JP2008075616A - 開弁特性可変型内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構成部品点数の削減や動力伝達部材支持部の潤滑性の向上等を実現した開弁特性可変型内燃機関を提供する。
【解決手段】 ギヤリンク23は、支持ピン31を介してセンタカムホルダ13の左右支持壁16,17に回動自在に支持されており、ドリブンギヤ部23aに噛み合ったドライブギヤ22によって回転駆動される。コントロールシャフト24は、ギヤリンク23のシャフトホルダ部23bに回動自在に支持されている。支持ピン31の外周面には軸方向に沿って油溝31aが形成される一方、センタカムホルダ13の左右支持壁16,17には油孔16a,17aが穿設されており、吸気カムシャフト4に形成された油孔4cからのエンジンオイルがこれら油孔16a,17aと油溝31aとを介して支持ピン31の外周面に供給される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、開弁特性可変型内燃機関に係り、詳しくは、構成部品点数の削減や動力伝達部材支持部の潤滑性の向上等を実現する技術に関する。
4サイクルガソリンエンジン(以下、単にエンジンと記す)では、出力および燃費の向上や有害排出ガス成分の低減等を図るべく、種々の開弁特性可変機構を搭載したものが多くなっている。開弁特性可変機構としては、運転状況に応じて低速型カムと高速型カムとを切り換えるものが従来より存在するが、近年では過渡特性の更なる向上やスロットルレス化等を実現すべく、カム位相とバルブリフトとを個別に可変制御するものが主流となってきている。バルブリフトの可変制御に供されるバルブリフト可変装置としては、カムとロッカアームとの間にバルブリフト可変用のコントロールアームやコントロールリンクを介装させ、コントロールアームの支点やコントロールリンクのジオメトリー等を変化させることによってバルブリフトを変更するものが提案されている(特許文献1,2参照)。
特開2004−521234号公報 特開2005−248874号公報
本発明者等は、多気筒エンジン用のバルブリフト可変装置として、各気筒のバルブリフト可変機構を作動させるコントロールシャフトをカムホルダに旋回自在に支持させ、シリンダヘッドの中央部等に設置した電動アクチュエータの駆動力をギヤ(動力伝達部材)によってコントロールシャフトに伝達するものを開発した。しかしながら、このような構成を採った場合、コントロールシャフトをカムホルダに連結するアームと、動力伝達用のギヤとが別部材となるため、部品点数の増大や設計自由度の低下が避けられなかった。また、ギヤやコントロールシャフトは、エンジンの運転中に頻繁に回動あるいは旋回するため、カムホルダとの連結部における潤滑を適切に行う必要があるが、カムホルダにアームの支持部とギヤの支持部とが設けられるために潤滑油路等が複雑になる問題があった。また、アームやギヤの支持には一般にピンが用いられるが、カムホルダ側からピンに供給された潤滑油がピンとアームとの間あるいはピンとギヤとの間に供給され難く、該部の潤滑が不十分となる虞があった。更に、カムホルダの側面にアームやギヤを配置した場合、アームやギヤが片持ち支持となり、コントロールシャフトに微少な傾きや捩れが生じたりする虞があった。
本発明は、上記状況に鑑みなされたものであり、構成部品点数の削減や動力伝達部材支持部の潤滑性の向上等を実現した開弁特性可変型内燃機関を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る開弁特性可変型内燃機関は、支持部材に旋回自在に支持され、その旋回によってバルブの開弁特性を変化させるコントロールシャフトと、前記コントロールシャフトの駆動に供されるアクチュエータと、前記支持部材に回動自在に連結され、前記アクチュエータの駆動力を前記コントロールシャフトに伝達する動力伝達部材とを備えた内燃機関であって、前記動力伝達部材には、前記コントロールシャフトを保持する保持部が形成されたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