JP2008072345A - ログファイル処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷出力装置での処理に影響を与えることなく、的確なログファイルの保存を可能とする。
【解決手段】画像形成装置の稼動が開始されると、フラグFをリセットし、印刷出力装置のステータスがスタンバイとなったかを確認し、スタンバイとなるとプリント命令が出力されたか否かを確認する(ステップ100〜104)。ここで、プリント命令が出力されると、フラグをリセットしてロギング処理が停止されるようにした後、ノットレディとなったか又はサイクルアップとなったかを確認し、サイクルアップとなると、ノットレディとなったか又はプリンティングとなったかを確認し、ノットレディとなるかプリンティングとなったことを検出すると、フラグをリセットしてロギング処理が可能となるようにする(ステップ106〜116)。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録紙等の画像記録媒体に画像を形成する画像形成装置に係り、詳細には、装置の稼動状態が記録されたログファイルの処理方法に関する。
記録紙などの画像記録媒体(以下、記録紙とする)に画像を形成する画像形成装置には、印刷ジョブが入力されることより、印刷ジョブに基づいた画像処理等を実行した後、記録紙1ページ分ずつのラスタデータを生成し、このラスタデータをプリンタなどの印刷出力装置(IOT)へ出力することにより、記録紙への画像形成を行う。
このような画像形成装置では、印刷出力装置の作動状態を記録し、ログファイルを作成することにより、メンテナンス時の作業性の向上が図られるようにしている。
ところで、印刷出力装置の作動制御は、リアルタイムで行う必要があり、このために、ログファイルは、書き込み速度が高いRAM等の半導体メモリに記憶されるようになっている。
一方、印刷出力装置の高速化が進んでおり、このために、短時間に多量のログデータが作成されるようになっている。これに対して、メモリ上のログファイルを記憶する領域に限りがあることから、メモリに書き込まれている古いログファイル上に新たなログファイルが書き込まれて、古いログファイルが順次消去されてしまうことになり、このために、ログファイルを有効に活用することができないことが多い。
ここから、メモリに格納したログファイルを、大きな記憶領域を持ち、長期に渡ってデータの保存が可能なハードディスク装置などへ書き換えることにより、多量のログファイルの保存を可能とし、保存しているログファイルの有効利用を図るようにした提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−148430号公報
しかしながら、メモリ上にログファイルを格納しながら、メモリの空き領域がなくなったときや、予め設定された一定時間間隔で、メモリ上のログファイルをハードディスク装置へ書き出すようにしていると、書き出しタイミングによっては、処理システムのCPUに大きな負荷となってしまうことがある。
特に、印刷出力装置の作動制御は、リアルタイムで行われることがあり、印刷出力装置の作動制御と、メモリからハードディスクへのログファイルの書き換えが重なると、印刷出力装置での処理が遅延してしまうなどの処理性能の低下を生じさせてしまうことがある。
また、印刷装置の処理性能の低下を抑えるために、ログファイルの書き出しを中断すると、ログデータの取りこぼしを生じさせてしまし、このためのデータの欠落等によって、ログファイルを有効に利用できなくなることがある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、印刷出力装置での処理に影響を与えることなく、的確なログファイルの書き出しを可能とするログファイルの処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、ステータスを少なくとも印刷処理中と待機中の間で遷移しながら印刷命令に基づいて印刷処理を行う印刷出力装置の動作状態に応じて取得されてメモリに格納されたログファイルの処理方法であって、前記印刷出力装置の前記ステータスの遷移及び前記ステータスの移行を要求する制御信号を検出し、前記ステータス及び前記制御信号に基づいて、保存手段への前記メモリに格納された前記ログファイルの書込みを停止する停止期間を設定し、前記停止期間を除く期間で、前記メモリに格納された前記ログファイルを、前記保存手段に書き込む、ことを特徴とする。
この発明によれば、メモリに格納されたログファイルを保存手段に書き込む書込み処理を停止する停止期間を、印刷出力装置のステータスと印刷出力装置に対する処理命令に基づいて設定する。
