JP2008075801A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シール性を改善しつつ、バネ定数を瞬時に変化してバネ定数を急激に高くできる防振装置を得る。
【解決手段】外筒金具12の内周面に中間筒16が嵌合され、取付金具22と中間筒16との間がゴム弾性体24により弾性的に連結される。中間筒16の内周側の位置にヨーク形成部材36の円管部36Aが配置され、中間筒16とヨーク形成部材36との間にコイル46が配置される。内壁の一部がゴム弾性体24により形成された受圧液室40とダイヤフラム38により弾性変形可能とされる副液室42との間が、オリフィス44を介して互いに連通され、磁気応答性流体が相互に流通可能となる。ヨーク部36Cがコイル46の通電時に生じる磁路に位置するように、円管部36Aの内周側に配置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、振動発生部からの振動を吸収して振動受部への振動伝達を防止する防振装置に関し、例えば自動車におけるトルクロッドやエンジンマウント等或いは、一般産業機械として用いられる液体封入式の防振装置に適用可能なものである。
弾性体、受圧液室及び副液室等が内部に設けられると共に、これら受圧液室と副液室との間が制限通路とされるオリフィスを介して互いに連通した液体封入式のトルクロッドやエンジンマウントが、例えば従来より知られている。このような従来のトルクロッドやエンジンマウントによれば、振動が発生した場合に、弾性体の制振機能及び、受圧液室と副液室との間を連通するオリフィス内で流通する液体の粘性抵抗等によって振動を吸収することにより、振動の伝達を抑制するようにしている。
上記のようにトルクロッドやエンジンマウントを内蔵した車両において、車両の急制動に対応したり操縦安定性を改善したりする為に、バネ定数を瞬時に高くしてこれらのトルクロッド等を瞬時に固くすることが考えられた。しかし従来、通常の液体を用いてバネ定数を瞬時に高くするように変化できる構造のものは、存在しなかった。
但し、バネ定数を瞬時に高くできるものとして、磁気応答性流体が封入された構造の特許文献1に開示されたエンジンマウントが知られている他、図10に示すような磁気応答性流体が封入されるのに合わせて電磁アクチュエータを採用したショックアブソーバーが知られていた。そして、このショックアブソーバーでは、シリンダ112内で可動するピストン114がコイル116とその外周側に配置されたヨーク118から成る電磁石を内蔵し、このコイル116に繋がる配線116Aをピストン114のシャフト122から取り出す構造になっていた。
従って、このショックアブソーバーにおいては、この配線116Aを介してコイル116に電圧を加えることで、コイル116とヨーク118との間の通路とされるオリフィス120内に流れる磁気応答性流体の流動性を奪って、バネ定数を瞬時に高くしていた。
実開平2−81939号公報
上記のように車両の急制動に対応したり操縦安定性を改善したりする為に、バネ定数を瞬時に高くする形でバネ定数を可変にすることが考えられたが、通常の液体を用いたトルクロッドやエンジンマウントの従来の構造では、バネ定数が瞬時に高くなるように変化させる構造のものはなかった。
また、磁気応答性流体を利用してバネ定数を瞬時に高くすることが考えられるが、特許文献1のエンジンマウントでは連通路が狭いだけでなく副液室が無く、バネ定数を必要な範囲で変化させられなかった。さらに、上記のショックアブソーバーでは、コイル116に電圧を加える為の配線116Aが可動部分とされるピストン114のシャフト122から引き出される構造になっていることから、シール性が不十分で、配線116Aの引出部分等から磁気応答性流体が漏れ出す虞を有する欠点があった。
本発明は上記事実を考慮し、シール性を改善しつつ、バネ定数を瞬時に変化してバネ定数を急激に高くし得る防振装置を提供することが目的である。
請求項1に係る防振装置は、振動発生部及び振動受部の一方に連結された第1取付部材と、
振動発生部及び振動受部の他方に連結された第2取付部材と、
第1取付部材と第2取付部材との間に配置されて第1取付部材と第2取付部材とを弾性変形可能に連結する弾性体と、
内壁の少なくとも一部が弾性体により形成されて磁気応答性流体が充填される受圧液室と、
隔壁の一部が変形可能に形成されて内圧の変化に応じて内容積を拡縮可能とされる副液室と、
受圧液室と副液室との間を連通して磁気応答性流体の通過を可能とするオリフィスと、
オリフィスの周囲に配置されて通電時にオリフィス内の磁気応答性流体を磁化するコイルと、
