JP4845659B2 - 現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置に関し、より詳細には、電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置による画像形成は、まず、帯電器により静電潜像担持体である感光ドラムを帯電させた後、例えばレーザ光を像静電潜像担持体に照射して静電潜像担持体に静電潜像を形成する。次いで、現像装置によりトナーを像担持体に静電接着させて静電潜像を現像し、静電潜像担持体に担持されたトナーを、転写ローラを用いて用紙に転写する。その後、像静電潜像担持体に残存するトナーを除去して次の画像を形成する。
このような画像形成装置に備わる従来の現像装置1は、例えば図6のように、トナーを担持して搬送する現像ローラ10と、現像ローラ10にトナーを供給し、また現像ローラ10上の残トナーを剥離する供給ローラ20と、現像ローラ10上のトナーの層規制を行うドクターブレード30とから構成される。
現像装置1では、トナー容器部(図示せず。)に収容されたトナーは、トナーを搬送する供給ローラ20に担持され、供給ローラ20と現像ローラ10とのニップ部に搬送される。ニップ部にてトナーは現像ローラ10表面に擦り付けられて、現像ローラ10に担持される。現像ローラ10に担持されたトナーは、現像ローラ10の周方向に沿って設けられたドクターブレード30の下方を通過する。ドクターブレード30は、ドクターブレード30の下方を通過するトナーをある電位にまで帯電し、現像ローラ10に担持されたトナーが薄層となるように規制する。このように、ドクターブレード30は、現像ローラ10の表面にトナー薄層を形成し、トナーの補助的帯電を行う。
ドクターブレード30としては、図6に示すように、例えば燐青銅からなる金属薄板を、その曲げ剛性を利用して現像ローラ10に押圧するものが一般的に使用されている。しかし、このようなドクターブレード30は長手方向に沿って堅固であり、現像ローラ10に対して高い線圧がかかってしまう。このため、ドクターブレード30の平面性や現像ローラ10の円筒形状の不均一によるニップの不均一さや、現像ローラ10の回転に伴うニップ状態の変動に応じて、現像ローラ10上のトナー層が不均一となったり、ニップ状態に変動が生じたりして、画像品質が低下してしまうという問題がある。
このような問題を解決するために、図7に示すような柔軟性ドクターブレード40が提案されている(例えば、特許文献1)。かかる柔軟性ドクターブレード40は、略L字形状のブレード41が薄板状のギャップ調整板42により裏打ちされ、弾性フォーム材43を介してブレード支持部材44に固定されている。ブレード41とブレード支持部材44との間に弾性フォーム材43を設けることにより現像ローラ10回転方向の変動への追従性が向上され、ギャップ調整板42により現像ローラ10スラスト方向のブレード平面性が向上される。
特開平10−39623号公報
しかし、図7に示すような柔軟性ドクターブレード40では、現像ローラ10の周面に対して垂直方向におけるドクターブレード追従性とブレード41の現像ローラ回転方向におけるトナーの保持力との両立を図ることが困難である。このため、ブレード10の現像ローラ回転方向上流側の周方向変位によって、トナーの流入口となるくさび形状のギャップが変動する。このギャップが変動することにより、トナーの取り込み量が変動したり、弾性フォーム材43による押圧の最適化が困難である等の問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、トナーを帯電させるとともに均一なトナー層を形成することの可能な、新規かつ改良された現像装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、周面に現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、現像剤担持体に担持された現像剤の層を規制するとともに現像剤を帯電させる、柔軟性を有するフィルム部材と、フィルム部材の少なくとも一部が現像剤担持体の外周面に外接するようにフィルム部材を支持する支持部材と、を備える現像装置が提供される。かかる現像装置の、支持部材に固定されたフィルム部材の固定端側は、現像剤担持体とフィルム部材との間に形成された現像剤の導入口である微小隙間が一定となるように設けられフィルム部材の自由端側は、フィルム部材に電圧が印加されることにより現像剤担持体に静電吸着される。そして、フィルム部材は、表面抵抗層を更に含み、表面抵抗層の現像剤担持体回転方向上流側は低抵抗材質からなり、表面抵抗層の現像剤担持体回転方向下流側は高抵抗材質からなることを特徴とする。
