JP2008073956A

JP2008073956A - 画像処理装置

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Publication number: JP2008073956A
Application number: JP2006255998A
Authority: JP
Inventors: Masafumi Tomaru; 雅史都丸
Original assignee: Oki Data Corp
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 2006-09-21
Filing date: 2006-09-21
Publication date: 2008-04-03
Anticipated expiration: 2026-09-21
Also published as: US20080074688A1; JP4498333B2; US8913294B2

Abstract

【課題】文章属性情報を有する印刷データを受信し、該印刷データに予め設定した特定の画像処理を行う画像処理装置に於いて、表題を示す大きな文字の文字列や、写真などで構成される表紙のみに特徴的な画像処理を行うこと。
【解決手段】
ＣＰＵ１２０は、文章属性判断プログラム１６３を実行して文章属性情報から予め設定した特定階層を検出し、更に、ＣＰＵ１２０は、印刷制御プログラム１６１を実行し、印刷部１４０を制御して上記特定階層に予め設定した特定の画像処理を行う。
【選択図】図１

Description

本発明は、色補正処理が行われる画像処理装置に関するものである。

プリンタなどの画像処理装置では、上位装置であるパーソナルコンピュータなどにおいて作成された印刷データをジョブ単位で受信し、受信した印刷データ（ジョブデータ）に対して所定の色補正処理を行っている。環境変化および機差により生じる濃度変化を補正するためである。また、従来の画像処理装置では、受入れた全てのジョブデータに対し、色補正処理を一律に行っていた。
特開２００３−１０３８８４号公報

しかしながら、従来の画像処理装置では、表題を示す大きな文字の文字列や、写真などで構成される表紙と、解説や説明のための文字列および図表で構成される中身に対して、一律に同じ画像処理が実行されるため、表紙に特徴的な画像処理を行うことが出来ないという解決すべき課題が残されていた。

本発明は、文章属性情報を有する印刷データを受信し、該印刷データに予め設定した特定の画像処理を行う画像処理装置であって、上記文章属性情報から予め設定した特定階層を検出する特定階層検出部と、該特定階層検出部が検出した前記特定階層に上記予め設定した特定の画像処理を行う画像処理部とを備えることを主要な特徴とする。

本発明の画像処理装置によれば、文章属性情報から予め設定した特定階層を検出する特定階層検出部と、該特定階層検出部が検出した前記特定階層に上記予め設定した特定の画像処理を行う画像処理部とを備えるので、ジョブデータに対する画像処理を特定個所のデータに対してのみ実行することが可能になる。その結果、予め設定した特別な画像処理（例えば鮮やかさ強調）を予め設定した特別な部分（例えば表紙部分）にのみ行うことが出来るという効果を得る。

本発明による画像処理装置は以下のように構成される。

以下、本発明の実施形態について図を用いて詳細に説明する。
図１は、実施例１のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。
図に示すように、実施例１のプリンタ装置１０００は、受信部１１０と、ＣＰＵ１２０と、メモリ１３０と、印刷部１４０と、操作部１５０と、プログラムＲＯＭ１６０と、ストレージ１７０とを備える。

受信部１１０は、図示しない上位装置から印刷データ２００を受信する部分である。ＣＰＵ１２０は、プログラムＲＯＭ１６０に記憶される印刷制御プログラム１６１を実行することによって各構成部分を総括的に制御するマイクロプロセッサである。メモリ１３０は、その内部に、受信した印刷データ２００を蓄積する受信バッファ１３１と、印刷データ２００を解析した後のビットマップデータを蓄積するページバッファ１３２とを有するメモリである。印刷部１４０は、ページバッファ１３２からビットマップデータを受入れて印刷出力するプリントエンジンである。操作部１５０は、表示情報を画面表示するディスプレイと、設定情報を入力するためのキーボードを備えるデータ入出力デバイスである。プログラムＲＯＭ１６０は、その内部に画像を形成すべく印刷部１４０を制御する印刷制御プログラム１６１、印刷データの解析や、ビットマップデータへの変換のための印刷データ解析プログラム１６２、及び印刷データの文章属性情報から文章属性を判断する文章属性判断プログラム１６３とを予め格納するＲＯＭである。ストレージ１７０は、その内部に画像処理設定を記憶する設定情報１７１や、画像処理に必要なテーブルを記憶するテーブルデータ１７２等を格納する不揮発性メモリである。

