JP5170199B2 - 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置において、用途ごと、或いはデータの種類ごとに処理をさせるデバイスを設定することができる技術に関する。
従来、PCなどのコンピュータにおいて、ネットワーク環境下に接続された複数のプリンタからユーザ所望のプリンタを選択し、印刷指示を送信する印刷環境が一般的に普及してきている。ユーザは所望のプリンタで印刷をするために、そのプリンタの種類に対応したドライバをインストールする。ドライバをインストールするとき、そのドライバを通じて使用されるプリンタのIPアドレスが、PCに記憶される。一つ以上のプリンタのIPアドレスがPCに記憶されている場合は、その中から一のプリンタのIPアドレスが、優先的に使用されるプリンタとして登録されている。このようなプリンタはデフォルトプリンタと呼ばれている。PCは、ユーザから印刷指示を送信するプリンタの指定を受け付けずにドキュメントの印刷要求を受け付けた場合、デフォルトプリンタとして登録されているプリンタへ印刷指示を送信する。
特許文献1には、複数のプリンタが接続されたネットワーク環境に接続されたPCにおいて、デフォルトプリンタとして登録されているプリンタが省電力モードであるときは、他のプリンタを一時的なデフォルトプリンタとして使用する技術が示されている。
特開2009−3586
しかし、特許文献1では、デフォルトプリンタでは実行することができない処理が所望される場合は、PCにドライバがインストールされているプリンタの中から都度、所望される処理を実行可能なプリンタを選択する必要があった。このような作業は、ユーザにとって面倒であるため、用途や、処理するデータに応じて適したデバイスを登録できることが望まれる。しかし、そのためには、ユーザは用途やデータごとに使用するデバイスの登録作業を行う必要があり、煩わしくなる。
上述した問題点を含め、本発明はユーザにかけさせる手間を極力少なくし、用途ごと或いはデータの種類ごとに処理させるデバイスを設定することができる情報処理装置プログラムおよび、情報処理装置、情報処理方法を提供することを目的としている。
この目的を達成するための請求項1に係る発明は、記憶部に、用途に対応づけてデバイスの識別情報を記憶し、前記記憶部に記憶されている識別情報により識別されるデバイスへ、前記識別情報に対応づけられている用途向けの処理を実行するよう指示を送信する情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムであって、前記情報処理装置を、一の用途向けの処理を実行させるデバイスを特定するデバイス特定手段と、前記特定手段が特定したデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、前記第1記憶制御手段が記憶させたデバイスの識別情報を、他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第2記憶制御手段と、前記デバイスの識別情報が前記第2記憶制御手段により記憶されたことを示す追加記憶情報を前記他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第3記憶制御手段と、前記第1記憶制御手段が、一のデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させた後、前記記憶部に前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されているか判断する第1判断手段と、前記第1判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されていると判断した場合は、前記他の用途に対応付けて前記追加記憶情報が記憶されているか判断する第2判断手段と、として機能させ、前記情報処理装置を、前記第2判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていると判断した場合は前記第2記憶制御手段が前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させる一方、前記第2判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていないと判断した場合は、前記第2記憶制御手段が、前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させないよう制御することを特徴とした情報処理プログラムである。
また、請求項2に係る発明は、前記情報処理装置を、前記第1記憶制御手段が、前記特定手段が特定したデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させたときは、前記一の用途に対応づけて記憶されている前記追加記憶情報を消去させる消去手段として機能させることを特徴とした請求項1に記載の情報処理プログラムである。
また、請求項3に係る発明は、前記情報処理装置を、前記指示送信手段が前記記憶部に記憶されている識別情報により識別されるデバイスへ、前記識別情報に対応づけられている用途向けの処理を実行するよう指示を送信した日時を示す日時情報を、前記記憶部に前記識別情報に対応づけられている用途に、対応づけて記憶させる日時記憶手段と、前記第2判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていると判断した場合に、前記日時情報と現在の日時を用いて前記日時情報が示す日時が所定の期間以内か判断する第3判断手段と、前記第3判断手段が、所定の期間以内と判断した場合は、前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させないように前記情報処理装置を制御することを特徴とした請求項1又は2に記載の情報処理プログラムである。
また、請求項4に係る発明は、前記識別情報とは、IPアドレスであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理プログラムである。
