JP2008078488A - レーザ照射装置及びそれを用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents

レーザ照射装置及びそれを用いた半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザ光の照射による経時的に均一な加工が可能なレーザ照射装置を提供する。
【解決手段】レーザ照射装置10は、レーザ光源11と、レーザ光源11からのレーザ光を照射して加工する被加工物20をセットするための被加工物セット部12と、レーザ光源11から被加工物セット部12までのレーザ光路に介設された光学素子141,142,15,16,17と、レーザ光源11と光学素子141,142,15,16,17との間のレーザ光路に開閉可能に介設された第1シャッター131と、光学素子141,142,15,16,17と被加工物セット部12との間のレーザ光路に開閉可能に介設された第2シャッター132と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ照射装置及びそれを用いた半導体装置の製造方法に関する。
液晶表示装置の薄膜トランジスタ(TFT)に用いられるシリコン膜として、アモルファスシリコン膜が用いられていたが、近年、それにアニール処理を施した多結晶シリコン膜が用いられるようになってきており、これによってTFT基板の中に回路群を作り込むモノシリック化が図られるようになっている。
特許文献1には、そのアニール処理の方法として、固相成長法及びレーザアニール法が開示されている。
特開2006−148086号公報
図5は、レーザアニール法で用いられるレーザ照射装置10’の一例を示す。
このレーザ照射装置10’は、レーザ光源11’からTFT基板20をセットするための基板セット部12’までのレーザ光路に、シャッター13’、一対の第1及び第2ミラー141’,142’、エキスパンダー15’、スプリッター16’及び集光レンズ17’が順に設けられている。
そして、非加工時には、図5(a)に示すように、シャッター13’によってレーザ光源11’からのレーザ光を遮光する一方、加工時には、図5(b)に示すように、シャッター13’を開いて遮光を解除し、TFT基板20’上のアモルファスシリコン膜21’にレーザ光を照射してアニール処理を施す。
ところが、このとき、加工開始当初とそれから一定時間経過後とで、加工後のシリコン膜の結晶性に相異があるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、レーザ光の照射による経時的に均一な加工が可能なレーザ照射装置及びそれを用いた半導体装置の製造方法を提供することである。
発明者は、鋭意検討した結果、上記の原因がレンズやミラーといった光学素子の温度変化に伴うプロファイルの変化であることを見出した。つまり、加工開始当初には、レンズやミラーが冷えた状態であるので、図6に実線で示すようなレーザ光の照射及びプロファイルとなる一方、一定時間経過後には、レンズやミラーが加熱されて歪み等を生じた熱的定常状態となり、図6に破線で示すようなレーザ光の照射及びプロファイルに変化するということである。
上記の目的を達成する本発明は、
レーザ光源と、
上記レーザ光源からのレーザ光を照射して加工する被加工物をセットするための被加工物セット部と、
上記レーザ光源から上記被加工物セット部までのレーザ光路に介設された光学素子と、
上記レーザ光源と上記光学素子との間のレーザ光路に開閉可能に介設された第1シャッターと、
上記光学素子と上記被加工物セット部との間のレーザ光路に開閉可能に介設された第2シャッターと、
を備えたレーザ照射装置である。
上記の構成によれば、非加工時には、第1シャッターを閉状態にすることによりレーザ光を遮光し、加工の前に、第1シャッターを開状態にすることにより遮光を解除して、第2シャッターを閉状態にすることにより光学素子を熱的定常状態にして待機させることができ、加工時には、第2シャッターを開状態にすることにより遮光を解除して、既に熱的定常状態に達した光学素子を通過したレーザ光が被加工物に照射されることとなり、その結果、被加工物に対して、レーザ光の照射による経時的に均一な加工を施すことができる。
本発明においては、上記光学素子は、典型的には、レンズである。
熱的定常状態を必要とする光学素子は、第1にはレンズである。これは、レンズが光を集光する光学素子であるため、熱によって屈折率が変化すると、その機能に対する影響が著しく大きいためである。また、第2には偏向ビームスプリッターや波長板などである。これらのものは物質中を光が通過する素子であるため、熱によって屈折率が変化すると光軸がずれたりすることが考えられる。
本発明は、上記レーザ光源から上記被加工物セット部までのレーザ光路に介設されたAO変調素子型シャッター又はEO変調素子型シャッターをさらに備えたものであってもよい。