次に実施例１で使用される情報の内容について説明する。
図２は、実施例１で使用されるＸＭＬ文書（印刷データ）の説明図である。
該ＸＭＬ文書は、図２に示されるように、データの区切りを示すタグが複数配置され、原則として、先頭部にはＸＭＬバージョンを示す宣言タグ２０１が配置され、後続のデータは対のタグに囲まれている。対のタグにおいて先のタグを先端タグと称し＜ｘｘｘ＞と記述し、後のタグを終端タグと称し＜／ｘｘｘ＞と記述する。ここに、ｘｘｘは、任意の文字列を示す。対のタグが複数配置され、それらが重なると、階層構造をとる。該階層構造のつくりは、各対のタグが配置された位置により示され、左に配置された対のタグは浅い階層（第１階層）であり、対のタグが右側に配置されるに従いより深い階層（第２階層以下）となる。このとき、＜ｘｘｘ＞は階層の先端タグであり、＜／ｘｘｘ＞は終端タグである。また、ＸＭＬ文書には唯一の宣言タグ２０１があり、該ＸＭＬ文書の文章属性は、宣言タグ２０１とそれぞれのタグとの位置に応じて、次に説明するルート階層属性２２１、第１階層属性２２２、第２階層属性２２３、第３階層属性２２４と定義する。以下に印刷データ２００と、文章属性を表す文章属性情報との関連について説明する。

図３は、実施例１の文章属性情報の説明図である。
図には、各階層属性別のタグを示す。図２で示す印刷データで使用されているタグである。ルート階層属性２２１、第１階層属性２２２、第２階層属性２２３、第３階層属性２２４を総称して文章属性情報２２０と定義する。ルート階層属性２２１は“＜製本データ＞〜＜／製本データ＞”から成り、第１階層属性２２２は、“＜表紙＞〜＜／表紙＞”、“＜第１章＞〜＜／第１章＞”、“＜第２章＞〜＜／第２章＞”から成る。第２階層属性２２３は“＜見出し＞〜＜／見出し＞”、“＜写真＞〜＜／写真＞”、“＜第１．１＞〜＜／第１．２章＞”、“＜第１．２＞〜＜／第１．２章＞”、“＜第１．３＞〜＜／第１．３章＞”、“＜第１．４＞〜＜／第１．４章＞”から成り、第３階層属性は、“＜説明＞〜＜／説明＞”から成る。また、第１階層属性２２２に関して、ルート階層属性２２１から数えて１番目のタグを第１段落２２５、２番目のタグを第２段落２２６、３番目のタグを第３段落２２７と表現する。尚、本実施例ではＣＰＵ１２０（図１）が印刷データ解析プログラム１６２（図１）を実行し、宣言タグ２０１を認識したところで製本印刷モードに切り替わるものとする。

図４は、実施例１の設定情報の説明図である。
この図は、第１階層属性２２２（図３）を構成する段落の画像処理に使用する設定情報であり、ストレージ１７０（図１）に設定情報１７１（図１）として記憶される。本実施例ではカラー関連の設定値を例にあげる。これらの設定はユーザがユーリティリティ等の手段で予め登録しておくものとする。第１段落用設定３１０には色補正処理設定に“鮮やか重視”、黒生成設定に“ＣＭＹＫ混色”が指定されており、文章段落用設定３２０には色補正処理設定に“自然色重視”、黒生成設定に“Ｋ単色”が指定されている。尚、第１段落２２５（図３）は表紙ページになることを想定し、第１段落用設定３１０を使うことで、鮮やかで重厚感を持つ画像処理を期待している。第１段落以外の段落は通常ページになることを想定し、文章段落用設定３２０を使うことで、落ち着いた配色で黒文字の読みやすさを重視した画像処理を期待している。

