JP2004362580A - ストレージシステムおよびその動作方法、ならびにテープストレージ媒体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ストレージシステムを動作させるシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】 ストレージシステムは、テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体に対してデータを読出し、書込むためのテープドライブと、補助メモリ上でI/O操作を実行するI/Oコマンドを受信するための、および、テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体上でI/O操作を実行するようそのコマンドを再ルーティングするための補助メモリエミュレータとを含む。方法は、テープストレージ媒体装置上の補助メモリ上でI/O操作を実行するI/Oコマンドを受信するステップを含み、テープストレージ媒体装置は磁気テープ媒体を含み、補助メモリを含んでおらず、この方法はさらに、テープストレージ媒体装置に提供された磁気テープ媒体にI/Oコマンドをルーティングするステップを含む。
【選択図】 図2
【解決手段】 ストレージシステムは、テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体に対してデータを読出し、書込むためのテープドライブと、補助メモリ上でI/O操作を実行するI/Oコマンドを受信するための、および、テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体上でI/O操作を実行するようそのコマンドを再ルーティングするための補助メモリエミュレータとを含む。方法は、テープストレージ媒体装置上の補助メモリ上でI/O操作を実行するI/Oコマンドを受信するステップを含み、テープストレージ媒体装置は磁気テープ媒体を含み、補助メモリを含んでおらず、この方法はさらに、テープストレージ媒体装置に提供された磁気テープ媒体にI/Oコマンドをルーティングするステップを含む。
【選択図】 図2
Description
関連出願との相互参照
本出願は、2003年6月3日提出の米国仮出願第60/475,679号「磁気テープ媒体上の補助メモリのエミュレーション」(Emulation of Auxiliary Memory on Magnetic Tape Media)の特典を主張しており、その開示はその全体が、あたかも以下に全面的に述べられているかのように、ここに援用される。
本出願は、2003年6月3日提出の米国仮出願第60/475,679号「磁気テープ媒体上の補助メモリのエミュレーション」(Emulation of Auxiliary Memory on Magnetic Tape Media)の特典を主張しており、その開示はその全体が、あたかも以下に全面的に述べられているかのように、ここに援用される。
発明の背景
磁気テープライブラリなどのストレージサブシステムは、情報をデジタルの形で記憶するために幅広く用いられている。例示的なテープストレージサブシステム100を図1に示す。これらのテープサブシステム100はストレージサブシステムコントローラ101を含んでいてもよく、ストレージサブシステムコントローラ101は、ストレージサブシステム100内に含まれる1つ以上のテープドライブ102を制御し、テープカートリッジ106を選択してテープドライブ102にロードするために使用されるテープピッカーといったストレージサブシステムの他の構成要素を制御する。ストレージサブシステム100は、ホスト/ストレージ接続112を介してストレージサブシステム100にI/O要求を送信するホストシステム100に結合されていてもよい。
磁気テープライブラリなどのストレージサブシステムは、情報をデジタルの形で記憶するために幅広く用いられている。例示的なテープストレージサブシステム100を図1に示す。これらのテープサブシステム100はストレージサブシステムコントローラ101を含んでいてもよく、ストレージサブシステムコントローラ101は、ストレージサブシステム100内に含まれる1つ以上のテープドライブ102を制御し、テープカートリッジ106を選択してテープドライブ102にロードするために使用されるテープピッカーといったストレージサブシステムの他の構成要素を制御する。ストレージサブシステム100は、ホスト/ストレージ接続112を介してストレージサブシステム100にI/O要求を送信するホストシステム100に結合されていてもよい。
