JP2008072666A - 読み取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】いかなる種類の読み取りデバイスやいかなる電源シーケンスを使用しても、過電圧発生要因に応じて特別な外部回路を付加せずに(AFE)を保護するようにする。
【解決手段】機器電源のオンを検出すると、CCD電源モニターの要否を判断し、必要ならCCD電源がオンになるまで待機する。CCD電源モニターが不要か、CCD電源がオンになった場合は、AFEのモニターの要否を判断し、必要ならAFE電源がオンになるまで待機する。AFEモニターが不要か、AFE電源がオンになった場合は、CCDクロックモニターの要否を判断し、モニターが必要ならCCDクロックの出力が完了するまで待機する。CCDクロックモニターが不要な場合は、いずれの要因もモニターが不要か否かを判断し、不要ならば処理を終了する。いずれかの要因でモニターが必要か、CCDクロックの出力が完了すると、内部制御部31により過電圧保護制御部32を解除する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、読み取り装置に関し、詳細には、CCDなどの読み取りデバイスからのアナログ信号を処理し、デジタル変換を行うアナログフロントエンド(以下、AFEともいう)を備えた読み取り装置に関するものである。
従来の読み取り装置は、CCDなどの読み取りデバイスから出力されるアナログ信号を信号処理した後、デジタル信号に変換することが行われている。例えば、ラインクランプ制御、黒レベル制御、ゲイン制御、AD変換制御など様々な信号処理を一つのデバイスで処理可能なAFEは、読み取り装置内で一般的に使用されている。
このAFEデバイスには、CCDなどの読み取りデバイスからの信号が入力される。しかし、このCCDでは、(1)電源投入時における電源立ち上がりの過渡的な状態、(2)電源オフ時における電源立下りの過渡的な状態、(3)CCDの読み取りモードをカラーモード/モノクロモードで切り替えた時などに過電圧が発生することがあった。これは、CCD出力のオフセット電圧レベルが急激に変化すると、CCDに蓄積されていた電荷が一気に吐き出され、電源の立ち上がりや立下りなどの過渡的な状況において過電圧が発生することによる。
このように、CCDで発生した過電圧がAFEに入力されると、AFEデバイスの破損につながる。特に、現在出回っているAFEは、過電圧対策が不十分であるため、周辺回路を追加するなどの対策をその都度施すしかなかった。
そこで、従来の画像読取アナログ信号のデジタル処理装置では、直流再生回路において画像信号のオフセットレベルをシフトする構成が開示されている(特許文献1参照)。
また、機器の頻繁な電源投入および遮断に基づいて過電圧が印加されることによる、信号処理ICの動作特性の劣化を防止する過電圧保護機能を備えた信号処理ICが開示されている(特許文献2参照)。
さらに、CCDからの出力信号成分のみをCCDアナログ信号処理ICに入力してデジタルデータに変換する際に、入力端子電圧と処理ICの電源電圧とを比較し、入力端子電圧を処理IC最大定格値以内に抑えるようにした電圧比較器を有する過電圧保護回路を備えたCCDアナログ信号処理ICが開示されている(特許文献3参照)。
実開平4−91472号公報 特開2000−101936号公報 特開2000−353021号公報
しかしながら、上記した特許文献1にあっては、入力信号のオフセットレベルをシフトすることで過電圧のレベルが比較的小さい場合は回避可能なこともあるが、更に大きい過電圧が発生した場合に、全てのケースでAFEを保護可能とはいえないという課題があった。
また、上記した特許文献2、3にあっては、CCDなどの読み取りデバイスの種類ごとに過電圧発生のタイミングが異なり、各デバイスの電源シーケンス(例えば、電源オフからオンまでの時間、CCDとAFEの電源オン/オフの時間差など)によっても過電圧の発生タイミングが異なってくることから、過電圧が発生する要因毎に対策用の外部回路を追加しなければならないという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、いかなる種類の読み取りデバイスを使用したとしても、いかなる電源シーケンスとなっても、過電圧発生要因に応じた特別な外部回路を付加することなくアナログフロントエンド(AFE)を過電圧入力から保護することが可