本発明によれば、現像剤の層規制および帯電を行うブレードとして、柔軟性を有するフィルム部材を用いる。フィルム部材は、一端側(固定端側)が支持部材に固定され、他端側(自由端側)は、少なくとも一部が現像剤担持体と外接するように設けられる。支持部材は、現像剤担持体の外周面とフィルム部材との間に形成された微小隙間が一定となるように固定される。例えば、現像剤担持体の外周面と支持部材の現像剤担持体側の一端との距離が約2mm以下となるように支持部材を固定することにより、微小隙間の大きさを規制することができる。かかる構成により、微小隙間の大きさがほとんど変動しないため、現像剤担持体とフィルム部材とによって形成されるニップに流入する現像剤の量が一定となるよう規制することができる。
一方、フィルム部材の自由端側は、フィルム部材に電圧が印加されていない状態において、少なくともその一部が現像剤担持体に外接するように設けられる。フィルム部材に電圧が印加されると、フィルム部材と現像剤担持体との間に静電吸着力が生じ、フィルム部材と現像剤担持体とによってニップ幅が増大される。ニップ幅は、フィルム部材に印加される電圧の大きさに比例して増大する。ニップに流入したトナーは、ニップを通過する際、フィルム部材との摩擦によって帯電され、均一な薄層となるよう規制される。このように、本発明の現像装置によれば、かかるフィルム部材を備えることにより、現像剤を帯電させ、かつ均一な層を形成することが可能となる。また、フィルム部材の表面抵抗層を、現像剤の導入口である現像剤担持体回転方向上流側を低抵抗材質から形成し、現像剤担持体回転方向下流側を高抵抗材質から形成することにより、現像剤担持体回転方向上流側は静電吸着力が大きくなり、フィルム部材と現像剤担持体とによって形成される微小隙間をより一定に維持することができるので、現像剤の流入量を安定させることができる。一方、現像剤担持体回転方向下流側は静電吸着力が小さくなり、フィルム部材の自由端の伸びを防止することができる。
ここで、フィルム部材は、少なくとも中抵抗の材質からなる中抵抗層を含んで構成される。ここで、中抵抗層の抵抗値は、約10〜10Ω・cmである。このようなフィルム部材を用いることにより、フィルム部材が現像剤担持体に静電吸着するときにおいても現像剤担持体にかかる線圧が低くなり、現像剤に対するストレスを低減させることができる。
また、フィルム部材の現像剤担持体周方向の両端から、異なる電圧を印加するようにしてもよい。例えば、フィルム部材の固定端側から印加する電圧を、自由端側から印加する電圧よりも高い電圧とすると、フィルム部材の固定端側で生じる静電吸着力は、自由端側の静電吸着力よりも大きくなる。これにより、現像剤が導入される微小隙間をより一定に維持することができ、現像剤の流入量を安定させることができる。
本発明の現像装置は、フィルム部材と現像剤担持体との間に形成される電界の電流値が略一定となるように、フィルム部材に印加する電圧を制御する電圧制御部をさらに備えることもできる。これにより、フィルム部材と現像剤担持体との間に介在する現像剤によらず、フィルム部材と現像剤担持体との間に生じる静電吸着力を維持することができる。
さらに、フィルム部材の現像剤担持体と対向する面側に、コーティング層を設けることもできる。例えば、コーティング層の現像剤担持体回転方向上流側は表面硬度の高い材質から形成することにより、現像剤によるフィルム部材の傷付きを防止できる。また、コーティング層の現像剤担持体回転方向下流側は表面エネルギーの低い材質から形成することにより、フィルム部材に現像剤が付着することを防止できる。
また、電圧制御部は、現像剤担持体とフィルム部材との間に形成される現像時の電界と非現像時の電界とが逆電界となるように、フィルム部材に印加する電圧を制御してもよい。例えば、電圧制御部は、フィルム部材に印加する電圧を現像剤担持体に印加されている電圧よりも低くなるように制御する。これにより、フィルム部材に付着する正規の極性に帯電した現像剤ではなく、逆極性に帯電した現像剤を現像剤担持体に付着させて排出させることができる。あるいは、電圧制御部は、フィルム部材に印加する電圧を切るように制御してもよい。
または、電界の向きが現像時と同一であっても、フィルム部材に印加する電圧を、現像時に印加する電圧よりも低くしてもよい。この場合、現像剤担持体とフィルム部材との間の静電吸着力が小さくなるとともに、電界による逆極性トナーのフィルム部材への電気的吸着力も小さくなる。したがって、正規の極性トナーとともに逆極性現像剤もフィルム部材と現像剤担持体との間から除去することができる。
