JP2008078466A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒューズ素子は電流溶断の構造上、メモリや論理回路ほど微細化を図ることができず、相対的に面積増の影響が大きくなる。
【解決手段】通常使用状態で使用されるヒューズ素子101と、非通常使用状態で使用されるヒューズ素子111とを1個のヒューズコア120中に設け、いずれか一方のヒューズ素子を切換信号で選択できるようにするとともに、各ヒューズ素子のプログラム(溶断)の開始及び終了を制御するためのフリップフロップ回路124や、各ヒューズ素子にプログラムされた値を読み出すためのリファレンス抵抗105、NMOSトランジスタ106,107、差動アンプ回路108等を両ヒューズ素子で共用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の内部におけるヒューズ素子のプログラム技術に関するものである。
ヒューズ素子は、半導体装置の中で簡易なプログラム素子として多用されている。例えば、メモリの冗長救済データのプログラム素子として、PLL等のアナログ回路のチューニング用のプログラム素子として、等々である。更には、パッケージ組み立て後も生産履歴を詳細に判別できるように拡散工程で個々の半導体装置に固有番号を記録しておく用途にも、ヒューズ素子が使用されている。
図5は、従来のヒューズ回路の基本構成例を示したものである。図5において、501はヒューズ素子、502はヒューズ素子501と直列に接続されたPMOSトランジスタ、503はNAND回路である。NAND回路503にはプログラム信号が入力され、このプログラム信号によりヒューズ素子501が選択されると、PMOSトランジスタ502がオンしてヒューズ素子501に電流が導通される。ヒューズ素子501は、シリサイドとポリシリコンとの2層構造を持つ微細パターンで形成され、所定の電流が導通されると熱溶断され、高抵抗状態となる(特許文献1参照)。
図2は、各々単独のヒューズ素子を有する複数個のヒューズコアを備えた従来のヒューズモジュールの例を示している。これは、ヒューズ素子の抵抗が所定の抵抗値まで上昇した時点でプログラムを自動的に終了させるようにしたものである(特許文献2参照)。
図2において、201はヒューズ素子、202はヒューズ素子201と直列に接続されたNMOSトランジスタ、203はヒューズ素子201とNMOSトランジスタ202との接続点の電圧を入力とするヒューズ溶断時の電圧を検知するNAND回路、204はNMOSトランジスタ202をオン又はオフするAND回路、205は抵抗、206,207はヒューズデータを読み出す際にオンするNMOSトランジスタ、208は差動アンプ回路、220は201から208で構成されるヒューズコアである。221は複数個のヒューズコア220のNAND回路203からの検知信号を受け、全ての検知信号がHighに遷移したことを受けて、プログラムされる全てのヒューズ素子201のプログラム(溶断)が終了したことを外部出力信号として出力するNAND回路、223はインバータ回路、224は外部入力信号を受けてAND回路204の出力をHighにしてNMOSトランジスタ202をオンし、インバータ回路223の外部出力信号を受けてAND回路204の出力をLowにしてNMOSトランジスタ202をオフするフリップフロップ回路である。ヒューズモジュール226は、複数個のヒューズコア220、NAND回路221、インバータ回路223、フリップフロップ回路224で構成される。
図2のヒューズモジュール226において、例えば4個のヒューズコアA,B,C,Dに対して(1,0,1,0)とプログラムする場合、(D1,D2,D3,D4)=(1,0,1,0)と入力して外部入力信号を印加する。ヒューズ素子201を溶断するヒューズコアAとCではNAND回路204の出力はHighとなり、NMOSトランジスタ202がオンする。NMOSトランジスタ202がオンすることにより、電源VDDHから接地端子へヒューズ素子201を介して電流が流れ、ヒューズ素子201は熱溶断されていく。NMOSトランジスタ202がオンした直後はヒューズ素子201の抵抗値は低く、ヒューズ素子201とNMOSトランジスタ202との接続点は高電圧となりNAND回路203の出力はLowとなる。ヒューズ素子201が徐々に溶断され、高抵抗化されるにしたがってヒューズ素子201とNMOSトランジスタ202との接続点の電位は下がり、NAND回路203の出力はHighに遷移する。
