JP2008081161A - 蓋付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体部分に対する蓋体の位置決めを長期にわたり正確に行なえる蓋付き容器を提案する。
【解決手段】内容物を収納する空間領域mを備えた本体部分1と、この本体部分1の口部1aにねじ止めされ該空間領域mを密封する蓋体2とを備えた蓋付き容器において、前記本体部分1の外側壁の下部に凸部7を設け、前記蓋体2の内側壁下部に、軟質部材5を介して弾性保持され、蓋体2のねじ止め完了域にて該凸部7を乗り越えて本体部分1に対する蓋体2の位置決めを行なう小突起4を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓋付き容器に関するものであり、本体部分に対する蓋体の位置決めを確実に行なうとするものである。
クリーム状の化粧料等を充填する容器としては、他の商品との差別化を図る観点から近年、四角形や三角形等多彩な形状を有するものが上市されている。
この種の容器は、蓋体も容器の本体部分と同様の形状を有しているのが普通であり、蓋体を取付けたのちにおいては、蓋体が容器の本体部分の所定位置で停止するように位置決め用の突起が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭58-177358号公報
ところで、上記のような従来の容器に設けられている位置決め用の突起は、蓋体の内側に設けた突起が容器の本体部分に設けられた突起を乗り越えることで位置決めを行なうようにしていたので、その部位での接触圧が高く、早期のうちに突起が摩耗し容器の本体部分に対する蓋体の正確な位置決めができなくなるおそれがあった。このような不具合の解消のために従来は、細長いアームを利用して突起を弾性保持する等、突起同士の接触圧を軽減する様々な試みがさなれているけれども、構成部材が破損し易い等の問題があり、未だ改良の余地が残されていた。
本発明の課題は、構成部材の破損を伴うことなしに内容物を使いきるまで容器の本体部分に対する位置決めを正確に行なえ得る蓋付き容器を提案するところにある。
本発明は、内容物を収納する空間領域を備えた本体部分と、この本体部分の口部にねじ止めされ該空間領域を密封する蓋体とを備えた蓋付き容器であって、
前記本体部分の外側壁における少なくとも1箇所に凸部を設け、
前記蓋体の内側壁における少なくとも1箇所に軟質部材を介して弾性保持され、蓋体のねじ止め完了域にて該凸部を乗り越えて本体部分に対する蓋体の位置決めを行なう小突起を設けたことを特徴とする蓋付き容器である。
上記の構成になる蓋付き容器において、前記蓋体は、本体部分の口部にねじ止めされる内キャップと、この内キャップに被さるとともにその内側に小突起を備えた外キャップの二重構造のものを適用することができる。また、上記の軟質部材としてはエラストマーやゴム等、復元性のあるものを適用する。
小突起を軟質部材を介して弾性保持するようにしたので、突起と小突起との接触圧を軽減することが可能となりその相互間における摩耗は小さくなり小突起のもつ位置決め機能は長期にわたって維持される。
小突起と蓋体との間に軟質部材を配置すると、小突起が凸部を乗り越える時に該小突起が蓋体の内側へ向けて押圧されても小突起は軟質部材につねに接触しているためそれにつながる部材が破損することはない。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1(a)(b)は本発明にしたがう蓋付き容器の実施の形態を示したものであり、図における番号1は内容物を収納する空間領域mを備えた本体部分、2は本体部分1の口部1aにねじ止めされ空間領域mを密封する蓋体である。
蓋体2は本体部分1の口部1aにねじ止めされるねじ部を有する内キャップ2aと、この内キャップ2aの上に嵌合保持されその下端開口部に隙間Lを形成する外キャップ2bからなるものを例として示してある。
また、3は本体部分1の外側壁に一体的に設けられ、後述する小突起(4)に当接して蓋体2の回転を停止させるストッパーである。
