JP2008083063A - 磁歪式トルクセンサ及び磁歪式トルクセンサを搭載した電動パワーステアリング装置 - Google Patents

磁歪式トルクセンサ及び磁歪式トルクセンサを搭載した電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】磁歪部とコイルとからなるトルクセンサの検出精度を、一層安定させること。
【解決手段】電動パワーステアリング装置10は磁歪式トルクセンサ41を備える。磁歪式トルクセンサは、一端部24aが自由端であり中間部24d及び他端部24bが軸受55〜57を介してハウジング51で支持された回転軸24と、回転軸の一端部と中間部との間の表面に設けられ、トルクに応じて磁歪特性が変化する2つの磁歪部81,82と、磁歪部の近傍に配置され、磁歪部に生じた磁歪効果を検出するコイルとからなる。回転軸の一端部は、自在軸継手23及びステアリングハンドルに連結される。回転軸の他端部24bは、ラックアンドピニオン機構25を介して操舵車輪に連結される。回転軸は、2つの磁歪部の間の位置が軸受61によって支持される。
【選択図】図3

Description

本発明は、磁歪式トルクセンサと、この磁歪式トルクセンサを搭載した電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置には、運転者の操舵トルクに電動モータの補助トルクを加えた複合トルクにより、ラック軸で操舵車輪を操舵するものがある。このような電動パワーステアリング装置は、運転者がステアリングハンドルを操舵することで、その操舵トルクを回転軸からラックアンドピニオン機構を介してラック軸に伝えるとともに、磁歪式トルクセンサで検出した操舵トルクに応じて発生した補助トルクをも、ラック軸に伝えるようにしたものであり、各種知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−245636公報
図7(a),(b)は従来の電動ステアリング装置の概要図である。
図7(a)に示すように、特許文献1による従来の電動パワーステアリング装置100は、図示せぬステアリングハンドルにステアリングシャフト及び自在軸継手101を介して回転軸102の一端部102aを連結し、この回転軸102の他端部102bにラックアンドピニオン機構103を介してラック軸104を連結し、このラック軸104に操舵車輪を連結したというものである。回転軸102は、一端部102aを除いて、他の部分だけが2個の軸受105,106を介してハウジング107で支持されたものである。つまり、回転軸102のうち、ラックアンドピニオン機構103のピニオン108の両端部だけを2個の軸受105,106で支持することになる。
さらに電動パワーステアリング装置100は、磁歪式トルクセンサ110を備えている。磁歪式トルクセンサ110は、ステアリングハンドルに加えられたステアリング系の操舵トルクを検出するものであり、回転軸102の一端部102aの表面に設けられた磁歪膜111,112と、この磁歪膜111,112の近傍に配置されたコイル113,114とからなる。回転軸102に作用するトルクに応じて磁歪膜111,112の磁歪特性が変化するので、これをコイル113,114で検出することにより、トルクを磁気的に検出することができる。
ステアリングハンドルを操舵したときに、ピニオン108には操舵トルクに応じた反力F1(図7(b)参照)が作用する。図7(b)に示すように、この反力F1によって、回転軸102には曲げモーメントが作用するので、回転軸102は想像線にて示されるように撓む。
この場合、回転軸102の一端部102aは、反力F1による曲げモーメントの作用で発生した撓み角αの影響で撓む。
ところで図7(a)に示すように、回転軸102の中心線CL11に対して、自在軸継手101の中心線CL12は角度θ2(以下、「傾き角θ2」と言う。)だけ傾いている。傾き角θ2は、ステアリングハンドルやハウジング107の配置関係によって決まるものであり、ステアリングハンドルとピニオン108との等速性、つまり、ステアリングハンドルの操舵速度に対してピニオン108の回転速度を同等にすることをも考慮して、概ね10°〜30°に設定されている。
しかも、自在軸継手101は、回転軸102の一端部102aに連結されることによって、回転軸102の軸方向への移動が規制されている。
