JP2008076892A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナーへのストレスを低減可能な現像装置を提供する。
【解決手段】本発明の現像装置100は、現像剤担持体110と、柔軟性を有するフィルム部材121と、フィルム部材121の少なくとも一部が現像剤担持体110の外周面に外接するようにフィルム部材121を支持する支持部材123と、現像剤担持体110の外周面に外接する回収部材130とを備える。フィルム部材121の固定端側は、現像剤担持体110とフィルム部材121との間に形成された微小隙間127が一定となるように設けられる。また、フィルム部材121の自由端側は、フィルム部材121に電圧が印加されることにより、現像剤担持体110に静電吸着される。そして、回収部材130は、回収部材130と現像剤担持体110との間に形成された、現像剤担持体110上の現像剤が回収部材130に吸着される向きの電界により、現像剤担持体110上の現像剤を電気的に回収する。
【選択図】図1

Description

本発明は、現像装置に関し、より詳細には、電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像装置に関する。
近年、省エネルギー化やファーストプリントアウト時間の短縮が求められる中で、現像剤であるトナーの低温定着化が必要とされている。定着部にて溶解しやすいトナーは、現像部での機械的ストレスに対する耐性が低下するため、トナーに与える機械的ストレスが小さい現像方式の開発が重要となってきている。
従来の一成分現像方式の現像装置1は、図5に示すように、トナーを担持して移送する現像ローラ10と、現像ローラ10にトナーを供給し、また現像ローラ10上の残トナーを剥離するRS(Remove and Supply)ローラ20と、現像ローラ10上のトナーの層規制を行うドクターブレード30とから構成される。
現像装置1は、RSローラ20によってトナー容器部(図示せず。)に収容されたトナーを担持して、RSローラ20と現像ローラ10とのニップ部に移送する。現像装置1を構成するRSローラ20は、例えばスポンジから形成されている。RSローラ20は、現像ローラ10の外周面に圧接して設けられ、現像ローラ10との圧接部において現像ローラ10に対して逆方向に摺擦するように回転する。RSローラ20により移送されたトナーは、ニップ部おいて現像ローラ10表面に擦り付けられて、現像ローラ10に担持される。現像ローラ10に担持されたトナーは、現像ローラ10の周方向に沿って設けられたドクターブレード30の下方を通過することにより、ある電位にまで帯電されるとともに層規制される。帯電した現像ローラ10上のトナーは、静電潜像ローラ5に形成された静電潜像の現像に使用される。一方、静電潜像の現像に使用されなかった残トナーは、RSローラ20により機械的に剥離される。
特開2001−331034号公報
このような現像装置1では、ドクターブレード30の下部および現像ローラ10とRSローラ20とが圧接する圧接部において、特にトナーに対して機械的ストレスが加わる。ドクターブレード30は、現像ローラ10の揺れ精度、円筒度の変動および環境による外径変化に対応するために、トナーの帯電およびトナー層の形成に必要な圧力以上にトナーを押圧する。このため、トナーに機械的ストレスが加えられてしまう。
また、RSローラ20は、静電気的に現像ローラ10に吸着されているトナーを機械的に剥離する。この際、現像ローラ10上のトナーの剥離が不十分であるとその箇所がメモリとなり、以降の現像時の画像欠陥に繋がる。このため、RSローラ20は、現像ローラ10に対して強く押圧されている。RSローラ20が現像ローラ10に対して押圧されているときの現像ローラ軸での回転トルクを100とすると、RSローラ20を設けていない場合の回転トルクは約70であるように、その押圧力は強い。また、RSローラ20は、スポンジローラであるため、トナーがRSローラ20内に侵入してしまう。このため、RSローラ20の硬度が高くなり、RSローラ20の圧接部においてトナーが受ける機械的ストレスが非常に大きくなる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、現像剤へのストレスを低減することの可能な、新規かつ改良された現像装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、周面に現像剤を担持して移送する現像剤担持体と、現像剤担持体に担持された現像剤の層を規制するとともに現像剤を帯電させる、柔軟性を有するフィルム部材と、フィルム部材の少なくとも一部が現像剤担持体の外周面に外接するようにフィルム部材を支持する支持部材と、現像剤担持体の外周面に外接する回収部材と、を備える現像装置が提供される。