また、現像終了時に、電圧制御部は、現像剤担持体とフィルム部材との間に形成される電界が現像時の電界と逆になるように、フィルム部材に印加する電圧を制御してもよい。あるいは、現像剤担持体とフィルム部材との間に形成される現像終了時の電界が現像時の電界よりも強くなるように、フィルム部材に印加する電圧を制御してもよい。この場合、現像剤担持体とフィルム部材との間の静電吸着力が大きくなることにより、トナーがニップを通過することができず、現像剤担持体からトナーが除去されるようになる。
以上説明したように本発明によれば、トナーを帯電させるとともに均一なトナー層を形成することの可能な現像装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、図1〜図3に基づいて、本発明の実施形態にかかる現像装置100について説明する。なお、図1は、本実施形態にかかる現像装置100の概略構成を示す説明図である。図2は、本実施形態にかかる層規制帯電部材130の構成を示す説明図であり、フィルム部材131と現像ローラ110との間に静電吸着力が働いていない状態を示す。図3は、本実施形態にかかる層規制帯電部材130の構成を示す説明図であり、静電吸着力が働くフィルム部材131と現像ローラ110との間をトナーが通過する状態を示す。
<現像装置の構成>
本実施形態にかかる現像装置100は、図1に示すように、現像剤であるトナーを担持して搬送する現像ローラ110と、現像ローラ110にトナーを供給し、また現像ローラ110上の残トナーを剥離するRSローラ120と、現像ローラ上のトナーの層規制を行い、トナーを帯電させるための層規制帯電部材130とを備える。
現像ローラ110は、その外周面に現像剤であるトナーを担持して搬送する、略円柱形状の現像剤担持体であり、図1紙面奥方向に延びるように配置される。現像ローラ110は、回転することによりトナーを搬送して、静電潜像を現像するためのトナーを静電潜像担持体105に供給する。現像ローラ110は、静電潜像担持体105と近接して設けられており、静電潜像担持体105との間に電界を形成するために電圧Vが印加される。例えば、現像ローラ110と静電潜像担持体105との電位差が約400Vとなるように、現像ローラ110に電圧Vが印加される。
RS(Remove and Supply)ローラ120は、現像ローラ110にトナーを供給する略円筒形状の供給部材である。また、RSローラ120は、静電潜像担持体105に付着せずに現像ローラ110に残像したトナーを除去する除去部材としても機能する。RSローラ120の外周部はスポンジ層121となっており、現像ローラ110に圧接して配置される。RSローラ120には、例えば現像ローラ110とほぼ等電位となるように電圧が印加される。
層規制帯電部材130は、トナーの層規制および帯電を行う部材であり、現像ローラ110の周回りに沿って設けられる。層規制帯電部材130は、図1に示すように、層規制帯電部材130を基準として、現像ローラ回転方向上流側にRSローラ120が、現像ローラ回転方向下流側に静電潜像担持体105が位置するように配置される。層規制帯電部材130は、柔軟性を有するフィルム部材131と、フィルム部材131を支持する支持部材133とからなる。
フィルム部材131は、現像ローラ110に担持されるトナーの層を均一にするとともに、トナーを摩擦帯電する。フィルム部材131は、中抵抗、望ましくは約10〜10Ω・cmの抵抗値(体積抵抗値もしくは表面抵抗値)の材質から形成される中抵抗層を少なくとも含む。中抵抗層は、例えばポリイミド、ポリカーボネイト、ポリアミド等を主とした高分子フィルムから形成される。
ここで、フィルム部材131は、中抵抗層に加え、図3に示すように表面抵抗層を含んでもよい。表面抵抗層を形成する場合、例えば、トナーの導入口である現像ローラ回転方向上流側の層132aを低抵抗材質から形成し、現像ローラ回転方向下流側の層132bは高抵抗材質(絶縁材)から形成することができる。これにより、現像ローラ回転方向上流側は静電吸着力が大きくなり、フィルム部材131と現像ローラ110とによって形成される微小隙間137をより一定に維持することができるので、トナーの流入量を安定させることができる。一方、現像ローラ回転方向下流側は静電吸着力が小さくなり、フィルム部材131の自由端の伸びを防止することができる。このとき、導電はフィルム部材131の表面を介して行われるため、フィルム部材131の中抵抗層と支持部材133とを電気的に接続する接続部材が設けられる。接続部材としては、例えば銅テープ等の導電性のある層状のシート部材が用いられる。
