JP2008076155A - 圧力センサ - Google Patents

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久幸 竹内
Ineo Toyoda
稲男 豊田
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Abstract

【課題】一端部に受圧用ダイアフラム、他端部にセンシング部を有する筒状ケースの内部に棒状の圧力伝達部材を収納してなる圧力センサにおいて、圧力伝達部材の横振動を抑制する。
【解決手段】筒状をなすケース20の一端部に受圧用ダイアフラム15が設けられ、ケース20の他端部には圧力に応じた信号を発生するセンシング部30が設けられ、ケース20には、長軸方向の一端部が受圧用ダイアフラム15に接触し他端部が歪み部21bを介してセンシング部30に接触する棒状の圧力伝達部材16が収納されており、圧力伝達部材16とケース20の内面との間には、圧力伝達部材16の長軸方向と直交する方向への振動を吸収するためのゲルや樹脂などよりなる振動吸収部材17が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、一端部に受圧用ダイアフラム、他端部にセンシング部を有する筒状ケースの内部に棒状の圧力伝達部材を収納してなる圧力センサに関する。
従来より、この種の圧力センサとしては、筒状をなすケースと、ケースの一端部に設けられ圧力の印加により歪む受圧用ダイアフラムと、ケースの他端部に設けられ圧力に応じた信号を発生するセンシング部と、ケースに収納されて長軸方向の一端部が受圧用ダイアフラム側に位置し他端部がセンシング部側に位置する棒状の圧力伝達部材とを備えるものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
そして、このような圧力センサにおいては、受圧用ダイアフラムに印加された圧力は、受圧用ダイアフラムの歪みによって圧力伝達部材に伝えられ、さらに、この圧力伝達部材を介してセンシング部に伝達される。それにより、圧力を受けたセンシング部から当該圧力に応じたレベルの信号が生じ、この信号に基づいて圧力検出が行われるようになっている。
特開2004−347387号公報
上記したような従来の圧力センサは、たとえば自動車に搭載されエンジンの燃焼圧を検出する圧力センサとして使用される。このとき、車両の振動が圧力センサに伝わって圧力センサが振動すると、ケース内に位置する棒状の圧力伝達部材が横振動を起こすことがある。
ここで、圧力伝達部材は、その両端部がそれぞれケースにおける受圧用ダイアフラム側の部位、センシング部側の部位に接触して固定されているため、圧力伝達部材においては、これら固定された両端部の中間部が、圧力伝達部材の長軸方向と直交する方向へ振動する。これが横振動である。
そして、この圧力伝達部材の横振動成分は 圧力センサの電気的出力として現れることになる。このことで、圧力伝達部材の横振動によって発生するセンサ出力がノイズ成分となり、S(信号)/N(ノイズ)を低下させることになる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、一端部に受圧用ダイアフラム、他端部にセンシング部を有する筒状ケースの内部に棒状の圧力伝達部材を収納してなる圧力センサにおいて、圧力伝達部材の横振動を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、圧力伝達部材(16)とケース(20)の内面との間には、圧力伝達部材(16)の長軸方向と直交する方向への振動を吸収するための振動吸収部材(17〜19)が設けられていることを特徴とする。
それによれば、圧力伝達部材(16)とケース(20)の内面との間に介在する振動吸収部材(17〜19)によって、圧力伝達部材(16)の長軸方向と直交する方向への振動が吸収されるため、当該振動を抑制することができる。
ここで、振動吸収部材(17〜19)を、圧力伝達部材(16)およびケース(20)よりも軟らかいものにすれば、振動吸収のためには好ましい。
また、振動吸収部材(17)を、圧力伝達部材(16)に一体成形されたものにすれば、振動吸収部材(17)が圧力伝達部材(16)と別体のものである場合に比べて、振動吸収部材(17)の圧力センサへの組付が容易になる。
