JP2008083250A - 画像形成装置及びその電源制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 省エネ待機モード充電時における突出した電力消費による省エネ電力規格オーバーを確実に回避しながら充電することが可能な画像形成装置及びその電源制御方法を提供する。
【解決手段】 電熱により記録媒体上の転写画像を定着する熱定着手段901を有する画像形成装置で、熱定着手段のウォームアップ時に、商用電源の電力と蓄電手段918に蓄電された電力とを併用して商用電源からの入力電流を抑制する場合、ウォームアップ間隔内に再充電可能な第1の充電レートで充電する第1充電手段101と、第1の充電レートより低く、蓄電レベルの保持状態における蓄電手段の自然放電電力より大きい第2の充電レートで充電する第2充電手段102とを備え、省エネ待機モードへ移行した場合に、第1充電手段による充電から第2充電手段による充電に切り換え、省エネ待機モードから復帰した場合に、第2充電手段による充電から第1充電手段による充電に復帰させる。
【選択図】 図1A

Description

本発明は画像形成装置及びその電源制御方法に関する。該画像形成装置は、商用電源より受電して蓄電する蓄電手段と電熱による熱定着手段とを有し、熱定着手段のウォームアップ時に商用電源からの電力と蓄電手段からの電力とを併用して、商用電源からの入力電流を抑制するものである。特に、かかる画像形成装置が省エネ待機モードを有して、その省エネ待機モードの蓄電における節電に関するものである。
従来から、公知の電子写真プロセスによりトナー像をメディア上に形成し、温調制御した定着部材により挟圧搬送し加熱定着する定着手段を有する画像形成装置が知られている。かかる画像形成装置で定着器により多くの電力を供給して立上げ時間を短縮し、プリント開始時間の短縮を図る方法が提案されている。例えば、蓄電装置を設けて定着器の立上げ時に商用電源からの電力と蓄電装置からの電力とを併用する(特許文献1)。
一方、スタンバイ時に蓄電装置に蓄電された電力をコピー時の直流モータの駆動に使用することで、商用電源の余剰電力を定着器の立上げに使用することが提案されている(特許文献2)。
また、前記蓄電装置を商用電源からの投入電力の調整可能な誘導加熱定着器と組合わせ、商用電源余剰電力に応じて定着投入電力を増強する方式も提案されている。
また、誘導加熱やセラミックヒータ等のオンデマンド定着器は、投入電力に対する温度の立ち上がり応答が速いため、電力供給面の補強により、より高い立ち上がり速度が得られる。そのため、所定時間内に印字可能な印字受付状態であるレディモードのまま定着器の予備加熱を廃止することができ、スタンバイ温調による電力ロスを省いたオンデマンド定着制御方式が採用可能である。
一方、画像形成装置においては、待機電力の低減のため、前記レディモード時におけるオンデマンド定着制御方式の他に、以下のような節電制御が行われる。省エネ移行時間設定値により、ホストに対するレディステータスを否として待機状態とする。表示パネルバックライト消燈や表示用電源をオフとする。オプションユニットの電源をオフとする。フォトインタラプタの消燈等で制御用電源をオフとする。DCモータアイドル電流オフ等のためにアクチュエータ電源をオフとする。冷却ファン電源をオフとする。スイッチング電源そのものの動作を停止させる。制御部ロジック回路の動作クロックを低減させる。このように、待機状態における節電制御を行う省エネ待機モード制御が実施されている。
省エネ移行時間設定値は、省エネ規格を考慮して決定した初期値の他に、ユーザーの設定により変更可能であり、移行時間0秒としてプリント終了と同時に省エネ待機モードに切り替えることも可能である。
以下に、蓄電装置を設けて定着器の立上げ時に商用電源からの電力と蓄電装置からの電力とを併用する構成を有すると共に、省エネ待機モードを有する画像形成装置の従来例を、図面を用いて説明する。
図12は、従来例の画像形成装置における電源制御のハード構成を説明する概略構成図である。
901は定着器であり、AC電源904を電源とする定着電源回路902により高周波通電することにより誘導加熱し、画像プロセス制御部908により所定温度に温調制御される。903は2コンバータ低圧電源であり、AC電源904より受電し、整流回路905で変換した一次DC電圧をそれぞれ独立した絶縁型DC/DCコンバータ906、907により、制御用電源の5VDCとアクチュエータ用電源の24VDCとを出力する。
908は画像プロセス制御部であり、ホスト926に接続された画像形成制御部909とのコマンド信号924による通信を行う。そして、公知の電子写真プロセスにより、画像形成部材であるレーザドライバ910、高圧電源914、スキャナモータ、ドラムモータ、搬送モータ、ソレノイドファンモータなどのアクチュエータ915を、ビデオ信号923と同期制御する。かかる同期制御には、センサ類912の情報を使用する。そして、記憶媒体にトナー像を形成し、前記温調制御された定着器901により狭圧搬送し画像を定着しする。927は表示バックライトであり、表示パネル925の照明を行う。
911は節電スイッチ、922はコンバータ停止信号である。ホスト926及び表示パネル925より設定時間アクセスがないと、画像形成制御部909により省エネコマンドが生成される。画像プロセス制御部908でこの省エネコマンドが受信されると、遮断及び停止による節電制御を行い、レディ信号を否として省エネ待機モードに移行する。
913は蓄電装置であり、2コンバータ低圧電源の24V出力の給電経路に挿入し、24Vを電源とした充電手段917により電気二重奏コンデンサよりなる蓄電手段918に定電流充電を行い、蓄電監視手段916の制御により所定レベルまで蓄電する。画像プロセス制御部908からの蓄電装置制御信号921により、充電を禁止するとともにDC/DCコンバータ919を起動する。そして、蓄電手段918の電圧を24V昇圧した出力を放電スイッチ920により低圧電源の24V出力から切替える。蓄電手段918に蓄えられた電力は、低圧電源の肩代わり供給を行うことにより低圧電源のAC入力電力を下げ、定着電源に電力の振り分けを行う。
蓄電手段は、次回のウォームアップ開始までに必要な電力レベルを充電する必要があり、コールドスタートの間欠プリントを考慮して、充電レートを放電レートの通常10%程度の30W程度に設定している。
図13は、図12の蓄電装置913の充電部分のハード構成を説明する概略構成図である。
1001は、図12の充電手段917と、蓄電手段918と、蓄電監視手段916とを含む充電部分である。ここで、1002は蓄電手段に相当し、電気二重層コンデンサを二個直列に接続して充電完了電圧5Vの蓄電手段を構成している。なお、蓄電手段としては、従来、蓄電容量の観点から電気化学反応を利用した二次電池、充放電回数の観点からコンデンサが知られている。しかし、本用途には前記両方の性能を満たさなければならず、電解コンデンサと比較しても容量が数10Fと飛躍的に大きい電気二重層コンデンサを選択している。
