JP2008079279A - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像データを符号化してメモリに格納する際のメモリ消費量を大幅に削減できる画像処理装置、方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】 本発明の画像処理装置は、予め設定される分割数のバンドに分割される画像の画像データを、分割されたバンドデータごとに符号化して出力する符号化手段202と、画像の画像サイズと予め設定される標準圧縮率と分割数とから、標準圧縮率で符号化された場合の1バンドのデータサイズである標準圧縮サイズを計算し、分割数分の標準圧縮サイズ領域からなるメモリ領域を確保する手段201と、符号化手段202から出力される符号化されたバンドデータのサイズが標準圧縮サイズを超えている場合に、動的に不足分のメモリをメモリ領域に追加確保する手段204とを含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、読み取った画像データを符号化してメモリに格納し、格納した画像データを読み出して処理する画像処理装置、画像処理方法およびその方法を実現するためのコンピュータ可読なプログラムに関する。
情報は、デジタルデータにすることで、コンピュータによる処理、光ケーブルでの伝送、メモリディスク等の記録媒体への記録および読み出しにおいて扱い易くなる。デジタルデータとは、有限桁の数値で表わされた量(デジタル量)で表されたデータのことである。
符号化(エンコード)は、アナログ信号やデジタルデータに特定の方法で、後に元の、あるいは類似の信号やデータに戻せるような変換を加えることをいい、デジタルデータでは、データの圧縮や暗号化等をいう。データの圧縮とは、データをそのデータの実質的な性質を保持しつつ、データ容量を減少させた別のデータに変換することをいう(高効率符号化ともいう。)。このデータの圧縮は、主として、データ転送における通信帯域やトラフィックの減少、データ記憶に必要な記憶容量の削減といった資源の節約のために実行される。
データの圧縮方式には、ZIPやLHAといったファイル圧縮方式、画像データの圧縮分野で広く知られているJPEGやGIF、動画データではMPEG−1、2、4、7、21、音声データではMP1、2、3等がある。JPEGは、画像を固定サイズ(8×8画素)のブロックに分割し、そのブロック単位で、離散コサイン変換(DCT)を用いて、空間領域から周波数領域へ変換し、量子化によって情報量を削減した後、エントロピー符号化して圧縮されるものである。エントロピー符号化とは、データの生起確率の高低に応じて異なる長さの符号を割り当てることで圧縮を行うものである。GIFは、汎用グラフィックスファイルフォーマットの1つで、インターネットのWWW(World
Wide Web)でビットマップ表示を行う際に利用されるグラフィックスフォーマットの1つである。同一色が連続する画像の圧縮率が高いという特徴を有し、イラストやボタン画像など、使用色数の少ない画像への使用に適するものである。MPEGは、フレーム間予測と離散コサイン変換を用いた技術である。MP3は、デジタル化された音声を圧縮する音声ファイルフォーマットの1つで、CD等のPCM(パルス符合変調)音声を、通常の鑑賞に堪える範囲で約1/11のデータサイズまで圧縮することができる。ちなみに、MP1では約1/4、MP2では約1/7である。また、上記ZIPやLHAは、テキストファイルについては圧縮率が約3(圧縮後のサイズが圧縮前の約35%)、画像ファイルの1つであるビットマップファイルについては圧縮率が約1.4(圧縮後のサイズが圧縮前の約70%)、実行ファイルについては約2(圧縮後のサイズが圧縮前の約50%)である。このように、圧縮された後のデータは、そのデータの種類や採用される圧縮方式によって圧縮サイズが異なる。
スキャナ等で読み取られるデータは、一般には符号化されずに処理されるが、メモリ消費量を抑制するために符号化(圧縮)された後に処理することもできる。スキャナによる読取処理は、予めメモリ領域を確保した後に実行される。これは、その動作がページの途中で止められない、すなわちDMA転送を中断することができないためである。DMA(Direct Memory Access)とは、メモリ同士等のデータの受け渡しを、CPUを経由しないでプログラム処理とデータ転送とを平行して行うことができる技術である。DMA転送することで、CPUによる演算処理を受けることなく、メモリに直接データを転送することができる。このため、CPUでは他の処理を並行して行うことができる。
従来、スキャナ等で読み取られるデータを符号化して処理する場合、非圧縮サイズの数分の1のサイズのメモリ領域しか割り当てないと、実際の圧縮率が低い場合にはその割り当てられた領域ではメモリ不足になるおそれがあり、また、データの種類によって符号化方式が異なるため、確保されるメモリ領域は、符号化されていないデータの処理を実行することができる範囲(メモリサイズ)とされている。しかしながら、処理するデータが確実に符号化されていれば、確保されたメモリ領域の多くは無駄になる。
そこで、画像読取中の所定のタイミングで、実際の符号量と予め基準値として定められた符号量とを比較し、超えている場合には、読み取り動作を停止させる装置が提案されている(特許文献1参照)。予め基準値として定められた符号量のメモリを確保するため、使用するメモリを低減することができる。
また、この装置では、読み取り動作を停止させた上で、実際の符号量が基準値以下になるように圧縮率を調整し、原稿の再読取の実行を不要にして、操作性や生産性の向上を図っている。
特開2005−167841号公報
上記装置では、使用するメモリを低減することができるものの、基準値を超えた場合には、読み取り動作が停止し、処理が実行不可能になる状況が発生する。
そこで、確保するメモリをできるだけ少なくするとともに、実際の圧縮率が悪くて予め確保したメモリ容量を超えてしまいそうな場合でも、画像データの読み取り処理を中断することなく実行することができる画像処理装置、画像処理方法およびその方法を実現するためのコンピュータ可読なプログラムの提供が望まれていた。
