われる。ディスプレイ14cに表示される入力用ページやボタンについては、後に説明する。尚、ディスプレイ14cは、ボタンに代えてアイコンを表示してもよい。
(1−5)電源ユニット
電源ユニット15は、筐体11の内部における背面側部分に配置されており、情報処理装置10の各種の機能を動作させるために必要な電力を供給するユニットである。電源ユニット15は、本実施形態では、アルカリ蓄電池、リチウムイオン電池等の二次電池から構成されるが、これに限られるものではなく、乾電池等の一次電池、太陽電池、燃料電池等であってもよい。
(1−6)記憶装置
図3は、記憶装置16の機能構成図である。
記憶装置16は、主として、RAM、ROM及びハードディスクから構成されており、各種プログラムやデータを記憶する。具体的には、図3に示すように、記憶装置16は、受信情報記憶領域16aと、入力情報記憶領域16bと、動作情報記憶領域16cと、を有している。
(1−6−1)受信情報記憶領域
受信情報記憶領域16aには、外部装置から受信した受信情報が格納される。受信情報には、外部装置で作成された文書データ、画像データ、動画データ等が含まれる。
(1−6−2)入力情報記憶領域
入力情報記憶領域16bには、入出力装置14のタッチパネル14aやキースイッチ14bを介してユーザーから入力される入力情報等が格納される。すなわち、情報処理装置10に対する指示入力の情報や、入力用ページに手書き入力された情報が格納される。
(1−6−3)動作情報記憶領域
動作情報記憶領域16cには、電力残量等の情報処理装置10の動作情報が格納される。動作情報は、ディスプレイ14cに表示される。
(1−7)制御装置
図4は、制御装置17の機能構成図である。
制御装置17は、主として、CPUから構成されており、記憶装置16に記憶されている各種プログラムを実行することにより、システム制御部17a、入力情報取得部17b、送受信部17c、電力残量取得部17d、表示制御部17e等として機能する(図4を参照)。
(1−7−1)システム制御部
システム制御部17aは、ユーザーからの指示等に応じて各種機能部(入力情報取得部17b、送受信部17c、電力残量取得部17d、表示制御部17e等)に対して指示を行う。ユーザーからの指示は、ディスプレイ14cに表示されるボタンに対してユーザーがタッチペン18や指を使って接触すること等によって行われる。
(1−7−2)入力情報取得部
入力情報取得部17bは、入出力装置14のタッチパネル14aやキースイッチ14bを介してユーザーから入力される入力情報を取得すると共に、ユーザーから入力があった旨をシステム制御部17aに通知する。また、入力情報取得部17bは、取得した入力情報を、上述の入力情報記憶領域16bに格納する。
(1−7−3)送受信部
送受信部17cは、システム制御部17aからの指示に基づいて、外部装置との間で各種情報の送受信を行ったり、外部装置から受信した受信情報を、上述の受信情報記憶領域16aに格納したりする。
(1−7−4)電力残量取得部
電力残量取得部17dは、所定の時間間隔で、電源ユニット15の電力残量を取得する。そして、取得した電力残量を動作情報記憶領域16cに記憶すると共に、システム制御部17aに通知する。システム制御部17aは、電力残量取得部17dから電源ユニット15の電力残量の情報を取得すると、表示制御部17eに対して、取得した電力残量の情報をディスプレイ14cに表示するように指示する(図示せず)。尚、電源ユニット15の電力残量のユーザーへの報知は、表示によるものに限られず、音声によるものであってもよい。
(1−7−5)表示制御部
表示制御部17eは、システム制御部17aからの指示に基づいて、各種情報をディスプレイ14cに表示させる制御を行う。
(2)情報処理装置の制御
情報処理装置10は、手書き入力モードを有している。手書き入力モードでは、外部装置から受信した文書データや画像データ等、また、情報処理装置10で作成した或いは外部メモリ(SDカード、USBメモリ等)から取り込んだ文書データや画像データ等に含まれる所定のページを入力用ページとしてディスプレイ14cに表示して、或いは、新規の白紙の入力用ページをディスプレイ14cに表示して、ユーザーからの手書き入力を受け付ける。ここで、入力用ページとは、ディスプレイ14cに表示され、タッチパネル14aを介して文字や図形等の手書き入力が可能なページである。
以下、手書き入力モードにおける各種処理について、図5〜図16を用いて、説明する。尚、制御装置17が、記憶装置16に記憶された各種プログラムを実行することによって、以下に説明する制御を含めた情報処理装置10の制御全般を実行する。
<入力用ページの表示制御>
図5は、入力用ページの表示制御を示すフローチャートである。
以下、図5を参照して、手書き入力モードにおける入力用ページの表示制御について説明する。
まず、ステップS1では、手書き入力モードの設定指示があったか否かを判定する。手書き入力モードの設定指示は、手書き入力モード用のボタン(図示せず)をユーザーが押すことによって行われる。手書き入力モードの設定指示があったと判定する場合、ステップS2へ移行し、他方、手書き入力モードの設定指示がないと判定する場合、手書き入力モードの設定指示があるまで待機する。
ステップS2では、ディスプレイ14cに表示する入力用ページとして、記憶装置16に記憶されている文書等を使用するか、外部メモリから取り込んだ文書等を使用するか、或いは、新規の白紙の入力用ページを表示するか、を選択させる選択画面をディスプレイ14cに表示する。そして、ステップS3において、選択画面において記憶装置16に記憶されている文書等を入力用ページとして使用する選択がされたと判定する場合は(ステップS3のYES)、記憶装置16に記憶されているファイルリストをディスプレイ14cに選択可能に表示する(ステップS4)。そして、ステップS5において、所定のファイルが選択されたと判定する場合は(ステップS5のYES)、選択されたファイル内のデータの最初のページを入力用ページとしてディスプレイ14cに表示する(ステップS6)。尚、ここでは、選択されたファイル内のデータの最初のページを入力用ページとしてディスプレイ14cに表示しているが、ディスプレイ14cに表示するページは、これに限られるものではなく、予め、ユーザーによって設定されていてもよいし、この段階でユーザーに設定させる設定画面を表示することによって設定させてもよい。所定のファイルが選択されていないと判定する場合は(ステップS5のNO)、ファイルの選択がされるまで待機する。
ステップS3において、記憶装置16に記憶されている文書データ等を入力用ページとして使用する選択がされていないと判定する場合は(ステップS3のNO)、ステップS7において、外部メモリから取り込んだ文書等を入力用ページとして使用する選択がされたか否かを判定する。外部メモリから取り込んだ文書データ等を入力用ページとして使用する選択がされたと判定する場合は(ステップS7のYES)、外部メモリが外部メモリインターフェース13に接続されているか否かを判定し(ステップS8)、接続されていると判定する場合は(ステップS8のYES)、外部メモリに記憶されているファイルリストを選択可能にディスプレイ14cに表示する(ステップS9)。接続されていないと判定する場合は(ステップS8のNO)、外部メモリが接続されるまで待機する。ステップS10において、所定のファイルが選択されたと判定する場合は(ステップS10のYES)、選択されたファイル内のデータの最初のページを入力用ページとしてディスプレイ14cに表示する(ステップS11)。尚、ステップS11においてもステップS6と同様に構成を変更することが可能である。所定のファイルが選択されていないと判定する場合は(ステップS10のNO)、ファイルが選択されるまで待機する。
ステップS7において、外部メモリから取り込んだ文書等を入力用ページとして使用する選択がされていないと判定する場合は(ステップS7のNO)、白紙の入力用ページをディスプレイ14cに表示する(ステップS12)。
<入力用ページへの描画制御>
図6は、手書き入力モードにおいて入力用ページに手書き入力がされた状態のディスプレイ14cを示すための、情報処理装置10の概略前面図である。
まず、手書き入力モードにおいて、ディスプレイ14cに表示される情報について説明する。手書き入力モードでは、図1及び図6に示すように、ディスプレイ14cに、入力用ページに対する各種の操作を実行するための各種のボタン21〜28が表示される。ボタン21〜28としては、「鉛筆」ボタン21、「ブラシ」ボタン22、「エアブラシ」ボタン23、「消しゴム」ボタン24、「塗りつぶし」ボタン25、「画面消去」ボタン26、「全データ消去」ボタン27及びページ送りボタン28がある。尚、これらのボタン21〜28の表示は、手書き入力モードのみに限らず、常に表示されるように構成されていてもよい。また、ボタン21〜28は、ディスプレイ14cに表示されることによってユーザーからの入力を受け付ける構成に限られず、入力を受け付けることができれば、ディスプレイ14cに表示されていなくてもよい。例えば、筐体11においてハードウェアボタンとして構成されて常に入力を受け付ける構成を有していてもよい。
「鉛筆」ボタン21、「ブラシ」ボタン22及び「エアブラシ」ボタン23は、入力用ページに文字や図形等を描画するためのボタンである。「消しゴム」ボタン24は、入力用ページに描画されている情報の一部又は全部を消去するためのボタンである。「塗りつぶし」ボタン25は、入力用ページの全範囲又は選択範囲を描画色で塗りつぶすためのボタンである。尚、全範囲を塗りつぶすか選択範囲を塗りつぶすかは、予めユーザーが設定してもよいし、「塗りつぶし」ボタン25への入力が行われたときにその都度ユーザーが設定できるようにしてもよい。「画面消去」ボタン26は、現在ディスプレイ14cに表示されている入力用ページに描画されている描画情報を一括で消去するためのボタンである。「全データ消去」ボタン27は、現在ディスプレイ14cに表示されている入力用ページを含む文書を削除するためのボタンである。ここで、文書とは、1又は複数の入力用ページから構成されて、1のファイルとして記憶装置16に保存されるものである。
ページ送りボタン28は、入力用ページを前後方向にページ送りするページ送り部としてのボタンである。ここで、前後方向とは、現在表示されている入力用ページが2ページ目の場合、前の1ページ目又は次の3ページ目にページ送りする方向であり、より具体的には、1ページ目にページ送りするのが前方向であり、3ページ目にページ送りするのが後方向である。ページ送りボタン28は、前方向にページの切り替えを行う前ページ送りボタン28aと、後方向にページの切り替えを行う次ページ送りボタン28bと、から構成される。
さらに、手書き入力モードでは、ディスプレイ14cに、入力用ページの総ページ数や、現在表示している入力用ページの、当該入力用ページを含む文書の総ページ数に対するページ位置(番号)が表示される。具体的には、図1及び図6に示すように、ディスプレイ14cの下方部分(図中E1)に、「現在表示している入力用ページの、当該入力用ページを含む文書の総ページ数に対するページ位置(番号)/総ページ数」の形で表示される。
次に、ディスプレイ14cに上記のボタン等が表示された状態で、ユーザーが各種のボタンを選択して入力用ページに対して手書き入力を行った場合の、情報処理装置10の描画制御について、図7を用いて説明する。図7は、入力用ページへの描画制御を示すフローチャートである。
まず、ステップS21において、入力用ページに入力がされたか否かを判定する。ここでは、入力情報取得部17bが入力検知センサー19(図4を参照)から入力を検知したことを示す通知を受けたか否かによって、入力がされたか否かを判定している。入力情報取得部17bは、入力位置検知センサー19から、入力を検知したことを示す通知と共に、入力位置の情報も受信する。
システム制御部17aが入力用ページに入力がされたと判定する場合(ステップS21のYES)、表示制御部17eに対して、入力位置に配置されたボタンに対応した表示制御を実行させる(ステップS22)。尚、システム制御部17aは、入力情報取得部17bから、入力を検知したことを示す通知と、入力位置の情報とを受信することによって、入力用ページに入力がされたと判定する。
<ページ移行制御>
次に、図8を参照して、入力用ページのページ移行制御について説明する。図8は、ページ移行制御を示すフローチャートである。ページ移行制御は、ページ送りボタン28への入力が行われた場合に行われる制御である。ページ移行制御は、システム制御部17aの指示に基づいて、表示制御部17eが行う。
ステップS31では、次ページ送りボタン28bへの入力が行われたか否かを判定する。次ページ送りボタン28bへの入力が行われたと判定する場合は(ステップS31のYES)、次ページ送り制御を行う(ステップS32)。他方、次ページ送りボタン28bへの入力が行われていないと判定する場合は(ステップS31のNO)、前ページ送りボタン28aへの入力が行われたと判定し、前ページ送り制御を行う(ステップS33)。
<次ページ送り制御>
図9を参照して、図8のステップS32の次ページ送り制御について説明する。図9は、次ページ送り制御を示すフローチャートである。
ステップS41では、現在ディスプレイ14cに表示している入力用ページが最後の入力用ページであるか否かを判定する。すなわち、例えば、図1及び図6に示すように、総ページ数が3ページの文書においては、現在ディスプレイ14cに表示されている入力用ページが3ページ目であるか否かを判定する。尚、入力用ページの総ページ数が1ページの場合は、その入力用ページが最初且つ最後の入力用ページとなる。最後の入力用ページであると判定する場合は(ステップS41のYES)、新規の白紙の入力用ページをディスプレイ14cに表示し(ステップS42)、他方、最後の入力用ページでないと判定する場合は(ステップS41のNO)、ステップS43へ移行する。本実施形態では、手書き入力がされた状態の最後の入力用ページ(第1入力用ページに相当)の表示中に次ページ送りボタン28bへの入力が行われることによって新規にディスプレイ14cに表示される白紙の入力用ページを、最後切替入力用ページ(第2入力用ページに相当)という。
ここで、従来、最後の入力用ページの表示中に次ページ送りボタンへの入力が行われて発生する新規の白紙の入力用ページは、最後のページとして扱われる。そして、従来では、例えば、最後の入力用ページである3ページ目を表示中に次ページ送りボタンへの入力が行われると、次のページである4ページ目の入力用ページがディスプレイに表示されて、さらにページ数が表示される場合には、現在のページの総ページ数に対するページ位置(番号)が「4」、総ページ数が「4」と表示される。
一方、本実施形態では、最後切替入力用ページは、新規の白紙の入力用ページとしてディスプレイ14cに表示されるが、手書き入力がされるまでの白紙の状態においては、1ページとしてカウントされず、その文書における最後のページとして扱われない。つまり、最後切替入力用ページは、白紙の状態では、1ページとしてみなされないので、ディスプレイ14cにおいても、現在のページ位置(番号)は表示されず、総ページ数も変更されない(増加されない)。すなわち、この場合、総ページ数としては、最後切替入力用ページを除いた入力用ページの総ページ数が表示される。
このページ数の表示制御については、図10を用いて説明する。図10(a)では、総ページ数が3である文書の最後の入力用ページ(3ページ目の入力用ページ)であって手書き入力がされた状態の入力用ページがディスプレイ14cに表示されている。
この図10(a)に示す状態において、次ページ送りボタン28bへの入力が行われると、図10(b)に示すように、最後切替入力用ページがディスプレイ14cに表示される。このとき、最後切替入力用ページは、手書き入力が行われておらず白紙の状態である。この状態においては、最後切替入力用ページは1ページとしてカウントされないため、総ページ数に対するページ位置(番号)はディスプレイ14cに表示されず、この最後切替入力用ページを除いた入力用ページの総ページ数のみがディスプレイ14cに表示される。本実施形態では、最後切替入力用ページの表示時には、最後切替入力用ページが表示されていることを示す記号「P」と、「最後切替入力用ページを除いた入力用ページの総ページ数」とを組み合わせたものをディスプレイ14cの下方部分(図中E1)に表示している。しかし、最後切替入力用ページが表示されていることと、最後切替入力用ページを除いた入力用ページの総ページ数とをユーザーに対して報知できるものであれば、これに限られるものではない。そして、図10(b)の状態で、最後切替入力用ページに手書き入力がされると、最後切替入力用ページは1ページとカウントされて最後の入力用ページとなる(図10(c)を参照)。このとき、ディスプレイ14cの下方部分(図中E1)には、図10(c)に示すように、総ページ数に対する現在のページ位置(番号)と、手書き入力がされて最後の入力用ページとなった4ページ目の入力用ページを含んだ入力用ページの総ページ数とが表示されることになる。尚、最後切替入力用ページに手書き入力がされて最後の入力用ページとなった後に、手書き入力がされた情報が全て削除されると、再度、その入力用ページは、最後切替入力用ページとなる。
図9に戻って、ステップS43では、現在ディスプレイ14cに表示している入力用ページが最後切替入力用ページであるか否かを判定する。最後切替入力用ページであると判定する場合は(ステップS43のYES)、ステップS44へ移行し、他方、最後切替入力用ページでないと判定する場合は(ステップS43のNO)、ステップS45へ移行する。
ステップS44では、更なる新規の入力用ページをディスプレイ14cに表示することを禁止する。ここでは、既に最後切替入力用ページをディスプレイ14cに表示しているときには、さらに次ページ送りボタン28bへの入力が行われたとしても、更なる新規の白紙の入力用ページをディスプレイ14cに表示させないようにしている。これにより、無駄な入力用ページをディスプレイ14cに表示することを回避でき、さらに、誤操作によって無駄な入力用ページが複数発生することを回避できる。
ステップS45では、現在ディスプレイ14cに表示している入力用ページが最初切替入力用ページであるか否かを判定する。最初切替入力用ページであると判定する場合は(ステップS45のYES)、ステップS46へ移行し、他方、最初切替入力用ページでないと判定する場合は(ステップS45のNO)、現在表示している入力用ページの次の入力用ページを、ディスプレイ14cに表示する(ステップS48)。ここで、最初切替入力用ページ(第2入力用ページに相当)とは、手書き入力がされた状態の最初の入力用ページ(第1入力用ページに相当)の表示中に前ページ送りボタン28aへの入力が行われることによって新規にディスプレイ14cに表示される白紙の入力用ページである。本実施形態では、最初切替入力用ページも、最後切替入力用ページと同様に、手書き入力がされるまでの白紙の状態においては、1ページとしてカウントされず、その文書における最初のページとして扱われない。つまり、最初切替入力用ページは、白紙の状態では、1ページとしてみなされないので、ディスプレイ14cにおいても、現在のページ位置(番号)は表示されず、総ページ数も変更されない(増加されない)。
ステップS46では、最初切替入力用ページを削除する。そして、ステップS47において、最初の入力用ページ(最初切替入力用ページの次の入力用ページ)をディスプレイ14cに表示する。
<前ページ送り制御>
以下、図11を参照して、図8のステップS33の前ページ送り制御について説明する。図11は、前ページ送り制御を示すフローチャートである。
ステップS51では、現在ディスプレイ14cに表示している入力用ページが最初の入力用ページであるか否かを判定する。すなわち、例えば、総ページ数が3ページの文書において、現在ディスプレイ14cに表示している入力用ページが1ページ目であるか否かを判定する。最初の入力用ページであると判定する場合は(ステップS51のYES)、ステップS52へ移行し、他方、最初の入力用ページでないと判定する場合は(ステップS51のNO)、ステップS53へ移行する。
ステップS52では、最初切替入力用ページをディスプレイ14cに表示する。
ステップS53では、現在ディスプレイ14cに表示している入力用ページが最初切替入力用ページであるか否かを判定する。最初切替入力用ページであると判定する場合は(ステップS53のYES)、ステップS54へ移行し、他方、最初切替入力用ページでない場合は(ステップS53のNO)、ステップS55へ移行する。
ステップS54では、更なる新規の入力用ページをディスプレイ14cに表示することを禁止する。ここでは、既に最初切替入力用ページをディスプレイ14cに表示しているときには、さらに前ページ送りボタン28aへの入力が行われたとしても、更なる新規の白紙の入力用ページをディスプレイ14cに表示させないようにしている。これにより、無駄な入力用ページをディスプレイ14cに表示することを回避でき、さらに、誤操作によって無駄な入力用ページが複数発生することを回避できる。
ステップS55では、現在ディスプレイ14cに表示している入力用ページが最後切替入力用ページであるか否かを判定する。最後切替入力用ページであると判定する場合は(ステップS55のYES)、ステップS56へ移行し、他方、最後切替入力用ページでないと判定する場合は(ステップS55のNO)、現在表示している入力用ページの前の入力用ページを、ディスプレイ14cに表示する(ステップS58)。
ステップS56では、最後切替入力用ページを削除する。そして、ステップS57において、最後の入力用ページ(最後切替入力用ページの前の入力用ページ)をディスプレイ14cに表示する。
次に、前ページ送り制御におけるページ数の表示制御について、図12を用いて説明する。図12(a)では、総ページ数が3である文書の最初の入力用ページ(1ページ目の入力用ページ)であって手書き入力がされた状態の入力用ページがディスプレイ14cに表示されている。この図12(a)に示す状態において、前ページ送りボタン28aへの入力が行われると、図12(b)に示すように、最初切替入力用ページがディスプレイ14cに表示される。このとき、最初切替入力用ページは、手書き入力が行われておらず白紙の状態である。この状態においては、最初切替入力用ページは1ページとしてカウントされないため、総ページ数に対するページ位置(番号)はディスプレイ14cに表示されず、この最初切替入力用ページを除いた入力用ページの総ページ数のみがディスプレイ14cに表示される。本実施形態では、最初入力用ページの表示時には、最初切替入力用ページが表示されていることを示す記号「P」と、「最初切替入力用ページを除いた入力用ページの総ページ数」とを組み合わせたものをディスプレイ14cの下方部分(図中E1)に表示している。しかし、最初切替入力用ページが表示されていることと、最初切替入力用ページを除いた入力用ページの総ページ数とを報知できるものであれば、これに限られるものではない。そして、図12(b)の状態で、最初切替入力用ページに手書き入力がされると、最初切替入力用ページは1ページとカウントされて最初の入力用ページとなる(図12(c)を参照)。このとき、ディスプレイ14cの下方部分(図中E1)には、図12(c)に示すように、総ページ数に対する現在のページ位置(番号)と、手書き入力がされて最初の入力用ページとなった1ページ目の入力用ページを含んだ入力用ページの総ページ数とが表示されることになる。尚、最初切替入力用ページに手書き入力がされて最初の入力用ページとなった後に、手書き入力がされた情報が全て削除されると、その入力用ページは、再度最初切替入力用ページとなる。
<文書保存制御>
文書保存制御とは、手書き入力を行った1又は複数の入力用ページを記憶装置16に記憶する制御である。尚、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページは、保存されない。本実施形態では、文書保存制御として、他の文書が記憶装置16に記憶されている場合に、ディスプレイ14cに表示されている入力用ページを含む文書を、他の文書とは独立して保存する制御(独立文書保存制御)と、他の文書に付加して1の文書として保存する制御(既存文書付加制御)とがある。尚、他の文書が記憶装置16に記憶されていない場合には、自動的に、独立文書保存制御が行われる。独立文書保存制御を行うか、既存文書付加制御を行うかについては、独立文書保存制御を行うための第1保存ボタン(図示せず)への入力が行われたか、既存文書付加制御を行うための第2保存ボタン(図示せず)への入力が行われたかによって決定される。尚、第1保存ボタン及び第2保存ボタンは、ディスプレイ14cに表示されるソフトウェアボタンであってもよいし、キースイッチ14b等のハードウェアボタンであってもよい。