また、請求項5に係る発明は、前記用途には、画像データを印刷する写真印刷、ウェブページを印刷するウェブ印刷、文書データを印刷する文書印刷、スキャンのいずれかを含むことを特徴とした、請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理プログラムである。
また、請求項6に係る発明は、前記情報処理装置を、前記指示送信手段が前記記憶部に記憶されている識別情報により識別されるデバイスへ、前記識別情報に対応づけられている用途向けの処理を実行するよう指示を送信したことを示す履歴情報を、前記識別情報に対応づけられている用途に対応づけて記憶する履歴記憶手段と、前記第2判断手段が、前記他の用途と対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていると判断した場合に、前記他の用途と対応づけて前記履歴情報が記憶されているか判断する第3判断手段と、して機能させ前記第3判断手段が、前記履歴情報が記憶されていると判断した場合は、前記他の用途と対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させないように前記情報処理装置を制御することを特徴とした請求項1、2、4、5のいずれかに記載の情報処理プログラムである。
また、請求項7に係る発明は、記憶部に、用途に対応づけてデバイスの識別情報を記憶し、前記記憶部に記憶されている識別情報により識別されるデバイスへ、前記識別情報に対応づけられている用途向けの処理を実行するよう指示を送信する情報処理装置であって、前記情報処理装置は、一の用途向けの処理を実行させるデバイスを特定するデバイス特定手段と、前記特定手段が特定したデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、前記第1記憶制御手段が記憶させたデバイスの識別情報を、他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第2記憶制御手段と、前記デバイスの識別情報が前記第2記憶制御手段により記憶されたことを示す追加記憶情報を前記他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第3記憶制御手段と、前記第1記憶制御手段が、一のデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させた後、前記記憶部に前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されているか判断する第1判断手段と、前記第1判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されていると判断した場合は、前記他の用途に対応付けて前記追加記憶情報が記憶されているか判断する第2判断手段と、を備え、前記第2判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていると判断した場合は前記第2記憶制御手段が前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させる一方、前記第2判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていないと判断した場合は、前記第2記憶制御手段が、前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させないことを特徴とした情報処理装置である。
また、請求項8に係る発明は、記憶部に、用途に対応づけてデバイスの識別情報を記憶し、前記記憶部に記憶されている識別情報により識別されるデバイスへ、前記識別情報に対応づけられている用途向けの処理を実行するよう指示を送信する情報処理装置が情報処理を行う情報処理方法において、一の用途向けの処理を実行させるデバイスを特定するデバイス特定ステップと、前記特定ステップで特定したデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第1記憶制御ステップと、前記第1記憶制御ステップで記憶させたデバイスの識別情報を、他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第2記憶制御ステップと、前記デバイスの識別情報が前記第2記憶制御ステップで記憶されたことを示す追加記憶情報を前記他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第3記憶制御ステップと、前記第1記憶制御ステップで、一のデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させた後、前記記憶部に前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されているか判断する第1判断ステップと、前記第1判断ステップで、前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されていると判断された場合は、前記他の用途に対応付けて前記追加記憶情報が記憶されているか判断する第2判断ステップと、を備え、前記第2判断ステップで、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていると判断された場合は前記第2記憶制御ステップで前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させる一方、前記第2判断ステップで、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていないと判断された場合は、前記第2記憶制御ステップで、前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させないことを特徴とした情報処理方法である。
<請求項1、7、8の発明>
本発明によれば情報処理装置は、他の用途に識別情報が対応づけて記憶されており、さらに追加記憶情報が記憶されている場合は、他の用途と対応づけて一のデバイスの識別情報を記憶させる。そのためユーザは、用途ごとに直接デバイスの変更を情報処理装置に入力しなくても、最新のデバイスを使用することができる。
