JP2008073197A - スクールバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】特に体操着等の大きめの荷物を収容可能であるとともに、使用しない場合には邪魔になることのない補助収容具を備えたスクールバッグの提供。
【解決手段】底板4と底板4の両端部に上方向へ連設させた一対の大マチ5とで形成した胴部3と、胴部3の背面側に取り付けた背板7と、胴部3の正面側に取り付けた大仕切板6と、で構成される本体部2と、本体部2に開閉可能に取り付けた蓋8と、本体部2の背面側に取り付けた一対の肩ベルト9と、を備えるスクールバッグ本体と、スクールバッグ本体に着脱自在に装着した補助収容具21を具備し、補助収容具21は、前記一対の大マチ5のそれぞれに装着される一対の基体部22と、基体部22のそれぞれの内部に下方向に移動自在に挿装された脚部24とこの一対の脚部24を連通した収容部25を有した収容具本体23と、を具備した。
【選択図】図1

Description

本発明は、スクールバッグに係り、より詳しくは、体操着等を収容するための補助収容具を着脱自在に備えたスクールバッグに関する。
周知のように、ランドセルに代表されるスクールバッグ等の背負い鞄は、一般的に、主収容部を有しており、この主収容部内に教科書等を収容可能な構成となっているが、体操着袋や道具袋等を収容するための収容部は有していない。
そのため、従来のスクールバッグを用いている場合において、体操着等を持って行く場合には、体操着を入れた体操着袋等を手で持つしか無く、例えば学期の始まりや終りなど、学校で使用している道具などを自宅に持ち帰り、あるいは学校へ持って行くときなどの荷物が多いときは、両手に手提げ鞄等を持たなければならなくなり極めて危険である。
この点、近年、大マチ等に補助収容具を装着したスクールバッグが提案されているが、体操着袋等は比較的大きいために、このような大マチに装着した補助収容具では体操着袋を収容することは困難である一方、体操着等は毎日使用するものではないため、体操着袋を持って行く必要のない場合には補助収容具が邪魔になってしまうという問題点も指摘できる。
また、一般的にスクールバッグには大マチに係止用のいわゆるナス環が備えられているが、このナス環は給食袋等の小物を吊り下げるものであるため、体操着を入れた手提げ袋等を吊り下げるには不向きである。
特開昭56−85305号公報 特開昭63−21008号公報 特開平10−151013号公報 特開平10−313926号公報 特開2001−218611号公報 特開2002−51815号公報
そこで、本発明は、特に体操着等の大きめの荷物を収容可能であるとともに、使用しない場合には邪魔になることのない補助収容具を備えたスクールバッグを提供することを課題としている。
本発明のスクールバッグは、
底板と該底板の両端部に上方向へ連設させた一対の大マチとで形成した胴部と、該胴部の背面側に取り付けた背板と、前記胴部の正面側に取り付けた大仕切板とにより構成される、上部を開口とした本体部と、
該本体部に、前記開口を開閉可能に取り付けた蓋と、
前記本体部における背面側に取り付けた一対の肩ベルトと、を備えるスクールバッグ本体と、
該スクールバッグ本体に着脱自在に装着される補助収容具と、を具備して、
前記補助収容具は、
前記一対の大マチのそれぞれに着脱自在に装着される一対の基体部と、
該基体部のそれぞれの内部に下方向に移動自在に挿装された脚部と、該脚部を連通するとともに前記底板の下方に配置される収容部と、を有した収容具本体と、を具備したことを特徴としている。
また、本発明のスクールバッグは、
底板と該底板の両端部に上方向へ連設させた一対の大マチとで形成した胴部と、該胴部の背面側に取り付けた背板と、前記胴部の正面側に取り付けた大仕切板とにより構成される、上部を開口とした本体部と、
該本体部に、前記開口を開閉可能に取り付けた蓋と、
前記本体部における背面側に取り付けた一対の肩ベルトと、を備えるスクールバッグ本体と、
該スクールバッグ本体に着脱自在に装着される補助収容具と、を具備して、
前記補助収容具は、
前記一対の大マチのそれぞれに着脱自在に装着される一対の基体部と、
該基体部のそれぞれの内部に下方向に移動自在に挿装された脚部と、該脚部を連通するとともに前記底板の下方に配置される収容部と、を有した収容具本体と、
前記基体部のそれぞれの内部における前記脚部の上方側に上方向に移動自在に挿装された把手基部と、該把手基部を連通した把手本体と、を有する把手部と、を具備したことを特徴としている。
