JP2008080765A - 出没式筆記具 - Google Patents

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JP2008080765A JP2006266548A JP2006266548A JP2008080765A JP 2008080765 A JP2008080765 A JP 2008080765A JP 2006266548 A JP2006266548 A JP 2006266548A JP 2006266548 A JP2006266548 A JP 2006266548A JP 2008080765 A JP2008080765 A JP 2008080765A
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Yasushi Miyashita
泰 宮下
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Abstract

【課題】 筆記体を軸筒から突出させようと前進させると、前記コイルスプリングが圧縮され、その圧縮動作によって形成される座巻き部が軸筒の内径部、或いは、筆記体の外径部、或いは、隙間に食い込んでしまうことがあった。即ち、軸筒の内径部や筆記体の外径部に接触しているため、圧縮された座巻き部が引っ掛かってしまい復元しなくなってしまう。その結果、コイルスプリングの圧縮された状態が維持されてしまい、没入操作を行っても、突出した筆記体が没入しなくなってしまう。
【解決手段】 軸筒に筆記体ユニットが出没可能に配置された出没式筆記具であって、前記軸筒内に筆記体ユニットを没入方向に向けて付勢する弾発部材を配置し、その弾発部材の端部近傍を円錐形状になすと共に、その円錐部の中間部を軸筒に係止させた出没式筆記具。
【選択図】 図2