上記の構成によれば、時間間隔が短ければ、光学素子に対する熱的影響は少ないのでAO変調素子型シャッター又はEO変調素子型シャッターにより遮光する一方、時間間隔が長ければ、光学素子に対する熱的影響を無視できないので、第2シャッターを閉状態にすることにより遮光する、という使い分けを行うことができる。
本発明は、上記レーザ光源がCWレーザ又は繰り返し周波数が10MHz以上である疑似CWレーザであるレーザ照射装置。
上記の構成によれば、CWレーザや疑似CWレーザは光学素子への熱的影響が特に大きいので、本発明の作用効果を顕著に得ることができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、
レーザ光源と、該レーザ光源からのレーザ光を照射して加工する被加工半導体装置をセットするための被加工物セット部と、該レーザ光源から該被加工物セット部までのレーザ光路に介設された光学素子と、を備えたレーザ照射装置を用いた半導体装置の製造方法であって、
レーザ光源からのレーザ光を、該レーザ光源と光学素子との間で遮光する非加工ステップと、
上記非加工ステップの後、上記レーザ光源と上記光学素子との間でのレーザ光の遮光を解除する一方、該光学素子を通過したレーザ光を、該光学素子と被加工物セット部との間で遮光して、該光学素子を熱的定常状態にして待機する待機ステップと、
上記待機ステップの後、上記光学素子と上記被加工物セット部との間でのレーザ光の遮光を解除して、レーザ光を該被加工物セット部にセットした被加工半導体装置に照射して所定の加工をする加工ステップと、
を備える。
この半導体装置の製造方法は、例えば、表示装置の製造方法に適用することができ、上記被加工半導体装置が表面に半導体薄膜が設けられた表示装置用基板であり、上記加工ステップにおいて、上記表示装置用基板の上記半導体薄膜にレーザ光を照射してアニール処理を施すことにより該半導体薄膜を多結晶化又は単結晶化すれば、特性の均一な多結晶シリコン膜又は単結晶シリコン膜を得ることができる。
本発明によれば、加工の前に、光学素子を熱的定常状態にして待機させることができ、加工時には、既に熱的定常状態に達した光学素子を通過したレーザ光を被加工物に照射することができ、従って、レーザ光にプロファイルの変動が生じず、その結果、被加工物に対して、レーザ光の照射による経時的に均一な加工を施すことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るレーザ照射装置10を示す。このレーザ照射装置10は、例えば、液晶表示装置(半導体装置)の製造において、TFT基板20(被加工半導体装置)上のアモルファスシリコン膜や多結晶シリコン膜などの半導体薄膜21にレーザ光Lを照射することによりアニール処理を施して、半導体薄膜21を多結晶化又は単結晶化する際に用いられるものである。
このレーザ照射装置10は、レーザ光源11から基板セット部12(被加工物セット部)までのレーザ光路に、第1シャッター131、第1及び第2ミラー141,142、エキスパンダー15、スプリッター16、集光レンズ17(以上、光学素子)、第2シャッター132が順に介設されている。
レーザ光源11は、レーザ発振してレーザ光Lを発する。レーザ光源11は、連続発振するもの(CWレーザ)であっても、パルス発振するものであっても、そのうち繰り返し周波数が10MHz以上の非常に高いもの(擬似CWレーザ)であってもよい。また、レーザ光源11は、Arレーザやエキシマレーザなどのガスレーザであっても、YAGレーザなどの固体レーザであっても、半導体レーザ等であってもよい。
基板セット部12は、基板上に設けられた半導体薄膜21が上方を向くようにTFT基板20を保持する。
第1シャッター131は、レーザ光源11の出射口の直前に設けられており、開閉によって物理的に遮光して、レーザ光源11からのレーザ光Lのオン/オフを切り換える。
第1ミラー141は、レーザ光源11の出射口の前方に傾斜して設けられており、レーザ光源11からのレーザ光Lを反射して、その進行方向を上向きに変更する。なお、この変更する方向は、レーザ光源11からのレーザ光Lの進行方向に対してその他の直交する方向であっても、また、その進行方向に対して特定の角度を有する方向であってもよい。
第2ミラー142は、第1ミラー141からのレーザ光Lの反射光を受光するように傾斜して設けられており、第1ミラー141からのレーザ光Lを反射して、その進行方向をさらに水平方向に変更する。なお、この変更する方向は、第1ミラー141からのレーザ光Lの進行方向に対してその他の直交する方向であっても、また、その進行方向に対して特定の角度を有する方向であってもよい。
エキスパンダー15は、レーザ光路に沿って水平に設けられており、第2ミラー142からのレーザ光Lを一定の倍率の平行光束に広げる。
スプリッター16は、基板セット部12の上方に、エキスパンダー15からのレーザ光Lを受光するように傾斜して設けられており、エキスパンダー15からのレーザ光Lの一部を反射して、その進行方向を下方に変更する一方、残部を透過する。