コイルに対する通電を制御する制御部と、
を有することを特徴とする。
請求項1に係る防振装置の作用を以下に説明する。
本請求項によれば、本請求項の防振装置を構成する第1取付部材及び第2取付部材の何れか一方に振動発生部側から振動が入力された場合、この入力振動により第1取付部材と第2取付部材との間に配置された弾性体が弾性変形し、この弾性体の内部摩擦等に基づく減衰作用によって振動が吸収され、振動受け部側へ伝達される振動が低減される。
また、内壁の少なくとも一部が弾性体により形成される受圧液室が隔壁の一部を変形可能に形成した副液室に、オリフィスを介して連通されていることにより、振動発生部側から振動が入力された場合、弾性体が弾性変形するのに合わせて、磁気応答性流体が充填される受圧液室の内容積が拡縮され、オリフィスを介し、内圧の変化に応じて内容積が拡縮可能になっている副液室との間で、磁気応答性流体が相互に流通するようになる。これに伴い、入力された振動に同期してオリフィス内で磁気応答性流体に共振現象が生じるので、この磁気応答性流体の共振現象に伴う圧力変化及び粘性抵抗によって、入力された振動を効果的に吸収できる。
但し、本請求項では、オリフィスの周囲にコイルが配置されていて、制御部によりこのコイルに対する通電時期が制御されることから、コイルに対しての制御部による通電時において、オリフィス内の磁気応答性流体が磁化される。つまり、コイルの通電時には、オリフィス内の磁気応答性流体が流動性を失って固くなる結果、上記のような磁気応答性流体の共振現象を生じさせないだけでなく、受圧液室の内壁の少なくとも一部を形成する弾性体も変形し難くなる為、バネ定数を瞬時に変化してバネ定数を急激に高くできるようになる。
他方、本請求項のように、オリフィスの周囲にコイルが配置されているのに伴い、オリフィス内の磁気応答性流体に効率よく電磁力が加えられるだけでなく、コイルからの配線の引き出しが容易になって配線の引出部分等から磁気応答性流体が漏れ出す虞が無くなる結果として、磁気応答性流体のシール性を改善できるようにもなった。
以上より、本請求項の防振装置によれば、オリフィスの周囲にコイルを配置したことで、磁気応答性流体のシール性を改善でき、さらにこのコイルに通電することで、バネ定数を瞬時に変化してバネ定数を急激に高くできるようになった。この結果として、本請求項の防振装置を例えばトルクロッドやエンジンマウントとして採用した場合、必要時において瞬時にエンジンを固定的に支持できるようになるのに伴い、車両の急制動に対応したり操縦安定性が改善されるようになる。
請求項2に係る防振装置の作用を以下に説明する。
本請求項に係る防振装置は請求項1と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、コイルへの通電時に生じる磁路上に位置する形でヨークがオリフィス内に配置されるという構成を有している。
つまり、オリフィス内に配置された鉄芯とされるヨークが、コイルの通電時に生じる磁力線が通過する磁路上に位置するのに伴い、磁気応答性流体に効率よく電磁力が加わる結果として、磁気応答性流体の状態を一層少ない電力で変化可能になる。
請求項3に係る防振装置の作用を以下に説明する。
本請求項に係る防振装置は請求項2と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、ヨークを一部に有するヨーク形成部材が管状に形成され、このヨーク形成部材内を貫通する形にオリフィスが形成されるという構成を有している。つまり、管状とされるヨーク形成部材内を貫通する形で、オリフィスが形成されることによって、より一層少ない電力で磁気応答性流体の状態を変化可能としつつ、防振装置の小型化が可能になる。
請求項4に係る防振装置の作用を以下に説明する。
本請求項に係る防振装置は請求項1と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、軸状のヨークが中心部分に設けられると共にこのヨークの周囲に貫通孔が設けられたヨーク形成部材が、コイルの内周側に配置され、このヨーク形成部材に設けられた貫通孔をオリフィスの一部とするという構成を有している。
つまり、コイルの内周側に配置されたヨーク形成部材の中心部分に、軸状のヨークが設けられると共に、このヨークの周囲に貫通孔が設けられていて、この貫通孔をオリフィスの一部としたことで、請求項3と同様に、より一層少ない電力で磁気応答性流体の状態を変化可能としつつ、防振装置の小型化が可能になる。
請求項5に係る防振装置の作用を以下に説明する。
