JP2008078462A - 圧着装置、圧着方法及び圧着物の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化または軽量化された圧着装置、圧着方法及び圧着物の製造方法を提供すること。
【解決手段】加圧機構4を保持する弾性保持機構5は、支持台6上に立設されたコラムプレート9、コラムプレート9及び上記下部アーム21の間に接続されたバネ23、コラムプレート9及び支持アーム29の間に取り付けられ、上記支持アーム29の上下方向(Z方向)の移動をガイドするリニアガイド25(図1、図3参照)を備えている。コラムプレート9の側面には、バネの上端が接続される接続部材22が取り付けられている。リニアガイド25は、支持アーム29に固定され、コラムプレート9の裏面側に形成されたガイド溝35に沿って移動可能となっている。このように、弾性保持機構5は、加圧機構4を、バネ23により上部からつるすように構成されているので、加圧機構4による加圧力が支持台6に伝わらない。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばIC(Integrated Circuit)等の回路素子と基板とを圧着する等、被加工物に圧力を加えて接合させる圧着装置、圧着方法及び圧着物の製造方法に関する。
IC等の回路素子を基板上に実装する技術において、例えば、複数の回路素子を同時に実装する技術がある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1の装置では、基板(10)とこれに載置された回路素子(16)とが、介在パッド(38)により加圧される。この介在パッド(38)は、流動性柔軟層(48)と多孔質柔軟層(50)の2層からなる柔軟層(46)を含む。このような構成によれば、流動性柔軟層(48)が、凹凸のある被加工物(回路素子(16)及び基板(10))の全体に均等な圧力をかけることができる。
特開2004−296746号公報(段落[0021]等、図2)
ところで、上記特許文献1の装置のように、複数の回路素子をまとめて基板上に実装する場合、被加工物を支持する台(特許文献1では「下型(30)」)の全体に係る加圧力が大きくなる。単純計算で、回路素子の個数がn倍になれば、必要な加圧力はn倍になる。したがって、その加圧力に耐え得る台の設計が必要となり、その場合、装置が大型化、大重量化するという問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、小型化または軽量化された圧着装置、圧着方法及び圧着物の製造方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、加圧面内で均一な加圧力を発生させることができる技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る圧着装置は、被処理物を載置させる載置台と、前記載置台に対面して配置された加圧体と、接続軸を有し、前記載置台を支持する支持体と、前記加圧体を押圧する押圧部を有し、前記支持体に前記接続軸を介して接続されたリンクアームと、前記接続軸に対して前記リンクアームの前記押圧部とは反対側に接続され、前記載置台と前記加圧体とで前記被処理物を挟んで加圧するために、前記接続軸を中心に前記リンクアームを回動させる駆動機構と、前記支持体を弾性的に保持する弾性保持機構とを具備する。
本発明では、支持体とリンクアームとにより載置台及び加圧体が挟まれて加圧され、かつ、支持体が弾性保持機構により弾性的に保持される。これにより、従来のように被処理物を載置する台等に大きな加圧力がかかることを防止することができる。その結果、圧着装置の小型化または軽量化を実現することができる。
特に、被処理物が載置台に複数配置される物体を含む場合には、大きな加圧力を発生させる必要があるので、この場合に本発明は有効である。
本発明では、リンクアームのてこの作用を利用することにより、駆動機構の駆動力を抑えることができる。また、その結果、省エネルギー化を実現することができる。