ヒューズ素子201を溶断しないヒューズコアBとDではNAND回路204の出力はLowとなり、NMOSトランジスタ202はオフしたままであり、電源VDDHから接地端子へヒューズ素子201を介して電流は流れず、ヒューズ素子201は熱溶断されない。ヒューズ素子201とNMOSトランジスタ202との接続点は高電圧となりNAND回路203の出力はHighとなる。
全てのヒューズコア220のNAND回路203の出力がHighとなると、NAND回路221の出力はLow、インバータ回路223の出力がHighとなり、フリップフロップ回路224により全てのヒューズコア220のAND回路204の出力をLowにしてNMOSトランジスタ202がオフし、ヒューズ素子201のプログラム(溶断)が終了する。各々のヒューズコア220のデータを読み出す際には各々のヒューズコア220のNMOSトランジスタ206と207をオンさせる。抵抗205の抵抗値をヒューズ素子201の初期(溶断前)抵抗値より高く、かつプログラム(溶断)後の抵抗値より低く形成しておけば、読み出し時の検知回路である差動アンプ回路208によりプログラムデータ(F1〜F4)を出力することができる。このように、リファレンス抵抗205とヒューズ素子201との抵抗差を差動アンプ回路208で読み出すことにより、ヒューズ素子201の抵抗バラツキに対して十分な読み出しマージンを有する優れたヒューズ回路を実現することができる。
また、各々ヒューズ素子201を有する複数個のヒューズコア220を1個のヒューズモジュール226として扱い、このヒューズモジュール226のプログラム開始及び終了を1個のフリップフロップ回路224で制御するようにしており、プログラムされる全てのヒューズ素子201を所定の抵抗値まで必要最小限のプログラム時間で溶断させることができる。
特表平11−512879号公報 特開2006−114804号公報
システムLSIの大規模化に伴い、搭載メモリの増大による冗長救済用ヒューズ素子の増大、アナログ回路等のチューニングヒューズ素子の増大、生産履歴を判別可能にする固有番号用ヒューズ素子の搭載等、ヒューズ素子の需要がますます多くなってきた。近年のシステムLSIでは500から1000個を越すヒューズ素子を搭載する必要があり、かつヒューズ素子は電流溶断の構造上、メモリや論理回路ほど微細化を図ることができず、相対的に面積増の影響が大きくなる課題を有する。
また、ヒューズ素子に電流を導通させて溶断する際に、溶断に必要な時間は数100マイクロ秒から数ミリ秒必要であり、更に1つのヒューズ素子を溶断するのには数10ミリアンペアの電流量が必要であるため、一度に多くのヒューズ素子を溶断することができない制限を持つ。
本発明は特に面積増加の点に鑑み、半導体装置の内部におけるヒューズ素子のプログラムに要する回路面積の増加を抑えることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、例えば当該半導体装置の通常使用状態で使用されるヒューズ素子と、非通常使用状態で使用されるヒューズ素子とがあり、これらのヒューズ素子は同時に使用されることがない点に着目し、各ヒューズ素子のプログラム(溶断)の開始及び終了を制御するための回路や、各ヒューズ素子にプログラムされた値を読み出すための回路を複数個のヒューズ素子で共用することとしたものである。
本発明によれば、複数個のヒューズ素子の回路を一部兼用化したので、半導体装置の面積増加を抑える効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、各々2個のヒューズ素子を有する複数個のヒューズコアを備えたヒューズモジュールの構成例を示している。図1において、101と111は各々ヒューズ素子、102と112は各々ヒューズ素子101,111と直列に接続されたNMOSトランジスタ、103と113は各々ヒューズ素子101,111とNMOSトランジスタ102,112との接続点の電圧を入力とするヒューズ溶断時の電圧を検知するNAND回路、104と114は各々NMOSトランジスタ102と112をオン又はオフするAND回路、105は抵抗、106、107はヒューズデータを読み出す際にオンするNMOSトランジスタ、108は差動アンプ回路、109、119は各々ヒューズ素子101,111とNMOSトランジスタ102,112との接続点の電圧を入力とし、読み出し時の検知回路である差動アンプ回路108に接続されるNMOSトランジスタ、120は101から119で構成される本発明のヒューズコアである。