本発明のスクールバッグでは、補助収容具を備えており、この補助収容具に体操着等を収容可能としていために、例えば体操着を持って行く場合でも体操着袋を手に持つことが不要となり、学童の安全を確保して事故を未然に防止することが可能である。
また、前記補助収容具はスクールバッグに対して着脱自在としており、使用しない場合には取り外すことを可能としているため、荷物の少ないときにはこれを取り外すことにより、邪魔になることもない。
更に、補助収容具は、前記一対の大マチのそれぞれに着脱自在に装着される基体部に対して下方向に移動自在に挿装された脚部と、この脚部を連通するとともに底板の下方に配置される収容部とを有し、使用する際には脚部を下降させて収容部上に体操着袋等を載置可能としているために、比較的大きい体操着袋等を収容することが可能であるとともに、使用しないときには、脚部を上昇させることにより、補助収容具を取り外すことなく、邪魔になることを防止することも可能である。
請求項1に記載の本発明のスクールバッグでは、主収容部を構成する本体部を有しており、この本体部は、底板と左右の大マチを一体に構成した胴部と、この胴部の背面側に取り付けた背板と、胴部の正面側に取り付けた大仕切板とにより構成され、上部を開口とした箱型形状とされている。
また、本体部には、その開口を開閉可能な配置で蓋が取付けられており、更に本体部における背面側には一対の肩ベルトが取付けられ、これによりスクールバッグ本体が構成されており、このスクールバッグ本体には、補助収容具が、着脱自在に装着されている。
そして、補助収容具は、前記スクールバッグ本体における一対の大マチのそれぞれに着脱自在に装着される一対の中空の基体部を有しており、この基体部のそれぞれの内部には、脚部が、下方向に移動自在に挿装されている。また、脚部のそれぞれは、体操着袋等を載置可能な収容部で連通されているとともに、この収容部は本体部における底板の下方に位置しており、一対の脚部とこの脚部を連通した収容部により収容具本体が構成されている。
ここで、前記脚部のそれぞれに、脚部の内周側へ後退自在に脚部側係止突起部を突設するとともに、長手方向に向けて所定長の脚部側係止溝を形成し、一方、基体部には、前記脚部側係止突起部が嵌合可能な1又は複数の係止孔を形成するとともに、前記脚部側係止溝内を移動可能としたストッパーを備えるとよく、これにより、脚部側係止突起部を係止孔に係止することで脚部の位置を固定することができるとともに、ストッパーの移動を脚部側係止溝内に制限することで脚部が基体部から抜け出ることを防止できる。
次に、請求項3に記載の本発明のスクールバッグは、主収容部を構成する本体部を有しており、この本体部は、底板と左右の大マチを一体に構成した胴部と、この胴部の背面側に取り付けた背板と、胴部の正面側に取り付けた大仕切板とにより構成され、上部を開口とした箱型形状とされている。
また、本体部には、その開口を開閉可能な配置で蓋が取付けられており、更に本体部における背面側には一対の肩ベルトが取付けられ、これによりスクールバッグ本体が構成されており、このスクールバッグ本体には、補助収容具が、着脱自在に装着されている。
そして、補助収容具は、前記スクールバッグ本体における一対の大マチのそれぞれに着脱自在に装着される一対の中空の基体部を有しており、この基体部のそれぞれの内部には、脚部が、下方向に移動自在に挿装されている。また、脚部のそれぞれは、体操着袋等を載置可能な収容部で連通されているとともに、この収容部は本体部における底板の下方に位置しており、一対の脚部とこの脚部を連通した収容部により収容具本体が構成されている。
更に、前記基体部のそれぞれの内部における前記脚部の上方側には、上方向に移動自在にして、把手基部が挿装されており、この把手基部のそれぞれは、把手本体により連通され、把手基部と把手本体とで把手部が構成されている。
ここで、前記把手基部のそれぞれに、把手基部の内周側へ後退自在に突設した把手側係止突起部と、所定長とした把手側係止溝を備えるとともに、前記脚部のそれぞれに、脚部の内周側へ後退自在に突設した脚部側係止突起部と、長手方向に向けて形成した所定長の脚部側係止溝とを備え、一方、前記基体部には、前記脚部側係止突起部が嵌合可能な1又は複数の脚部用係止孔と、前記脚部側係止溝内を移動可能とした下側ストッパーと、前記把手側係止突起部が嵌合可能な1又は複数の把手用係止孔と、前記把手側係止溝内を移動可能とした上側ストッパーとを備えるとよい。そうすると、把手側係止突起部を把手用係止孔に係止することで把手部の位置を固定することができるとともにストッパーの移動を把手側係止溝内に制限することで基部が基体部から抜け出ることを防止でき、更に、脚部側係止突起部を係止孔に係止することで脚部の位置を固定することができるとともにストッパーの移動を脚部側係止溝内に制限することで脚部が基体部から抜け出ることを防止できる。