集光レンズ17は、レーザ光路に沿って上下に設けられており、スプリッター16からのレーザ光Lを集光して、それを下方に設けられた基板セット部12にセットされたTFT基板20上の半導体薄膜21に垂直方向から照射する。なお、半導体薄膜21に対して傾斜した方向からレーザ光Lを照射する構成であってもよい。また、集光レンズ17が一対のシリンドリカルレンズで構成されていれば、半導体薄膜21に対して線状のレーザ光Lを照射することができる。
第2シャッター132は、集光レンズ17の直下に設けられており、開閉によって物理的に遮光して、集光レンズ17を透過したレーザ光Lのオン/オフを切り換える。
また、このレーザ照射装置10では、集光レンズ17からのレーザ光Lの照射位置が基板セット部12にセットされたTFT基板20上の半導体薄膜21を走査するための移動機構が設けられている。
次に、このレーザ照射装置10を用いた液晶表示装置の製造方法におけるTFT基板20上の半導体薄膜21のレーザ光Lの照射によるアニール処理について図2に基づいて説明する。
まず、基板セット部12に半導体薄膜21が上になるようにTFT基板20をセットする。ここで、TFT基板20上の半導体薄膜21の厚さは30〜150nmである。
次いで、図2(a)に示すように、レーザ光源11からレーザ光Lを発させると共に第1シャッター131を閉状態にすることにより、レーザ光源11からのレーザ光Lを、レーザ光源11と第1ミラー141との間で遮光する(非加工ステップ)。
続いて、図2(b)に示すように、第1シャッター131を開状態にすることにより、レーザ光源11と第1ミラー141との間でのレーザ光Lの遮光を解除し、一方、第2シャッター132を閉状態にすることにより、集光レンズ17を通過したレーザ光Lを、集光レンズ17と基板セット部12との間で遮光して待機する(待機ステップ)。このとき、レーザ光路に介設された第1及び第2ミラー141,142、エキスパンダー15、スプリッター16、集光レンズ17といった光学素子は加熱されて歪み等が生じた熱的定常状態に達する。それにより、レーザ光Lのプロファイルが変動することなしに安定となる。なお、非加工ステップにおいて、予め、第2シャッター132も閉状態にしておいてもよい。
そして、レーザ照射位置を移動させ、レーザ照射位置がTFT基板20外に位置付けられているときには待機状態を維持し、レーザ照射位置がTFT基板20上に位置付けられたときに、図2(c)に示すように、第2シャッター132を開状態にすることにより、集光レンズ17と基板セット部12との間でのレーザ光Lの遮光を解除して、レーザ光Lを基板セット部12にセットしたTFT基板20上の半導体薄膜21に走査しながら照射して多結晶化又は単結晶化する(加工ステップ)。なお、レーザ照射位置が再びTFT基板20外に位置付けられたときには、第2シャッターを閉状態にして待機する。
以上の構成のレーザ照射装置10を用いれば、非加工ステップでは、第1シャッター131を閉状態にすることによりレーザ光Lを遮光し、待機ステップでは、第1シャッター131を開状態にすることにより遮光を解除して、第2シャッター132を閉状態にすることにより第1及び第2ミラー141,142、エキスパンダー15、スプリッター16、集光レンズ17といった光学素子を熱的定常状態にして待機させることができ、加工ステップでは、第2シャッター132を開状態にすることにより遮光を解除して、既に熱的定常状態に達したレンズや第1及び第2ミラー141,142等を通過したレーザ光LがTFT基板20上の半導体薄膜21に照射されることとなり、従って、レーザ光Lにプロファイルの変動が生じず、その結果、半導体薄膜21に対して、レーザ光Lの照射による経時的に均一な加工を施すことができる。そして、特性の均一な多結晶化した又は単結晶化した半導体薄膜21を得ることができる。この作用効果は、レーザ光源11がCWレーザ又は疑似CWレーザの場合、第1及び第2ミラー141,142、エキスパンダー15、スプリッター16、集光レンズ17といった光学素子への熱的影響が大きいので、特に顕著である。
(実施形態2)
図3は、実施形態2に係るレーザ照射装置10を示す。なお、実施形態1と同一名称の部分は、実施形態1と同一符号で示す。このレーザ照射装置10も、実施形態1と同様、液晶表示装置の製造において用いられるものである。
このレーザ照射装置10では、第1ミラー141と第2ミラー142との間のレーザ光路にAO変調素子型シャッター18が介設されている。その他の構成は、実施形態1と同一である。
AO変調素子型シャッター18は、例えば、超音波等により石英の屈折率を周期的に変調させてレーザ光路をずらすことにより 光学的にレーザ光Lのオン/オフを切り換えることができるように構成されている。なお、AO変調素子型シャッター18は、レーザ光源11から基板セット部12までのレーザ光路であれば、どこに介設されていてもよい。