これにより、印刷出力装置の作動を制御するCPUの負荷が大きい期間を除くことができ、メモリのログファイルを保存手段に書き込むために、CPUにより大きな負荷をかけてしまうのを抑えて、適切な印刷処理を可能としながら、確実にログファイルを保存手段に保存することができる。
このような本発明においては、前記印刷出力装置へ印刷処理を要求する制御信号である印刷命令を検出したときに、前記停止期間の開始とすることが好ましい。
印刷出力装置の待機状態から印刷命令によって印刷処理の要求を開始した直後は、CPUの負荷が極めて大きく、このタイミングを除くことにより、保存手段へのログファイルの書込み処理が、CPUにより大きな負荷となってしまうのを抑えることができる。
また、本発明においては、前記印刷出力装置の前記ステータスを予め設定している時間間隔で検出するときに、前記印刷処理装置のステータスが印刷処理中となったときに、前記停止期間を終了することが好ましい。
この発明によれば、印刷出力装置が印刷処理を開始して、ステータスが印刷処理中に移行したことを検出したときに、ログファイルの保存手段への書き込みを開始する。
印刷出力装置が印刷処理を開始すると、印刷処理の開始直前よりも負荷が低くなる。また、印刷処理中は、ログファイルのデータ量も多くなることから、保存手段へのログファイルの書込み処理を開始する。
これにより、メモリに格納されるログファイルの取りこぼしを生じさせることなく、ログファイルを保存手段に保存することができる。
さらに、本発明においては、前記ステータスとして印刷処理を停止する処理停止状態を含むときに、前記停止期間中に前記ステータスが前記処理停止状態に移行したことを検出したときに、前記停止期間を終了することが好ましい。
この発明によれば、装置障害などによって処理停止状態となったときに、ログファイルの書込み処理を可能とする。これにより、処理停止状態が発生したときのログファイルの確実な保存が可能となる。
このような本発明においては、前記保存手段として、ハードディスク装置を用いることができる。また、保存手段は、これに限らず、多量のログファイルを長期に渡って保存可能な記憶媒体であれば、任意の記憶媒体を適用することができる。
以上説明したように本発明によれば、印刷出力装置のステータスと、印刷出力装置に対する制御命令に基づいて、メモリに格納されたログファイルを、保存手段へ書き込む書き込み処理を停止する期間を設定しているので、印刷出力装置の作動を制御するCPUに大きな負荷を与えてしまうのを抑えながら、ログファイルを確実に保存することができるという優れた効果が得られる。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1には、本実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成を示している。画像形成装置10は、例えば、画像記録媒体として用いる記録紙に画像を形成する印刷出力装置(IOT:Image Output Terminal)12及び、印刷出力装置12の作動を制御する印刷出力制御装置14を備えている。
本実施の形態に適用される印刷出力装置12は、多数枚の記録紙を収容可能な給紙部、例えば電子写真プロセスを適用して記録紙に画像を形成する画像形成部、画像が形成された記録紙を積層して集積する排紙部及び、給紙部から画像形成部を経て排紙部へ記録紙を搬送する搬送手段を含んでおり、これらが所定のモジュールによって形成されている。また、印刷出力制御装置14は、印刷出力装置12に設けている多数のモジュールのそれぞれを制御することにより、給紙部、画像形成部、排紙部及び搬送手段の作動を制御する。
これにより、印刷出力装置12では、給紙部からフィードした記録紙を画像形成部へ搬送し、画像形成部でトナー像の転写及び定着処理を行った後、排紙部へ搬送して集積する。また、印刷出力装置12は、一方の面に画像を形成した記録紙を反転させて、再度、画像形成部へ搬送することにより他方の面への画像形成が可能な両面印刷機能を備えることができる。
このような印刷出力装置12は、公知の一般的構成を適用することができ、ここでは、詳細な説明を省略する。
一方、画像形成装置10は、CPU16、メモリ18及びハードディスク装置(以下、HDD20とする)を含むコントローラ22が設けられており、このコントローラ22に、印刷出力制御装置14が、双方向通信可能に接続されている。
メモリ18は、ROM及びRAMを含んで構成されており、メモリ18及びHDD20には、各種の画像処理プログラム、印刷出力装置12を用いた印刷処理等を行う各種の制御プログラム等が記憶されている。CPU16は、メモリ18ないしHDD20に記憶されているプログラムを読み込んで実行することにより、印刷出力装置12を用いた画像形成処理を行う。