載された開弁特性可変型内燃機関において、前記動力伝達部材と前記支持部材との連結部位に、当該支持部材から潤滑油が供給されることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載された開弁特性可変型内燃機関において、前記動力伝達部材が支持ピンを介して前記支持部材に連結され、前記支持ピンの外周には、前記潤滑油を軸方向に移送させる油溝が形成されたことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載された開弁特性可変型内燃機関において、前記動力伝達部材は、前記支持部材に形成された一対の支持壁に挟まれるかたちで回動自在に支持されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、コントロールシャフトが動力伝達部材によって支持されるため、コントロールシャフトを支持するためのアーム等が不要となり、構成部品点数や組立工数が削減される。また、請求項2の発明によれば、動力伝達部材と支持部材との連結部位への潤滑油の供給を比較的容易に行うことができる。また、請求項3の発明によれば、動力伝達部材と支持ピンとの間の潤滑を効果的に行うことができる。また、請求項4の発明によれば、動力伝達部材の支持剛性が向上し、コントロールシャフトに傾きや捩れが生じ難くなる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態およびその一部変形例を詳細に説明する。
[実施形態]
図1は実施形態に係るエンジンの上部を示す要部透視斜視図であり、図2は実施形態に係るVLC機構の要部を示す斜視図であり、図3は図2中の要部破断III矢視図であり、図4はセンタカムホルダとギヤリンクとの連結状態を示す斜視図であり、図5はセンタカムホルダとギヤリンクとの連結部位を示す回転断面図であり、図6はVLC機構の作動範囲を示す図である。なお、実施形態では、説明の便宜上、図1中の斜め左下を左とする。
≪実施形態の構成≫
<全体構成>
図1に示すエンジン(開弁特性可変型内燃機関)Eは自動車用の4サイクル直列4気筒ガソリンエンジンであり、そのシリンダヘッド1には、図2,図3に示すように、各気筒2つずつの排気バルブ2と吸気バルブ3とを備え、これらバルブ2,3を排気カムシャフト4と吸気カムシャフト5とによって駆動するDOHC4バルブ型の動弁機構が設けられている。なお、排気バルブ2と排気カムシャフト4との間には排気ロッカアーム6が介装され、吸気バルブ3と吸気カムシャフト5との間には吸気ロッカアーム7が介装されている。また、排気バルブ2および吸気バルブ3は、バルブスプリング9,10によって閉鎖方向に常時付勢されている。
シリンダヘッド1の上面には5つのカムホルダ(支持部材)11〜15が締結されており、これらカムホルダ11〜15によって両カムシャフト4,5や両ロッカアーム6,7が回転自在に支持されている。なお、本実施形態では、各カムホルダ11〜15のうち、右端のものをフロントカムホルダ11、中央のものをセンタカムホルダ13、左端のものをリヤカムホルダ15、その他の2つをミドルカムホルダ12,14とそれぞれ記す。図2に示すように、センタカムホルダ13は排気側に左右一対の支持壁16,17を有しており、これら支持壁16,17によって排気カムシャフト4の軸方向中央部分が支持されている。また、各カムホルダ11〜15の上面には平板状のベースプレート18が設置されており、このベースプレート18とヘッドカバー19とによって動弁機構が覆われている。
本実施形態のエンジンEには、開弁特性可変機構として、両カムシャフト4,5の角度位相を可変制御する2つのVTC(Variable valve Timing Control)機構41,42と、排気バルブ2のリフト量を可変制御するVLC(Variable valve Lift Control)機構20とが搭載されている。
<VLC機構>