能な読み取り装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、読み取り画像を電気信号に変換する読み取りデバイスと、前記読み取りデバイスからのアナログ出力信号を入力し、アナログ処理およびデジタル変換処理を行うアナログフロントエンドと、装置内の過電圧発生要因を検知する過電圧タイミング検知手段と、前記アナログフロントエンドへの入力信号により発生した過電圧からの保護を有効にするか解除するかを制御する過電圧保護制御手段と、前記過電圧保護制御手段を任意のタイミングで制御可能な内部制御手段と、前記過電圧タイミング検知手段で検知された過電圧発生要因に基づいて前記過電圧保護制御手段を制御する外部制御手段とを備え、前記過電圧タイミング検知手段で検知した過電圧発生要因が、即座に過電圧保護制御を要する場合は前記外部制御手段を使い、任意のタイミングで過電圧保護制御を行う場合は前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段を制御することを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記過電圧発生要因として、前記読み取りデバイス用の電源、前記アナログフロントエンド用の電源、前記読み取りデバイスへの供給クロック出力開始の少なくとも一つにおいて前記過電圧タイミング検知手段でモニターする必要があって、当該要因が検知された後は、前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を解除することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記過電圧発生要因として、読み取り動作条件を変更することで前記読み取りデバイスの蓄積時間の切り替え要求が検知されると、前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を有効とし、前記読み取りデバイスの蓄積時間を切り替えた後、必要なライン数が経過すると、前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を解除することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記過電圧発生要因として、前記読み取りデバイスにおけるカラー/モノクロの読み取りモードの切り替え要求が検知されると、前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を有効とし、モード切り替え信号を切り替えた後、必要なライン数が経過すると、前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を解除することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記読み取りデバイスおよび前記アナログフロントエンドに対して駆動用信号を生成するタイミング生成モジュールをさらに備え、前記過電圧発生要因として、前記タイミング生成モジュールに対してリセットをかけるリセット制御信号が検知されると、前記外部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を有効とし、前記タイミング生成モジュールに対してリセットを解除するリセット解除制御信号が検知されると、前記外部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を解除することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記過電圧発生要因として、前記読み取りデバイスの電源がオンからオフになるのが検知されると、前記外部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を有効にすることが望ましい。