<請求項2の発明>
本発明によれば情報処理装置は、過去に一の用途に対応づけて追加記憶情報が記憶されていても、一の用途に対応づけて記憶されているデバイスの識別情報が、特定手段により特定された場合は、追加記憶情報を消去する。そのため、請求項1の効果に加えて、過去に一の用途に対応づけて追加記憶情報が記憶されていても、その後一の用途向けにユーザがデバイスを選択すれば、一の用途向けのデバイスが自動的に別のデバイスに更新されることを防ぐことができる。
<請求項3の発明>
本発明によれば、情報処理装置は、他の用途に対応づけて追加記憶情報が記憶されていても、所定の期間内にデバイスへ他の用途向けの処理を実行するよう指示を送信していれば、他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させない。そのため、請求項1、2の発明の効果に加えて、ユーザが望まないデバイスの更新を防ぐことができる。
<請求項4の発明>
本発明によれば、情報処理装置はIPアドレスを用いてデバイスを正確に認識することができることができる。
<請求項5の発明>
本発明によれば、情報処理装置はデバイスへ写真印刷、ウェブ印刷、文書印刷、スキャンを実行させるデバイスをそれぞれ記憶することができる。
<請求項6の発明>
本発明によれば、情報処理装置は、他の用途に対応づけて追加記憶情報が記憶されていても、デバイスへ他の用途向けの処理を実行するよう指示を送信していれば、他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させない。そのため、請求項1、2、4、5の発明の効果に加えて、ユーザが望まないデバイスの更新を防ぐことができる。
情報処理装置100の外観図 情報処理装置100の電気的構成を示すブロック図 アプリアイコンの表示画面の一例 情報処理装置100と、情報処理装置100と通信を行うプリンタとの間の接続の模式図 用途選択画面の一例 用途と印刷対象の受け付け処理 写真印刷が選択された場合の印刷指示処理 印刷指示画面の一例 プリンタから情報処理装置が受信した情報の一例 他の用途向けのデフォルトプリンタの記憶或いは更新処理 更新確認画面の一例 フラッシュメモリ109が記憶する用途ごとのデフォルトプリンタに関する情報
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示す情報処理装置100は、例えば携帯電話や携帯端末装置などの携帯型の装置である。情報処理装置100の筐体は偏平な箱状に形成されており、その一側面は操作面100aとして形成されている。操作面100aの中央部には表示領域101が、表示領域101の下部には入力I/F104が設けられている。
図2は、情報処理装置100の電気的構成を示すブロック図である。情報処理装置100は、表示手段102、タッチパネル103、入力I/F104、無線通信I/F105、CPU106、ROM107、RAM108、フラッシュメモリ109などを備えており、これらは入出力ポート110を介して互いに接続されている。
表示手段102は、表示領域101を備える。表示手段102は、CPU106から出力される画信号を受信し、受信した画信号にもとづき、画像を表示領域101に表示させる。表示手段102としては、例えばLCDや、有機ELパネルなどを用いることができる。
タッチパネル103は透明な部材により形成され、表示領域101の表面を覆うようにして配設されている。タッチパネル103は、ユーザの指などによりタッチされた位置を検出し、検出した位置情報をCPU106へ出力する。以下、CPU106がタッチパネル103から出力される位置情報を受け取ることを、CPU106がタッチを受け付けた等と表現する。
入力I/F104は、例えば操作ボタンである。入力I/F104が押下されると、情報処理装置100は起動される。
CPU106は、ROM107やフラッシュメモリ109に記憶されるプログラムに従い、入出力ポート110に接続された各部を制御する。ROM107には、CPU106で実行されるプログラムが格納されている。RAM108はCPU106の処理に必要な情報を一時的に記憶する。フラッシュメモリ109は、不揮発性のメモリである。フラッシュメモリ109には、画像データや、文書データなどが記憶可能である。また、詳細は後述するが、用途ごとのデフォルトプリンタのIPアドレス、型番、自動設定フラグ、最新印刷日時などが記憶されている。さらに、フラッシュメモリ109には、様々なアプリケーションプログラム(以下、単にアプリと称する)を記憶することができる。フラッシュメモリに記憶されているアプリのアイコンは、表示領域101に表示される。図3は、アプリアイコン表示画面の一例である。ここでは、カレンダーアプリ、プリントアプリ、インターネットブラウザアプリ、写真ビュアアプリ、メモ帳アプリのアイコンが表示されている。CPU106はアイコンのタッチを受け付けると、アイコンに対応するアプリを起動する。
図4に情報処理装置100と、情報処理装置100と通信を行うプリンタとの間の接続の模式図を示す。情報処理装置100は、無線通信I/F105を介して、無線LAN方式の無線通信によりアクセスポイント400と通信を行う。アクセスポイント400には、インクジェットMFP200、カラーレーザープリンタ300が接続されている。ここで、MFPとは、印刷機能、スキャン機能、コピー機能を備える多機能周辺装置(Multifunction Peripheral)を示す。情報処理装置100は、プリントアプリを実行し、アクセスポイント400を介して印刷要求をインクジェットMFP200やカラーレーザープリンタ400に送信することができる。すなわち、情報処理装置100は、アクセスポイント400を介してインクジェットMFP200、カラーレーザープリンタ300を使用することができる。