テープドライブ102は、取外し可能な磁気テープカートリッジ106内に含まれる、図1では磁気テープ媒体104として図示されている主ストレージ媒体に対し、データを読出し、書込む。磁気テープ媒体104は通常、データを記憶する磁気材料の薄膜を含む。テープ媒体104は、テープドライブ102によって、1対の間隔のあいたリール間、およびデータトランスデューサを通り越して動かされて、情報を記録し、または読み戻してもよい。ある種のテープドライブシステムでは、リールの一方はテープドライブ102の一部であり、他方のリールは取外し可能なテープカートリッジ106の一部である。この種のテープドライブシステムについては、テープドライブ102の一部であるリールは一般に巻取りリールと呼ばれ、一方、テープカートリッジ106の一部であるリールは一般にカートリッジリールと呼ばれる。テープカートリッジ106をテープドライブ102に挿入すると、カートリッジリール上の磁気テープ媒体104が、テープドライブ102の巻取りリールに連結される。その後、テープドライブ102からテープカートリッジ106を取外す前に、ストレージテープ104はカートリッジリール上に巻戻され、次に巻取りリールから離脱される。
いくつかのテープストレージサブシステムでは、取外し可能なテープカートリッジ106に、主ストレージ媒体とは別個のストレージ媒体にデータを記憶するための不揮発性補助メモリ108が設けられている。このデータは、主ストレージ媒体上に記憶されたデータとは別個であり、そのデータに加えて存在するものである。この補助メモリ108は、たとえば、テープカートリッジ106用のハウジングに含まれる電気的消去書込可能読出専用メモリ(EEPROM)またはフラッシュメモリといったソリッドステート不揮発性メモリであり得る。そのような補助メモリをテープカートリッジに採り入れて使用するために提案されているある規格は、「媒体補助メモリ」(またはMAM)と呼ばれる。この提案された規格は、「ワーキングドラフトSCSIプライマリコマンド−3(SPC−3)」、プロジェクトT10/1416−D、改訂13版、2003年5月16日付に記載されており、その全体がここに引用により援用される。MAM規格によれば、テープストレージサブシステムは、ベンダーに依存しないSCSI規格のコマンドを用いて、テープ
カートリッジに設けられた補助メモリへのアクセスを提供する。これらのSCSIコマンドは、ある予め定められたコマンドに従って補助メモリに対してデータを読出す、および/または書込むために使用可能である。この標準化により、ホストシステム110上にあるどのアプリケーションも、標準コマンドを用いて、任意のMAM準拠ベンダーのテープストレージサブシステム100の補助メモリ108にアクセスしてそれを利用することができる。同様に、MAM準拠のストレージサブシステム100またはテープドライブ102は、SCSIにより規定された標準コマンドを用いて、補助メモリ108に読出および/または書込を行なうこともできる。
カートリッジに設けられた補助メモリへのアクセスを提供する。これらのSCSIコマンドは、ある予め定められたコマンドに従って補助メモリに対してデータを読出す、および/または書込むために使用可能である。この標準化により、ホストシステム110上にあるどのアプリケーションも、標準コマンドを用いて、任意のMAM準拠ベンダーのテープストレージサブシステム100の補助メモリ108にアクセスしてそれを利用することができる。同様に、MAM準拠のストレージサブシステム100またはテープドライブ102は、SCSIにより規定された標準コマンドを用いて、補助メモリ108に読出および/または書込を行なうこともできる。
補助メモリは、テープ媒体およびその内容を記載する有用なデータを記憶して、テープドライブの性能または能力を高めるために使用することができる。しかしながら、テープカートリッジの補助メモリにアクセスするよう設計されたホストアプリケーションは、結果として、補助メモリがないテープカートリッジと互換性がなくなる場合がある。したがって、補助メモリを利用するよう設計されたホストアプリケーションに対処すると同時に、補助メモリがないテープカートリッジにも対処するストレージシステムを提供することが望ましいであろう。
発明の簡単な概要
この発明の実施例によれば、ストレージシステムが提供される。このストレージシステムは、テープカートリッジの磁気テープ媒体に対してデータを読出し、書込むためのテープドライブと、補助メモリ上でI/O操作を実行するI/Oコマンドを受信するための、および、テープカートリッジの磁気テープ媒体上でI/O操作を実行するようそのコマンドを再ルーティングするための補助メモリエミュレータとを含む。
この発明の実施例によれば、ストレージシステムが提供される。このストレージシステムは、テープカートリッジの磁気テープ媒体に対してデータを読出し、書込むためのテープドライブと、補助メモリ上でI/O操作を実行するI/Oコマンドを受信するための、および、テープカートリッジの磁気テープ媒体上でI/O操作を実行するようそのコマンドを再ルーティングするための補助メモリエミュレータとを含む。