本発明は、上記課題を解決するために、文書ファイルを圧縮した場合に得られる一般的な圧縮率を標準圧縮率として、この圧縮率と予め設定される分割数とから、標準圧縮率で符号化された場合の1バンドのデータサイズである標準圧縮サイズを計算し、分割数分の標準圧縮サイズ領域からなるメモリ領域を確保しておき、画像を読み取る際、その分割数のバンドに分けて読み取り、バンドサイズが標準圧縮サイズを超えるか否かを判定し、超える場合に、不足するメモリ分を追加するものである。これにより、処理を中断することなく、メモリ消費量を大幅に削減することができる。
すなわち、本発明によれば、画像データを符号化してメモリに格納し、格納した前記画像データを読み出して処理する画像処理装置であって、
予め設定される分割数のバンドに分割される画像の前記画像データを、分割されたバンドデータごとに符号化して出力する符号化手段と、
前記画像の画像サイズと予め設定される標準圧縮率と前記分割数とから、前記標準圧縮率で符号化された場合の1バンドのデータサイズである標準圧縮サイズを計算し、前記分割数分の標準圧縮サイズ領域からなるメモリ領域を前記符号化手段に割り当て、符号化する前に前記メモリ領域を確保する手段と、
前記符号化手段から出力される符号化された前記バンドデータのサイズが前記標準圧縮サイズを超えている場合に、動的に不足分のメモリを前記メモリ領域に追加確保する手段とを含む、画像処理装置が提供される。
前記符号化手段から出力される符号化した前記バンドデータを順に、前記標準圧縮サイズ領域に格納する前記メモリと、
前記領域に格納されたバンドデータ数と、前記符号化したバンドデータを格納した領域数とが同じか否か判定する判定手段とをさらに含み、
前記追加確保する手段は、前記判定手段が異なると判定したことに応答して、前記領域数と前記バンドデータ数との差を算出し、不足する数の前記領域を前記符号化手段に割り当て、前記不足する数の前記領域を追加確保する。
前記メモリ領域を確保する手段は、符号化されない場合の1バンドのデータサイズである非圧縮サイズを計算し、前記分割数のうちの2つが非圧縮サイズ領域で、残りが前記標準圧縮サイズ領域からなる前記メモリ領域を確保し、この場合、前記メモリは、前記符号化手段から出力される符号化した前記バンドデータを順に、前記標準圧縮サイズ領域、続いて2つの前記非圧縮領域に格納する。
連続する読取処理に対し、各前記バンドの読み取りが完了したことを通知するために割り込みを発生させる割り込み発生手段と、前記符号化された前記バンドデータのサイズが前記標準圧縮サイズを超えているか否かを前記割り込みの発生ごとに判定する判定手段を含むことができる。
前記判定手段は、前記割り込みの発生ごとに、前記バンドデータ数と前記領域数とを示す参照テーブルを参照することができる。
前記判定手段は、前記メモリに所定数の前記符号化したバンドデータを格納した後に前記参照テーブルを参照し、前記バンドデータ数と前記領域数とが同じか否かを判定することもできる。
前記追加確保する手段は、1つまたは2つの前記領域を追加確保する場合には、1つまたは2つの前記非圧縮サイズ領域を追加確保し、3つ以上の前記領域を追加確保する場合には、2つを前記非圧縮サイズ領域とし、残りを前記標準圧縮サイズ領域として追加確保する。
前記非圧縮サイズ領域の中の無駄になる領域を少なくするために、前記非圧縮サイズ領域は、複数に区切られ、所定サイズの複数のセグメントから構成することができる。この場合、前記符号化したバンドデータは、連続する複数のセグメントに順に格納される。前記セグメントは、所定の固定サイズ、または前記標準圧縮サイズ領域と同じサイズにすることができる。
本発明によれば、画像データを符号化してメモリに格納し、格納した前記画像データを処理する画像処理方法も提供することができる。この方法は、画像の画像サイズと予め設定される標準圧縮率と予め設定される前記画像の分割数とから、前記標準圧縮率で符号化された場合の1バンドのデータサイズである標準圧縮サイズを計算し、前記分割数分の標準圧縮サイズ領域からなるメモリ領域を、符号化する前に確保するステップと、前記分割数のバンドに分割される前記画像の前記画像データを、分割されたバンドデータごとに符号化して出力するステップと、出力される符号化された前記バンドデータのサイズが前記標準圧縮サイズを超えている場合に、動的に不足分のメモリを前記メモリ領域に追加確保するステップとを含む。
符号化した前記バンドデータを順に、前記標準圧縮サイズ領域に格納するステップと、前記領域に格納されたバンドデータ数と、前記符号化したバンドデータを格納した領域数とが同じか否か判定するステップとを含み、前記追加確保するステップは、前記判定するステップで異なると判定されたことに応答して、前記領域数と前記バンドデータ数との差を算出し、不足する数の前記領域を追加確保するステップとを含む。
前記符号化する前に確保するステップは、符号化されない場合の1バンドのデータサイズである非圧縮サイズを計算し、前記分割数のうちの2つが非圧縮サイズ領域で、残りが前記標準圧縮サイズ領域からなる前記メモリ領域を確保するステップを含み、この場合、出力される符号化した前記バンドデータを順に、前記標準圧縮サイズ領域、続いて2つの前記非圧縮領域に格納するステップを含むことができる。
連続する読取処理に対し、各前記バンドの読み取りが完了したことを通知するために割り込みを発生するステップと、前記符号化された前記バンドデータのサイズが前記標準圧縮サイズを超えているか否かを前記割り込みの発生ごとに判定するステップとを含むことができる。
前記判定するステップでは、前記割り込みの発生ごとに、前記バンドデータ数と前記領域数とを示す参照テーブルを参照することができる。
前記判定するステップでは、前記格納するステップで所定数の前記符号化したバンドデータを格納した後に前記参照テーブルを参照し、前記バンドデータ数と前記領域数とが同じか否かを判定することもできる。
前記追加確保するステップは、1つまたは2つの前記領域を追加確保する場合には、1つまたは2つの前記非圧縮サイズ領域を追加確保し、3つ以上の前記領域を追加確保する場合には、2つを前記非圧縮サイズ領域とし、残りを前記標準圧縮サイズ領域として追加確保する。