図５は、画像処理に必要なテーブルデータの構成を示す図である。
テーブルデータ１７２（図１）は、図５（ａ）に示すように、色処理テーブルデータ４００と黒生成テーブルデータ４１０とで構成され、ストレージ１７０のテーブルデータ１７２として格納される。色処理テーブルデータ４００として、鮮やか重視テーブルデータ４０１と、自然色重視テーブルデータ４０２などが保持され、黒生成テーブルデータ４１０として、ＣＭＹＫ混色テーブルデータ４１１と、Ｋ単色テーブルデータ４１２などが保持されている。

図５（ｂ）は、鮮やか重視テーブルデータ４０１の１つの具体例を示す。
鮮やか重視テーブルデータ４０１は、図５（ｂ）に示すように、入力値と出力値とで構成されており、それぞれ０から２５５までの数値で示される。図５（ｂ）において入力値ＲＧＢ（Ｒｅｄ，Ｇｒｅｅｎ，Ｂｌｕｅ）の配合比率が決まると、出力値ＣＭＹＫ（Ｃｙａｎ、Ｍａｇｅｎｔａ、Ｙｅｌｌｏｗ、Ｂｌａｃｋ）の配合比率が決まる。この出力値ＣＭＹＫは、鮮やか重視の色処理を行うための数値で示される。

図５（ｃ）は、黒生成テーブルデータ４１０の具体例を示す。
黒生成テーブルデータ４１０は、図５（ｃ）に示すように、入力値と出力値とで構成されており、それぞれ０から２５５までの数値で示される。図５（ｃ）において入力値ＣＭＹＫの配合比率が決まると、出力値ＣＭＹＫの配合比率が決まる。この出力値ＣＭＹＫは、の黒の含有率を考慮した数値で示される。

以上説明した実施例１のプリンタ装置１０００は、以下のように動作する。
図６は、実施例１のプリンタ装置のフローチャートである。
このフローチャートに基づいて実施例１のプリンタ装置１０００の動作について説明する。

ステップＳ１００
受信部１１０は印刷データを受信して受信バッファ１３１へ格納する。

ステップＳ１１０
ＣＰＵ１２０は、印刷データ解析プログラム１６２を実行し、受信バッファ１３１から印刷データを読み出して解析し、宣言タグ２０１を確認したときはステップＳ１３５へ進み、宣言タグ２０１を確認出来なかったときは、ステップＳ１１１へ進む。

ステップＳ１１１
ＣＰＵ１２０は、通常画像処理モード（宣言タグ２０１を確認しない）と判断し、印刷制御プログラム１６１を実行し、印刷データを通常画像処理でビットマップデータへ変換し、該ビットマップデータをページバッファ１３２に格納してフローを終了する。

ステップＳ１２０
ＣＰＵ１２０は、製本印刷モードと判断し、文章属性判断プログラム１６３を実行し、受信バッファ１３１から印刷データを読み出して、該印刷データの中にルート階層属性２２１を示す＜製本データ＞要素＜／製本データ＞を認識した後、文章属性情報として＜ｘｘｘ＞と＜／ｘｘｘ＞を認識すると、＜ｘｘｘ＞と＜／ｘｘｘ＞の位置に基づいて当該データである＜ｘｘｘ＞要素＜／ｘｘｘ＞の文章属性が、第１階層属性２２２、第２階層属性２２３および第３階層属性２２４のいずれかであるかを判断し、第１階層属性２２２のときはステップＳ１３０へ進み、それ以外のときはステップＳ１３５へ進む。

