JP2008074749A - パラインフルエンザ2型ウイルスを用いた医薬組成物 - Google Patents
パラインフルエンザ2型ウイルスを用いた医薬組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008074749A JP2008074749A JP2006254538A JP2006254538A JP2008074749A JP 2008074749 A JP2008074749 A JP 2008074749A JP 2006254538 A JP2006254538 A JP 2006254538A JP 2006254538 A JP2006254538 A JP 2006254538A JP 2008074749 A JP2008074749 A JP 2008074749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antigen
- protein
- piv2
- allergic
- rpiv2
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
【解決手段】 抗酸菌(例えば、Mycobacterium kansasii)由来のα抗原(抗原85複合体構成蛋白85B)、その類似体(85A、または85Cなど)、それらと同様の機能を有するそれらの変異体をコードする遺伝子をM蛋白質を欠損させたPIV2に組み込んだ医薬用組成物によって達成される。
【選択図】 図3
Description
一方、本発明者は、抗酸菌由来のα抗原が、アレルギー性疾患の予防・治療に効果的であることを見出した(特許文献1)。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、PIV2にα抗原等を組み込んだアレルギー性疾患の治療・予防に使用可能な医薬用組成物等を提供することである。
本発明者は、抗酸菌由来のα抗原遺伝子をPIV2に組み込んで呼吸器に投与することにより、呼吸器粘膜のみならず他の粘膜(例えば、消化管の粘膜)においても特異的な抗体が発現されることを見出した。α抗原遺伝子あるいはα抗原蛋白は、Th2型サイトカイン優位の免疫状態を改善し、さらにアレルギー性疾患の諸症状を抑制・改善でき、広くアレルギー性疾患の予防もしくは治療に有効であることは、既に本発明者の検討によって明らかとされていることから(特許文献1)、今回の発明はα抗原を更に有効に用いるものとなる。
また、第二の発明に係るアレルギー性疾患の予防または治療方法は、抗酸菌由来のα抗原、その類似体、それらと同様の機能を有するそれらの変異体をコードする遺伝子をM蛋白質を欠損させたPIV2に組み込み、これをヒトを含む哺乳動物に投与することを特徴とする。
なお、α抗原が、Mycobacterium kansasii由来のものであることが好ましい。また、α抗原の類似体が、抗原85複合体構成蛋白85Aまたは抗原85複合体構成蛋白85Cであることが好ましい。
また、アレルギー性疾患が、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、または潰瘍性大腸炎であることが好ましい。
本発明において、アレルギー性疾患とは、正常人が反応しない環境抗原・自己抗原などに対して過敏に反応を示し、自己の免疫系により各臓器の破壊、障害を生ずる疾患である。具体的には、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、潰瘍性大腸炎などが含まれるが、本発明の適用はこれらの具体的疾患には限定されない。
本発明において、アレルギー性疾患の予防もしくは治療に、抗酸菌由来のα抗原、その類似体またはそれらの変異体をコードする遺伝子を用いる場合には、具体的には、抗酸菌由来のα抗原、その類似体またはそれらの変異体をコードする遺伝子を含むPIV2の形態で用いられる。組換えPIV2は、予めM蛋白質を欠失させたPIV2ゲノムを用いることができる。M蛋白質欠失PIV2ゲノムにα抗原等をコードする遺伝子を組み込むことにより、α抗原等を発現するPIV2ベクターが構築される。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されるものではない。
図1には、M蛋白質をコードする遺伝子の所定の位置にストップコドンを組み込んだアンチセンスrPIV2ゲノムの概要を示した。図1には、Δ119(M蛋白遺伝子の259位のAAGをTAGとしたもの)およびΔ289(M蛋白遺伝子の89位のATGをTAG、259位のAAGをTAGとしたもの)の2種類のM蛋白質欠損PIV2(それぞれ、rPIV2(Δ119)、およびrPIV2(Δ289))アンチセンスrPIV2ゲノムをT7プロモーターの下流にcDNAとして組み込んだプラスミドベクターの様子を示した。M蛋白を欠損させたPIV2を構築するには、当業者に公知の遺伝子手法(例えば、PCR法)を用いることができる。
次に、T7プロモーターの下流に挿入したアンチセンスrPIV2ゲノムcDNAを含むプラスミドからのウイルス粒子の回収方法について説明する。図2には、その方法の概要を示した。図1のようにして構築したアンチセンスrPIV2ゲノム(rPIV2、rPIV2(Δ289)、rPIV2(Δ119))をT7RNAポリメラーゼを発現する細胞(例えば、BSR−T7/5)にトランスフェクションした。このとき、PIV2ポリメラーゼユニット(すなわち、NP蛋白、P蛋白、L蛋白)を発現するベクターであるPIV2−NP、PIV2−P、PIV2−Lの3種類の発現ベクターを共にトランスフェクションした。なお、DNAのトランスフェクションには、当業者に周知の方法を用いることができる(本実施形態では、リポフェクトアミンを用いた)。
そこで、Vero細胞に代えて、PIV2−Mを発現するCos細胞(M蛋白を発現するベクターであるPIV2−MをトランスフェクションしたCos細胞)を用いて共培養した。その結果、rPIV2(Δ289)およびrPIV2(Δ119)についても、上清中に大量の組換えウイルス粒子が認められた。