本請求項に係る防振装置は請求項1と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、振動発生部がエンジンとされると共に振動受部が車両の車体とされ、制御部がエンジン及び車両の状態を検出するセンサを有し、このセンサからの情報を基にして制御部がコイルに対する通電の制御をするという構成を有している。
つまり、制御部が、エンジン及び車両の状態を検出するセンサを有していることから、エンジンの状態や車両の状態をこの制御部が確実に把握して、適切なタイミングでコイルに通電できるようになる。例えば、一般走行時には、コイルに対する電圧をOFFにして磁気応答性流体をオリフィス内で流動可能とすることにより、通常の液体封入式の防振装置の構造になる。また、車両の急制動や操縦安定性が必要な時には、コイルに電圧を印加して磁気応答性流体を固くすることにより、一時的にバネ定数を上昇して、車両の急制動を可能としたり操縦安定性を改善したりすることになる。
以上説明したように本発明の上記構成によれば、シール性を改善しつつ、バネ定数を瞬時に変化してバネ定数を急激に高くし得る防振装置を提供できるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係る防振装置を図1から図4に示し、これら図に基づき本実施の形態を説明する。
図1から図3に示すような本実施の形態に係る防振装置10は、例えば自動車におけるトルクロッドやエンジンマウントとして用いられるものであり、振動受部である車体と振動発生部となるエンジンとの間に配置されてエンジンを支持する形になる。また、図に示す矢印X方向が本実施の形態の防振装置10の軸方向であり、この軸方向と直交する方向を防振装置10の径方向として以下の説明を行う。
図1から図3に示すように防振装置10は、軸方向両端部をそれぞれ開口した薄肉円筒状で例えばアルミニウム製の外筒金具12を備えており、この外筒金具12の軸方向両端部には、径方向外周側に延出するフランジ部12A、12Bがそれぞれ設けられている。そして、これら一対のフランジ部12A、12Bの外周側寄りの部分には、締結孔14がそれぞれ複数ずつ設けられている。
外筒金具12の軸方向一端側であってこの外筒金具12と同軸状の位置には、アルミニウム等の金属製の第1取付部材である取付金具22が配置されており、この取付金具22の先端部には、エンジン連結用の連結穴22Aが設けられている。また、外筒金具12の内周面には、例えばアルミニウム等の金属材により円筒状に形成された中間筒16が嵌合されており、この中間筒16の軸方向一端側には、外筒金具12のフランジ部12Aと同様の外径を有した鍔部16Aが形成されている。
さらに、これらフランジ部12A及び鍔部16Aと外周面が同一の円形で同一外径を有したリング状に金属材によって形成されたサポートリング18が、中間筒16の鍔部16Aに隣り合って配置されている。つまり、中間筒16の鍔部16Aを挟んで、フランジ部12A及びサポートリング18が相互に当接されつつ位置していて、フランジ部12Aの締結孔14と同一位置のこれら鍔部16A及びサポートリング18の部分には、貫通孔20がそれぞれ形成されている。
そして、これらの締結孔14及び貫通孔20にそれぞれボルト32を通してナット34で締結することで、これら外筒金具12、中間筒16及びサポートリング18が相互に連結されて一体化された構造になっている。
このサポートリング18と前述の取付金具22との間には、ゴム製で全体として厚肉の円板状に形成されるゴム弾性体24が配置されており、このゴム弾性体24の軸方向他端側中央部には、軸直角方向に沿った断面を円形とする形に窪んだ凹部24Aが設けられている。また、このゴム弾性体24の外周部分は、サポートリング18の内周側の軸方向に向かって立ち上げられた形の部分に加硫接着されており、このゴム弾性体24の中心部分は、取付金具22の外周面に加硫接着されている。これにより、取付金具22とサポートリング18との間がゴム弾性体24により弾性的に連結されている。
一方、外筒金具12の軸方向他端側には、この外筒金具12のフランジ部12Bと同一径の円板状に金属材で形成されたブラケット用円板26が、このフランジ部12Bと合わされる形で、配置されている。そして、ブラケット用円板26の中央部には、この防振装置10を車体側へ連結固定する為の円管状のブラケット28が、ゴム製のリング材27等を介して連結されており、またフランジ部12Bの締結孔14と同一位置のこのブラケット用円板26の箇所にも、貫通孔20が設けられている。