本発明によれば、アナログフロントエンドへ入力される入力信号の過電圧発生要因には様々なものがあるため、過電圧タイミング検知手段を用いて過電圧発生要因を検知し、その検知した過電圧発生要因が任意のタイミングで過電圧保護制御手段を制御する必要がある場合は、内部制御手段を使って制御し、即座に過電圧保護制御手段を制御する必要がある場合は、外部制御手段を使って過電圧保護制御手段を制御する。これにより、過電圧発生要因に応じた適切な過電圧保護制御を行うことができるため、いかなる種類の読み取りデバイスを使用し、いかなる電源シーケンスを採用したとしても、過電圧発生要因に応じた特別な外部回路を付加する必要がなくなり、アナログフロントエンドを過電圧入力から確実に保護することが可能な読み取り装置を提供することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる読み取り装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかるフルカラー複写機の外観を説明する正面図である。図1に示すフルカラー複写機10は、自動原稿送り装置(ADF)11、操作ボード12、スキャナ13、プリンタ14、給紙バンク15の各ユニットなどで構成されている。そして、機内には図示しないシステムコントローラがあって、外部のPC(パーソナルコンピュータ)16との間をLAN(Local Area Network)で接続されている。このフルカラー複写機10のシステムコントローラは、さらに通信網(インターネット)にも接続可能で、その通信網を介して不図示の管理センタの管理サーバと通信を行い、データ交換をすることもできる。
また、機内には不図示のファクシミリコントローラ(FCU)があって、図1に示すPBX(交換機)およびPN(公衆通信網)を介してファクシミリ通信を行うことも可能である。
[読み取り装置]
図2は、図1のフルカラー複写機における読み取り装置を説明する構成ブロック図である。図2に示すように、読み取り装置20は、タイミング生成モジュール部21、CCD駆動バッファ部22、CCD(Charge Coupled Device)23、アナログ処理部24、AC結合用コンデンサ25、AFE26、および過電圧タイミング検知部27などを備えている。なお、CPU28は、この読み取り装置20外に実装されており、読み取り装置20内のタイミング生成モジュール21との間でシリアルI/F機能を有している。
タイミング生成モジュール部21は、CCDおよびAFE用の駆動信号を生成して供給すると共に、外部CPU28との間がシリアルインタフェース(I/F)で接続され、AFEレジスタに対して設定等を行なうものである。
CCD駆動バッファ部22は、CCDをドライブするためのバッファである。また、CCD23は、読み取りデバイスであって、入射光を電気信号に変換する光電変換素子である。本実施の形態では、読み取りデバイスとしてCCDを用いて実施したが、必ずしもこれに限定されず、CIS(Contact Image Sensor)など他の読み取りデバイスを用いて実施することも可能である。
アナログ処理部24は、CCD23から出力されたアナログ信号をAFE26へ入力する前に前処理を行なうものである。ここでは、ノイズへの影響を軽減するため、信号のインピーダンスを下げて実施している。
AC結合用コンデンサ25は、オフセットレベルをシフトするためのACカップリング用のコンデンサのことである。
AFE(アナログフロントエンド)26は、CCD23から出力されるアナログ信号に対して、クランプ制御機能、オフセット調整機能、ゲイン調整機能、AD変換機能などの各種処理を行なうためのデバイスである。本実施の形態の特徴は、このAFE26に過電圧の入力信号が入力された場合に、その過電圧を制御して抑制する機能を併せ持っている。
過電圧タイミング検知部27は、本発明の特徴的な構成要件として読み取り装置20内における過電圧発生要因を検知するものである。過電圧発生要因がCCD電源の場合は、CCD電圧を分圧した電圧を過電圧タイミング検知部27に入力することにより検知可能となる。
過電圧発生要因がタイミング生成モジュール21からCCDデバイスへリセット信号を供給する場合は、リセット信号を過電圧発生タイミング検知部21に入力することにより検知可能となる。
また、過電圧発生要因を検知し、即座に処理が必要な場合は、過電圧タイミング検知部27から後述するAFE26内の外部制御部30(図3参照)に対して信号を入力して、過電圧保護制御部32による保護/解除の制御を有効にする。
一方、過電圧発生要因を検知しても、保護を有効にするまでに比較的時間がある場合、または、保護を有効にする時に時間管理が必要な場合は、過電圧タイミング検知部27からCPU28に対して検知を通知し、CPU28とタイミング生成モジュール部21との間のシリアルI/Fを介して後述する内部制御部31に対し、過電圧保護制御部32による過電圧保護制御の有効/解除を指示する。