ここで、振動吸収部材(17)は、ゲルよりなるものや、樹脂よりなるものにできる。また、振動吸収部材は、圧力伝達部材(16)に挿入されて取り付けられた樹脂よりなるOリング(18)としてもよい。さらに、この場合、Oリング(18)を複数個設けるようにしてもよい。
また、振動吸収部材としては、液体(19)よりなるものにでき、具体的には、液体(19)はオイルにすることができる。そして、この場合、液体(19)を、圧力伝達部材(16)とケース(20)の内面との間において、圧力伝達部材(16)のどちらか一方の端部から圧力伝達部材(16)の長軸方向に沿った全長の1/2以上の範囲まで充填することが好ましい。
通常、圧力伝達部材(16)の上記横振動は、圧力伝達部材(16)の半分の長さに位置する部位、すなわち圧力伝達部材(16)の長軸方向に沿った全長の1/2の部位が最も振幅が大きい部分となる。そこで、振動吸収部材としての液体(19)を圧力伝達部材(16)の半分の長さ以上のところまで充填すれば、圧力伝達部材(16)における最も大きな振幅の部分で、横振動を吸収することが可能となる。
また、液体(19)は、圧力伝達部材(16)とケース(20)の内面との間の全体に充填されていてもよい。このように、当該間の全体を、振動吸収部材としての液体(19)で充填した形とすれば、圧力伝達部材(16)の横振動そのものを抑制するうえで好ましい。
また、振動吸収部材(17〜19)を、圧力伝達部材(16)の長軸方向の中心に設けるようにすれば、上述したように、圧力伝達部材(16)における最も大きな振幅の部分で、横振動を吸収できるため、好ましい。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧力センサ100の全体構成を示す概略断面図である。また、図2は、図1中におけるハウジング10のパイプ部12の先端部の近傍部を拡大して示す概略断面図である。
本圧力センサ100は、たとえば被検出体としての図示しない自動車のエンジンに取り付けられ、被測定圧力として当該エンジンの燃焼室内の圧力(つまり燃焼圧)Pを検出する燃焼圧センサとして適用される。
[構成等]
本実施形態の圧力センサ100のハウジング10は、円筒状の本体部11とこの本体部11よりも細い細長筒形状のパイプ部12とからなる。これら本体部11およびパイプ部12は、たとえばステンレスなどの金属製のものであり、切削や冷間鍛造等により一体に成形されたものである。
また、ハウジング10におけるパイプ部12とは反対側の端部は、開口部14となっている。このように、ハウジング10はその一端側に開口部14を有するものとなっており、この開口部14には、後述するコネクタ部材60が挿入され、かしめ固定によって組み付けられるようになっている。
また、ハウジング10におけるパイプ部12の外周面には、上記被検出体にネジ結合可能なネジ部13が形成されている。このように、本例においては、ハウジング10は、その一端側から突出するように設けられた細長形状のパイプ部12を備えたものとして構成されている。
ここで、ハウジング10のパイプ部12は、上記被検出体に形成されたネジ穴としての取付穴に挿入され、上記ネジ部13を介して取り付けられる。それにより、圧力センサ100は上記被検出体に取り付けられる。そして、この圧力センサ100の取付状態においては、圧力Pは、図1中の白抜き矢印に示されるように、パイプ部12の先端部側から印加されるようになっている。
ハウジング10におけるパイプ部12の先端部には、金属ステム21とメタルパイプ22とが接合されてなる筒状のケース20が設けられている。金属ステム21は、一端側が開口部21a、他端側が閉塞された薄肉状の歪み部21bである中空筒状をなす金属製のものであり、プレス、切削や冷間鍛造などにより形成されている。ここで、歪み部21bは、圧力Pの印加により歪むことにより、後述するセンシング部30に圧力Pを伝えるものである。
この金属ステム21の外周面には、周面と直交する方向へ張り出したフランジ21cが形成されている。そして、金属ステム21の歪み部21b側がパイプ部12内に向けてパイプ部12に挿入され、フランジ21cとパイプ部12の先端部の開口縁部とが、溶接または接着などにより接合され固定されている。
