JP2008081177A - 組立て容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】左右側板13,15に下辺22,23を折り返し線として舌片状の底板支持片24,24を夫々連設し、底板支持片24,24の前部側の内側角部に斜めに折り返し線25,25を設けて略三角形の接着部26を形成し、天板11に前辺28を折り返し線として短冊状の天板係止片29を連設したことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
このため、例えば手提げ袋等の別の容器に複数の組立て容器を入れて運搬するときに、把手が障害となって容器同士を安定して積み重ねることができなかった。また、例えば冷蔵庫等の収納ケースに収納するときに把手が邪魔になることがあった。また、複数の組立て容器を保管するときにも把手が障害となって安定して積み重ねができず不便であった。
また、容器の組立て時には、把手を構成する2枚の紙片を重ね合わせ、把手の両端部に設けられた係止用の紙片を左右両側板に設けられた被係止片の長孔に片側ずつ挿入して係止させなくてはならず、組立てに手間がかかっていた。同様に、容器を開けて内容物を取り出す際には、把手の両端の係止を一つずつ外さなくてはならず、面倒であった。さらに、把手部周辺を構成する紙片の展開時の形状が複雑であるため、容器の製作が困難であった。
また、容器の組立て時には底板に重ね合わせるように折り畳まれていた左右の側板をそれぞれ起立させることで、接着部によって底板支持片を介して左右の各側板と連結された底板も起立し、後板と天板を底板と同じ平面に展開させた状態の箱型容器が形成される。続いて、天板支持片および後板支持片を折り返し線に沿って容器の内側に折り返し、後板を起立させて後板支持片に当接させる。さらに、後板と天板の間の折り返し線、および天板と天板係止片との間の折り返し線を折り返し、天板を天板支持片に当接させつつ、天板係支片を前板の内側(後側)の天板支持片との間の隙間に差し込むことで天板を閉じた状態で係止することができる。このとき、天板の上面は凹凸のない平面となっている。
このように構成することで、天板係止片を前板の内側(後側)に差し込むと同時に、前板上辺に設けた挿入片を天板係止片に設けた挿入部に差し込んで天板を閉じた状態で係止することができる。このとき、天板係止片の外面の一部を切欠き部の間から露出させることができる。さらに、天板係止片に差し込んだ挿入片の上端と天板の下面を当接させて、天板を支持することができる。
このように構成することで、天板を閉じる際に、天板に連接した天板係止片を前板の外側(前側)に折り返して前板の外面に当接させ、前板の上部に設けた挿入部に天板係止片の下端部を差し込んで天板を閉じた状態で係止することができる。このとき、天板係止片の前面は挿入部に挿入された下端部を除いて前板の前に露出した状態となっている。また、天板支持片を前板の外側(前側)に折り返すことで、前板の上辺を天板の下面に当接させて天板を支持することができる。
このように構成することで、前板の挿入部に天板係止片の先端部を挿入する際に、天板係止片先端部の両側の角を最初に挿入部に到達させて挿入することができる。また、天板係止片の先端側は先細状で両側に余裕があるので、天板係止片が多少左右にずれたとしても容易に角を挿入部に挿入することができる。その後、天板係止片の先端部をさらに挿入部に押し込むことで、天板係止片先端部の両側が係止され、天板を閉じた状態で係止することができる。また、挿入部が上側を凸とした円弧形状のスリットになっているので、天板係止片の先端部の挿入部に挿入される部分の面積を大きくすることができる。
また、組立て時には折り畳まれた左右の側板を前板に対して略垂直に起立させるだけで、後板と前板が底板と同じ平面上に開いた箱型の容器が完成するので、組立てが容易である。このとき、後板と天板は底板と同じ平面状に展開されるため、容器の内容物をこれらの上を滑らせるようにして出し入れすることができ、内容物の出し入れが用意である。
また、天板を閉じた状態で係止する際に、天板係止片を前板の内側に差し込むだけでよく、従来と比較して組立て容器の開閉を容易にすることができる。また、天板の上面は凹凸のない平面となっているので、天板の上面に他の組立て容器を安定して積み重ねることができる。
また、挿入片を挿入部に差し込んだことで、前板が撓んで外側に開くことが防止される。さらに、挿入片の上端によって天板を支持することができるので、天板上面に掛かる荷重に対する天板の強度を向上させることができる。
また、天板係止片を挿入部に差し込んだことで、前板が撓んで外側に開くことが防止される。さらに、前板の上辺を天板の下面に当接させて天板を支持することができるので、天板上面に掛かる荷重に対する天板の強度を向上させることができる。
図1に示すのは直方体の組立て容器が平面状に展開されたものである。図1に示すように、例えば厚紙製の容器1の底板2には図示上側の前辺3を折り返し線として前板4が連設されている。また、底板2には図示下側の後辺5を折り返し線として後板6が連設されている。ここで底板2の図示右側の左辺7および図示左側の右辺8には段差状の切り込み9,9が形成されている。
左側板13および右側板15には図示上側の上辺16および上辺17を折り返し線として舌片状の天板支持片18,18が夫々連設されている。また左側板13には図示右側の後辺19を折り返し線として舌片状の後板支持片20が連接されている。同様に右側板15にも図示左側の後辺21を折り返し線として舌片状の後板支持片20が連接されている。
ここで、前板4の図示上側の上辺30の中央部にはくさび形の切欠き部31,31が形成されている。この切欠き部31,31の間には舌片状の挿入片32が形成されている。さらに、図示下側の天板係止片29の中央部には、挿入片32に対応して挿入片32を受け入れる略U字形状のスリットとして挿入部33が形成されている。
図1に示す底板2の前辺3と前板4の左辺12および右辺14を谷折にして左右側板13,15および底板2を紙面上側に起立させるように折り返す。続いて、左右側板13,15の下辺22,23を谷折にして、図2に示すように、底板支持片24,24を底板2の図示下側に重ねあわせ、接着部26,26を介して底板2に接着する。これにより、底板支持片24,24を底板2に固定することができる。底板支持片24,24を底板2に固定したことで、底板2、前板4、左右側板13,15により後部および上部が開放された箱状の容器1が形成される。このとき、後板6と天板11は底板2と同じ平面上に展開された状態となっている。