さらに、これらの締結孔14及び貫通孔20にそれぞれボルト32を通してナット34で締結することにより、これら外筒金具12とブラケット用円板26とが相互に連結されて一体化された構造になっている。以上より、本実施の形態では、これら外筒金具12、中間筒16及びブラケット用円板26等が一体的に形成される構造になり、これらの部材が、リング材27及びブラケット28を介して車体側に連結される第2取付部材とされている。
他方、図1から図3に示すように、中間筒16の軸方向他端側寄りの部分は一段細く形成された小径部16Bとされていて、この中間筒16の内周側の中間筒16と同軸の位置には、鉄系の金属材により円管状に形成されたヨーク形成部材36の円管部36Aが、その先端側を中間筒16の小径部16Bの端部に当接した形で、配置されている。
このヨーク形成部材36の軸方向一端側には、円板状の仕切壁36Bが円管部36Aに対して垂直になる形で、設けられていて、中間筒16の鍔部16Aの内周側にこの仕切壁36Bが填り込んで、中間筒16の鍔部16Aに対して、ヨーク形成部材36の仕切壁36Bが同一面になるように、配置されている。
これにより、これら鍔部16A及び仕切壁36Bは、ゴム弾性体24の凹部24Aを閉止して凹部24A内に外部から区画された空間を形成する形とされ、磁気応答性流体が充填された受圧液室40にこの空間はなっている。つまり、中間筒16の内周側に配設されることになるこの受圧液室40の内壁の少なくとも一部が、ゴム弾性体24により形成された構造になっている。
また、薄膜状に形成されてリング状部材39に加硫接着されたゴム製のダイヤフラム38が、この中間筒16の軸方向他端部を閉止するように、中間筒16の軸方向他端部寄り部分の内周面にこのリング状部材39が嵌合されることで、ダイヤフラム38が中間筒16内に配置されている。これに伴い、中間筒16内の軸方向他端部側にはダイヤフラム38及び中間筒16により外部から区画された空間が形成され、この空間は磁気応答性流体が充填された副液室42とされている。
以上より、副液室42内に充填された磁気応答性流体の圧力変化に応じて副液室42の内容積を拡縮するように、副液室42の隔壁の一部とされるダイヤフラム38が軸方向に沿って弾性変形可能になっている。
さらに、中間筒16とヨーク形成部材36との間にはリング状の空間が形成され、この空間内にコイル46が配置されている。このコイル46の両端部から延びる配線46Aは、中間筒16及び外筒金具12を貫通して引き出されて、コントローラ48に接続されている。
このコントローラ48は、車両の速度を検出する速度センサ50及び、エンジンの回転数を検出する回転数センサ52に接続されていて、これらのセンサ50、52からの情報とされる信号を基にして、エンジンの状態及び車両の状態を判断可能とされている。つまり、コントローラ48及びこれらセンサ50、52により構成される制御部が、コイル46に対する通電の制御をしている。
また、図4に示すように、ヨーク形成部材36の円管状に形成された円管部36Aの内周側の中心部分には、軸状に形成されるヨークであるヨーク部36Cが設けられている。このヨーク部36Cと円管部36Aとの間の仕切壁36Bの部分には、貫通孔36Dが円環状に並ぶように複数設けられている。
ここで、ヨーク形成部材36における貫通孔36D、円管部36A及び、中間筒16の小径部16Bは、受圧液室40と副液室42とを連通させる制限通路であるオリフィス44を形成しており、このオリフィス44を介して、受圧液室40と副液室42とは互いに連通され、受圧液室40と副液室42との間を磁気応答性流体が相互に流通可能となっている。
以上より、本実施の形態では、コイル46の内周側に位置するヨーク形成部材36が管状の円管部36Aを有し、ヨーク部36Cがコイル46の通電時に生じる磁力線が通過する図2に示す磁路Mに位置するように、この円管部36Aの内周側に配置されていて、これらコイル46及びヨーク部36Cで電磁石が形成されている。さらに、この円管部36A内を貫通する形でオリフィス44が設けられていて、ヨーク形成部材36に設けられた貫通孔36Dがこのオリフィス44の一部とされている。
そして、オリフィス44の周囲に配置されたコイル46が、コントローラ48によりコイル46に対する通電のタイミングを制御されて、通電時にオリフィス44内の磁気応答性流体を磁化するようになっている。
次に、上記のように構成された本実施の形態に係る防振装置10の作用を説明する。
本実施の形態では、防振装置10の一端部を構成する取付金具22に連結されたエンジンが作動すると、エンジンからの振動が取付金具22を介して、外筒金具12にボルト32等により締結されているサポートリング18とこの取付金具22との間に配置されたゴム弾性体24に、この振動が伝達される。この際、ゴム弾性体24は吸振主体として作用し、ゴム弾性体24が弾性変形し、このゴム弾性体24の内部摩擦等に基づく減衰作用によって振動が吸収され、車体側へ伝達される振動が低減される。