図5は、プリントアプリが起動された後、表示領域101に表示される用途選択画面である。用途とは印刷対象の種類であり、本実施形態では、例としてプリンタに写真データを印刷させる写真印刷、ウェブページを印刷させるウェブ印刷、文書データを印刷させる文書印刷が挙げられる。CPU106は、表示領域101において、用途のアイコンのタッチを受け付けると、タッチされたアイコンが示す用途を選択されたと判断する。写真印刷が選択されると、情報処理装置100がJPEGやBitmap、GIFなどの画像データの印刷要求を、プリンタへ送信し、デバイスに印刷を実行させる処理(以下、写真印刷処理とする)が行われる。ウェブ印刷が選択されると、情報処理装置100がウェブページの印刷要求を、プリンタへ送信し、デバイスに印刷を実行させる処理(以下、ウェブ印刷処理とする)が行われる。文書印刷が選択されると、情報処理装置100がPDFやtxt、docなどの文書データの印刷要求を、プリンタへ送信し、プリンタに印刷を実行させる処理(以下、文書印刷処理とする)が行われる。
以下、図6〜図8を用いて、プリントアプリに従いCPU106が各部を制御する処理について説明する。図6に、プリントアプリが起動された後の、用途と印刷対象の受け付け処理を示す。CPU106は、写真印刷のアイコン、ウェブ印刷のアイコン、文書印刷のアイコンいずれか1つのタッチを受け付けたか、判断する(S601)。CPU106が、いずれか1つのタッチを受け付けたと判断した場合は(S601・はい)、S602へ進む。一方CPU106がアイコンのタッチを受け付けていないと判断した場合は(S601・いいえ)、タッチを受け付けるまで判断を繰り返す。
S602では、CPU106は、S601で受け付けた用途に対応するデータの中から印刷対象となるデータの選択を受け付ける。印刷対象となるデータの選択方法は周知であり、さらに本願の趣旨ではないので詳細は省略するが、以下にその一例を示す。写真印刷や、文書印刷のように、印刷対象となるデータがフラッシュメモリ109に記憶されている場合は、次のように構成することができる。CPU106は印刷対象となる画像データ、或いは文書データをフラッシュメモリ109から読み出し、そのファイル名とサムネイルを、表示領域101に一覧表示させる。CPU106は表示領域101に表示させたファイル名とサムネイルのいずれかのタッチを受け付ける。(S602)。ウェブ印刷の場合は、次のように構成することができる。CPU106は、ユーザが所望するウェブページを表示領域101へ表示させる。ウェブページの表示方法は記載を省略する。CPU106は、表示領域にウェブページと併せて、ウェブページのURLと、表示されているウェブページを印刷対象とするよう指示するアイコンとを表示させる。そのアイコンのタッチを受け付けると、CPU106は表示しているウェブページを印刷対象とする指示を受け付ける(S602)。次いで、S603へ進む。
S603ではCPU106は印刷対象として受け付けたデータの所在情報をRAM106に記憶する(S603)。具体的には、データが画像データ、或いは文書データの場合は絶対パスを含む所在情報を、データがウェブページである場合はウェブページのURLをRAM108に記憶させる。そして、この処理を終了し、印刷指示処理へと進む。
図7(a)を用いて、図6のS601で写真印刷が選択された場合の印刷指示処理について説明する。S701では、CPU106は、フラッシュメモリ109を参照し、写真印刷用デフォルトプリンタのIPアドレスが記憶されているか判断する(S701)。ここで、デフォルトプリンタとは、情報処理装置100が、印刷処理を実行させるために印刷要求を送信する際に、ユーザがプリンタを選択する操作を減らすために予め設定されたプリンタのことである。本発明において、情報処理装置100は写真印刷、ウェブ印刷、文書印刷のそれぞれの用途ごとに、デフォルトプリンタのIPアドレスと、デフォルトプリンタの関連情報を記憶する。その一例を図9に示す。フラッシュメモリ109には、それぞれの用途ごとのデフォルトプリンタのIPアドレス、型番、自動設定フラグ、最新印刷日時を示すテーブルAが記憶されている。自動設定フラグと、最新印刷日時については、後ほど詳細を説明する。CPU106はフラッシュメモリ109のテーブルAに写真印刷用デフォルトプリンタのIPアドレスが記憶されていると判断した場合は(S701・はい)S702へ進む。一方、テーブルAに写真印刷用デフォルトプリンタが記憶されていないと判断した場合は(S701・いいえ)、S704へ進む。
S702では、CPU106は表示領域101に印刷指示画面を表示させる(S702)。印刷指示画面の一例を図7(b)に示す。印刷指示画面には、写真印刷用デフォルトプリンタの型番、印刷指示アイコン500、再選択アイコン600が表示されている。次いで、S703へ進む。
S703では、CPU106は写真印刷用デフォルトプリンタの再選択を受け付けたか判断する(S703)。具体的にはCPU106は、印刷指示画面において再選択アイコン600のタッチを受け付けたかを判断している。CPU106は写真印刷用デフォルトプリンタの再選択を受け付けたと判断すると(S703・はい)S704へ進む。一方、写真印刷用デフォルトプリンタの再選択を受け付けていない場合は(S703・いいえ)、S708へ進む。
S704でCPU106はネットワーク上の選択可能なプリンタの型番を、表示領域101に表示させる(S704)。この処理は次のように行われる。CPU106は、無線通信I/F105を制御して、情報処理装置100が接続しているネットワークにプリンタの型番と、機能に関する情報を返信するようプリンタに要求するパケットを、ブロードキャストさせる。すると、ネットワークに接続した各プリンタから返信がある。無線通信I/F105は、プリンタから返信されるプリンタの型番と、機能に関する情報を含むパケットを受信する。無線通信I/Fが受信するパケットは、プリンタのIPアドレスを送信元アドレスとして、情報処理装置100のIPアドレスを受信先アドレスとして含んでいる。そして、CPU106は無線通信I/F105に受信されたプリンタの型番と、機能に関する情報と、プリンタのIPアドレスとを対応付けてRAM108に記憶させる。図7(c)に、本実施形態においてCPU106が、RAM108に記憶させた情報の一例を示す。そしてCPU106は、抽出したプリンタの型番の一覧表示を表示領域101に表示させる。
S705では、CPU106はS704で表示領域101に表示させた一覧表示において、プリンタの選択を受け付けたか判断する(S705)。具体的には、表示領域101に表示させたプリンタの型番のタッチを受け付けたかを判断している。プリンタの選択を受け付けたと判断した場合は(S705・はい)、S706へ進む。一方、プリンタの選択を受け付けたと判断しない場合は(S705・いいえ)判断を繰り返す。