4は蓋体2の内側壁下部に設けられ、蓋体2のねじ止め完了域で凸部(7)を乗り越えて本体部分1に対する蓋体2の位置決めを行なう小突起である。この小突起4は対向位置に1つずつ設けられたものを例として示してあり(1つでもよい)、その要部を図2、図3に示すように、小突起4の両側に弾性アーム4a、4bが形成されており、該小突起4を容器の径方向に変位させることができるようになっている。
また、5は小突起4の背面から弾性アーム4a、4bにかけて配置された軟質部材、6は軟質部材5及び小突起4をそれぞれ保持して外キャップ2bの開口に固定するホルダー、7は本体部分1の外側壁の下部に一体的に設けられた凸部であり、対向位置に2つ設けた例(1つでもよい)で示してある。
上記の構成になる蓋付き容器は、小突起4が凸部7を乗り越える際に容易に変位することができるので、その間における接触圧が高くなることはないため摩耗が少なく長期間正確な位置決めが行なえるだけでなく、その背面に軟質部材5が位置しているので、弾性アーム4a、4bに余計な力が作用して損傷することもない。
上記の構成例では、小突起4を蓋体2に設け、凸部3を本体部分1の口部1aの外周壁に設けた場合について示したが、小突起4を口部1aの外周壁に、また、凸部7を蓋体2に設けてもよく、この点については適宜変更が可能である。
また、蓋体2は内キャップ2aと外キャップ2bの2部材の組み合わせ構造として示したが、蓋体2は単一の部材にて構成してもよい。とくに蓋体2を2部材にて構成した場合には、隙間Lに軟質部材5を配置してその隙間を閉塞させることがことができるので、デザイン的にも見栄えがよい。
図4は本発明にしたがう容器の他の実施の形態を示したものである。小突起4を弾性変位させる弾性アーム4a、4bは変位量をより大きくするため図示のように少なくとも1箇所において切り離された破断部hを形成することができる。
軟質部材5は上述のようにエラストマーやゴム等、復元性のあるものを用いるのがよく、これらはインサート成形により形成できるが、ホルダー6とは別部材として後から組み込んだものでもよい。
容器としては、射出形成やブロー成形によって作製された容器あるいは押し出し成形によって作製されたチューブタイプの容器等が適用される。
部材の破損を起こすことなく長期にわたって正確な位置決めが行なえる蓋付き容器が提供できる。
本発明にしたがう蓋付き容器の実施の形態を示した図であり、(a)は平面図、(b)はその側面の右側半分を断面で示した図である。 図1に示した蓋付き容器の要部を拡大して示した断面図である。 図1に示した蓋付き容器の要部を拡大して示した断面図である。 本発明にしたがう蓋付き容器の他の実施の形態を要部について示した図である。
符号の説明
1 本体部分
1a 口部
2 蓋体
2a 内キャップ
2b 外キャップ
3 ストッパー
4 小突起
4a 弾性アーム
4b 弾性アーム
5 軟質部材
6 ホルダー
7 凸部
m 空間領域
L 間隔
h 破断部

Claims (2)

  1. 内容物を収納する空間領域を備えた本体部分と、この本体部分の口部にねじ止めされ該空間領域を密封する蓋体とを備えた蓋付き容器であって、
    前記本体部分の外側壁の少なくとも1箇所に凸部を設け、
    前記蓋体の内側壁の少なくとも1箇所に軟質部材を介して弾性保持され、蓋体のねじ止め完了域にて該凸部を乗り越えて本体部分に対する蓋体の位置決めを行なう小突起を設けたことを特徴とする蓋付き容器。
  2. 前記蓋体が、本体部分の口部にねじ止めされる内キャップと、この内キャップに被さるとともにその内側に小突起を備えた外キャップからなる、請求項1記載の蓋付き容器。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5578159U (ja) * 1978-11-24 1980-05-29
JPS58177358U (ja) * 1982-05-20 1983-11-28 株式会社吉野工業所 位置合せキヤツプ
JP2004044248A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Minoru Yamamoto セグメントの接合構造

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