かかる現像装置では、フィルム部材の固定端側が、現像剤担持体とフィルム部材との間に形成された、現像剤の導入口である微小隙間が一定となるように設けられる。また、フィルム部材の自由端側は、フィルム部材に電圧が印加されることにより、現像剤担持体に静電吸着される。そして、回収部材は、回収部材と現像剤担持体との間に形成された、現像剤担持体上の現像剤が回収部材に吸着される向きの電界により、現像剤担持体上の現像剤を電気的に回収することを特徴とする。
本発明によれば、現像剤の層規制および帯電を行うブレードとして、柔軟性を有するフィルム部材を用いる。フィルム部材は、一端側(固定端側)が支持部材に固定され、他端側(自由端側)は、少なくとも一部が現像剤担持体と外接するように設けられる。支持部材は、現像剤担持体の外周面とフィルム部材との間に形成された微小隙間が一定となるように固定される。かかる構成により、微小隙間の大きさがほとんど変動しないため、現像剤担持体とフィルム部材とによって形成されるニップに流入する現像剤量が一定となるよう規制することができる。
一方、フィルム部材の自由端側は、フィルム部材に電圧が印加されていない状態において、少なくともその一部が現像剤担持体に外接するように設けられる。フィルム部材に電圧が印加されると、フィルム部材と現像剤担持体との間に静電吸着力が生じ、フィルム部材と現像剤担持体とによってニップ幅が増大される。ニップ幅は、フィルム部材に印加される電圧の大きさに比例して増大する。ニップに流入した現像剤は、ニップを通過する際、フィルム部材との摩擦によって帯電され、均一な薄層となるよう規制される。このように、本発明の現像装置によれば、フィルム部材を用いることにより、現像剤に大きな力をかけることなく現像剤を帯電させ、かつ均一な層を形成することが可能となり、現像剤へのストレスを低減することができる。
さらに、現像剤担持体上に残存する現像剤は、回収部材により電気的に回収される。すなわち、回収部材と現像剤担持体との間に、現像剤担持体上の現像剤が回収部材に吸着される向きの電界を形成し、現像剤担持体上の現像剤を回収部材に静電吸着させる。これにより、従来の現像装置のように現像剤担持体上の現像剤を機械的に剥ぎ取るのではなく、電気的に回収することにより、効率よく回収することができ,現像剤へのストレスを低減することができる。
また,本発明の現像装置は、フィルム部材による現像剤の層規制および帯電と、現像剤の電気的な回収を組み合わせることにより、効果的に現像剤へのストレスを低減させることができる。フィルム部材による用いた現像剤の帯電性能は、従来のドクターブレードを用いる場合と比較して、現像剤をフィルム部材と現像剤担持体とのニップ部を1回通過させることで必要な帯電を行うことができる。また、回収部材の回収効率は、従来のRSローラによる回収と比較して、ほぼ100%現像剤を回収することができる。これにより、現像剤担持体上の現像剤を確実に回収することができるので、現像剤が残留して現像剤担持体上を循環し続けることがない。これにより、現像剤の劣化を防止することができる。
ここで、本発明の現像装置は、さらに、回収部材上の現像剤を剥離する剥離部材を備えることもできる。剥離部材は、回収部材の外周面に当接するように配置される。剥離部材は、例えば導電性材質から形成することができる。また、回収部材の表面に、低表面エネルギー層を形成してもよい。これにより、回収部材から現像剤を容易に剥離することができる。
また、かかる現像装置は、回収部材より回収した現像剤をフィルム部材に移送する移送手段をさらに備えることもできる。移送手段は、回収部材により回収した現像剤と新たに供給される現像剤とを供給する供給部材と、供給部材から供給された現像剤を攪拌する攪拌部材と、からなる。本発明にかかる現像装置では、回収部材から剥離された現像剤が現像剤担持体に直接供給されないように、現像装置を構成する。そこで、回収部材から回収された現像剤を移送手段により移送して現像剤担持体とフィルム部材との間に供給することにより、現像剤の循環系を大きくすることができる。これにより、急激な現像剤の劣化、現像剤担持体に供給される現像剤の急激な特性変化を防止することができ、画質の安定性、システムの耐久性を向上させることができる。
