JP2008071894A - 成膜方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱処理を行っても低い比誘電率を維持する低誘電率SiOCH膜を提供する。
【解決手段】SiOCH膜の成膜方法は、被処理基板上のプロセス空間中においてシロキサン員環構造を有する有機シロキサンプリカーサをプラズマにより解離させる工程と、前記被処理基板上に前記SiOCH膜を成膜する工程とを含み、前記成膜工程は、室温以上、200℃以下の温度で実行されることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は一般に絶縁膜の形成方法に係り、特にSiOCH膜の形成方法に関する。
最近の微細化された半導体装置では、基板上に形成された莫大な数の半導体素子を電気的に接続するのに、いわゆる多層配線構造が使われる。多層配線構造では、配線パターンを埋設した層間絶縁膜を多数積層し、一の層の配線パターンは、隣接する層の配線パターンと、あるいは基板中の拡散領域と、前記層間絶縁膜中に形成したコンタクトホールを介して相互接続される。
かかる微細化された半導体装置では、層間絶縁膜中において複雑な配線パターンが近接して形成されるため、層間絶縁膜中の寄生容量による電気信号の配線遅延が深刻な問題になる。
このため、特に最近のいわゆるサブミクロン、あるいはサブクォータミクロンと呼ばれる超微細化半導体装置では、多層配線構造を構成する層間絶縁膜として、比誘電率が4程度の従来のシリコン酸化膜(SiO2膜)の代わりに、比誘電率が3〜3.5程度のF添加シリコン酸化膜(SiOF膜)が用いられている。
しかし、SiOF膜では比誘電率の低減にも限界があり、このようなSiO2ベースの絶縁膜では、設計ルール0.1μm以降の世代の半導体装置で要求される、3.0未満の比誘電率を達成するのは困難であった。
一方、比誘電率がより低い、いわゆる低誘電率(low-K)絶縁膜には様々な材料があるが、多層配線構造に使われる層間絶縁膜には、比誘電率が低いだけでなく、高い機械的強度と熱処理に対する安定性を備えた材料を備える必要がある。
SiOCH膜は、十分な機械的強度を有し、かつ3.0未満の比誘電率を実現できる点で、次世代の超高速半導体装置に使われる低誘電率層間絶縁膜としてとして有望である。
従来、SiOCH膜は、平行平板型プラズマ処理装置により形成できることが報告されている。
例えば非特許文献1は、平行平板型プラズマ処理装置中において環状あるいは直鎖状シロキサンをプリカーサに使い、SiOCH膜を得ている。
また、環状シロキサンプリカーサを使ってSiOCH膜を形成した場合、膜中に残留する原料中のSi−O環状シロキサンプリカーサにより、SiOCH膜は低密度多孔質膜になり、膜の比誘電率が減少することが期待される。
Hayashi, Y., etal., Proc IEEE IITC2004, p.225
しかし、これら従来のSiOCH膜の成膜方法では、その成膜温度が300℃以上と高く、比誘電率を下げるのが困難であり、このため、比誘電率を低下させるべく、成膜後に各種処理、例えば光照射、電子ビーム照射、プラズマ処理が行われている。
また環状シロキサンプリカーサを用いた成膜において、環構造を膜中に取り込み比誘電率を下げようとしても、成膜温度が300℃以上の場合には、後述のように環構造の取り込みが十分でなく、比誘電率を下げられないといった問題が見出された。
本発明は上記の課題を、
請求項1に記載したように、
SiOCH膜の成膜方法であって、
被処理基板上のプロセス空間中においてシロキサン員環構造を有する有機シロキサンプリカーサをプラズマにより解離させる工程と、
前記被処理基板上に前記SiOCH膜を成膜する工程と、
を含み、
前記成膜工程は、室温以上、200℃以下の温度で実行されることを特徴とする成膜方法により、または
請求項2に記載したように、
前記成膜工程は、100℃以下の温度で実行されることを特徴とする請求項1記載の成膜方法により、または
請求項3に記載したように、
さらに前記SiOCH膜を400℃以下の温度に加熱する工程を含むことを特徴とする請求項1または2記載の成膜方法により、または