メモリ18には、ロギングプログラムが記憶されており、CPU16が、このロギングプログラムを実行することにより、コントローラ22では、印刷出力装置12に設けている各種のモジュールの動作状態などを印刷出力制御装置14によって検出して、ログデータとして読み込むようにしている。
また、メモリ18には、印刷出力制御装置14から読み込んだログデータを順次格納するログ格納領域26が設けられており、また、コントローラ22では、ロギングプログラムを実行することにより、ログデータを読み込むと、このログデータを、メモリ18のログ格納領域26に格納してログファイルを作成する。このとき、ログ格納領域26の全ての領域にログデータを書き込むと、新たなログデータを、最も古いログデータに上書きするようにしている。なお、このようなコントローラ22での基本的処理は、公知の構成を適用する。
ところで、図2に示されるように、画像形成装置10に設けている印刷出力装置12では、動作状態(status、以下、ステータスとする)として、印刷処理を実行している「Printing」(以下、プリンティングとする)と、待機状態となる「Standby(Ready)」(以下、スタンバイとする)と、が設定されており、スタンバイへ移行することにより、装置の作動を休止状態として省電力化等が図られるようになっている。
また、印刷出力装置12では、ステータスとしてプリンティングからスタンバイへ移行する「Cycle Down」(以下、サイクルダウンとする)と、スタンバイからプリンティングに移行する「Cycle Up」(以下、サイクルアップとする)とが設定されており、スタンバイ、サイクルアップ、プリンティング、サイクルダウンの順でステータスが遷移されるようにしている。
また、印刷出力装置12では、エラーなどが発生して、印刷出力処理の実行ができなくなると、「Not Ready」(停止状態、以下、ノットレディとする)へ移行するようになっている。
このように、印刷出力装置12は、五種のステータスが設定されており、通常、スタンバイで、プリント命令が入力されることにより、サイクルアップを経て、印刷処理を実行するプリンティングへ移行し、印刷処理が終了して、所定時間経過しても新たな印刷処理の要求(プリント命令)がなければ、サイクルダウンを経て、スタンバイへ移行するようになっている。
また、コントローラ22では、CPU16が印刷出力装置12の制御プログラムを実行することにより、記録紙へ印刷処理するためのプリントデータが生成されて印刷準備が完了すると、印刷出力制御装置14を介してプリント命令を出力する。
このとき、コントローラ22では、複数ページ分(例えば、記録紙20枚分など)のプリントデータをまとめ、記録紙単位でプリント命令を出力するようにしている。
すなわち、コントローラ22では、所定ページ分のセットアップ(ページセットアップ処理)を行うと共に、複数ページ分のページ特性を印刷出力制御装置14へ通知した後、印刷出力装置12へプリント命令を出力することにより、印刷出力装置12で、画質処理調整等の印刷処理の実行準備が行われ(サイクルアップ)、実行準備が終了すると、印刷処理が開始される(ステータスがプリンティングへ移行)。
また、印刷出力装置12は、印刷処理を開始すると、記録紙を一定速度で連続して搬送するようになっており、コントローラ22は、印刷出力装置12での印刷処理中は、印刷出力装置12からの記録紙フィード要求と、ページごとのイメージ転送要求に対するリアルタイム処理を行うようになっている。
なお、リアルタイム処理は、印刷出力装置12での処理に停滞が生じない時間範囲に行うようにして、印刷処理装置12の印刷速度などのパフォーマンスを低下させることなく、印刷処理を行うことができるようにしている。
また、印刷出力装置12では、ハードウェア障害などの装置エラー等が検出されることにより、上記の何れのステータスからでも、ノットレディへ移行するようになっている。
印刷出力制御装置14は、印刷出力装置12のステータスを、例えば、一定時間間隔で判定して、コントローラ22(CPU16)へ出力するようになっており、これにより、コントローラ22では、CPU16が印刷出力装置12のステータスに基づいた処理を行うようになっている。
一方、コントローラ22に設けているHDD20には、ログファイルを保存するログ保存領域28が設けられており、CPU16がロギングプログラムを実行することにより、予め設定されたタイミングで、メモリ18のログ記憶領域26に記憶されているログファイルが、HDD20に書き込まれる。
ここで、CPU16が実行するロギングプログラムでは、メモリ18上のログファイルをHDD20のログ保存領域28に書き込むタイミングを、印刷出力装置12のステータス又はステータスの変化に基づくように設定している。