ステップＳ１３０
ＣＰＵ１２０は、文章属性判断プログラム１６３を実行し、当該データの文章属性が第１階層属性２２２であると判断すると、更に当該データの中に第１段落２２５があるか否かを判断し、第１段落２２５があるときはステップＳ１３１へ進み、第１段落２２５が無いときはステップＳ１３５へ進む。

ステップＳ１３１
ＣＰＵ１２０は、当該データの中に第１段落２２５を認識すると、印刷データ解析プログラム１６２を実行し、設定情報１７１の第１段落用設定３１０の色処理設定、及び黒生成設定に対応する色処理テーブルデータ４００、及び黒生成テーブルデータ４１０を取得する。

ステップＳ１３２
ＣＰＵ１２０は、更にテーブルデータ１７２から鮮やか重視テーブルデータ４０１およびＣＭＹＫ混色テーブルデータ４１１を読み出す。

ステップＳ１３３
ＣＰＵ１２０は、第１段落処理済フラグをオンにして次へ進む。

ステップＳ１３４
ＣＰＵ１２０は、印刷データ解析プログラム１６２を実行し、上記特別色設定情報および上記テーブルデータに基づいて印刷データを特別の色補正処理でビットマップデータに変換し該ビットマップデータをページバッファ１３２に格納する。

ステップＳ１３５
ＣＰＵ１２０は、印刷データ解析プログラム１６２を実行し、設定情報１７１から普通の色補正処理を行うための自然色設定情報を読み出す。

ステップＳ１３６
ＣＰＵ１２０は、更にテーブルデータ１７２から自然色重視テーブルデータ４０２およびＫ単色テーブルデータ４１２を読みして、上記ステップＳ１３４へ進む。この場合はステップＳ１３４で、印刷データを自然色重視テーブルデータ４０２およびＫ単色テーブルデータ４１２に基づいてビットマップデータに変換し、ページバッファ１３２に出力することになる。

ステップＳ１４０
ＣＰＵ１２０は、印刷データの全てを解析したか否かを判断し、全てのデータの解析が完了すると、全てのデータの解析が完了するとステップＳ１４１へ進み、全てのデータの解析が完了するまでステップＳ１２０へ戻って、フローを繰返す。

ステップＳ１４１
ＣＰＵ１２０は、データの解析が完了すると、第１段落処理済フラグをオフにしてフローを終了し、次の印刷データの受信まで待機する。

図７は、従来の出力画像の説明図である。
この図は、表紙に特徴的な画像処理を施さないで、第１段落２２５、第２段落２２６、第３段落２２７をそれぞれ１ページ、２ページ、３ページに印刷した事例である。
図８は、実施例１の出力画像の説明図である。
この図は、表紙に特徴的な画像処理を施し、第１段落２２５、第２段落２２６、第３段落２２７をそれぞれ１ページ、２ページ、３ページに印刷した事例である。
両図を比較すると、表紙に特徴的な画像処理を施さない場合（図７）と比較して、表紙に特徴的な画像処理を施す場合（図８）は、第１段落２２５のみ鮮やかで、文字は重厚感を持つ印刷になっていることが分かる。

以上説明したように、本実施例によれば、印刷データの文章属性情報から階層情報を取得し、第１階層属性で第１段落であると判断された場合に、第１段落用の色処理や黒生成を実施し、第２段落以降であると判断された場合に、第２段落以降用の色処理や黒生成を実施するようにしたので、第１段落を印刷する表紙だけに特徴的な画像処理をもたせることができるという効果を得る。読み手により印象的な印刷ドキュメントを供給することができる。

尚、上記説明では、プリンタ装置１０００では、画像処理として色補正処理および黒生成処理を行う例を説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。例えば、下色除去処理、諧調補正処理およびスクリーニング処理の何れであってもよい。

実施例１では、印刷データ２００の文章属性情報２２０から階層情報を取得し、第１階層属性２２２のうち第１段落２２５の印刷データに所定の画像処理を施すものとしたのに対し、実施例２では、印刷データ２００のタグ文字列がユーザの指定文字列９００と一致するタグの文字データに所定の画像処理を施すものである。