請求項4に記載したように、
前記有機シロキサンプリカーサは、6員環構造を有することを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載の成膜方法により、または
請求項5に記載したように、
前記プラズマは、前記有機シロキサンプリカーサにマイクロ波を導入することにより発生させられることを特徴とする請求項1〜4のうち、いずれか一項記載の成膜方法により、または
請求項6に記載したように、
前記マイクロ波は、前記プロセス空間中に、ラジアルラインスロットアンテナより、マイクロ波窓を透過して導入されることを特徴とする請求項5記載の成膜方法により、または
請求項7に記載したように、
汎用コンピュータにより基板処理装置を制御させ、前記基板処理装置にSiOCH膜の成膜処理を実行させるプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体であって、前記SiOCH膜の成膜処理は、
被処理基板上のプロセス空間中においてシロキサン員環構造を有する有機シロキサンプリカーサをプラズマにより解離させる工程と、
前記被処理基板上に前記SiOCH膜を成膜する工程と、
を含み、
前記成膜工程は、室温以上、200℃以下の温度で実行されることを特徴とするコンピュータ可読記録媒体により、解決する。
本発明によれば、被処理基板上のプロセス空間中においてシロキサン員環構造を有する有機シロキサンプリカーサをプラズマにより解離させる工程と、前記被処理基板上に前記SiOCH膜を成膜する工程とを含むSiOCH膜の成膜方法において、前記成膜工程を、室温以上、200℃以下の温度で実行することにより、被処理基板上にSiOCH膜が、プリカーサ中のシロキサン員環構造を高い割合で保存するように形成される。このようなシロキサン員環構造は、その後前記SiOCH膜を半導体装置の製造工程において400℃の温度で熱処理しても実質的に保存され、その結果、得られるSiOCH膜は密度が低く、低い比誘電率を有する好ましい特徴を示す。また、本発明により得られたSiOCH膜は、膜中にSiO環状構造を保存しながら、大きな弾性定数で特徴付けられる優れた機械的性質を示す。
[第1の実施形態]
図1(A),(B)は、本発明で使われるマイクロ波プラズマ処理装置10の構成を示す。ただし図1(A)はマイクロ波プラズマ処理装置10の断面図を、また図1(B)は前記マイクロ波プラズマ処理装置で使われるラジアルラインスロットアンテナの構成を示す。
図1(A)を参照するに、マイクロ波プラズマ処理装置10は排気ポート11Dから排気される処理容器11を有し、前記処理容器11中には被処理基板12を保持する保持台13が形成されている。前記処理容器11の均一な排気を実現するため、前記保持台13の周囲にはリング状に空間11Cが形成されており、前記排気ポート11Dは前記空間11Cに連通して形成されている。
前記処理容器11上には、前記保持台13上の被処理基板12に対応する位置に、前記処理容器11の外壁の一部として、低損失誘電体よりなるセラミックカバープレート17がシールリング16Aを介して前記被処理基板12に対面するように形成されている。
前記カバープレート17は、前記処理容器11上に設けられたリング状部材14上に前記シールリング16Aを介して着座しており、前記リング状部材14には、プラズマガス供給ポート14Aに連通した、前記リング状部材14に対応したリング形状のプラズマガス通路14Bが形成されている。さらに、前記リング状部材14中には、前記プラズマガス通路14Bに連通する複数のプラズマガス導入口14Cが、前記被処理基板12に対して軸対称に形成されている。
そこで前記プラズマガス供給ポート14Aに供給されたAr,KrやXeおよびH2等のプラズマガスは、前記プラズマガス通路14Bから前記導入口14Cに供給され、前記導入口14Cから前記処理容器11内部の前記カバープレート17直下の空間11Aに放出される。
前記処理容器11上には、さらに前記カバープレート17上に、図1(B)に示す放射面を有するラジアルラインスロットアンテナ30が設けられている。