121、122はそれぞれ複数個のヒューズコア120のNAND回路103,113からの検知信号を受け、全ての検知回路の信号がHighに遷移したことを受けて、プログラムされる全てのヒューズ素子のプログラム(溶断)が終了したことを外部出力信号として出力するNAND回路、123は両NAND回路121,122の出力を受け取るNAND回路、124は外部入力信号を受けてAND回路104,114の出力をHighにして各々NMOSトランジスタ102,112をオンし、NAND回路123の外部出力信号を受けてAND回路104,114の出力をLowにしてNMOSトランジスタ102,112をオフするフリップフロップ回路、125は切換信号を入力とするインバータ回路である。ヒューズモジュール126は、複数個のヒューズコア120、NAND回路121,122,123、フリップフロップ回路124、インバータ回路125で構成される。
図1のヒューズモジュール126では、両ヒューズ素子101,111を排他的に選択してプログラムすることができる。
まず、ヒューズ素子101をプログラムする場合を説明する。例えば4個のヒューズコアA,B,C,Dに対して(1,0,1,0)とプログラムする場合、(D1,D2,D3,D4)=(1,0,1,0)と入力して、外部入力信号を印加する。切換信号をHighとすると、ヒューズ素子101を溶断するヒューズコアAとCではNAND回路104の出力はHighとなり、NMOSトランジスタ102がオンする。NMOSトランジスタ102がオンすることにより、電源VDDHから接地端子へヒューズ素子101を介して電流が流れ、ヒューズ素子101は熱溶断されていく。NMOSトランジスタ102がオンした直後はヒューズ素子101の抵抗値は低く、ヒューズ素子101とNMOSトランジスタ102との接続点は高電圧となりNAND回路103の出力はLowとなる。ヒューズ素子101が徐々に溶断され、高抵抗化されるにしたがってヒューズ素子101とNMOSトランジスタ102との接続点の電位は下がり、NAND回路103の出力はHighに遷移する。
ヒューズ素子101を溶断しないヒューズコアBとDではNAND回路104の出力はLowとなり、NMOSトランジスタ102はオフしたままであり、電源VDDHから接地端子へヒューズ素子101を介して電流は流れず、ヒューズ素子101は熱溶断されない。ヒューズ素子101とNMOSトランジスタ102との接続点は高電圧となりNAND回路103の出力はHighとなる。
全てのヒューズコア120のNAND回路103の出力がHighとなると、NAND回路121の出力はLowとなる。切換信号Highでインバータ回路125の出力はLowであるから、NAND回路122の出力もHighとなり、NAND回路123の出力がHighとなり、フリップフロップ回路124により全てのヒューズコア120のAND回路104の出力をLowにしてNMOSトランジスタ102がオフし、ヒューズ素子101のプログラム(溶断)が終了する。
ヒューズ素子111は、切換信号Highでインバータ回路125の出力はLowであるから、ヒューズコアA,B,C,DではNAND回路114の出力はLowとなり、NMOSトランジスタ112がオフである。NMOSトランジスタ112がオフであるから、電源VDDHから接地端子へヒューズ素子111を介して電流は流れず、ヒューズ素子111は熱溶断されない。
各々のヒューズコア120のヒューズ素子101のプログラムデータを読み出す際には、各々のヒューズコア120のNMOSトランジスタ106と107をオンさせる。
切換信号Highでインバータ回路125の出力はLowであるから、NMOSトランジスタ109はオン、NMOSトランジスタ119はオフしているので、抵抗105の抵抗値をヒューズ素子101の初期(溶断前)抵抗値より高く、かつプログラム(溶断)後の抵抗値より低く形成しておけば、読み出し時の検知回路である差動アンプ回路108によりプログラムデータ(F1〜F4)を出力することができる。
次に、ヒューズ素子111をプログラムする場合を説明する。同様に4個のヒューズコアA,B,C,Dに対して(1,0,1,0)とプログラムする場合、(D1,D2,D3,D4)=(1,0,1,0)と入力して、外部入力信号を印加する。切換信号をLowとするとインバータ回路125の出力はHighとなるから、ヒューズ素子111を溶断するヒューズコアAとCではNAND回路114の出力はHighとなり、NMOSトランジスタ112がオンする。NMOSトランジスタ112がオンすることにより、電源VDDHから接地端子へヒューズ素子111を介して電流が流れ、ヒューズ素子111は熱溶断されていく。NMOSトランジスタ112がオンした直後はヒューズ素子111の抵抗値は低く、ヒューズ素子111とNMOSトランジスタ112との接続点は高電圧となりNAND回路113の出力はLowとなる。ヒューズ素子111が徐々に溶断され、高抵抗化されるにしたがってヒューズ素子111とNMOSトランジスタ112との接続点の電位は下がり、NAND回路113の出力はHighに遷移する。