さらに、フィルム部材131の現像ローラ110と対向する面側に、コーティング層を設けることもできる。例えば、コーティング層の現像ローラ回転方向上流側は表面硬度の高い材質から形成することにより、トナーによるフィルム部材131の傷付きを防止できる。表面硬度の高い層は、例えばポリフェニレンスルフィド(PPS)等から形成することができる。また、耐摩耗性のよい材質として、ポリウレタン(PP)を用いることもできる。一方、コーティング層の現像ローラ回転方向下流側は表面エネルギーの低い材質から形成することにより、フィルム部材131にトナーが付着することを防止できる。表面エネルギーの低い層は、例えばフッ素コーティング等により形成することができる。
また、本実施形態において、フィルム部材131の厚さは約50〜500μmに形成される。そして、フィルム部材131は、現像ローラ110に対して高い線圧をかけないように、柔軟性を有する材質から形成される。
フィルム部材131は、図2に示すように、現像ローラ回転方向上流側(A側)の一端(以下、「固定端」という。)側が支持部材133に固定されており、現像ローラ回転方向下流側(B側)の他端(以下、「自由端」という。)側は湾曲して、少なくとも一部が現像ローラ110に外接するように設けられている。
フィルム部材131の固定端側は、支持部材133によって、フィルム部材131と現像ローラ110との間に微小隙間137が形成されるような位置に固定される。微小隙間137はトナーの導入口となる。微小隙間137の幅は、トナーの大きさに応じて決定される。この幅はフィルム部材131の厚さや曲げ剛性等により変化するが、支持部材133の現像ローラ110との対向する面133aと現像ローラ110との外周面との距離dにより規制される。ここで、距離dは、例えば約2mm以下、望ましくは約0.3〜0.5mm程度に設定される。このように、フィルム部材131の固定端側を支持部材133の現像ローラ110側の端部133aで固定することにより、トナーの搬送圧力によって微小隙間137が変動しないようになり、フィルム部材131の導入口でトナー層を所定の厚さに規制することができる。
フィルム部材131の自由端側は、支持部材133の現像ローラ110側の端部と現像ローラ110との間で屈曲されて小R形状を成し、自由端は現像ローラ回転方向下流側に配置される。このとき、フィルム部材131の自由端側の少なくとも一部が現像ローラ110の外周面に接触している。また、フィルム部材131と現像ローラ110との接触部から現像ローラ回転方向下流側に向かうにつれて、フィルム部材131は、その靭性によって現像ローラ110から上方に離れるような形状を有する。フィルム部材131の自由端側は、フィルム部材131の自由端側の少なくとも一部が現像ローラ110の外周面と確実に接するような長さを有するように設けられる。このフィルム部材131の自由端側の長さは、例えば約5〜10mmの長さとすることができる。
また、フィルム部材131には、フィルム部材131と現像ローラ110との間に、帯電したトナーが現像ローラ110に担持される方向、すなわち現像ローラ110の回転中心方向の電界が形成されるように電圧Vが印加される。フィルム部材131への電圧供給は、フィルム部材131の中抵抗層の形成位置に応じて決定される。例えば、中抵抗層がフィルム部材131の、現像ローラ110と反対側の面に形成されている場合には、図2に示すように、支持部材133を導電性の材質から形成して、支持部材133に電圧Vを印加することにより支持部材133との接触面からフィルム部材131に導電させることもできる。
フィルム部材131の基材の体積抵抗が中抵抗である場合には、例えば図4に示すように、フィルム部材131に電圧を印加するための電圧供給部材135を設けることもできる。電圧供給部材135は、例えば導電性のスポンジ部材から形成される。電圧供給部材135は、フィルム部材131と現像ローラ110との接触部の上方に位置するフィルム部材131の一面(現像ローラ110と対向する面と反対側の面)に接触するように設けられる。
また、中抵抗層がフィルム部材131の、現像ローラ110と対向する面側に形成されている場合には、例えば図5に示すように、フィルム部材131を支持部材133の現像ローラ回転方向下流側の面に固定するように設けてもよい。この場合は、図2と同様、支持部材133を導電性の材質から形成して、支持部材133に電圧を印加することにより、支持部材133の接触面からフィルム部材131に電圧を印加することができる。このように、フィルム部材131の中抵抗層の形成位置に応じて、フィルム部材131に電圧を供給することができる。