中心線CL11,CL12同士が合致している場合、つまり、傾き角θ2が0(θ2=0)の場合には、回転軸102の一端部102aが撓んでも、自在軸継手101がある程度追従する。
しかし、回転軸102の中心線CL11に対して、ステアリングシャフト及び自在軸継手101の中心線CL12が傾いている場合には、回転軸102の一端部102aの撓みに追従するには限界がある。このため、自在軸継手101は、回転軸102の一端部102aが撓もうとしたときに、引張る作用をなし、その引張り力によって、一端部102aの撓み作用を抑制する働きをする。この結果、一端部102aには撓みを抑制する力F2、つまり抑制力F2が作用することになる。この抑制力F2は、操舵トルクに応じて大きくなるものである。
例えば、ステアリングハンドルによってラック軸104をスライド終端位置までスライドさせたときには、ラック軸104はこれ以上スライドできない。それでもステアリングハンドルを操舵した場合には、操舵トルクが一層大きくなる。この結果、抑制力F2が増大するので、回転軸102の一端部102aには大きい曲げモーメントが作用する。
本発明は、磁歪部とコイルとからなるトルクセンサの検出精度を、一層安定させることができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、回転軸の表面に且つ回転軸の軸長手方向に所定の間隔を有して設けられ、トルクに応じて磁歪特性が変化する2つの磁歪部と、この2つの磁歪部の近傍に配置され、2つの磁歪部に生じた磁歪効果を検出するコイルとからなる、磁歪式トルクセンサであって、回転軸は、2つの磁歪部の間の位置が軸受によって支持されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、請求項1において、前記回転軸の一端部は、径方向に支持されることのない、自由端であることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、請求項1に記載の磁歪式トルクセンサは、ステアリングハンドルで発生したステアリング系の操舵トルクを検出するための操舵トルクセンサとして用いられ、前記操舵トルクに基づいて電動モータを駆動することにより操舵車輪の操舵を行う電動パワーステアリング装置に搭載されるものであり、前記回転軸の一端部は、自在軸継手及びステアリングシャフトを介して前記ステアリングハンドルに連結される軸端部分であり、前記回転軸の他端部は、ラックアンドピニオン機構を介して前記操舵車輪に連結される軸端部分であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、回転軸は2つの磁歪部の間の位置が軸受によって支持される。このため、曲げ荷重が回転軸に作用しても、回転軸における2つの磁歪部の間の位置の撓みを規制することができる。この結果、回転軸における2つの磁歪部の位置の撓みも規制される。従って、2つの磁歪部とコイルとの間の空隙(エアギャップ)に、過大な偏りが発生することはない。
また、曲げ荷重によって回転軸が撓むことで、2つの磁歪部には、引張り応力が生じる部分と、圧縮応力が生じる部分とがある。しかし、過大な曲げ荷重による回転軸の撓みが規制されるので、磁歪部のうち、引張り応力が生じる部分の磁歪特性と、圧縮応力が生じる部分の磁歪特性との差を極力抑制することができる。
このようなことから、回転軸及び2つの磁歪部は、回転軸に作用する曲げ荷重の影響を抑制することができる。従って、磁歪部とコイルとからなるトルクセンサの検出精度を、一層安定させることができるので、安定したトルク制御をすることができる。
さらには、回転軸のうち、2つの磁歪部の間の位置が軸受によって支持されるので、回転軸に曲げモーメントが作用したときに、2つの磁歪部には概ね同等の曲げモーメントが作用する。このため、2つの磁歪部に各々作用する曲げモーメントの影響を概ね同等にすることができる。この結果、2つの磁歪部における各々の磁歪特性を、概ね同等にすることができる。従って、磁歪部とコイルとからなるトルクセンサの検出精度を、一層安定させることができるので、安定したトルク制御をすることができる。