この画像処理方法でも、非圧縮サイズ領域の中の無駄になる領域を少なくするために、前記非圧縮サイズ領域は、複数に区切られ、所定サイズの複数のセグメントから構成することができ、前記符号化したバンドデータを、連続する複数のセグメントに順に格納することができる。この場合も、前記セグメントは、所定の固定サイズ、または前記標準圧縮サイズ領域と同じサイズにすることができる。
また、本発明によれば、上記方法を実行するためのコンピュータ可能なプログラムを提供することができる。
本発明によれば、メモリ消費量を大幅に削減することができる。また、小容量のメモリを搭載するのみで済み、メモリ増設によるコストアップを回避することができる。
また、圧縮率が標準圧縮率より低い場合であっても、読み取り動作を停止することなく処理を実行することができる。ユーザの使用環境によって標準圧縮率を変えることができるため、圧縮率が高い文書を多く扱う環境においては更にメモリ消費量を節約することができ、圧縮率が低い文書を多く扱う環境においては、メモリリソース解放待ちによる要求待ち(ジョブ待ち)を低減することができる。
さらに、搭載されたメモリサイズ、メモリバウンダリ、CPU性能から最適な分割数に変更することができるため、メモリ拡張時にユーザの手を煩わすことがない。また、メモリを使用する他の動作と、より多くの並行動作が可能となる。スキャナ読み取り時以外の画像データを符号化する処理においても、適用することができる。
また、非圧縮サイズ領域および追加確保する非圧縮サイズ領域に区切りを設けることにより、非圧縮サイズ領域中の何もデータが格納されずに無駄になる領域を少なくすることができ、メモリをさらに効率良く使用することができる。
本発明を、図面を参照して詳細に説明するが、本発明は図面に示される実施形態に限定されるものではない。図1は、画像処理装置の物理的構成を示した図である。画像処理装置100は、入出力部101と、制御部102と、操作部103とから構成され、制御部102は、ネットワーク104を介して他のコンピュータや画像処理装置等と接続されている。
入出力部101は、原稿を読み取り、画像データの入力を行うスキャナ装置110と、スキャナ装置110に接続され、読み取った画像を補正する処理を実行するビデオ信号処理回路111と、画像データを出力し、転写紙への印刷を実行するプロッタ112と、プロッタ112に接続され、出力される画像を加工する処理を実行する画像処理回路113と、画像処理回路113に接続され、画像処理回路113の処理を制御するエンジン制御マイコン114とを含んで構成される。
制御部102は、ビデオ信号処理回路111に接続され、画像を加工する処理を実行する画像処理回路120と、画像処理回路120に接続され、画像データや制御プログラムを記憶するHDD121、122と、画像処理回路120と画像処理回路113とに接続され、画像処理回路120および画像処理回路113を制御するとともに、各種データを書き換え、消去する処理を実行するCPU123と、CPU123により読み出され、あるいは書き込まれる各種データを格納するメモリ124と、CPU123により読み出されるプログラムや固定的データを格納するROM125と、データを消滅させることなく格納する不揮発性RAMであるNVRAM126と、ネットワーク104に接続され、ネットワーク104への、あるいはネットワーク104からのデータの送受信を制御するネットワークコントローラ127と、USB接続される操作部103のUSBホストとして機能し、操作部103とのインタフェースとされるUSB2.0ホスト128とを含んで構成されている。
操作部103は、USB2.0ホスト128にUSB接続される操作パネル130を含んで構成されている。操作パネル130は、ユーザとのインタフェースを提供するLCDタッチパネルを有する操作パネル(OPE)とすることができ、入力されたデータは、USB2.0ホスト128を介してCPU123へと送られ、CPU123で処理される。
ビデオ信号回路111と画像処理回路120との接続、画像処理回路113とCPU123との接続、画像処理回路120とCPU123との接続には、大量のデータを高速で伝送することができる高速バスを使用することができる。原稿1ページの画像の読み取りからメモリ124に格納するまでの読取処理は、DMA転送により行われ、ページ途中で中断することはできないものとされている。
図2を参照して画像処理装置の画像処理を詳細に説明する。図2には、画像処理装置の好適な一つの実施形態として、メモリ200と、メモリ領域を確保する手段201と、符号化手段202と、判定手段203と、メモリ領域を追加確保する手段204と、画像をバンドに分割するために割り込みを発生させる割り込み発生手段205と、判定手段203に使用される参照テーブル206とを含む構成が示されている。符号化手段202とメモリ200との間にはCPUが介在するが、ここでは省略されている。これは、読取処理がCPUで演算処理等されることなく、直接にメモリ200に格納されるからである。メモリ領域を確保する手段201、符号化手段202、判定手段203、メモリ領域を追加確保する手段204はいずれも、上記画像処理回路120がHDD121、122から制御プログラムを読み出し、実行することにより各手段として機能させることができる。メモリ200は、メモリ124に相当するものである。参照テーブル206は、符号化したバンドデータが出力されるたびに更新し、使用される領域数も更新する必要があるため、データを書き換え自在に格納するメモリに格納することができる。図1では、HDD121、122と記載されているが、どちらかをメモリとし、このメモリに参照テーブル206を格納することができる。割り込み発生手段205は、ビデオ信号処理回路111の一部として構成することができる。
メモリ領域を確保する手段201は、読み取る画像の画像サイズと、予め設定される標準圧縮率と、予め設定される画像の分割数とから、標準圧縮率で符号化された場合の1バンドのデータサイズである標準圧縮サイズを計算し、分割数分の標準圧縮サイズ領域からなるメモリ領域をメモリ200に確保する。本実施形態では、符号化されない場合の1バンドのデータサイズである非圧縮サイズも計算し、分割数のうちの2つが非圧縮サイズ領域で、残りが標準圧縮サイズ領域からなるメモリ領域を、メモリ200に確保している。空きメモリ領域がない場合には、不要なデータ割り当てを解放し、空きメモリ領域をつくることができる。このメモリ領域は、メモリ200に符号化したデータを出力し、格納させる符号化手段202に、画像の読み取り前に割り当てられ、確保される。以下、分割数のうちの2つが非圧縮サイズ領域として確保されるものとして説明する。