Description

本発明は、軸筒に筆記体ユニットが出没可能に配置された出没式筆記具に関する。
軸筒の内部に筆記体を出没可能に配置した筆記具が、数多く市販され、また、種々の発明(考案)もなされている。その代表例として、クリップを軸筒の長手方向に移動させることによって、前記筆記体を出没させる機構がある。その筆記体は、軸筒と筆記体の隙間に配置されたコイルスプリングによって没入する方向に常に付勢されており、前記クリップを前進させることによって、筆記体が突出するようになっている。そして、クリップと軸筒との係合を解除することによって、また、前記コイルスプリングの復元力によって、筆記体を軸筒内に没入するようにしている。
実開平2−56691号公報。
しかし、上述した従来の技術にあっては、コイルスプリングが軸筒と筆記体の隙間に配置されており、また、コイルスプリングの外径部は軸筒の内径部に、そして、コイルスプリングの内径部は筆記体の外径部に接触している。この様な状態において、筆記体を軸筒から突出させようと前進させると、前記コイルスプリングが圧縮され、その圧縮動作によって形成される座巻き部が軸筒の内径部、或いは、筆記体の外径部、或いは、隙間に食い込んでしまうことがあった。即ち、軸筒の内径部や筆記体の外径部に接触しているため、圧縮された座巻き部が引っ掛かってしまい復元しなくなってしまうのである。そして、その結果、コイルスプリングの圧縮された状態が維持されてしまい、没入操作を行っても、突出した筆記体が没入しなくなってしまうのである。
本発明は、軸筒に筆記体ユニットが出没可能に配置された出没式筆記具であって、前記軸筒内に筆記体ユニットを没入方向に向けて付勢する弾発部材を配置し、その弾発部材の端部近傍を円錐形状になすと共に、その円錐部の中間部を軸筒に係止させたことを要旨とする。
本発明は、軸筒に筆記体ユニットが出没可能に配置された出没式筆記具であって、前記軸筒内に筆記体ユニットを没入方向に向けて付勢する弾発部材を配置し、その弾発部材の端部近傍を円錐形状になすと共に、その円錐部の中間部を軸筒に係止させたこので、筆記体ユニットの出没動作が良好な筆記具を提供することができる。
軸筒1内に配置される筆記体ユニット2が、ボールペン体の例を挙げ説明する。樹脂材質からなる軸筒1は、前軸3と後軸4とから構成されており、前記前軸3の先端部には、先部材5が圧入や接着などの手段によって固定されているが、その先部材5を前軸3と一体成形などしても良い。また、前軸3の前方部には、シリコーンゴムや熱可塑性エラストマー、コルクなどの弾性体からなるグリップ部材6が装着されているが、そのグリップ部材6は前軸3の中間部に形成された鍔部7と前記先部材5の中間段部8によって挟みこまれるようにして前軸3に固定されている。しかし、前軸3の表面にローレットやブラスト加工を施すなどして、前軸3の表面自体にグリップ部を形成しても良い。部品の費用が削減できると共に、組み立て工数も削減することができ、もって、安価な製品を提供することができるようになる。
また、前記後軸4の後部には、カム溝が形成されたカム筒9が挿着されており、そのカム筒9の内側には回転子10が前後動可能に、かつ,回転可能に挿着されている。その回転子10の後方であって、かつ、前記カム筒9の内側には、前記回転子9に回転動作を付与するための摺動子11が前後動可能に挿着されているが、その摺動子10の後方には延出部12が形成されている。そして、その摺動子11の延出部12には、摺動子10を前後動させるための押圧部材13が嵌め込まれている。その押圧部材13には、金属材質からなるノクキャップ14が被覆されており、そのノックキャップ14に指を当接させ、押圧することによって、前記摺動子11に前進動作を付与させている。所謂、デビットカム機構と称される出没機構であり、ノックキャップ14を押圧する度に、筆記体ユニット2の突出動作と没入動作が交互に行われるものとなっている。尚、前記押圧部材13とカム筒9の後端部との間には、コイルスプリングなどの弾発部材15が張設されており、前記押圧部材15を後方に向けて付勢している。筆記体ユニット2が突出状態にあっても、ノックキャップ14を軸筒1の後端から突出させておくためになされた手段であるが、必ずしも必要な構成ではない。
前記回転子9の前方には、筆記体ユニット2であるボールペン体が、その後端を当接させた状態で配置されている。即ち、筆記体ユニット2は、その筆記体ユニット2の中間部にかしめ加工によって形成された膨出部16と先部材5との間に張設されたコイルスプリングなどの弾発部材17によって後方に付勢され、その弾発部材17の付勢力によって、筆記体ユニット2の後端が前記回転子10の前端面に圧接されているのである。つまり、前記ノックキャップ14に押圧操作を加えることによって、筆記体ユニット2が弾発部材17の弾発力に抗して前進し、その筆記体ユニット2のペン先が軸筒1の先端開口部から突出するのである。そして、再度、ノックキャップ14に押圧操作を加えれば、前記弾発部材17の復元力によって筆記体ユニット2が後退し、その結果、ペン先が軸筒1内に没入するのである。
前記先部材5には、樹脂成形品からなる先具18が圧入された状態で固定されており、その先具18の後方部には、筒状の係止筒部19が形成されている。その係止筒部19には、U字型の切欠部20が対向した位置に形成されているが、3箇所であっても良く、あるいは、4箇所に形成されていて良いが、等間隔な位置に形成するのが好ましい。その切欠部20を形成することによって、先具18の先部材5への組み立て性を良好なものとして入る。即ち、係止筒部19が内径方向に撓むことによって、先具18を先部材5に対して容易に組み付けることができるのである。
前記弾発部材17について説明する。本例において、その弾発部材17は金属材質からなるコイルスプリングをなしているが、これに限定されることなく、樹脂材質からなるコイルスプリングとしても良く、あるいは、前方部に円錐形部が形成された筒状のゴムやウレタンなどからなる弾性体であっても良い。本例のコイルスプリング(弾発部材17)の前方には、4〜6巻き程度の座巻き部21が形成されている。所謂、ループ状のコイルが密着している部分である。その座巻き部21は、前方から後方に向けて縮径する円錐形状をなしている。そして、その座巻き部21は、前記先具18の係止筒部19の後方部に外嵌しており、若干ではあるものの、係止筒部19を内径方向に向けて撓ませている。即ち、座巻き部21は、係止筒部19に圧入された状態にあり、この圧入作用によって前記軸筒1からの脱落が防止されているのである。
また、前記座巻き部21の中間部の内面、具体的には、前端を基準とし3巻き目に当たる座巻き部の内面が、係止筒部19の後端面に当接している。この当接によって、弾発部材17の前方への移動が阻止されている。座巻き部21の中間部を延出筒部19に当接させることによって、振れの少ない安定した弾発部材17の取り付け手段が得られる。更に、座巻き部21の後方部は、座巻き部21よりも小径な縮径部22が形成されているが、その縮径部22の内径は前記筆記体ユニット2の外径よりも大きな直径を有している。しかし、その縮径部22の外径は、前記先部材5の内径よりも小さなものとなっている。即ち、縮径部22の少なくとも中間部においては、その内径部の表面と外径部の表面が前記筆記体ユニットの外径部、並びに、先部材5の内径部の表面と接触、並びに、擦れ合わないものとなっている。
尚、本例においては、円錐形状の座巻き部21の前方部を前記先具18の延出筒部19と先部材5との間に形成された隙間23に位置させ、かつ、圧入させた状態で挟み込ませている。座巻き部21を隙間23に圧入させることによって、弾発部材17の延出筒部19からの脱落防止がより一層向上されるものとなっている。
符号24は、軸筒1の後方部に固定された金属材質で形成されたクリップであるが、軸筒1と一体成形するなどしても良い。また、符号25は、前記先具18の中間部に形成された円周リブであって、その円周リブ25と先部材5の内面段部26との係合によって、先具18の脱落が防止されている。
本発明の1例を示す外観図。 図1の縦断面図。 図1の左側面断面図。 図3の要部拡大図。 先具を示す外観斜視図。 コイルスプリング(弾発部材)を示す外観斜視図。
符号の説明
1 軸筒
2 筆記体ユニット
3 前軸
4 後軸
5 先部材
6 グリップ部材
7 鍔部
8 中間段部
9 カム筒
10 回転子
11 摺動子
12 延出部
13 押圧部材
14 ノックキャップ
15 弾発部材
16 膨出部
17 弾発部材
18 先具
19 係止筒部
20 切欠部
21 座巻き部
22 縮径部
23 隙間
24 クリップ
25 円周リブ
26 内面段部

Claims (3)

  1. 軸筒に筆記体ユニットが出没可能に配置された出没式筆記具であって、前記軸筒内に筆記体ユニットを没入方向に向けて付勢する弾発部材を配置し、その弾発部材の端部近傍を円錐形状になすと共に、その円錐部の中間部を軸筒に係止させたことを特徴とする出没式筆記具。
  2. 前記軸筒の内面に係止筒を設けると共に、その係止筒の外面に前記弾発部材の円錐部の内面を圧入させたことを特徴とする請求項1記載の出没式筆記具。
  3. 前記弾発部材をコイルスプリングにすると共に、そのコイルスプリングの円錐部を座巻き部としたことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の出没式筆記具。
JP2006266548A 2006-09-29 2006-09-29 出没式筆記具 Pending JP2008080765A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019185670A (ja) * 2018-04-17 2019-10-24 三菱鉛筆株式会社 入力タッチペン

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