JP2008079359A - スライダ駆動用アクチュエータ - Google Patents

スライダ駆動用アクチュエータ Download PDF

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Kazushige Arai
和繁 新井
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Abstract

【課題】振動体の形状精度に大きく影響されることなくスライドを案内レールの長手方向に安定して直線駆動することのできるスライダ駆動用アクチュエータを提供する。
【解決手段】モータケーシング11内に収容された超音波リニアモータ12が、互いに平行な少なくとも二本の脚部13c,13dを有する振動体13と、振動体13を所定方向に付勢して脚部13c,13dの先端に固着された摺動部材15を案内レールと平行に配置された固定部材3の平面部3aに押し当てる圧縮コイルばね16とを備えてなるスライダ駆動用アクチュエータにおいて、固定部材3の平面部3aに当接する摺動部材15の先端を球面形状とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、リニアガイドのスライダを案内レールの長手方向に直線駆動するスライダ駆動用アクチュエータに関する。
リニアガイドのスライダを案内レールの長手方向に直線駆動するスライダ駆動用アクチュエータとして、従来、図5に示すものが知られている(例えば、特許文献1参照)。同図に示されるスライダ駆動用アクチュエータはモータケーシング11と、このモータケーシング11内に収容された超音波リニアモータ12(図6参照)とからなり、モータケーシング11はリニアガイドのスライダ1に固定されている。
超音波リニアモータ12はアルミニウムなどの金属材料をほぼコ字形に成形してなる振動体13(図6参照)を備えており、この振動体13の肩部13a,13bには、圧電素子14が振動体13の脚部13c,13dに対してほぼ45度の角度で固着されている。また、超音波リニアモータ12は振動体13を所定の方向に付勢して脚部13c,13dの先端に固着された摺動部材15を固定部材3(図5参照)の平面部3aに押し当てる付勢手段としての圧縮コイルばね16と、振動体13を固定部材3の平面部3aに対して進退可能に支持する振動体支持部材17とを備えており、固定部材3はリニアガイドの案内レール2と平行に配置されている。なお、摺動部材15はカーボン、カーボンファイバ、ポリイミドなどの低摩擦材料から形成されている。
特開平06−284755号公報
このようなスライダ駆動用アクチュエータは、例えば特開平01−315282号公報や特開平02−000925号公報に開示されたものと比較して、長期間に渡って安定した機能を保つことができるが、次のような問題点を有していた。すなわち、上述したスライダ駆動用アクチュエータでは、固定部材3の平面部3aを摺動する摺動部材として平板状の摺動部材15を用いてリニアガイドのスライダ1を直線駆動する構成となっている。このため、固定部材3の平面部3aに対する摺動部材15の接触面積が振動体13の形状精度によって変化し、摺動部材15と固定部材3との接触部に生じる摩擦力も振動体13の形状精度によって変化するため、スライダ1の移動速度にばらつきが生じやすいという問題があった。
また、図7に示すように、振動体13の脚部13c,13dが固定部材3の平面部3aに対して若干傾いている場合には、摺動部材15の角部が固定部材3の平面部3aに当接するため、摺動部材15に偏摩耗が生じ、固定部材3との摩擦力が大きくなるとともに、摩耗粉が摺動部材15と固定部材3との間に入り込むことによって滑りを生じ、圧電素子14の制御状態がさらに不安定なものになるなどの問題もあった。
本発明は上述した問題点に着目してなされたものであり、その目的は、振動体の形状精度に大きく影響されることなくスライドを案内レールの長手方向に安定して直線駆動することのできるスライダ駆動用アクチュエータを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、リニアガイドのスライダを案内レールの長手方向に直線駆動するものであって、前記スライダに固定されたモータケーシングと、このモータケーシング内に収容された超音波リニアモータとからなり、前記超音波リニアモータが互いに平行な少なくとも二本の脚部を有する振動体と、この振動体を所定方向に付勢して前記脚部の先端に固着された摺動部材を前記案内レールと平行に配置された固定部材の平面部に押し当てる付勢手段とを備えてなるスライダ駆動用アクチュエータにおいて、前記固定部材の平面部に当接する前記摺動部材の先端を球面形状としたことを特徴とする。
