JP2008074457A - 易着脱及び切断ウェットティッシュ用パッキン - Google Patents

易着脱及び切断ウェットティッシュ用パッキン Download PDF

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Abstract

【課題】ロール紙の着脱がし易く、使用時に安定して切断がし易く、切断後のロール紙の突出長が安定している易着脱及び切断ウェットティッシュ用パッキンを提供する。
【解決手段】ウェットティッシュ容器の蓋材の取出口部に嵌着するパッキンであって、ゴム弾性を有する楕円状の円板で、中央位置に、外周の形状に相似する楕円状の取出孔を設け、この楕円状の取出孔の短軸線上の一方外側に、取出孔に連通して外周に至り上面から下面に至る所定幅のスリット状切欠きを設け、楕円状の取出孔の短軸線上の他方外側に、スリット状切欠きと対向させて取出孔に連通し上面から下面に至る窪み状切欠きを設け、下面の周縁部から中央上方へ、中央部に所定肉厚をもたせて漸次薄肉にし、かつ、蓋材の取出口部に嵌着したときに、スリット状切欠きと窪み状切欠きが潰れて隙間がなくなって、楕円状の取出孔が縮径して円形状の取出孔になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェットティッシュ容器の蓋部の取出口に嵌着するパッキンで、ロール紙の着脱がし易く、使用時に、所定長に安定して切断することができる易着脱及び切断ウェットティッシュ用パッキンに関するものである。
従来、ウェットティッシュ容器の取出口には、使用するときに、引き出されたロール状のウェットティッシュが、所定長さにミシン目から切断させるように、中央に約2mm径の貫通孔を設けた口部、または、ウェットティッシュの先端の着脱をし易くするため、貫通孔に切欠きをが設けた口部が嵌着されていた。
しかしながら、上述した従来の前者の口部は、ロール紙の先端部の着脱がしにくいことがあり、また、後者の口部を嵌着したものは、切欠きに引き出されるロール紙が引っ掛かって切断できなくなったり、切断後のロール紙の先端部の突出が長く残ることなどがあった。このため、良好な使用感が得られないことから、切欠きを入れることを止めて、詰め替えを想定しない販売形態にすることなどがあった。
本発明は、上述の従来のウェットティッシュ容器の問題点を解決したものであり、ロール紙の先端部の着脱がし易く、使用時に安定して所定長で切断がし易く、また、切断後のロール紙の先端部の突出長が安定している易着脱及び切断ウェットティッシュ用パッキンを提供するものである。
すなわち、本発明は、ウェットティッシュ容器の蓋材の取出口部に嵌着するパッキンであって、ゴム弾性を有する楕円状の円板で、中央位置に、外周の形状に相似する楕円状の取出孔を設け、この楕円状の取出孔の短軸線上の一方外側に、前記取出孔に連通して外周に至り上面から下面に至る所定幅のスリット状切欠きを設け、前記楕円状の取出孔の短軸線上の他方外側に、前記スリット状切欠きと対向させて前記取出孔に連通し上面から下面に至る窪み状切欠きを設け、下面の周縁部から中央上方へ、中央部に所定肉厚をもたせて漸次薄肉にし、かつ、蓋材の取出口部に嵌着したときに、前記スリット状切欠きと前記窪み状切欠きが潰れて隙間がなくなって、前記楕円状の取出孔が縮径して円形状の取出孔になることを特徴とする易着脱及び切断ウェットティッシュ用パッキンである。
本発明の易着脱及び切断ウェットティッシュ用パッキンは、ゴム弾性を有する材質でできており、中央の取出孔の短軸線上の一方外側にスリット状切欠きが設けられ、短軸線上の他方外側に窪み状切欠きが設けられているため、ロール紙の先端の着脱がし易く、また、ロール紙の先端部を挿着したパッキンを蓋材の取出口部に嵌着したときには、スリット状切欠きと窪み状切欠きが潰れて隙間がなくなり、楕円状の取出孔が縮径して円形状の取出孔になるため、取出孔に挿着されたロール紙の先端部に適度の押圧が掛かり、また、切欠きに引き出されるロール紙が引っ掛かることがなく、使用時に安定して所定長で切断され易く、また、切断後のロール紙の先端部の突出長が安定する。
次に、本発明の易着脱及び切断ウェットティッシュ用パッキンの一実施形態について、
図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の易着脱及び切断ウェットティッシュ用パッキンの平面図、側面図及び底面図である。図2は、図1のパッキンを蓋材の取出口部に嵌着したときの状態を示す説明図であり、図3は、図1のパッキンを取出口部に嵌着した一例の蓋材の断面図であり、図4は、比較評価に用いたパッキングの平面図である。