蓄電手段は、どの方式を選択しても充電特性として所定電圧まで充電することにより蓄電を達成するため、所定電圧のテブナン電源で定電圧充電回路を構成できる。しかし、テブナン電源は充電速度が遅く効率が悪いため、一般に蓄電手段の充電手段は、所定時間内に充電するため充電完了電圧より高い電源を用い、高変換効率とするためチョッパ制御を用いた定電流充電回路により構成している。
すなわち、本従来例では、24V電源をSW手段1004、チョークコイル1003を通じて蓄電手段1002に通電している。そして、充電電流を電流検出抵抗1007で電圧変換し、コンパレータ1008で基準電源1009と比較し、設定ピーク電流に達した場合にワンショットマルチバイブレータ1006のゲートをたたく。このワンショットパルスで所定時間SW手段1004をオフし、還流ダイオード1005よりチョークコイル1003にチャージした電流を蓄電手段1002に通電する。このように、オフ時間一定チョッピング定電流回路を構成して充電手段としている。
また、過充電防止のため、ヒステリシスコンパレータ1010、基準電源1011により電気二重層コンデンサの電圧を検出する。そして検出電圧が5Vになると、ワンショットマルチバイブレータ1006のセット端子をオンして強制的に充電を止めるよう、蓄電監視手段を構成している。1012はORゲートであり、画像プロセス制御部908からの充電強制停止信号をワンショットマルチバイブレータ1006のセット端子に入力している。
図14は、上記図12及び図13の構成における従来例の蓄電制御プリント時制御を説明する制御説明図である。
1101は定着温度、1102はAC入力電力、1103は蓄電電力、1104は蓄電入出力電力を表し、コールドスタート時における間欠プリントの蓄電手段の充放電動作を同じ時間軸上に表示したものである。1107は第1放電区間、1108は第2放電区間であり、定着立ち上げ開始より所定時間1105あるいは1106経過後、ドラムモータ駆動開始により電力消費がピークとなる区間に蓄電装置を放電に切り換える。そして、約300Wの電力を24V電源として24V負荷に供給する。放電が終了すると、蓄電電力が充電開始レベル1112を割り込むので、最大蓄電レベル1111に到達するまでの充電区間1109あるは1110において充電を行う。
充電開始レベル1112は、蓄電手段のウォームアップ必要電力量に対応する第1の蓄電レベルに、最大蓄電レベル1111は、蓄電手段の最大蓄電電力量に対応する第2の蓄電レベルに設定してある。前記蓄電電力監視手段の監視蓄電レベルは、第1の蓄電レベルと第2の蓄電レベル間の蓄電レベルに保持する。
蓄電装置の充電手段の充電電力は、コールドスタートの最短間欠プリントの1回目のウォームアップ終了と開始2回目のウォームアップ開始までの時間と放電電力量から、第1の蓄電レベルに到達可能な第1の充電レートに設定している。この充電レートは放電レートの通常10%程度の30W程度となる。
図15は、上記図12及び図13の構成における省エネ待機モード時における蓄電制御を説明する制御説明図である。なお、上記図14と同一事象を説明する記述は同一符号を付し説明を省略する。
1201は、蓄電入出力電力を充電電力を拡大表示したものである。1203は省エネ待機モード区間であり、省エネコマンド生成タイミング1202に前述アクチュエータ用電源の停止などの電源節電手段を働かせる。そして、2コンバータ低圧電源903の制御電源用5Vの絶縁型DC/DCコンバータ906のアイドル電力と、画像プロセス制御部908、画像形成制御部909のスリープ電力及び蓄電手段の充電電力のみに、消費電力を低減させるよう構成している。
特開2002−174988号公報 実公平7−41023号公報
しかしながら、上記従来例によれば、省エネ待機モードで所定負荷の電源オフによる節電が行われるものの、蓄電手段を充電中の省エネ待機モードの第1充電区間1204では約30Wの充電電力消費1207が発生する。この電力消費は蓄電手段の自然放電による再充電動作である省エネ待機モードの第2充電区間1206でも、蓄電電力消費1207と同等の電力消費が生じる。そのため、省エネ待機モードの本来の消費電力である非充電区間1205の消費電力5W前後に対して35W前後となり、突出した電力消費が生じる。
この消費電力は、時間が短いため平均電力としては小さいものの、電力としては省エネ規格を越える恐れがあるため、省エネ待機モードでの充電を停止させる対策を講じる必要があった。
しかし、省エネ待機モードで再充電を停止させると、蓄電手段の自然放電と放置による定着器の冷却の双方が生じてしまう。そのため、省エネ待機モードからレディモードへの復帰時に、蓄電手段の再充電を行うか、蓄電手段の補助なしに定着器のウォームアップを行うことになる。何れにしろプリント可能な状態への復帰時間が長くなり、オンデマンド性が失われる欠点がある。
特に、省エネ移行時間を短く設定していると、蓄電手段の蓄電レベルが十分に回復しないうちに省エネ待機モードに切り替わる頻度が高くなり、前記省エネ待機モードで蓄電手段の充電を停止させる方法では、オンデマンド性が失われる。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、省エネ待機モード充電時における突出した電力消費による省エネ電力規格オーバーを確実に回避しながら充電することが可能な画像形成装置及びその電源制御方法を提供する。
また、省エネ待機モードにおける蓄電手段の自然放電による蓄電電力の低下防止し、省エネ待機モードからの復帰時においても、蓄電手段蓄電電力を併用したオンデマンド定着を可能せしめる画像形成装置及びその電源制御方法を提供する。
また、蓄電手段の蓄電レベルが十分に回復しないうち省エネ待機モードから復帰し、オンデマンド性が失われる問題を防止できる画像形成装置及びその電源制御方法を提供する。
かかる課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、電熱により記録媒体上の転写画像を定着する熱定着手段を有する画像形成装置であって、予め決められた蓄電レベルで電力を蓄電する蓄電手段と、前記熱定着手段のウォームアップ時に、商用電源の電力と前記蓄電手段に蓄電された電力とを併用することにより、商用電源からの入力電流を抑制する入力電流抑制制御手段と、前記蓄電手段を、ウォームアップ間隔内に再充電可能な第1の充電レートで充電する第1充電手段と、前記蓄電手段を、前記第1の充電レートより低く、前記蓄電レベルの保持状態における前記蓄電手段の自然放電電力より大きい第2の充電レートで充電する第2充電手段と、当該画像処理装置が省エネ待機モードへ移行した場合に、前記蓄電手段の充電を前記第1充電手段による充電から前記第2充電手段による充電に切り換え、当該画像処理装置が省エネ待機モードから復帰した場合に、前記蓄電手段の充電を前記第2充電手段による充電から前記第1充電手段による充電に復帰させる充電切換制御手段とを有することを特徴とする。