本発明に係るスライダ駆動用アクチュエータでは、振動体の脚部が固定部材の平面部に対して若干傾いていても摺動部材が固定部材の平面部にほぼ一定の面積で接触するので、振動体の形状精度に大きく影響されることなくスライドを案内レールの長手方向に安定して直線駆動することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の第1の実施形態に係るスライダ駆動用アクチュエータの断面図を図1に示す。同図に示されるスライダ駆動用アクチュエータはモータケーシング11と、このモータケーシング11内に収容された超音波リニアモータ12とからなり、モータケーシング11はリニアガイドのスライダに固定されている。
超音波リニアモータ12はアルミニウムなどの金属材料をほぼコ字形に成形してなる振動体13を備えており、この振動体13の肩部13a,13b(図2参照)には、圧電素子14が振動体13の脚部13c,13dに対してほぼ45度の角度で固着されている。また、超音波リニアモータ12は振動体13を所定の方向に付勢して脚部13c,13dの先端に固着された摺動部材15(図2及び図3参照)を固定部材3の平面部3aに押し当てる付勢手段としての圧縮コイルばね16と、振動体13を固定部材3の平面部3aに対して進退可能に支持する振動体支持部材17とを備えており、固定部材3はリニアガイドの案内レールと平行に配置されている。
摺動部材15はカーボン、カーボンファイバ、ポリイミド、セラミック、耐摩耗性金属(例えばSUJ2、SCM415、SCM420、SCM435)などの低摩擦材料からなり、固定部材3の平面部3aに当接する摺動部材15の先端は球面形状となっている。
このような構成において、圧電素子14で発生した超音波振動が振動体13に伝わると、振動体13の脚部13c,13dが案内レールの長手方向に沿って同一周波数で楕円振動し、脚部13c,13dの先端に固着された摺動部材15が固定部材3の平面部3aを案内レールの長手方向に摺動することによって、スライダが案内レールの長手方向に直線駆動される。このとき、脚部13c,13dの先端に固着された摺動部材15はその先端が球面形状となっているため、図4に示すように、振動体13の脚部13c,13dが固定部材3の平面部3aに対して若干傾いていても摺動部材15が固定部材3の平面部3aにほぼ一定の面積で接触する。したがって、固定部材3の平面部3aに対する摺動部材15の接触面積が振動体13の形状精度によって大きく変化することがないので、振動体13の形状精度に大きく影響されることなくスライドを案内レールの長手方向に安定して直線駆動することができる。
また、前述した従来例のように、摺動部材15が固定部材3の平面部3aに片当たりすることもないので、摺動部材15の偏摩耗を防止できると共に、摩耗した摺動部材15と固定部材3との間に摩耗粉が入り込むことによって滑りが生じることを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係るスライダ駆動用アクチュエータの断面図である。 図1に示す振動体の正面図である。 図2に示す振動体の底面図である。 図2に示す振動体の脚部が固定部材の平面部に対して傾いている場合の摺動部材と固定部材との接触状態を示す図である。 従来のスライダ駆動用アクチュエータの一例を示す斜視図である。 図5に示すスライダ駆動用アクチュエータの断面図である。 図5に示す振動体の脚部が固定部材の平面部に対して傾いている場合の摺動部材と固定部材との接触状態を示す図である。
符号の説明
1 スライダ
2 案内レール
3 固定部材
11 モータケーシング
12 超音波リニアモータ
13 振動体
13c,13d 脚部
14 圧電素子
15 摺動部材
16 圧縮コイルばね

Claims (1)

  1. リニアガイドのスライダを案内レールの長手方向に直線駆動するものであって、前記スライダに固定されたモータケーシングと、このモータケーシング内に収容された超音波リニアモータとからなり、前記超音波リニアモータが互いに平行な少なくとも二本の脚部を有する振動体と、この振動体を所定方向に付勢して前記脚部の先端に固着された摺動部材を前記案内レールと平行に配置された固定部材の平面部に押し当てる付勢手段とを備えてなるスライダ駆動用アクチュエータにおいて、
    前記固定部材の平面部に当接する前記摺動部材の先端を球面形状としたことを特徴とするスライダ駆動用アクチュエータ。
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