このような現像装置は、例えばプリンタ等の画像形成装置に用いることができる。
以上説明したように本発明によれば、現像剤へのストレスを低減することの可能な現像装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、図1および図2に基づいて、本発明の第1の実施形態にかかる現像装置100について説明する。なお、図1は、本実施形態にかかる現像装置100の概略構成を示す説明図である。図2は、本実施形態にかかるフィルム部材の構成を示す説明図である。
本実施形態にかかる現像装置100は、図1に示すように、現像剤であるトナーを担持して移送する現像ローラ110と、現像ローラ110上のトナーの層規制を行い、トナーを帯電させるための層規制帯電部材120と、現像ローラ110上の残トナーを剥離する回収部材130と、トナーを剥離する剥離部材140と、トナーを攪拌する攪拌部材150とを備える。
現像ローラ110は、その外周面に現像剤であるトナーを担持して移送する略円柱形状の現像剤担持体であり、図1紙面奥方向に延びるように配置される。現像ローラ110は、回転することによりトナーを移送して、静電潜像を現像するためのトナーを静電潜像ローラ105に供給する。現像ローラ110は、静電潜像ローラ105と近接して設けられており、静電潜像ローラ105との間に電界を形成するために電圧Vが印加される。例えば、現像ローラ110と静電潜像ローラ105との電位差が約400Vとなるように、現像ローラ110に電圧Vが印加される。
層規制帯電部材120は、トナーの帯電およびトナー層の層規制を行う部材であり、柔軟性を有するフィルム部材121と、フィルム部材121を支持する支持部材123とからなる。フィルム部材121は、現像ローラ110に担持されるトナーの層を均一にするとともに、トナーを摩擦帯電する。フィルム部材121は、中抵抗、望ましくは約10〜10Ω・cmの抵抗値(体積抵抗値もしくは表面抵抗値)の材質から形成される中抵抗層を少なくとも含む。中抵抗層は、例えばポリイミド、ポリカーボネイト、ポリアミド等を主とした高分子フィルムから形成される。また、支持部材123は、基台160に固定されている。
フィルム部材121は、中抵抗層に加え、表面抵抗層を含んでもよい。例えば、フィルム部材121をその厚さ方向に2層にし、現像ローラ110に接する側の層を中抵抗層、他方の層を絶縁層(高抵抗層)としてもよい。このとき、導電はフィルム部材121の表面を介して行われるため、フィルム部材121の中抵抗層と支持部材123とを電気的に接続する接続部材が設けられる。接続部材としては、例えば銅テープ等の導電性のある層状のシート部材が用いられる。
また、表面抵抗層を形成する場合、例えば、トナーの導入口である現像ローラ回転方向上流側を低抵抗材質から形成し、現像ローラ回転方向下流側は高抵抗材質から形成することができる。現像ローラ回転方向上流側は静電吸着力が大きくなり、フィルム部材121と現像ローラ110とによって形成される微小隙間127をより一定に維持することができるので、トナーの流入量を安定させることができる。一方、現像ローラ回転方向下流側は静電吸着力が小さくなり、フィルム部材121の自由端の伸びを防止することができる。
さらに、フィルム部材121の現像ローラ110と対向する面側に、コーティング層を設けることもできる。例えば、コーティング層の現像ローラ回転方向上流側は表面硬度の高い材質から形成することにより、トナーによるフィルム部材121の傷付きを防止できる。また、コーティング層の現像ローラ回転方向下流側は表面エネルギーの低い材質から形成することにより、フィルム部材121にトナーが付着することを防止できる。
また、本実施形態において、フィルム部材121の厚さは約50〜500μmに形成される。そして、フィルム部材121は、現像ローラ110に対して高い線圧をかけないように、柔軟性を有する材質から形成される。
フィルム部材121は、現像ローラ110下部側に配置され、図2に示すように、現像ローラ回転方向上流側(A側)の一端(以下、「固定端」という。)側が支持部材123に固定されており、現像ローラ回転方向下流側(B側)の他端(以下、「自由端」という。)側は湾曲して、少なくとも一部が現像ローラ110に外接するように設けられている。