請求項2に係る発明では、回転軸の一端部を自由端としたものである。このため、回転軸のうち、2つの磁歪部の間を支持している軸受よりも他端寄りの位置に、曲げ荷重が作用した場合に、磁歪部には比較的小さい曲げモーメントが作用するだけですむ。この結果、磁歪部に作用する曲げモーメントの影響を一層低減することができる。従って、磁歪部とコイルとからなるトルクセンサの検出精度を、一層安定させることができるので、安定したトルク制御をすることができる。
請求項3に係る発明では、運転者がステアリングハンドルを操舵することで、その操舵トルクが自在軸継手を介して回転軸の一端部に伝わるときに、回転軸に対して自在軸継手が傾斜している分だけ、自在軸継手から回転軸の一端部へ曲げ荷重が作用する。
回転軸における2つの磁歪部の間の位置が軸受によって支持されているので、過大な曲げ荷重が回転軸の一端部に作用しても、回転軸の撓みを規制することができる。従って、2つの磁歪部とコイルとの間の空隙(エアギャップ)に、過大な偏りが発生することはない。
また、曲げ荷重によって回転軸が撓むことで、磁歪部には、引張り応力が生じる部分と、圧縮応力が生じる部分とがある。しかし、過大な曲げ荷重による回転軸の撓みが規制されるので、磁歪部のうち、引張り応力が生じる部分の磁歪特性と、圧縮応力が生じる部分の磁歪特性との差を極力抑制することができる。
このようなことから、回転軸及び磁歪部は、操舵トルクの大きさにかかわらず、自在軸継手から回転軸へ作用する曲げ荷重の影響を抑制することができる。従って、磁歪部とコイルとからなるトルクセンサの検出精度を、一層安定させることができるので、安定したトルク制御をすることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。以下、トルクセンサを電動パワーステアリング装置に搭載した例を説明する。
図1は本発明に係る電動パワーステアリング装置の模式図である。電動パワーステアリング装置10は、車両のステアリングハンドル21から車両の操舵車輪(前輪)29,29に至るステアリング系20と、このステアリング系20に補助トルクを加える補助トルク機構40とからなる。
ステアリング系20は、ステアリングハンドル21にステアリングシャフト22及び自在軸継手23,23を介してピニオン軸24(つまり、回転軸24)の一端部24aを連結し、ピニオン軸24の他端部24bにラックアンドピニオン機構25を介してラック軸26を連結し、ラック軸26の両端に左右のタイロッド27,27及びナックル28,28を介して左右の操舵車輪29,29を連結したものである。
ラックアンドピニオン機構25は、ピニオン軸24に形成したピニオン31と、ラック軸26に形成したラック32とからなる。
ステアリング系20によれば、運転者がステアリングハンドル21を操舵することで、その操舵トルクによりラックアンドピニオン機構25を介して、操舵車輪29,29を操舵することができる。
補助トルク機構40は、ステアリングハンドル21に加えたステアリング系20の操舵トルクをトルクセンサ41で検出し、この検出信号に基づき制御部42で制御信号を発生し、この制御信号に基づき操舵トルクに応じた補助トルクを電動モータ43で発生し、補助トルクをウォームギヤ機構44を介してピニオン軸24に伝達し、さらに、補助トルクをピニオン軸24からステアリング系20のラックアンドピニオン機構25に伝達するようにした機構である。
電動パワーステアリング装置10によれば、運転者の操舵トルクに電動モータ43の補助トルクを加えた複合トルクにより、ラック軸26で操舵車輪29,29を操舵することができる。
図2は本発明に係る電動パワーステアリング装置の全体構成図であり、左端部及び右端部を破断して表したものである。この図は、電動パワーステアリング装置10のラック軸26を、車幅方向(図2の左右方向)に延びるハウジング51に、軸方向にスライド可能に収容したことを示す。
ラック軸26は、ハウジング51から突出した長手方向両端にボールジョイント52,52を介してタイロッド27,27を連結した軸である。53,53はダストシール用ブーツである。
図3は図2の3−3線断面図であり、電動パワーステアリング装置10の縦断面構造を示す。図4は図3に示されるトルクセンサ周りの拡大図である。
図3に示すように、電動パワーステアリング装置10は、ピニオン軸24、ラックアンドピニオン機構25、トルクセンサ41及びウォームギヤ機構44をハウジング51に収納し、このハウジング51の上部開口を上部ハウジング54で塞いだものである。以下、「ハウジング51」と言うときには、上部ハウジング54を含むものとする。