以下、図13を用いて文書保存制御について説明する。図13は、文書保存制御を示すフローチャートである。
ステップS61では、保存ボタンへの入力があったか否かを判定する。保存ボタンへの入力があったと判定する場合は(ステップS61のYES)、そのボタンが第1保存ボタンであるか否かを判定する(ステップS62)。保存ボタンへの入力がないと判定する場合は(ステップS61のNO)、保存ボタンが入力されるまで待機する。
ステップS62において、第1保存ボタンであると判定する場合は(ステップS62のYES)、独立文書保存制御を行い(ステップS63)、第1保存ボタンでないと判定する場合は、つまり、第2保存ボタンへの入力があったと判定する場合は(ステップS62のNO)、記憶装置16に他の文書が保存されているか否かを判定する(ステップS64)。
ステップS64において、記憶装置16に文書が保存されていると判定する場合は(ステップS64のYES)、既存文書付加制御を行い(ステップS65)、記憶装置16に文書が保存されていないと判定する場合は(ステップS64のNO)、付加する対象の文書がないので、独立文書保存制御を行う(ステップS63)。
<独立文書保存制御>
以下、図14を用いて、独立文書保存制御について説明する。図14は、独立文書保存制御を示すフローチャートである。
ステップS71では、文書名の入力を受け付ける。具体的には、ディスプレイ14cに文書名を入力するための入力画面を表示して、ユーザーからの入力を受け付ける。
ステップS72では、文書名が決定された文書を記憶装置16に保存する。
<既存文書付加制御>
以下、図15を用いて、既存文書付加制御について説明する。図15は、既存文書付加制御を示すフローチャートである。
ステップS81では、付加対象文書決定制御を行う。付加対象文書決定制御では、ディスプレイ14cに表示された入力用ページを含む文書を記憶装置16に記憶されたどの文書に付加するかを決定する制御である。
以下、図16を用いて、付加対象文書決定制御について説明する。図16は、付加対象文書決定制御を示すフローチャートである。
付加対象文書決定制御では、ステップS91において、予めユーザーによって設定された文書指定方法を取得する。文書指定方法とは、ディスプレイ14cに表示された入力用ページを含む文書を付加するための付加対象文書を指定する方法である。文書指定方法としては、記憶装置16に記憶された所定の文書を自動的に設定する第1方法と、記憶装置16に記憶された1又は複数の文書リストをディスプレイ14cに表示させることによってユーザーに選択させる第2方法とが存在する。本実施形態では、文書指定方法として第1方法を設定するか第2方法を設定するかについては、予め、ユーザーによって設定されている。しかし、第2保存ボタンへの入力があったときに、第1方法又は第2方法を選択させる画面をディスプレイ14cに表示することによってユーザーに文書指定方法を選択させる構成をとってもよい。また、本実施形態では、第1方法において自動的に設定する所定の文書を、予め、ユーザーが設定している。
ステップS92では、ステップS91で取得した文書指定方法が第1方法であるか否かを判定する。第1方法であると判定する場合は(ステップS91のYES)、ユーザーが予め設定した所定の文書を付加対象文書に決定し(ステップS93)、当該所定の文書に対して、現在ディスプレイ14cに表示されている入力用ページを含む文書を付加して保存する(図15のステップS82)。すなわち、ディスプレイ14cに表示されている入力用ページを含む文書と、当該文書が付加された文書とは、1つの文書として記憶装置16に保存される。他方、第1方法でないと判定する場合は(ステップS91のNO)、記憶装置16に記憶された1又は複数の文書リストを選択可能にディスプレイ14cに表示する(ステップS94)。そして、ディスプレイ14cに表示された文書リストから1の文書が選択されたか否かを判定し(ステップS95)、選択されたと判定する場合は(ステップS95のYES)、選択された文書を付加対象文書に決定し(ステップS96)、当該選択された文書に、現在ディスプレイ14cに表示されている入力用ページを含む文書を付加する(図15のステップS82)。文書リストから1の文書が選択されていないと判定する場合は(ステップS95のNO)、文書リストから1の文書が選択されるまで待機する。
そして、手書き入力モードを終了するための終了ボタン(図示せず)が入力されると、手書き入力モードを終了する。終了ボタンは、ディスプレイ14cに表示されるソフトウェアボタンであってもよいし、ハードウェアボタンであってもよい。
(3)特徴
(3−1)
本実施形態では、制御装置17の表示制御部17eが、表示部としてのディスプレイ14cに手書き入力がされた状態の最初又は最後の入力用ページ(第1入力用ページに相当)を表示しているときに、ページ送りボタン28a,28bを介して第1方向にページ送りする入力がユーザーによって行われると、ディスプレイ14cに新規の入力用ページ(最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページ(第2入力用ページに相当))を表示する。ここで、第1方向にページ送りする入力が行われるとは、最初の入力用ページを表示しているときであれば、前ページ送りボタン28aを介して前ページ送りする入力が行われることであり、最後の入力用ページを表示しているときであれば、次ページ送りボタン28bを介して次ページ送りする入力が行われることである。尚、ユーザーによって入出力装置14を介して入力される入力情報は、入力情報取得部17bが取得する。
ここで、従来、ワープロアプリや描画アプリ等において、現在表示されているページにおいて文字や画像を入力する余白部分が足りなくなる、或いは、新規のページに文字や画像を入力したいという場面が生じる場合がある。そこで、例えば、特許文献1に開示の情報処理装置のように、次ページ送りの操作を行うと、自動的に新規の白紙ページが追加される装置が提案されている。
しかし、特許文献1に開示の情報処理装置では、次ページ送り入力を行うことにより常に新たに白紙ページが追加されるので、操作ミスによって不要な白紙ページが発生したり、意図的に追加した白紙ページが不要になったりした場合には、そのまま放置してしまうと、無駄な白紙ページが残留したままになることが懸念される。
そこで、本実施形態では、ディスプレイ14cに表示されている最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページに手書き入力がされていない状態で、ページ送りボタン28a,28bを介して第1方向とは逆方向である第2方向にページ送りする入力がユーザーによって行われると、第2入力用ページとしての最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページを自動的に削除して残留させない構成としている。
そして、第2方向にページ送りされることによってディスプレイ14cに表示した第1入力用ページ(すなわち、最初切替入力用ページの次の入力用ページ又は最後切替入力用ページの前の入力用ページ)を最初又は最後の入力用ページとする。
一方で、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページに手書き入力がされると、手書き入力がされた状態の最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページは、第2方向にページ送りする入力が行われても残留する。すなわち、手書き入力がされた状態の最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページは、最初又は最後の入力用ページとして扱われる。