ここで、金属ステム21のフランジ21cの外周面は、図1、図2に示されるように、開口部21aから歪み部21bへ向かって拡径したテーパ面となっている。そして、圧力センサ100を上記被検出体へ取り付けたとき、このフランジ21cのテーパ面と上記被検出体の取付穴の内面とが密着してシールされるようになっている。
メタルパイプ22は、ステンレスなどの金属製筒形状をなすものであり、金属ステム21の開口部21aに対して、レーザ溶接や抵抗溶接、プラズマ溶接などの溶接により接合固定されている。
これにより、金属ステム21とメタルパイプ22とが連結された筒状のケース20が構成される。そして、このケース20は、その一端部をメタルパイプ22の一端側の開口部、他端側を金属ステム21の歪み部21bとして、金属ステム21およびメタルパイプ22の両中空部が連通した中空筒状をなしている。
そして、このケース20の一端部すなわちメタルパイプ22の開口部には、圧力Pの印加により歪む受圧用ダイアフラム15が設けられている。そして、メタルパイプ22の開口部は、受圧用ダイアフラム15によって閉塞されている。
この受圧用ダイアフラム15は、たとえばステンレスなどの金属製円形板状のものであり、その周辺部がメタルパイプ22に対して、ロウ付けや溶接などによって接合固定されている。そして、この受圧用ダイアフラム15は、図1中の白抜き矢印に示されるように、圧力Pを受け、歪み変形するものである。
また、このケース20の他端部すなわち金属ステム21の歪み部21bの外面には、圧力Pに応じた信号を発生するセンシング部30が設けられている。このセンシング部30は、印加された圧力Pによって自身が歪み、その歪みに基づいて圧力Pに応じたレベルの電気信号を出力する歪みゲージ機能を有するものにできる。
より具体的に、センシング部30としては、限定するものではないが、半導体プロセスによってシリコン半導体チップに対して、拡散抵抗素子などにより構成されるブリッジ回路を形成し、半導体チップの歪みによって生じる抵抗値変化を電気信号に変換して出力する機能を有するものにできる。
このようなセンシング部30は、金属ステム21の歪み部21bの外表面に対して、図示しない低融点ガラスなどを介したガラス溶着などによって接合されている。これにより、センシング部30はハウジング10に収納された形となっている。
また、ケース20の内部には、圧力伝達部材16が設けられている。この圧力伝達部材16は、たとえばステンレスなどの金属やセラミックなどからなるものであり、棒状をなしている。
この圧力伝達部材16における長軸方向(長手方向)の一端部は、受圧用ダイアフラム15側に位置し、受圧用ダイアフラム15の内面に対して荷重を与えた状態で接触している。一方、圧力伝達部材16における当該一端部とは反対側の長軸方向の他端部は、センシング部30側に位置し、金属ステム21の歪み部21bの内面に対して荷重を与えた状態で接触している。
このような状態において、受圧用ダイアフラム15に印加された圧力Pは、受圧用ダイアフラム15から圧力伝達部材16を介して、金属ステム21の歪み部21bおよびセンシング部30に印加されるようになっている。ここでは、圧力Pによって金属ステム21の歪み部21bが変形することにより、センシング部30に圧力Pが伝達され、センシング部30からは圧力Pに応じた電気信号が出力される。
ここで、図2に示されるように、本実施形態では、圧力伝達部材16とケース20の内面との間には、振動吸収部材17が設けられている。この振動吸収部材17は、圧力伝達部材16の長軸方向(長手方向)と直交する方向(図2中の左右方向)への振動、いわゆる横振動を吸収するためのものであり、圧力伝達部材16およびケース20よりも軟らかいものとして構成されている。
つまり、振動吸収部材17は、圧力伝達部材16およびケース20を構成する部材である金属よりも軟らかいものであり、具体的には、ゲルや樹脂よりなるものである。ここでは、振動吸収部材17は、圧力伝達部材16に一体成形されたものである。このような一体化した部材は、上記ゲルや樹脂とともに圧力伝達部材16を図示しない金型にて成型することにより作製される。
ここで、図3は、この振動吸収部材17と圧力伝達部材16とが一体成形された部材の構成を示す図であり、(a)は圧力伝達部材16の側面方向から見た図、(b)は(a)中の下方向から見た図である。