ここで、前記蓄電手段は電気二重層コンデンサを含む。また、前記予め決められた蓄電レベルは充電開始レベルと最大蓄電レベルとを含み、前記蓄電手段の蓄電レベルが前記充電開始レベル未満であれば充電を開始し、前記最大蓄電レベルに達すれば充電を中止し、前記蓄電手段の蓄電レベルを前記充電開始レベルと最大蓄電レベルとの間に保持する蓄電レベル制御手段を更に有する。また、前記第2充電手段は、前記第1充電手段に対して定電流の電流値と、定電圧の電圧値と、定電力の電力値とのうちのいずれかのパラメータを切り換える切替手段を含む。また、前記第2充電手段は、定電圧源とインピーダンス手段とを蓄電手段に対し直列に接続した定電圧充電手段である。また、前記定電圧源の電圧は、前記蓄電手段の充電完了電圧である前記最大蓄電レベルである。また、前記インピーダンス手段は、定電圧源とチョークコイルとスイッチを前記蓄電手段に対し直列に接続し、前記チョークコイルとスイッチ間に還流ダイオードをグランドに接続し、前記スイッチを固定デューティでスイッチングして、前記チョークコイルの印加電圧に応じた平均電流を流すACインピーダンス手段である。また、前記第2充電手段は、商用電源を電源とする絶縁変圧手段を含む。また、前記充電切換制御手段は、省エネ待機モードへの移行タイミングにおいて、前記蓄電手段の蓄電レベルが前記充電開始レベル未満の場合に、前記第1充電手段による充電を継続し、蓄電レベルが前記充電開始レベルに到達した時点で、前記第1充電手段による充電から前記第2充電手段による充電に切り換える移行制御手段を有する。また、前記省エネ待機モードにおける前記蓄電手段の蓄電レベルを検出する蓄電レベル検出手段と、前記検出された蓄電レベルの経時変化から前記蓄電手段の放電率を算出する放電率算出手段と、前記算出された蓄電手段の放電率が予め決められた放電率以上の場合、前記蓄電手段の充電を禁止するとともに、前記蓄電手段からの放電電力の利用を禁止する禁止手段とを更に有する。また、前記省エネ待機モードでは、表示パネルバックライトの消燈、表示用電源オフ、給紙ないし排紙オプションユニットの電源オフ、フォトインタラプタの消燈を含む制御用電源オフ、スキャナモータ,ソレノイド,ステッピングモータ,DCモータ及び冷却ファンを含むアクチュエータのアイドル電流オフためのアクチュエータ電源オフ、スイッチング電源のスイッチング動作を停止させるコンバータ停止、及び、制御部のロジック回路の動作クロックの速度を低下させるクロック速度低下の少なくとも1つを実行する。
また、本発明の画像形成装置の電源制御方法は、電熱により記録媒体上の転写画像を定着する熱定着手段を有する画像形成装置の電源制御方法であって、前記熱定着手段のウォームアップ時に、商用電源の電力と予め決められた蓄電レベルで電力を蓄電する蓄電手段に蓄電された電力とを併用することにより、商用電源からの入力電流を抑制する入力電流抑制制御工程と、前記蓄電手段を、ウォームアップ間隔内に再充電可能な第1の充電レートで充電する第1充電工程と、前記蓄電手段を、前記第1の充電レートより低く、前記蓄電レベルの保持状態における前記蓄電手段の自然放電電力より大きい第2の充電レートで充電する第2充電工程と、当該画像処理装置が省エネ待機モードへ移行した場合に、前記蓄電手段の充電を前記第1充電工程から前記第2充電工程に切り換え、当該画像処理装置が省エネ待機モードから復帰した場合に、前記蓄電手段の充電を前記第2充電工程から前記第1充電工程に復帰させる充電切換制御工程とを有することを特徴とする。
ここで、前記予め決められた蓄電レベルは充電開始レベルと最大蓄電レベルとを含み、前記蓄電手段の蓄電レベルが前記充電開始レベル未満であれば充電を開始し、前記最大蓄電レベルに達すれば充電を中止し、前記蓄電手段の蓄電レベルを前記充電開始レベルと最大蓄電レベルとの間に保持する蓄電レベル制御工程を更に有する。また、前記充電切換制御工程は、省エネ待機モードへの移行タイミングにおいて、前記蓄電手段の蓄電レベルが前記充電開始レベル未満の場合に、前記第1充電工程を継続し、蓄電レベルが前記充電開始レベルに到達した時点で、前記第1充電工程から前記第2充電工程に切り換える移行制御工程を有する。また、前記省エネ待機モードにおける前記蓄電手段の蓄電レベルを検出する蓄電レベル検出工程と、前記検出された蓄電レベルの経時変化から前記蓄電手段の放電率を算出する放電率算出工程と、前記算出された蓄電手段の放電率が予め決められた放電率以上の場合、前記蓄電手段の充電を禁止するとともに、前記蓄電手段からの放電電力の利用を禁止する禁止工程とを更に有する。
更に、上記画像形成装置の電源制御方法を実現するコンピュータ実行可能なプログラム、及び該プログラムをコンピュータ読み出し可能な形態で記憶する記憶媒体を提供する。
以上説明したように、本発明は、従来の第1の電手段に加えて第2の充電手段を設け、省エネ待機モード時に第2の充電手段に切り換えるよう充電切り換えを行なう。これにより、省エネ待機モード充電時における突出した電力消費による省エネ電力規格オーバーを確実に回避しながら充電する。また、省エネ待機モードにおける蓄電手段の自然放電による蓄電電力の低下防止し、省エネ待機モードからの復帰時においても、蓄電手段蓄電電力を併用したオンデマンド定着を可能せしめる効果がある。
また、省エネ待機モード移行タイミングにおいて、第1の充電手段による充電状態の場合に電装部の節電状態への移行を保留し、予め決められた蓄電レベル到達時点で節電状態への移行を行い、第2の充電手段による充電状態に切り換える。これにより、蓄電手段の蓄電レベルが十分に回復しないうち省エネ待機モードから復帰し、オンデマンド性が失われる問題を防止できる効果がある。
以下に、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
[実施形態1]
本発明の実施形態1は、省エネ待機モード時の蓄電手段の充電消費電力を削減する手段として、従来の第1の充電手段に加えて第2の充電手段を追加し、省エネ待機モード時に第2の充電手段に切り換えるよう構成したものである。
<実施形態1の画像形成装置の電源制御の構成例>
図1Aは、本実施形態のハード構成を説明する概略構成図である。
901は定着器であり、AC電源904を電源とする定着電源回路902により高周波通電することにより誘導加熱し、画像プロセス制御部908により所定温度に温調制御される。