このようなフィルム部材131に電圧が印加されて現像ローラ110との間に電界が形成されると、フィルム部材131は現像ローラ110の外周面に静電吸着され、フィルム部材131と現像ローラ110との間にニップ幅が増大される。ニップ幅は、フィルム部材131に印加される電圧の大きさに比例して増大する。本実施形態において、ニップは、ニップ幅(現像ローラ110の周方向の幅)が約1〜2mmとなるように形成される。このニップをトナーが通過することにより、均一な薄層とされるとともにトナーが摩擦帯電される。
また、本実施形態にかかる現像装置100は、フィルム部材131に印加する電圧を制御する電圧制御部(図示せず。)を備える。電圧制御部によりフィルム部材131に印加する電圧を制御することによって、フィルム部材131と現像ローラ110との間に形成される電界の強さを制御することができる。
以上、本実施形態にかかる現像装置100の概略構成について説明した。次に、トナーの循環の流れに沿って、本実施形態にかかる現像装置100の動作について説明する。なお、以下では、現像時における現像装置100の動作を説明する。したがって、フィルム部材131と現像ローラ110との間には、現像ローラ110向きの電界が形成されているものとする。
<現像装置の動作>
本実施形態にかかる現像装置100は、まず、トナー容器部(図示せず。)に収容されたトナーを、RSローラ120によって現像ローラ110に供給する。RSローラ120は現像ローラ110に押圧して設けられているため、RSローラ120と現像ローラ110とによりニップが形成される。図1に示すように、例えば反時計回りに回転するRSローラ120は、トナー容器部のトナーを担持してニップ部に搬送する。一方、現像ローラ110も反時計回りに回転している。このため、RSローラ120により搬送されたトナーは、ニップ部に流入せずに現像ローラ110に擦り付けられて、現像ローラ110に担持される。
現像ローラ110に担持されたトナーは、現像ローラ110の周方向に沿って設けられた層規制帯電部材130により、層規制および帯電される。層規制帯電部材130のフィルム部材131と現像ローラ110との間に形成される微小隙間137を通過する前のトナー層の厚さは不均一であるが、微小隙間137をトナーが通過する際に、フィルム部材131と現像ローラ110とによって形成されたニップを通過するトナー量が規制される。
上述したように、フィルム部材131の固定端側は、支持部材133に支持されており、フィルム部材131の自由端側は、支持部材133の現像ローラ110側の端部133aでフィルム部材131が屈曲されている。したがって、トナーの搬送圧力が大きくなったとしても、フィルム部材131の自由端側は支持部材133の端部133aによって支えられるので、微小隙間137の幅は略一定に維持される。このような構成により、トナーの搬送圧力が変動しても微小隙間137は変動しないので、ニップに流入するトナー量が略一定となるよう規制することができる。
フィルム部材131と現像ローラ110との間に形成された微小隙間137を通過したトナーは、図3に示すように、フィルム部材131が現像ローラ110に静電吸着して形成されたニップを通過する。トナーは、ニップを通過する際に、フィルム部材131に擦り付けられることにより摩擦帯電される(図3のグレーのトナー)。
ここで、フィルム部材131は、上述したように、中抵抗の材質からなる中抵抗層を含んで構成されている。このため、フィルム部材131と現像ローラ110との間に働く静電吸着力は、例えば図6に示すような、金属薄板からなる従来のドクターブレード30と比較して弱い。また、フィルム部材131は柔軟性・靭性を有する材質から形成されているため、フィルムのこしによりニップを通過するトナーに対して柔軟に動く。したがって、現像ローラ10に高い線圧がかかる従来の現像装置1と比較して、現像ローラ110にかかる線圧を低くすることができ、ニップを通過するトナーにかかるストレスを低減することができる。
また、ニップでは、微小隙間137で略均一の層となるように規制された現像ローラ110上のトナー層が、さらに均一な薄層となるように層規制される。トナー層の層規制は、現像ローラ110の回転中心方向に静電吸着力の働くニップ部にトナーを通過させることにより、トナーを現像ローラ110側へ押圧して行われる。このとき、すでに微小隙間137にて一度トナーの層規制が行われているため、ニップ部でのトナーの層規制には大きな押圧力は不要である。したがって、トナーに大きなストレスをかけることなく層規制を行うことができる。このように、本実施形態にかかる層規制帯電部材130は、微小隙間137においてトナーの流入量を規制し、さらにニップにおいて薄層に収束させる。2段階でトナー層の規制を行うことにより、均一かつ薄層のトナー層を大きな押圧力を必要とせずに形成することができる。