S706では、CPU106はS705で選択を受け付けたプリンタのIPアドレス、型番を、フラッシュメモリ109に記憶されているテーブルAの写真印刷用デフォルトプリンタのIPアドレスと、型番を記憶する領域に記憶させる。さらに、CPU106は、テーブルAの写真印刷用デフォルトプリンタの自動設定フラグをオフにする。詳細は後述するが、自動設定フラグとは、デフォルトプリンタをユーザ設定したのか、あるいはCPU106が自動設定したのかを示すためのフラグである。ここでは、ユーザがプリンタを選択(S705)しているため、オフにしている。
S707では、CPU106は表示領域101に印刷指示画面を表示させる(S707)。印刷指示画面は、S702で表示させたものと同一のものである。なお、写真印刷用デフォルトプリンタはS706で変更されているので、CPU106はフラッシュメモリ109に記憶されるテーブルAから現時点のデフォルトプリンタの型番を読み出して、印刷指示画面に表示させる。
S708では、CPU106は印刷指示を受け付けたか判断する(S708)。具体的にはCPU106は、印刷指示画面において印刷指示アイコン500のタッチを受け付けたかを判断している。CPU106は、印刷指示を受け付けたと判断すると(S708・はい)、S709へ進む。一方、CPU106は、印刷指示を受け付けていない場合は(S708・いいえ)、S703へ進む。
S709では、CPU106はフラッシュメモリ109に記憶されたテーブルAにおいて、写真印刷用デフォルトプリンタの最新印刷日時の領域に、現在の日時を記憶させる。
S710では、CPU106はフラッシュメモリ109に記憶されるテーブルAから読み出したIPアドレスを受信先に設定し、無線通信I/F105を制御し、図6のS602で選択を受け付けた画像データの印刷要求を、写真印刷用デフォルトプリンタへ送信させる(S710)。
S711では、他の用途向けのデフォルトプリンタ(ここではウェブ印刷用デフォルトプリンタと、文書印刷用デフォルトプリンタ)の記憶更新処理を行う(S711)。この処理はサブルーチンとなっている。図8(a)を用いてS711のうち、ウェブ印刷用デフォルトプリンタの記憶更新処理について、より詳細な説明を行う。
まず、S801では、CPU106はフラッシュメモリ109に記憶されているテーブルAに、ウェブ印刷用デフォルトプリンタのIPアドレスと型番が記憶されているか判断する(S801)。CPU106は、ウェブ印刷用デフォルトプリンタのIPアドレスと型番がテーブルAに記憶されていると判断すると(S801・はい)、S802へ進む。一方、記憶されていないと判断すると(S801・いいえ)、S809へ進む。
S802では、ウェブ印刷用デフォルトプリンタと、写真印刷用デフォルトプリンタが同一のプリンタであるかを判断する。具体的には、CPU106は、フラッシュメモリ109に記憶されているテーブルAにおいて、写真印刷用デフォルトプリンタと、ウェブ印刷用デフォルトプリンタのIPアドレスと、型番の両方が一致するかにより判断する。CPU106がウェブ印刷用デフォルトプリンタと、写真印刷用デフォルトプリンタが同一のプリンタであると判断すると(S802・はい)、この処理を終了する。図7(a)の処理で記憶された写真印刷用デフォルトプリンタと、ウェブ印刷用デフォルトプリンタが、同一のプリンタである場合は、ウェブ印刷用デフォルトプリンタを更新する必要がないからである。一方、ウェブ印刷用デフォルトプリンタと、写真印刷用デフォルトプリンタが同一ではないと判断すると(S802・いいえ)、S803へ進む。
S803では、CPU106はフラッシュメモリ109に記憶されているテーブルAにおいて、ウェブ印刷用デフォルトプリンタの自動設定フラグがオンであるかオフであるかを判断する。(自動設定フラグのオンが、本発明の追加記憶情報に該当する。)ユーザが自らデフォルトプリンタとなるプリンタを選択した場合は、このフラグはオフされ(図7のS706、S709、図8(a)のS807)、ユーザの意思によらずデフォルトプリンタとなるプリンタが選択された場合は自動設定フラグはオンされる(図8(a)のS809)。そこで、CPU106は、フラッシュメモリ109に記憶されているテーブルAにおいてウェブ印刷用デフォルトプリンタの自動設定フラグがオフである場合は(S803・オフ)、この処理を終了し、自動設定フラグがオンである場合は(S803・オン)、S804へ進む。
S804では、CPU106はウェブ印刷用のデフォルトプリンタの最新印刷日時が、所定の期間内であるかを判断する。ここでは、判断時より1年以内であるとする。より具体的には、CPU106はフラッシュメモリ109に記憶されるテーブルAにおいて、ウェブ印刷用デフォルトプリンタの最新印刷日時が、判断時の日時から一年以内である場合は(S804・はい)、S805へ進み、一年より前である場合、もしくは最新印刷日時が記憶されていない場合は(S804・いいえ)、S809へ進む。
S805では、CPU106は表示領域101に更新確認画面を表示する。更新画面の一例を、図8(b)に示す。更新確認画面を表示するのは、次の理由からである。ウェブ印刷用デフォルトプリンタが、ユーザの意思によって選択された場合ではない場合は、新しいプリンタが追加されれば、新しく追加されたプリンタをウェブ印刷用デフォルトプリンタとしても更新することを、ユーザが所望することが予想される。しかし、一年以内にウェブ印刷用デフォルトプリンタが使用されている場合、ユーザが現在のウェブ印刷用デフォルトプリンタを引き続き使用することを所望している可能性もある。そのため、ユーザに他の用途向けのデフォルトプリンタ(ここでは写真印刷用デフォルトプリンタである)が変更されたことをきっかけに、ウェブ印刷用デフォルトプリンタも合わせて変更する意思があるかを問うために、更新確認画面を表示している。
S806では、CPU106が表示領域101に表示した更新確認画面において、「はい」のタッチを受け付けると(S806・はい)、S807へ進む。一方、CPU106が「いいえ」のタッチを受け付けると(S806・いいえ)、この処理を終了する。
S807では、CPU106はフラッシュメモリ109に記憶されているテーブルAにおいて、ウェブ印刷用デフォルトプリンタの自動設定フラグをオフにする(S807)。写真印刷用デフォルトプリンタをウェブ印刷用プリンタとしても記憶することを、自動ではなくユーザ自身が決定したためである。次いで、S808へ進む。
S808では、CPU106は写真印刷用デフォルトプリンタを、ウェブ印刷用デフォルトプリンタとしても記憶する(S808)。具体的には、次のような処理が行われる。CPU106は、フラッシュメモリ109に記憶されているテーブルAにおいて、写真印刷用デフォルトプリンタのIPアドレスと型番を読み出す。さらに、CPU106は、読み出したIPアドレス、型番を、フラッシュメモリ109のテーブルAに、ウェブ印刷用デフォルトプリンタのIPアドレス、型番としても記憶させる。さらに、最新印刷日時をクリアする。ここで最新印刷日時をクリアすることで、ウェブ印刷用デフォルトプリンタの記憶、更新処理の後、新しいウェブ印刷用デフォルトプリンタが使用された日時を正確に把握することができる。
S809では、CPU106はフラッシュメモリ109に記憶されているテーブルAにおいて、ウェブ印刷用デフォルトプリンタの自動設定フラグをオンにする。これは、次の理由による。S809の後にCPU106はS808へ進み、写真印刷用デフォルトプリンタを、ウェブ印刷用デフォルトプリンタとして記憶させる処理を実行する。つまり、ユーザに問い合わせることなく自動的にウェブ印刷用デフォルトプリンタを決定するからである。
S808が実行されると、CPU106はこの処理を終了する。
その後、CPU106は、文書印刷用デフォルトプリンタについても、図8(a)に示した処理と、同様の処理を行う。この処理については、記載を省略する。
図7(a)では、図6のS601で写真印刷が選択された場合の印刷指示処理について説明した。しかし、ウェブ印刷、文書印刷が選択された場合も、それぞれフラッシュメモリ109に記憶されるテーブルAにおいて、読み出したり、記憶させたりする領域が異なるだけであり、基本的には同様の処理が実行される。そして、ウェブ印刷用デフォルトプリンタについて印刷指示処理が行われた場合は、他の用途向けのデフォルトプリンタの記憶更新処理は、写真印刷用デフォルトプリンタと、文書印刷用デフォルトプリンタについて行われる。文書印刷用デフォルトプリンタについて、印刷指示処理が行われた場合は、他の用途向けのデフォルトプリンタの記憶更新処理は、写真印刷用デフォルトプリンタと、ウェブ印刷用デフォルトプリンタについて、行われる。
このように、本実施形態に係る情報処理装置100は、写真印刷、ウェブ印刷、文書印刷の、それぞれの用途ごとにデフォルトプリンタを設定している。そのため、用途に合わせて適したプリンタを、都度選択する煩わしさをユーザが感じるという問題が発生しない。
また、情報処理装置100は、一の用途向けのデフォルトプリンタを記憶した際、他の用途向けのデフォルトプリンタが、まだ記憶されていないときは、一の用途向けのデフォルトプリンタを、他の用途向けのデフォルトプリンタとしても記憶する。そのため、全ての用途において各々、ユーザが直接デフォルトプリンタを選択する必要がなくなり、ユーザにとって便利である。
さらに、情報処理装置100が、一の用途向けのデフォルトプリンタを、他の用途向けのデフォルトプリンタとしても記憶した場合は、その旨を記憶する。そして、一の用途向けのデフォルトプリンタが変更されたときは、情報処理装置100は他の用途向けのデフォルトプリンタも、ユーザが直接選択したものでなければ一のデフォルトプリンタの変更に合わせて変更する。そのため、ユーザは、用途ごとに直接プリンタ変更を行わなくても、最新のプリンタをデフォルトプリンタとして使用することができる。なお、デフォルトプリンタが、ユーザにより直接選択されたプリンタではない場合でも、印刷実績がありユーザが継続してデフォルトプリンタを使用する意思があればその意思が尊重され、デフォルトプリンタの変更はおこなわれない。このように、本実施形態では、高いユーザビリティを提供することができる。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施できる。プリントアプリの用途は、写真印刷、ウェブ印刷、文書印刷に限らず、これらよりも多くても少なくてもよい。また、用途は印刷に限らず、スキャンがあってもよい。その場合、図6のS602、S603は必要なくなる。また、図7(a)のS702、S707では、CPU106は印刷指示画面ではなくスキャン指示画面を表示する。S704ではCPU106はネットワーク上の選択可能なスキャン機能を備えるデバイスの型番を、表示領域101に表示させる。
また、プリンタを識別するための情報として、前述した実施形態ではIPアドレスとプリンタの型番を用いていた。しかし、IPアドレスに代えて、MACアドレスや、URLを用いてもよい。URLを用いる場合、CPU106は、対応するIPアドレスを取得して、取得したIPアドレスをデバイスとの通信に用いればよい。
また、図7(a)においてCPU106は、S706ではIPアドレスと型番をRAM108に記憶させ、S709でRAM108から読み出したIPアドレスと型番をフラッシュメモリ109に記憶されているテーブルAのIPアドレスと型番を記憶する領域に記憶させる構成としてもよい。また、その場合、S707で表示される印刷指示画面に表示するデフォルトプリンタは、RAM108から読み出される。
また、図8(a)において、S805、S806は必ずしも行わなくてもよい。その場合、S804・はいとなった場合は、CPU106は図8の処理を終了することになる。