「被処理物」は、例えば少なくとも2つの物体を含む。本圧着装置は、これら2つの構造体同士を圧着させる装置である。
本発明の一の形態によれば、前記支持体は、前記載置台を下方から押圧する第1の部材と、前記接続軸が設けられた上端部を有し、前記第1の部材に取り付けられた第2の部材とを有し、前記弾性保持機構は、支柱と、前記支柱に沿って前記第2の部材を移動可能に保持するバネとを有する。
本発明の一の形態によれば、前記リンクアームは、複数設けられている。リンクアームが1つの場合に、載置台及び加圧体の、リンクアームから受けるそれぞれの押圧領域が、当該押圧領域を含む平面全体に比して面積が小さい場合、被処理物に対する加圧力を均等にすることは難しい。しかし、この場合、リンクアームが複数設けられていれば、押圧領域の配置について適宜バランスが取られることにより、載置台及び加圧体による面全体で均等な加圧を行うことができる。
本発明の一の形態によれば、前記載置台は、中央領域を有し、前記リンクアームにより押圧される押圧面と、前記被処理物を加熱する加熱機構とを有し、前記各リンクアームは、前記押圧面の前記中央領域以外の領域をそれぞれ押圧する。このように中央領域が空いているので、リンクアームにより加圧動作が行われていない時には、加熱機構の熱が逃げやすくなる。これにより、載置台の熱変形が抑えられ、載置台の載置面の平面度を一定に保つことができる。この発明は「載置台」について述べたが、「加圧体」についても同様のことが言える。(請求項6(サマリーには請求項6は要らない))
本発明の一の形態によれば、前記加圧体は、中央領域を有し、前記リンクアームにより押圧される押圧面と、前記被処理物を加熱する加熱機構とを有し、前記各リンクアームは、前記押圧面の前記中央領域の周囲の領域をそれぞれ押圧する。
本発明の他の観点に係る圧着装置は、被処理物を載置させる載置台と、前記載置台に対面して配置された加圧体と、接続軸を有し、前記載置台を支持する支持体と、前記載置台と前記加圧体とで前記被処理物を挟んで加圧するために、てこの作用により前記支持体及び加圧体を押圧する加圧機構と、前記加圧機構を弾性的に保持する弾性保持機構とを具備する。
以上のように、本発明によれば、圧着装置の小型化または軽量化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る圧着装置の主要部を示す斜視図である。図2は、その圧着装置10を後方側から見た斜視図である。図3は、その圧着装置10の主要部の一部を示す正面図である。
圧着装置10は、加圧処理の対象となる被処理物が載置される載置ブロック1(載置台)、載置ブロック1と対面して配置される加圧ブロック2(加圧体)を備えている。圧着装置10は、また、載置ブロック1を水平方向(Y方向)に移動させる移動機構3、載置ブロック1に載置された被処理物Wを加圧する加圧機構4、加圧機構4を弾性的に保持する弾性保持機構5、これら弾性保持機構5、上記移動機構3等を支持する支持台6を備えている。
被処理物Wとしては、例えば、半導体ベアチップ等の回路素子及びその回路素子が搭載される基板が挙げられる。ボンディング法またはパッケージング法で区別すると、例えば、CSP(Chip Size Package)、COB(Chip On Board)、COG(Chip On Glass)、COF(Chip On Film、Chip On Flexible printed circuit)等がある。圧着装置10は、その回路素子を基板に接着剤を介して圧着する装置である。その場合の接着剤としては、例えばACF(Anisotropic Conductive Film)等があるが、これに限られない。COG(Chip On Glass)の場合、後述する加熱機構7による加熱温度の管理に注意が必要となる。本実施の形態では、複数の回路素子が1つの基板上に搭載される形態も想定している。すなわち、この圧着装置10により複数の回路素子が一度に基板に対して圧着される。あるいは、回路素子が複数で、基板も複数あり、それらが一度に加圧される場合も想定される。
後述する載置ブロック1の載置面1aには基板(被処理物W)が載置され、加圧ブロック2の加圧面2aに回路素子が保持されるような形態であってもよい。