図2,図3に示すように、VLC機構20は、ベースプレート18(図2には示さず)の上面に両カムシャフト4,5と平行に設置された電動モータ(アクチュエータ)21と、電動モータ21のシャフト21aに取り付けられた扇状のドライブギヤ(平歯車)22と、円弧状のドリブンギヤ部23aとシャフトホルダ部23bとを有するギヤリンク(動力伝達部材)23と、ギヤリンク23のシャフトホルダ部23bに回動自在に支持されたコントロールシャフト24と、コントロールシャフト24がその基端に嵌挿されたローラリンク25と、ローラリンク25の先端にローラシャフト26を介して回動自在に支持されたローラ27と、ローラ27を排気カムシャフト4側に常時付勢するスプリングユニット28とを主要構成要素としている。なお、図1中に符号29で示す部材はドライブギヤ22の回転角度を検出するセンサ(ロータリエンコーダ)であり、図示しないエンジンECUは、このセンサ29の検出信号に基づきコントロールシャフト24の位置を判定し、電動モータ21への供給電流をフィードバック制御する。
図3〜図5に示すように、ギヤリンク23は、支持ピン31を介してセンタカムホルダ13の左右支持壁16,17に回動自在に支持されており、ドリブンギヤ部23aに噛み合ったドライブギヤ22によって回転駆動される。なお、支持ピン31の左右端面は、排気カムシャフト4に形成されたスラストフランジ4a,4bによって係止されている。
図4,図5に示すように、支持ピン31の外周面には軸方向に沿って油溝31aが形成される一方、センタカムホルダ13の左右支持壁16,17には油孔16a,17aが穿設されており、排気カムシャフト4に形成された油孔4cからのエンジンオイルがこれら油孔16a,17aと油溝31aとを介して支持ピン31の外周面に供給される。また、センタカムホルダ13とベースプレート18とには、排気カムシャフト4の油孔4cからのエンジンオイルを上方に噴出させるための油孔16b,17b,18aが穿設されている。
ギヤリンク23は、図6中に実線で示す位置(最小リフト位置)と破線で示す位置(最大リフト位置)との間で無段階に回動し、これによって、コントロールシャフト24(すなわち、シャフトホルダ部23b)が支持ピン31を中心に旋回することになる。センタカムホルダ13における左右支持壁16,17の端面には、ギヤリンク23の反時計回りへの回動を規制する上部ストッパ部13aと、ギヤリンク23の時計回りへの回動を規制する下部ストッパ部13bとが形成されている。すなわち、本実施形態では、ギヤリンク23の回動範囲の規制は、独立したストッパ部材を設置するのではなく、センタカムホルダ13にストッパ部13a,13bを形成することによってなされている。なお、ギヤリンク23は、最小リフト位置と最大リフト位置との間でのみ回動するため、通常作動時においてシャフトホルダ部23bやストッパ部13a,13bに接触による摩耗等は生じない。そして、何らかの原因によりギヤリンク23が最小リフト位置や最大リフト位置からオーバランすると、シャフトホルダ部23bが上部ストッパ部13aまたは下部ストッパ部13bに係止される。
コントロールシャフト24は、センタカムホルダ13以外のカムホルダ11,12,14,15にも、フロントリンクホルダ33やミドルリンクホルダ34、リヤリンクホルダ35を介して旋回自在に支持されている。フロントリンクホルダ33はフロントカムホルダ11の端面に軸支されているが、ミドルリンクホルダ34は、図2に示すように、保持部34aから延設された左右の腕部34b,34cでミドルカムホルダ12,14を挟むかたちで軸支されている。
ミドルリンクホルダ34はピン38によってミドルカムホルダ12,14に連結され、ピン38の脱落はC形止め輪39によって防止されている。ピン38には、排気カムシャフト4に連通する図示しない油孔を介して、ミドルカムホルダ12,14から潤滑用のエンジンオイルが供給される。また、図示はしないが、リヤリンクホルダ35も、ミドルリンクホルダ34と同様の形態でリヤカムホルダ15に軸支されている。なお、ミドルカムホルダ11,12やリヤカムホルダ15にも、センタカムホルダ13と同様に、ミドルリンクホルダ34やリヤリンクホルダ35の反時計回りへの回動を規制する上部ストッパ部と、ミドルリンクホルダ34やリヤリンクホルダ35の時計回りへの回動を規制する下部ストッパ部とが形成されている。