前記ラジアルラインスロットアンテナ30は前記リング状部材14上にシールリング16Bを介して着座しており、外部のマイクロ波源(図示せず)に同軸導波管21を介して接続されている。前記ラジアルラインスロットアンテナ30は、前記マイクロ波源からのマイクロ波により、前記空間11Aに放出されたプラズマガスを励起する。
前記ラジアルラインスロットアンテナ30は、前記同軸導波管21の外側導波管21Aに接続された平坦なディスク状のアンテナ本体22と、前記アンテナ本体22の開口部に形成された、図1(B)に示す多数のスロット18aおよびこれに直交する多数のスロット18bを形成された放射板18とよりなり、前記アンテナ本体22と前記放射板18との間には、厚さが一定の誘電体板よりなる遅相板19が挿入されている。また前記放射板18には、同軸導波管21を構成する中心導体21Bが接続されている。前記アンテナ本体22上には、冷媒通路20Aを含む冷却ブロック20が設けられている。
かかる構成のラジアルラインスロットアンテナ30では、前記同軸導波管21から給電されたマイクロ波は、前記ディスク状のアンテナ本体22と放射板18との間を、半径方向に広がりながら進行するが、その際に前記遅相板19の作用により波長が短縮される。そこで、このようにして半径方向に進行するマイクロ波の波長に対応して前記スロット18aおよび18bを同心円状に、かつ相互に直交するように形成しておくことにより、円偏波を有する平面波を前記放射板18に実質的に垂直な方向に放射することができる。
かかるラジアルラインスロットアンテナ30を使うことにより、前記カバープレート17直下の空間11Aに均一な高密度プラズマが形成される。このようにして形成された高密度プラズマは電子温度が低く、そのため被処理基板12にダメージが生じることがなく、また処理容器11の器壁のスパッタリングに起因する金属汚染が生じることもない。
図1のプラズマ処理装置10では、さらに前記処理容器11中、前記カバープレート17と被処理基板12との間に、外部の処理ガス源(図示せず)から前記処理容器11中に形成された処理ガス通路23および24Aを介して供給された処理ガスを放出する多数のノズル24B(図2参照)を形成された導体構造物24が形成されており、前記ノズル24Bの各々は、供給された処理ガスを、前記導体構造物24と被処理基板12との間の空間11Bに放出する。すなわち前記導体構造物24は処理ガス供給部として機能する。前記処理ガス供給部を構成する導体構造物24には、前記隣接するノズル24Bと24Bとの間に、図2に示すように前記空間11Aにおいて形成されたプラズマを前記空間11Aから前記空間11Bに拡散により、効率よく通過させるような大きさの開口部24Cが形成されている。
図2は、前記処理ガス供給部24の底面図を示す。図2よりわかるように前記ノズル24Bは前記処理ガス供給部24の前記基板12に対面する側に形成されており、前記カバープレート17に面する側には形成されていない。
そこで、図1(A),(B)のプラズマ処理装置10において前記処理ガス供給部24から前記ノズル24Bを介して処理ガスを前記空間11Bに放出した場合、放出された処理ガスは前記空間11Aにおいて形成された高密度プラズマにより励起され、前記被処理基板12上に、一様なプラズマ処理が、効率的かつ高速に、しかも基板および基板上の素子構造を損傷させることなく、また基板を汚染することなく行われる。一方前記ラジアルラインスロットアンテナ30から放射されたマイクロ波は、前記空間11Aにプラズマが形成されている場合には、当該プラズマにより、またプラズマ着火時には導体よりなる前記処理ガス供給部24により阻止され、被処理基板12が損傷することはない。
図1(A),(B)の基板処理装置10では、前記空間11Aおよび11Bがプロセス空間を形成するが、図2の処理ガス供給部24を設けた場合、前記プロセス空間11Aでは主としてプラズマの励起が生じ、一方前記プロセス空間11Bでは、処理ガスによる成膜が主として生じる。
図3(A)は、図1(A),(B)のプラズマ処理装置10において前記プラズマガス導入口14CからArガスを導入することにより前記処理容器11中のプロセス圧を約67Pa(0.5Torr)に設定し、さらに前記ラジアルラインスロットアンテナ30に2.45GHzまたは8.3GHzのマイクロ波を1.27W/cm2のパワー密度で導入した場合に前記空間11Aおよび11Bを含むプロセス空間中に生じる電子温度の分布を示す。ただし図1(A)中、縦軸は電子温度を、横軸は前記カバープレート下面から測った距離を示す。