図2および図3に示されるように、本実施形態では、振動吸収部材17は、圧力伝達部材16の一端部と他端部とを除き、これら両端部の間において圧力伝達部材16の全周を被覆するように設けられており、圧力伝達部材16とケース20の内面との間を満たすように充填された形となっている。
また、図3(a)に示されるように、この振動吸収部材17は、圧力伝達部材16の長軸方向の中心16aに設けられている。図3(a)では、圧力伝達部材16の長軸方向の中心16aが一点鎖線にて示されており、振動吸収部材17は、この中心16aを挟んで圧力伝達部材16の各端部方向へ延びるように設けられている。
また、より具体的な振動吸収部材17の材質について述べると、ゲルとしてはシリコーンゲルやフッ素ゲル、フロロシリコーンゲルなどを採用することができる。また、樹脂としてはシリコーン樹脂、エポキシ樹脂など、またはシリコーンゴム、フッ素ゴムなどを採用できる。
また、図1に示されるように、本実施形態の圧力センサ100においては、ハウジング10の本体部11の内部には、セラミック基板などからなる配線基板40が設けられている。
この配線基板40は、本体部11との境界におけるパイプ部12の開口部を覆うように設けられており、回路基板40の周辺部は、たとえば接着などによりハウジング10に固定されている。
配線基板40におけるパイプ部12の開口部に面した側の面には、ICチップ42が接着などにより搭載されている。このICチップ42は、センシング部30からの出力を増幅したり調整したりするための回路が形成されたものである。
そして、このICチップ42と配線基板40とは、アルミニウム(Al)または金などからなるボンディングワイヤ44により結線されており、それによって、これら両者40、42は電気的に接続されている。さらに、図1に示されるように、この配線基板40とセンシング部30とは、配線部材50により電気的に接続されている。
ここでは、配線部材50としては、リード線やフレキシブルプリント基板(FPC)などを採用している。この配線部材50は、図1に示されるように、ハウジング10のパイプ部12内にてパイプ部12の長手方向に延びるように配置されている。
ここで、配線部材50の一端部51は、センシング部30に対して、はんだなどを用いて電気的および機械的に接合されている。具体的には、図示しないが、センシング部30の表面に形成されたパッドに対して、配線部材50が接続される。
そして、配線部材50の他端部52側の部位は、パイプ部12内において配線基板40の方向へ延びており、この配線部材50の他端部52は、配線基板40に設けられた貫通穴46を介して、配線基板40におけるICチップ42の搭載面とは反対側の面において、はんだなどを介して配線基板40に対して電気的に接続されている。
また、図1に示されるように、ハウジング10における上記開口部14には、ターミナル61を有する上記コネクタ部材60が組み付けられている。このコネクタ部材60はPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂などからなるもので、ターミナル61はインサート成形などにより一体化されている。
このコネクタ部材60は、一端側がハウジング10の開口部14に挿入された状態でハウジング10に組み付けられており、ハウジング10の開口部14の縁部がコネクタ部材60にかしめられることにより、コネクタ部材60とハウジング10とが一体に固定されている。
また、ハウジング10内にてコネクタ部材60の一端側は、配線基板40と対向するように配置されており、コネクタ部材60のターミナル61と配線基板40とはバネ部材63を介したバネ接触により電気的に接続されている。それによって、センシング部30とコネクタ部材60とは、配線部材50および配線基板40を介して電気的に接続されている。
また、コネクタ部材60の他端側の開口部62は、図示しない外部配線部材などに接続されるようになっている。そして、ターミナル61は自動車のECUなどに対して、上記外部配線部材などを介して電気的に接続可能となっている。それにより、本圧力センサ100は外部との信号のやりとりなどが可能になっている。
かかる圧力センサ100は、ハウジング10のネジ部13を介して、上記被検出体に形成された取付穴に取り付けられることによって、上記被検出体に接続固定される。
