JP2008073054A - 細胞の保存 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加水分解ゼラチンを含むゲルに細胞を付着させ、0℃〜15℃の温度で細胞を培養する保存方法。ゲルは細胞培地および熱加水分解ゼラチンを含む、保存方法。細胞が該ゲルの2つの層の間に保持されるように、該細胞は第一のゲル層の表面に付着され、第二のゲル層で被覆される保存方法。ゲルが固化する前に該ゲルと混合されて、該ゲルが固化した場合に該ゲル中に固定されている、保存方法。
【選択図】なし
Description
。
指す。
用いられる培地と同一であるが、ただし、それはゼラチンまたは加水分解ゼラチンを含まず、かつゲル中に存在しない補足物を含み得る。液体細胞培地は、細胞保護剤、例えばグルタチオンを含むのが特に好ましい。本発明のさらなる実施形態では、細胞は、加水分解ゼラチンを含む第一のゲル層に付着され、次に細胞がゲルの2つの層の間に保持されるよう、第二の加水分解ゼラチンゲル層で被覆される。本発明の代替的実施形態では、細胞は、ゲルが固化する前に(すなわち約37℃の温度で)加水分解ゼラチンを含むゲルと混合される。ゲルが固化すると(すなわち約10℃の温度で)、細胞はゲルで固定される。必要な場合には、ゲルが乾燥するのを防ぐために、そして任意の必要な栄養素を供給するために、液体培地が添加され得る。細胞がゲルの2つの層の間に、またはゲル内に固定されていることから、細胞は輸送中に損傷を受けず、そして細胞を撹乱することなく液体培地を取り換えることも容易である。ゲルを分散する際に、ゲルが血清を含む場合、および/または固体支持体の表面が細胞外マトリックス因子で被覆されている場合は、細胞はゲルが形成される固体支持体の表面に付着され得る。一方、血清を含有しないゲルを用いることにより、好ましくは細胞外マトリックス因子で被覆されていない固体支持体を用いることにより、細胞が固体支持体に付着するのを防止し得る。
1.ゲルの表面に付着され得るか、
2.ゲルの2つの層の間に保持され得るか、
3.ゲル内部に固定され得るか、または
4.固体支持体に付着されて、ゲルで被覆され得る。
って、非加水分解ゼラチンは10%(w/w)未満のトリクロロ酢酸可溶性タンパク質を含有するのが好ましい。好ましくは、非加水分解ゼラチンを含むゲルは、その上で細胞が0〜15℃の温度で保存されるが、水溶液の添加により分散することができない強いゲルである。適切な非加水分解ゼラチンゲルは、以前に記載されている(Evans, Cell Biology International, 18, 999−1008, 1994; Evans, Cell Biology International, 19, 855−860, 1995; Evans, Cell Biology International, 23, 117−124, 1999;およびGriffiths & Evans, Cryobiology, 40, 176−181, 2000参照)。さらに加水分解ゼラチンは一般に30kDaタンパク質断片を含むことが判明しているが、一方、非加水分解ゼラチンは30kDaタンパク質断片を含まない(SDS−PAGEを用いて検出した場合)。
Cryobiology, 40, 176−181, 2000)。これは、細胞中の細胞骨格を崩壊するためである。細胞を短期間20〜37℃の温度にさらすことは、細胞骨格構造を回復するのに十分であるが、一方、短すぎると細胞の表現型変化を引き起こすことが判明した。
材料および方法
コラゲナーゼは、Boehringer Mannheimから、オプチフェーズX(Opti Phase X)はLKB, Croydon, Surrey, U.K.から購入し、レイボヴィッツ(L−15)培地、新生仔ウシ血清およびゲンタマイシンはBiomedicals LTD, High Wycombe, Bucks U.K.によりICNにより供給を受け、インスリンはBoots, Nottingham, UKから入手した。他の化学物質はすべて、Sigma Poole, Dorset, UKから入手した。
実施例1に記載した実験を反復したが、ただし、ゲル層に肝細胞が付着した後、培地を除去し、加水分解ゼラチン1.5%(w/v)を含むL−15細胞培地1mlと入れ換えた。上部ゲル層を、室温で1時間かけて、下部ゲル層に付着させた。次にゲル層および細胞を10℃にさらして、ゲルを固化させた。さらに1mlの細胞培地を上部ゲル層の上面に添加した(図2参照)。
上記の実施例1に記載したように、1.5%加水分解ゼラチンを含むL−15培地を37℃で融解し、肝細胞を添加した。次に、肝細胞を含むゲルを10℃にして、ゲルを固化し、肝細胞をゲル内に固定した(図3参照)。
肝細胞を、1.5%加水分解ゼラチンを含まない実施例1に記載したL−15培地中で、37℃で2時間、ペトリ皿で培養した。肝細胞は皿の表面に付着する。L−15培地を除去し、実施例1に記載した1.5%加水分解ゼラチンを含むL−15培地に取り換える。ペトリ皿を10℃にさらし、ゲルを固化して、皿の表面に付着した細胞を被覆する(図4参照)。
保存細胞の機能的無傷性の測定
以下の判定基準を用いて、保存細胞の機能的無傷性を調べた。
比較的高いと報告した。同様に、低温保存した細胞もしばしば、これらの「矛盾した」特性を示す。この不確実性のために、本発明のゼラチンゲルを用いて保存した細胞を、37℃で2時間にわたって、支持体に付着させ、生化学的マーカーである乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)を発現するそれらの能力に関してスクリーニングした。保存細胞は、単離された(非保存)ばかりの細胞と同様に支持体に付着することが判明した(図5参照)。
代謝は保存条件下で継続する
低温保存と異なり、細胞は、本発明のゼラチンゲル中での保存中は仮死状態ではない。何らかの代謝が持続するが、速度は非常に遅い。これが事実であることを実証するために、長期にわたってモニタリングし得る方法が必要とされた。タンパク質合成測定は、標識放射性同位元素および/または新規合成タンパク質の代謝回転における消耗のために比較的短時間にわたり測定できるに過ぎない。しかしながらタンパク質分解測定は、はじめにタンパク質中に取り込まれた(再利用を防止するため)増大レベルの非標識物質の存在下で、長時間にわたってすることができる。測定は、細胞中のトリクロロ酢酸不溶性物質の損失と、培地中のトリクロロ酢酸可溶性物質の発生の両方に関してなされ得る。図11aおよび11bは、正常培養中および保存系における37℃での、同一の「長期存続」タンパク質のタンパク質分解速度を示す。皿に2時間付着させることによる保存細胞の収集というより、保存マトリックスから直接、保存細胞を収集した。これは、ゲルを37℃に20分間加熱することにより(非加水分解)、または水性分散液により(加水分解)実行した。その結果生じた細胞懸濁液を遠心分離し、細胞ペレットおよび上清を、それらの放射能含量に関して別個に分析した。
細胞形状は維持される
細胞形状は、細胞機能に本質的に関連する。37℃で培養中における、表現型の変化が細胞形状の変化に関連することを実証する試験を、本発明者等は実施した。多数のその他の試験も、細胞機能が保持される場合にはin vivo細胞形状が維持されるという重要性を指摘した。本発明のゼラチンゲルを用いて培養された細胞が球形形状を維持することを示す図12を参照されたい。
血清、栄養素またはホルモンの非存在下で保存中の細胞生育可能性
調査研究目的で、細胞機能に及ぼすそれらの作用を試験するために、因子に細胞を曝露するのが望ましい場合があり、例えば、誘導プロフィールを試験するために細胞はホルモンに曝露される。細胞が試験前に曝露される場合には、試験の作用因子は無効であり得る。このことに留意して、種々のゼラチンゲル構成成分が、保存能力に及ぼす効果を、セラチンゲルの構成をできるだけ簡素化するという潜在的目的で調べた。図13は、3つの重要な構成成分、すなわち、血清、栄養素またはホルモンのうちの1つを省略した場合に、細胞生育可能性が受ける影響を示す。細胞生育可能性を、ゼラチンゲルの構成成分が完全補足物を含有している場合の細胞生育可能性と、時間との関係で比較している。
一次腎臓近位尿細管細胞保存
肝細胞は多数の有益な特性を有するが、培養中の多数の細胞とは、少なくとも1つの明白
な相違を有する。in vitroでは、肝細胞は成長能力が不十分であり、単離されたばかりの細胞は継代培養により維持することができない。細胞成長に及ぼす保存系の作用を評価するために、一次腎臓近位尿細管細胞を用意した。結果として、近位尿細管細胞は、同一手法を用いることにより、本発明のゼラチンゲルを用いて保存できることがわかった。この細胞型のマーカー酵素、例えばアルカリホスファターゼおよびγ−グルタミルトランスペプチダーゼは、少なくとも1週間、単離たれたばかりの調製物のレベルで維持される。当該細胞は、重炭酸塩の無い保存培地中で維持される。単離された細胞の生育可能性は、トリパンブルー排除により示される。尿細管細胞の生育可能性は、低張培地中に尿細管を入れることにより実証される。最初に小気胞形成が尿細管の末端で観察されるが、後に、それらに沿って小気胞が生じる。小気胞の発生後、尿細管中の細胞はトリパンブルーを取り込み始める。保存近位尿細管調製物は、肝細胞の場合とは、1つの差異を示す。近位尿細管細胞は、細胞を洗浄することによりゼラチンが除去されない限り、支持体に付着しない。37℃で細胞が付着した後、細胞は重炭酸塩補足培地中で正常に成長して、単離されたばかりの近位尿細管細胞と同一の速度で集密的細胞単層を形成する。保存手法は、細胞成長に有害作用を及ぼさない(データは示されていない)。
ゼラチン含有ゲルの物理機械的性質
加水分解ゼラチンゲルの物理機械的性質は、非加水分解ゼラチンゲルの性質とは異なる。加水分解ゼラチンゲルは、非加水分解ゼラチンゲルよりも低い温度で融解する。さらに加水分解ゼラチンゲルは、過剰量の水性培地(例えば細胞培地)の添加により分散され得る。非加水分解ゼラチンゲルは、加熱過程を用いた場合に分散され得るだけである。
種々の配置で保存される肝細胞の生育可能性
組成を変える(実施例8参照)だけでなく、図17に示したように配置(すなわち、細胞と保存ゼラチンゲルの関係)を変えた保存ゼラチンゲルを用いて、肝細胞を保存した。
ゼラチンゲルの加熱および冷却速度
図18は、10℃から37℃への、またその逆の非加水分解ゼラチンゲルの加熱/冷却速度を示す。非加水分解ゼラチンを含む60mmプレートの縁部に熱電対を置いて、実験を実施した。温度変化が完了するのに少なくとも14分かかることは明らかである。これはプレーティングに要する時間(2時間)より非常に短い。プレートを挟んで温度勾配が存在し、これがゼラチン固化前に細胞の分布に実質的作用を及ぼすと思われる。
る(7日後に10%残存)。グリコールの明白な細胞傷害性向は排除できないが、その粘性は確実に細胞が拡散するのを制限する。