図3(A)を参照するに、電子温度は前記カバープレート17直下の領域において最も高く、マイクロ波周波数が2.45GHzの場合には2.0eV、マイクロ波周波数が8.3GHzの場合にはおよそ1.8eVであるのに対し、前記カバープレート17から20mm以上離れた、いわゆる拡散プラズマ領域では電子温度がほぼ一定で、1.0〜1.1eVの値をとることがわかる。
このように、図1(A),(B)のマイクロ波プラズマ処理装置10では、非常に低い電子温度のプラズマを形成することができ、このような低い電子温度のプラズマを使って低いエネルギを要求されるプロセスを行うことができる。
図3(B)は、図1(A),(B)のプラズマ処理装置10において前記処理容器11中に生じるプラズマ電子密度の分布を示す。
図3(B)を参照するに、図示の例は図3(A)と同様に前記プラズマガス導入口14CからArガスを導入することにより前記処理容器11中のプロセス圧を約67Pa(0.5Torr)に設定し、さらに前記ラジアルラインスロットアンテナ30に2.45GHzまたは8.3GHzのマイクロ波を1.27W/cm2のパワー密度で導入した場合についての結果を示すが、前記カバープレート17の下面から60〜70mm程度の距離までは、周端数が2.45GHzの場合であっても8.3GHzの場合であっても、1×1012cm-2の非常に高いプラズマ密度が実現されているのがわかる。
図4(A)は、前記図1,2の基板処理装置を使って実行される本発明の第1の実施形態による成膜方法を示す。
図4(A)を参照するに、シリコン基板81が前記基板処理装置10の処理容器11中に、前記被処理基板11として導入され、前記ガス導入口14CよりArガスを前記プロセス空間11A、11Bに導入し、さらに前記ラジアルラインスロットアンテナ30よりマイクロ波を導入することにより、前記プロセス空間11AにArプラズマを形成する。
さらに前記プロセス空間11Bに前記処理ガス供給部24より、図5に示すシロキサン員環構造を有する有機シロキサンプリカーサ、例えば1,3,5トリメチル2,4,6トリビニルシクロトリシロキサン(V3D3)のような6員環構造の有機シロキサンプリカーサを導入し、前記プロセス空間11Bにおける前記有機シロキサンプリカーサの前記Arプラズマによる解離反応
Figure 2008071894
により、図4(B)に示すように前記シリコン基板81上にSiOCH膜82を堆積させる。図5よりわかるように、このようなシロキサン員環構造を有する有機シロキサンプリカーサーカーサは、例えば径が0.35nmの、非常に微細な空孔を員環構造の中心に含んでいる。
さらに、本実施形態では、このようにして形成されたSiOCH膜82に対し、図4(C)の工程において、半導体装置の製造工程において一般的に使われる400℃の熱処理を行う。
図6は、本実施形態によるSiOCH膜82のラマンスペクトルを示す図、図7は、同じく本実施形態によるSiOCH膜82のFTIRスペクトルを示す図である。ただし図6,図7において前記SiOCH膜82は40mTorrの圧力下、前記ArガスおよびV3D3プリカーサを、それぞれ158sccmおよび85.3sccmの流量で供給し、周波数が2.45GHzのマイクロ波を900Wのパワーで供給することにより形成している。
図6は、前記SiOCH膜82を100℃,200℃および400℃で成膜した場合(図4(B)の工程の状態)のFTIRスペクトルを示しており、一方図7は、前記SiOCH膜82を100℃および350℃で成膜した場合(図4(B)の工程の状態)、および100℃で成膜したSiOCH膜82をさらに400℃の温度で熱処理した場合(図4(C)の工程の状態)のラマンスペクトルを示している。
図6を参照するに、前記SiOCH膜82を200℃以下の温度で成膜した場合には、Si−O−SiサブオキサイドおよびSi−O−Siネットワークに対応する吸収が生じており、図4(B)の状態では前記SiOCH膜82の膜中に、原料として使われた前記プリカーサの6員環構造が実質的に保存されているのが示唆される。また膜中に含まれるSi−CH3結合の数は、成膜温度と共に減少するのがわかる。