また、本実施の形態では、図1に示すように内壁の少なくとも一部がゴム弾性体24により形成された受圧液室40が、隔壁の一部をダイヤフラム38として変形可能に形成した副液室42に、オリフィス44を介して連通されている。このことにより、エンジン側から振動が入力された場合、ゴム弾性体24が弾性変形するのに合わせて、磁気応答性流体が充填される受圧液室40の内容積が拡縮され、オリフィス44を介し、内圧の変化に応じて内容積が拡縮可能になっている副液室42との間で、磁気応答性流体が相互に流通するようになる。
これに伴い、入力された振動に同期してオリフィス44内で磁気応答性流体に共振現象が生じるので、この磁気応答性流体の共振現象に伴う圧力変化及び粘性抵抗によって、入力された振動を効果的に吸収できる。
但し、本実施の形態では、円管状に形成されたヨーク形成部材36の円管部36Aがコイル46の内周側に配置されている。また、コイル46の通電時に生じる図2に示す磁路M上に位置することになるヨーク形成部材36の中心部分に、軸状のヨーク部36Cが設けられるだけでなく、このヨーク部36Cが内部に配置されつつオリフィス44がこのヨーク形成部材36内を貫通する形に形成されている。さらに、このヨーク部36Cの周囲となるヨーク形成部材36の仕切壁36Bの部分に設けられた貫通孔36Dをオリフィス44の一部としている。
そして、本実施の形態によれば、オリフィス44の周囲にコイル46が配置されていて、センサ50、52からの信号を基にしてエンジンの状態及び車両の状態を判断するコントローラ48により、このコイル46に対する通電時期が制御されるようになっている。このことから、コイル46に対してのコントローラ48による通電時において、オリフィス44内の磁気応答性流体が磁化される。
つまり、コイル46の通電時には、オリフィス44内の磁気応答性流体が流動性を失って固くなる結果、上記のような磁気応答性流体の共振現象を生じさせないだけでなく、受圧液室40の内壁の少なくとも一部を形成するゴム弾性体24も変形し難くなる為、バネ定数を瞬時に変化してバネ定数を急激に高くできるようになる。
他方、本実施の形態のように、オリフィス44の周囲にコイル46が配置されているのに伴い、オリフィス44内の磁気応答性流体に効率よく電磁力が加えられるだけでなく、コイル46からの配線46Aの引き出しが容易になって配線46Aの引出部分等から磁気応答性流体が漏れ出す虞が無くなる結果として、磁気応答性流体のシール性を改善できるようにもなった。
以上より、本実施の形態の防振装置10によれば、オリフィス44の周囲にコイル46を配置したことで、製造コストを低減すると共に信頼性を高めつつ、磁気応答性流体のシール性を改善できる。さらに、このコイル46の通電時に生じる磁路M上に位置するようにヨーク部36Cをオリフィス44内に配置していることから、このコイル46に通電するのに伴い、磁気応答性流体に効率よく電磁力が加わって磁気応答性流体の状態を少ない電力で変化させ、瞬時(例えば数ミリ秒の間)にバネ定数を変化させてバネ定数を急激に高くできるようになった。
この結果として、本実施の形態の防振装置10を例えばトルクロッドやエンジンマウントとして採用した場合、必要時において瞬時にエンジンを固定的に支持できるようになるのに伴い、車両の急制動に対応したり操縦安定性が改善されるようになる。
他方、本実施の形態では、軸状のヨーク部36Cが中心部分に設けられると共にこのヨーク部36Cの周囲に貫通孔36Dが設けられた円管状のヨーク形成部材36の円管部36Aが、コイル46の内周側に配置され、このヨーク形成部材36に設けられた貫通孔36Dを一部としたオリフィス44が、このヨーク形成部材36内を貫通する形に形成されている。
つまり、コイル46の内周側に配置された円管状の円管部36Aの中心部分に、軸状のヨーク部36Cが設けられると共にこのヨーク部36Cの周囲に貫通孔36Dが設けられていて、この貫通孔36Dを一部としたオリフィス44が形成されることで、より一層少ない電力で磁気応答性流体の状態を変化可能としつつ、防振装置10の小型化が可能になる。
また、本実施の形態では、振動発生部がエンジンとされると共に振動受部が車両の車体とされ、制御部が、エンジン及び車両の状態を検出するセンサ50、52を有して、これらのセンサ50、52からの情報を基にして制御部のコントローラ48がコイル46に対する通電の制御をしていることから、エンジンの状態や車両の状態をこのコントローラ48が確実に把握して、適切なタイミングでコイル46に通電できるようになる。