ヒューズ素子111を溶断しないヒューズコアBとDではNAND回路114の出力はLowとなり、NMOSトランジスタ112はオフしたままであり、電源VDDHから接地端子へヒューズ素子111を介して電流は流れず、ヒューズ素子111は熱溶断されない。ヒューズ素子111とNMOSトランジスタ112との接続点は高電圧となりNAND回路113の出力はHighとなる。
全てのヒューズコア120のNAND回路113の出力がHighとなると、NAND回路122の出力はLowとなる。切換信号Lowであるから、NAND回路121の出力はHighとなり、NAND回路123の出力がHighとなり、フリップフロップ回路124により全てのヒューズコア120のAND回路114の出力をLowにしてNMOSトランジスタ112がオフし、ヒューズ素子111のプログラム(溶断)が終了する。
ヒューズ素子101は、切換信号Lowであるから、ヒューズコアA,B,C,DではNAND回路104の出力はLowとなり、NMOSトランジスタ102がオフである。NMOSトランジスタ102がオフであるから、電源VDDHから接地端子へヒューズ素子101を介して電流は流れず、ヒューズ素子101は熱溶断されない。
各々のヒューズコア120のヒューズ素子111のプログラムデータを読み出す際には、各々のヒューズコア120のNMOSトランジスタ106と107をオンさせる。
切換信号Lowでインバータ回路125の出力はHighであるから、NMOSトランジスタ109はオフ、NMOSトランジスタ119はオンしているので、抵抗105の抵抗値をヒューズ素子111の初期(溶断前)抵抗値より高く、かつプログラム(溶断)後の抵抗値より低く形成しておけば、読み出し時の検知回路である差動アンプ回路108によりプログラムデータ(F1〜F4)を出力することができる。
以上のように、リファレンス抵抗105とヒューズ素子101,111との抵抗差を差動アンプ回路108で読み出すことにより、両ヒューズ素子101,111の抵抗バラツキに対して十分な読み出しマージンを有する優れたヒューズモジュール126を実現することができる。
また、各々2個のヒューズ素子101,111を有する複数個のヒューズコア120を1個のヒューズモジュール126として扱い、このヒューズモジュール126のプログラム開始及び終了を1個のフリップフロップ回路124で制御するようにしており、プログラムされる全てのヒューズ素子101,111を所定の抵抗値まで必要最小限のプログラム時間で溶断させることができる。
また、以上の説明で明らかなように、ヒューズモジュール126のヒューズ素子101,111は、切換信号により排他的にプログラム設定と読み出し動作とを行える構成となっているので、一方のヒューズ素子101に冗長救済やアナログ回路等のチューニングデータをプログラムし、他方のヒューズ素子111に生産履歴を判別可能にする固有番号をプログラムするのがよい。当然、両ヒューズ素子101,111の用途を逆にしても構わない。
図3は、複数個のヒューズモジュール301,302を搭載した半導体装置303の概念図である。先に述べたように溶断時の電流課題から一度に溶断可能なヒューズ素子の数が制限されるため、複数個のヒューズモジュール301,302をシーケンシャルにプログラム(溶断)させる。そのため、図3に示すように、あるヒューズモジュールのプログラム(溶断)が終了したことを示す信号を別のヒューズモジュールの溶断開始信号として接続する。具体的には図4に示すように、最初のヒューズモジュールに対してプログラム開始信号(Cut)を入力する。このヒューズモジュールのプログラムが完了するとCut−Out(Cut−1)信号を出力し、これが次に接続されるヒューズモジュールへ入力され、プログラム(溶断)を実施する。このように、チェーン状に接続された複数個のヒューズモジュール301,302に対して順次プログラム動作が実行され、最後にCut−n信号が遷移して全てのヒューズモジュール301,302のプログラム動作が完了する。