コントローラ22では、印刷出力装置12のステータス及びステータスの移行に応じた処理を行う中で、プリント命令を出力して、実際に印刷処理が実行されるまでの間の処理が、CPU16に対する負荷が最も大きくなっている。
すなわち、コントローラでは、プリント命令を出力した直後は、前記したごとく、ページセットアップ処理とリアルタイム処理が重なるために、印刷出力制御装置14との間のデータ交換頻度が最も高くなり、このために、CPU16の負荷も大きくなっている。
ここから、ロギングプログラムでは、プリント命令を出力すると、予め設定されている時間は、メモリ18上のログファイルを、HDD20のログ保存領域28に書き込む処理を停止するようにしている。
なお、HDD18のログ格納領域26は、所定時間分(例えば、約10分程度)のログデータの格納が可能となっている。また、ロギングプログラムでは、メモリ18のログ格納領域26のログファイルを読み出して、HDD20のログ保存領域28に書き込む処理を行うと、読み出し終了位置を記憶し、次回は、読み出し終了位置の次のログデータから読み出し及び書き込みを行うようにしている。
このように構成されている画像形成装置10では、図示しない電源が投入された印刷出力装置12がスタンバイ状態となることにより、印刷処理が可能となる。
ここで、画像形成装置10に印刷ジョブが入力されると、コントローラ22は、記録紙へ印刷処理するためのプリントデータを生成して印刷準備を完了すると、プリント命令を出力する。印刷出力装置12では、プリント命令が入力されると、スタンバイからサイクルアップに移行して画質調整処理等の印刷処理の実行準備を行い、実行準備が終了すると、プリンティングへ移行して印刷処理を開始する。また、印刷出力装置12では、印刷処理を終了すると、ステータスがサイクルダウンを経てスタンバイとなる。
また、コントローラ22では、印刷出力装置12の各モジュールの動作状態などのログデータを所得して、メモリ18のログ格納領域26へ書き込むようにしており、これにより、メモリ18のログ格納領域26には、印刷出力装置12の作動状態に基づいたログファイルが形成される。
一方、印刷出力装置12では、印刷出力及び印刷出力の終了に伴って順次ステータスが変遷するようになっており、コントローラ22は、予め設定している時間間隔(例えば、10sec間隔など)で、印刷出力装置12のステータスを取得して、取得したステータスに基づいた処理(制御処理)を行うようになっている。
図3には、印刷出力装置12のステータスの変遷を示しており、印刷出力装置12では、スタンバイ中にプリント命令(Print命令)が入力されることにより、サイクリングアップを経て、印刷処理を開始する。これにより、コントローラ22には、印刷出力装置12のステータスとして、サイクルアップ、プリンティングが順に入力される。また、印刷出力装置12では、印刷処理が終了すると、ステータスがプリントからサイクルダウンを経て、スタンバイに移行する。これにより、コントローラ22には、印刷出力装置12のステータスとして、プリンティング、サイクルダウン、スタンバイが順に入力される。
ところで、コントローラ22では、メモリ18のログ格納領域26に格納したログファイルを、HDD20に設けているログ保存領域28へ書き込むことにより、ログファイルを保存するロギング処理を行うようにしている。
また、コントローラ22は、メモリ18のログ格納領域26からHDD20のログ保存領域28へログファイルの書込み(ロギング処理)を、印刷出力装置12のステータスないしステータスの変遷に基づいて設定しているタイミングで行うようにしている。
ここで、図4には、本実施の形態に係るロギング処理を行うための印刷処理装置12のステータス確認処理の概略を示しており、図5には、ロギング処理の概略を示している。なお、コントローラ22は、画像形成装置10の稼動が開始されることに、CPU16がメモリ18に格納されているロギングプログラムを実行することによりに実行され、稼動停止によって終了するようになっている。
画像形成装置10では、印刷出力装置12のステータスがスタンバイとなると印刷処理が開始可能となり、図4のフローチャートでは、最初のステップ100で、フラグFをリセットし、ロギング処理の実行が可能となるように設定する。この後、ステップ102では、印刷出力装置12のステータスがスタンバイとなったか否かを確認する。これにより、印刷出力装置12のステータスがスタンバイとなると、ステップ102で肯定判定してステップ104へ移行する。