図3に示すように、載置ブロック1は、その上部に基板を載置する載置面1aを有し、載置ブロック1の上部に加熱機構7を備える。加熱機構としては、例えばセラミクスヒータ、カーボンヒータ、その他のヒータ等(以下、単にヒータという。)が挙げられる。加圧力が載置面1a上で極力均等になるように、載置面1aにゴムやその他柔軟な部材が貼着されていてもよい。
図1、図2に示すように、移動機構3は、例えば図示しないモータに接続されたタイミングベルト11、タイミングベルト11に接続され、載置ブロック1を支持する支持部12、この支持部12のY方向の移動をガイドするガイドレール13を有する。なお、支持台6上には、タイミングベルト11等、移動機構3の一部を覆うカバー14が被せられている。
図4は、加圧ブロック2を保持する構造を説明するための図である。図4(A)はその正面図、図4(B)はその側面図である。支持台6には、コラム17が立設されている。コラム17の上端にバネ16が接続され、バネ16の下端は、加圧ブロック2に接続されている。また、加圧ブロック2は、コラム17に設けられた上下方向のガイド部19に移動可能に接続されている。例えば図4(B)に示すような圧着装置10の非動作時において、加圧ブロック2の重力と、加圧ブロック2とガイド部19との間の摩擦力との合成力が、バネ16のネ力とつり合っている。圧着装置10の動作時(加圧時)には、加圧機構4により、加圧ブロック2は、バネ16のバネ力に抗して下方向に押し下げられる。
加圧ブロック2は、回路素子に接触する加圧面2aを下部に有している。その加圧面15は、載置ブロック1の構造と同様であり、加圧面2aはヒータ27(図3参照)により加熱される。なお、ヒータ27は、上記載置ブロック1及び加圧ブロック2のうちいずれか一方に設けられる形態であってもよい。加圧力が加圧面2a上で極力均等になるように、加圧面2aにゴムやその他柔軟な部材が貼着されていてもよい。
加圧機構4は、例えば4つ設けられ、これらは実質的に同じ構造となっている。これら4つの加圧機構4は、水平面(X−Y平面)で対称的に配置されている。各加圧機構4の構造は、実質的に同じであるので、以下、1つの加圧機構4についてその構造を説明する。
加圧機構4は、載置ブロック1を支持する支持体として、下部アーム21及び支持アーム29を備えている。下部アーム21は、支持アーム29の下端に固定されている。下部アーム21の一端部には、載置ブロック1の下面を押圧する下部押圧ピン34が装着されている。支持アーム29の上部には接続軸28が設けられ、この接続軸28を介して支持アーム29にリンクアーム26が接続されている。リンクアーム26の一端部には、加圧ブロック2の上面(押圧面)2bに接触して加圧ブロック2を押圧する上部押圧ピン33が設けられている。接続軸28に対して、その上部押圧ピン33が配置される押圧部とは反対側の他端部には、駆動機構24が接続されている。駆動機構24は、リンクアーム26を接続軸28を中心に回動させる機能を有する。つまり、加圧機構4は、下部アーム21、支持アーム29、リンクアーム26及び駆動機構24により構成される。駆動機構24としては、ガス圧や液体圧を利用した流体圧シリンダが用いられる。しかし、これに限られず、電磁駆動や静電駆動のモータ(リニアモータも含む。)が用いられてもよい。
典型的には、駆動機構24は、図6(C)に示すように進退可能なロッド24aを有している。リンクアームの他端部は回動軸を介して当該ロッドに回動可能に接続されている。駆動機構24の下部の固定部31は、下部アーム21に固定されている。しかし、駆動機構24が多少動くことができるように、下部アーム21に回動可能に接続されていてもよい。