フィルム部材121の固定端側は、支持部材123によって、フィルム部材121と現像ローラ110との間に微小隙間127が形成されるような位置に固定される。微小隙間127はトナーの導入口である。微小隙間127の幅d(フィルム部材121と現像ローラ110の外周面との距離)はトナーの大きさに応じて決定されるが、例えば約2mm以下、望ましくは約0.3〜0.5mm程度に形成される。このように、フィルム部材121の固定端側を支持部材123の現像ローラ110側の端部123aで固定することにより、トナーの移送圧力によって微小隙間127が変動しないようになり、フィルム部材121の導入口でトナー層を所定の厚さに規制することができる。
フィルム部材121の自由端側は、支持部材123の現像ローラ110側の端部と現像ローラ110との間で屈曲されて小R形状を成し、自由端は現像ローラ回転方向下流側に沿って配置される。このとき、フィルム部材121の自由端側の少なくとも一部が現像ローラ110の外周面に接触している。フィルム部材121の自由端側は、フィルム部材121の自由端側の少なくとも一部が現像ローラ110の外周面と確実に接するような長さを有するように設けられる。このフィルム部材121の自由端側の長さは、例えば約5〜10mmの長さとすることができる。
フィルム部材121には、フィルム部材121と現像ローラ110との間に、帯電したトナーが現像ローラ110に担持される方向、すなわち現像ローラ110の回転中心方向の電界が形成されるように電圧Vが印加される。フィルム部材121への電圧供給は、フィルム部材121の中抵抗層の形成位置に応じて決定される。例えば、フィルム部材121が中抵抗を有する1つの素材から形成されている等、フィルム部材121の厚さ方向の抵抗が中抵抗の導通があるように形成されている場合には、図2に示すように、支持部材123を導電性の材質から形成して、支持部材123に電圧Vを印加する。これにより、支持部材123との接触面からフィルム部材121に導電させることもできる。
このようなフィルム部材121に電圧が印加されて現像ローラ110との間に電界が形成されると、フィルム部材121は現像ローラ110の外周面に静電吸着され、フィルム部材121と現像ローラ110との間にニップ幅が増大される。ニップ幅は、フィルム部材に印加される電圧の大きさに比例して増大する。本実施形態において、ニップは、ニップ幅(現像ローラ110の周方向の幅)が約1〜2mmとなるように形成される。このニップをトナーが通過することにより、均一な薄層とされるとともにトナーが摩擦帯電される。
回収部材130は、静電潜像ローラ105に付着せずに現像ローラ110に残像したトナーを、現像ローラ110上から回収するローラである。回収部材130は、例えば現像ローラ110上部側に、現像ローラ110に接触して配置される。回収部材130は、例えばアルミニウム等の金属部材から形成されており、回収部材130の表層には、アルマイト処理により絶縁膜131が形成されている。さらに、絶縁膜131の表面に、低表面エネルギー層を形成してもよい。これにより、後述する剥離部材140による回収部材130上のトナーの剥離が容易になる。低表面エネルギー層としては、例えばフッ素コーティング層等が形成される。
また、現像ローラ110上の帯電した残トナーが回収部材130に転写される方向の電界を形成するため、回収部材130に電圧Vが印加される。このとき、回収部材130には、現像ローラ110との電位差が約100〜300Vとなるような電圧Vが印加される。これにより、現像ローラ110上のほとんどの残トナーを回収部材130に転写させることができる。本実施形態においては、回収部材130はグランド接続されている。
剥離部材140は、回収部材130に付着するトナーを剥離する部材であり、回収部材130の外周面に当接するように設けられる。剥離部材140は、例えば導電性を有する材質を板状にして形成される。剥離部材140を導電性材質から形成することにより、回収部材130から容易にトナーを剥離することができる。
攪拌部材150は、現像ローラ110に供給されるトナーを攪拌する部材である。攪拌部材150には、回収部材130によって回収された現像ローラ110上の残トナーと新たに供給されるトナーとが供給され、時計回りに回転する攪拌部材150によって攪拌される。攪拌部材150は、図1に示すように、例えば回転軸に略等間隔に設けられた4つの羽状部材151を備える。攪拌部材150の回転軸を回転させて羽状部材151を回転することにより、トナーを現像ローラ110とフィルム部材121との間に形成された微小隙間127へ供給する。
また、本実施形態にかかる現像装置100は、現像装置100を構成する各部材に印加する電圧を制御する電圧制御部(図示せず。)を備える。電圧制御部は、現像ローラ110、フィルム部材121と導通された支持部材123、および回収部材130に印加する電圧を制御する。各部材の電圧を制御することにより、現像ローラ110とフィルム部材121との間、および現像ローラ110と回収部材130との間に形成される電界の強さを制御することができる。