本実施例のスクールバッグの実施例について説明すると、図1は本実施例のスクールバッグの概略斜視図であり、図2は本実施例のスクールバッグの側面図であり、図において1が本実施例のスクールバッグである。
そして、本実施例のスクールバッグは、スクールバッグ本体とこのスクールバッグ本体に着脱自在に装着した補助収容具とで構成されており、スクールバッグ本体は、一般的に用いられるスクールバッグと同様に、上部を開口とした有底の箱型形状の本体部を有しており、この本体部の内部に教科書等を収容可能としている。
即ち、図1及び図2において2が本体部であり、この本体部2は、略長方形状の平板状の底板4と、この底板4の長手方向に向いた両端部に上方へ向けて連設した一対の大マチ5とで構成された胴部3と、この胴部3の背面側に取り付けた背板7と、前記胴部3の正面側に取り付けた大仕切板6とで構成されており、上部を開口とした有底の箱型形状としている。
また、前記背板7の上部には、蓋8の一側部分が取り付けられており、この蓋8は、少なくとも、前記本体部2の上部の開口を覆うことが可能な長さ寸法とされ、これにより、蓋8によって本体部2の上部の開口を開閉可能としている。
更に、背板7の上部には、図示しない背環を介して、一対の肩ベルト9の上端部分がそれぞれ取り付けられており、この一対の肩ベルト9の下端部分はそれぞれ、前記底板4に装着しただるま環(図示せず)に回動自在に装着した下ベルト10に、連結金具11を介して着脱自在に連結されている。なお、図示は省略するが、前記背板7の表面には、クッション材を内包した背当て部が縫い付けられている。
また、図において12は前記本体部2の正面側に取り付けた胴前収容部であり、13は、胴前収容部12の正面側に更に取り付けたポケット部であり、本実施例のスクールバッグ1では、これらの胴前収容部12、ポケット部13を備えて教科書等以外の物を収容可能としているが、この胴前収容部12、ポケット部13は必ず必要なものではなく、これらを備えなくてもよい。
次に、本実施例のスクールバッグ1における補助収容具について説明すると、図において21が補助収容具である。また、図3は本実施例における補助収容具21の斜視図であり、本実施例において、前記補助収容具21は、前記大マチ4のそれぞれに装着される一対の基体部22を有しており、この基体部22は、金属、樹脂等により構成された中空状としている。
そして、この基体部22のそれぞれの内部には脚部24が挿装されており、この脚部24はそれぞれ、下方向へ移動自在とされている。
また、前記一対の脚部24は収容部25により連通されており、脚部24と収容部25により、収容具本体23が構成されている。
なお、本実施例において前記収容部25は、略長方形状の輪郭としたフレーム部2501と、このフレーム部2501内に各フレーム片を連通する形態で形成した載置部2502とで構成しており、本体部2における底板4の下方側を網羅する形態としている。但し、この収容部25の構成は限定されるものではなく、体操着袋等を載置可能であればいずれの形態としてもよい。
また、本実施例においては、大マチ5における背板7側の端部に基体部22を取り付け、前記収容部25が底板4の下方側に位置するように、前記フレーム部2501の一端側に脚部24を取り付けているが、必ずしもこのようにする必要はなく、基体部22は大マチ5のいずれの部分に取り付けてもよい。
更に、基体部22の取り付け方法は特に限定されず、ビス、あるいは面ファスナー等で大マチに取付けるとよい。
なお、図において2201は、前記基体部22の上端に装着したキャップである。
次に、前記基体部22と脚部24との関係を説明すると、図4は基体部22と脚部24との関係を説明するための原理図であり、図において、前記脚部24はそれぞれ、中空の円筒状としており、脚部側係止突起部2401を脚部24の外周側へ突出させている。そして、この脚部側係止突起部2401は、スプリング2402を介して脚部24の内周壁に連結され、これにより、脚部側係止突起部2401は、脚部24の外周側へ付勢されつつ、脚部24の内周側へ後退自在としている。なお、図において2403はスプリング受けである。