画像サイズは、A4、A3、B5等の用紙サイズ、解像度等により決定される。用紙サイズに関する条件が指定された場合、その条件から使用する画像サイズの最大値を計算することができ、その最大値を画像サイズとすることができる。標準圧縮率は、例えば、一般的なビジネス文書を圧縮した場合に、その大半がその圧縮率で圧縮される圧縮率とすることができる。また、標準圧縮率は、使用環境、例えば図面をコピーする環境やビジネス文書をコピーする環境等によって圧縮率の平均値が異なるため、設定値を変更することができる。
分割数は、搭載されるメモリサイズ、メモリバウンダリ(メモリ境界)、CPU性能によって最適な数を決定することができる。これも、設定値を、搭載されるメモリサイズ等によって変更することができる。分割数を多くすると、2つの領域を確保する場合には2つの非圧縮サイズ領域が確保されるが、それら2つの領域のサイズは小さくなる。これにより、メモリ消費量を削減することができる。その反面、割り込み発生手段205による割り込みを発生させる回数が増加し、CPUに負荷がかかる。この関係は、一方を追求すると他方が犠牲になる両立しない関係であり、この関係を考慮して最適な設定値に変更することができる。この分割数は、この関係を考慮し、自動的に決定し、設定値を変更することもできる。
これら設定値等はHDD121、122等の記憶手段に記憶することができ、必要に応じて読み出して使用することができる。また、これら設定値を変更することにより、ユーザの使用環境によって標準圧縮率を変えることができるため、圧縮率が高い文書を多く扱う環境においては更にメモリ消費量を節約することができ、圧縮率が低い文書を多く扱う環境においては、メモリリソース解放待ちによる要求待ち(ジョブ待ち)を低減することができる。また、搭載されたメモリサイズ、メモリバウンダリ、CPU性能から最適な分割数に自動的に決定し、設定値を変更することで、メモリ拡張時の煩わしさをなくすことができる。
標準圧縮サイズは、標準圧縮率で符号化(圧縮)され、分割数で分割された場合の1バンドのデータサイズであり、非圧縮サイズは、符号化されず、分割数で分割された場合の1バンドのデータサイズである。例えば、画像サイズが200MB、圧縮率5、分割数8である場合、圧縮すると、画像サイズは40MBとなり、それを分割すると、1つあたり5MBとなる。また、単に分割するのみでは、1つあたり25MBとなる。この場合、標準圧縮サイズは5MBであり、非圧縮サイズは25MBである。確保するべきメモリ領域は、6つの5MBの標準圧縮サイズ領域と2つの25MBの非圧縮サイズ領域であり、合計80MBとなる。このように、従来では200MBのメモリ領域を確保していたものが、80MBで済み、大幅にメモリ消費量を削減することができる。読取処理は、ページ途中で中断することができない処理であり、メモリ不足による実行不可能な状態を回避するため、その処理を実行する前にメモリ領域が確保される。
画像はスキャナ装置110によって読み取られる。スキャン方向へのスキャナの線速度が210mm/秒であり、原稿のスキャン方向への長さが420mmである場合、2秒で読み取られる。読み取られた画像データは、ビデオ信号処理回路111へ送られ、画像を補正し、画像処理回路120へ送られる。割り込み発生手段205は、読み取った画像データを上記分割数のバンドに分割するため、割り込みを発生させる。この割り込みは、連続する読取処理に対し、各バンドの読み取りが完了したことを通知するものである。符号化手段202は、割り込みにより分割されたバンドデータを、jpeg等の圧縮方式で符号化して出力する。なお、出力された符号化したバンドデータは、メモリ200の確保されたメモリ領域に順に格納される。このように、符号化手段202が直接、メモリ200に格納するため、CPUで他の多くの処理を行うことができる。
ここで、図3を参照してバンドについて説明すると、原稿は、図3に示すように、A3といった用紙サイズの用紙に、文字や図が印刷されている。スキャナ装置110は、用紙の長手方向に沿って順に読み取る。用紙の長手方向に、設定された分割数で分割したその1つがバンドである。図3に示す実施形態では、分割数が8であるため、8つのバンドに分割され、それが破線で示されている。上記の割り込みは、破線で示される位置までスキャナ装置110が読み取りを終了したときに発生する。これにより、バンドごとの読み取り、バンドごとに符号化して出力することが可能になる。
上記のように、画像サイズが200MBで、標準圧縮率が5で、分割数が8である場合、バンド1〜6については5MBの標準圧縮サイズ領域が確保され、残りの2つのバンド7、8については25MBの非圧縮サイズ領域が確保される。一般に、符号化したバンドデータが標準圧縮率で圧縮されていれば、上記の標準圧縮サイズ領域にすべて収まるはずである。
上記割り込みは、上記のスキャン速度、長さ、分割数とすると、7回発生し、250ミリ秒ごとに発生する。これらの時間は、内部クロック等を使用して計測することができる。
再び図2を参照すると、各符号化したバンドデータは、メモリ200に確保された標準圧縮サイズ領域に順に格納され、標準圧縮サイズ領域への格納が完了した後、続いて非圧縮サイズ領域に格納される。バンド1〜6の符号化したバンドデータは、圧縮率が標準圧縮率より低くなければ、標準圧縮サイズ領域に収まるはずである。このため、各符号化したバンドデータは、各標準圧縮サイズ領域に順に格納される。バンド7、8の符号化したバンドデータは、非圧縮サイズ領域の各々に格納される。
しかしながら、バンドデータは標準圧縮率と同じ圧縮率で圧縮されるとは限らず、標準圧縮率より低い場合がある。すなわち、標準圧縮率が5で、実際の圧縮率が3であるような場合である。これは、1つの原稿であっても、絵や図の部分と、文字の部分とで圧縮率が異なることから発生する。このため、1つの符号化したバンドデータのみが、1つの標準圧縮サイズ領域に収まらないといった状況が生じうる。
符号化したバンドデータは、符号化手段202によって標準圧縮サイズ領域に収まるか否かにかかわらず、順に格納される。判定手段203は、すでに領域に格納されたバンドデータ数と、符号化したバンドデータを格納した領域数とが同じか否か判定する。上記のように、圧縮率の相違により、1つの標準圧縮サイズ領域では収まらず、2以上に割り当て、保持させている場合があるからである。
スキャナ装置110による読み取り前のメモリ領域の確保では、符号化したバンドデータの数と、確保した領域の数とが同じになるように確保される。すべての符号化したバンドデータが各領域に収まるのであれば、符号化したバンドデータを保持させるメモリ領域が不足することはない。しかしながら、1つの符号化したバンドデータに対し、2以上の領域を割り当てた場合、領域が不足する。このため、追加確保する手段204は、判定手段203が異なると判定したことに応答して、領域数とバンドデータ数との差を算出し、不足する数の領域を追加確保する。追加確保は、不足するメモリ分を符号化手段202に割り当てることにより行われる。
判定手段203は、割り込み発生手段205による割り込みが発生するごとに、符号化されたバンドデータのサイズが標準圧縮サイズを超えているか否かを判定することができるが、ここでは、バンドデータ数と領域数とを示す参照テーブル206を参照し、バンドデータ数と領域数とが同じか否かを判定している。参照テーブル206は、符号化手段202により符号化したバンドデータが出力されるたびにバンドデータ数が更新され、また、その符号化したバンドデータのサイズから必要とされる領域数が計算され、それが加算されることにより領域数が更新される。判定手段203は、割り込み発生ごとに参照しなくてもよく、例えば、所定数の符号化したバンドデータが格納された後に参照テーブル206を参照するようにしてもよい。具体的には、分割数が9であれば、5バンド目の符号化したバンドデータが格納されたときに参照することができる。
追加確保する手段204は、1つまたは2つの領域を追加確保する場合には、1つまたは2つの非圧縮サイズ領域を追加確保する。3つ以上の領域を追加確保する場合には、2つを非圧縮サイズ領域とし、残りを標準圧縮サイズ領域として追加確保する。このように不足する分のメモリ領域を確保することで、メモリ消費量を削減することができるとともに、読取処理を停止させることなく実行することができる。
図4は、メモリ内に確保されたメモリ領域を例示した図である。図4(a)は画像の読み取り前に確保されたメモリ領域を示し、図4(b)は、各符号化したバンドデータが各領域に収まり、保持されているところを示し、図4(c)は、バンド2の符号化したバンドデータのみが、1つの領域では収まらず、3つの領域を使用しているところを示した図である。
画像の読み取り前に確保されるメモリ領域は、図4(a)に示すように、分割数が8であれば、6つの標準圧縮サイズ領域と、2つの非圧縮サイズ領域とから構成される。すなわち、全バンド数から2を減算した数の標準圧縮サイズ領域と2つの非圧縮サイズ領域である。
2つの非圧縮サイズ領域を確保する理由としては、すべての領域を標準圧縮サイズ領域とした場合、最終バンドの符号化したバンドデータが標準圧縮サイズを超えたときは、判定手段203がそれを検知し、追加確保する手段204が追加確保するのに充分な時間はなく、追加確保することはできないからである。また、例えば図5に示すように、非圧縮サイズ領域が1つである場合、バンド1〜6の符号化したバンドデータが標準圧縮サイズに収まるように送られ、バンド7の符号化したバンドデータが標準圧縮サイズに収まらない場合、その符号化したバンドデータは標準圧縮サイズ領域に加え、非圧縮サイズ領域に跨って格納されることとなる。この場合、標準圧縮サイズを超えたことを判定手段203が検知し、追加確保する手段204が追加確保するにしても、読取処理は中断できないため、符号化手段202でバンドデータが符号化され、出力される。これでは領域の追加確保が間に合わない。このため、本願では、非圧縮サイズ領域を2つとし、領域の追加確保のために充分な時間を確保することが好ましい。
再び図4を参照して説明すると、各符号化したバンドデータが標準圧縮サイズに収まる場合、図4(b)に示すように、領域を跨って保持されることはなく、1つの領域内に収まる。非圧縮サイズ領域は、圧縮されていないバンドデータと同じサイズとされているため、確実にバンドデータを収めることができる。図4(c)では、バンド2の符号化したバンドデータのデータサイズが標準圧縮サイズを超え、2つ使用しても超え、3つ使用した場合にようやく収まるサイズとされている。このため、この符号化したバンドデータは、3つの標準圧縮サイズ領域を使用し、その結果、2つの領域が不足することとなっている。バンドデータの数と同数の領域が先に確保されるが、このように不足する状況が発生した場合、不足する数の領域を新たに追加確保する。
図6(a)〜(c)は、領域を1つ追加確保する場合、3つ追加確保する場合、5つ追加確保する場合を示している。図6(a)〜(c)に示すように、1つまたは2つ追加確保する場合には、非圧縮サイズ領域が確保される。これは、図5に示したように、最終バンドのすぐ前のバンド、図3で言えばバンド7の符号化したバンドデータのデータサイズが標準圧縮サイズを超えてしまうと領域の追加確保が間に合わないからである。したがって、最終バンドのすぐ前のバンドの符号化したバンドデータを格納する領域、最終バンドの符号化したバンドデータを格納する領域は、非圧縮サイズ領域とされる。このため、図6(b)、(c)に示すように、末尾2つが非圧縮サイズ領域で、それ以外はすべて標準圧縮サイズ領域が追加確保される。
図7は、ディスクリプタの想定使用数と実使用数との関係を例示した図である。バンドデータ数と領域数とを示す参照テーブル206を参照することにより、追加確保の有無を判断することができるが、これに代えて、画像処理回路120の符号化したバンドデータの出力用ディスクリプタの使用数を示すレジスタを参照し、追加確保の有無を判断することもできる。レジスタは、マイクロプロセッサ内部にある、演算や実行状態の保持に用いる記憶素子で、小容量の情報を保持することができるものである。符号化したバンドデータのサイズが標準圧縮サイズ(想定サイズ)に収まる場合には、想定使用数と、実使用数とは同数となる。ここで、想定使用数とは、符号化したバンドデータのサイズが想定サイズに収まっているものとしてカウントされる、これまでに出力されたバンドデータの数である。すなわち、上記出力用ディスクリプタでその数を知ることができる。実使用数とは、実際に符号化したバンドデータを格納した領域数である。これは、符号化したバンドデータのサイズと、メモリ領域を確保する際に計算した標準圧縮サイズとを用い、その符号化したバンドデータに対し、実際に必要とされる標準圧縮サイズ領域の数を計算することにより得ることができる。