電動モータ43はモータ軸が、紙面の向こう側から手前のハウジング51内に水平に延びたものである。モータ軸は、ウォームギヤ機構44のウォーム軸46を連結した出力軸である。ウォーム軸46は、一体に形成したウォーム47を備える。ハウジング51は、水平に延びるウォーム軸46の両端部を、軸受を介して回転可能に支承することになる。
ウォームギヤ機構44は、駆動側のウォーム47にトルク伝達用ウォームホイール48を噛合わせることで、ウォーム47からトルク伝達用ウォームホイール48を介して負荷側にトルクを伝達するようにした構成である。さらにウォームギヤ機構44は、トルク伝達用ウォームホイール48の他に補助ウォームホイール49を備える。補助ウォームホイール49は、ウォーム47とトルク伝達用ウォームホイール48との間の、バックラッシを除去するために設けた補助的な歯車である。
図1及び図3に示すように、ピニオン軸24(回転軸24)の一端部24aは、自在軸継手23,23及びステアリングシャフト22を介してステアリングハンドル21に連結される軸端部分である。一端部24aは軸端に、自在軸継手23を連結するためのセレーション24cを有している。ピニオン軸24の中心線CL1に対して、ピニオン軸24の一端部24aに連結される自在軸継手23の中心線CL2は、角度θ1(以下、「傾き角θ1」と言う。)だけ傾いている。
一方、ピニオン軸24の他端部24bは、ラックアンドピニオン機構25を介して操舵車輪29に連結される軸端部分である。
図3に示すように、ピニオン軸24は、一端部24aを除いて、他の部分だけが3個の軸受55〜57を介してハウジング51で支持されたものである。つまり、ピニオン軸24は、一端部24aが自由端であり、中間部24d及び他端部24bが軸受55〜57を介してハウジング51で支持されている。
より詳しく説明すると、ピニオン軸24は、軸長手中央部24d(中間部24d)にトルク伝達用ウォームホイール48を備え、軸長手中央部24dよりも一端側(一端部24a)にトルクセンサ41の磁歪部81,82を備え、軸長手中央部24dよりも他端側(他端部24b)にピニオン31を備えている。
ピニオン軸24の他端部24bの軸端位置は、第1の軸受55を介して、ハウジング51で回転可能に支持されている。ピニオン軸24の中間部24dにおいて、ピニオン31とトルク伝達用ウォームホイール48との間の位置は、第2軸受56を介して、ハウジング51で回転可能に支持されている。ピニオン軸24の中間部24dにおいて、トルク伝達用ウォームホイール48と磁歪部81,82との間の位置は、第3軸受57を介して、ハウジング51で回転可能に支持されている。これら3個の軸受55〜57は、ボールベアリング等の転がり軸受である。
なお、ピニオン軸24は、例えば、第2軸受56が4点接触玉軸受(four point contact bearing)にて構成されること等により、ハウジング51に対して軸方向移動が規制されている。
ここで、ピニオン軸24の一端部24aとは、磁歪部81,82よりもセレーション24c側のことを言う。一端部24aは、3個の軸受55〜57で支持されないので、基本的には自由端であると言うことができる。
ところで、図3及び図4に示すように、ピニオン軸24のうち磁歪部81,82の近傍、つまり、一端部24aと中間部24dとの間24eは、自由端用軸受61で支持されている。自由端用軸受61は、自由端である一端部24aと中間部24dとの間24eを支持する軸受なので、自由端用軸受と呼ぶ。自由端用軸受61による支持構造について、以下に説明する。
図5(a),(b)は図4に示される自由端用軸受及び弾性体周りの断面図兼作用図である。図4及び図5(a)に示すように、自由端用軸受61は、ボールベアリング等の転がり軸受である。この自由端用軸受61は、弾性体63を介してハウジング51で支持されている。
詳しく述べると、ピニオン軸24のうち、2つの磁歪部81,82間を自由端用軸受61内に嵌合することで、自由端用軸受61で一端部24aと中間部24dとの間24eを回転可能に支持することができる。
この自由端用軸受61は、環状の軸受保持部材62内に相対回転及び軸方向移動が規制されて、取り付けられている。軸受保持部材62は、外周面62aに環状の溝62bを有しており、この溝62bに環状の弾性体63が嵌合にて取り付けられている。弾性体63は、ラバー等の所定の柔軟性を有する材料からなり、例えばOリングからなる。