この発明の他の実施例によれば、ストレージシステムを動作させる方法が提供される。この方法は、テープカートリッジ上の補助メモリ上でI/O操作を実行するI/Oコマンドを受信するステップを含み、テープカートリッジは磁気テープ媒体を含み、補助メモリを含んでおらず、この方法はさらに、テープカートリッジに提供された磁気テープ媒体にI/Oコマンドをルーティングするステップを含む。
この発明の他の実施例によれば、ストレージシステムが提供され、テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体に対してデータを読出し、書込むためのテープドライブと、補助メモリ上でI/O操作を実行するI/Oコマンドを受信するための、および、テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体上でI/O操作を実行するようI/Oコマンドを再ルーティングするための補助メモリエミュレーション手段とを含む。
この発明の他の実施例によれば、テープストレージ媒体装置が提供され、ハウジングと磁気テープ媒体とを含み、磁気テープ媒体は、テープ開始指標と、テープ終端指標と、テープ開始指標とテープ終端指標との間に位置付けられたデータ部分と、テープ開始指標とテープ始端部との間に位置付けられた、エミュレートされた補助メモリ領域とを含み、エミュレートされた補助メモリ領域は、補助メモリ上にデータを記憶するI/Oコマンドから再ルーティングされたI/O操作から生じるデータを記憶する。
この発明の他の特徴および局面は、以下の詳細な説明を、この発明の実施例に従った特徴を一例として示す添付図面とともに解釈することから明らかとなるであろう。概要は、これに添付される特許請求の範囲によってのみ規定されるこの発明の範囲を制限するよう意図されてはいない。
発明の詳細な説明
以下の説明では、この発明のいくつかの実施例を示す添付図面を参照する。この発明の範囲から逸脱することなく、他の実施例が利用されてもよいこと、ならびに、構造上および動作上の変更がなされてもよいことが理解される。
以下の説明では、この発明のいくつかの実施例を示す添付図面を参照する。この発明の範囲から逸脱することなく、他の実施例が利用されてもよいこと、ならびに、構造上および動作上の変更がなされてもよいことが理解される。
以下に続く詳細な説明のいくつかの部分は、コンピュータメモリ上で実行可能な、データビットに対する操作の手順、ステップ、論理ブロック、処理、および他の象徴的表示に関して提示される。手順、コンピュータが実行するステップ、論理ブロック、プロセスなどは、ここでは、所望の結果に至る首尾一貫した一連のステップまたは命令であると考えられる。ステップは、物理量の物理的操作を利用するものである。これらの量は、コンピュータシステムにおいて記憶、転送、結合、比較、または他の方法で操作され得る電気信号または磁気信号の形をとり得る。これらの信号は、時には、ビット、値、要素、シンボル、文字、用語、数字などと呼ばれてもよい。各ステップは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せによって実行されてもよい。
図2は、この発明の実施例に従ったストレージサブシステム200を含むシステム20の簡略化されたブロック図を示す。図示された実施例では、ストレージサブシステム200は、ストレージサブシステムコントローラ201と、1つ以上のテープドライブ202(明確にするために、テープドライブを1つだけ示す)とを含む。各テープドライブ202は、テープドライブコントローラ203と、取外し可能なテープストレージ媒体装置とを含んでいてもよい。この場合、取外し可能なテープストレージ媒体装置はテープカートリッジ206を含み、テープカートリッジ206は、データを記憶するための主ストレージ媒体として磁気テープ媒体204を含み、補助メモリを含んでいない。
任意の数のデータフォーマットが、テープストレージ媒体装置用に利用されてもよい。例示的なデータフォーマットは、たとえば、リニアテープオープン(LTO)テープ、デジタルリニアテープ(DLT)、スーパーDLT(SDLT)などに関連する周知のデータフォーマットを含む。変化するデータフォーマットは、さまざまな他の公知の、および未知のデータフォーマット、たとえば将来開発されるデータフォーマットを含み得る。
以下の説明は、磁気媒体(磁性粒子テープなど)上で読出および書込操作を行なうために薄膜磁気テープヘッドを利用するリニアテープドライブシステムの一部として特に適用可能な例を記載している。加えて、ここに説明される磁気媒体は磁気記録テープを含む。しかしながら、2つのテープリールを含むテープカセットといった他のテープストレージ媒体および装置を用いてさまざまな例が有用であり得ることが理解されるであろう。