903は2コンバータ低圧電源であり、AC電源904より受電し、整流回路905で変換した一次DC電圧をそれぞれ独立した絶縁型DC/DCコンバータ906、907により、制御用電源の5VDCとアクチュエータ用電源の24VDCを出力する。
908は画像プロセス制御部であり、ホスト926に接続された画像形成制御部909とのコマンド信号924による通信を行う。そして、公知の電子写真プロセスにより、画像形成部材であるレーザドライバ910、高圧電源914、スキャナモータ、ドラムモータ、搬送モータ、ソレノイドファンモータなどのアクチュエータ915を、ビデオ信号923と同期制御する。かかる同期制御には、センサ類912の情報を使用する。そして、記憶媒体にトナー像を形成し、前記温調制御された定着器901により狭圧搬送し画像を定着しする。927は表示バックライトであり、表示パネル925の照明を行う。
911は節電スイッチ、922はコンバータ停止信号である。ホスト926及び表示パネル925より設定時間アクセスがないと、画像形成制御部909により省エネコマンドが生成される。画像プロセス制御部908でこの省エネコマンドが受信されると、遮断及び停止による節電制御を行い、レディ信号を否として省エネ待機モードに移行する。
913-1は本実施形態の蓄電装置であり、2コンバータ低圧電源の24V出力の給電経路に挿入される。そして、24Vを電源とした充電手段917により電気二重奏コンデンサよりなる蓄電手段918に定電流充電を行い、蓄電監視手段916の制御により所定レベルまで蓄電を行う。画像プロセス制御部908からの充電停止信号を含む蓄電装置制御信号921により、充電を禁止すると共に、DC/DCコンバータ919を起動する。また、放電スイッチ920により低圧電源の24V出力から蓄電手段918の電圧を24Vに昇圧した出力に切替え、蓄電手段918に蓄えられた電力が負荷への低圧電源の肩代わり供給を行う。これにより、低圧電源のAC入力電力を下げて定着電源にAC電源904の電力のより大きな振り分けを行う。
101は第1充電手段であり、従来例の充電手段917同様に24V電源より入力し、その定電流出力を充電切換リレー103を介して蓄電手段918を定電流充電する。本実施形態では、第1充電手段101に加えて第2充電手段102を設ける。第2充電手段102は制御用電源の5Vを入力電源として、その出力により切換手段である充電切換リレー103を介して蓄電手段918を充電するよう構成したものである。
(画像プロセス制御部908の構成例)
図1Bは、図1Aの画像プロセス制御部908の構成例を示すブロック図である。尚、図1Bは、ソフトウエアの制御を実現する例を示すが、ハードウエア構成による制御も可能である。また、図1Aの画像形成制御部909と共有されてもよい。また、図1Bには、本実施形態と関連の深い構成を示し、他は省略されている。
画像プロセス制御部908は、画像形成のプロセスを制御する演算制御用のCPU9081と、画像形成制御部909との通信を制御する通信制御部9082とを有する。CPU9081は、時間を計時するタイマ9081aを有している。
また、CPU9081の実行するプログラムやデータを格納するROM9083と、CPU9081の動作中に一時記憶部として使用されるRAM9084とを有する。
ROM9083には、本実施形態に関連する画像プロセス制御プログラム9083aと、それに組み込まれる省エネ制御モジュール9083bや充放電制御モジュール9083cとが格納されている。また、各種タイミングパラメータ9083dとして、定着立ち上げ時間(t1)9083eや、ドラムモータ駆動時間(t2)9083fなどが格納されている。更に、定着器の設定温度(Th)9083gと第1及び第2の充電レベル9083h(実施形態4:図8で使用される)が格納されている。
RAM9084には、画像プロセス制御プログラム9083aの実行に使用される分岐時のフラグ9084a〜9084dが確保される。又、現在のプロセス・シーケンス9084e、現在の定着器温度(T(t))9084f、現在の充電電圧値(実施形態4で使用)の記憶領域が確保される。フラグ9084a〜9084dとしは、省エネ待機モードが否かのフラグ9084a、強制充電停止のフラグ9084b、放電フラグ9084c、第1充電手段/第2充電手段のいずれを使用するかのフラグ9084dが記憶される。かかるフラグ9084a〜9084dは、蓄電装置913-1や絶縁型DC/DCコンバータ907、節電スイッチ911などを制御する信号に対応している。
更に、各種要素を制御する信号の出力や、装置の状態を示す情報の入力をインタフェースする入出力インタフェース9085を有する。
入出力インタフェース9085を介し、絶縁型DC/DCコンバータ907への省エネモード信号922、充電切換リレー103への充電制御信号921aが出力される。又、放電スイッチ920への放電制御信号921b、強制充電停止信号921c、節電スイッチ911へ節電制御信号が出力される。一方、入出力インタフェース9085を介し、定着器901からの温度、蓄電手段918からの充電電位レベル1301(実施形態4で使用)が入力される。
(画像プロセス制御部908の動作例)
図1Cは、図1Aの画像プロセス制御部908の制御手順例を示すフローチャートである。かかるフローチャートは、本実施形態に関連する動作のみを示すもので、他は省略されている。かかるフローチャートは他の画像プロセス制御内に含まれたり、並行に実行されてもよい。
図1Cのフローチャートは、プリント開始のインタラプトにより繰返しCPU9081で実行される。まず、画像プロセス制御に従う予め決められた処理を実行していく。初期には、充電切換リレー103は第1充電手段101に接続され、放電スイッチ920は絶縁型DC/DCコンバータ907に接続されている。
ステップS11では、画像プロセス制御が定着立ち上げタイミング(t1)に成ったかを判定する。定着立ち上げ(t1)に成るとステップS12に進んで、定着電源をONにして定着器を加熱する。
ステップS13では、ドラムモータの駆動開始タイミング(t2)に成ったかを判定する。ドラムモータの駆動開始(t2)に成るとステップS14に進んで、強制充電停止信号をONとする。ステップS15では、放電スイッチ920をDC/DCコンバータ919側に接続して、負荷に対して蓄電手段918の電力を5Vから24Vに昇圧して供給する。ステップS16では、ドラムモータを駆動する。
ステップS17では、定着温度が予め決められた目標温度Thに到達したかを判定する。目標温度Thに到達すればステップS18に進んで、放電スイッチ920をDC/DCコンバータ919から切断して、元の絶縁型DC/DCコンバータ907に接続を戻す。そして、ステップS19で強制充電停止信号をOFFにすることにより、蓄電監視手段916に基づく充電が自動的に開始される。