図6に示すように、ローラリンク25は、ギヤリンク23が最小リフト位置にある場合には最小リフト点P1を中心に揺動し、ギヤリンク23が最大リフト位置にある場合には最大リフト点P2を中心に揺動する。ローラ27は、ローラリンク25に形成された左右一対のリンクレバー25a,25bによって挟持され、排気カムシャフト4のカムローブ4dに転接している。また、ローラシャフト26は、排気ロッカアーム6に形成された円弧面6aに転接している。なお、円弧面6aは、最小リフト点P1の斜め上方内側に中心P3を有している。
≪実施形態の作用≫
自動車のエンジンEが始動されると、エンジンECUは、運転者によるスロットルペダルの踏込量や冷却水温等、種々の運転情報に基づき排気バルブ2の目標リフト量を設定し、VLC機構20の電動モータ21に駆動電流を出力する。すると、電動モータ21のシャフト21aに取り付けられたドライブギヤ22が回転し、ドライブギヤ22にドリブンギヤ部23aで噛み合ったギヤリンク23が正逆いずれかの方向に回転駆動される。
圧縮着火可能な内部EGR量を増大させる燃焼状態を得る場合、エンジンECUは、図7に示すように、ギヤリンク23を最小リフト位置に回動させ、最小リフト点P1を中心にローラリンク25を揺動させるようにする。これにより、カムローブ4dによってローラ27が押し下げられても、図7中に矢印で示すようにローラシャフト26が円弧面6aに沿って転動することで、排気ロッカアーム6の揺動量(すなわち、排気バルブ2のリフト量)が最小となる。また、通常の燃焼状態とする場合、エンジンECUは、図8に示すように、ギヤリンク23を最大リフト位置に回動させ、最大リフト点P2を中心にローラリンク25を揺動させるようにする。これにより、カムローブ4dによってローラ27が押し下げられると、円弧面6aに沿ったローラシャフト26の転動が殆ど起こらないことから、排気バルブ2のリフト量が最大となる。
ドライブギヤ22によってギヤリンク23が駆動される際、ギヤリンク23にはドライブギヤ22とドリブンギヤ部23aとの噛み合いによって、下方への比較的大きな付勢力が作用する。ところが、本実施形態では、ギヤリンク23がセンタカムホルダ13の左右支持壁16,17によって支持されているため、ギヤリンク23が排気カムシャフト4の軸方向中央に位置することも相俟って、ギヤリンク23およびコントロールシャフト24に微少な傾きや捩れが生じることがなくなる。また、ギヤリンク23を支持する支持ピン31には、左右支持壁16,17との間だけでなく、前述した油溝31aによってギヤリンク23との間にもエンジンオイルが流入するため、長期間に亘る運転が行われても各摺動面の摩耗等が起こり難くなる。なお、排気カムシャフト4は、センタカムホルダ13における支持長が他のカムホルダ11,12,14,15における支持長より有意に大きくなるため、その支持剛性が高くなって傾き等が効果的に抑制され、各気筒間におけるバルブリフトのばらつきが低減された。
一方、何らかの原因でギヤリンク23が最小リフト位置や最大リフト位置からオーバランした場合、本実施形態では、ギヤリンク23のシャフトホルダ部23bが左右支持壁16,17の上部ストッパ部13aまたは下部ストッパ部13bに係止される。また、ミドルカムホルダ11,12やリヤカムホルダ15も同様に、ミドルカムホルダ11,12やリヤカムホルダ15の上部ストッパ部または下部ストッパ部に係止される。これにより、排気バルブ2のオーバリフト等が生じなくなり、騒音の発生や機関性能の低下等が抑制される。
[一部変形例]
図9は一部変形例に係るエンジンの上部を示す要部透視斜視図であり、図10は一部変形例に係るVLC機構を示す要部断面図である。
図9,図10に示すように、一部変形例も上述した実施形態と略同様の構成を採っているが、電動モータ21とギヤリンク23との間の動力伝達方法等が異なっている。すなわち、一部変形例では、実施形態で用いた扇状のドライブギヤに代えて、多段ギヤ列50が採用されている。
図10に示すように、多段ギヤ列50は、4枚のギヤ(第1ギヤ51〜第4ギヤ54)によって構成されている。第1ギヤ51は、歯数の少ない比較的小径の平ギヤであり、電動モータ21のシャフト21aに取り付けられている。また、第2ギヤ52は、第1ギヤ51に噛み合う大ギヤ部52aと、第3ギヤ53に噛み合う小ギヤ部52bとを有する段付ギヤである。また、第3ギヤ53は、第2ギヤ52と第4ギヤ54との間に介在するアイドラギヤであり、センサ29が連結されている。また、第4ギヤ54は、第3ギヤ53に噛み合う小ギヤ部54aと、ギヤリンク23のドリブンギヤ部23aに噛み合う大ギヤ部54bとを有する段付ギヤである。
一部変形例では、このような構成を採ったことにより、電動モータ21の回転が比較的大きな減速比をもってギヤリンク23に伝達されるようになり、電動モータ21として発生トルクや体格の小さいものを採用できた。また、電動モータ21やセンサ29を比較的低い位置に設置できるため、実施形態のものに較べてエンジンEの重心や全高が低くなり、自動車の運動性能やエンジンEの搭載性等を向上させることもできた。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態は本発明を排気バルブ側のリフト量のみを可変制御する直列4気筒DOHCガソリンエンジンに適用したものであるが、吸気バルブ側のリフト量も可変制御するものや、V型エンジンやSOHCエンジン、ディーゼルエンジン等にも当然に適用可能である。また、上記実施形態ではアクチュエータによる動力伝達部材の駆動に平歯車機構を採用したが、ウォーム減速機構やチェーン駆動機構、カム機構等を採用してもよい。また、開弁特性可変機構の具体的構成等についても、本発明の主旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。
実施形態に係るエンジンの上部を示す要部透視斜視図である。 実施形態に係るVLC機構の要部を示す斜視図である。 図2中の要部破断III矢視図である。 センタカムホルダとギヤリンクとの連結状態を示す斜視図である。 センタカムホルダとギヤリンクとの連結部位を示す回転断面図である。 VLC機構の作動範囲を示す図である。 VLC機構の作動説明図である。 VLC機構の作動説明図である。 一部変形例に係るエンジンの上部を示す要部透視斜視図である。 一部変形例に係るVLC機構を示す要部断面図である。
符号の説明
1 シリンダヘッド
2 吸気バルブ
4 吸気カムシャフト
6 吸気ロッカアーム
13 センタカムホルダ(支持部材)
16a 油孔
17a 油孔
20 VLC機構
21 電動モータ(アクチュエータ)
22 ドライブギヤ(動力伝達部材)
23 ギヤリンク
23b シャフトホルダ部(保持部)
24 コントロールシャフト
31 支持ピン
31a 油溝
E エンジン

Claims (4)

  1. 支持部材に旋回自在に支持され、その旋回によってバルブの開弁特性を変化させるコントロールシャフトと、
    前記コントロールシャフトの駆動に供されるアクチュエータと、
    前記支持部材に回動自在に連結され、前記アクチュエータの駆動力を前記コントロールシャフトに伝達する動力伝達部材と
    を備えた内燃機関であって、
    前記動力伝達部材には、前記コントロールシャフトを保持する保持部が形成されたことを特徴とする開弁特性可変型内燃機関。
  2. 前記動力伝達部材と前記支持部材との連結部位に、当該支持部材から潤滑油が供給されることを特徴とする、請求項1に記載された開弁特性可変型内燃機関。
  3. 前記動力伝達部材が支持ピンを介して前記支持部材に連結され、
    前記支持ピンの外周には、前記潤滑油を軸方向に移送させる油溝が形成されたことを特徴とする、請求項2に記載された開弁特性可変型内燃機関。
  4. 前記動力伝達部材は、前記支持部材に形成された一対の支持壁に挟まれるかたちで回動自在に支持されたことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載された開弁特性可変型内燃機関。
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