なお上記では、T7プロモーターを用いたrPIV2の調製方法について説明したが、本発明によれば、いずれのベクター(ファージベクター、プラスミドベクターなど)を用いて調製したrPIV2であっても使用することができる。
配列番号1に示した390番目〜1244番目の塩基配列からなるMycobacterium kansasiiのα抗原遺伝子(α−K)をM蛋白欠損rPIV2のNotI部位に挿入することにより、α抗原遺伝子を組み込んだM蛋白欠損rPIV2(以下、「rPIV2−αK」、または「PIV2Ag85B」という)を構築した(図3を参照)。NotI部位はrPIV2ゲノムのリーダー配列の直後に組み込まれたものであり、アンチセンスrPIV2ゲノムの5’末端付近に設けられている。なおコントロールとして、NotI部位にEGFP(オワンクラゲ由来の蛍光タンパク質)遺伝子を組み込んだrPIV2(以下、「rPIV2−EGFP」という)を構築した。
実施例2の方法により、rPIV2−αKおよびrPIV2−EGFPを大量に調製した。
ハムスターにrPIV2−EGFPを経鼻投与(IN:5x105ウイルス)したところ、気道および肺の上皮細胞において、EGFPの蛍光が確認された。このことから、rPIV2は経鼻投与により、気道や肺に極めて高い外来遺伝子の発現を促すことが分かった。
実施例5 <マウスを用いた卵白アルブミン感作に対する効果確認>
4群(6匹/群)のBALB/Cマウスに、一匹あたり500μlのリン酸緩衝液−生理食塩水(PBS)に卵白アルブミン(OVA)10μgとAlum(水酸化アルミニウム)1mgを溶かした溶液を実験開始1日目及び14日目に腹腔内投与(IP)による免疫を行い、21日目から5日間エアロゾルにて5%−OVA(PBS)溶液を吸入させ、喘息モデルを作製した。各群については、下記それぞれの処置を施した。
2群:OVA(IP)−PBS(IN):実験開始−20日目(OVA感作の前日)に20μLのPBSを経鼻投与(IN)した。
3群:OVA(IP)−PIV2(IN):実験開始−20日目(OVA感作の前日)に 1x107 ウイルス/20μlのrPIV2をINした。
4群:OVA(IP)−PIV2Ag85B(IN):実験開始−20日目(OVA感作の前日)に1x107ウイルス/20μlのrPIV2−αKをINした。
各群については、実験開始から25日目に、血清中OVA特異的IgE濃度(OVA-specific IgE)、気管支肺胞洗浄液(BALF)中の総細胞数(Total cell)、総タンパク濃度(Total protein)、インターロイキン5濃度(IL-5)、及びインターロイキン13濃度(IL-13)を測定した。また、肺組織における好酸球を染色(メイギムザ染色)し、顕微鏡にて細胞数を測定した。
第4群においては、第2群及び第3群と比べると、全てのデータについて、有意に減少が認められた(p<0.01)。また、総タンパク濃度とIL−13濃度については、第4群と第1群との間で有意差が認められない程度まで減少した。
図9に示すように、第2群および第3群では、第1群と比較すると、好酸球の浸潤が認められた。一方、第4群では、第2群および第3群と比べると、これらの炎症像は明らかに減少しており、第1群とほとんど差異が認められなかった。
これらの結果より、PIV2Ag85Bは、OVAが起こすアレルギー性の炎症反応に対して、非常に予防的及び治療的に作用することが明らかとなった。特に、先に本発明者らが明らかにした特許文献1では、予防効果は認められるものの、治療効果については十分には認められにくかったが、本実施形態では、治療効果についても十分に証明された。
マウスにrPIV2−αKを経鼻投与(IN:1x107ウイルス)した後、18日後に血清中および糞便(200mg/ml)中のPIV2に対する各種抗体量を測定した。図10〜図12には、結果を示した。図より、rPIV2−αKを経鼻投与することにより、血清中のみならず、糞便中にもPIV2に対する特異的な抗体が増加することが示された。これは経鼻的に取り込まれたrPIV2から発現されたα抗原が、局所部位のみならず他の粘膜にも免疫的な効果を示したことを意味している。
このように本実施形態によれば、α抗原等をコードする遺伝子をM蛋白質を欠損させたPIV2に組み込んだ発現ベクターをアレルギー性疾患患者に投与することにより、アレルギー性疾患の改善をもたらし極めて有効な効果を発揮することができた。
Claims (8)
- 抗酸菌由来のα抗原、その類似体、それらと同様の機能を有するそれらの変異体をコードする遺伝子をM蛋白質を欠損させたPIV2に組み込んだことを特徴とするアレルギー性疾患の予防用または治療用医薬組成物。
- 前記α抗原が、Mycobacterium kansasii由来のものであることを特徴とする請求項1に記載のアレルギー性疾患の予防用または治療用医薬組成物。
- α抗原の類似体が、抗原85複合体構成蛋白85Aまたは抗原85複合体構成蛋白85Cであることを特徴とする請求項1または2に記載のアレルギー性疾患の予防用または治療用医薬組成物。
- アレルギー性疾患が、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、または潰瘍性大腸炎であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアレルギー性疾患の予防用または治療用医薬組成物。
- 抗酸菌由来のα抗原、その類似体、それらと同様の機能を有するそれらの変異体をコードする遺伝子をM蛋白質を欠損させたPIV2に組み込み、これをヒトを含む哺乳動物に投与することを特徴とするアレルギー性疾患の予防または治療方法。
- 前記α抗原が、Mycobacterium kansasii由来のものであることを特徴とする請求項5に記載のアレルギー性疾患の予防または治療方法。
- α抗原の類似体が、抗原85複合体構成蛋白85Aまたは抗原85複合体構成蛋白85Cであることを特徴とする請求項5または6に記載のアレルギー性疾患の予防または治療方法。