図９は、実施例２のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。
図に示すように、実施例２のプリンタ装置２０００は、受信部１１０と、ＣＰＵ１２０と、メモリ１３０と、印刷部１４０と、操作部１５０と、プログラムＲＯＭ２６０と、ストレージ２７０とを備える。以下に、実施例１と相違する部分のみについて説明する。実施例１と同様の部分には、実施例１と同一の符号を付して説明を省略する。

プログラムＲＯＭ２６０は、その内部に画像を形成すべく印刷部１４０を制御する印刷制御プログラム１６１、印刷データの解析や、ビットマップデータへの変換のための印刷データ解析プログラム１６２、印刷データの文章属性情報から文章属性を判断する文章属性判断プログラム１６３、及び印刷データ２００のタグ文字列がユーザの指定文字列であるか否かを判断するタグ文字列判断プログラム２６１とを予め格納するＲＯＭである。ストレージ２７０は、その内部に画像処理設定を記憶する設定情報１７１、画像処理に必要なテーブルを記憶するテーブルデータ１７２、及び、ユーザの指定文字列と文字列修飾設定情報２７１等を格納する不揮発性メモリである。

図１０は、実施例２で使用されるＸＭＬ文書（印刷データ）の説明図である。
この図では図２と比較して＜第１．４章＞〜＜／第１．４章＞に＜注意＞〜＜／注意＞７００、＜第２章＞〜＜／第２章＞２１３に＜注意＞〜＜／注意＞７０１が追加されている。そのほかの構成は図２と全く同様であるため、同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。

図１１は、実施例２の文章属性情報の説明図である。
この図では図３と比較して第２階層属性２２３に＜注意＞〜＜／注意＞８００、第３階層属性２２４に＜注意＞〜＜／注意＞８０１が追加されている。そのほかの構成は図３と全く同様であるため、同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。

図１２は、実施例２の設定情報の説明図である。
図に示すように、文字列設定情報６０１にはユーザが任意に指定できる指定文字列９００が記憶されており、本実施例では“注意”を具体例とする。また、“注意”というタグ文字列を持つタグの文字データに画像処理を施すための文字列修飾設定が記憶されている。本実施例では“注意”というタグ文字列を持つタグが注意書きであることを想定しており、タグの文字データを太文字かつ斜体にして強調することを期待している。

以上説明した実施例２のプリンタ装置２０００は、以下のように動作する。
図１３は、実施例２のプリンタ装置のフローチャートである。
図に示すように実施例１のステップＳ１３４（図６）が実施例２ではステップＳ３００〜ステップＳ３０２に置き換えられている。その他のステップは全て実施例１と同様なので、実施例１と同一のステップ番号を付して説明を省略する。ここではステップＳ３００〜ステップＳ３０２のみについて説明する。

ステップＳ３００
ＣＰＵ１２０は、タグ文字列判断プログラム２６１を実行し、タグ文字列がユーザ任意の指定文字列９００と一致するか判断し、タグ文字列が指定文字列９００と一致すると判断した場合にはステップＳ３０１へ進み、タグ文字列が指定文字列９００と一致しない判断するとステップＳ３０２へ進む。

ステップＳ３０１
ＣＰＵ１２０は、印刷データ解析プログラム１６２を実行し、指定文字列９００をタグ文字列とするタグの文字データを文字列設定情報６０１に含まれる文字列修飾設定に従って画像処理を実施する。

ＣＰＵ１２０は、印刷データ解析プログラム１６２を実行し、それぞれステップＳ１３２、又はステップＳ１３６で取得したテーブルに基づいて画像処理を実行してステップＳ１４０へ進む。