図5に示すように、前板4の上部の両側には上側に凸の円弧状のスリットとして挿入部37,37が夫々設けられている。この挿入部37,37は天板係止片29の角部38,38に対応させて設けられている。
また、図示下側の天板係止片29の両端は先端側が斜めに切り落とされて、この天板係止片29が先細状に形成されている。
したがって、第1の実施の形態同様、壊れやすい内容物に損傷を与えることなく、箱状の容器1’の内部に、容易に内容物を収容することができる。また、図3に示すように、第1の実施の形態と同様に容器1’を使用しないときは、扁平に折り畳むことができる。
また、天板係止片29を挿入部37,37に差し込んだことで、前板4が撓んで外側に開くことが防止される。さらに、前板4の上辺30を天板11の下面に当接させて天板11を支持することができるので、天板11の上面35に掛かる荷重に対する天板11の強度を向上させることができる。
また、上述の第2の実施の形態において、天板係止片を前板の内側(後側)に挿入し、天板係止片の角部を挿入部から前板の外側(前側)に挿出させるようにしてもよい。また、組立て容器は厚紙製に限られない。また、底板支持片に切り込み部を設けて、折り畳み時の左右側板の後辺と底板支持片との干渉を軽減することもできる。
2 底板
3 前辺
4 前板
5 後辺
6 後板
10 上辺
11 天板
12 左辺
13 左側板
14 右辺
15 右側板
16 上辺
17 上辺
18 天板支持片
19 後辺
20 後板支持片
21 後辺
22 下辺
23 下辺
24 底板支持片
25 折り返し線
26 接着部
28 前辺
29 天板係止片
30 上辺
31 切欠き部
32 挿入片
33 挿入部
37 挿入部
38 角部
Claims (4)
- 直方体または立方体の容器の底板に、該底板の前辺および後辺を折り返し線として前記容器の前板および後板を夫々連設し、前記後板に該後板の上辺を折り返し線として前記容器の天板を連設し、前記前板に該前板の左辺および右辺を折り返し線として、前記容器の左側板および右側板を夫々連設し、前記左右側板に該左右側板の上辺および後辺を折り返し線として、舌片状の天板支持片および後板支持片を夫々連設した組立て容器において、
前記左右側板に該左右側板の下辺を折り返し線として舌片状の底板支持片を夫々連設し、前記底板支持片の前部側の内側角部に斜めに折り返し線を設けて略三角形の接着部を形成し、前記天板に該天板の前辺を折り返し線として天板係止片を連設したことを特徴とする組立て容器。 - 前記前板の上辺に設けた切欠き部の間に舌片状の挿入片を形成し、これに対応して前記天板係止片に前記挿入片を受け入れる挿入部を形成したことを特徴とする請求項1記載の組立て容器。
- 前記前板の上部に前記天板係止片の一部を受け入れる挿入部を形成したことを特徴とする請求項1記載の組立て容器。
- 前記挿入部を上側に凸の円弧形状のスリットとして前記前板の両側に前記天板係止片の角部に対応させて夫々設け、前記天板係止片の両端の先端側を先細状に形成したことを特徴とする請求項3記載の組立て容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006264515A JP2008081177A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 組立て容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006264515A JP2008081177A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 組立て容器 |
Publications (1)
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JP2008081177A true JP2008081177A (ja) | 2008-04-10 |
Family
ID=39352419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006264515A Pending JP2008081177A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 組立て容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008081177A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102105206B1 (ko) * | 2019-03-20 | 2020-04-27 | 정사근 | 사무 용지 포장 커버 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62146716A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用ヘミング接合部の防錆方法 |
JPH07277321A (ja) * | 1994-04-07 | 1995-10-24 | Yanai Shiko Kk | 把手付き組立て箱 |
-
2006
- 2006-09-28 JP JP2006264515A patent/JP2008081177A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPS62146716A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用ヘミング接合部の防錆方法 |
JPH07277321A (ja) * | 1994-04-07 | 1995-10-24 | Yanai Shiko Kk | 把手付き組立て箱 |
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