弾性保持機構5は、支持台6上に立設されたコラムプレート9、コラムプレート9及び上記下部アーム21の間に接続されたバネ23、コラムプレート9及び支持アーム29の間に取り付けられ、上記支持アーム29の上下方向(Z方向)の移動をガイドするリニアガイド25(図1、図3参照)を備えている。コラムプレート9の側面には、バネの上端が接続される接続部材22が取り付けられている。リニアガイド25は、支持アーム29に固定され、コラムプレート9の裏面側に形成されたガイド溝35に沿って移動可能となっている。コラムプレート9には、貫通穴9aが形成され、この貫通穴9aには、下部アーム21が挿通されている。貫通穴9aは、下部アーム21のある程度の動きの自由度を確保するように、その大きさが設計されている。したがって、加圧時に下部アーム21にかかる力がコラムプレート9に伝わらない。このように、弾性保持機構5は、加圧機構4を、バネ23により上部からつるすように構成されている。
加圧機構4の動作時、4つの加圧機構の4つの上部押圧ピン33は、図5に示すような加圧ブロック2の上面(押圧面)2bのうち、中央の領域2c以外の領域(押圧領域)2dを押圧する。この押圧領域2dは、この図5に示した領域に限られず、例えば中央領域2c以外ならどこでもよい。例えば、中央領域2c付近にヒータ27が配置される場合、このように中央領域2cを空けることにより、加圧機構4の非動作時にはヒータ27の熱が逃げやすくなる。これにより、加圧ブロック2の熱変形が抑えられ、加圧面2aの平面度を一定に保つことができる。
また、4つの押圧領域2dは、押圧面2bの中心Cに対して2次元的に対称位置に配置される。これにより、加圧面2a全体で均一な加圧力を発生させることができる。
下部押圧ピン34(図3参照)も、上記上部押圧ピン33の場合と同様のことが言える。つまり、下部押圧ピン34は、載置ブロック1の下面(押圧面)1bのうち、中央の領域以外の押圧領域を押圧する。
以上のように構成された圧着装置10の動作を説明する。
図6(A)に示すように、移動機構3により載置ブロック1が前方に移動させられて、当該前方側に位置した状態で、被処理物Wが載置ブロック1上に載置される。この動作は、図示しないロボットにより自動で行われる場合や、人の手により行われる場合等がある。図6(B)に示すように、載置ブロック1に被処理物Wが載置されると、移動機構3が後方側の所定の処理位置まで載置ブロック1を移動させる。そうすると、図6(C)に示すように、駆動機構24の駆動により、ロッド24aが上方に突き上げられ、リンクアーム26が回動して上部押圧ピン33により加圧ブロック2が押圧される。これにより、加圧ブロック2が押し下げられ、加圧ブロック2と載置ブロック1との間で被処理物Wを挟んで所定の圧力で加圧する。また、被処理物Wはヒータ7及び27により加熱される。4つの加圧機構4は、実質的に同じタイミングで同じように動作すればよい。
ここで、圧着装置10が上記のように所定圧で被処理物Wを加圧している時、リンクアーム26と下部アーム21とがほぼ平行になるように、リンクアーム26(または下部アーム21)の長さや、加圧ブロック2等のZ方向の厚さ、あるいは初期状態での加圧ブロック2と載置ブロック1との距離d1(図4(B)参照)等が設定されている。つまり、被処理物Wに所定の圧力がかけられた時に、上部押圧ピン33及び下部押圧ピン34の押圧力の方向がほぼZ方向で一致するように、各部材が設計されている。
本実施の形態では、弾性保持機構5のバネ23により加圧機構4が弾性的に保持されているので、加圧が行われても、その加圧力はリンクアーム26、支持アーム29及び下部アーム21に加わる。すなわち、支持台6には加圧力は伝わらない。これにより、支持台6を小型化または軽量化することができ、ひいては圧着装置10の小型化または軽量化を実現することができる。
また、特に、上記したように複数の回路素子を一度に基板に圧着する場合は、1つの回路素子を扱う場合に比べ、大きな加圧力を発生させる必要がある。したがって、この場合本実施の形態に係る圧着装置は有効である。典型的なACFによる圧着の条件は、回路素子が1つで約200℃、20kgf/cm(約200N/cm)である。上述したように、複数の回路素子が一度に圧着される場合、回路素子の数に比例して必要な加圧力が大きくなる。つまり、回路素子の総面積に必要な加圧力が変わる。例えば1cmの回路素子が10個の場合、必要な加圧力は200kgf/cmである。したがって、従来の装置では、駆動源となるシリンダの推力として200kgf/cm必要であった。しかし、本実施の形態では、リンクアームのてこの作用を利用することにより、駆動機構24の駆動力を抑えることができる。また、その結果、省エネルギー化を図ることができる。