コントローラ22では、印刷出力装置12のステータスがスタンバイとなっているときに、プリント命令を出力するようになっており、ステップ104では、このプリント命令が出力されたか否かを確認している。
ここで、印刷処理を開始するためにプリント命令が出力されると、ステップ104で肯定判定してステップ106へ移行し、フラグFをセットして、ロギング処理を停止するように設定する。
この後、ステップ108では、印刷出力装置12のステータスがノットレディに移行したか否かを確認し、ステップ110では、サイクルアップに移行したか否かを確認する。
これにより、印刷出力装置12のステータスがサイクルアップに移行したことが検出されると、ステップ108で否定判定されると共にステップ110で肯定判定されてステップ112へ移行する。このステップ112では、印刷出力装置12のステータスがノットレディに移行したか否かを確認し、次のステップ114では、印刷出力装置12のステータスがプリンティングに移行したか否かを確認する。
ここで、印刷出力装置12がプリント命令に基づいて印刷処理を開始すると、ステップ112で否定判定されると共に、ステップ114で肯定判定されてステップ116へ移行する。
このステップ116では、フラッグFをリセットすることにより、ロギング処理が可能となるようにする。なお、フラッグFがセットされた状態で、印刷出力装置12がノットレディへ移行すると、ステップ108又はステップ112で肯定判定されてステップ116に移行して、ロギング処理が可能となるように設定する。
図5のフローチャートは、図4のフラグFの設定、すなわち、印刷出力装置12のステータスに基づいて実行される。ロギングプログラムには、タイマ機能が含まれており、最初のステップ120では、タイマtをリセットする(t=0)。
この後、ステップ122では、タイマtが、予めロギング処理を行う時間間隔として設定している時間T(例えば、10secなど)に達したか否かを確認し、達していなければ、ステップ122で否定判定して、ステップ104へ移行し、タイマtをカウントアップ(t=t+1)し、ステップ124では、カウントアップした時間だけ待機する。
この後、ステップ128では、フラグFがリセット状態(F=off)であるか否かを確認し、フラグFがリセット状態であれば、ステップ128で肯定判定してステップ122に戻る。
ここで、フラグFがリセット状態で、タイマtが時間Tに達する(t≧T)と、ステップ122で肯定判定されてステップ130へ移行する。このステップ130では、メモリ18のログ格納領域26に記憶されているログファイルを読み出し、読み出したログファイルをHDD20のログ保存領域28に書き込むロギング処理を実行する。
この後、ステップ132では、タイマtをリセットし、次にステップ126へ移行することにより、次にロギング処理を行うまでの時間計測を開始する。
なお、このロギング処理は、予め設定された時間(例えば、1sec程度又は1sec以内)実行される。また、次にロギング処理を行うときには、メモリ18のログ格納領域26内のログファイルを検索して、前回、HDD20に書き込んだ時間移行に記憶されたログファイルを読み出して、HDD20のログ保存領域28に書き込むようにしている。
一方、プリント命令が出力されることにより、フラグFはセット(F=on)されるようになっており、これにより、ステップ128で否定判定されて、ステップ132へ移行し、タイマtをリセットする。また、フラグFがセット状態となっている間は、タイマtがリセットされる。これにより、メモリ18のログ格納領域26のログファイルを、HDD20のログ保存領域28に書き込むロギング処理が停止される。
すなわち、図3に示されるように、ロギング処理は、印刷出力装置12のステータスがスタンバイ状態であると実行されるが、プリント命令が出力されることにより停止される。また、印刷出力装置12のステータスがプリンティングとなることにより、ロギング処理が再開される。すなわち、プリント命令が出力されてから、プリンティングに至ったことが検出されるまでの期間が、ロギング処理の停止期間Tsに設定される。
プリント命令が出力されてから、印刷出力装置12のステータスがプリンティングとなっていることが確認されるまでの時間(停止期間Ts)は、CPU16でページセットアップ処理とリアルタイム処理を実行している間であり、処理負荷が大きくなっている。
このCPU16の処理負荷が大きくなっているときに、ロギング処理を停止することにより、CPU16の処理負荷がさらに大きくなって、印刷出力装置12の処理能力を低下させてしまうのを抑えることができる。
すなわち、CPU16の処理負荷が大きいときに、ロギング処理を実行すると、CPU16の処理負荷が大きくなり、このために、ページセットアップ処理やリアルタイム処理に遅れが生じてしまう。これらの処理の遅れは、印刷出力装置12の処理速度の低下となって現れる。