[AFE]
図3は、図2の読み取り装置におけるAFE内部の構成を説明するブロック図である。図3に示すように、AFE26の内部は、外部制御部30、内部制御部31、および過電圧保護制御部32などで構成されている。
外部制御部30は、過電圧保護制御部32をコントロールするための外部端子である。この外部端子は、過電圧タイミング検知部27で検出された過電圧発生要因が過電圧保護制御部32に対して即座に制御する必要がある場合に、過電圧タイミング検知部27から外部制御部30に対して信号入力することにより、過電圧保護制御部32の過電圧入力保護に対する有効/解除を制御するものである。
内部制御部31は、過電圧保護制御部32をコントロールするための内部レジスタである。この内部レジスタは、過電圧タイミング検知部27で検出された過電圧発生要因が、要因を検知しても保護を有効にするまでに比較的時間があるか、保護を有効にする時に時間管理が必要な場合のように、任意のタイミングで過電圧保護制御を行う場合に、過電圧タイミング検知部27からCPU28に検知結果を通知すると、CPU28がタイミング生成モジュール部21へのシリアルI/Fを介して内部制御部31に対して過電圧保護制御部32への過電圧入力保護に対する有効/解除を制御するものである。
過電圧保護制御部32は、AFE26の過電圧入力保護に対する有効/解除を制御するものである。外部制御部30である外部端子、および内部制御部31である内部レジスタへの設定により、過電圧保護制御を有効/解除することが可能となる。
[AC結合用コンデンサ]
図4は、図2のAC結合用コンデンサについて説明する図である。読み取りデバイスであるCCD23は、原稿からの反射光を電気信号に変換してアナログ信号として出力するものである。この読み取りデバイスの電源電圧は、一般的に10〜12V程度であって、出力信号には5V程度の直流オフセット電圧(CCD内部オフセット電圧)が含まれた形で出力される。
一方、図2に示す後段回路であるAFE26の電源電圧は、3.3Vが一般的であるため、読み取りデバイス(CCD23)から出力されるアナログ信号をそのまま入力するとAFE26を破損することになりかねない。このため、CCD23の出力信号は、AC結合用コンデンサ25を介してAFE26に入力させるのが一般的である。これにより、図4に示すように、アナログ信号のオフセットレベルをCCD基準のオフセットレベルからAFE内部基準のオフセットレベルに変換することが可能となる。
しかしながら、上記したようなアナログ信号の急激なレベル変動が発生すると、この変動量はACカップリングを介してAFE26に入力され、AFEの入力規定レベルを超える場合がある。本実施の形態では、このような過電圧入力からもAFE26を保護するものである。
本実施の形態においては、読み取りデバイス(CCD23)から出力されるアナログ信号をアナログフロントエンド(AFE26)に入力する際に、過電圧入力からAFE26を保護するように制御する。以下、その制御手順について[制御例1]〜[制御例5]を使って説明する。
[制御例1]
図5は、本実施の形態にかかる読み取り装置の制御例1を説明するフローチャートである。まず、図2、図3および図5に示すように、CPU28が機器の電源がオンされていることを検出すると(ステップ100)、CCD用の電源が過電圧発生要因として過電圧タイミング検知部27でモニターを要するか否かが判断される(ステップ101)。ここで、モニターが必要な場合は、ステップ102に移行して、CCD電源がオフからオンになるまで待機する。
上記ステップ101でCCD電源のモニターが不要であるか、ステップ102でCCD電源がオフからオンになった場合は、ステップ103において、AFE用の電源が過電圧発生要因として過電圧タイミング検知部27でモニターを要するか否かが判断される。ここで、モニターが必要な場合は、ステップ104に移行して、AFE電源がオフからオンになるまで待機する。
上記ステップ103でAFE電源モニターが不要であるか、ステップ104でAFE電源がオフからオンになった場合は、ステップ105において、CCD23への供給クロックの出力開始を過電圧発生要因として過電圧タイミング検知部27でモニターを要するか否かが判断される。ここで、モニターが必要な場合は、ステップ106に移行し、CCD23への供給クロックの出力が完了するまで待機する。