例えば、一般走行時には、コイル46に対する電圧をOFFにして磁気応答性流体をオリフィス44内で流動可能とすることにより、通常の液体封入式の防振装置と同じ構造になる。また、車両の急制動や操縦安定性が必要な時には、コイル46に電圧を印加して磁気応答性流体を固くすることにより、一時的にバネ定数を上昇して、車両の急制動に対応したり操縦安定性を改善したりすることが可能になる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る防振装置を図5に示し、この図に基づき本実施の形態を説明する。尚、第1の実施の形態において説明した部材には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
第1の実施の形態では、ヨーク形成部材36の円管部36Aの中心部分に軸状のヨーク部36Cが配置される構造とされていたが、本実施の形態に係る防振装置10では、図5に示すように円管部36Aが無い替わりにこの部分が円柱状の中実部36Eとされていて、仕切壁36Bの部分に設けられた複数の貫通孔36Dが、個々にこの中実部36Eを貫通する構造にヨーク形成部材36がされている。
つまり、本実施の形態では、ヨーク形成部材36の中実部36E自体がヨークとされ、この中実部36Eがレンコン状になるように複数の貫通孔36Dがこの中実部36Eを貫通する形とされている。従って、本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏するだけでなく、第1の実施の形態と比較して、より強力にオリフィス44内の磁気応答性流体に電磁力を加わえることができるようになるので、より一層少ない電力で磁気応答性流体の状態を変化可能になる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る防振装置を図6及び図7に示し、これらの図に基づき本実施の形態を説明する。尚、第1の実施の形態において説明した部材には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
第1の実施の形態では、外筒金具12の軸方向両端部がそれぞれ開口されると共に、中間筒16の軸方向他端側寄りの部分が一段細く形成された小径部16Bを有する構造とされていたが、この替わりに本実施の形態に係る防振装置10では、図6及び図7に示すように外筒金具12の軸方向他端部が塞がれると共に、中間筒16に小径部16Bが無い構造になっている。従って、第1の実施の形態と比較して、本実施の形態では、防振装置10の全長及びオリフィス44が短くなっている。
また、本実施の形態では、ヨーク形成部材36の仕切壁36Bが、第1の実施の形態と比較して大径に形成されていて、中間筒16の鍔部16Aとサポートリング18との間にこの仕切壁36Bを挟み込んで、外筒金具12のフランジ部12Aと共に、これらを車体側にねじ止めるような構造にもなっている。
以上より、本実施の形態も第1の実施の形態とほぼ同様の構造となり、これに伴って、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏するが、本実施の形態によれば、更に防振装置10の一層の小型化も可能になる。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る防振装置を図8及び図9に示し、これらの図に基づき本実施の形態を説明する。尚、第1、第3の実施の形態において説明した部材には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
本実施の形態は、第3の実施の形態とほぼ同様の構造とされているが、図8及び図9に示すように、外筒金具12の軸方向両端部が第1の実施の形態と同様にそれぞれ開口されており、外筒金具12のフランジ部12Aの外周部分をかしめて、中間筒16、サポートリング18及びヨーク形成部材36が外筒金具12に連結されているだけでなく、フランジ部12Bの外周部分をかしめてブッシュ60が外筒金具12に連結された構造にされている。
つまり、このブッシュ60は、フランジ部12Bに連結するための連結金具62、円筒状に形成されて連結金具62内に配置される内筒金具64及び、ゴム製でリング状に形成されて連結金具62と内筒金具64との間に配置されるゴムリング66等を備えていて、この内筒金具64が車体側に連結されるようになっている。