想定使用数が4までは実使用数は同数であり、符号化したバンドデータのサイズが想定サイズに収まっていることを示している。想定使用数が5においては、実使用数が8を示しており、1つの符号化したバンドデータで4つの領域を使用し、3つの領域の追加確保が必要であることを示している。これを受けて、3つの領域が追加確保されると、想定使用数と実使用数は同数にならなければならないため(同数でなければ追加確保が必要とみなされる。)、3つのディスクリプタを生成し、出力用ディスクリプタに追加する。図7では、想定使用数5の次は6であるが、3つのディスクリプタが追加されるため9となる。これにより、想定使用数と実使用数とが同数となり、領域の追加確保が不要であることが示される。
図8に示すフローチャートを参照して処理を詳細に説明する。まず、S800で画像の読み取りを開始し、ディスクリプタの想定使用数を1にする(S810)。1つのバンドの読み取りが終了すると、割り込みを発生させる(S820)。この割り込みがバンド間を分割するための割り込みであるか、そのページの読み取りが終了したことを示す割り込みであるかを判定する(S830)。分割するための割り込みである場合、S840へ進み、想定使用数と実使用数とを比較する。終了したことを示す割り込みである場合には、処理を終了する(S850)。
次に、想定使用数と実使用数とが同数であるか否かを判定する(S840)。同数であると判定した場合、S860へ進み、メモリ領域の追加確保は不要で、想定使用数をカウントアップする。すなわち、想定使用数を1から2に1つ増加する。S840で、同数でないと判定した場合、実使用数から想定使用数を減算し、追加確保する領域の数を計算する(S870)。その数を想定使用数に加算する(S880)。その後、S860へ進み、想定使用数をカウントアップする。
ここで例えば、追加確保する領域の数が2と計算されたとする。すると、想定使用数が1に対し、実使用数が3であったことがわかる。この場合、S880で、想定使用数1に2を加算し、想定使用数は3となる。これにより、想定使用数と実使用数とが3で同数となる。次に読み込まれるバンドに対し、想定使用数をカウントアップし、想定使用数を4にする。これらの処理は、1ページの読み込みが終了するまで行われる。
上記の実施形態(以下、第1実施形態とする。)では、非圧縮サイズ領域は区切られておらず、符号化したバンドデータのデータサイズが標準圧縮サイズと同程度といった小さいサイズであったとしても、2つの非圧縮サイズ領域のそれぞれに格納される。このため、非圧縮サイズ領域の大部分は、何らのデータも格納されず、無駄になっている。
そこで、以下に説明する第2実施形態では、非圧縮サイズ領域を複数に区切り、複数のセグメントに区分する。セグメントは、非圧縮サイズ領域の区切られた1つの領域である。このように区分することにより、連続する複数のセグメントにバンドデータを順に格納することができ、無駄な領域を少なくすることができる。具体的には、図9の破線で表される区切り300を設けることができる。図9に示す第2実施形態では、セグメント301a〜301pの各サイズが、標準圧縮サイズと同じサイズとされていて、非圧縮サイズ領域302a、302bが8つに区切られている。セグメント301は、連続していて、この連続するセグメント301a〜301pに順に、バンドデータを格納することができる。ここでは、1セグメントのサイズが、標準圧縮サイズと同じサイズとされているが、所定の固定サイズであってもよい。固定サイズとしては、例えば、1MBや、標準圧縮サイズの2倍などとすることができる。
図10(a)に、第2実施形態の非圧縮サイズ領域が複数に区切された領域にバンドデータが格納された実施例を、図10(b)に、第1実施形態の非圧縮サイズ領域のそれぞれにバンドデータが格納された実施例をそれぞれ示す。なお、図10(a)のバンド1〜8の符号化したバンドデータのサイズと図10(b)のバンド1〜8の符号化したバンドデータのサイズは同じである。非圧縮サイズ領域302a〜302dに格納されるバンド7、8の符号化したバンドデータは、そのデータサイズが非圧縮サイズの約1/7、約1/60〜1/70と著しく小さいものである。
図10(b)で示される非圧縮サイズ領域302c、302dは、区切り300が設けられていないため、非圧縮サイズ領域302cにバンド7の符号化したバンドデータが、非圧縮サイズ領域302dにバンド8の符号化したバンドデータが格納される。これに対し、図10(a)で示される非圧縮サイズ領域302a、302bは、区切り300が設けられているため、非圧縮サイズ領域302aの最初の2つのセグメント301a、301bにバンド7の符号化したバンドデータを、連続する次のセグメント301cにバンド8の符号化したバンドデータを格納することができる。その後に連続した、非圧縮サイズ領域302aの5つのセグメント301d〜301hと非圧縮サイズ領域302bとが残る。このように何も格納されずに残った5つのセグメント301d〜301hと非圧縮サイズ領域302bは、例えば、他のデータを格納するために利用することができる。これにより、無駄を少なくすることができ、メモリを節約することができ、メモリを効率良く使用することができる。
バンド6の符号化したバンドデータのデータサイズが標準圧縮サイズより大きい場合、このバンドデータは、非圧縮サイズ領域に跨って格納される。バンド7、8の符号化したバンドデータのデータサイズは、圧縮率によってはほぼ非圧縮サイズとなる可能性があるため、これらのデータに対しては非圧縮サイズ分の領域を確保しなければならない。そこで、バンド6の符号化したバンドデータがセグメント301aにのみ跨って格納された場合には、余分に使用されたセグメント301aのサイズ分の領域、すなわち1つのセグメントを追加確保する。