本実施の形態では、加圧機構4が複数設けられているので、各加圧機構4を構成する部材(支持アーム29やリンクアーム26等)にかかる力を分散することができる。また、加圧機構4が複数設けられることで、加圧ブロック2の加圧面2a及び載置ブロック1の載置面1aの全体で、均一な加圧力を発生させることができる。
本実施の形態では、接続軸28から、リンクアーム26の両端部までの長さの比(図3においてa:b)の違いにより、被処理物Wに対する加圧力を変えることができる。例えばa:b=2:1とする。その場合、1つの駆動機構の推力100kgfで、4つの加圧機構4すべてで、加圧力4×2×100kgfを実現することができる。上部押圧ピン33が接続される位置や、駆動機構24のロッド24aが接続される位置は、典型的には図3に示すようなリンクアーム26の両端部になる。しかし、当該接続位置は、必ずしもリンクアーム26の両端部でなくてもよい。
図7は、本発明の他の実施の形態に係る弾性保持機構を示す正面図である。本実施の形態においては、図1等に示した実施の形態に係る圧着装置10の部材や機能等について同様のものは説明を簡略または省略し、異なる点を中心に説明する。
弾性保持機構45は、加圧機構4の一部である支持アーム29に固定された、上下方向(Z方向)に移動可能にするリニアガイド41と、このリニアガイド41に接続されたコラムプレート9と、リニアガイド41を下方から支持するバネ42とを備える。バネ42の上部にリニアガイド41が取り付けられる。リニアガイド41は、コラムプレート9に設けられたガイド溝35に沿って移動可能となっている。バネ42の下部は、コラムプレート9に接続された、あるいはコラムプレート9に一体の取り付け部9bに取り付けられる。
このように、バネ42により加圧機構4を下から支持する構造であっても、上記実施の形態に係る圧着装置10と同様の作用効果が得られる。
本発明に係る実施の形態は、以上説明した実施の形態に限定されず、他の種々の実施形態が考えられる。
例えば、上記実施の形態では、加圧機構4が4つ設けられていた。しかし、加圧機構4は1つでもよい。加圧機構4が1つの場合、図5で説明したような押圧領域の位置をなるべく中央領域2c近くにする。これにより、均一な加圧力を加圧ブロック及び載置ブロックに発生させればよい。また、その場合、上部押圧ピン33で押圧される面積(上部押圧ピン33と押圧面2bとの接触面積)をできるだけ大きくすればよい。加圧機構4は、2つ、3つ、あるいは5つ以上設けられていてもよい。
上記各実施の形態に係る弾性保持機構5、45は、加圧機構4を弾性的に保持するためのバネ23、42を備えていた。しかし、バネ23、42に代えて、伸縮可能な弾性体、例えばゴム、樹脂でもよい。あるいは、バネ23、42に代えてベローズ状の部材であってもよい。あるいは、上記各実施の形態のようなコイルバネ23、42に代えて、板バネやその他のバネであってもよい。
載置ブロック1、加圧ブロック2、加圧機構4、弾性保持機構5等を構成する各部材の形状、大きさ、または材料等は、それらの機能を達成する範囲内において、適宜変更可能である。
本発明の一実施の形態に係る圧着装置の主要部を示す斜視図である。 図1に示す圧着装置を後方側から見た斜視図である。 図1に示す圧着装置の主要部の一部を示す正面図である。 加圧ブロックを保持する構造を説明するための図であり、図4(A)はその正面図、図4(B)はその側面図である。 加圧ブロックの上面(押圧面)のうち、中央の領域と押圧領域を示す図である。 圧着装置の動作を順に示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る弾性保持機構を示す正面図である。
符号の説明
1…載置ブロック
2…加圧ブロック
2d…押圧領域
2c…中央領域
3…移動機構
4…加圧機構
5、45…弾性保持機構
6…支持台
7、27…加熱機構(ヒータ)
9…コラムプレート
10…圧着装置
21…下部アーム
23…バネ
23、42…バネ
24…駆動機構
26…リンクアーム
28…接続軸
29…支持アーム

Claims (9)

  1. 被処理物を載置させる載置台と、
    前記載置台に対面して配置された加圧体と、
    接続軸を有し、前記載置台を支持する支持体と、
    前記加圧体を押圧する押圧部を有し、前記支持体に前記接続軸を介して接続されたリンクアームと、
    前記接続軸に対して前記リンクアームの前記押圧部とは反対側に接続され、前記載置台と前記加圧体とで前記被処理物を挟んで加圧するために、前記接続軸を中心に前記リンクアームを回動させる駆動機構と、
    前記支持体を弾性的に保持する弾性保持機構と
    を具備することを特徴とする圧着装置。
  2. 請求項1に記載の圧着装置であって、
    前記支持体は、
    前記載置台を下方から押圧する第1の部材と、
    前記接続軸が設けられた上端部を有し、前記第1の部材に取り付けられた第2の部材とを有し、
    前記弾性保持機構は、
    支柱と、
    前記支柱に沿って前記第2の部材を移動可能に保持するバネとを有することを特徴とする圧着装置。
  3. 請求項1に記載の圧着装置であって、
    前記リンクアームは、複数設けられていることを特徴とする圧着装置。
  4. 請求項3に記載の圧着装置であって、
    前記載置台は、
    中央領域を有し、前記リンクアームにより押圧される押圧面と、
    前記被処理物を加熱する加熱機構とを有し、
    前記各リンクアームは、前記押圧面の前記中央領域以外の領域をそれぞれ押圧することを特徴とする圧着装置。
  5. 請求項3に記載の圧着装置であって、
    前記加圧体は、
    中央領域を有し、前記リンクアームにより押圧される押圧面と、
    前記被処理物を加熱する加熱機構とを有し、
    前記各リンクアームは、前記押圧面の前記中央領域の周囲の領域をそれぞれ押圧することを特徴とする圧着装置。
  6. 被処理物を載置させる載置台と、
    前記載置台に対面して配置された加圧体と、
    接続軸を有し、前記載置台を支持する支持体と、
    前記載置台と前記加圧体とで前記被処理物を挟んで加圧するために、てこの作用により前記支持体及び加圧体を押圧する加圧機構と、
    前記加圧機構を弾性的に保持する弾性保持機構と
    を具備することを特徴とする圧着装置。
  7. 被処理物を載置させる載置台と前記載置台に対面して配置された加圧体とにより前記被処理物を挟んで加圧して圧着する圧着方法であって、
    弾性的に保持された支持体に支持された前記載置台に被処理物を載置し、
    前記支持体に接続軸を介して接続されたリンクアームの、前記接続軸に対して押圧部とは反対側を作動させて前記接続軸を中心に前記リンクアームを回動させることにより、前記押圧部で前記加圧体を押圧する
    ことを特徴とする圧着方法。
  8. 被処理物を載置させる載置台と前記載置台に対面して配置された加圧体とにより前記被処理物を挟んで加圧して圧着する圧着物の製造方法であって、
    弾性的に保持された支持体に支持された前記載置台に被処理物を載置し、
    前記支持体に接続軸を介して接続されたリンクアームの、前記接続軸に対して押圧部とは反対側を作動させて前記接続軸を中心に前記リンクアームを回動させることにより、前記押圧部で前記加圧体を押圧する
    ことを特徴とする圧着物の製造方法。
  9. 被処理物を載置させる載置台と前記載置台に対面して配置された加圧体とにより前記被処理物を挟んで加圧して圧着する製造方法により製造された圧着物であって、
    弾性的に保持された支持体に支持された前記載置台に被処理物を載置し、
    前記支持体に接続軸を介して接続されたリンクアームの、前記接続軸に対して押圧部とは反対側を作動させて前記接続軸を中心に前記リンクアームを回動させることにより、前記押圧部で前記加圧体を押圧する
    ことにより製造された圧着物。
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