ここで、図1のヒューズモジュール126を図3中の301とし、図2のヒューズモジュール226を図3中の302とするという具合に、各々のヒューズモジュール126,226を所望の数だけ、任意の割合で混在させることが可能である。つまり、必要に応じてヒューズ素子の数を増減することができるので、図1のヒューズモジュール126のみを採用する場合に比べて、回路面積の余分な増加を抑えることができる。
なお、図1中のヒューズ素子101,111及びリファレンス抵抗105に印加される電源電圧VDDHは、少なくともNAND回路103,113及び差動アンプ回路108に印加される電源電圧より高くするとよい。また、少なくともNAND回路103,113及び差動アンプ回路108に印加される電源電圧は当該半導体装置の内部ロジック回路に印加される電源電圧と共通とし、かつヒューズ素子101,111及びリファレンス抵抗105に印加される電源電圧VDDHは当該半導体装置の入出力回路に印加される電源電圧と共通にすると好都合である。
また、複数個のラッチをシリアル接続し、これらのラッチからヒューズ素子101,111にプログラムする値を排他的に読み込み可能にするとよい。同様に、複数個のラッチをシリアル接続し、これらのラッチへヒューズ素子101,111にプログラムされた値を排他的に読み出し可能にするとよい。
以上説明してきたとおり、本発明に係る半導体装置は、ヒューズ素子のプログラムに要する回路面積の増加を抑えることができるという効果を有し、簡易なプログラム素子として半導体装置に多用されるヒューズ素子のプログラム技術として有用である。
本発明に係る半導体装置における1個のヒューズモジュールの構成例を示す回路図である。 従来のヒューズモジュールの構成例を示す回路図である。 複数個のヒューズモジュールを搭載した本発明に係る半導体装置の概念図である。 図3の半導体装置の動作を説明するためのタイミングチャート図である。 従来のヒューズ回路の基本構成例を示す回路図である。
符号の説明
101 ヒューズ素子(第1のヒューズ素子)
102 NMOSトランジスタ(第1のスイッチトランジスタ)
103 NAND回路(第1の検知回路)
104 AND回路
105 抵抗(リファレンス抵抗)
106 NMOSトランジスタ(第5のスイッチトランジスタ)
107 NMOSトランジスタ(第6のスイッチトランジスタ)
108 差動アンプ回路(第3の検知回路)
109 NMOSトランジスタ(第3のスイッチトランジスタ)
111 ヒューズ素子(第2のヒューズ素子)
112 NMOSトランジスタ(第2のスイッチトランジスタ)
113 NAND回路(第2の検知回路)
114 AND回路
119 NMOSトランジスタ(第4のスイッチトランジスタ)
120 本発明のヒューズコア
121 NAND回路
122 NAND回路
123 NAND回路
124 フリップフロップ回路
125 インバータ回路
126 本発明のヒューズモジュール
201 ヒューズ素子
202 NMOSトランジスタ
203 NAND回路
204 AND回路
205 抵抗
206 NMOSトランジスタ
207 NMOSトランジスタ
208 差動アンプ回路
220 従来例のヒューズコア
221 NAND回路
223 NAND回路
224 フリップフロップ回路
226 従来例のヒューズモジュール
301 本発明のヒューズモジュール
302 従来例のヒューズモジュール
303 半導体装置
501 ヒューズ素子
502 PMOSトランジスタ
503 NAND回路

Claims (9)

  1. 複数個のヒューズコアを1個のヒューズモジュールとして備えた半導体装置であって、
    前記複数個のヒューズコアの各々は、
    シリサイド又はポリシリコン又はメタルで形成された第1のヒューズ素子と、
    前記第1のヒューズ素子と直列に接続された第1のスイッチトランジスタと、
    前記第1のヒューズ素子と前記第1のスイッチトランジスタとの接続点の電圧を検知する第1の検知回路と、
    シリサイド又はポリシリコン又はメタルで形成された第2のヒューズ素子と、
    前記第2のヒューズ素子と直列に接続された第2のスイッチトランジスタと、
    前記第2のヒューズ素子と前記第2のスイッチトランジスタとの接続点の電圧を検知する第2の検知回路と、
    前記第1のヒューズ素子と直列に接続された第3のスイッチトランジスタと、
    前記第2のヒューズ素子と直列に接続された第4のスイッチトランジスタと、
    前記第3のスイッチトランジスタ及び前記第4のスイッチトランジスタと直列に接続された第5のスイッチトランジスタと、
    シリサイド又はポリシリコン又はメタルで形成されたリファレンス抵抗と、