このような軸受保持部材62は、ハウジング51内に軸方向移動が規制されて、収納されることになる。ハウジング51の内径D1に対して軸受保持部材62の外径D2は小さく設定されている。このため、ハウジング51の内面51aと軸受保持部材62の外周面62aとの間には、寸法δの隙間Agを有している。ハウジング51に軸受保持部材62を嵌合したときに、弾性体63の外周面はハウジング51の内面51aにほぼ均一に接触した状態となる。
ピニオン軸24の一端部24aと中間部24dとの間24eは、隙間Agの寸法δ分だけ径方向へ変位することができる。つまり、ピニオン軸24に撓みが発生したときには、径方向に作用する力に応じて、弾性体63は弾性変形し得る。この結果、図5(b)に示すように、軸受保持部材62は、外周面62aがハウジング51の内面51aに当たるまで変位できる。このときにピニオン軸24の中心線CL1は、寸法δだけ偏心する。このようにして、ハウジング51でピニオン軸24の一端部24aと中間部24dとの間24eを、ある程度の偏心可能に支持、いわゆるフローティング支持することができる。
図3に示すように、ハウジング51は、オイルシール58及びラックガイド70を備える。ラックガイド70は、ラック32の反対側からラック軸26に当てるガイド部71と、ガイド部71を圧縮ばね72を介して押す調整ボルト73と、ラック軸26の背面を滑らせる当て部材74と、調整ボルト73の位置決めをするロックナット75とからなる。
図3及び図4に示すように、トルクセンサ41は、ピニオン軸24と、このピニオン軸24の一端部24aと中間部24dとの間24eの表面に設けられ、トルクに応じて磁歪特性が変化する上下一対の磁歪部81,82と、この磁歪部81,82の近傍に配置され、磁歪部81,82に生じた磁歪効果を検出するコイル85,85とからなる、磁歪式トルクセンサである。
言い換えると、トルクセンサ41は、ピニオン軸24に設けた一対の磁歪部81,82と、磁歪部81,82の周囲に設けた一対の検出部83,83とからなる。
図4に示すように、磁歪部81,82は、ピニオン軸24の軸長手方向に互いに逆方向の残留歪みが付与された磁歪膜からなる。磁歪膜81,82は、歪みの変化に対して磁束密度の変化の大きい材料からなる膜であり、例えば、ピニオン軸24の外周面に気相メッキ法で形成したNi−Fe系の合金膜である。この合金膜の厚みは望ましくは5〜20μm程度である。なお、合金膜の厚みは、これ以下又はこれ以上であってもよい。第1磁歪膜81の磁歪方向に対して、第2磁歪膜82の磁歪方向は異なっている(磁歪異方性を有する)。なお、2つの磁歪膜81,82は、軸長手方向に所定の間隔を有して配列したものである。
Ni−Fe系の合金膜は、Niを概ね20重量%含んだ場合と概ね50重量%含んだ場合に、磁歪定数が大きくなるので磁歪効果が高まる傾向にあり、このようなNi含有率の材料を使用することが好ましい。例えば、Ni−Fe系の合金膜として、Niを50〜60重量%含み、残りがFeである材料を使用する。なお、磁歪膜81,82は強磁性体の膜であればよく、パーマロイ(Ni;約78重量%、Fe;残り)やスーパーマロイ(Ni;78重量%、Mo;5重量%、Fe;残り)の膜であってもよい。ここで、Niはニッケル、Feは鉄、Moはモリブデンである。
図4に示すように、一対の検出部83,83は、磁歪部81,82に生じた磁歪効果を電気的に検出し、その検出信号をトルク検出信号として出力するものであり、ハウジング51内に収納されている。
検出部83は、ピニオン軸24を通された上下一対の筒状のコイルボビン84,84と、コイルボビン84,84にそれぞれ巻かれたコイル85,85と、コイルボビン84,84に備えたカプラ86と、コイルボビン84,84及びコイル85,85を収納する磁性を有したヨーク87とからなる。コイルボビン84,84及びコイル85,85をヨーク87で囲うことができる。
コイル85は、ピニオン軸24を包囲するように配置されることになる。カプラ86は、一対のコイル85,85の検出信号を外部へ取り出す端子部分である。
ヨーク87は、一対のコイル85,85の周囲を囲う磁気シールド用バックヨーク(磁路を形成するコイルヨーク)であり、磁性材料からなる。このヨーク87は、上下一対のヨーク本体88,88と、これらのヨーク本体88,88の開口を塞ぐ1つのヨーク底板89とからなる。なお、ヨーク87は、ハウジング51内に径方向移動及び軸方向移動が規制されて、収納されることになる。