このレーザ照射装置10を用いた液晶表示装置の製造方法では、図4に示すように、レーザ照射位置がTFT基板20外に位置付けられているときには、レーザ光Lを集光レンズ17と基板セット部12との間で遮光して待機し、レーザ照射位置がTFT基板20上に位置付けられたときには、第2シャッター132を開状態にし、しかも、オン/オフの間隔が短い加工部分では、AO変調素子型シャッター18を作動させてレーザ光Lの照射をオン/オフし、レーザ照射位置が再びTFT基板20外に位置付けられたときには第2シャッターを閉状態にして待機する。
以上の構成のレーザ照射装置10を用いれば、時間間隔が短ければ、第1及び第2ミラー141,142、エキスパンダー15、スプリッター16、集光レンズ17といった光学素子に対する熱的影響は少ないのでAO変調素子型シャッター18により遮光する一方、時間間隔が長ければ、第1及び第2ミラー141,142、エキスパンダー15、スプリッター16、集光レンズ17といった光学素子に対する熱的影響を無視できないので、第2シャッター132を閉状態にすることにより遮光するという使い分けを行うことができる。
その他の作用効果は、実施形態1と同一である。
(その他の実施形態)
上記実施形態1及び2では、液晶表示装置の製造におけるTFT基板20上の半導体薄膜21のアニール処理を例としたが、特にこれに限定されるものではなく、その他の有機EL表示装置などのその他の表示装置の製造において使用するものであっても、また、その他の半導体装置の製造に使用するものであってもよい。
また、実施形態2では、AO変調素子型シャッター18を用いたが、特にこれに限定されるものではなく、EO変調素子型シャッターを用いてもよい。
本発明は、レーザ照射装置及びそれを用いた半導体装置の製造方法について有用である。
実施形態1のレーザ照射装置の構成を示す図である。 実施形態1のアニール処理を示す説明図である。 実施形態2のレーザ照射装置の構成を示す図である。 実施形態2のアニール処理を示す説明図である。 従来技術のレーザ照射装置の構成を示す図である。 従来技術におけるレーザ光の照射及びプロファイルを示す説明図である。
符号の説明
10 レーザ照射装置
11 レーザ光源
12 基板セット部(被加工物セット部)
131,132 第1及び第2シャッター
141,142 第1及び第2ミラー(光学素子)
15 エキスパンダー(光学素子)
16 スプリッター(光学素子)
17 集光レンズ(光学素子)
18 AO変調素子型シャッター
20 TFT基板(被加工半導体装置)
21 半導体薄膜

Claims (6)

  1. レーザ光源と、
    上記レーザ光源からのレーザ光を照射して加工する被加工物をセットするための被加工物セット部と、
    上記レーザ光源から上記被加工物セット部までのレーザ光路に介設された光学素子と、
    上記レーザ光源と上記光学素子との間のレーザ光路に開閉可能に介設された第1シャッターと、
    上記光学素子と上記被加工物セット部との間のレーザ光路に開閉可能に介設された第2シャッターと、
    を備えたレーザ照射装置。
  2. 請求項1に記載されたレーザ照射装置において、
    上記光学素子がレンズであるレーザ照射装置。
  3. 請求項1に記載されたレーザ照射装置において、
    上記レーザ光源から上記被加工物セット部までのレーザ光路に介設されたAO変調素子型シャッター又はEO変調素子型シャッターをさらに備えたレーザ照射装置。
  4. 請求項1に記載されたレーザ照射装置において、
    上記レーザ光源がCWレーザ又は繰り返し周波数が10MHz以上である疑似CWレーザであるレーザ照射装置。
  5. レーザ光源と、該レーザ光源からのレーザ光を照射して加工する被加工半導体装置をセットするための被加工物セット部と、該レーザ光源から該被加工物セット部までのレーザ光路に介設された光学素子と、を備えたレーザ照射装置を用いた半導体装置の製造方法であって、
    レーザ光源からのレーザ光を、該レーザ光源と光学素子との間で遮光する非加工ステップと、
    上記非加工ステップの後、上記レーザ光源と上記光学素子との間でのレーザ光の遮光を解除する一方、該光学素子を通過したレーザ光を、該光学素子と被加工物セット部との間で遮光して、該光学素子を熱的定常状態にして待機する待機ステップと、
    上記待機ステップの後、上記光学素子と上記被加工物セット部との間でのレーザ光の遮光を解除して、レーザ光を該被加工物セット部にセットした被加工半導体装置に照射して所定の加工をする加工ステップと、
    を備えた半導体装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載された半導体装置の製造方法において、
    上記被加工半導体装置が表面に半導体薄膜が設けられた表示装置用基板であり、
    上記加工ステップにおいて、上記表示装置用基板の上記半導体薄膜にレーザ光を照射してアニール処理を施すことにより該半導体薄膜を多結晶化又は単結晶化する半導体装置の製造方法。
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