- アレルギー性疾患が、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、または潰瘍性大腸炎であることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のアレルギー性疾患の予防または治療方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006254538A JP5145550B2 (ja) | 2006-09-20 | 2006-09-20 | パラインフルエンザ2型ウイルスを用いた医薬組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006254538A JP5145550B2 (ja) | 2006-09-20 | 2006-09-20 | パラインフルエンザ2型ウイルスを用いた医薬組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008074749A true JP2008074749A (ja) | 2008-04-03 |
JP5145550B2 JP5145550B2 (ja) | 2013-02-20 |
Family
ID=39347178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006254538A Active JP5145550B2 (ja) | 2006-09-20 | 2006-09-20 | パラインフルエンザ2型ウイルスを用いた医薬組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5145550B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011052771A1 (ja) | 2009-11-02 | 2011-05-05 | 国立大学法人三重大学 | パラミクソウイルスベクターを用いた経鼻噴霧型結核ワクチン |
WO2012108195A1 (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-16 | 国立大学法人三重大学 | 遺伝子導入用ウイルスベクターの製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002066055A1 (en) * | 2001-02-20 | 2002-08-29 | Maruho Co., Ltd. | NOVEL MEDICINAL USE OF α ANTIGEN OR α ANTIGEN GENE |
JP2006512904A (ja) * | 2002-09-18 | 2006-04-20 | アメリカ合衆国 | 組換えヒト2型パラインフルエンザウイルス(HPIV2)のcDNAからの回収(recovery)、並びにPIVおよび他のヒト病原体に対する免疫応答を誘発する免疫原性組成物における、そしてベクターとしての組換えHPIV2の使用 |
US7192593B2 (en) * | 1997-05-23 | 2007-03-20 | The United States Of America, Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services | Use of recombinant parainfluenza viruses (PIVs) as vectors to protect against infection and disease caused by PIV and other human pathogens |
-
2006
- 2006-09-20 JP JP2006254538A patent/JP5145550B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7192593B2 (en) * | 1997-05-23 | 2007-03-20 | The United States Of America, Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services | Use of recombinant parainfluenza viruses (PIVs) as vectors to protect against infection and disease caused by PIV and other human pathogens |
WO2002066055A1 (en) * | 2001-02-20 | 2002-08-29 | Maruho Co., Ltd. | NOVEL MEDICINAL USE OF α ANTIGEN OR α ANTIGEN GENE |
JP2006512904A (ja) * | 2002-09-18 | 2006-04-20 | アメリカ合衆国 | 組換えヒト2型パラインフルエンザウイルス(HPIV2)のcDNAからの回収(recovery)、並びにPIVおよび他のヒト病原体に対する免疫応答を誘発する免疫原性組成物における、そしてベクターとしての組換えHPIV2の使用 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
JPN6012004994; 福島雅典監修: '「炎症性腸疾患」' メルクマニュアル第17版日本語版 , 19991210, p. 305-315, 日経BP社 * |
JPN6012004996; 河野光雄, et al.: 'M蛋白欠損パラインフルエンザ2型ウイルス(PIV2)及びマウスIL-4を挿入したPIV2の性状解析' 日本ウイルス学会学術集会プログラム・抄録集 Vol. 52nd, 20041101, p. 150 (1B30) * |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011052771A1 (ja) | 2009-11-02 | 2011-05-05 | 国立大学法人三重大学 | パラミクソウイルスベクターを用いた経鼻噴霧型結核ワクチン |
CN102573897A (zh) * | 2009-11-02 | 2012-07-11 | 国立大学法人三重大学 | 使用副粘病毒载体的经鼻喷雾型结核疫苗 |