また図7のラマンスペクトルより、100℃で成膜されたSiOCH膜82では、約600cm-1の波数において、前記プリカーサの6員環構造に起因すると考えられる強い吸収が見られるが、このような100℃で成膜したSiOCH膜82では、さらに成膜後、400℃で熱処理を行った場合でも、上記吸収ピークが明確に観測され、膜中に実質的な量の6員環構造が残留しているのが示される。これに対し、350℃で成膜したSiOCH膜82では、上記プリカーサの6員環構造に起因する吸収は、存在はしているが、不明瞭になっている。図7では、様々な試料のラマンスペクトルを、波数500cm-1のSi−O−Siネットワークのピークを使って規格化して示していることに注意すべきである。
このようにして形成したSiOCH膜82に対して比誘電率および弾性率を測定したところ、成膜温度を350℃とした場合、比誘電率が2.76で弾性率が5.90GPaであるのに対し、成膜温度を100℃とした場合には、比誘電率が2.60で、弾性率が2.86GPaであるのが確認された。
図8は、このようにして形成されたSiOCH膜82の、前記図4(B)の状態における屈折率に対する成膜温度の効果を示す。
図8を参照するに、前記SiOCH膜82の成膜温度が200℃以下であると、膜の屈折率は約1.46であり、低い膜密度のSiOCH膜が形成されているのに対し、成膜温度が200℃を超えると、膜の屈折率、従って膜密度が増大するのがわかる。
図8より、このようなSiOCH膜82を低い比誘電率で形成しようとするならば、成膜温度を200℃以下に設定するのが好ましいことがわかる。一方、図1,2の基板処理装置を使った場合、前記SiOCH膜82の成膜は室温においても可能である。
このように、本発明は被処理基板上にSiOCH膜82を、員環構造を有する有機シロキサンプリカーサを原料としたプラズマCVD法により、低い比誘電率で形成することを可能とする。このようにして低い温度で成膜されたSiOCH膜は、先に図7のラマンスペクトルに示したように、その後の熱処理に対して安定で、膜中に、膜密度、従って膜の比誘電率を低下させる効果を奏する原料中の員環構造を、安定に保存することができる。

[変形例]
なお本実施形態において、図1,2の基板処理装置10を、図9に示す基板処理装置10Aのように変形することも可能である。ただし図9中、先に説明した部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図9を参照するに、基板処理装置10Aではプロセス空間11Aとプロセス空間11Bがシャワープレート34により隔てられており、前記シャワープレート34中には、径が例えば5mmの多数の開口部34Aが形成されている。前記開口部34Aは、絶縁部材34bにより側壁部が画成されており、前記プロセス空間11Bを排気することにより、前記プロセス空間11Aで形成された希ガスラジカルが前記プロセス空間11Bに、前記開口部34Aを通って供給される。
さらに前記シャワープレート34は内部空間34Bを有する中空部材よりなり、ガス供給ポート34Cより有機シロキサンガスなどの処理ガスが前記内部空間34Bに供給される。
前記シャワープレート34には、前記内部空間34Bと前記プロセス空間11Bを連通する、径が例えば0.5〜1mmの小さな開口部34aが多数形成されており、前記内部空間34Bに供給された前記処理ガスは、前記開口部34aを通って、前記プロセス空間11Bに供給される。
前記基板処理装置10Aでは、前記空間11Aと空間11Bを連通する開口部34Aが、先に図1として示した処理装置10の開口部24Cより小さいので、前記空間11Bから空間11Aへ処理ガスが逆拡散することが防止される。これにより前記空間11A内において、プラズマと処理ガスの反応が防止され、パーティクルの発生を大幅に低減することができる。
そこで、前記プロセス空間11Bに供給された処理ガスは、前記開口部34Aを通って前記プロセス空間11Bに供給された希ガスラジカルにより活性化され、被処理基板12上に前記SiOCH膜の堆積を生じる。