以上のように、本実施形態では、まず、ページ送りボタン28a,28bへの入力を行うという簡易な操作によって、新規の白紙の入力用ページ(最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページ)を発生させることができる。そして、この最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページは、ディスプレイ14cに表示されるものの、白紙の状態で第2方向への入力が行われると、自動的に削除される。よって、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページが不要になった場合やユーザーの誤操作によって最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページを発生させた場合であっても、ユーザーがページ送りボタン28a,28bへの入力を行うだけで簡易に最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページを削除できる。従って、無駄な白紙の入力用ページの残留を抑制できる。
(3−2)
本実施形態では、制御装置17は、最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページに手書き入力がされると、1ページとしてカウントする。
このように、本実施形態では、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページは、1ページとしてカウントされるには、ユーザーによって手書き入力がされていることが必須であり、ユーザーによって手書き入力がされていない状態では、1ページとしてカウントされない。最初切替入力用ページ及び最後入力用ページがこのような属性を有することによって、ユーザーが最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページを不要とする場合、ページ送りを行うだけで最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページを削除できる。よって、ユーザーの利便性を向上できる。
(3−3)
本実施形態では、制御装置17は、ディスプレイ14cに表示されている入力用ページを含む1文書の総ページ数を、ディスプレイ14cに表示する。そして、制御装置17は、最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページに手書き入力がされて1ページとしてカウントすると、ディスプレイ14cに表示された総ページ数を1ページ分増加させる。
このように、最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページが1ページとしてカウントされた場合に入力用ページの総ページ数を増加させることによって、ユーザーは一目で入力用ページの総ページ数を知ることができる。
(3−4)
本実施形態のように、ページ送りボタン28a,28bへの入力を行うことによって簡易に新規の入力用ページが発生するような情報処理装置10では、誤操作によって、複数の入力用ページが発生することが懸念される。
そこで、本実施形態では、制御装置17は、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページが手書き入力がされていない状態でディスプレイ14cに表示されているときに、ページ送りボタン28a,28bを介して第1方向にページ送りする入力が行われても、ディスプレイ14cに更なる新規の入力用ページを表示させない。すなわち、更なる新規の入力用ページをディスプレイ14cに表示することを禁止する。
これにより、誤操作によって無駄な入力用ページが複数発生することを回避できる。また、従来では、無駄な入力用ページが複数発生すると、一々、不要な入力用ページを削除する必要があるが、本実施形態では、予め無駄な入力用ページが複数発生することを回避できるので、このような処理を行う必要がない。
(4)変形例
以上、本発明の第1実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、上記の第1実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。以下、本発明の他の実施形態について説明する。
(4―1)変形例1A
上記第1実施形態に係る情報処理装置10では、最初又は最後の入力用ページをディスプレイ14cに表示した状態のいずれもの場合において、第1方向にページ送りする入力が行われると、新規の入力用ページである最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページをディスプレイ14cに表示しているが、これに限られるものではない。例えば、上記第1実施形態の情報処理装置10に代えて、情報処理装置200を用いてもよい。
情報処理装置200では、上記の情報処理装置10における制御設定に代えて、最初及び最後の入力用ページをディスプレイ14cに表示した状態のいずれかの場合にのみ第1方向にページ送りする入力が行われると、最初切替入力用ページや最後切替入力用ページをディスプレイ14cに表示する、という制御設定が可能である。
以下、情報処理装置200の情報処理装置10との相違点である記憶装置216について説明する。尚、上記第1実施形態に係る情報処理装置10と同様の構成については、同番号を付し、説明を省略する。
<構成>
図17は、変形例1Aに係る情報処理装置200の記憶装置216の機能構成図である。図18は、変形例1Aに係る情報処理装置200の概略前面図である。
記憶装置216は、筐体11の内部に収容されている。
記憶装置216は、図17に示すように、受信情報記憶領域16a、入力情報記憶領域16b及び動作情報記憶領域16c以外に、制御情報記憶領域216dを有している。
制御情報記憶領域216dは、複数の制御情報を記憶する領域である。複数の制御情報としては、第1制御と、第2制御と、第3制御と、に関する情報がある。
第1制御は、ディスプレイ14cに最初の入力用ページを表示した状態にある場合にのみ、第1方向にページ送りする入力が行われると、最初切替入力用ページをディスプレイ14cに表示する制御である。すなわち、第1制御では、最後の入力用ページをディスプレイ14cに表示中に第1方向にページ送りする入力が行われても、最後切替入力用ページをディスプレイ14cに表示しない。第2制御は、ディスプレイ14cに最後の入力用ページを表示した状態にある場合にのみ、第1方向にページ送りする入力が行われると、最後切替入力用ページをディスプレイ14cに表示する制御である。すなわち、第2制御では、最初の入力用ページをディスプレイ14cに表示中に第1方向にページ送りする入力が行われても、最初切替入力用ページをディスプレイ14cに表示しない。第3制御は、上記第1実施形態の情報処理装置10のように、ディスプレイ14cに最初又は最後の入力用ページをディスプレイ14cに表示した状態のいずれもの場合において、第1方向ページ送りする入力が行われると、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページをディスプレイ14cに表示する制御である。
<制御>
情報処理装置200では、ユーザーが、第1〜第3制御を決定するためのボタン(図示せず)への入力を行うと、入力情報取得部17bからその旨が通知されたシステム制御部17aからの指示に基づいて、表示制御部17eが、上記の3つの制御の中から1の制御を選択させる選択画面をディスプレイ14cに表示する(図18を参照)。これにより、ユーザーは、複数の制御から所望の制御を選択できる。
そして、ユーザーによって1つの制御が選択されると、まず、入力情報取得部17bが、ユーザーによって選択された制御の情報を取得すると共に、ユーザーによって選択された制御をシステム制御部17aに通知する。システム制御部17aは、入力情報取得部17bからの通知を受けると、当該制御における表示制御を実行するように、表示制御部17eに対して指示する。
このように、情報処理装置200では、新規の入力用ページへの表示切替を、ユーザーの希望や利用状況に応じて行うことが可能である。よって、ユーザーの利便性が向上する。
さらに、制御情報記憶領域216dは、上記の3つの制御情報以外にも、切替禁止制御の情報を有していてもよい。切替禁止制御は、最初又は最後の入力用ページをディスプレイ14cに表示した状態のいずれもの場合において、第1方向にページ送りする入力が行われても、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページをディスプレイ14cに表示しない制御である。この場合、さらに、ユーザーの希望や利用状況に応じた制御を行うことができる。
(4−2)変形例1B
図19は、本変形例1Bに係る情報処理装置300の概略前面図である。
上記第1実施形態では、付加対象文書決定制御について説明したが、さらに、ディスプレイ14cに表示された入力用ページを含む文書の付加対象文書における付加位置を、予め、ユーザーが設定してもよい。
この場合、付加対象文書における付加位置を決定するためのボタン(図示せず)への入力をユーザーが行うことによって、図19に示すように、付加対象文書における付加位置を選択するための選択画面がディスプレイ14cに表示される。そして、ユーザーが、ディスプレイ14cに表示された選択画面において付加対象文書における所定の付加位置を選択することによって付加対象文書における所定の付加位置が決定される。付加対象文書における付加位置としては、最初の入力用ページの前、最後の入力用ページの後、直近に表示した入力用ページの前、直近に表示した入力用ページの後、ユーザーが指定した入力用ページの前、及びユーザーが指定した入力用ページの後が挙げられる。ユーザーが入力用ページを指定する場合は、指定の入力用ページを入力するボックスにユーザーがページ位置(番号)を入力することができる。
本変形例では、付加対象文書における付加位置をユーザーが決定できることによって、ユーザーの希望や利用状況に応じた処理が可能になり、ユーザーの利便性が向上する。
尚、付加対象文書における付加位置は、予めユーザーによって決定される構成に限られず、上記第1実施形態の付加対象文書決定制御(図15のステップS81)を行った後に、図19に示す選択画面をディスプレイ14cに表示させて、ユーザーに選択させる構成をとってもよい。
また、ユーザーが入力用ページを指定する場合において、ユーザーが指定した入力用ページが存在しない場合、どの位置(例えば、最初の入力用ページの前、最後の入力用ページの後)に付加するかを予め又はその都度設定できるようにしてもよい。
(4−3)変形例1C
上記第1実施形態では、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページを白紙の状態でディスプレイ14cに表示しているときに、ページ送りボタン28a,28bを介して第2方向にページ送りする入力が行われた場合、最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページは削除されると説明した。しかし、このような場合において最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページを削除するか否かについては、予め、ユーザーが設定できるようにしてもよい。
この場合、最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページを削除するか否かについての設定ボタン(図示せず)へのユーザーによる入力が行われると、最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページを削除するか否かをユーザーに選択させるための選択画面がディスプレイ14cに表示される(図20を参照)。ここで、図20は、最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページを削除するか否かを決定するための選択画面がディスプレイ14cに表示されている状態の情報処理装置400の概略前面図である。
本変形例では、最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページを削除するか否かをユーザーが決定できることによって、ユーザーの希望や利用状況に応じた処理が可能になり、ユーザーの利便性が向上する。
(4−4)変形例1D
ディスプレイ14cには、上記第1実施形態で挙げた項目以外にも、日時が表示されてもよい。日時情報は、制御装置17のタイマー部(図示せず)が管理し、システム制御部17aに対して定期的に通知している。また、情報処理装置10が外部装置と無線通信を行う場合には、ディスプレイ14cには無線電波強度が表示されてもよい。無線電波強度の情報は、無線電波強度管理部(図示せず)が管理しており、システム制御部17aに対して定期的に通知している。これにより、さらに、ユーザーに対して多くの情報を提供することができる。
(4−5)変形例1E
上記第1実施形態では、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページに手書き入力がされると、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページは1ページとしてカウントされると説明したが、例えば、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページに手書き入力がされてから、ユーザーによって手書き入力確定ボタン(図示せず)への入力がされた段階で、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページを1ページとして扱う構成としてもよい。
また、1の最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページに、手書き入力がされる度に又は手書き入力確定ボタンへの入力が行われる度に、当該入力用ページを独立して記憶装置16に記憶する独立文書保存制御を行うか既存文書に付加する既存文書付加制御を行うかをユーザーに選択させる構成をとってもよい。この場合、新規の白紙の入力用ページへの手書き入力を行う度に、この入力用ページを独立した文書として保存するか既存文書に付加するかを決定できるので、ユーザーの利便性が向上する。
尚、本変形例において既存文書付加制御を行う場合は、上記変形例1Bのように、付加対象の既存文書における付加位置を、ユーザーに対して、予め又はその都度、決定させるようにしてもよい。
(4−6)変形例1F
上記第1実施形態以外にも、新たに発生された入力用ページを全体のどの位置に挿入させて表示させるかをユーザーが予め又はその都度決定できるようにしてもよい。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について説明する。尚、第1実施形態に係る情報処理装置10と同様の構成については説明を省略し同番号を付す。第2実施形態に係る情報処理装置500では、記憶装置16に記憶された文書のディスプレイ14cへの表示順序が決められており、ページ送りボタン28a,28bを介してページ送りがされると、この表示順序に従って複数の文書を連続的にディスプレイ14cに表示する。
以下、情報処理装置500について図21〜図23を用いて説明する。
(1)構成
図21は、情報処理装置500の概略前面図である。図22は、ディスプレイ14cにおける表示順序を説明するための入力用ページの模式図である。
情報処理装置500は、情報処理装置10と同様に、手書き入力モードを有している。情報処理装置500の手書き入力モードでは、図21に示すように、ディスプレイ14cの所定位置(本実施形態では、ディスプレイ14cの左下方部分E2)に、一次元のバー520が表示されている。そして、バー520上には、記憶装置16に記憶された文書に対応するマーク521が表示されている。マーク521は、1文書に対して1つ表示される。ここで、図21では、記憶装置16に3つの文書A〜C(図22を参照)が記憶されており、文書Cにおける所定の入力用ページが表示されている状態のディスプレイ14cを示している。当該ディスプレイ14cにおいて、一番左のマーク521が表示順序が最初の文書Aに対応するマークであり、中央のマーク521が表示順序が2番目の文書Bに対応するマークであり、一番右のマーク521が表示順序が最後の文書Cに対応するマークである。本実施形態では、例えば、文書Aの最後の入力用ページをディスプレイ14cに表示しているときに次ページ送りボタン28bへの入力が行われると、文書Bの最初の入力用ページがディスプレイ14cに表示される(図22を参照)。また、文書Bの最初の入力用ページをディスプレイ14cに表示しているときに前ページ送りボタン28aへの入力が行われると、文書Aの最後の入力用ページがディスプレイ14cに表示される(図22を参照)。