また、図8(a)のS804において、最新印刷日時が判断時の日時から一年以内かどうか判断する際、例えば次に挙げるように複数の方法が考えられるが、そのいずれを用いてもよい。また、それら以外の方法でもよい。1つ目の方法:最新印刷日時から判断時の日時までの時間を算出する。算出した時間が一年間より長いか、一年間以下であるかで判断する。2つ目の方法:判断時の日時から一年前に該当する日時を算出する。最新印刷日時が、算出した日時時丁度もしくは算出した日時よりも新しい(未来側)か、古い(過去側)かにより判断する。3つ目の方法:最新印刷日時から一年後に該当する日時を算出する。判断時の日時が、算出した日時より新しい(未来側)か、古い(過去側)もしくは丁度算出した日時かにより判断する。さらに、最新印刷日時からの期間は、一年に限らない。また、単に印刷履歴が存在するか、しないかにより判断を行ってもよい。印刷履歴が存在するか、しないかにより判断を行う場合、CPU106は、フラッシュメモリ109に記憶されるテーブルAの最新印刷日時の領域に、日時が記憶されているかを判断する。そして、日時が記憶されていると判断すると(S804・はい)S805へ進み、記憶されていないと判断すると(S804・いいえ)S809へ進む。また、印刷日時ではなく、印刷を指示したことを示すフラグのオン、オフにより判断する構成としてもよい。その場合、S709ではフラッシュメモリ109に記憶されるテーブルAに、最新印刷日時に代えて印刷を指示したことを示すフラグをオンする。また、言うまでもないが、印刷を指示したことを示すフラグをオンすることと、最新印刷日時を記憶することの両方行ってもよい。
また、フラッシュメモリ109に記憶されるテーブルAに、印刷を指示したこと示すフラグのオンあるいはオフされているかによりS804の判断が行われる場合は、以下のように図7のS709を変更してもよい。S709でCPU106はフラッシュメモリ109に記憶されるテーブルAにおいて、写真印刷用デフォルトプリンタの印刷を行ったことを示すフラグをオンにする。さらに、CPU106はテーブルAにおいて写真印刷用デフォルトプリンタの自動設定フラグをオフにする(S709)。この場合、図8において、ウェブ印刷用デフォルトプリンタがユーザにより選択されておらず、かつウェブ印刷用デフォルトプリンタへ印刷指示を送信したことがない場合のみS808が実行され、それ以外の場合は、S808は実行されないことになる。
また、情報処理装置100は、有線による通信を行う構成としてもよい。
本実施形態では、ユーザが自らデフォルトプリンタとなるプリンタを選択した場合は、自動設定フラグはオフされ、ユーザの意思によらずデフォルトプリンタとなるプリンタが選択された場合はテーブルAの自動設定フラグがオンされる構成としていた。しかし、ユーザの意思によらずデフォルトプリンタとなるプリンタが選択された場合(S804・いいえ、或いはS801・いいえ)のみ、テーブルAに自動設定フラグを記憶させ、ユーザが自らデフォルトプリンタとなるプリンタを選択した場合(S705・はい)はテーブルAに何も記憶させない構成としてもよい。その場合は、S706では、自動設定フラグをオフすることに代えて、テーブルAから自動設定フラグを消去することになる。
100 情報処理装置
200 インクジェットMFP
300 カラーレーザープリンタ
400 アクセスポイント

Claims (8)

  1. 記憶部に、用途に対応づけてデバイスの識別情報を記憶し、前記記憶部に記憶されている識別情報により識別されるデバイスへ、前記識別情報に対応づけられている用途向けの処理を実行するよう指示を送信する情報処理装置に読込まれる情報処理プログラムであって、前記情報処理装置を、
    一の用途向けの処理を実行させるデバイスを特定するデバイス特定手段と、
    前記特定手段が特定したデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、
    前記第1記憶制御手段が記憶させたデバイスの識別情報を、他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第2記憶制御手段と、
    前記デバイスの識別情報が前記第2記憶制御手段により記憶されたことを示す追加記憶情報を前記他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第3記憶制御手段と、
    前記第1記憶制御手段が、一のデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させた後、前記記憶部に前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されているか判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されていると判断した場合は、前記他の用途に対応付けて前記追加記憶情報が記憶されているか判断する第2判断手段と、として機能させ、
    前記情報処理装置を、
    前記第2判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていると判断した場合は前記第2記憶制御手段が前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させる一方、
    前記第2判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていないと判断した場合は、前記第2記憶制御手段が、前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させないよう制御することを特徴とした情報処理プログラム。
  2. 前記情報処理装置を、
    前記第1記憶制御手段が、前記特定手段が特定したデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させたときは、
    前記一の用途に対応づけて記憶されている前記追加記憶情報を消去させる消去手段として機能させることを特徴とした請求項1に記載の情報処理プログラム。
  3. 前記情報処理装置を、
    前記指示送信手段が前記記憶部に記憶されている識別情報により識別されるデバイスへ、前記識別情報に対応づけられている用途向けの処理を実行するよう指示を送信した日時を示す日時情報を、前記記憶部に前記識別情報に対応づけられている用途に、対応づけて記憶させる日時記憶手段と、
    前記第2判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていると判断した場合に、前記日時情報と現在の日時を用いて前記日時情報が示す日時が所定の期間以内か判断する第3判断手段と、
    前記第3判断手段が、所定の期間以内と判断した場合は、前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させないように前記情報処理装置を制御することを特徴とした請求項1又は2に記載の情報処理プログラム。
  4. 前記識別情報とは、IPアドレスであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  5. 前記用途には、画像データを印刷する写真印刷、ウェブページを印刷するウェブ印刷、文書データを印刷する文書印刷、スキャンのいずれかを含むことを特徴とした、請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  6. 前記情報処理装置を、
    前記指示送信手段が前記記憶部に記憶されている識別情報により識別されるデバイスへ、前記識別情報に対応づけられている用途向けの処理を実行するよう指示を送信したことを示す履歴情報を、前記識別情報に対応づけられている用途に対応づけて記憶する履歴記憶手段と
    前記第2判断手段が、前記他の用途と対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていると判断した場合に、前記他の用途と対応づけて前記履歴情報が記憶されているか判断する第3判断手段と、して機能させ
    前記第3判断手段が、前記履歴情報が記憶されていると判断した場合は、前記他の用途と対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させないように前記情報処理装置を制御することを特徴とした請求項1、2、4、5のいずれかに記載の情報処理プログラム。
  7. 記憶部に、用途に対応づけてデバイスの識別情報を記憶し、前記記憶部に記憶されている識別情報により識別されるデバイスへ、前記識別情報に対応づけられている用途向けの処理を実行するよう指示を送信する指示送信手段を備える情報処理装置であって、前記情報処理装置は、
    一の用途向けの処理を実行させるデバイスを特定するデバイス特定手段と、
    前記特定手段が特定したデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、
    前記第1記憶制御手段が記憶させたデバイスの識別情報を、他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第2記憶制御手段と、
    前記デバイスの識別情報が前記第2記憶制御手段により記憶されたことを示す追加記憶情報を前記他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第3記憶制御手段と、
    前記第1記憶制御手段が、一のデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させた後、前記記憶部に前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されているか判断する第1判断手段と、
    前記第1判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されていると判断した場合は、前記他の用途に対応付けて前記追加記憶情報が記憶されているか判断する第2判断手段と、を備え、
    前記第2判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていると判断した場合は前記第2記憶制御手段が前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させる一方、
    前記第2判断手段が、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていないと判断した場合は、前記第2記憶制御手段が、前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させないことを特徴とした情報処理装置。
  8. 記憶部に、用途に対応づけてデバイスの識別情報を記憶し、前記記憶部に記憶されている識別情報により識別されるデバイスへ、前記識別情報に対応づけられている用途向けの処理を実行するよう指示を送信する指示送信手段を備える情報処理装置が情報処理を行う情報処理方法において、
    一の用途向けの処理を実行させるデバイスを特定するデバイス特定ステップと、
    前記特定ステップで特定したデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第1記憶制御ステップと、
    前記第1記憶制御ステップで記憶させたデバイスの識別情報を、他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第2記憶制御ステップと、
    前記デバイスの識別情報が前記第2記憶制御ステップで記憶されたことを示す追加記憶情報を前記他の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させる第3記憶制御ステップと、
    前記第1記憶制御ステップで、一のデバイスの識別情報を前記一の用途に対応づけて前記記憶部に記憶させた後、前記記憶部に前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されているか判断する第1判断ステップと、
    前記第1判断ステップで、前記他の用途に対応づけて前記デバイスの識別情報が記憶されていると判断された場合は、前記他の用途に対応付けて前記追加記憶情報が記憶されているか判断する第2判断ステップと、を備え、
    前記第2判断ステップで、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていると判断された場合は前記第2記憶制御ステップで前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させる一方、
    前記第2判断ステップで、前記他の用途に対応づけて前記追加記憶情報が記憶されていないと判断された場合は、前記第2記憶制御ステップで、前記他の用途に対応づけて前記一のデバイスの識別情報を記憶させないことを特徴とした情報処理方法。
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