ホストシステム210は、ホスト/ストレージ接続212を介してストレージサブシステム200に結合されている。ホストシステム102は、たとえば、サーバクラスマシン、メインフレーム、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、または電話機器を含む、当該技術分野で公知の任意の計算装置を含んでいてもよい。ホスト/ストレージ接続212は、たとえば、ローカルバス、ネットワーク接続、相互接続構造、または他の通信チャネルであり得る。いくつかの実施例では、複数のホストシステム210がホスト/ストレージ接続212を介してストレージサブシステム200と通信可能であり、または、複数のストレージサブシステム200が1つ以上のホストシステム210と通信可能である。
ホストシステム210は、磁気テープ媒体204に対してデータを読出す、および/または書込むI/O要求を送信するホストアプリケーション211を含んでいてもよい。こ
のホストアプリケーション211は、テープカートリッジに設けられた補助メモリに対してデータを読出す、および/または書込むようにも構成されてもよい。しかしながら、上述のように、テープドライブ202にロードされているテープカートリッジ206には、補助メモリが設けられていない。従来のシステムでは、ホストアプリケーション211から存在しない補助メモリへのそのようなI/O要求は、ストレージサブシステム200のエラー、障害、または他の最適でない作用をもたらす場合がある。
のホストアプリケーション211は、テープカートリッジに設けられた補助メモリに対してデータを読出す、および/または書込むようにも構成されてもよい。しかしながら、上述のように、テープドライブ202にロードされているテープカートリッジ206には、補助メモリが設けられていない。従来のシステムでは、ホストアプリケーション211から存在しない補助メモリへのそのようなI/O要求は、ストレージサブシステム200のエラー、障害、または他の最適でない作用をもたらす場合がある。
この発明の実施例によれば、期待されているものの存在していない補助メモリに対してデータを読出す、および/または書込むI/O要求を受信するために、補助メモリエミュレータが設けられる。この補助メモリエミュレータはさらに、データを読出す、および/または書込むこれらのI/O要求を、主ストレージ媒体(たとえば磁気テープ媒体)に再ルーティングする。図2では、補助メモリエミュレータ220は、ストレージサブシステムコントローラ201の一部として設けられている。補助メモリエミュレータ220は、補助メモリへのI/O要求を再ルーティングするための、ハードウェア、ファームウェアまたはメモリに設けられたコードを含んでいてもよい。
図3は、この発明の実施例に従って、図2に示されたシステムを用いて補助メモリをエミュレートする方法を示すフローチャートである。ステップ301で、ホストシステム210は、テープカートリッジ206に含まれているとホストアプリケーション211が期待するようプログラムされている補助メモリに対して読出す、および/または書込むコマンドを用いたI/O要求を発行する。このI/O要求は、たとえば、SCSIプライマリコマンド−3仕様に準拠する媒体補助メモリ(MAM)へのREAD ATTRIBUTEまたはWRITE ATTRIBUTEコマンドであり得る。READ ATTRIBUTEコマンドは、属性データを検索するために使用可能である。WRITE ATTRIBUTEコマンドは、属性データを記憶するために使用可能である。これらのコマンドはベンダーに依存しないよう意図されており、どのホストアプリケーションによっても採用され得る。
ステップ302で、この読出/書込コマンドは、ストレージサブシステムコントローラ201内の補助メモリエミュレータ220によって受信される。いくつかの実施例では、ストレージサブシステムコントローラ201は、すべてのI/O要求(上述の標準SCSIコマンドなど)を受信するためのホストインターフェイスを含んでもいてもよく、補助メモリエミュレータ220は、I/O要求を取扱うためにストレージサブシステムコントローラ201に取入れられたソフトウェアまたはファームウェアの一構成要素であってもよい。たとえば、MAMにデータを書込むSCSI WRITE ATTRIBUTEコマンドがホストアプリケーション221によって発行されると、ストレージサブシステムコントローラ201は、データを書込可能なMAMチップをテープカートリッジ206が含んでいないことを認識する。このSCSI WRITE ATTRIBUTEコマンドは、補助メモリエミュレータ220によって取扱われる。いくつかの実施例では、テープドライブ202は、磁気テープ媒体204に対してのみデータを読出す、および/または書込むよう構成され、補助メモリに対してデータを読出す、および/または書込むためのインターフェイスを含んでいない。この場合、ストレージサブシステムコントローラ201内のファームウェアが、補助メモリに対するすべてのI/O要求を補助メモリエミュレータ220に自動的にルーティングするよう適合される。他の実施例では、テープドライブ202は、最初に、現在テープドライブ202にロードされているテープカートリッジが補助メモリを含むかどうかを判断するよう構成されていてもよい。補助メモリが配置されている場合には、補助メモリへのI/O要求は補助メモリ上へ通される。補助メモリが配置されていない場合には、I/O要求は補助メモリエミュレータ220によって取扱われる。
ステップ303で、補助メモリエミュレータ220は、データを読出す、および/または書込むコマンドを、主ストレージ媒体にルーティングする。図2では、主ストレージ媒体は、テープカートリッジ206内の磁気テープ媒体204である。ステップ304で、データ読出/書込が主ストレージ媒体(たとえば磁気テープ媒体204)上で実行される。
図4は、この発明の実施例に従った、エミュレートされた補助メモリのために利用される磁気テープ媒体204の領域を示すブロック図である。磁気テープ媒体204の始めにはカートリッジ始端部402がある。カートリッジ始端部402は、テープドライブ202のドライブ始端部と結合するためのバックル機構に結合されており、データの記憶には使用されない。次はディレクトリ領域404であり、それは、テープドライブ302が効率よくユーザデータにアクセスできるようにするために使用される従来のディレクトリデータを記憶する。また、ディレクトリ領域404の前に、校正領域(図示せず)が、その初期校正プロセスにおいてテープドライブ202を補助するために設けられていてもよい。ディレクトリ領域404の後に、エミュレートされた補助メモリ領域406が続く。エミュレートされた補助メモリ領域406は、テープカートリッジ206に設けられた別個の補助メモリに記憶されたであろうデータを記憶するために使用される。エミュレートされた補助メモリ領域406は、特定の種類のデータを記憶し、異なる種類のアクセス制約を有する多数の領域にセグメント化され得る。次は、将来の使用のために確保された、予め定められた量の記録可能な空間を含む確保領域408である。確保領域408は、たとえば、追加容量が望まれる場合にエミュレートされた補助メモリ領域406を拡張するために使用可能である。
確保領域408の後はテープ開始領域410であり、それはテープ開始孔412によって示される。テープドライブ202は、テープ開始孔412を探して、ユーザデータ領域414にユーザデータを記憶させるのにどこから始めるべきかを判断する。なお、図4は一定の縮尺とはなっていない。典型的なテープカートリッジでは、ユーザデータ領域414が磁気テープ媒体204の長さの圧倒的多数を消費する。ユーザデータ領域414の後は、テープ終端孔418によってマークされたテープ終端領域416である。
一実施例では、エミュレートされた補助メモリ領域406の構造は、SCSI規格によってMAM用に規定されたデータ構造に対応している。SCSI規格のREAD ATTRIBUTEおよびWRITE ATTRIBUTEコマンドに従って、データは、エミュレートされた補助メモリ領域406に設けられた装置セグメント422、媒体セグメント424、およびホストセグメント426に書込まれ、および/またはそこから読出されてもよい。SCSI規格は、さまざまなデータセグメントに対する詳細な要件を提供している。他の実施例では、エミュレートされた補助メモリ領域406はSCSI規格に準拠していなくてもよく、さまざまなセグメント種類およびそれらのセグメントについてのアクセス規則は異なっていてもよい。
図4に示す実施例では、装置セグメント422は、装置属性を記憶するために使用可能である。これらの装置属性は、たとえば、ある特定のテープカートリッジ206についてのロードカウントといった、テープドライブ202の動作に関するデータを含み得る。装置セグメント422への書込アクセスをテープドライブコントローラ203に制限し、ホストシステム202を読出アクセスのみに限定することが望ましいであろう。媒体セグメント424は、磁気テープ媒体204の属性を記憶するために使用可能である。これらの属性は、たとえば、テープ製造業者の身元、製造日、またはテープ媒体204の識別に関する他の情報を含み得る。媒体セグメント424への書込アクセスを元々のテープ製造業者のみに制限することが望ましいであろう。テープドライブコントローラ203、ストレージサブシステムコントローラ201、およびホストシステム210は、この媒体セグメ
ント424への読出アクセスのみに限定されてもよい。最後に、ホストセグメント426は、ホスト属性を記憶するために使用可能である。これらのホスト属性は、ホストアプリケーション211が記憶したい任意のデータを含んでもよい。これは、たとえば、テープラベル、日付スタンプ、および、テープカートリッジにデータを書込むホストアプリケーション211を識別する情報を含み得る。ホスト区域412に無制限の読出および書込アクセスを提供することが望ましいであろう。また、制御データセグメント420が、テープカートリッジ206の寿命にわたって、エミュレートされた補助メモリ領域406への更新を管理するために設けられてもよく、ベンダー固有セグメント428が、ベンダーデータを記憶するために設けられてもよい。
ント424への読出アクセスのみに限定されてもよい。最後に、ホストセグメント426は、ホスト属性を記憶するために使用可能である。これらのホスト属性は、ホストアプリケーション211が記憶したい任意のデータを含んでもよい。これは、たとえば、テープラベル、日付スタンプ、および、テープカートリッジにデータを書込むホストアプリケーション211を識別する情報を含み得る。ホスト区域412に無制限の読出および書込アクセスを提供することが望ましいであろう。また、制御データセグメント420が、テープカートリッジ206の寿命にわたって、エミュレートされた補助メモリ領域406への更新を管理するために設けられてもよく、ベンダー固有セグメント428が、ベンダーデータを記憶するために設けられてもよい。
エミュレートされた補助メモリ領域406についての上述の構造、場所、およびアクセス規則は例示的であることが理解されるべきである。他の実施例では、エミュレートされた補助メモリ領域は、磁気テープ媒体204上の異なる場所に設けられてもよく、または、磁気テープ媒体204上の多数の場所に記憶されてもよい。記憶されているデータの種類、構成、および内容(たとえば装置属性、媒体属性、およびホスト属性)、およびそのデータに対する読出/書込制約は、異なっていてもよい。エミュレートされた補助メモリ領域406に対してデータを読出す、および/または書込む、標準SCSI準拠のコマンドの使用は、さまざまなテープドライブ、ストレージサブシステム、およびホストアプリケーション間に、改良された互換性を提供することができる。しかしながら、他の実施例では、代替的なI/Oコマンドを使用して、エミュレートされた補助メモリ領域406にアクセスしてもよい。
いくつかの実施例では、エミュレートされた補助メモリ領域406に記憶されたデータはすべて、テープドライブ202へのテープカートリッジ206の初期ローディング中に、テープドライブ202またはテープドライブコントローラ203に設けられたキャッシュメモリ205に読み込まれてもよい。次に、ホストシステム210が補助メモリへ読出コマンドを発行すると、補助メモリエミュレータ220は、磁気テープ媒体から直接データを読出す代わりに、要求されたデータをキャッシュメモリ205から検索してもよい。同様に、補助メモリへのどの書込コマンドも、補助メモリエミュレータ220によってキャッシュメモリ205にルーティングされる。テープカートリッジ206がテープドライブ202からアンロードされる前に、キャッシュメモリ205の内容は、磁気テープ媒体204のエミュレートされた補助メモリ領域406に記録される。そして、テープカートリッジ206がテープドライブ202または別のテープドライブに次回ロードされる際に、エミュレートされた補助メモリ領域406の内容がキャッシュに読み込まれ、データがホストシステム210または別のホストによってアクセス可能になる。したがって、エミュレートされた補助メモリ領域406に記憶されたデータは、そのデータが関連するテープカートリッジ206に記憶される。これは、属性データがホスト210上といった他の場所に記憶された場合よりも、属性データのより効率的な記憶を提供するであろう。なぜなら、属性データがその対応するテープカートリッジ206により直接的に関連付けられているためである。属性データがキャッシュメモリ205のみに記憶され、磁気テープ媒体204に転送されない他のシステムでは、キャッシュメモリ205が別のカートリッジの使用のために一旦消去されると属性データがなくなる場合がある。
図5は、補助メモリエミュレータ320がテープドライブ302に設けられている、この発明の代替的な一実施例を示す。エミュレータ320はテープドライブコントローラ303内に一体化されてもよい。この実施例では、ホスト210、ホストアプリケーション211、ストレージサブシステム300、およびストレージサブシステムコントローラ301は、補助メモリへの読出/書込コマンドを、テープカートリッジ206があたかも別個の補助メモリを含んでいるかのように取扱う。ここでは、補助メモリへの読出/書込コマンド(たとえばSCSI READ ATTRIBUTEおよび/またはWRITE
ATTRIBUTEコマンド)は、ストレージサブシステムコントローラ301からテープドライブ302へ通される。これらのコマンドは、テープドライブコントローラ303内の補助メモリエミュレータ320によって受信され、補助メモリエミュレータ320は、図2に関連して上述したように、磁気テープ媒体204に対して読出/書込コマンドを実行する。
ATTRIBUTEコマンド)は、ストレージサブシステムコントローラ301からテープドライブ302へ通される。これらのコマンドは、テープドライブコントローラ303内の補助メモリエミュレータ320によって受信され、補助メモリエミュレータ320は、図2に関連して上述したように、磁気テープ媒体204に対して読出/書込コマンドを実行する。
図3に示す方法を利用することによって、装置、またはたとえばホストアプリケーション211などのアプリケーションは、通常補助メモリ上のデータにアクセスするために意図されたコマンドを用いて、テープカートリッジ206にそのような補助メモリが設けられていない場合でもデータの読出および/または書込を試みることができる。エラーメッセージを受信する代わりに、補助メモリエミュレータ220は、I/O要求を、磁気テープ媒体204上のエミュレートされた補助メモリ領域406に再ルーティングすることができる。I/O要求のこの再ルーティングは、I/O要求を発行している装置またはアプリケーションに対してトランスペアレントに実行可能である。言い換えれば、I/O要求を発行している装置は、補助メモリを有するテープカートリッジにデータを記憶するかのように正常に動作可能であるが、そのようなメモリがないテープカートリッジに使用可能である。これにより、SCSI MAM規格の下で動作するよう設計された装置は、補助メモリがないテープカートリッジと下位互換性があるようになる。
エミュレートされた補助メモリ領域406は、診断または予知保全のために有用なデータを記憶するためにも使用可能である。特に、フェールオーバまたはバックアップ動作を起動するために、テープカートリッジ202の動作に関する統計的データをストレージサブシステム200またはホストシステム210によって記憶および分析して、今にも起こりそうな障害の可能性がいつ高まるかを予知することができる。
ここに説明されたプログラム論理は、ある順序で起こるある事象を示している。代替的な実現化例では、ある論理動作の順序は変更、修正または除去されてもよい。また、上述の論理にステップが付加されつつ、依然として説明された実現化例に準拠していてもよい。さらに、ここに説明された動作は順次起こってもよく、または、ある動作が平行して処理されてもよい。
この発明の好ましい実施例の前述の説明は、例示および説明の目的で提示されてきた。それは、網羅的であるよう、またはこの発明を開示された正確な形に限定するよう意図されてはいない。上述の教示に鑑みて、多くの修正および変更が可能である。
この発明の範囲は、この詳細な説明によってではなく、むしろ、添付された特許請求の範囲によって限定されるよう意図されている。上述の仕様、例、およびデータは、この発明の構成の製造および使用の完全な説明を提供する。この発明の多くの実施例はこの発明の精神および範囲から逸脱することなく作成できるため、この発明はここに添付する特許請求の範囲内に属する。
Claims (19)
- ストレージシステムであって、
テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体に対してデータを読出し、書込むためのテープドライブと、
補助メモリ上でI/O操作を実行するI/Oコマンドを受信するための、および、テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体上でI/O操作を実行するようI/Oコマンドを再ルーティングするための補助メモリエミュレータとを含む、ストレージシステム。 - I/Oコマンドは、SCSI準拠のREAD ATTRIBUTEコマンドまたはWRITE ATTRIBUTEコマンドを含む、請求項1に記載のストレージシステム。
- テープドライブコントローラをさらに含み、補助メモリエミュレータはテープドライブコントローラに配置されている、請求項1に記載のストレージシステム。
- 補助メモリがテープストレージ媒体装置上で利用可能であるとテープドライブコントローラが判断した場合、補助メモリエミュレータは、補助メモリ上でI/O操作を実行するようI/Oコマンドをルーティングし、
補助メモリがテープストレージ媒体装置上で利用可能ではないとテープドライブコントローラが判断した場合、補助メモリエミュレータは、テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体上でI/O操作を実行するようI/Oコマンドをルーティングする、請求項3に記載のストレージシステム。 - ストレージシステムコントローラをさらに含み、補助メモリエミュレータはストレージシステムコントローラに配置されている、請求項1に記載のストレージシステム。
- I/O操作に関連するデータを一時的に記憶するためのキャッシュをさらに含む、請求項1に記載のストレージシステム。
- ストレージシステムを動作させる方法であって、
テープストレージ媒体装置上の補助メモリ上でI/O操作を実行するI/Oコマンドを受信するステップを含み、テープストレージ媒体装置は磁気テープ媒体を含み、補助メモリを含んでおらず、前記方法はさらに、
テープストレージ媒体装置に配置された磁気テープ媒体にI/Oコマンドをルーティングするステップを含む、ストレージシステムを動作させる方法。 - I/Oコマンドは、SCSI準拠のREAD ATTRIBUTEコマンドまたはWRITE ATTRIBUTEコマンドを含む、請求項7に記載の方法。
- テープストレージ媒体装置に補助メモリが存在するかどうかを判断するステップをさらに含み、
テープストレージ媒体装置に配置された磁気テープ媒体にI/Oコマンドをルーティングするステップは、テープストレージ媒体装置に補助メモリが存在しない場合にのみ実行される、請求項7に記載の方法。 - テープストレージ媒体装置をテープドライブにロードするステップと、
テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体のエミュレートされた補助メモリ領域からデータを読出すステップと、
磁気テープ媒体のエミュレートされた補助メモリ領域からのデータをキャッシュに記憶するステップとをさらに含み、
テープストレージ媒体装置に配置された磁気テープ媒体にI/Oコマンドをルーティングするステップは、I/Oコマンドをキャッシュにルーティングするステップを含む、請求項7に記載の方法。 - テープドライブからテープストレージ媒体装置をアンロードするステップと、
テープストレージ媒体装置をアンロードするステップの前に、キャッシュ内のデータを、磁気テープ媒体のエミュレートされた補助メモリ領域に記憶するステップとをさらに含む、請求項10に記載の方法。 - ストレージシステムであって、
テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体に対してデータを読出し、書込むためのテープドライブと、
補助メモリ上でI/O操作を実行するI/Oコマンドを受信するための、および、テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体上でI/O操作を実行するようI/Oコマンドを再ルーティングするための補助メモリエミュレーション手段とを含む、ストレージシステム。 - I/Oコマンドは、SCSI準拠のREAD ATTRIBUTEコマンドまたはWRITE ATTRIBUTEコマンドを含む、請求項12に記載のストレージシステム。
- テープドライブコントローラをさらに含み、補助メモリエミュレーション手段はテープドライブコントローラに配置されている、請求項12に記載のストレージシステム。
- 補助メモリがテープストレージ媒体装置上で利用可能であるとテープドライブコントローラが判断した場合、補助メモリエミュレーション手段は、補助メモリ上でI/O操作を実行するようI/Oコマンドをルーティングし、
補助メモリがテープストレージ媒体装置上で利用可能ではないとテープドライブコントローラが判断した場合、補助メモリエミュレーション手段は、テープストレージ媒体装置の磁気テープ媒体上でI/O操作を実行するようI/Oコマンドをルーティングする、請求項14に記載のストレージシステム。 - ストレージシステムコントローラをさらに含み、補助メモリエミュレーション手段はストレージシステムコントローラに配置されている、請求項12に記載のストレージシステム。
- I/O操作に関連するデータを一時的に記憶するためのキャッシュをさらに含む、請求項12に記載のストレージシステム。
- テープストレージ媒体装置であって、
ハウジングと、
磁気テープ媒体とを含み、前記磁気テープ媒体は、
テープ開始指標と、
テープ終端指標と、
テープ開始指標とテープ終端指標との間に位置付けられたデータ部分と、
テープ開始指標とテープ始端部との間に位置付けられた、エミュレートされた補助メモリ領域とを含み、エミュレートされた補助メモリ領域は、補助メモリ上にデータを記憶するI/Oコマンドから再ルーティングされたI/O操作から生じるデータを記憶する、テープストレージ媒体装置。 - ハウジングはテープカートリッジを含む、請求項18に記載の方法。
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