そして、圧力Pが、図1中の矢印に示されるように、受圧用ダイアフラム15から圧力伝達部材16を介して、金属ステム21の歪み部21bに印加される。すると、その圧力によって歪み部21bが変形し、この変形をセンシング部30により電気信号に変換し、圧力検出を行う。
そして、センシング部30からの信号は、配線部材50を介して配線基板40へ伝達され、ICチップ42にて処理され、処理された信号がターミナル61から外部へ出力される。このように、センシング部30の電気信号が、配線基板40およびコネクタ部材60を介して外部に取り出されるようになっている。
[製造方法等]
かかる構成を有する圧力検出装置100の製造方法について、述べる。まず、上記した振動吸収部材17と圧力伝達部材16とが一体成形された部材が収納されたケース20の作製方法について述べる。この一体成形された部材は、上述したように、型成形により作られる。
金属ステム21の歪み部21bの外表面にガラス接合などによりセンシング部30を接合し、金属ステム21とセンシング部30とを一体化する。また、メタルパイプ22と受圧用ダイアフラム15とを、ロウ付けや溶接などによって接合固定し、一体化する。
そして、センシング部30と受圧用ダイアフラム15との間において、振動吸収部材17が一体化された圧力伝達部材16を介在させ、受圧用ダイアフラム15から圧力伝達部材16を介して金属ステム21の歪み部21bへ荷重を与えた状態で、メタルパイプ22と金属ステム21の開口部21a側とを溶接して接合する。こうして、内部に圧力伝達部材16および振動吸収部材17が収納された形でケース20が形成される。
次に、このケースにおけるセンシング部30に対して、配線部材50の一端部51を、はんだなどを介して接続する。そして、配線部材50の他端部52側の部位を、ハウジング10のパイプ部12の先端部から挿入し、配線部材50の他端部52をハウジング10の本体部11の内部まで引き出す。また、金属ステム21とハウジング10のパイプ部12とを、溶接などにより接合する。
続いて、配線部材50の他端部52を、ICチップ42がワイヤボンド実装された配線基板40の貫通穴46に通し、配線部材50の他端部52と配線基板40とをはんだなどを介して接続する。
次に、配線基板40をハウジング10の本体部11に接合固定する。その後、コネクタ部材60をハウジング10の開口部14へ挿入するが、このとき、上述したように、ターミナル61と配線基板40とを、バネ部材63を介してバネ接触させることにより、電気的に接続する。
次に、ハウジング10の開口部14の縁部を、コネクタ部材60の段部に対して折り曲げるようにかしめる(図1参照)。それにより、コネクタ部材60とハウジング10とを固定する。こうして、上記図1に示される圧力センサ100が完成する。
[効果等]
ところで、本実施形態によれば、圧力伝達部材16とケース20の内面との間に、振動吸収部材17を介在させ、そのクッション効果によって、圧力伝達部材16の横振動を吸収するようにしているため、当該横振動を抑制して、センサ出力のS/N比を向上させることができる。
また、本実施形態では、振動吸収部材17として、圧力伝達部材16およびケース20よりも軟らかいもの、具体的には金属よりも軟らかい樹脂やゲルを採用することにより、上記した横振動の吸収効果を適切に発揮している。
また、本実施形態では、このような振動吸収部材17を、圧力伝達部材16に一体成形されたものとすることにより、これら両者16、17が別体である場合に比べて、圧力伝達部材16および振動吸収部材17のケース20への収納や、圧力伝達部材16と振動吸収部材17との位置あわせなどの手間が簡単になる。
また、通常の場合、圧力伝達部材16の上記横振動は、圧力伝達部材16の長軸方向の中心16a(上記図3(a)参照)が、圧力伝達部材16の横振動における最も振幅が大きい部分である。そこで、本実施形態では、振動吸収部材17を、圧力伝達部材16の長軸方向の中心16aに設けることにより、最も大きな振幅の部分で横振動を吸収することができ、効果的である。