また、上記ステップ105において、CCD23への供給クロックの出力開始のモニターが不要な場合は、ステップ108に移行し、上述したいずれの過電圧発生要因(ステップ101、103、105)も過電圧タイミング検知部27でモニターが不要か否かを判断する。ステップS108において、いずれの要因もモニターが不要な場合、すなわち、過電圧発生要因が発生しても無視してもよい場合は、AFE26に対して過電圧入力の恐れがないため、AFE26の過電圧保護制御部32を使った過電圧保護制御が行われず、処理が終了する。
上記ステップ108において、上述したいずれかの過電圧発生要因においてモニターが必要であることを過電圧タイミング検知部27が検知すると、CPU28はタイミング生成モジュール部21との間のシリアルI/Fを介して、内部制御部31により過電圧保護制御部32に対して過電圧保護制御を解除する(ステップS107)。また、ステップ106においてCCDへの供給クロックの出力が完了した場合も、同様にステップS107の処理が行われる。
以上説明したように、制御例1によれば、機器の電源がオンされると、過電圧タイミング検知部27によりモニターを必要とする過電圧発生要因が発生するおそれがある。この制御例1における過電圧発生要因は、「要因を検知しても保護を有効にするまでに比較的時間がある場合」に該当し、任意のタイミングで過電圧保護制御を行う必要があることから、内部制御部31を使って過電圧保護制御部32を制御する。制御例1では、モニターを要する過電圧発生要因が少なくとも1つ発生し、その完了を確認した後は、過電圧入力が発生するおそれがないため、過電圧保護制御を解除することにより、通常の読み取りが可能な状態となる。このように、いかなる種類の読み取りデバイスを使用し、いかなる電源シーケンスを採用したとしても、任意のタイミングで過電圧保護制御を行う必要がある場合は、内部制御部31を使って過電圧保護制御部32を制御することにより、特別な外部回路を付加することなくAFEを確実に保護することが可能な読み取り装置を提供することができる。
[制御例2]
図6は、本実施の形態にかかる読み取り装置の制御例2を説明するフローチャートである。まず、図2、図3および図6に示すように、カラー/モノクロの読み取り動作条件を変更することにより、読み取りデバイスであるCCD23の蓄積時間(ライン周期)の切り替え要求をCPU28が検出すると(ステップS200)、この過電圧保護要因は、「過電圧保護を有効にする時に時間管理が必要な場合」に該当するため、CPU28が読み取り装置20内のタイミング生成モジュール21との間のシリアルI/Fを介して、次ラインより内部制御部31を使って過電圧保護制御部32を有効にするように制御する(ステップS201)。
過電圧保護制御部32が有効になるように制御したCPU28は、タイミング生成モジュール21との間のシリアルI/Fを介して、蓄積時間を切り替える(ステップS202)。過電圧保護制御部32を有効にすると、AFE26へ過電圧入力があってもこれを保護し、過電圧入力によりAFE26が破壊されるのを防ぐことができる。
蓄積時間を切り替えた直後は、過電圧入力が継続されるため、ライン数をカウントして、必要なライン数が経過するまで過電圧保護制御部32を有効のままとし(ステップS203)、AFE26を継続して保護する。
必要なライン数が経過した後は、過電圧入力のおそれがなくなるため、内部制御部31を使って過電圧保護制御部32の過電圧保護制御を解除することにより(ステップS204)、通常の読み取りが可能な状態となる。
以上説明したように、制御例2によれば、読み取り動作条件の変更によるCCD23の蓄積時間の切り替え要求があると、これを過電圧発生要因として検知し、「過電圧保護を有効にする時に時間管理が必要な場合」に該当することから、内部制御部31を使って過電圧保護制御部32を有効にしてから蓄積時間を切り替えるため、AFE26を確実に保護することができる。また、蓄積時間の切り替え後、必要なライン数が経過した場合は、内部制御部31を使って過電圧保護制御部32を解除するため、通常の読み取りが可能となる。このように、いかなる種類の読み取りデバイスを使用し、いかなる電源シーケンスを採用したとしても、任意のタイミングで過電圧保護制御を行う必要がある場合は、内部制御部31を使って過電圧保護制御部32を制御することにより、特別な外部回路を付加することなくAFEを確実に保護することが可能な読み取り装置を提供することができる。