図9の変形例では、前記被処理基板12がプラズマに曝露されることがなく、低誘電率膜をダメージなく成膜することが可能となる。
なお本実施形態において、前記有機シロキサンプリカーサは図5に示す特定の6員環材料に限定されることはなく、本発明は、例えば図10に示す1,3,5,7テトラメチル2,4,6,8テトラビニルシクロテトラシロキサン(V4D4)として知られる8員環の有機シロキサンプリカーサ、あるいはその他の員環構造を有する有機シロキサンプリカーサなどにも適用可能である。また本発明の成膜工程は、図1,2の基板処理装置に限定されるものではなく、他の平行平板型やICP型などの基板処理装置を使って実行することも可能である。

[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法を、図11A〜図11Hを参照しながら説明する。
図11Aを参照するに、図示を省略したシリコン基板上に形成された層間絶縁膜91中には、TaあるいはTaNなどのバリアメタル膜91aを介してCuパターン91bが埋設されており、前記層間絶縁膜91上には、前記Cuパターン91bを覆うSiCあるいはSiNよりなるエッチングストッパ膜92を介して、次の層間絶縁膜93が形成されている。
さらに前記層間絶縁膜93上には、前記エッチングストッパ膜92と同様なエッチングストッパ膜94を介して次の層間絶縁膜95が形成されており、前記層間絶縁膜95上には、前記エッチングストッパ膜92と同様なエッチングストッパ膜96が形成されている。
図11Aの状態では、前記エッチングストッパ膜96中に、形成したい配線パターンに対応した形状の開口部96Aが形成されている。なお本実施形態では、前記層間絶縁膜93,95を、先の実施形態で説明したSiOCH膜により形成する。
次に図11Bの工程において前記層間絶縁膜95を、前記エッチングストッパ膜96をハードマスクに、前記エッチングストッパ膜94が露出するまでドライエッチングし、前記開口部96Aに対応した配線溝95Aを形成する。
さらに図11Cの工程において、前記配線溝95A中において、前記露出したエッチングストッパ膜94をパターニングし、形成したいビアホールに対応した開口部94Aを形成する。
さらに図11Dの工程で、前記エッチングストッパ膜94をハードマスクに、前記層間絶縁膜93を、前記エッチングストッパ膜92が露出するまでドライエッチングし、前記層間絶縁膜93中に前記開口部94Aに対応したビアホール93Aを形成する。
さらに図11Eの工程において、前記層間絶縁膜95の表面、前記配線溝95Aの底部、および前記ビアホール93Aの底部にそれぞれ露出しているエッチングストッパ膜96,94,92を選択エッチングにより除去し、図11Fの工程において、図11Eの構造上にTaあるいはTaNなどよりなるバリアメタル97を、前記配線溝95Aの側壁面および底部、さらに前記ビアホール93Aの側壁面および底部、すなわち前記配線パターン91bの露出面を連続して覆うように形成する。
次に図11Gの工程において、前記図11Fの構造上にCu層98を、最初にCVD法によりシード層を形成し、さらに前記シード層を使った電解メッキ法により、前記Cu層98が前記配線溝95Aおよびビアホール93Aを充填するように堆積し、図11Hの工程において前記層間絶縁膜95上のCu層98を、前記バリアメタル膜97も含めて、化学機械研磨により除去し、前記層間絶縁膜95中にCu配線パターン98Aが埋設され、前記ビアホール93A中に前記Cu配線パターン98Aと一体のビアプラグ98Bが、バリアメタル層97を介して埋設され、前記配線パターン91bにコンタクトした配線構造が得られる。
本実施形態では、前記層間絶縁膜93,95として、先の実施形態で説明したSiOCH膜を使うことにより、低い誘電率の配線構造を形成することが可能となる。このような配線構造では、配線パターン形成後、400℃程度の熱処理を行っても、層間絶縁膜93,95の比誘電率の増加が回避される。

[第3の実施形態]
図12は、本発明の第3の実施形態による基板処理システム40の構成を示す。