以上、本実施形態にかかる現像装置100の概略構成について説明した。次に、図1および図3に基づいて、本実施形態にかかる現像装置100におけるトナーの循環について説明する。なお、図3は、本実施形態にかかる現像装置100におけるトナーの循環経路を示す説明図である。
<現像装置におけるトナーの循環>
本実施形態にかかる現像装置100において、まず、現像ローラ110とフィルム部材121との間に形成された微小隙間127にトナーが導入される。攪拌部材150により攪拌されたトナーは、攪拌部材150が回転することによって微小隙間127付近に移送されて導入される。
微小隙間127に導入されたトナーは、現像ローラ110の周方向に沿って設けられた層規制帯電部材120により層規制および帯電される。層規制帯電部材120のフィルム部材121と現像ローラ110との間に形成される微小隙間127を通過する前のトナー層の厚さは不均一であるが、微小隙間127をトナーが通過する際に、フィルム部材121と現像ローラ110とによって形成されたニップを通過するトナー量が規制される。
上述したように、フィルム部材121の固定端側は、支持部材123に支持されており、フィルム部材121の自由端側は、支持部材123の現像ローラ110側の端部123aでフィルム部材121が屈曲されている。したがって、トナーの移送圧力が大きくなったとしても、フィルム部材121の自由端側は支持部材123の端部123aによって支えられるので、微小隙間127の幅dは略一定に維持される。このような構成により、トナーの移送圧力が変動しても微小隙間127は変動しないので、ニップに流入するトナー量が略一定となるよう規制することができる。
微小隙間127を通過したトナーは、フィルム部材121が現像ローラ110に静電吸着して形成されたニップを通過する。トナーは、ニップを通過する際に、フィルム部材121に擦り付けられて摩擦帯電される。ここで、フィルム部材121は、上述したように、中抵抗の材質からなる中抵抗層を含んで構成されている。このため、フィルム部材121と現像ローラ110との間に働く静電吸着力は、例えば図5に示すような、金属薄板からなる従来のドクターブレード30と比較して弱い。また、フィルム部材121は柔軟性を有する材質から形成されているため、その靭性によりニップを通過するトナーに対して柔軟に動く。したがって、現像ローラ10に高い線圧がかかる従来の現像装置1と比較して、現像ローラ110にかかる線圧を低くすることができ、ニップを通過するトナーにかかるストレスを低減することができる。
また、ニップでは、微小隙間127で略均一の層となるように規制された現像ローラ110上のトナー層が、さらに均一な薄層となるように層規制される。トナー層の層規制は、現像ローラ110の回転中心方向に静電吸着力の働くニップ部にトナーを通過させることにより、トナーを現像ローラ110側へ押圧して行われる。このように、本実施形態にかかる層規制帯電部材120は、微小隙間127においてトナーの流入量を規制し、さらにニップにおいて薄層に収束させる。このように2段階でトナー層の規制を行うことにより、大きな押圧力を用いることなく均一かつ薄層のトナー層を形成することができる。
ここで、電圧制御部により、フィルム部材121と現像ローラ110との間に形成される電界の電流値が一定となるように電圧制御してもよい。これにより、フィルム部材121と現像ローラ110との間に介在するトナーに関わらず両部材間の静電吸着力を一定に保つことができ、より均一にトナー層を規制することができる。
ニップを通過して帯電され、均一な薄層となった現像ローラ110上のトナーは、静電潜像が形成された静電潜像ローラ105と現像ローラ110とが近接する位置において、その一部が静電潜像ローラ105に付着する。一方、静電潜像ローラ105に付着せずに現像ローラ110に残像したトナーは、現像ローラ110に付着したまま移送されて、回収部材130に転写される。現像ローラ110と回収部材130との間には、現像ローラ110上のトナーが回収部材130に転写される方向の電界が形成されている。フィルム部材121によって帯電されたトナーは、この電界によって回収部材130に吸着されるような静電吸着力が働き、回収部材130上に転写される。現像ローラ110上の残トナーの剥離を電気的に行うことにより、剥離効率を向上することができる。さらに、現像ローラ110上の残トナーを安定して剥離することが可能でありながら、剥離時にトナーに与えるストレスは非常に少ない。