図4に示すように、軸受保持部材62の下端と、その下方の検出部83におけるヨーク本体88との間には、板ばね91が介在している。この板ばね91は、ハウジング51内に収納されている、軸受保持部材62及び検出部83,83の軸方向の隙間を吸収することによって、がたつきを除去するための部材であって、薄板環状のばね、例えば皿ばねからなる。
以上の説明をまとめると、次の通りである。
本発明では、ハウジング51(上部ハウジング54を含む。以下、同じ。)で弾性体63を介して自由端用軸受61を支持したことにより、自由端用軸受61は弾性体63が弾性的に変形可能な分だけ径方向に変位することができる。従って、このような自由端用軸受61で、回転軸24(ピニオン軸24)のうち磁歪部81,82の近傍を支持したことにより、回転軸24のうち磁歪部81,82の近傍の部分は、自由端用軸受61が変位可能な分だけ、径方向に変位することができる。しかも、自由端用軸受61で回転軸を支持するので、回転軸24を円滑に回転させつつ回転軸24を弾性的に支持でき、回転軸24の振動を減衰させることができる。
ここで、弾性体63を弾性的に変形させるのに必要な、径方向の力を「弾性反力」と言う。
運転者がステアリングハンドル21を操舵することで、その操舵トルクが自在軸継手23を介して回転軸24の一端部24aに伝わるときに、回転軸24に対して自在軸継手23が傾斜している分だけ、自在軸継手23から回転軸24の一端部24aへ曲げ荷重が作用する。この曲げ荷重に対して、弾性反力の分だけ、回転軸24の一端部24aを緩やかに撓ませることができる。この結果、磁歪膜等の磁歪部81,82に急激な応力が生じることで、磁歪特性が急変することを抑制することができる。従って、磁歪部81,82とコイル85・・・とからなるトルクセンサ41の、検出値が急変しないので、安定したトルク制御をすることができる。
しかも、弾性体63が変形する範囲を超えた場合には、ハウジング51で自由端用軸受61を直接に支持することができる。このため、過大な曲げ荷重が回転軸24の一端部24aに作用しても、回転軸24の撓みを規制することができる。従って、磁歪部81,82とコイル85・・・との間の空隙(エアギャップ、隙間)Agに、過大な偏りが発生することはない。
また、曲げ荷重によって回転軸24が撓むことで、磁歪部81,82には、引張り応力が生じる部分と、圧縮応力が生じる部分とがある。しかし、過大な曲げ荷重による回転軸24の撓みが規制されるので、磁歪部81,82のうち、引張り応力が生じる部分の磁歪特性と、圧縮応力が生じる部分の磁歪特性との差を極力抑制することができる。
このようなことから、回転軸24及び磁歪部81,82は、操舵トルクの大きさにかかわらず、自在軸継手23から回転軸24へ作用する曲げ荷重の影響を抑制することができる。従って、磁歪部81,82とコイル85・・・とからなるトルクセンサ41の検出精度を、一層安定させることができるので、安定したトルク制御をすることができる。
ところで、上記図1〜図5に示すピニオン軸24は、操舵トルクをラック軸26に伝達して操舵車輪29,29を操舵するものであるから、大きい機械的強度が求められる。例えば、ピニオン31には、耐摩耗性や疲労強度(疲れ強さ)等の十分な機械的強度が必要となる。従って、ピニオン軸24には、高い負荷のトルク伝達に必要な強度を十分に確保するために、浸炭処理、高周波焼入れ等の熱処理を施すことが多い。
しかしながら、熱処理が施されたピニオン軸24には、曲がり変形等の種々の熱影響が発生し得る。この傾向はピニオン軸24が長いほど大きい。
このような曲がり変形を矯正する、ピニオン軸の製造方法について、図6に基づき説明する。
図6(a)〜(d)は本発明に係るピニオン軸の製造方法の概要を説明する説明図である。ピニオン軸24の製造手順を説明すると次の通りである。
先ず、(a)のようにピニオン軸24に機械加工を施してピニオン31等を形成する。
次に、ピニオン軸24において、ピニオン31等の機械的強度を高めるために、浸炭処理や高周波焼入れ等の熱処理を施す。ピニオン軸24は熱処理の影響を受けて、多少曲がり変形が発生し得る。このときのピニオン軸24の中心線はCLbである。