ここで、電圧制御部により、フィルム部材131と現像ローラ110との間に形成される電界の電流値が一定となるように電圧制御してもよい。これにより、フィルム部材131と現像ローラ110との間に介在するトナーに関わらず両部材間の静電吸着力を一定に保つことができ、より均一にトナー層を規制することができる。
ニップを通過することによって帯電され、均一な薄層となった現像ローラ110上のトナーは、静電潜像が形成された静電潜像担持体105と現像ローラ110とが近接する位置において、その一部が静電潜像担持体105に付着する。静電潜像担持体105に付着せずに現像ローラ110に残像したトナーは、現像ローラ110とRSローラ120との接触部にて力学的に現像ローラ110から剥離される。剥離されたトナーは、RSローラ120により搬送されて、再び現像ローラ110に供給される。
以上、本実施形態にかかる現像装置100の現像時における動作を説明した。かかる現像装置100は、フィルム部材131を現像ローラ110に静電吸着させることによりニップを形成し、ニップを通過する現像ローラ110上のトナーの層規制を行うとともにトナーを帯電する。フィルム部材131の静電吸着は、上述したように、フィルム部材131に電圧を印加して、現像ローラ110とフィルム部材131との間に形成された電界によるものである。したがって、本実施形態にかかる現像装置100の電圧制御部は、現像装置100の駆動状態に応じてフィルム部材131に印加する電圧を制御することにより、現像ローラ110上のトナー処理を制御することもできる。
例えば、現像時には、電圧制御部は、上述したように、トナーの層規制および帯電を行うため、フィルム部材131を現像ローラ110に吸着させる静電吸着力が働くようにフィルム部材131に電圧を印加する。例えば、フィルム部材131と現像ローラ110との電位差が約0〜600Vとなるように電圧制御する。ここで、電圧制御部は、フィルム部材131に印加する電圧を制御して電界の強さを調節することにより、ニップを通過するトナー量を制御することができる。
次に、非現像時には、電圧制御部は、現像ローラ110とフィルム部材131との間に現像時と逆の電界が形成されるように電圧制御する。もしくは、フィルム部材131に電圧を印加または電圧をかけないように電圧制御する。電圧制御部によってフィルム部材131に印加する電圧をこのように制御することにより、フィルム部材131に付着する正規の極性に帯電したトナーではなく、逆極性に帯電したトナーを現像ローラ110に付着させて排出させることができる。もしくは、非現像時の電界が現像時の電界と比較して低くなるように、フィルム部材131に印加する電圧を低くしてもよい。この場合、現像ローラ110とフィルム部材131との間の静電吸着力が低下するとともに、電界による逆極性トナーのフィルム部材131への電気的な吸着力も低下するため、正極性トナーとともに逆極性トナーも排出させることができる。
また、現像終了時には、電圧制御部により、現像ローラ110上のトナー層を除去するような電圧がフィルム部材131に印加される。すなわち、フィルム部材131と現像ローラ110との間に、現像時よりも強い電界もしくは現像時と逆の電界が形成されるように、電圧制御部はフィルム部材131に電圧を印加する。これにより、現像ローラ110上のトナー層を除去することができるので、多色画像形成装置における混色や現像装置交換時のトナー付着等を防止することができる。
以上、本発明の実施形態にかかる現像装置100について説明した。かかる現像装置100は、現像ローラ110の長手方向に沿って、均一なニップが静電吸着力によって形成され、現像ローラ110の回転方向の変動に柔軟に追従し、かつ、現像ローラ110の外周面上に均一な薄層であるトナー層を形成することができる。これにより、環境の変動によって現像ローラ110の外径が変動しても、フィルム部材131の追従するため、現像ローラ110に形成されるトナー層も環境による帯電性の変動やトナー層厚の変動がなく、画像品質を安定することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、フィルム部材への電圧供給は、フィルム部材の固定端側から供給されたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、フィルム部材の固定端側と自由端側の両方から電圧供給してもよい。このとき、固定端側から印加する電圧を自由端側から印加する電圧に比べて弱くすることにより、フィルム部材の固定端側で生じる静電吸着力は、自由端側の静電吸着力よりも大きくなる。これにより、トナーが導入される微小隙間をより一定に維持することができ、トナーの流入量を安定させることができる。