以上より、本実施の形態の防振装置10によれば、第1、第3の実施の形態と同様の作用効果を奏するが、磁気応答性流体の状態を変化させてバネ定数を高くした場合でも、ブッシュ60の存在によって、必要最低限の変形を確保できるようにもなった。
尚、上記各実施の形態に係る防振装置10では、外筒金具12等を車体側へ連結すると共に、取付金具22をエンジン側に連結していたが、これとは逆に、外筒金具12等をエンジン側へ連結すると共に、取付金具22を車体側に連結するようにしても良い。
さらに、上記各実施の形態において、車両の車体の防振を目的としたが、本発明の防振装置は、車両以外の他の用途にも用いられることはいうまでもない。一方、外筒金具12、取付金具22及びゴム弾性体24等の形状、寸法なども実施の形態のものに限定されるものではない。
本発明の第1の実施の形態に係る防振装置を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る防振装置を示す断面図であって、コイルに通電した状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る防振装置の本体部分を示す断面斜視図(但し、コイル、磁気応答性流体、ボルト及びナット等は省略する)である。 本発明の第1の実施の形態に係る防振装置に適用されるヨーク形成部材を示す断面斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る防振装置に適用されるヨーク形成部材を示す断面斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る防振装置を示す断面図であって、図7の6−6矢視線断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る防振装置を示す側面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る防振装置を示す断面図であって、図9の8−8矢視線断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る防振装置を示す側面図である。 従来技術に係る電磁アクチュエータを示す断面図である。
符号の説明
10 防振装置
12 外筒金具(第2取付部材)
16 中間筒(第2取付部材)
22 取付金具(第1取付部材)
24 ゴム弾性体(弾性体)
26 ブラケット用円板(第2取付部材)
40 受圧液室
42 副液室
44 オリフィス
36 ヨーク形成部材
36C ヨーク部(ヨーク)
36D 貫通孔
48 コントローラ(制御部)
50 速度センサ(制御部)
52 回転数センサ(制御部)
M 磁路

Claims (5)

  1. 振動発生部及び振動受部の一方に連結された第1取付部材と、
    振動発生部及び振動受部の他方に連結された第2取付部材と、
    第1取付部材と第2取付部材との間に配置されて第1取付部材と第2取付部材とを弾性変形可能に連結する弾性体と、
    内壁の少なくとも一部が弾性体により形成されて磁気応答性流体が充填される受圧液室と、
    隔壁の一部が変形可能に形成されて内圧の変化に応じて内容積を拡縮可能とされる副液室と、
    受圧液室と副液室との間を連通して磁気応答性流体の通過を可能とするオリフィスと、
    オリフィスの周囲に配置されて通電時にオリフィス内の磁気応答性流体を磁化するコイルと、
    コイルに対する通電を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする防振装置。
  2. コイルへの通電時に生じる磁路上に位置する形でヨークがオリフィス内に配置されることを特徴とする請求項1記載の防振装置。
  3. ヨークを一部に有するヨーク形成部材が管状に形成され、このヨーク形成部材内を貫通する形にオリフィスが形成されることを特徴とする請求項2記載の防振装置。
  4. 軸状のヨークが中心部分に設けられると共にこのヨークの周囲に貫通孔が設けられたヨーク形成部材が、コイルの内周側に配置され、
    このヨーク形成部材に設けられた貫通孔をオリフィスの一部とすることを特徴とする請求項1記載の防振装置。
  5. 振動発生部がエンジンとされると共に振動受部が車両の車体とされ、制御部がエンジン及び車両の状態を検出するセンサを有し、このセンサからの情報を基にして制御部がコイルに対する通電の制御をすることを特徴とする請求項1記載の防振装置。
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