次に、(b)のように、治具Jiにピニオン軸24の両端をセットし、軸直角方向から矯正荷重Fcを付加することによって、曲がり矯正処理を行う。このようにピニオン軸24の曲がり変形を矯正して、(c)に示すように曲がり変形が極力少ないピニオン軸24を得る。
次に、(d)のように、ピニオン軸24の所定位置にメッキ処理を施して磁歪膜81,82を設けて、作業を完了する。
なお、曲がり矯正処理は、メッキ処理の後に実施してもよい。
このように、ピニオン31の曲がり変形を矯正することによって、ピニオン31の表面に設けられた磁歪膜81,82と、図4に示すコイル85・・・との間の、空隙(エアギャップ)に、過大な偏りが発生することを抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態において、電動パワーステアリング装置10は、磁歪式トルクセンサ41で検出された操舵トルクに応じて発生する補助トルクを、回転軸24(ピニオン軸24)に付加する構成に限定されるものではなく、例えば、ラック軸26に付加する構成であってもよい。
また、ピニオン軸24の中間部24dの支持については、第3軸受57を設けることなく、第2軸受56だけで支持する構成であってもよい。
また、軸受保持部材62の有無は任意であり、例えば、自由端用軸受61に弾性体63を直接に取り付けてもよい。
本発明の電動パワーステアリング装置は、ステアリングハンドルで発生した操舵トルクをステアリングシャフト及び自在軸継手を介して回転軸に伝達し、さらに回転軸からラックアンドピニオン機構を介して操舵車輪に伝える構成であって、回転軸に伝わった操舵トルクを磁歪式トルクセンサにて検出し、この磁歪式トルクセンサの検出信号に応じて電動モータが補助トルクを発生し、この補助トルクをステアリング系に付加するようにした、車両用電動パワーステアリング装置に好適である。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の模式図である。 本発明に係る電動パワーステアリング装置の全体構成図である。 図2の3−3線断面図である。 図3に示されるトルクセンサ周りの拡大図である。 図4に示される自由端用軸受及び弾性体周りの断面図兼作用図である。 本発明に係るピニオン軸の製造方法の概要を説明する説明図である。 従来の電動ステアリング装置の概要図である。
符号の説明
10…電動パワーステアリング装置、20…ステアリング系、21…ステアリングハンドル、22…ステアリングシャフト、23…自在軸継手、24…回転軸(ピニオン軸)、24a…回転軸の一端部、24b…回転軸の他端部、24c…セレーション、24d…中間部、24e…回転軸の一端部と中間部との間、25…ラックアンドピニオン機構、29…操舵車輪、41…磁歪式トルクセンサ、51…ハウジング、55〜57…軸受、61…自由端用軸受、62…軸受保持部材、63…弾性体、81,82…磁歪部(磁歪膜)、84…コイルボビン、85…コイル、CL1…回転軸の中心線。

Claims (3)

  1. 回転軸の表面に且つ回転軸の軸長手方向に所定の間隔を有して設けられ、トルクに応じて磁歪特性が変化する2つの磁歪部と、
    この2つの磁歪部の近傍に配置され、2つの磁歪部に生じた磁歪効果を検出するコイルとからなる、磁歪式トルクセンサであって、
    前記回転軸は、前記2つの磁歪部の間の位置が軸受によって支持されていることを特徴とした磁歪式トルクセンサ。
  2. 前記回転軸の一端部は、径方向に支持されることのない、自由端であることを特徴とした請求項1記載の磁歪式トルクセンサ。
  3. 請求項1に記載の磁歪式トルクセンサは、ステアリングハンドルで発生したステアリング系の操舵トルクを検出するための操舵トルクセンサとして用いられ、前記操舵トルクに基づいて電動モータを駆動することにより操舵車輪の操舵を行う電動パワーステアリング装置に搭載されるものであり、
    前記回転軸の一端部は、自在軸継手及びステアリングシャフトを介して前記ステアリングハンドルに連結される軸端部分であり、
    前記回転軸の他端部は、ラックアンドピニオン機構を介して前記操舵車輪に連結される軸端部分であることを特徴とする磁歪式トルクセンサを搭載した電動パワーステアリング装置。
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