図12を参照するに、基板処理システム40は、前記基板処理装置10と、前記基板処理装置10の排気ポート11Dに結合され、前記プロセス空間11A,11Bを排気するポンプ41と、前記プラズマガス供給ポート14Aに接続され、質量流量コントローラ42A,Ar源42B,バルブ42C,42Dを含むAr供給系42と、前記処理ガス供給部24に接続され、バルブ43a,43bと協働する質量流量コントローラ43Aと、前記プリカーサを保持し、質量流量コントローラ43Aに接続されたバブラ43Bと、前記バブラ43Bに質量流量コントローラ43Cおよびバルブ43c,43dを介してArキャリアガスを供給する処理ガス供給系43とを含み、さらに前記ポンプ41および質量流量コントローラ42A,43A,43C、さらにバルブ42C,42D,43a〜43dを制御するコントローラ44が設けられている。また前記コントローラ44は、図示しないマイクロ波源をも制御する。
図13(A)は、図12のコントローラ44として使われる汎用コンピュータ50の全体構成を示す。
図13(A)を参照するに、コンピュータ50は本体51と表示装置52、キーボード53およびマウスなどのポインティングデバイス54を備え、磁気ディスクあるいは光ディスクなどのコンピュータ可読記録媒体55に記録された制御プログラムを読み込むことができる。
図13(B)は、前記コンピュータ50の内部構造を示す。
図13(B)を参照するに、コンピュータ50はシステムバス60を備え、前記システムバスにCPU61、メモリ62、入出力インターフェース63、ハードディスクドライブ64、コントロールカード65、グラフィックカード66、ネットワークカード67などが接続されている。
そこで前記コンピュータ可読記録媒体55上に記録された、基板処理システム40の制御プログラムは、CPU61によりメモリ62およびハードディスクドライブ64中に展開され、CPU61は、このようにして展開された制御プログラムに従って前記基板処理システム40を、前記コントロールカード65を介して制御する。
また、前記コンピュータはネットワーク68と、ネットワークカード67を介して接続されており、前記制御プログラムを、ネットワーク68経由でロードすることもできる。
以上、本発明を好ましい実施例について説明したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において様々な変形・変更が可能である。
(A),(B)は、本発明で使われるプラズマ処理装置の構成を示す図である。 図1のプラズマ処理装置の一部を示す図である。 (A),(B)は、図1(A)のプラズマ処理装置中におけるプラズマ電子温度の空間分布および電子密度の空間分布をそれぞれ示す図である。 (A)〜(C)は、本発明の第1の実施形態による成膜方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態で使われる有機シロキサンプリカーサを示す構造式である。 本発明の第1の実施形態で形成されるSiOCH膜のFTIRスペクトルを示す図である。 本発明の第1の実施形態で形成されるSiOCH膜のラマンスペクトルを示す図である。 本発明の第1の実施形態で形成されるSiOCH膜の屈折率と成膜温度の関係を示す図である。 本発明で使われるプラズマ処理装置の一変形例を示す図である。 別の有機シロキサンプリカーサを示す構造式である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その1)である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その2)である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その3)である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その4)である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その5)である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その6)である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その7)である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造工程を示す図(その8)である。 本発明の第3の実施形態による基板処理システムを示す図である。 (A),(B)は、図9の基板処理システムで使われるコンピュータの構成を示す図である。