なお、上記図2、図3に示される例では、振動吸収部材17は圧力伝達部材16の全周に設けられていたが、圧力伝達部材16とケース20の内面との間に設けられていれば、圧力伝達部材16の全周ではなく、部分的に設けられていてもよい。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、振動吸収部材としてゲルや樹脂を用い、これらを型成形などにより圧力伝達部材16に一体成形した構成を採用したが、振動吸収部材としては、圧力伝達部材16とは別体のゲル材料や樹脂材料を用いてもよい。
たとえば、別体の振動吸収部材を用いた場合、センシング部30が接合された金属ステム21と、受圧用ダイアフラム15が接合されたメタルパイプ22とを組み付けるときに、これらの中へ圧力伝達部材16を配置した後、圧力伝達部材16の周りの隙間に、当該別体の振動吸収部材を詰め込む。
その後、上記の荷重を与えた状態で、メタルパイプ22と金属ステム21の開口部21a側とを溶接して接合することにより、内部に圧力伝達部材16および振動吸収部材が収納された形でケース20が形成される。
本発明の第2実施形態は、このように振動吸収部材と圧力伝達部材16とが別体のものである場合の一例を示すものである。図4は、本実施形態に係る圧力センサの要部を示す図であり、本実施形態の圧力センサにおけるハウジング10のパイプ部12の先端部の近傍部を拡大して示す概略断面図である。
また、図5は、本実施形態の振動吸収部材18と圧力伝達部材16とが一体成形された部材の構成を示す図であり、(a)は圧力伝達部材16の側面方向から見た図、(b)は(a)中の下方向から見た図である。なお、これら図4および図5に現れていない部分は、本実施形態においても上記第1実施形態と同様の構成であり、以下、上記第1実施形態と相違する点を中心に述べる。
図4、図5に示されるように、本実施形態は、振動吸収部材18として圧力伝達部材16とは別体の樹脂よりなるOリング18を採用している。このOリング18は、圧力伝達部材16およびケース20よりも軟らかい樹脂としてシリコーン樹脂、エポキシ樹脂など、またはシリコーンゴム、フッ素ゴムなどを環状に成形してなるものである。
そして、このOリング18は、圧力伝達部材16に挿入されて圧力伝達部材16に固定された状態で、圧力伝達部材16とケース20の内面との間に介在している。それにより、本実施形態においても、この振動吸収部材としてのOリング18により、圧力伝達部材16の横振動を抑制することができる。
また、別体の振動吸収部材ではあるものの、Oリング18とすることにより、圧力伝達部材16に挿入するだけで圧力伝達部材16への固定および位置決めがなされるので、組み付け性にも優れたものといえる。そして、本実施形態では、圧力伝達部材16を、Oリング18が固定された状態で取り扱うことができ、上記第1実施形態と同様の製造方法により圧力センサを製造できる。
ここで、Oリング18は、1個だけであってもよいが複数個であってもよい。図4に示される例では、3個のOリング18が設けられている。このように複数個のOリング18を設ける場合には、圧力伝達部材16の横振動における振動の節の部分に位置させることにより、当該横振動を効果的に抑制できる。
また、図5(a)に示されるように、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、複数個のOリング18のうちの1個を、圧力伝達部材16の長軸方向の中心16aに設けており、圧力伝達部材16における最も大きな振幅の部分で、横振動を吸収できるようにしている。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係る圧力センサの要部を示す図であり、本実施形態の圧力センサにおけるハウジング10のパイプ部12の先端部の近傍部を拡大して示す概略断面図である。なお、この図6に現れていない部分は、本実施形態においても上記第1実施形態と同様の構成であり、以下、上記第1実施形態と相違する点を中心に述べる。
上記第1実施形態では、振動吸収部材としてゲルや樹脂を用いていたのに対し、本実施形態では、図6に示されるように、振動吸収部材19として圧力伝達部材16やケース20よりも軟らかいものとして液体19を採用している。ここで、液体としてはシリコーンオイルやフッ素オイルなどのオイルを採用することができる。
このような振動吸収部材として液体19を用いた場合は、センシング部30が接合された金属ステム21と、受圧用ダイアフラム15が接合されたメタルパイプ22とを組み付けるときに、これらの中へ圧力伝達部材16を配置した後、圧力伝達部材16の周りの隙間に、液体19を注入して充填する。