JPWO2011052771A1 (ja) * | 2009-11-02 | 2013-03-21 | 国立大学法人三重大学 | パラミクソウイルスベクターを用いた経鼻噴霧型結核ワクチン |
WO2012108195A1 (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-16 | 国立大学法人三重大学 | 遺伝子導入用ウイルスベクターの製造方法 |
US8911975B2 (en) | 2011-02-08 | 2014-12-16 | Mie University | Method for producing virus vector for gene transfer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5145550B2 (ja) | 2013-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Collins et al. | Progress in understanding and controlling respiratory syncytial virus: still crazy after all these years | |
KR100894670B1 (ko) | 클론닝된 뉴클레오타이드 서열로부터 약독화된 호흡기 세포융합 바이러스 백신의 생산 | |
Faisca et al. | Sendai virus, the mouse parainfluenza type 1: a longstanding pathogen that remains up-to-date | |
JP4646410B2 (ja) | 弱毒化(−)鎖rnaウイルスワクチンのクローン化ヌクレオチド配列からの産生 | |
JP2000517194A (ja) | モノネガビラレス(Mononegavirales)と称される目のウイルスにおける弱毒化の原因となる3’ゲノムプロモーター領域およびポリメラーゼ遺伝子の突然変異 | |
JP2002502241A (ja) | クローン化されたヌクレオチド配列からの弱毒化パラインフルエンザウィルスワクチンの製造 | |
KR20110063863A (ko) | 생 약독화 호흡기 세포융합 바이러스 | |
KR100746979B1 (ko) | 클로닝된 뉴클레오티드 서열로부터의 약독화된 키메릭호흡기 신시티움 바이러스 백신의 제조 | |
US6713066B1 (en) | Production of attenuated respiratory syncytial virus vaccines involving modification of M2 ORF2 | |
KR20020092889A (ko) | 면역조절분자를 발현시키는 호흡기 신시티움 바이러스 | |
WO2011052771A1 (ja) | パラミクソウイルスベクターを用いた経鼻噴霧型結核ワクチン | |
JP2016513471A (ja) | サイレント変異を有する組換えrsv、ワクチン、およびそれに関連する方法 | |
JP2019534709A (ja) | 弱毒化表現型を有するヒト呼吸器多核体ウイルス(rsv)のためのワクチン候補 | |
US20210401969A1 (en) | Rsv virus-like particles and methods of use thereof | |
JP5145550B2 (ja) | パラインフルエンザ2型ウイルスを用いた医薬組成物 | |
DK2702159T3 (en) | MODIFIED SENDAI VIRUS VACCINE AND IMAGE VECTOR | |
EP3875112A1 (en) | Genetically stable live attenuated respiratory syncytial virus vaccine and its production | |
JP2020522249A5 (ja) | ||
KR102567994B1 (ko) | 재조합 rsv 생백신주 및 이의 제조 방법 | |
WO2001004321A1 (en) | Production of attenuated respiratory syncytial virus vaccines involving modification of m2 orf2 | |
KR20210005090A (ko) | 키메라 벡터 | |
CA3231893A1 (en) | Piv5-based coronavirus vaccines and methods of use thereof | |
KR101908905B1 (ko) | 인플루엔자 바이러스의 h9 및 h5의 다중 아형에 대한 교차 면역반응을 형성하는 신규한 재조합 인플루엔자 바이러스 및 이를 포함하는 백신 | |
EP4082566A1 (en) | New use of bcg immunogenic formulation expressing a respiratory syncitial virus protein against hmpv | |
JP2016521567A (ja) | 半生呼吸器合胞体ウイルスワクチン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090910 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120221 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120420 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120425 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121030 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |