JP2008077423A - 仮想ライブラリ装置、仮想ライブラリ装置の制御方法、仮想ライブラリ装置の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】仮想ライブラリ装置1は、仮想テープ31毎に当該仮想テープが書き込み禁止であるか否かを示す書き込み保護情報を記憶する仮想テープ属性情報記憶部221と、仮想テープを磁気ディスク装置3から読み出してリムーバブルメディア41に書き込んだ後、当該仮想テープに対応する書き込み保護情報が書き込み禁止となっている場合にはリムーバブルメディアの書き込み保護手段412を書き込み禁止に設定し、当該仮想テープを磁気ディスク装置から消去すると共に、仮想テープ属性情報記憶部から当該仮想テープに関する情報を削除する仮想テープ出力手段23を備えている。
【選択図】図1
Description
近年、磁気テープの代わりに磁気ディスク装置などを用いる仮想ライブラリ装置が使用されている。この仮想ライブラリ装置では、ライブラリ装置をエミュレーションすることにより、実際の磁気テープ装置よりも高速に仮想テープ(磁気ディスク)へアクセスすることができる。この仮想テープには、磁気テープをエミュレーションする関係上、物理プロテクトもエミュレーションすることが求められる場合があり、この場合、仮想テープに対する書き込み保護の設定を行うことが出来る様にしている。
この様に複数の仮想テープをまとめて出力した場合、書き込み禁止の仮想テープが存在しても磁気テープの書き込み保護には反映されず、仮想ライブラリ装置からは、磁気テープに対して書き込みを抑止することが出来ない。このため、使用者の運用で、書き込みを回避することを強いられている。
このようにすれば、書き込み禁止となっているリムーバブルメディアに記録されている仮想テープへ追記を行うことができる。
このようにすれば、書き込み禁止の仮想テープをリムーバブルメディアから入力したとき、リムーバブルメディア上の仮想テープを無効化されることにより、リムーバブルメディアの書き込み禁止を解除することができる。
このようにすれば、リムーバブルメディアに出力済みの仮想テープと同じ識別情報を有する仮想テープ書き込む場合において、出力処理の前にリムーバブルメディアの書き込み禁止状態を変更し、出力可能とする事ができる。
このようにすれば、書き込み禁止状態の仮想テープがリムーバブルメディアに書かれている場合においても、同一の仮想テープの出力であれば上書きしてリムーバブルメディアに書き込みする事ができる。
このようにすれば、書き込み禁止となっているリムーバブルメディアに記録されている仮想テープへ追記を行うことができる。
このようにすれば、書き込み禁止の仮想テープをリムーバブルメディアから入力したとき、リムーバブルメディア上の仮想テープを無効化されることにより、リムーバブルメディアの書き込み禁止を解除することができる。
このようにすれば、リムーバブルメディアに出力済みの仮想テープと同じ識別情報を有する仮想テープ書き込む場合において、出力処理の前にリムーバブルメディアの書き込み禁止状態を変更し、出力可能とする事ができる。
このようにすれば、書き込み禁止状態の仮想テープがリムーバブルメディアに書かれている場合においても、同一の仮想テープの出力であれば上書きしてリムーバブルメディアに書き込みする事ができる。
このようにすれば、書き込み禁止となっているリムーバブルメディアに記録されている仮想テープへ追記を行うことができる。
このようにすれば、書き込み禁止の仮想テープをリムーバブルメディアから入力したとき、リムーバブルメディア上の仮想テープを無効化されることにより、リムーバブルメディアの書き込み禁止を解除することができる。
このようにすれば、リムーバブルメディアに出力済みの仮想テープと同じ識別情報を有する仮想テープ書き込む場合において、出力処理の前にリムーバブルメディアの書き込み禁止状態を変更し、出力可能とする事ができる。
このようにすれば、書き込み禁止状態の仮想テープがリムーバブルメディアに書かれている場合においても、同一の仮想テープの出力であれば上書きしてリムーバブルメディアに書き込みする事ができる。
図1は、仮想ライブラリ装置1のシステム構成例を示すブロック図である。
仮想ライブラリ装置1は磁気テープ装置のエミュレーションを行う仮想ライブラリ制御部2と、仮想テープ31のデータを記録する磁気ディスク装置3、および仮想テープを磁気テープへ出力を行う磁気テープ装置4から構成される。
エミュレート制御部21はホストコンピュータからの読み出し書き込み命令を受け付け、磁気ディスク装置3上でデータの管理を行うことで、磁気テープ装置をエミュレートする。
仮想テープ入出力制御部23(仮想テープ出力手段及び仮想テープ追記手段の一例)は磁気ディスク3上の仮想テープ31を読み出し、磁気テープ装置4を介して磁気テープ41(リムーバブルメディアの一例)に書き込みを行う。
また、仮想テープ管理部22は図2に示すような書き込み保護管理テーブルを備えた仮想テープ属性情報221を保持しており、エミュレート制御部21や仮想テープ入出力管理部23は書き込み保護管理テーブルを参照することで、仮想テープ31の書き込みの可否を判断することができる。図2で、ボリューム名201は仮想テープの名称を示す情報である。書き込み保護フラグ202はその仮想テープが書込み禁止であるか否かを示す情報で、書込み禁止である場合は「禁止」が、書き込みが許可されている場合は「許可」が記録されている。
また、磁気テープ41は書き込み保護手段412を備えている。書き込み保護手段412は書き込みの可否を表す情報を記録しており、本実施例では磁気テープ41上の物理的なプロテクトスイッチを禁止/解除に操作し、書き込みの可否を設定する物理プロテクトを使用するが、カートリッジメモリと呼ばれるカートリッジに付属する不揮発メモリに記録する、磁気テープ上にデータとして記録するなど、いずれの方法で実現されていてもかまわない。なお、本実施例では磁気テープ装置4に物理プロテクト状態の参照、操作する機構を含む。
仮想テープ入出力制御部23が仮想テープ31の出力処理を開始すると、磁気テープ41の書き込み保護手段412の物理プロテクト状態を参照し、書き込み禁止が行われているかどうかの判断を行う(S301)。
書き込みが許可されている場合は(S301:ノー)磁気ディスク装置3から仮想テープ31を読み出し、磁気テープ41へと書き込みを行い、書き込みが完了した仮想テープ31は磁気ディスク装置3から消去する(S302)。
上記S301で書き込みが禁止されている場合は(S301:イエス)出力処理を行わずに異常終了する。
また、書き込みが禁止されていても、記録されている有効データの末尾から追記を行う場合は、磁気テープ41上のデータを上書きしないため、問題は生じない。
仮想テープ入出力制御部23が追記処理を開始すると、磁気テープ41の書き込み保護手段412の物理プロテクト状態を参照し、書き込み禁止が行われているかどうかの判断を行う処理は上記S301と同じである(S401)。
書き込み禁止が行われている場合(S401:イエス)、物理プロテクトの解除を行い磁気テープへの書き込みを許可してS403へと進む(S402)。書き込み許可の場合、S403へと進む(S401:ノー)。
仮想テープの出力処理は上記S302と同じである(S404)。
続いてS303と同様に磁気テープ保護手段412および書き込み保護管理テーブル(図2)の更新を行い、終了する。ただし、磁気テープ保護手段412については、S303の判断に加え、S402で磁気テープ41の物理プロテクトを解除したかどうかを判断し、S402で物理プロテクトの解除を行っていた場合は、物理プロテクトを行う(S405)。
本実施例の入力処理では、入力時に磁気テープ上の仮想テープを論理的に消去する機能をもっている。この機能により、“ライブラリ装置内に取り込まれた磁気テープはライブラリ装置の外に存在しない”状態をエミュレーションしている。
本実施例では、入力された仮想テープは磁気テープ上から無いものとして扱うため、当該仮想テープが書き込み禁止状態であった場合、磁気テープの書き込み禁止を行う必要がなくなり、磁気テープの書き込み禁止状態を解除することができるということが特徴である。
図5で、ボリューム名501は、磁気テープ41に出力されている仮想テープ411の名前を示している。書き込み保護フラグ502は仮想テープ411の書き込み保護の状態を示しており、書き込み禁止状態であれば「禁止」を、書き込み許可状態であれば、「許可」が記録されている。有効フラグ503は仮想テープ411が磁気テープ41上で有効かどうかを示しており、有効であれば「有効」、無効であれば「無効」と記録される。
仮想テープ入出力手段23は、磁気テープ装置4を介して上記書き込み保護管理テーブルの読み込み、更新を行うことができる。
また、前記実施例と同様に仮想テープ入出力手段23は磁気テープ装置4を介して磁気テープ41の物理プロテクトを操作することができる。
まず、仮想テープ入出力制御部23は、磁気テープ41の仮想テープ411を仮想ライブラリ装置1へと入力する(S601)。
仮想テープ入出力制御部23は書き込みメディア側書込み保護管理テーブル500上の入力した仮想テープの有効フラグ503を「無効」とする(S602)。
書き込み保護フラグが「禁止」でなければ(S603、ノー)、終了する。入力した仮想テープの書き込み保護フラグ502が「禁止」であるならば(S603、イエス)、書き込み保護フラグを「許可」とする(S604)。
書き込み禁止の仮想テープがなければ(S605、イエス)、磁気テープ41を書き込み禁止にする必要がないため、磁気テープ装置4に対して磁気テープ41の物理プロテクトを解除させ(S606)、入力処理を終了する。
第三の実施例の構成は図1に示した第一の実施例の場合と同様であるが、仮想テープ入出力制御部23は、仮想テープ書き込み手段としての機能を備えている。
本実施例では、仮想テープ31を磁気テープ41に出力する際、仮想テープ31の複製を磁気テープ41に出力することとする。すなわち、出力した仮想テープ31を磁気ディスク装置3から消去しない点が他の実施例とは異なっている。
本実施例の様に、仮想テープ31の複製を磁気テープ41に書き込む場合には、同一の仮想テープ31が複数、磁気テープ41に書き込まれる可能性があり、その場合、古い仮想テープ411を無効化して最新の仮想テープ411だけが参照される様にしなければならない。
ここで、同一の仮想テープとは、同一のボリューム名をもつ仮想テープをさす事とする。
また、本実施例では第二の実施例と同様に磁気テープ41に図5に示したメディア側書き込み保護管理テーブル500が記録されている。
まず、出力先の磁気テープ41が書き込み禁止かどうか判断し(S801)、書き込み禁止(S801:イエス)だった場合には、書き込み禁止解除可能かどうかを判断する(S802)。
この書き込み禁止解除可能かどうかの判断は、出力しようとしている仮想テープ31と同一の仮想テープが磁気テープ内に書かれているかどうか、メディア側書き込み保護管理テーブル500(図5)のボリューム名501から検索し、一致する仮想テープがあった場合は、その仮想テープの書き込み保護502を許可にすることによって、全ての仮想テープが書き込み許可状態となるかどうか判断する。
書き込み禁止解除可能であった場合(S802:イエス)、磁気テープ41の書き込み禁止を解除し(S803)、出力しようとしている仮想テープ31と同一の、磁気テープ41上の仮想テープ411を無効化(S804)した後、仮想テープの出力処理を行う。
磁気テープ41の書き込み禁止を許可する手順、及び、磁気テープ41上の仮想テープ411を無効化する手順については、第二の実施例と同様であるため、本実施例では説明を省略する。
仮想テープの出力処理は、まず、仮想テープ31を出力する磁気テープ41上の位置へ磁気テープ41を位置づけし(S805)、その後、仮想テープ31を出力する(S806)。最後に、磁気テープ41に出力された全ての有効な仮想テープ411中に、書き込み禁止状態の仮想テープ411があれば、磁気テープ41を書き込み禁止状態にする(S807)。
まず、出力先の磁気テープ41が書き込み禁止かどうか判断し(S901)、書き込み禁止(S901:イエス)だった場合には、書き込み禁止解除可能かどうかを判断する(S902)。この処理は、追記の場合の処理と同様に判断を行う。
書き込み禁止解除可能であれば(S902:イエス)、書き込み禁止を解除し(S903)、仮想テープの先頭へ位置づけを行い(S904)、磁気テープ41に既に書き込まれた仮想テープ411に上書きして仮想テープ31を出力する(S905)。
最後に、磁気テープ41に出力された全ての有効な仮想テープ411中に、書き込み禁止状態の仮想テープ411があれば、磁気テープ41を書き込み禁止状態にする(S806)。
2 仮想ライブラリ制御部
3 磁気ディスク装置
4 磁気テープ装置
21 エミュレート制御部
22 仮想テープ管理部
23 仮想テープ入出力制御部
31 仮想テープ
41 磁気テープ
221 仮想テープ属性情報
411 仮想テープ
412 書き込み保護手段
Claims (15)
- 磁気ディスク装置に記憶された仮想テープを書き込み保護手段を備えた1個のリムーバブルメディアに記録する仮想ライブラリ装置において、
前記仮想テープ毎に当該仮想テープが書き込み禁止であるか否かを示す書き込み保護情報を記憶する仮想テープ属性情報記憶部と、
前記仮想テープを前記磁気ディスク装置から読み出して前記リムーバブルメディアに書き込んだ後、当該仮想テープに対応する前記書き込み保護情報が書き込み禁止となっている場合には前記リムーバブルメディアの前記書き込み保護手段を書き込み禁止に設定し、当該仮想テープを前記磁気ディスク装置から消去すると共に、前記仮想テープ属性情報記憶部から当該仮想テープに関する情報を削除する仮想テープ出力手段を備えたことを特徴とした仮想ライブラリ装置。 - 前記書き込み保護手段が書き込み禁止に設定されている場合に書き込み可能に変更し、前記リムーバブルメディアに記録された仮想テープに追記し、追記の完了後に前記書き込み保護手段を書き込み禁止に設定する仮想テープ追記手段を備えたことを特徴とした請求項1に記載の仮想ライブラリ装置。
- 前記リムーバブルメディアは、当該リムーバブルメディアに記録されている仮想テープの識別情報と前記書き込み保護情報と当該仮想テープが有効か否かを示す有効フラグを対応付けて記憶するメディア側仮想テープ属性情報記憶部を備えたものであり、
前記リムーバブルメディアから読み出した前記仮想テープを前記磁気ディスクに書き込み、前記メディア側仮想テープ属性情報記憶部を当該仮想テープが有効でなく書き込み禁止でないことを示すように更新し、前記リムーバブルメディアに記録されている仮想テープの1以上が書き込み禁止である場合に前記書き込み保護手段を書き込み禁止に設定する仮想テープ入力手段を備えたことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の仮想ライブラリ装置。 - 前記リムーバブルメディアに書き込まれている既存仮想テープと同じ識別情報を有する仮想テープの書き込みの指示を受けたときに、前記メディア側仮想テープ属性情報記憶部を参照し、前記既存仮想テープ以外の仮想テープの前記書き込みフラグがすべて書き込み禁止でないことを示している場合に前記リムーバブルメディアの前記既存仮想テープが書き込まれている位置とは異なる位置に前記同じ識別情報を有する仮想テープを書き込み、前記書き込み済み仮想テープの前記有効フラグを有効でないことを示すように更新する仮想テープ書き込み手段を備えたことを特徴とした請求項3に記載の仮想ライブラリ装置。
- 前記リムーバブルメディアに書き込まれている既存仮想テープと同じ識別情報を有する仮想テープの書き込みの指示を受けたときに、前記メディア側仮想テープ属性情報記憶部を参照し、前記既存仮想テープ以外の仮想テープの前記書き込みフラグがすべて書き込み禁止でないことを示している場合に前記リムーバブルメディアの前記既存仮想テープが書き込まれている位置に前記同じ識別情報を有する仮想テープ書き込む仮想テープ上書き手段を備えたことを特徴とした請求項3に記載の仮想ライブラリ装置。
- 磁気ディスク装置に記憶された仮想テープを書き込み保護手段を備えた1個のリムーバブルメディアに記録する仮想ライブラリ装置を制御する方法において、
前記仮想テープ毎に当該仮想テープが書き込み禁止であるか否かを示す書き込み保護情報を記憶装置に記憶しておき、
前記仮想テープを前記磁気ディスク装置から読み出して前記リムーバブルメディアに書き込んだ後、当該仮想テープに対応する前記書き込み保護情報が書き込み禁止となっている場合には前記リムーバブルメディアの前記書き込み保護手段を書き込み禁止に設定し、当該仮想テープを前記磁気ディスク装置から消去すると共に、前記記憶装置から当該仮想テープに関する情報を削除する仮想テープ出力工程を備えたことを特徴とした仮想ライブラリ装置の制御方法。 - 前記書き込み保護手段が書き込み禁止に設定されている場合に書き込み可能に変更し、前記リムーバブルメディアに記録された仮想テープに追記し、追記の完了後に前記書き込み保護手段を書き込み禁止に設定する仮想テープ追記工程を備えたことを特徴とした請求項6に記載の仮想ライブラリ装置の制御方法。
- 前記リムーバブルメディアに記録されている仮想テープについて仮想テープの識別情報と前記書き込み保護情報と当該仮想テープが有効か否かを示す有効フラグを対応付けたメディア側仮想テープ記憶情報を前記リムーバブルメディアが備える記憶装置に記憶しておき、
前記リムーバブルメディアから読み出した前記仮想テープを前記磁気ディスクに書き込み、前記メディア側仮想テープ属性情報記憶部を当該仮想テープが有効でなく書き込み禁止でないことを示すように更新し、前記リムーバブルメディアに記録されている仮想テープの1以上が書き込み禁止である場合に前記書き込み保護手段を書き込み禁止に設定する仮想テープ入力工程を備えたことを特徴とした請求項6または請求項7に記載の仮想ライブラリ装置の制御方法。 - 前記リムーバブルメディアに書き込まれている既存仮想テープと同じ識別情報を有する仮想テープの書き込みの指示を受けたときに、前記メディア側仮想テープ属性情報を参照し、前記既存仮想テープ以外の仮想テープの前記書き込みフラグがすべて書き込み禁止でないことを示している場合に前記リムーバブルメディアの前記既存仮想テープが書き込まれている位置とは異なる位置に前記同じ識別情報を有する仮想テープを書き込み、前記書き込み済み仮想テープの前記有効フラグを有効でないことを示すように更新する仮想テープ書き込み工程を備えたことを特徴とした請求項8に記載の仮想ライブラリ装置の制御方法。
- 前記リムーバブルメディアに書き込まれている既存仮想テープと同じ識別情報を有する仮想テープの書き込みの指示を受けたときに、前記メディア側仮想テープ属性情報記憶部を参照し、前記既存仮想テープ以外の仮想テープの前記書き込みフラグがすべて書き込み禁止でないことを示している場合に前記リムーバブルメディアの前記既存仮想テープが書き込まれている位置に前記同じ識別情報を有する仮想テープ書き込む仮想テープ上書き工程を備えたことを特徴とした請求項8に記載の仮想ライブラリ装置の制御方法。
- 磁気ディスク装置に記憶された仮想テープを書き込み保護手段を備えた1個のリムーバブルメディアに記録する仮想ライブラリ装置を制御するプログラムにおいて、
コンピュータに、
前記仮想テープ毎に当該仮想テープが書き込み禁止であるか否かを示す書き込み保護情報を記憶装置する処理と、
前記仮想テープを前記磁気ディスク装置から読み出して前記リムーバブルメディアに書き込んだ後、当該仮想テープに対応する前記書き込み保護情報が書き込み禁止となっている場合には前記リムーバブルメディアの前記書き込み保護手段を書き込み禁止に設定し、当該仮想テープを前記磁気ディスク装置から消去すると共に、前記記憶装置から当該仮想テープに関する情報を削除する仮想テープ出力処理を実行させることを特徴とした仮想ライブラリ装置の制御プログラム。 - 前記書き込み保護手段が書き込み禁止に設定されている場合に書き込み可能に変更し、前記リムーバブルメディアに記録された仮想テープに追記し、追記の完了後に前記書き込み保護手段を書き込み禁止に設定する仮想テープ追記処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とした請求項11に記載の仮想ライブラリ装置の制御プログラム。
- 前記リムーバブルメディアに記録されている仮想テープについて仮想テープの識別情報と前記書き込み保護情報と当該仮想テープが有効か否かを示す有効フラグを対応付けたメディア側仮想テープ記憶情報を前記リムーバブルメディアが備える記憶装置に記憶する処理と、
前記リムーバブルメディアから読み出した前記仮想テープを前記磁気ディスクに書き込み、前記メディア側仮想テープ属性情報記憶部を当該仮想テープが有効でなく書き込み禁止でないことを示すように更新し、前記リムーバブルメディアに記録されている仮想テープの1以上が書き込み禁止である場合に前記書き込み保護手段を書き込み禁止に設定する仮想テープ入力処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とした請求項11または請求項12に記載の仮想ライブラリ装置の制御プログラム。 - 前記リムーバブルメディアに書き込まれている既存仮想テープと同じ識別情報を有する仮想テープの書き込みの指示を受けたときに、前記メディア側仮想テープ属性情報を参照し、前記既存仮想テープ以外の仮想テープの前記書き込みフラグがすべて書き込み禁止でないことを示している場合に前記リムーバブルメディアの前記既存仮想テープが書き込まれている位置とは異なる位置に前記同じ識別情報を有する仮想テープを書き込み、前記書き込み済み仮想テープの前記有効フラグを有効でないことを示すように更新する仮想テープ書き込み処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とした請求項13に記載の仮想ライブラリ装置の制御プログラム。
- 前記リムーバブルメディアに書き込まれている既存仮想テープと同じ識別情報を有する仮想テープの書き込みの指示を受けたときに、前記メディア側仮想テープ属性情報記憶部を参照し、前記既存仮想テープ以外の仮想テープの前記書き込みフラグがすべて書き込み禁止でないことを示している場合に前記リムーバブルメディアの前記既存仮想テープが書き込まれている位置に前記同じ識別情報を有する仮想テープ書き込む仮想テープ上書き処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とした請求項13に記載の仮想ライブラリ装置の制御プログラム。
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