また、バンド6よりも前の、例えばバンド3の符号化したバンドデータのデータサイズが標準圧縮サイズより大きく、3つの標準圧縮サイズ領域に跨って格納された場合、余分に使用された標準圧縮サイズ領域が2つであるため、2つのセグメントを追加確保する。このように、1セグメントのサイズが標準圧縮サイズと等しい場合には、余分に使用された標準圧縮サイズ領域またはセグメントの数分のセグメントを追加確保する。
セグメントは、標準圧縮サイズ領域と同じサイズに限られるものではなく、所定の固定サイズとすることもできる。例えば、固定サイズは、1MBや、標準圧縮サイズの2倍などとすることができる。この場合、余分に使用された標準圧縮サイズ領域またはセグメントの合計サイズと等しくなるようにセグメントを追加確保する。すなわち、セグメントの固定サイズを標準圧縮サイズの2倍とした場合において、上記のようにバンド3の符号化したバンドデータのデータサイズが3つの標準圧縮サイズ領域に跨って格納されたとき、余分に使用された2つの標準圧縮サイズ領域の合計サイズと等しくなる1つのセグメントを追加確保する。
このように余分に使用されたサイズ分だけのメモリを追加確保することで、最終のバンド8の符号化したバンドデータとその1つ前のバンド7の符号化したバンドデータが格納される2つの領域を非圧縮サイズに保つことができる。メモリを必要な分だけ追加確保することにより、無駄を少なくすることができ、メモリを節約することができる。
本発明の方法は、読み取った画像データを符号化してメモリに格納する処理を実現するもので、上記各手段を用いて実現することもできるし、プログラムとして構成し、そのプログラムを実行することにより実現することもできる。このプログラムは、図1に示すHDD121、122に記憶し、画像処理回路120が読み出すことにより実行することができる。すなわち、画像の画像サイズと予め設定される標準圧縮率と予め設定される画像の分割数とから、標準圧縮率で符号化された場合の1バンドのデータサイズである標準圧縮サイズを計算し、分割数分の標準圧縮サイズ領域からなるメモリ領域を、符号化する前に確保するステップと、分割数のバンドに分割される画像の画像データを、分割されたバンドデータごとに符号化して出力するステップと、出力される符号化されたバンドデータのサイズが標準圧縮サイズを超えている場合に、動的に不足分のメモリを前記メモリ領域に追加確保するステップとを含むものである。
また、連続する読取処理に対し、各バンドの読み取りが完了したことを通知するために割り込みを発生するステップを含むことができるが、これは、ビデオ信号処理回路111により実行することができる。これも、プログラムとして構成することができ、ビデオ信号処理回路111がこのプログラムを実行することにより実現することができる。
これまで本発明を図面に示した実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、他の実施の形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。好適な実施の形態として、分割数のうちの2つが非圧縮サイズ領域として確保されるものとして説明してきたが、すべてを標準圧縮サイズ領域として確保し、符号化されたバンドデータのサイズが標準圧縮サイズを超える場合に、動的に不足分のメモリをメモリ領域に追加確保することもできる。その際、割り込みを発生させ、その割り込み発生ごとに、標準圧縮サイズを超えるか否かを判定し、超える場合に不足分の標準圧縮サイズ領域を追加確保することができる。
また、本実施形態では、スキャナ装置による読取処理について説明してきたが、画像データを符号化する他の処理においても適用することができるものである。
画像処理装置の構成図。 画像処理装置のブロック構成図。 画像を8つのバンドに分割したところを示した図。 メモリ領域を例示した図。 非圧縮サイズ領域を1つのみ確保したメモリ領域を示した図。 メモリ領域を追加確保したところを示した図。 想定使用数と実使用数との関係を示した図。 割り込み発生させ、メモリ領域を追加確保する処理のフローチャートを示した図。 非圧縮サイズ領域に区切りを設け、複数のセグメントに区分したところを示した図。 標準圧縮サイズ領域および非圧縮サイズ領域にバンドデータを格納したところを示した図。
符号の説明
100…画像処理装置、101…入出力部、102…制御部、103…操作部、104…ネットワーク、110…スキャナ装置、111…ビデオ信号処理回路、112…プロッタ、113…画像処理回路、114…エンジン制御マイコン、120…画像処理回路、121、122…HDD、123…CPU、124…メモリ、125…ROM、126…NVRAM、127…ネットワークコントローラ、128…USB2.0ホスト、130…操作パネル、200…メモリ、201…メモリ領域を確保する手段、202…符号化手段、203…判定手段、204…メモリ領域を追加確保する手段、205…割り込み発生手段、206…参照テーブル、300…区切り、301a〜301p…セグメント、302a〜302d…非圧縮サイズ領域

Claims (19)

  1. 画像データを符号化してメモリに格納し、格納した前記画像データを読み出して処理する画像処理装置であって、
    予め設定される分割数のバンドに分割される画像の前記画像データを、分割されたバンドデータごとに符号化して出力する符号化手段と、
    前記画像の画像サイズと予め設定される標準圧縮率と前記分割数とから、前記標準圧縮率で符号化された場合の1バンドのデータサイズである標準圧縮サイズを計算し、前記分割数分の標準圧縮サイズ領域からなるメモリ領域を前記符号化手段に割り当て、符号化する前に前記メモリ領域を確保する手段と、
    前記符号化手段から出力される符号化された前記バンドデータのサイズが前記標準圧縮サイズを超えている場合に、動的に不足分のメモリを前記メモリ領域に追加確保する手段とを含む、画像処理装置。
  2. 前記符号化手段から出力される符号化した前記バンドデータを順に、前記標準圧縮サイズ領域に格納する前記メモリと、
    前記領域に格納されたバンドデータ数と、前記符号化したバンドデータを格納した領域数とが同じか否か判定する判定手段とをさらに含み、