また、脚部24には、その長手方向へ向けて、所定長とした脚部側係止溝2404を形成しており、本実施例においてこの脚部側係止溝2404は、前記脚部側係止突起部2401の突出方向と異なる位置に形成している。
一方、前記基体部22には、その上部側と下部側にそれぞれ、前記脚部側係止突起部2401が係止可能な係止孔2202が形成されており、この係止孔2202内に前記脚部側係止突起部2401が係止されることで、基体部22に対して脚部24が固定されることとしている。
また、前記基体部22における下部側には、その内周側に向けてストッパー2203が突設されており、このストッパー2203は、その移動範囲が前記脚部側係止溝2404内に限定される。従って、このストッパー2203の存在により、前記脚部24が基体部22内から抜け落ちることを防止可能である。
次に、このように構成される前記基体部22及び脚部24の作用について図4を参照して説明すると、初期状態においては、前記脚部側係止突起部2401は、前記基体部22における上部側の係止孔2202に係止されており、これにより、脚部24は上昇した状態で固定されている。この状態が図4(a)である。
一方、前記脚部側係止突起部2401は、脚部24の内周側へ後退自在としているために、図4(a)の状態で脚部24を下側に強めの力で引き下げると、前記脚部側係止突起部2401は前記係止孔2202内から抜け出て、これにより脚部24の固定が解除され、脚部24を下降させることができる。
そして、前記脚部側係止突起部2401が、前記基体部22における下部側の係止孔2202に至るまで下降させると、前記脚部側係止突起部2401が前記基体部22における下部側の係止孔2202に係止され、脚部24は下降した状態で固定される。この状態が図4(b)であり、この状態においては、図2に符号Sで示すように、底板4と収容部25との間に、体操着袋等を収容可能な収容空間Sが形成される。
更に、図4(b)の状態で、脚部24を上側に強めの力で押し上げると、前記脚部側係止突起部2401は下部側の係止孔2202内から抜け出て、これにより脚部24の固定が解除され、更に、前記脚部側係止突起部2401が前記基体部22における上部側の係止孔2202に至るまで上昇させると、前記脚部側係止突起部2401が前記基体部22における上部側の係止孔2202に係止され、図4(a)に示すような、脚部24が上昇した初期状態で固定される。
そして、この脚部24の下降及び上昇の過程において、脚部24の移動は、ストッパー2203が脚部側係止溝2404内を移動可能な範囲に限定されるために、これにより、脚部24が基体部22から抜け出てしまうことを防止できる。
次に、このように構成される本実施例のスクールバッグ1の作用について説明すると、登下校等の際に教科書等の本体部2内に収容可能な物やナス環等に係止可能な給食袋等のみを持って行く場合には、補助収容具21における脚部24を上昇させた初期状態のままにしておく。
一方、体操着袋等の、手で持たなければならない比較的大きめの物を持って行く場合には、前述のようにして脚部24を下降させ、収容部25と底板4との間に収容空間Sを形成する。そして、この収容空間S内において、収容部25上に体操着服と等を収容する。そうすると、体操着袋等を手に持つ必要が無くなる。
このように、本実施例のスクールバッグ1によれば、補助収容具を備えてこの補助収容具に体操着等を収容可能としていために、例えば体操着を持って行く場合でも体操着袋を手に持つことが不要となり、学童の安全を確保して事故を未然に防止することが可能である。
また、このとき、本実施例における補助収容具は、大マチのそれぞれに着脱自在に装着される基体部に対して脚部を下降させることで収容空間を確保可能としているために、使用しないときには、脚部を上昇させることにより、補助収容具が邪魔になることを防止することが可能である。
本実施例のスクールバッグの第2実施例について説明すると、図5は本実施例のスクールバッグの概略斜視図であり、また、図2は本実施例のスクールバッグにおける補助収容具の斜視図である。そして、本実施例のスクールバッグでは、前述の第1実施例における補助収容具に把手を備えた形態としている。
即ち、本実施例のスクールバッグ1における補助収容具では、前述の第1実施例における補助収容具と同様に、大マチ4のそれぞれに装着される一対の基体部22を有しており、この基体部22は、金属、樹脂等により構成された中空状としている。
そして、この基体部22のそれぞれの内部には脚部24が挿装されており、この脚部24はそれぞれ、下方向へ移動自在とされている。
また、前記一対の脚部24は収容部25により連通され、この収容部25は、略長方形状の輪郭としたフレーム部2501と、このフレーム部2501内に各フレーム片を連通する形態で形成した載置部2502とで構成されるとともに、本体部2における底板4の下方側を網羅しており、脚部24と収容部25により、収容具本体23が構成されている。
次に、前記基体部22のそれぞれの内部における前記脚部24の上方側には、把手基部27が挿装されており、この把手基部27は、上方向に移動自在とされている。
そして、一対の把手基部27は、長尺の棒状とした把手本体28により連通されており、把手基部27と把手本体28とで把手26が構成されている。
ここで、前記基体部22、脚部24及び把手26との関係を説明すると、図7は基体部22と脚部24、及び基体部22と把手26との関係を説明するための原理図であり、図において、前記基体部22は中空の円筒状としており、その内部における上半分部分には把手基部27が挿装され、下半分部分には脚部24が挿装されている。
そして、前述の第1実施例の場合と同様に、前記脚部24はそれぞれ、中空の円筒状にするとともに、スプリング2403を介して、脚部側係止突起部2401を脚部24の外周側へ突出させ、この脚部側係止突起部2401は、スプリング2402の作用により、脚部24の外周側へ付勢されつつ、脚部24の内周側へ後退自在としている。
また、脚部24には、その長手方向へ向けて、所定長とした脚部側係止溝2404を形成しており、本実施例においてこの脚部側係止溝2404は、前記脚部側係止突起部2401の突出方向と異なる位置に形成している。
更に、前記把手基部27のそれぞれもまた、把手側係止突起部2701を把手基部27の外周側へ突出させており、この把手側係止突起部2701は、スプリング2402を介して把手基部27の内周壁に連結され、これにより、把手側係止突起部2701は、把手基部27の外周側へ付勢されつつ、把手基部27の内周側へ後退自在としている。
更にまた、把手基部27には、その長手方向へ向けて、所定長とした把手側係止溝2704を形成しており、本実施例においてこの把手側係止溝2704は、前記把手側係止突起部2701の突出方向と異なる位置に形成している。
一方、前記基体部22における上半分部分の上部側と下部側には、前記把手側係止突起部2701が係止可能な把手用係止孔2204が形成され、この係止孔2204内に前記把手側係止突起部2701が係止されることで、基体部22に対して把手基部27が固定されることとしている。
また、前記基体部22における下半分部分の上部側と下部側には、前記脚部側係止突起部2401が係止可能な脚部用係止孔2202が形成されており、この係止孔2202内に前記脚部側係止突起部2701が係止されることで、基体部22に対して把手基部27が固定されることとしている。
更に、前記基体部22における上部側及び下部側にはそれぞれ、その内周側に向けて把手用ストッパー2205と脚部用ストッパー2203が突設されており、把手用ストッパー2205はその移動範囲が前記把手側係止溝2704内に限定され、脚部用ストッパー2203はその移動範囲が前記脚部側係止溝2404内に限定される。従って、この把手用ストッパー2205と脚部用ストッパー2203の存在により、前記把手基部27及び脚部24が基体部22内から抜け落ちることを防止可能である。
次に、このように構成される前記基体部22と把手基部27の作用、及び基体部22と脚部24の作用について図7を参照して説明すると、初期状態においては、前記把手側係止突起部2701は前記基体部22における上半分部分の下部側の把手用係止孔2204に係止され、前記脚部側係止突起部2401は前記基体部22における下半分部分における上部側の脚部用係止孔2202に係止されており、これにより、把手26は下降した状態で、及び脚部24は上昇した状態で固定されている。
そして、この状態で、把手26を上側に強めの力で引き上げると、把手側係止突起部2701は前記把手用係止孔2204内から抜け出て把手基部27の固定が解除され、把手26を上昇させることができ、前記把手側係止突起部2701が前記基体部22における上半分部分の上部側の把手用係止孔2204に至るまで把手26を上昇させると、前記把手側係止突起部2701が前記基体部22における上半分部分の上部側の係止孔2204に係止されて把手26は上昇した状態で固定される。
また、図7の状態で脚部24を下側に強めの力で引き下げると、脚部側係止突起部2401は前記係止孔2202内から抜け出て脚部24の固定が解除され、脚部24を下降させることができ、前記脚部側係止突起部2401が前記基体部22における下半分部分の下部側の脚部用係止孔2202に至るまで脚部24を下降させると、前記脚部側係止突起部2401が前記基体部22における下半分部分の下部側の係止孔2202に係止されて脚部24は下降した状態で固定され、底板4と収容部25との間に、体操着袋等を収容可能な収容空間Sが形成される。
次に、上昇した状態で固定させた把手26を下側に強めの力で押し下げると前記把手側係止突起部2701は上半分部分の上部側の係止孔2204内から抜け出て把手基部27の固定が解除され、更に、前記把手側係止突起部2701が前記基体部22における上半分部分の下部側の把手用係止孔2204に至るまで下降させると、前記把手側係止突起部2701が前記基体部22における上半分部分の下部側の把手用係止孔2204に係止されて、把手基部27は図7に示すような初期状態で固定される。
また、下降させた状態で固定させた脚部24を上側に強めの力で押し上げると、前記脚部側係止突起部2401は下半分部分の下部側の脚部用係止孔2202内から抜け出て脚部24の固定が解除され、更に、前記脚部側係止突起部2401が前記基体部22における下半分部分の上部側の脚部用係止孔2202に至るまで上昇させると、前記脚部側係止突起部2401が前記基体部22における下半分部分の上部側の脚部用係止孔2202に係止され、脚部24は図7に示すような初期状態で固定される。
そして、この把手基部27及び脚部24の上昇、下降の過程において、把手基部27の移動は把手用ストッパー2205が把手側係止溝2704内を移動可能な範囲に限定され、脚部24の移動は脚部用ストッパー2203が脚部側係止溝2404内を移動可能な範囲限定されるために、これにより、把手基部27及び脚部24が基体部22から抜け出てしまうことを防止できる。
次に、このように構成される本実施例のスクールバッグ1の作用について説明すると、登下校等の際に教科書等の本体部2内に収容可能な物やナス環等に係止可能な給食袋等のみを持って行く場合には、補助収容具21における脚部24を上昇させた初期状態のままにしておき、体操着袋等の、手で持たなければならない比較的大きめの物を持って行く場合には、前述のようにして脚部24を下降させて収容部25と底板4との間に収容空間Sを形成し、この収容空間S内において収容部25上に体操着服と等を収容する。
また、何らかの理由でスクールバッグを手下げにして持ちたいと欲する場合や壁等に吊り下げたい場合には、前述の方法により把手26を上昇させ、これにより、この上昇させた把手26を介してスクールバッグを手提げにし、あるいは壁等に吊り下げる。
このように、本実施例のスクールバッグ1によれば、補助収容具を備えてこの補助収容具に体操着等を収容可能としているとともに、補助収容具に把手を備えているために、前述の実施例における効果に加え、容易に、スクールバッグを手提げ鞄にし、あるいはスクールバッグを壁等に吊り下げることができる。
なお、本実施例のスクールバッグは、前述の第1実施例における補助収容具に把手を備えた点を特徴としており、その他の構成、作用、効果等は前述の第1実施例のスクールバッグと同様であるため、重複した説明は省略するとともに、同一部分には同一符号を付した。
本発明のスクールバッグは、教科書等を収容するための本体部の他に体操着袋等を収容可能な補助収容具を備えて、これにより、荷物が多い場合でも手提げで荷物を携行しなければならない状態を無くして、安全を確保し、事故を未然に防止可能としているため、スクールバッグに限らず、背負い鞄の全般に適用可能である。
本発明のスクールバッグの実施例の斜視図である。 本発明のスクールバッグの実施例の側面図である。 本発明のスクールバッグの実施例における補助収容具の斜視図である。 本発明のスクールバッグの実施例における基体部と脚部との関係を説明するための原理図である。 本発明のスクールバッグの第2実施例の斜視図である。 本発明のスクールバッグの第2実施例における補助収容具の斜視図である。 本発明のスクールバッグの第2実施例における基体部、脚部、及び把手の関係を説明するための原理図である。
符号の説明
1 スクールバッグ
2 本体部
3 胴部
4 底板
5 大マチ
6 大仕切板
7 背板
8 蓋部
9 肩ベルト
10 下ベルト
11 連結金具
21 補助収容具
22 基体部
2201 キャップ
2202 脚部用係止孔
2203 脚部用ストッパー
2204 把手用係止孔
2205 把手用ストッパー
23 収容具本体
24 脚部
2401 脚部側係止突起部
2402 スプリング
2403 スプリング受け
2404 脚部側係止溝
25 収容部
26 把手
27 把手基部
2701 把手側係止突起部
2704 把手側係止溝
28 把手本体
S 収容部と底板間の空間

Claims (4)

  1. 底板(4)と該底板(4)の両端部に上方向へ連設させた一対の大マチ(5)とで形成した胴部(3)と、該胴部(3)の背面側に取り付けた背板(7)と、前記胴部(3)の正面側に取り付けた大仕切板(6)とにより構成される、上部を開口とした本体部(2)と、
    該本体部(2)に、前記開口を開閉可能に取り付けた蓋(8)と、
    前記本体部(2)における背面側に取り付けた一対の肩ベルト(9)と、を備えるスクールバッグ本体と、
    該スクールバッグ本体に着脱自在に装着される補助収容具(21)と、を具備して、
    前記補助収容具(21)は、
    前記一対の大マチ(5)のそれぞれに着脱自在に装着される一対の基体部(22)と、
    該基体部(22)のそれぞれの内部に下方向に移動自在に挿装された脚部(24)と、該脚部(24)を連通するとともに前記底板(4)の下方に配置される収容部(25)と、を有した収容具本体(23)と、
    を具備したことを特徴とするスクールバッグ。
  2. 前記脚部(24)はそれぞれ、脚部(24)の内周側へ後退自在に突設した脚部側係止突起部(2401)と、長手方向に向けて形成した所定長の脚部側係止溝(2404)と、を具備し、
    前記基体部(22)はそれぞれ、前記脚部(24)が挿入可能な中空状であるとともに、前記脚部側係止突起部(2401)が挿入可能な1又は複数の脚部用係止孔(2202)と、前記脚部側係止溝(2404)内を移動可能とした脚部用ストッパー(2203)と、を具備した、ことを特徴とする請求項1に記載のスクールバッグ。
  3. 底板(4)と該底板(4)の両端部に上方向へ連設させた一対の大マチ(5)とで形成した胴部(3)と、該胴部(3)の背面側に取り付けた背板(7)と、前記胴部(3)の正面側に取り付けた大仕切板(6)とにより構成される、上部を開口とした本体部(2)と、
    該本体部(2)に、前記開口を開閉可能に取り付けた蓋(8)と、
    前記本体部(2)における背面側に取り付けた一対の肩ベルト(9)と、を備えるスクールバッグ本体と、
    該スクールバッグ本体に着脱自在に装着される補助収容具(21)と、を具備して、
    前記補助収容具(21)は、
    前記一対の大マチ(5)のそれぞれに着脱自在に装着される一対の基体部(22)と、
    該基体部(22)のそれぞれの内部に下方向に移動自在に挿装された脚部(24)と、該脚部(24)を連通するとともに前記底板(4)の下方に配置される収容部(25)と、有した収容具本体(23)と、
    前記基体部(22)のそれぞれの内部における前記脚部(24)の上方側に上方向に移動自在に挿装された把手基部(27)と、該把手基部(27)を連通した把手本体(28)と、を有する把手部(26)と、を具備したことを特徴とするスクールバッグ。
  4. 前記脚部(24)はそれぞれ、脚部(24)の内周側へ後退自在に突設した脚部側係止突起部(2401)と、長手方向に向けて形成した所定長の脚部側係止溝(2404)と、を具備し、
    前記把手基部(27)はそれぞれ、把手基部(27)の内周側へ後退自在に突設した把手側係止突起部(2701)と、所定長とした把手側係止溝(2704)と、を具備し、
    前記基体部(22)はそれぞれ、前記脚部(24)及び把手基部(27)が挿入可能な中空状であるとともに、前記脚部側係止突起部(2701)が挿入可能な1又は複数の脚部用係止孔(2202)と、前記脚部側係止溝(2404)内を移動可能とした脚部用ストッパー(2203)と、前記把手側係止突起部(2701)が挿入可能な1又は複数の把手用係止孔(2204)と、前記把手側係止溝(2704)内を移動可能とした把手用ストッパー(2205)と、を具備したことを特徴とする請求項3に記載のスクールバッグ。
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