Claims (32)
- 単離された細胞の保存方法であって、加水分解ゼラチンを含むゲルに細胞を付着させ、0〜15℃の温度で細胞を培養することを含む方法。
- 前記ゲルは細胞培地および加水分解ゼラチンを含む、請求項1記載の方法。
- 前記細胞は4〜14℃の温度で培養される、請求項1または2に記載の方法。
- 前記細胞はほぼ10℃の温度で培養される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記加水分解ゼラチンはゼラチンの熱加水分解により生成される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記加水分解ゼラチンは、85〜121℃の温度で0.3〜3時間、ゼラチンを加熱することにより生成される、請求項5記載の方法。
- 前記加水分解ゼラチンは、ほぼ95℃の温度でほぼ2時間、ゼラチンを加熱することにより生成される、請求項5記載の方法。
- 前記ゲルは0.5%〜5.0%(w/v)の加水分解ゼラチンを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ゲルは1%〜2%(w/v)の加水分解ゼラチンを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ゲルはほぼ1.5%(w/v)の加水分解ゼラチンを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ゲルは、グルコースおよびヘペスを含むレイボヴィッツ(Leibovitz)培地中に、1.5%(w/v)の加水分解ゼラチンを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
- 前記細胞は一次細胞である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 前記細胞は肝細胞である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 前記細胞はゲルの表面に付着され、液体培地で被覆される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記細胞が前記ゲルの2つの層の間に保持されるように、該細胞は第一のゲル層の表面に付着され、第二のゲル層で被覆される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記細胞は、前記ゲルが固化する前に該ゲルと混合されて、該ゲルが固化した場合に該ゲル中に固定されている、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記細胞は固体支持体に付着され、次に前記ゲルの層で被覆される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記固体支持体は培養皿、ウエルまたはカラムである、請求項17記載の方法。
- 請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法に用いるための加水分解ゼラチンを含むゲル。
- 加水分解ゼラチン、および一種または複数種の単離された細胞を含むゲル。
- 固体支持体であって、その上に請求項19または請求項20記載のゲルが形成されている固体支持体。
- 培養皿、ウエルまたはカラムである、請求項21記載の固体支持体。
- 請求項21または22記載の固体支持体であって、細胞が該固体支持体上に形成されたゲルに付着される固体支持体。
- 単離された細胞の保存方法であって、該細胞がゲルの2つの層の間に保持されるように、該細胞を第一のゲル層の表面に付着させ、そして第二のゲル層で被覆すること、および4〜14℃の温度で細胞を培養することを含む方法であって、該ゲルの層の少なくとも一層が非加水分解ゼラチンを含む方法。
- 前記ゲルの2つの層はいずれも非加水分解ゼラチンを含む、請求項24記載の方法。
- 前記第一のゲル層は加水分解ゼラチンを含み、前記第二のゲル層は非加水分解ゼラチンを含む、請求項24記載の方法。
- 前記第一のゲル層は非加水分解ゼラチンを含み、前記第二のゲル層は加水分解ゼラチンを含む、請求項24記載の方法。
- 少なくとも2〜3日毎に1回、前記細胞をほぼ1〜16時間、ほぼ20〜37℃の温度にさらすことをさらに含む、請求項1〜27のいずれか1項に記載の方法。
- 温度上昇によりゼラチンゲルの融解を引き起こす請求項28記載の方法であって、温度が上昇している間に、前記細胞を懸濁培養に移し、次に保存し続けるためにゼラチンを含有するゲルに付着させることをさらに含む方法。
- 固体支持体であって、その上に第一のゼラチンゲル層が形成され、該第一のゼラチンゲル層の上に第二のゼラチンゲル層が形成され、2つのゼラチンゲル層の間に細胞が保持される固体支持体。
- 前記ゼラチンゲル層は加水分解ゼラチンゲルおよび非加水分解ゼラチンゲルから別々に選択される、請求項28記載の固体支持体。
- 加水分解ゼラチンおよび/または非加水分解ゼラチンを含む液化ゲルで器官または組織を灌流することを含む、単離された器官断片または単離された組織断片の保存方法であって、灌流後、器官または組織が0〜15℃の温度で保存される方法。
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