その充電処理において、ステップS20で、現在の画像形成装置のモードが省エネ待機モードか否かが判定される。省エネ待機モードであれば、充電切換リレー103を第2充電手段102に接続して、絶縁型DC/DCコンバータ906からの制御部用の5V電源で充電を開始する。省エネ待機モードでなければ、充電切換リレー103を第1充電手段101に接続して、絶縁型DC/DCコンバータ907からの24V電源で充電を開始する。
<実施形態1の蓄電装置913-1の充電部分のハード構成例>
図2は、図1Aの蓄電装置913-1の充電部分のハード構成を説明する概略構成図である。
101は第1充電手段であり、説明を容易にするため、図1の充電手段917のみならず蓄電手段918、蓄電監視手段916を含んでいる。かかる第1充電手段101は、図12の従来例の充電部分1001と同じであるので、ここでは詳説は避ける。
第1充電手段101は、前記従来例の充電手段917と同じ24Vを電源としたチョッパ定電流回路で構成し、所定時間内に高変換効率で充電できるよう構成している。第2充電手段102は、逆流阻止ダイオード201と最大電流設定抵抗202とからなり、充電電圧5Vの定電圧充電回路を構成している。定電圧充電回路は、抵抗のロスや充電スピードの難点があるものの、蓄電手段の自然放電に対する充電手段として適用したものである。充電電圧を蓄電手段の充電完了電圧の5Vと同じ電圧としたことで、蓄電電圧が充電完了電圧に近づくにつれて充電電流が小さくなるよう充電特性を設定することにより、過充電保護に対する信頼性が高く、スイッチングロスがない充電手段を提供できる。
<実施形態1の画像形成装置の電源制御の動作例>
図3は、前記ハードウエア構成における実施形態1の蓄電制御の省エネ待機モードの実施形態1の蓄電制御を説明する制御説明図である。
1101は定着温度、1102はAC入力電力、1103は蓄電電力、1104は蓄電入出力電力を表し、コールドスタート時における間欠プリントの蓄電手段の充放電動作を同じ時間軸上に表示したものである。1107は放電区間であり、定着立ち上げ開始より所定時間110経過後、ドラムモータ駆動開始により電力消費がピークとなる区間に蓄電装置を放電に切り換え、約300Wの電力を24V電源として24V負荷に供給する。放電が終了すると、蓄電電力が充電開始レベル1112を割り込み、最大蓄電レベル1111に到達するまで充電を行う。充電開始レベル1112は、蓄電手段のウォームアップ必要電力量に対応する第1の蓄電レベルに、最大蓄電レベル1111は、蓄電手段の最大蓄電電力量に対応する第2の蓄電レベルに設定してある。蓄電電力監視手段の監視蓄電レベルは、第1の蓄電レベルと第2の蓄電レベル間の蓄電レベルに保持する。
蓄電装置の充電手段の充電電力は、コールドスタートの最短間欠プリントの1回目のウォームアップ終了と開始2回目のウォームアップ開始までの時間と放電電力量から、第1の蓄電レベルに到達可能な第1の充電レートに設定している。この充電レートは、放電レートの通常10%程度の30W程度となる。
301は省エネコマンド生成タイミングである。画像形成制御部909より発せられ画像プロセス制御部908で受信されると、前述アクチュエータ用電源の停止などの電源節電手段を働かせ画像プロセス制御部908のステータスフラグを省エネ待機モードに設定する。302の省エネ待機モード区間中、その状態を保持する。画像プロセス制御部908は、ステータスフラグが省エネ待機モードに設定されると充電切換リレー103を切り換える。その結果、蓄電装置の充電電力306,307を、第1充電区間303及び第2充電区間305において、第1充電手段101の定電流充電の電力レートから第2充電手段102の定電圧充電の電力レートに引き下げるよう作用させたものとなる。
(実施形態1の効果)
これらの制御により、第1充電区間303及び第2充電区間305の消費電力を省エネ待機モード時の蓄電レベルを保持したまま、非充電区間304の電力消費レベル近くにまで引き下げることができる。
したがって、省エネ待機モードにおいてオンデマンド性を維持できる。かつ、待機時の消費電力を、絶縁型DC/DCコンバータ906のアイドル電力と、画像プロセス制御部908や画像形成制御部909のスリープ電力、及び蓄電手段の定電圧充電の電力レートの充電電力のみに低減させることができる。
[実施形態2]
実施形態2においては、省エネ待機モードの充電消費電力の削減手段である第2充電手段の構成を、チョッパ制御によるACインピーダンス手段を適用した定電圧充電回路とする。そして、充電電圧を切り換えて第1充電手段の充電レートを切り換えることにより、定電圧充電の欠点である電流制限抵抗による効率の低下を改善し、長所である充電特性をシンプルな構成で引き出したことを特徴とする。
<実施形態2の画像形成装置の電源制御の構成例>
図4は、実施形態2のハード構成を説明する概略構成図である。実施形態1の図1と同一機能を有する構成は同一符号を付し説明を省略する。前記実施形態1では、2コンバータ低圧電源における本発明の適用例を説明したのに対し、本実施形態2では、1コンバータ低圧電源における適用例を説明する。
405は1コンバータ低圧電源であり、絶縁型DC/DCコンバータ403により24VDC電圧を出力する。404は非絶縁型DC/DCコンバータであり24VDC電圧を制御用の5VDC電圧に変換する。非絶縁型DC/DCコンバータは絶縁型DC/DCコンバータより安価で高効率のため2コンバータ低圧電源より安価に構成できる。
406はFET節電スイッチである。1コンバータ低圧電源においては24VDC電圧から制御用の5VDC電圧を作り出しているため、2コンバータ低圧電源のように絶縁型DC/DCコンバータ403のスイッチング動作を停止させ24V出力を落とすことが出来ない。このため、省エネ待機モード時において、FET節電スイッチ406をカットオフさせ、アクチュエータ負荷用24V出力をオフする。
913-2は本実施形態の蓄電装置であり、1コンバータ低圧電源の24V出力と5V出力の給電経路に挿入し、24Vと5Vを電源とした充電手段401により電気二重奏コンデンサよりなる蓄電手段918に定電流充電を行う。そして、蓄電監視手段916の制御により所定レベルまで蓄電を行う。画像プロセス制御部908からの蓄電装置制御信号921により、DC/DCコンバータ919を起動する。また、放電スイッチ920により低圧電源の24V出力から蓄電手段918の電圧を24Vに昇圧した出力に切替え、蓄電手段918に蓄えられた電力が負荷への低圧電源の肩代わり供給を行う。これにより、低圧電源のAC入力電力を下げて定着電源にAC電源904の電力のより大きな振り分けを行う。
401は充電手段であり、24V電源及び5V電源より入力し、その定電圧出力により蓄電手段918を定電圧充電する。
<実施形態2の蓄電装置913-2の充電部分のハード構成例>