コントローラ22では、このような印刷出力装置12の処理速度の低下などのパフォーマンスの低下を抑えながら、ログファイルの確実な保存が可能となるようにしている。
画像形成装置10では、最終的に、HDD20にログファイルを書き込むことにより、多量のログファイルを長期間保存可能となっている。すなわち、ログファイルをメモリ18上にログ格納領域26に格納したままにすると、データ量が多くなってログ格納領域26から溢れてしまうと、古いログファイルに新たなログファイルが上書きされて、古いログファイルが消去されてしまうが、ログファイルをHDD20のログ保存領域28に書き込んでおくことにより、消去されてしまうのを防止することができる。
これにより、印刷出力装置12のメンテナンス等が行われるときに、ログファイルを有効に利用可能となるようにすると共に、効率的なメンテナンス作業が可能となるようにしている。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の一例を示すものであり、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、保存手段としてハードディスク装置であるHDD20を適用して説明したが、本発明は、これに限らず、多量のデータを保存可能であれば、任意の記憶媒体を適用することができる。
また、本実施の形態では、プリント命令を検出してからプリンティングに移行したことを検出するまでをロギング処理の停止期間としたが、ロギング処理の停止期間は、これに限らず、CPU16の処理負荷、メモリ18のログ格納領域26の記憶容量等を考慮して設定するものであっても良い。
さらに、本実施の形態では、印刷出力装置12及び、印刷出力制御装置14を含むコントローラ22によって構成された画像形成装置10を例に説明したが、本発明は、これに限らず、任意の構成の画像形成装置に適用することができる。
本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 画像形成装置に設けられた印刷出力装置のステータスの遷移を示す概略図である。 コントローラによる制御に応じた印刷出力装置のステータスの変遷及びロギング処理の動作/停止期間の概略を示す線図である。 ロギング処理の停止期間/可能期間を設定するステータスの確認処理の一例を示す流れ図である。 図4の設定に基づいたロギング処理の一例を示す流れ図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 印刷出力装置
14 印刷出力制御装置
16 CPU
18 メモリ
20 HDD(保存手段)
22 コントローラ
26 ログ格納領域
28 ログ保存領域

Claims (5)

  1. ステータスを少なくとも印刷処理中と待機中の間で遷移しながら印刷命令に基づいて印刷処理を行う印刷出力装置の動作状態に応じて取得されてメモリに格納されたログファイルの処理方法であって、
    前記印刷出力装置の前記ステータスの遷移及び前記ステータスの移行を要求する制御信号を検出し、
    前記ステータス及び前記制御信号に基づいて、保存手段への前記メモリに格納された前記ログファイルの書込みを停止する停止期間を設定し、
    前記停止期間を除く期間で、前記メモリに格納された前記ログファイルを、前記保存手段に書き込む、
    ことを特徴とするログファイルの処理方法。
  2. 前記印刷出力装置へ印刷処理を要求する制御信号である印刷命令を検出したときに、前記停止期間の開始とすることを特徴とする請求項1に記載のログファイルの処理方法。
  3. 前記印刷出力装置の前記ステータスを予め設定している時間間隔で検出するときに、前記印刷処理装置のステータスが印刷処理中となったときに、前記停止期間を終了することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のログファイルの処理方法。
  4. 前記ステータスとして印刷処理を停止する処理停止状態を含むときに、前記停止期間中に前記ステータスが前記処理停止状態に移行したことを検出したときに、前記停止期間を終了することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のログファイルの処理方法。
  5. 前記保存手段が、ハードディスク装置であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のログファイルの処理方法。
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