符号の説明
10 基板処理装置
11 処理容器
11A,11B プロセス空間
11C 排気空間
11D 排気ポート
12 被処理基板
13 基板保持台
13A 高周波源
14 リング状部材
14A プラズマガス供給ポート
14B プラズマガス通路
14C プラズマガス導入口
16A,16B シールリング
17 カバープレート
18 放射板
18a,18b スロット
19 遅相板
20 冷却ブロック
20A 冷媒通路
21 同軸導波管
21B 内側導波管
21A 外側導波管
22 アンテナ本体
24 処理ガス導入部
23,24A 処理ガス通路
24B ノズル
30 ラジアルラインスロットアンテナ
34 シャワープレート
34A,34a 開口部
34B 空間
34b 絶縁部材
34C ガス供給ポート
40 基板処理システム
41 ポンプ
42 プラズマガス供給系
42A,43A,43C 質量流量コントローラ
42B,43D Arガス源
42C,42D,43a〜43d バルブ
43 処理ガス供給系
43Bバブラ
44 制御装置
50 コンピュータ
51 コンピュータ本体
52 表示装置
53 キーボード
54 ポインティングデバイス
55 コンピュータ可読記録媒体
60 システムバス
61 CPU
61 メモリ
63 入出力インターフェース
64 ハードディスクドライブ
65 コントロールカード
66 グラフィックカード
67 ネットワークカード
68 ネットワーク
81 基板
82 SiOCH膜
91,93,95 層間絶縁膜
91a,97 バリアメタル膜
91b,98A Cu配線パターン
92,94,96 エッチングストッパ膜
95A 配線溝
93A ビアホール
98 Cu層
98B ビアプラグ

Claims (7)

  1. SiOCH膜の成膜方法であって、
    被処理基板上のプロセス空間中においてシロキサン員環構造を有する有機シロキサンプリカーサーをプラズマにより解離させる工程と、
    前記被処理基板上に前記SiOCH膜を成膜する工程と、を含み、
    前記成膜工程は、室温以上、200℃以下の温度で実行されることを特徴とする成膜方法。
  2. 前記成膜工程は、100℃以下の温度で実行されることを特徴とする請求項1記載の成膜方法。
  3. さらに前記SiOCH膜を400℃以下の温度に加熱する工程を含むことを特徴とする請求項1または2記載の成膜方法。
  4. 前記有機シロキサンプリカーサーは、6員環構造を有することを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載の成膜方法。
  5. 前記プラズマは、前記有機シロキサンプリカーサにマイクロ波を導入することにより発生させられることを特徴とする請求項1〜4のうち、いずれか一項記載の成膜方法。
  6. 前記マイクロ波は、前記プロセス空間中に、ラジアルラインスロットアンテナより、マイクロ波窓を透過して導入されることを特徴とする請求項5記載の成膜方法。
  7. 汎用コンピュータにより基板処理装置を制御させ、前記基板処理装置にSiOCH膜の成膜処理を実行させるプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体であって、前記SiOCH膜の成膜処理は、
    被処理基板上のプロセス空間中においてシロキサン員環構造を有する有機シロキサンプリカーサーをプラズマにより解離させる工程と、
    前記被処理基板上に前記SiOCH膜を成膜する工程と、を含み、
    を含み、
    前記成膜工程は、室温以上、200℃以下の温度で実行されることを特徴とするコンピュータ可読記録媒体。
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