図5は、図4の蓄電装置913-2の充電部分のハード構成を説明する概略構成図である。なお、図4と同一機能を有する構成は同一符号を付し説明を省略する。
401は充電手段であり、充電レート切換ダイオード402によって、アクチュエータ負荷用24V電源のオン/オフに伴って充電電圧を切り換え、定電圧充電における充電電圧を切り換えることにより充電レートを切り換える。この切換えによって、第1充電手段と第2充電手段及び切り換え機能を実現している。
実施形態2の第1充電手段及び第2充電手段を含む充電手段401は、前記従来例や実施形態1のチョッパ定電流回路とは異なる。すなわち、SW手段1004のオン幅を制御してデューティ制御するのではなく、画像プロセス制御部908からのクロック信号407をナンドゲートよりなるゲート回路501をで受信し、固定デュティでスイッチするものである。ゲート回路501は、予め決められた蓄電電圧をヒステリシスコンパレータ1010により検出すると、通電停止信号502によりクロック信号407をゲートして、SW手段1004をオフする。
(実施形態2の効果)
これらの構成により、チョークコイル1003の両端には蓄電手段1002の蓄電電圧と充電電圧の差分電圧が固定デュティで印加される。この差分電圧に応じてチョークコイル1003を電流チャージして充電電流が変化するACインピーダンス手段が構成される。このスイッチング動作によるACインピーダンス手段と電圧源の組合わせは定電圧充電回路であり、電流制限抵抗による定電流充電回路の欠点である効率の低下を改善し、長所である充電特性をシンプルな構成で引き出したものである。したがって、従来充電電流が大きく効率の観点から採用できなかった第1充電手段に定電圧充電動作を適用できる。また、第2充電手段は、充電電圧を省エネ待機モード時に5Vに切り換えることにより充電レートを引き下げるパラメータ切換手段により構成し、待機消費電力を削減したものである。
また、本実施形態2に特有の効果として、非省エネ待機モード時の充電手段である第1充電手段に定電圧充電方式を適用したことにより、コンデンサよりなる蓄電手段を定電流充電方式で充電する場合の問題を回避することができる。すなわち、蓄電電圧に比例して充電電力が変化し、蓄電初期の充電速度が低下する問題を回避することができるので、電気二重層コンデンサの蓄電範囲を広く使える効果がある。
[実施形態3]
本実施形態3においては、省エネ待機モードの充電消費電力の削減手段である第2充電手段の構成を、商用電源を電源とした定電圧充電回路とし、省エネ待機モードのみならずスイッチング電源オフ時にも充電可能としたことを特徴とする。
<実施形態3の画像形成装置の電源制御の構成例>
図6は、実施形態3のハード構成を説明する概略構成図である。前記実施形態1の図1及び実施形態2の図4と同一機能を有する構成は、同一符号を付し説明を省略する。
前記実施形態1及び2では、低圧電源のオン/オフ手段は商用電源の主電流経路を直接開閉する電源スイッチ928の適用例を説明したのに対し、本実施形態3では、低圧電源に電源リモートスイッチ603を適用した例を説明する。
603は電源リモートスイッチである。商用電源の主電流経路を直接遮断するのではなく、電源リモートスイッチ603の検知信号により、画像プロセス制御部に制御を預ける。そして、定着ユニットの離間動作や、ファンの冷却シーケンス等の電源オフシーケンスを実施する。その後、絶縁型DC/DCコンバータ602のインバータのスイッチング動作を停止させて絶縁トランスの二次側に電力を伝えなくすることで、電源を停止させる。
これらのプリンタにおいては、電源リモートスイッチ603のオフ時においても、商用電源の主電流経路を遮断することはない。
601は第2充電手段であり、前記遮断されない商用電源を電源とし、蓄電装置913-3の蓄電手段918に接続している。したがって、第2充電手段601により、省エネ待機モードのみならずスイッチング電源オフ時にも充電可能となっている。
<実施形態3の蓄電装置913-3の充電部分のハード構成例>
図7は、図6の蓄電装置913-3の充電部分のハード構成を説明する概略構成図である。
101は第1充電手段であり、説明を容易にするため、図1の充電手段917のみならず蓄電手段918、蓄電監視手段916を含んでいる。かかる第1充電手段101は、図12の従来例の充電部分1001と同じであるので、ここでは詳説は避ける。
601は第2充電手段であり、商用電源702を電源とし、絶縁変圧手段として絶縁トランス701により商用電圧を1/33に降圧する。703はブリッジダイオードであり、電流制限抵抗704と過電圧保護ツェナ−ダイオードにより絶縁型定電圧充電回路を構成している。
(実施形態3の効果)
以上の構成によって、省エネ待機モード時に第1充電手段101のスイッチングを停止させると第2充電手段601からの充電に切り換える。したがって、省エネ待機モードのみならずスイッチング電源オフ時にも充電可能な第2充電手段を構成できる。
本実施形態3に特有の効果として、電源オフ時にも極微弱な充電を行うことにより、電源オン直後であっても、蓄電手段によるオンデマンド制御を使える効果がある。
[実施形態4]
実施形態1乃至3では、充電開始レベル1112と最大蓄電レベル1111をヒステリシスコンパレータ1010にハードウエアを設定した。そして、省エネコマンド入力タイミング301とは非同期に充放電制御を行う第1及び第2充電手段の構成を有する実施形態を説明した。これに対し、実施形態4においては、第1充電手段から第2充電手段への移行を制御する制御手段を有することを特徴とする。
<実施形態4の蓄電装置の充電部分のハード構成例>
本実施形態4のハードウエア構成は、図8のように、前記実施形態2の図5の蓄電手段の蓄電電圧を蓄電電位レベル1301として取り出し、画像プロセス制御部908のA/Dポートに入力し、CPUによる制御対象としたものである。しかし、かかる構成を有するものであれば、前記実施形態2の回路に限定するものではない。
<実施形態4の画像形成装置の電源制御の動作例>
本実施形態4における特徴は、蓄電手段の蓄電レベルを検出して、その検出結果に基づく充電切換制御にあるため、蓄電レベルの変化とその制御を説明する図9の制御説明図で、その動作を説明する。
画像プロセス制御部908は、画像形成制御部909からの省エネコマンドの入力タイミング301において、前記第1充電手段による蓄電レベルが充電開始レベル1112以下の場合、電装部の節電状態への移行を保留する。そして、充電開始レベル1112に到達するまで省エネ待機モード移行の保留期間801とし、第1充電手段による充電を継続する。蓄電レベルが充電開始レベル1112に到達すると節電状態への移行を行い、省エネ待機モード記憶手段に記憶し、第2充電手段による充電802を行う。
充電開始レベル1112は、ウォームアップ必要電力量である第1の蓄電レベルに設定している。そのため、省エネ待機モード移行時の充電レベルがウォームアップ必要電力量以上であることを保証するよう、省エネ待機モード移行の制御手段を設けたものである。