本発明のパッキン(100)は、ウェットティッシュ容器の良好な使用感を得るために、例えば、図3に示す蓋材本体(210)の周壁(212)に連結帯(230)を介して取出口部(211)を開閉のする小蓋(220)が連結する蓋材(200)の取出口部に嵌着して使用するものである。その構造は、図1(a)乃至(c)に示すように、ゴム弾性を有する楕円状の円板であり、その中央位置に、外周の形状に相似する楕円状の取出孔(110)を設け、この楕円状の取出孔の短軸線上の一方外側に、取出孔に連通して外周に至り上面から下面に至る所定幅のスリット状切欠き(120)を設け、楕円状の取出孔の短軸線上の他方外側に、スリット状切欠きと対向させて取出孔に連通し上面から下面に至る窪み状切欠き(130)を設け、下面の周縁部から中央上方へ、中央部に所定肉厚をもたせて漸次薄肉(150)にするものである。そして、本発明のパッキン(100)は、図2(a)に示すように、蓋材(200)の取出口部(211)に嵌着すると、図2(b)に示すように、スリット状切欠き(120)と窪み状切欠き(130)が潰れて隙間がなくなり、楕円状の取出孔が縮径して円形状の取出孔(110)になる。なお、窪み状切欠きを設けないと、蓋材を取出口部に嵌着したときに、取出孔が円形状にならない。
本発明のパッキンの材質としては、ショア硬度が45A以上のゴムがよく、特に耐久性や耐内容物(例えば、アルコールなど)が必要な場合には、シリコーンゴムが望ましい。また、適度の肉厚が必要である。
なお、蓋材の取出口部に嵌着したパッキンのスリット状切欠きの隙間の有無によるウェットティッシュの引出し性能について比較評価した。
蓋材の取出口部に嵌着したときに、図2(b)に示すスリット状切欠き(120)の隙間がないパッキン(100)と、図4に示すスリット状切欠き(120)の隙間が1mmあるパッキン(100)とを比較した。パッキンの仕様は、材質がシリコーンゴムでショア硬度が70で、外径が23mmで、外周縁部の厚みが5mmで、中心部の厚みが3mmで、取出孔の径が2mmであった。また、ウェットティッシュの仕様は、ロールで、厚みが0.15mmで、幅が150mmで、0.5mm幅の横ミシン目を200mmのピッチで入れたものであった。ウェットティッシュの引出し性能の評価結果を表1に示す。
Figure 2008074457
表1に示すように、スリット状切欠きに隙間のないパッキンは、先端部の突出長が取り出し易い10〜15mm前後で止まり、最高値の20mmも小蓋を閉めたときの空間に納まり、最小値の6mmも指で摘み出せる高さであった。一方、スリット状切欠きに隙間が1mmあるパッキンは、先端部の突出長のばらつきが大きく、特に、横ミシン目が切れずに通過してしてしまうものが見られ、また、最高値の29mmは、小蓋を閉めたときの空間に納まらないものであった。従って、スリット状切欠きに隙間のないパッキンの方が、スリット状切欠きに隙間があるパッキンよりもウェットティッシュの引出し性能が良好であった。
(a)は、本発明の一実施形態の易着脱及び切断ウェットティッシュ用パッキンの平面図であり、(b)は、その側面図で、(c)は、底面図である。 (a)は、図1のパッキンを一例のウェットティッシュ容器の蓋材の取出口部に嵌着した断面図であり、(b)は、そのパッキンの状態を示す説明図である。 図1のパッキンを取出口部に嵌着した一例の蓋材が、蓋部を開いた状態のときの断面図である。 蓋材の取出口部に嵌着したときに、スリット状切欠きに隙間がある比較評価に用いたパッキングの平面図である。
符号の説明
100……パッキン
110……取出孔
120……スリット状切欠き
130……窪み状切欠き
140……下面周縁部
150……漸次薄肉
200……蓋材
210……蓋材本体
211……取出口部
212……周壁
220……小蓋
230……連結帯

Claims (1)

  1. ウェットティッシュ容器の蓋材の取出口部に嵌着するパッキンであって、ゴム弾性を有する楕円状の円板で、中央位置に、外周の形状に相似する楕円状の取出孔を設け、該楕円状の取出孔の短軸線上の一方外側に、前記取出孔に連通して外周に至り上面から下面に至る所定幅のスリット状切欠きを設け、前記楕円状の取出孔の短軸線上の他方外側に、前記スリット状切欠きと対向させて前記取出孔に連通し上面から下面に至る窪み状切欠きを設け、下面の周縁部から中央上方へ、中央部に所定肉厚をもたせて漸次薄肉にし、かつ、蓋材の取出口部に嵌着したときに、前記スリット状切欠きと前記窪み状切欠きが潰れて隙間がなくなって、前記楕円状の取出孔が縮径して円形状の取出孔になることを特徴とする易着脱及び切断ウェットティッシュ用パッキン。
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