また、本実施形態では、例えば、文書Bの最後の入力用ページをディスプレイ14cに表示しているときに次ページ送りボタン28bへの入力が行われると、図22に示すように、文書Cの最初の入力用ページがディスプレイ14cに表示される。また、文書Cの最初の入力用ページをディスプレイ14cに表示しているときに前ページ送りボタン28aへの入力が行われると、図22に示すように、文書Bの最後の入力用ページがディスプレイ14cに表示される。
尚、ディスプレイ14cに表示される文書に対応した表示物としては、マーク521に代えて文字(英数字、漢字等)が表示されてもよい。例えば、文書の保存ファイル名の頭文字や表示順序を示す番号(1、2、・・・、N)が表示されてもよい。尚、表示物は、バー520の上方又は下方に表示されてもよい。
また、本実施形態では、現在ディスプレイ14cに表示している入力用ページを含む文書を矢印マーク522で示している(図21を参照)。これにより、現在ディスプレイ14cに表示されている入力用ページを含む文書の位置をユーザーが一目で把握できる。尚、現在ディスプレイ14cに表示している入力用ページを含む文書をユーザーに示すことができれば、矢印マーク522以外のマークや文字等であってもよい。
さらに、本実施形態では、ユーザーがマーク521に接触すると、接触されたマーク521に対応した文書に含まれる最初の入力用ページがディスプレイ14cに表示される。尚、ここでは、最初の入力用ページをディスプレイ14cに表示しているが、表示される入力用ページは、ユーザーが予め設定していてもよいし、この段階でユーザーに設定させる設定画面を表示することによって設定させてもよい。
(2)制御
本実施形態の制御については、第1実施形態の制御と異なる点のみ説明する。
<入力用ページ表示制御>
本実施形態では、手書き入力モードの設定指示があると(図5のステップS1)、ステップS4へ移行して、記憶装置16に記憶されたファイルリストをディスプレイ14cに表示する。そして、ステップS5、S6を実行する。
<入力用ページへの描画制御>
本実施形態では、ページ送りボタン28a,28bへの入力が行われたとき、上述したように、表示順序が次の文書の最初の入力用ページや表示順序が前の文書の最後の入力用ページをディスプレイ14cに表示することがある。
尚、ディスプレイ14cに表示している入力用ページを含む文書の総ページ数、及び当該総ページ数に対するディスプレイ14cに表示されている入力用ページのページ位置(番号)以外にも、記憶装置16に記憶されている全ての文書の総ページ数がさらに表示されてもよい。
<ページ移行制御>
第1実施形態における最初の入力用ページは、第2実施形態では、表示順序が最初の文書の最初の入力用ページであり、第1実施形態における最後の入力用ページは、表示順序が最後の文書の最後の入力用ページとなる。すなわち、本実施形態では、表示順序が最初の文書の最初の入力用ページ又は表示順序が最後の文書の最後の入力用ページを、手書き入力がされた状態でディスプレイ14cに表示しているときに、ページ送りボタン28a,28bを介して第1方向にページ送りする入力が行われると、最初切替入力用ページ又は最後切替入力用ページがディスプレイ14cに表示されることになる。
また、第1実施形態におけるステップS48(図9)の「次ページ」は、表示順序がN番目の最後の入力用ページを表示しているときであれば、表示順序がN+1番目の最初の入力用ページとなる場合もあり、第1実施形態におけるステップS58(図11)の「前ページ」は、表示順序がN番目の最初の入力用ページを表示しているときであれば、表示順序がN−1番目の最後の入力用ページとなる場合もある。
尚、最初切替入力用ページ及び最後切替入力用ページの表示方法は上述の方法に限られるものではなく、例えば、表示順序がN番目の文書の最後の入力用ページを表示中に次ページ送りボタン28bへの入力が行われたときに最後切替入力用ページを表示してもよい。このとき、さらに、次ページ送りボタン28bへの入力が行われると、最後切替入力用ページを削除して、表示順序がN+1番目の文書の最初の入力用ページを表示することになる。また、表示順序がN番目の文書の最初の入力用ページを表示中に前ページ送りボタン28aへの入力が行われたときに最初切替入力用ページを表示してもよい。このとき、さらに、前ページ送りボタン28aへの入力が行われると、最初切替入力用ページを削除して、表示順序がN−1番目の文書の最後の入力用ページを表示することになる。
<既存文書付加制御の付加対象文書制御>
付加対象とする文書として、例えば、図23に示すように、「最後の表示順序の文書」とするか、「最初の表示順序の文書」とするか、「直近に表示していた文書」とするか、又は「ユーザー指定の表示順序の文書」とするかを予めユーザーが選択することによって設定していてもよい。「ユーザー指定の表示順序の文書」が選択される場合には、指定の表示順序を入力させる入力ボックスが入力可能に表示される。ここで、図23は、付加対象文書を決定するための設定画面がディスプレイ14cに表示された状態の情報処理装置500の概略前面図である。
(3)特徴
本実施形態では、記憶装置16に記憶された文書を、ページ送りボタン28への入力を行うことによってディスプレイ14cに連続的に表示させることができる。本実施形態では、ページ送りボタン28への入力を行うという簡易な操作で、記憶装置16に記憶された全ての文書をディスプレイ14cに表示させることができる。また、マーク521に接触するだけで簡易に当該マーク521に対応する文書に含まれる入力用ページをディスプレイ14cに表示させることもできる。よって、ユーザーの利便性が向上する。
また、マーク521や矢印マーク522によって、記憶装置16に記憶された文書数や、現在ディスプレイ14cに表示されている入力用ページを含む文書の位置を一目で把握できる。
(4)変形例
独立文書保存制御において、ステップS71(図14)で文書名が決定された後に、文書の表示順序をユーザーによって設定させる設定画面をディスプレイ14cに表示してもよい。例えば、当該設定画面では、文書名を決定した文書を、「最後の表示順序の文書とする」か、「最初の表示順序の文書とする」か、「直近に表示した文書の前/後の文書とする」か、又は「ユーザーが指定した表示順序の文書とする」かをユーザーに選択させる。「ユーザーが指定した表示順序の文書とする」が選択された場合は、表示順序を指定するための入力ボックスが入力可能に表示される。尚、上記設定は、ステップS71の後に行うものに限られず、予め、ユーザーが設定していてもよい。
これにより、ユーザーの利便性が向上する。
10,200,300,400,500 情報処理装置
14 入出力装置
14a タッチパネル(入力部)
14b キースイッチ(入力部)
14c ディスプレイ(表示部)
17 制御装置(制御部)
28 ページ送りボタン
28a 前ページ送りボタン(ページ送り部)
28b 次ページ送りボタン(ページ送り部)

Claims (8)

  1. 手書き入力が可能な情報処理装置であって、
    手書き入力が可能な入力用ページ及び前記入力用ページの総ページ数を表示する表示部と、