これは、省エネ待機モード移行の制御手段により、どんなタイミングで省エネコマンド入力があっても、省エネ待機モードからの復帰時における定着オンデマンド制御を保証したものである。
[その他の実施形態]
以上説明した実施形態はほんの一例である。ウォームアップ間隔内に再充電可能な第1充電手段に加えて、充電レートを変更した第2充電手段を追加し、省エネ待機モードのステータスフラグに応じて第2充電手段に切り換えるよう構成したものであれば良い。
たとえば、蓄電手段は電気二重コンデンサの代わりに、図10のように電解コンデンサ等のコンデンサ1401とプロトンポリマー電池やニッケル水素電池等の二次電池1402を組合わせても良い。また、第1充電手段はコストは高いものの電流リミッタ機能をもった定電力充電手段であっても良い。
実施形態3の商用電源を電源とした第2充電手段の絶縁変圧手段は絶縁トランスを用いたが、図11のように、安全規格セラミックコンデンサ1501を3個以上直列に接続し、分圧出力を整流しても良い。
また、本実施形態では、第2充電手段によって、省エネ待機モードによる充電を可能ならしめた。したがって、実施形態4で、蓄電手段の放電レートを極小状態としたときの充電周期(図9の304)を基準周期と比較することにより、漏れ電流の増加による蓄電手段の異常をいち早く検知する。そして、蓄電手段の充放電禁止とウォームアップ定着器電力の制限を行う蓄電手段の故障検知制御手段を構成しても良い。
以上のように、本発明は、ウォームアップ間隔内に再充電可能な第1充電手段に加えて第2充電手段を追加し、省エネ待機モードのステータスフラグに応じて第2充電手段に切り換え、省エネ待機モードの蓄電手段の充電消費電力を削減したものである。
なお、本発明は、複数の機器(例えばコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を用いても達成されることは言うまでもない。この場合、この記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される。また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、自装置にセットされたCD−ROM、或いは、インターネット等の外部供給源から、前述した実施形態の機能を実現する為のプログラムデータを、自装置のメモリにダウンロードする。これにより、前述した実施形態の機能が実現されるような形態も本発明に包含される。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることが好ましい。
実施形態1の画像形成装置の電源制御のハード構成を説明する概略構成図である。 本実施形態の画像プロセス制御部のハード構成を説明する概略構成図である。 本実施形態の画像プロセス制御部の概略処理手順例を説明するフローチャートである。 実施形態1の蓄電装置の充電部分のハード構成を説明する概略構成図である。 実施形態1の省エネ待機モード時の充電電力制御を説明する制御説明図である。 実施形態2の画像形成装置の電源制御のハード構成を説明する概略構成図である。 実施形態2の蓄電装置の充電部分のハード構成を説明する概略構成図である。 実施形態3の画像形成装置の電源制御のハード構成を説明する概略構成図である。 実施形態3の蓄電装置の充電部分のハード構成を説明する概略構成図である。 実施形態4の蓄電装置の充電部分のハード構成を説明する概略構成図である。 実施形態4の省エネ待機モード時の充電電力制御を説明する制御説明図である。 他の実施形態の蓄電手段の構成例を説明する回路図である。 他の実施形態の第2充電手段の構成例を説明する回路図である。 従来例の画像形成装置の電源制御のハード構成を説明する概略構成図である。 従来例の蓄電装置の充電部分のハード構成を説明する概略構成図である。 従来例のプリント時の制御充電電力制御を説明する制御説明図である。 従来例の省エネ待機モード時の制御充電電力制御を説明する制御説明図である。
符号の説明
103 切換リレー
201 逆流阻止ダイオード
202 最大電流設定抵抗
301 省エネコマンド生成タイミング
302 省エネ待機モード区間
303 第1充電区間
304 第2充電区間
306,307 蓄電装置の充電電力
405 1コンバータ低圧電源
406 FET節電スイッチ
407 クロック信号
501 ゲート回路
502 通電停止信号
603 電源リモートスイッチ
701 絶縁トランス
702 商用電源
703 ブリッジダイオード
704 電流制限抵抗
801 省エネ待機モード移行保留期間
802 第2充電手段による充電
903 2コンバータ低圧電源
904 AC電源
905 整流回路
911 節電スイッチ
913 蓄電装置
920 切替SW
921 蓄電ユニット制御信号
922 コンバータ停止信号
923 ビデオ信号
924 コマンド信号
1001 充電手段
1002 蓄電手段
1003 チョークコイル
1004 SW手段
1005 還流ダイオード
1006 ワンショットマルチバイブレータ
1007 電流検出抵抗
1008 コンパレータ
1009 基準電源
1010 ヒステリシスコンパレータ
1011 基準電源
1012 ORゲート
1101 定着温度
1102 AC入力電力
1103 蓄電電力
1104 蓄電入出力電力
1105、1106 定着立ち上げより所定時間
1107 第1放電区間
1108 第2放電区間
1109、1110 充電区間
1111 最大蓄電レベル
1112 充電開始レベル
1201 蓄電入出力電力
1202 省エネコマンド生成タイミング
1203 省エネ待機モード区間
1301 蓄電レベル検出信号
1401 コンデンサ
1402 二次電池
1501 安全規格セラミックコンデンサ

Claims (17)

  1. 電熱により記録媒体上の転写画像を定着する熱定着手段を有する画像形成装置であって、
    予め決められた蓄電レベルで電力を蓄電する蓄電手段と、
    前記熱定着手段のウォームアップ時に、商用電源の電力と前記蓄電手段に蓄電された電力とを併用することにより、商用電源からの入力電流を抑制する入力電流抑制制御手段と、
    前記蓄電手段を、ウォームアップ間隔内に再充電可能な第1の充電レートで充電する第1充電手段と、
    前記蓄電手段を、前記第1の充電レートより低く、前記蓄電レベルの保持状態における前記蓄電手段の自然放電電力より大きい第2の充電レートで充電する第2充電手段と、
    当該画像処理装置が省エネ待機モードへ移行した場合に、前記蓄電手段の充電を前記第1充電手段による充電から前記第2充電手段による充電に切り換え、当該画像処理装置が省エネ待機モードから復帰した場合に、前記蓄電手段の充電を前記第2充電手段による充電から前記第1充電手段による充電に復帰させる充電切換制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記蓄電手段は電気二重層コンデンサを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記予め決められた蓄電レベルは充電開始レベルと最大蓄電レベルとを含み、
    前記蓄電手段の蓄電レベルが前記充電開始レベル未満であれば充電を開始し、前記最大蓄電レベルに達すれば充電を中止し、前記蓄電手段の蓄電レベルを前記充電開始レベルと最大蓄電レベルとの間に保持する蓄電レベル制御手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2充電手段は、前記第1充電手段に対して定電流の電流値と、定電圧の電圧値と、定電力の電力値とのうちのいずれかのパラメータを切り換える切替手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第2充電手段は、定電圧源とインピーダンス手段とを蓄電手段に対し直列に接続した定電圧充電手段であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記定電圧源の電圧は、前記蓄電手段の充電完了電圧である前記最大蓄電レベルであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記インピーダンス手段は、定電圧源とチョークコイルとスイッチを前記蓄電手段に対し直列に接続し、前記チョークコイルとスイッチ間に還流ダイオードをグランドに接続し、前記スイッチを固定デューティでスイッチングして、前記チョークコイルの印加電圧に応じた平均電流を流すACインピーダンス手段であることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2充電手段は、商用電源を電源とする絶縁変圧手段を含むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  9. 前記充電切換制御手段は、省エネ待機モードへの移行タイミングにおいて、前記蓄電手段の蓄電レベルが前記充電開始レベル未満の場合に、前記第1充電手段による充電を継続し、蓄電レベルが前記充電開始レベルに到達した時点で、前記第1充電手段による充電から前記第2充電手段による充電に切り換える移行制御手段を有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  10. 前記省エネ待機モードにおける前記蓄電手段の蓄電レベルを検出する蓄電レベル検出手段と、
    前記検出された蓄電レベルの経時変化から前記蓄電手段の放電率を算出する放電率算出手段と、
    前記算出された蓄電手段の放電率が予め決められた放電率以上の場合、前記蓄電手段の充電を禁止するとともに、前記蓄電手段からの放電電力の利用を禁止する禁止手段とを更に有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記省エネ待機モードでは、表示パネルバックライトの消燈、表示用電源オフ、給紙ないし排紙オプションユニットの電源オフ、フォトインタラプタの消燈を含む制御用電源オフ、スキャナモータ,ソレノイド,ステッピングモータ,DCモータ及び冷却ファンを含むアクチュエータのアイドル電流オフためのアクチュエータ電源オフ、スイッチング電源のスイッチング動作を停止させるコンバータ停止、及び、制御部のロジック回路の動作クロックの速度を低下させるクロック速度低下の少なくとも1つを実行することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 電熱により記録媒体上の転写画像を定着する熱定着手段を有する画像形成装置の電源制御方法であって、
    前記熱定着手段のウォームアップ時に、商用電源の電力と予め決められた蓄電レベルで電力を蓄電する蓄電手段に蓄電された電力とを併用することにより、商用電源からの入力電流を抑制する入力電流抑制制御工程と、
    前記蓄電手段を、ウォームアップ間隔内に再充電可能な第1の充電レートで充電する第1充電工程と、
    前記蓄電手段を、前記第1の充電レートより低く、前記蓄電レベルの保持状態における前記蓄電手段の自然放電電力より大きい第2の充電レートで充電する第2充電工程と、
    当該画像処理装置が省エネ待機モードへ移行した場合に、前記蓄電手段の充電を前記第1充電工程から前記第2充電工程に切り換え、当該画像処理装置が省エネ待機モードから復帰した場合に、前記蓄電手段の充電を前記第2充電工程から前記第1充電工程に復帰させる充電切換制御工程とを有することを特徴とする画像形成装置の電源制御方法。
  13. 前記予め決められた蓄電レベルは充電開始レベルと最大蓄電レベルとを含み、
    前記蓄電手段の蓄電レベルが前記充電開始レベル未満であれば充電を開始し、前記最大蓄電レベルに達すれば充電を中止し、前記蓄電手段の蓄電レベルを前記充電開始レベルと最大蓄電レベルとの間に保持する蓄電レベル制御工程を更に有することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置の電源制御方法。
  14. 前記充電切換制御工程は、省エネ待機モードへの移行タイミングにおいて、前記蓄電手段の蓄電レベルが前記充電開始レベル未満の場合に、前記第1充電工程を継続し、蓄電レベルが前記充電開始レベルに到達した時点で、前記第1充電工程から前記第2充電工程に切り換える移行制御工程を有することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置の電源制御方法。
  15. 前記省エネ待機モードにおける前記蓄電手段の蓄電レベルを検出する蓄電レベル検出工程と、
    前記検出された蓄電レベルの経時変化から前記蓄電手段の放電率を算出する放電率算出工程と、
    前記算出された蓄電手段の放電率が予め決められた放電率以上の場合、前記蓄電手段の充電を禁止するとともに、前記蓄電手段からの放電電力の利用を禁止する禁止工程とを更に有することを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載の画像形成装置の電源制御方法。
  16. 請求項12乃至15のいずれかに記載の画像形成装置の電源制御方法を実現するコンピュータ実行可能なプログラム。
  17. 請求項16に記載のプログラムをコンピュータ読み出し可能な形態で記憶する記憶媒体。
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