回収部材130に転写されたトナーは、本実施形態では反時計回りに回転する回収部材130によって移送された後、回収部材130の外周面に当接して設けられた剥離部材140によって回収部材130から剥離される。剥離部材140は、回収部材130上のトナーを機械的に剥離するが、回収部材130は現像ローラ110と比較して、その表層が表面エネルギーの低い材質によって形成されている。このため、回収部材130からトナーを剥離し易く、剥離によるストレスを非常に小さくすることができる。
剥離部材140によって回収部材130から剥離されたトナーは、回収部材130から落下して、攪拌部材150が設けられた攪拌領域に流入する。剥離されたトナーは、攪拌領域において、新しく供給されたトナーとともに攪拌部材150によって攪拌される。そして、攪拌されたトナーは、攪拌部材150の回転により、現像ローラ110とフィルム部材121とにより形成された微小隙間127に導入される。
以上、本実施形態にかかる現像装置100におけるトナーの循環について説明した。ここで、本実施形態との比較のため、図6に基づいて、従来の現像装置1におけるトナーの循環について説明する。なお、図6は、従来の現像装置1におけるトナーの循環経路を示す説明図である。
従来の現像装置1では、図6に示すように、攪拌部材40によって攪拌されたトナーはRSローラ20に供給され、移送される。そして、RSローラ20と現像ローラ10とによって形成されたニップ部においてトナーは現像ローラ10に擦り付けられて付着された後、ドクターブレード30によって帯電および層規制される。その後、帯電したトナーは、現像ローラ10によって静電潜像ローラ5と対向する位置に移送されて、静電潜像ローラ5に形成された静電潜像に応じて静電潜像ローラ5に移動する。静電潜像ローラ5に移動しなかったトナーは現像ローラ10上に残存し、RSローラ20とのニップ部において機械的に剥離される。
このような従来の現像装置1において、現像ローラ10から静電潜像ローラ5へトナーが移動しない、または移動が少ない場合には、現像ローラ10上の残トナーが現像ローラ10に滞留してしまう。残トナーはRSローラ20によって剥離されるが、残トナーの70%ほどを剥離できるに過ぎない。したがって、現像ローラ10の外周面に付着した残トナーは、現像ローラ10およびRSローラ20を循環してしまい、トナーが劣化しやすい。さらに、新しいトナーが現像ローラ10に供給されると、現像ローラ10上に滞留する残トナーと新しいトナーとの帯電特性に差が生じる。このため、現像ローラ10上の帯電トナー状況が大きく変化し、画像の劣化が生じるという問題もあった。
一方、本実施形態にかかる現像装置100では、図3に示すように、静電潜像ローラ105でのトナー消費量によらず、攪拌部材150により攪拌されたトナーが現像ローラ110により移送された後、静電潜像の現像に使用されなかった残トナーは、回収部材130により回収され、新たなトナーとともに攪拌部材150に供給される。このように、トナーは大きく循環される。このため、現像ローラ110上の残トナーの劣化や、新しいトナーが現像ローラ110に供給されたときの帯電変動はなく、画像の劣化が生じない。
また、上述したように、本実施形態にかかる回収部材130を用いることにより、現像ローラ110上のほとんどの残トナーを回収することができるが、例えば高湿度等のトナーの帯電性が低下する環境下において、従来のドクターブレード30によりトナーを帯電させると、トナーの帯電が不足して画像不良が生じる場合がある。しかし、本実施形態のように、フィルム部材121を用いてトナーを帯電させることよって、環境によらず帯電性能を維持することができる。このように、フィルム部材121によるトナーの帯電と、電気的なトナーの回収とを組み合わせることによって従来の摩擦帯電に加えて放電による電荷の授受も行われることとなり、画質の環境安定性を高めることができる。
以上、第1の実施形態にかかる現像装置100について説明した。かかる現像装置100によれば、現像ローラ110の変動に追従可能な柔軟性を有するフィルム部材121によってトナーの帯電および層規制を行い、回収部材130によって現像ローラ110上の残トナーを電気的に回収する。これにより、トナーへのストレスを低減することができ、低温での定着が可能なトナーを使用することができる。
(第2の実施形態)