本発明の実施形態にかかる現像装置の概略構成を示す説明図である。 同実施形態にかかるフィルム部材の構成を示す説明図であり、フィルム部材と現像ローラとの間に静電吸着力が働いていない状態を示す。 同実施形態にかかるフィルム部材の構成を示す説明図であり、静電吸着力が働くフィルム部材と現像ローラとの間をトナーが通過する状態を示す。 層規制帯電部材の第1の変形例を示す説明図である。 層規制帯電部材の第2の変形例を示す説明図である。 従来の現像装置の概略構成を示す説明図である。 他の従来の現像装置の概略構成を示す説明図である。
符号の説明
100 現像装置
105 静電潜像担持体
110 現像ローラ
120 RSローラ
130 層規制帯電部材
131 フィルム部材
133 支持部材
135 電圧供給部材
137 微小隙間
T トナー

Claims (9)

  1. 周面に現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に担持された現像剤の層を規制すると共に前記現像剤を帯電させる、柔軟性を有するフィルム部材と、
    前記フィルム部材の少なくとも一部が前記現像剤担持体の外周面に外接するように前記フィルム部材を支持する支持部材とを備え、
    前記支持部材に固定された前記フィルム部材の固定端側は、前記現像剤担持体と前記フィルム部材との間に形成された前記現像剤の導入口である微小隙間が一定となるように設けられ、
    前記フィルム部材の自由端側は、前記フィルム部材に電圧が印加されることにより前記現像剤担持体に静電吸着され
    前記フィルム部材は、表面抵抗層を更に含み、
    前記表面抵抗層の現像剤担持体回転方向上流側は低抵抗材質からなり、
    前記表面抵抗層の現像剤担持体回転方向下流側は高抵抗材質からなることを特徴とす現像装置。
  2. 前記微小隙間は、2mm以下であることを特徴とす請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記フィルム部材は、少なくとも中抵抗の材質からなる中抵抗層を含み、
    前記中抵抗層の抵抗値は、10〜10Ω・cmであることを特徴とす請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記フィルム部材の現像剤担持体周方向の両端には、異なる電圧が印加されることを特徴とす請求項1乃至3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記フィルム部材と前記現像剤担持体との間に形成される電界の電流値が略一定となるように、前記フィルム部材に印加する電圧を制御する電圧制御部を備えることを特徴とす請求項1乃至4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 前記フィルム部材の前記現像剤担持体と対向する面側にはコーティング層が設けられ、
    前記コーティング層の現像剤担持体回転方向上流側は表面硬度の高い材質からなり、
    前記コーティング層の現像剤担持体回転方向下流側は表面エネルギーの低い材質からなることを特徴とす請求項1乃至5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 前記電圧制御部は、前記現像剤担持体と前記フィルム部材との間に形成される現像時の電界と非現像時の電界とが逆電界となるように、前記フィルム部材に印加する電圧を制御することを特徴とす請求項5又は6に記載の現像装置。
  8. 前記電圧制御部は、前記現像剤担持体と前記フィルム部材との間に形成される現像終了時の電界と現像時の電界とが逆電界となるように、前記フィルム部材に印加する電圧を制御することを特徴とす請求項5乃至7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 前記電圧制御部は、前記現像剤担持体と前記フィルム部材との間に形成される現像終了時の電界が現像時の電界よりも強くなるように、前記フィルム部材に印加する電圧を制御することを特徴とす請求項5乃至7のいずれかに記載の現像装置。
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