続いて、メタルパイプ22と金属ステム21の開口部21a側とを溶接して接合することにより、内部に圧力伝達部材16および液体19が収納された形でケース20が形成される。
本実施形態では、液体19は、圧力伝達部材16とケース20の内面との間の全体に充填されている。それにより、本実施形態においても、この振動吸収部材としての液体19より、圧力伝達部材16の横振動を抑制することができる。特に、本実施形態では、圧力伝達部材16の全体を液体19にて封止しているため、横振動そのものを低減するうえで効果的である。
(第4実施形態)
図7は、本発明の第4実施形態に係る圧力センサの要部を示す図であり、本実施形態の圧力センサにおけるハウジング10のパイプ部12の先端部の近傍部を拡大して示す概略断面図である。本実施形態も上記第3実施形態と同様に、振動吸収部材として液体19を用いたものであるが、その充填量を変更したものである。
上記第3実施形態では、液体19を、圧力伝達部材16とケース20の内面との間の全体に充填したが、横振動を抑制するためには、圧力伝達部材16とケース20の内面との間の一部に充填してもよい。
特に、本実施形態では、図7に示されるように、液体19は、圧力伝達部材16とケース20の内面との間において、圧力伝達部材16における受圧用ダイアフラム15側の端部から圧力伝達部材16の長軸方向に沿った全長の1/2以上の範囲に渡って充填されている。
この圧力伝達部材16の受圧用ダイアフラム15側の端部から圧力伝達部材16の長軸方向に沿った全長の1/2の部分は、図7にも示されるように、圧力伝達部材16の長軸方向の中心16aの部分である。
つまり、本実施形態のように、圧力伝達部材16の長さの半分以上のところまで液体19を充填することにより、上記第3実施形態のように圧力伝達部材16の長さ方向の全体に液体19を充填しなくても、振動吸収部材としての液体19を、圧力伝達部材16の長軸方向の中心16aに設けた構成が実現される。
そのため、本実施形態においても、圧力伝達部材16における最も大きな振幅の部分で、圧力伝達部材16の横振動が吸収されることとなり、当該横振動を効果的に抑制することができる。
なお、図7に示される例では、受圧用ダイアフラム15側が天地方向における地側の方向となるため、液体19は、圧力伝達部材16における受圧用ダイアフラム15側の端部から圧力伝達部材16の長軸方向に沿った全長の1/2のところまで充填されているが、これとは逆に、図7の構成においてセンシング部30側が当該地方向となった場合には、液体19は、圧力伝達部材16におけるセンシング部30の端部から圧力伝達部材16の長軸方向に沿った全長の1/2のところまで充填された形となる。
いずれにせよ、本実施形態によれば、圧力センサの姿勢によらず、圧力伝達部材16のどちらか一方の端部から圧力伝達部材16の長軸方向に沿った全長の1/2以上のところに、液体19の界面が位置するように、圧力伝達部材16とケース20の内面との間に液体19が充填されていればよい。
また、液体19の界面は、図7に示されるように、圧力伝達部材16の長軸方向に沿った全長のちょうど1/2の部分、すなわち圧力伝達部材16の長軸方向の中心16aに位置していてもよいが、その部分を越えて、より多く液体19が充填されていてもよいことは、もちろんである。
(他の実施形態)
なお、ケース20としては、金属ステム21とメタルパイプ22とが接合された複数部品よりなるものでなくてもよく、筒状をなすものであれば、単一のものより構成されたものでもよい。たとえば、メタルパイプは省略して上記の金属ステム21のみによりケース20が構成されていてもよく、この場合には受圧用ダイアフラム15は金属ステム21の開口部21aに接合されればよい。
また、センシング部30としては、上記したような歪みゲージ機能を有するものに限定されるものではなく、圧力伝達部材16から伝達される圧力に応じた信号を発生するものであれば、たとえば静電容量式などであってもよい。また、圧力センサとしては、上記したような燃焼圧センサに用途限定されるものではないことはもちろんである。