[制御例3]
図7は、4ラインCCDの一構成例を説明する図であり、図8は、モノクロ読み取りモードからカラー読み取りモードへの切り替え時におけるCCD出力とAFE入力との関係を説明する図であり、図9は、本実施の形態にかかる読み取り装置の制御例3を説明するフローチャートである。
この制御例3では、図7に示す低速機などに使用される4ラインCCDを搭載したシステムを採用している。この4ラインCCDの構成は、図7に示すように、Red、Green、Blueの3つのカラー読み取り用のフォトダイオード233〜235と、2つのモノクロ読み取り用のフォトダイオード231、232とを備えている。しかし、この4ラインCCDの出力信号は、3本分しかなく、カラー読み取り用の信号とモノクロ読み取り用の信号が共通端子から出力される。つまり、4ラインCCDへの信号を切り替えることによって、カラー/モノクロ出力の切り替えを可能としている。
しかし、このカラー/モノクロのモードの切り替え時に、AFE26に対して過電圧入力が発生することがある。図8では、モノクロ読み取りモードからカラー読み取りモードへの切り替え時の様子を示しているが、カラー読み取りモードに切り替えた瞬間にカラー読み取り用のフォトダイオード233〜235に蓄積された電荷が一気に出力されて、CCD出力レベルが大きく変動していることがわかる。
このCCD出力レベルの変動分が後段回路であるAFE26にそのまま入力されると、図8中に破線矢印で示したAFE26の入力電圧規定を満足することができない(AFE入力規定を外れた)過電圧入力が発生する。
そこで、図9のフローチャートに示すように、カラー/モノクロの読み取りモード変更の要因(例えば、図1の操作ボード12上のモード切り替えキー押下)をCPU28が検出すると(ステップS300)、この過電圧保護要因は、「過電圧保護を有効にする時に時間管理が必要な場合」に該当するため、CPU28が読み取り装置20内のタイミング生成モジュール21との間のシリアルI/Fを介して、次ラインより内部制御部31を使って過電圧保護制御部32を有効にするように制御する(ステップS301)。
過電圧保護制御部32が有効になるように制御したCPU28は、タイミング生成モジュール21との間のシリアルI/Fを介して、モード切り替え信号を切り替える(ステップS302)。過電圧保護制御部32を有効にすると、AFE26へ過電圧入力があってもこれを保護し、過電圧入力によりAFE26が破壊されるのを防ぐことができる。
モード切り替え信号の切り替え直後は、過電圧入力が継続されるため、ライン数をカウントして、必要なライン数が経過するまで過電圧保護制御部32を有効のままとし(ステップS303)、AFE26を継続して保護する。
ステップS303において、必要なライン数が経過した後は、過電圧入力のおそれがなくなるため、内部制御部31を使って過電圧保護制御部32の過電圧保護制御を解除することにより(ステップS304)、通常の読み取りが可能な状態となる。
以上説明したように、制御例3によれば、4ラインCCDのモノクロ読み取りモードからカラー読み取りモードへのモード切り替えキーが押下されると、これを過電圧発生要因として検知し、「過電圧保護を有効にする時に時間管理が必要な場合」に該当することから、内部制御部31を使って過電圧保護制御部32を有効にしてからモード切替信号を切り替えるため、AFE26を確実に保護することができる。また、モード切り替え信号切り替え後、必要なライン数が経過した場合は、内部制御部31を使って過電圧保護制御部32を解除するため、通常の読み取りが可能となる。このように、いかなる種類の読み取りデバイスを使用し、いかなる電源シーケンスを採用したとしても、任意のタイミングで過電圧保護制御を行う必要がある場合は、内部制御部31を使って過電圧保護制御部32を制御することにより、特別な外部回路を付加することなくAFEを確実に保護することが可能な読み取り装置を提供することができる。
[制御例4]
図10は、本実施の形態にかかる読み取り装置の制御例4を説明するフローチャートである。まず、図3に示すように、CPU28は読み取り装置20内のタイミング生成モジュール21に対してリセットをかけることが可能である。このリセット制御(リセット信号)を過電圧タイミング検知部27が検知すると(ステップS400)、この過電圧保護要因は、「過電圧発生要因を検知すると、即座に処理が必要な場合」に該当するため、過電圧タイミング検知部27が即座にAFE26内の外部制御部30を使って過電圧保護制御部32を有効とするように制御する(ステップS401)。過電圧保護制御部32を即座に有効にすると、AFE26へ過電圧入力があってもこれを保護し、過電圧入力によりAFE26が破壊されるのを防ぐことができる。