    前記追加確保する手段は、前記判定手段が異なると判定したことに応答して、前記領域数と前記バンドデータ数との差を算出し、不足する数の前記領域を前記符号化手段に割り当て、前記不足する数の前記領域を追加確保する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記メモリ領域を確保する手段は、符号化されない場合の1バンドのデータサイズである非圧縮サイズを計算し、前記分割数のうちの2つが非圧縮サイズ領域で、残りが前記標準圧縮サイズ領域からなる前記メモリ領域を確保し、前記メモリは、前記符号化手段から出力される符号化した前記バンドデータを順に、前記標準圧縮サイズ領域、続いて2つの前記非圧縮サイズ領域に格納する、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 連続する読取処理に対し、各前記バンドの読み取りが完了したことを通知するために割り込みを発生させる割り込み発生手段と、前記符号化された前記バンドデータのサイズが前記標準圧縮サイズを超えているか否かを前記割り込みの発生ごとに判定する判定手段を含む、請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 連続する読取処理に対し、各前記バンドの読み取りが完了したことを通知するために割り込みを発生させる割り込み発生手段を含み、前記判定手段は、前記割り込みの発生ごとに、前記バンドデータ数と前記領域数とを示す参照テーブルを参照する、請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記判定手段は、前記メモリに所定数の前記符号化したバンドデータを格納した後に前記参照テーブルを参照し、前記バンドデータ数と前記領域数とが同じか否かを判定する、請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記追加確保する手段は、1つまたは2つの前記領域を追加確保する場合には、1つまたは2つの前記非圧縮サイズ領域を追加確保し、3つ以上の前記領域を追加確保する場合には、2つを前記非圧縮サイズ領域とし、残りを前記標準圧縮サイズ領域として追加確保する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記非圧縮サイズ領域は、複数に区切られた複数のセグメントから構成され、前記符号化したバンドデータは、連続する複数のセグメントに順に格納される、請求項1〜7に記載の画像処理装置。
  9. 前記セグメントは、所定の固定サイズ、または前記標準圧縮サイズ領域と同じサイズとされる、請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 画像データを符号化してメモリに格納し、格納した前記画像データを処理する画像処理方法であって、
    画像の画像サイズと予め設定される標準圧縮率と予め設定される前記画像の分割数とから、前記標準圧縮率で符号化された場合の1バンドのデータサイズである標準圧縮サイズを計算し、前記分割数分の標準圧縮サイズ領域からなるメモリ領域を、符号化する前に確保するステップと、
    前記分割数のバンドに分割される前記画像の前記画像データを、分割されたバンドデータごとに符号化して出力するステップと、
    出力される符号化された前記バンドデータのサイズが前記標準圧縮サイズを超えている場合に、動的に不足分のメモリを前記メモリ領域に追加確保するステップとを含む、画像処理方法。
  11. 符号化した前記バンドデータを順に、前記標準圧縮サイズ領域に格納するステップと、
    前記領域に格納されたバンドデータ数と、前記符号化したバンドデータを格納した領域数とが同じか否か判定するステップとを含み、
    前記追加確保するステップは、前記判定するステップで異なると判定されたことに応答して、前記領域数と前記バンドデータ数との差を算出し、不足する数の前記領域を追加確保するステップとを含む、請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 前記符号化する前に確保するステップは、符号化されない場合の1バンドのデータサイズである非圧縮サイズを計算し、前記分割数のうちの2つが非圧縮サイズ領域で、残りが前記標準圧縮サイズ領域からなる前記メモリ領域を確保するステップを含み、
    前記方法は、出力される符号化した前記バンドデータを順に、前記標準圧縮サイズ領域、続いて2つの前記非圧縮サイズ領域に格納するステップを含む、請求項10に記載の画像処理方法。
  13. 連続する読取処理に対し、各前記バンドの読み取りが完了したことを通知するために割り込みを発生するステップと、前記符号化された前記バンドデータのサイズが前記標準圧縮サイズを超えているか否かを前記割り込みの発生ごとに判定するステップとを含む、請求項10に記載の画像処理方法。
  14. 連続する読取処理に対し、各前記バンドの読み取りが完了したことを通知するために割り込みを発生させる割り込み発生手段を含み、前記判定するステップでは、前記割り込みの発生ごとに、前記バンドデータ数と前記領域数とを示す参照テーブルを参照する、請求項11に記載の画像処理方法。
  15. 前記判定するステップでは、前記格納するステップで所定数の前記符号化したバンドデータを格納した後に前記参照テーブルを参照し、前記バンドデータ数と前記領域数とが同じか否かを判定する、請求項14に記載の画像処理方法。
  16. 前記追加確保するステップは、1つまたは2つの前記領域を追加確保する場合には、1つまたは2つの前記非圧縮サイズ領域を追加確保し、3つ以上の前記領域を追加確保する場合には、2つを前記非圧縮サイズ領域とし、残りを前記標準圧縮サイズ領域として追加確保する、請求項10〜15のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  17. 前記非圧縮サイズ領域は、複数に区切られた複数のセグメントから構成され、前記符号化したバンドデータは、連続する複数のセグメントに順に格納される、請求項10〜16に記載の画像処理方法。
  18. 前記セグメントは、所定の固定サイズ、または前記標準圧縮サイズ領域と同じサイズとされる、請求項17に記載の画像処理方法。
  19. 請求項10〜18のいずれか1項に記載の画像処理方法を実行するためのコンピュータ可能なプログラム。
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