    前記リファレンス抵抗と直列に接続された第6のスイッチトランジスタと、
    前記第3、第4及び第5のスイッチトランジスタの接続点の電圧と、前記リファレンス抵抗と前記第6のスイッチトランジスタとの接続点の電圧との電位差を検知する第3の検知回路とを有し、
    前記ヒューズモジュールは、前記第1のヒューズ素子を溶断する際には、外部入力信号を受けて前記第1のスイッチトランジスタをオンして前記第1のヒューズ素子に電流を導通し、前記第1のヒューズ素子の抵抗が所定の抵抗値まで上昇したことを前記第1の検知回路で検知し、前記複数個の第1の検知回路の出力信号を受けて前記複数個の第1のスイッチトランジスタをオフする信号を出力し、前記第2のヒューズ素子を溶断する際には、外部入力信号を受けて前記第2のスイッチトランジスタをオンして前記第2のヒューズ素子に電流を導通し、前記第2のヒューズ素子の抵抗が所定の抵抗値まで上昇したことを前記第2の検知回路で検知し、前記複数個の第2の検知回路の出力信号を受けて前記複数個の第2のスイッチトランジスタをオフする信号を出力し、前記複数個の第1のスイッチトランジスタをオフする信号と前記複数個の第2のスイッチトランジスタをオフする信号とのいずれかを外部出力信号として選択出力するための手段を更に備え、
    前記第1のヒューズ素子の抵抗値から0/1を読み出す際には、前記第3、第5及び第6のスイッチトランジスタをオンして前記第3の検知回路により0/1を読み出し、前記第2のヒューズ素子の抵抗値から0/1を読み出す際には、前記第4、第5及び第6のスイッチトランジスタをオンして前記第3の検知回路により0/1を読み出せることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1、第2及び第3の検知回路に印加される第1の電源電圧が、前記第1及び第2のヒューズ素子並びに前記リファレンス抵抗に印加される第2の電源電圧より低いことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1、第2及び第3の検知回路に印加される第1の電源電圧は当該半導体装置の内部ロジック回路に印加される電源電圧と共通であり、かつ前記第1及び第2のヒューズ素子並びに前記リファレンス抵抗に印加される第2の電源電圧は当該半導体装置の入出力回路に印加される電源電圧と共通であることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1のヒューズ素子にプログラムされる値は、当該半導体装置に混載されているメモリの冗長救済や、前記メモリを含む当該半導体装置に混載されている回路の調整用の値として、当該半導体装置の通常使用状態で使用されることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第2のヒューズ素子にプログラムされる値は、生産履歴用の識別値として、当該半導体装置の非通常使用状態で使用されることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1記載の半導体装置において、
    複数個のヒューズモジュールを備え、任意のヒューズモジュールの前記外部出力信号が別のヒューズモジュールの前記外部入力信号として入力されるように、前記複数個のヒューズモジュールが互いに接続されたことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項6記載の半導体装置において、
    前記複数個のヒューズモジュールのうちのいずれかは、少なくとも前記第2のヒューズ素子を有しないヒューズコアを備えたことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1記載の半導体装置において、
    複数個のラッチをシリアル接続してなる回路を更に備え、
    前記第1及び第2のヒューズ素子にプログラムする値が前記複数個のラッチから排他的に読み込み可能であることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項1記載の半導体装置において、
    複数個のラッチをシリアル接続してなる回路を更に備え、
    前記第1及び第2のヒューズ素子にプログラムされた値が前記複数個のラッチへ排他的に読み出し可能であることを特徴とする半導体装置。
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