次に、図4に基づいて、第2の実施形態にかかる現像装置200について説明する。本実施形態にかかる現像装置200は、第1の実施形態にかかる現像装置100と同様の特徴的構成、すなわち、トナーの帯電および層規制を行うフィルム部材および、残トナーの電気的な回収機構を有する、縦型構成の1成分非磁性トナー用の現像装置である。なお、図4は、本実施形態にかかる現像装置200の概略構成を示す説明図である。
本実施形態にかかる現像装置200は、図4に示すように、トナーを担持して移送する現像ローラ210と、現像ローラ210上のトナーの層規制を行い、トナーを帯電させるための層規制帯電部材220と、現像ローラ210上の残トナーを剥離する回収部材230と、トナーを剥離する剥離部材240と、トナーを供給する供給部材250と、トナーを攪拌する攪拌部材260とを備える。
現像ローラ210、層規制帯電部材220、回収部材230、剥離部材240および攪拌部材260は、第1の実施形態にかかる現像装置100と同様の機能を有する部材であり、その配置のみが相違する。したがって、これら各部材の機能についての詳細な説明は省略する。
供給部材250は、回収部材230により回収された現像ローラ210上の残トナーおよびトナー容器(図示せず。)から移送されてきた新しいトナーを、攪拌部材260に供給する部材である。供給部材250は、例えば、図4紙面奥方向に延びるスクリューにより構成することができる。これにより、剥離部材240によって回収部材230から剥離したトナーが直接現像ローラ210に供給されることがなく、より多くトナーを循環させることができる。
本実施形態にかかる現像装置200は、図4に示すように、現像ローラ210上方(y軸正方向側)に静電潜像ローラ205が隣接して配置されている。また、現像ローラ210と静電潜像ローラ205とが対向する位置を基準として、現像ローラ回転方向下流側に回収部材230が現像ローラ210と外接して配置される。回収部材230の下部側(y軸負方向側)には、剥離部材240、供給部材250、そして攪拌部材260が配置されている。剥離部材240は支持壁270に固定されており、支持壁270の下部側は略円弧状に形成されたトナー受け281となっている。本実施形態にかかる現像装置200において、回収部材230、剥離部材240、供給部材250および攪拌部材260の配置は、現像装置200のサイズをコンパクトにするため重要となる。
本実施形態にかかる現像装置200におけるトナーの循環は、まず、攪拌部材260により攪拌されたトナーが、現像ローラ210とフィルム部材221との間に形成された微小隙間227に導入される。微小隙間227に導入したトナーは、現像ローラ210とフィルム部材221との間を通過する間に帯電されるとともに薄層形成され、静電潜像ローラ205の対向部において現像される。現像ローラ210上の残トナーは、現像ローラ210と回収部材230との間に働く電気的な吸着力により分離されて、回収部材230に静電吸着する。
回収部材230に吸着したトナーは、回収部材230の下部側に設けられた剥離部材240によって回収部材230から剥離される。隔離されたトナーは重力により下方に落下して、回収部材230の下部側に設けられた供給部材250に流入する。供給部材250には、トナー容器(図示せず。)から移送されてきた新しいトナーと、現像ローラ210から回収された残トナーとが流入し、これらのトナーが攪拌部材260に供給される。攪拌部材260に供給されたトナーは攪拌され、現像ローラ210とフィルム部材221との間に供給される。
このように、現像ローラ210の周囲に、トナーの帯電、現像、回収、供給、攪拌の機能部を効率的よく配置することにより、最適なトナー循環経路を非常にコンパクトに形成することができる。
以上、第2の実施形態にかかる現像装置200について説明した。かかる現像装置200によれば、現像ローラ210の変動に追従可能な柔軟性を有するフィルム部材221によってトナーの帯電および層規制を行い、現像ローラ210上の残トナーを電気的に回収する回収部材230を備える。これにより、トナーへのストレスを低減することができ、低温での定着が可能なトナーを使用することができる。さらに、最適なトナー循環経路をコンパクトに形成することができるので、従来は困難であった縦型構成の1成分非磁性トナー用の現像装置を構成することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、フィルム部材への電圧供給は、フィルム部材の固定端側から供給されたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、フィルム部材の固定端側と自由端側の両方から電圧供給してもよい。このとき、固定端側から印加する電圧を自由端側から印加する電圧に比べて弱くすることにより、フィルム部材の固定端側で生じる静電吸着力は、自由端側の静電吸着力よりも大きくなる。これにより、トナーが導入される微小隙間をより一定に維持することができ、トナーの流入量を安定させることができる。