その他の処理フローは図６と全く同様であるため、同じ処理フローには同じ符号を付し、その説明は省略する。

図１４は、従来の出力画像（その２）の説明図であり、表紙に特徴的な画像処理を施さず、指定されたタグの文字データに文字列修飾をしない場合の出力画像である。
図１５は、実施例２の出力画像の説明図である。図１５は、表紙に特徴的な画像処理を施し、指定されたタグの文字データに文字列修飾をする場合の出力画像である。図１４および図１５は、第１段落２２５、第２段落２２６、第３段落２２７をそれぞれ１ページ、２ページ、３ページに画像出力した事例である。表紙に特徴的な画像処理を施さず、指定されたタグの文字データに文字列修飾をしない場合（１４図）と比較して、表紙に特徴的な画像処理を施し、指定されたタグの文字データに文字列修飾をする場合（図１５）では、第１段落２２５が鮮やかで、文字は重厚感を持つ印刷になり、更に、タグ文字列が“注意”というタグの文字データが太文字かつ斜体で強調される。読み手により“注意”を促す印刷ドキュメントを供給することができる。

以上説明したように、実施例２によれば、タグ文字列がユーザ任意の指定文字列かどうかを判断し、指定文字列のタグの文字データを修飾するようにしたので、実施例１の効果に加えて、第１段落を印刷する表紙及びユーザ任意文字列のタグの文字データに特徴的な画像処理をもたせることができるという効果を得る。

尚、本実施例では、文字修飾処理として太字と、斜体文字とで表現する例を説明したが、拡大処理および縮小処理による文字サイズの変更および字体の変更であってもよい。

以上の実施例１および実施例２では、ＸＭＬ文書を示す印刷データとしたが、これに限定するものでなく、文章構造が判別できるスクリプトでも良い。又、実施例２では、１つのタグ文字列が指定文字列に一致するか否かを判断する例を説明したが、タグ文字列は複数指定されてもよい。更に、以上の実施例１および実施例２では、画像処理装置をプリンタとして説明したが、実施の形態に限定されず、ファクシミリ、スキャナ、複写機、これらの複合機およびモニタ表示装置の何れに対しても本発明を適用することができる。

実施例１のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。実施例１で使用されるＸＭＬ文書の説明図である。実施例１の文章属性情報の説明図である。実施例１の設定情報の説明図である。画像処理に必要なテーブルデータの構成を示す図である。実施例１のプリンタ装置のフローチャートである。従来の出力画像の説明図である。実施例１の出力画像の説明図である。実施例２のプリンタ装置の構成を示すブロック図である。実施例２で使用されるＸＭＬ文書の説明図である。実施例２の文章属性情報の説明図である。実施例２の設定情報の説明図である。実施例２のプリンタ装置のフローチャートである。従来の出力画像（その２）の説明図である。実施例２の出力画像の説明図である。

符号の説明

１１０受信部
１２０ＣＰＵ
１３０メモリ
１３１受信バッファ
１３２ページバッファ
１４０印刷部
１５０操作部
１６０プログラムＲＯＭ
１６１印刷制御プログラム
１６２印刷データ解析プログラム
１６３文章属性判断プログラム
１７０ストレージ
１７１設定情報
１７２テーブルデータ
２００印刷データ
１０００プリンタ装置

Claims

文章属性情報を有する印刷データを受信し、該印刷データに予め設定した特定の画像処理を行う画像処理装置であって、
前記文章属性情報から予め設定した特定階層を検出する特定階層検出部と、
該特定階層検出部が検出した前記特定階層に前記予め設定した特定の画像処理を行う画像処理部とを備えることを特徴とする画像処理装置。
前記予め設定した特定階層は、表紙や段落、又は文節であることを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
前記予め設定した特定の画像処理は、カラーマッチング処理、黒生成処理、下色除去処理、階調補正処理、スクリーニング処理、及び文字修飾処理の何れかを含むことを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
前記特定階層は、第１階層であることを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
前記文章属性情報から予め設定した特定の文章属性を検出する文章属性検出部を更に備え、
前記画像処理部は、更に、前記文章属性検出部が検出した前記予め設定した特定の文章属性に、前記予め設定した特定の画像処理を行うことを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。