    前記入力用ページを前後方向にページ送りするページ送り部を含み、前記入力用ページへの手書き入力を含むユーザーからの入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部を介して受け付けたユーザーによる入力に基づいて、前記表示部における表示の制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記表示部に手書き入力がされた状態の最初又は最後の前記入力用ページである第1入力用ページを表示しているときに前記ページ送り部を介して前記前後方向のうち前記入力用ページが存在しない第1方向にページ送りする入力が行われると、前記表示部に新規の前記入力用ページである第2入力用ページを表示し、
    前記表示部に表示した前記第2入力用ページに手書き入力がされていない状態で、前記第2入力用ページを除いた前記入力用ページの総ページ数を前記表示部に表示させ、前記ページ送り部を介して前記第1方向とは逆方向の第2方向にページ送りする入力が行われると、前記第2入力用ページを残留させずに、前記第1入力用ページを、最初又は最後の入力用ページとし、
    前記表示部に表示した前記第2入力用ページに手書き入力がされた状態で、前記第2方向にページ送りする入力が行われると、前記手書き入力がされた状態の第2入力用ページを残留させる、
    情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第2入力用ページに手書き入力がされた場合、前記入力用ページの総ページ数を増加させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記表示部に、手書き入力がされていない状態の前記第2入力用ページを表示しているときに、前記ページ送り部を介して前記第1方向にページ送りする入力が行われても、前記表示部に更なる新規の入力用ページを表示しない、
    請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記表示部に前記第2入力用ページを表示する制御として、
    前記表示部に最初の第1入力用ページを表示した状態にある場合にのみ、前記第1方向にページ送りする入力が行われると、前記第2入力用ページを前記表示部に表示する第1制御、
    前記表示部に最後の第1入力用ページを表示した状態にある場合にのみ、前記第1方向にページ送りする入力が行われると、前記第2入力用ページを前記表示部に表示する第2制御、及び
    前記表示部に最初の第1入力用ページを表示した状態及び最後の第1入力用ページを表示した状態のいずれもの場合において、前記第1方向にページ送りする入力が行われると、前記第2入力用ページを前記表示部に表示する第3制御、のいずれかを行う
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 1又は複数の前記入力用ページから構成される文書が複数存在する場合、
    前記制御部は、前記複数の文書の最初の表示順序の文書における最初の入力用ページ又は前記複数の文書の最後の表示順序の文書における最後の入力用ページを表示しているときに、前記ページ送り部を介して前記第1方向にページ送りする入力が行われると、前記表示部に前記第2入力用ページを表示する、
    請求項のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 手書き入力が可能な情報処理装置であって、
    手書き入力が可能な入力用ページを表示する表示部と、
    前記入力用ページを前後方向にページ送りするページ送り部を含み、前記入力用ページへの手書き入力を含むユーザーからの入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部を介して受け付けたユーザーによる入力に基づいて、前記表示部における表示の制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記表示部に手書き入力がされた状態の最初又は最後の第1入力用ページを表示しているときに前記ページ送り部を介して前記前後方向のうち入力用ページが存在しない第1方向にページ送りする入力が行われると、前記表示部に新規の第2入力用ページを表示し、
    前記表示部に表示した前記第2入力用ページに手書き入力がされていない状態で、前記ページ送り部を介して前記第1方向とは逆方向の第2方向にページ送りする入力が行われると、前記第2入力用ページを残留させずに、前記第1入力用ページを、最初又は最後の入力用ページとし、
    前記表示部に表示した前記第2入力用ページに手書き入力がされた状態で、前記第2方向にページ送りする入力が行われると、前記手書き入力がされた状態の第2入力用ページを残留させ、
    1又は複数の前記入力用ページから構成される文書が複数存在する場合、
    前記制御部は、前記複数の文書の最初の表示順序の文書における最初の入力用ページ又は前記複数の文書の最後の表示順序の文書における最後の入力用ページを表示しているときに、前記ページ送り部を介して前記第1方向にページ送りする入力が行われると、前記表示部に前記第2入力用ページを表示する、
    情報処理装置。
  7. 手書き入力が可能な情報処理装置において実行される情報処理プログラムであって、
    手書き入力が可能な入力用ページ及び前記入力用ページの総ページ数を表示部に表示する表示ステップと、
    前記入力用ページを前後方向にページ送りするページ送り部への入力及び前記入力用ページへの手書き入力を含むユーザーからの入力を受け付ける入力ステップと、
    を備え、
    前記表示ステップでは、前記表示部に手書き入力がされた状態の最初又は最後の前記入力用ページである第1入力用ページを表示しているときに前記ページ送り部を介して前記前後方向のうち前記入力用ページが存在しない第1方向にページ送りする入力が行われると、前記表示部に新規の前記入力用ページである第2入力用ページを表示し、
    前記表示部に表示された前記第2入力用ページに手書き入力がされていない状態で、前記第2入力用ページを除いた前記入力用ページの総ページ数を前記表示部に表示させ、前記ページ送り部を介して前記第1方向とは逆方向の第2方向にページ送りする入力が行われると、前記第2入力用ページを残留させずに、前記第1入力用ページを最初又は最後の入力用ページとし、前記表示部に表示された前記第2入力用ページに手書き入力がされた状態で、前記第2方向にページ送りする入力が行われると、前記手書き入力がされた状態の第2入力用ページを残留させるページ残留可否ステップと、
    前記第2入力用ページに手書き入力がされた場合、前記入力用ページの総ページ数を増加させる総ページ数増加ステップと、をさらに備える、
    情報処理プログラム。
  8. 手書き入力が可能な情報処理装置において実行される情報処理方法であって、
    手書き入力が可能な入力用ページ及び前記入力用ページの総ページ数を表示部に表示する表示ステップと、
    前記入力用ページを前後方向にページ送りするページ送り部への入力及び前記入力用ページへの手書き入力を含むユーザーからの入力を受け付ける入力ステップと、
    を備え、
    前記表示ステップでは、前記表示部に手書き入力がされた状態の最初又は最後の前記入力用ページである第1入力用ページを表示しているときに前記ページ送り部を介して前記前後方向のうち前記入力用ページが存在しない第1方向にページ送りする入力が行われると、前記表示部に新規の前記入力用ページである第2入力用ページを表示し、
    前記表示部に表示された前記第2入力用ページに手書き入力がされていない状態で、前記第2入力用ページを除いた前記入力用ページの総ページ数を前記表示部に表示させ、前記ページ送り部を介して前記第1方向とは逆方向の第2方向にページ送りする入力が行われると、前記第2入力用ページを残留させずに、前記第1入力用ページを最初又は最後の入力用ページとし、前記表示部に表示された前記第2入力用ページに手書き入力がされた状態で、前記第2方向にページ送りする入力が行われると、前記手書き入力がされた状態の第2入力用ページを残留させるページ残留可否ステップと、
    前記第2入力用ページに手書き入力がされた場合、前記入力用ページの総ページ数を増加させる総ページ数増加ステップと、をさらに備える、
    情報処理方法。
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