本発明の第1の実施形態にかかる現像装置の概略構成を示す説明図である。 同実施形態にかかるフィルム部材の構成を示す説明図である。 本実施形態にかかる現像装置におけるトナーの循環経路を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかる現像装置の概略構成を示す説明図である。 従来の現像装置の概略構成を示す説明図である。 従来の現像装置におけるトナーの循環経路を示す説明図である。
符号の説明
100、200 現像装置
105、205 静電潜像ローラ
110、210 現像ローラ
120、220 層規制帯電部材
121、221 フィルム部材
123、223 支持部材
130、230 回収部材
140、240 剥離部材
150、260 攪拌部材
250 供給部材
T トナー

Claims (6)

  1. 周面に現像剤を担持して移送する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に担持された現像剤の層を規制するとともに前記現像剤を帯電させる、柔軟性を有するフィルム部材と、
    前記フィルム部材の少なくとも一部が前記現像剤担持体の外周面に外接するように、前記フィルム部材を支持する支持部材と、
    前記現像剤担持体の外周面に外接する回収部材と、
    を備え、
    前記フィルム部材の固定端側は、前記現像剤担持体と前記フィルム部材との間に形成された、前記現像剤の導入口である微小隙間が一定となるように設けられ、
    前記フィルム部材の自由端側は、前記フィルム部材に電圧が印加されることにより、前記現像剤担持体に静電吸着され、
    前記回収部材は、前記回収部材と前記現像剤担持体との間に形成された、前記現像剤担持体上の現像剤が前記回収部材に吸着される向きの電界により、前記現像剤担持体上の現像剤を電気的に回収することを特徴とする、現像装置。
  2. 前記回収部材上の現像剤を剥離する剥離部材を備え、
    前記剥離部材は、前記回収部材の外周面に当接されることを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記剥離部材は、導電性材質からなることを特徴とする、請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記回収部材より回収した現像剤を前記フィルム部材に移送する移送手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記移送手段は、
    前記回収部材により回収した現像剤と新たに供給される現像剤とを供給する供給部材と、
    前記供給部材から供給された現像剤を攪拌する攪拌部材と、
    からなることを特徴とする、請求項4に記載の現像装置。
  6. 少なくとも1つの現像装置を備える画像形成装置であって、
    前記現像装置は、
    周面に現像剤を担持して移送する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に担持された現像剤の層を規制するとともに前記現像剤を帯電させる、柔軟性を有するフィルム部材と、
    前記フィルム部材の少なくとも一部が前記現像剤担持体の外周面に外接するように、前記フィルム部材を支持する支持部材と、
    前記現像剤担持体の外周面に外接する回収部材と、
    を備え、
    前記フィルム部材の固定端側は、前記現像剤担持体と前記フィルム部材との間に形成された、前記現像剤の導入口である微小隙間が一定となるように設けられ、
    前記フィルム部材の自由端側は、前記フィルム部材に電圧が印加されることにより、前記現像剤担持体に静電吸着され、
    前記回収部材は、前記回収部材と前記現像剤担持体との間に形成された、前記現像剤担持体上の現像剤が前記回収部材に吸着される向きの電界により、前記現像剤担持体上の現像剤を電気的に回収することを特徴とする、画像形成装置。
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