本発明の第1実施形態に係る圧力センサの全体構成を示す概略断面図である。 図1中におけるハウジングのパイプ部の先端部の近傍部を拡大して示す概略断面図である。 第1実施形態における振動吸収部材と圧力伝達部材とが一体成形された部材の構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は(a)中の下方向から見た図である。 本発明の第2実施形態に係る圧力センサの要部を示す図である。 第2実施形態における振動吸収部材と圧力伝達部材とが一体成形された部材の構成を示す図であり、(a)は側面図、(b)は(a)中の下方向から見た図である。 本発明の第3実施形態に係る圧力センサの要部を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る圧力センサの要部を示す図である。
符号の説明
15…受圧用ダイアフラム、16…圧力伝達部材、17…振動吸収部材、
18…振動吸収部材としてのOリング、19…振動吸収部材としての液体、
20…ケース、30…センシング部。

Claims (12)

  1. 筒状をなすケース(20)と、
    前記ケース(20)の一端部に設けられ圧力の印加により歪む受圧用ダイアフラム(15)と、
    前記ケース(20)の他端部に設けられ前記圧力に応じた信号を発生するセンシング部(30)と、
    前記ケース(20)に収納されて長軸方向の一端部が前記受圧用ダイアフラム(15)側に位置し他端部が前記センシング部(30)側に位置する棒状の圧力伝達部材(16)とを備え、
    前記受圧用ダイアフラム(15)に印加された前記圧力を、前記圧力伝達部材(16)を介して前記センシング部(30)に伝達するようにした圧力センサにおいて、
    前記圧力伝達部材(16)と前記ケース(20)の内面との間には、前記圧力伝達部材(16)の長軸方向と直交する方向への振動を吸収するための振動吸収部材(17〜19)が設けられていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記振動吸収部材(17〜19)は、前記圧力伝達部材(16)および前記ケース(20)よりも軟らかいものであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記振動吸収部材(17)は、前記圧力伝達部材(16)に一体成形されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  4. 前記振動吸収部材(17)は、ゲルよりなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  5. 前記振動吸収部材(17)は、樹脂よりなるものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  6. 前記振動吸収部材は、前記圧力伝達部材(16)に挿入されて取り付けられた樹脂よりなるOリング(18)であることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  7. 前記Oリング(18)は、複数個設けられていることを特徴とする請求項6に記載の圧力センサ。
  8. 前記振動吸収部材は、液体(19)であることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  9. 前記液体(19)はオイルであることを特徴とする請求項8に記載の圧力センサ。
  10. 前記液体(19)は、前記圧力伝達部材(16)と前記ケース(20)の内面との間において、前記圧力伝達部材(16)のどちらか一方の端部から前記圧力伝達部材(16)の長軸方向に沿った全長の1/2以上の範囲まで充填されていることを特徴とする請求項8または9に記載の圧力センサ。
  11. 前記液体(19)は、前記圧力伝達部材(16)と前記ケース(20)の内面との間の全体に充填されていることを特徴とする請求項10に記載の圧力センサ。
  12. 前記振動吸収部材(17〜19)は、前記圧力伝達部材(16)の長軸方向の中心に設けられていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の圧力センサ。
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