続いて、過電圧タイミング検知部27は、リセット解除制御(リセット解除信号)を検知すると(ステップS402)、この過電圧保護要因は、「過電圧発生要因を検知すると、即座に処理が必要な場合」に該当するため、過電圧タイミング検知部27が即座にAFE26内の外部制御部30を使って過電圧保護制御部32を解除するように制御する(ステップS403)。これにより、読み取り装置20は、通常の読み取りが可能な状態になる。
以上説明したように、制御例4によれば、過電圧発生要因としてタイミング生成モジュール21に対してリセットをかける場合は、「過電圧発生要因を検知すると、即座に処理が必要な場合」に該当するため、過電圧タイミング検知部27から外部制御部30に対して信号を入力し、過電圧保護制御部32を即座に有効とするため、AFE26を過電圧入力から確実に保護することができる。また、タイミング生成モジュール21へリセット解除する場合も同様であって、過電圧タイミング検知部27から外部制御部30に対して信号を入力し、過電圧保護制御部32を即座に解除するため、通常の読み取りが可能となる。このように、いかなる種類の読み取りデバイスを使用し、いかなる電源シーケンスを採用したとしても、即座に過電圧保護制御を行う必要がある場合は、外部制御部30を使って過電圧保護制御部32を制御することにより、特別な外部回路を付加することなくAFEを確実に保護することが可能な読み取り装置を提供することができる。
[制御例5]
図11は、本実施の形態にかかる読み取り装置の制御例5を説明するフローチャートである。まず、図2に示すように、過電圧タイミング検知部27によりCCD電源がオン状態からオフ状態になるのを検知すると(ステップS500)、この過電圧保護要因は、「過電圧発生要因を検知すると、即座に処理が必要な場合」に該当するため、過電圧タイミング検知部27が即座にAFE26内の外部制御部30を使って過電圧保護制御部32を有効とするように制御する(ステップS501)。過電圧保護制御部32を即座に有効にすると、AFE26へ過電圧入力があってもこれを保護し、過電圧入力によりAFE26が破壊されるのを防ぐことができる。
以上説明したように、制御例5によれば、過電圧発生要因としてCCD電源がオン状態からオフ状態になる場合は、「過電圧発生要因を検知すると、即座に処理が必要な場合」に該当するため、過電圧タイミング検知部27から外部制御部30に対して信号を入力し、過電圧保護制御部32を即座に有効にするため、AFE26を過電圧入力から確実に保護することができる。このように、いかなる種類の読み取りデバイスを使用し、いかなる電源シーケンスを採用したとしても、即座に過電圧保護制御を行う必要がある場合は、外部制御部30を使って過電圧保護制御部32を制御することにより、特別な外部回路を付加することなくAFEを確実に保護することが可能な読み取り装置を提供することができる。
本発明に係る読み取り装置は、複写機、ファクシミリ、デジタル複合機(MFP)等に広く利用可能である。
本発明の実施の形態にかかるフルカラー複写機の外観を説明する正面図である。 図1のフルカラー複写機における読み取り装置を説明する構成ブロック図である。 図2の読み取り装置におけるAFE内部の構成を説明するブロック図である。 図2のAC結合用コンデンサについて説明する図である。 本実施の形態にかかる読み取り装置の制御例1を説明するフローチャートである。 本実施の形態にかかる読み取り装置の制御例2を説明するフローチャートである。 4ラインCCDの一構成例を説明する図である。 モノクロ読み取りモードからカラー読み取りモードへの切り替え時におけるCCD出力とAFE入力との関係を説明する図である。 本実施の形態にかかる読み取り装置の制御例3を説明するフローチャートである。 本実施の形態にかかる読み取り装置の制御例4を説明するフローチャートである。 本実施の形態にかかる読み取り装置の制御例5を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 フルカラー複写機
11 ADF
12 操作ボード
13 スキャナ
14 プリンタ
15 給紙バンク
16 パーソナルコンピュータ(PC)
20 読み取り装置
21 タイミング生成モジュール部
22 CCD駆動バッファ部
23 CCD
24 アナログ処理部
25 AC結合用コンデンサ
26 AFE
27 過電圧タイミング検知部
28 CPU
30 外部制御部
31 内部制御部
32 過電圧保護制御部
231 フォトダイオード(モノクロ読み取り用)
232 フォトダイオード(モノクロ読み取り用)
233 フォトダイオード(カラー読み取り用:B)
234 フォトダイオード(カラー読み取り用:G)
235 フォトダイオード(カラー読み取り用:R)

Claims (6)

  1. 読み取り画像を電気信号に変換する読み取りデバイスと、
    前記読み取りデバイスからのアナログ出力信号を入力し、アナログ処理およびデジタル変換処理を行うアナログフロントエンドと、
    装置内の過電圧発生要因を検知する過電圧タイミング検知手段と、
    前記アナログフロントエンドへの入力信号により発生した過電圧からの保護を有効にするか解除するかを制御する過電圧保護制御手段と、
    前記過電圧保護制御手段を任意のタイミングで制御可能な内部制御手段と、
    前記過電圧タイミング検知手段で検知された過電圧発生要因に基づいて前記過電圧保護制御手段を制御する外部制御手段と
    を備え、前記過電圧タイミング検知手段で検知した過電圧発生要因が、即座に過電圧保護制御を要する場合は前記外部制御手段を使い、任意のタイミングで過電圧保護制御を行う場合は前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段を制御することを特徴とする読み取り装置。
  2. 前記過電圧発生要因として、前記読み取りデバイス用の電源、前記アナログフロントエンド用の電源、前記読み取りデバイスへの供給クロック出力開始の少なくとも一つにおいて前記過電圧タイミング検知手段でモニターする必要があって、当該要因が検知された後は、前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を解除することを特徴とする請求項1に記載の読み取り装置。
  3. 前記過電圧発生要因として、読み取り動作条件を変更することで前記読み取りデバイスの蓄積時間の切り替え要求が検知されると、前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を有効とし、
    前記読み取りデバイスの蓄積時間を切り替えた後、必要なライン数が経過すると、前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を解除することを特徴とする請求項1に記載の読み取り装置。
  4. 前記過電圧発生要因として、前記読み取りデバイスにおけるカラー/モノクロの読み取りモードの切り替え要求が検知されると、前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を有効とし、
    モード切り替え信号を切り替えた後、必要なライン数が経過すると、前記内部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を解除することを特徴とする請求項1に記載の読み取り装置。
  5. 前記読み取りデバイスおよび前記アナログフロントエンドに対して駆動用信号を生成するタイミング生成モジュールをさらに備え、
    前記過電圧発生要因として、前記タイミング生成モジュールに対してリセットをかけるリセット制御信号が検知されると、前記外部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を有効とし、
    前記タイミング生成モジュールに対してリセットを解除するリセット解除制御信号が検知されると、前記外部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を解除することを特徴とする請求項1に記載の読み取り装置。
  6. 前記過電圧発生要因として、前記読み取りデバイスの電源がオンからオフになるのが検知されると、前記外部制御手段を使って前記過電圧保護制御手段に対し過電圧保護制御を有効にすることを特徴とする請求項1に記載の読み取り装置。
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