JP2008071647A - 試験用端子台 - Google Patents

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Abstract

【課題】独立した2本の配線間の電気的な接続/非接続のための試験用端子台であって、構成部材の紛失のおそれがなく、接続/非接続の操作を迅速かつ簡単にかつ誤操作することなく確実に行うことができる試験用端子台を提供する
【解決手段】試験用端子台1は第1の端子台10と第2の端子台20とを含み、第1の端子台10は、導電性筒体11と、この導電性筒体11の基端側に形成されている導電性の第1配線接続部12と、導電性筒体11の内部に移動可能に収納されている導電性シャフト13を含んでおり、第2の端子台20は、導電性柱体21と、この導電性柱体21の基端側に形成されている導電性の第2配線接続部22と、導電性柱体21の先端側に形成されているシャフト受部23を含んでおり、導電性シャフト13とシャフト受部23との係合/解除により、第1の配線と第2の配線が電気的に接続/非接続される。
【選択図】図4

Description

本発明は、独立した2本の配線間の電気的な接続/非接続を行うための試験用端子台に関し、特に発変電所等の電力保護制御盤に取り付けられるトリップロック端子台として好適に使用することができる試験用端子台に関する。
発変電所等の電力保護制御システムとして、図9に示すような保護継電器と遮断器とを含む電力保護制御システムが採用されている。図9に示すシステムでは、供給側電路70に供給された電力がノードN1から負荷側電路71を介して負荷側機器86に供給されるようになっている。負荷側電路71にはトリップコイル85に流れる電流による電磁力によってその接点が「開」となる遮断器82が取付けられている。また、供給側電路70のノードN2には供給側電路70に印加される電圧を計測するための変圧器PTが取付けられており、その電圧データが電力保護制御盤81に取り付けられた保護継電器83に入力されるようになっている。一方、負荷側電路71に流れる電流を計測するための変流器CTが負荷側電路71に取付けられており、その電流データも電力保護制御盤81に取り付けられた保護継電器83に入力されるようになっている。
保護継電器83は、変圧器PTのデータや変流器CTのデータに異常を発見した際には、保護継電器83から伸びている第1の配線72およびトリップコイル85へと伸びている第2の配線73を介してトリップコイル85に電流を流して遮断器82を動作させ、負荷側電路71の負荷側機器86に対する接続を遮断する。
第1の配線72および第2の配線73の間には、試験用端子台としてのトリップロック端子台84が、保護継電器83と共に電力保護制御盤81に取り付けられている。図10は、電力保護制御盤81に組み込まれるトリップロック端子台84の一例を示す説明図であり、図10(a)は要部の斜視図であり、図10(b)は、一対の端子台の軸を含む平面で切断した断面を見た断面図である。図11は、従来のトリップロック端子台84が発変電所等の電力保護制御盤81上に配置されている様子を示している。
図10、11において、81aは電力保護制御盤(全体図省略)の前面パネル、84は電力保護制御盤81に並列して配置されているトリップロック端子台84である。
このトリップロック端子台84は、図10(a)の斜視図に示すように、一対の端子台94,95と、この端子台94,95に跨る短絡プラグ96とを備えている。端子台94,95は、ここでは同一構造のものが用いられており、図10(b)の断面図に示すように、前面パネル81aの内面側に位置している保護継電器83から伸びている配線72およびトリップコイル85へと伸びている配線73が接続される導電体94a,95aと、前面パネル81aを表裏で挟持する絶縁性の取付台94b,94cおよび取付台95b,95cと、導電体94a,95aのうち取付台94b,95bから外部へと突出している部分に形成された雄螺子(図示せず)に螺合して導電体94a,95a上を進退動する絶縁性の締付螺子94d,95dと、導電体94a,95aの露出端を保護する絶縁性の保護部94e,95eとを備えている。
短絡プラグ96は、同方向に開放する略C字形状の結合部96a,96bを両端に有する導電性材料からなるプラグ本体96cと、プラグ本体96cの中央に設けられている絶縁性材料からなる摘み部96dとを備えている。
このような構成において、短絡プラグ96は、端子台94,95の締付螺子94d,95dを緩めて取付台94b,95bと締付螺子94d,95dとの間を離間させ、その間に短絡プラグ96の結合部96a,96bを挿入した後、再び締付螺子94d,95dを締め付けて取付台94b,95bと締付螺子94d,95dとの間を接近させ、これらによって結合部96a,96bを挟持することにより、端子台94,95に取り付けられる。
この取り付けにより、短絡プラグ96並びに端子台94,95を介して第1の配線72と第2の配線73が導通されて電力監視状態となる。また、短絡プラグ96を端子台94,95から取り外すことによって配線72,73の導通が解除されたトリップロック状態となる。トリップロック端子台84の短絡プラグ96が着脱自在になっているのは、保護継電器83が正常な動作を行っているか否かを確認する作業の間に、誤って遮断器82を動作させることがないように、第1の配線72と第2の配線73とを電気的に切り離す必要があるからである。
そして、発変電所のように多数の遮断器82を使用する施設における電力保護制御盤81には、図11に示すようにトリップロック端子台84が電力保護制御盤81に対応する遮断器82の数に応じて多数接近して取り付けられており、各トリップロック端子台84は、感電事故や導電材料の付着を回避する目的で、常時はカバー93によって覆われている。そして、隣接するトリップロック端子台84間の間隔は、わずかに4cm程度に接近している場合も多い。
また、このようなトリップロック端子台として、短絡プラグと端子台との接続状態を容易とするため、接続部分をユニット化したものも知られている(例えば、特開2002−334742号公報(特許文献1)参照)。
特開2002−334742号公報
図10および図11に示すトリップロック端子台84にあっては、一般にトリップロック端子台84が多数接近して電力保護制御盤81に取り付けられているため、隣接する端子台が障害となって短絡プラグ96の取り付けおよび取り外しの作業が困難であるといった問題があった。また、短絡プラグ96を端子台94,95から取り外した後に再び装着する際に、トリップロック端子台84が多数接近して配列しているため、誤った端子台84の位置に取り付けてしまったり、締付螺子94d,95dの締め付けが不十分であるため短絡プラグ96が端子台94,95から外れてしまうおそれもあった。さらに、端子台94,95から短絡プラグ96を取り外して作業をした後、再び短絡プラグ96を装着するまでの間、短絡プラグ96が紛失しないように別に管理する必要があった。特許文献1に開示された技術によると、短絡プラグの取り付けおよび取り外しの操作は行い易くなるものの、誤った端子台の位置に短絡プラグを取り付けてしまう危険性および短絡プラグの紛失の問題は同様に存在している。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、独立した2本の配線間の電気的な接続/非接続のために使用することができる試験用端子台、例えば上述したようなトリップロック端子台として好適に使用できる試験用端子台であって、短絡プラグの紛失のおそれがなく、2本の配線間の電気的な接続/非接続の操作を迅速かつ簡単に、かつ誤操作することなく確実に行うことができる試験用端子台を提供することを目的とする。
上記目的は、基板の裏面から表面に跨って配設されかつ基板の裏面側にて独立した2本の配線と接続される第1の端子台と第2の端子台とを含んでおり、第1の端子台は、基板の裏面側に配置される第1の配線が接続される第1配線接続部と、導電性シャフトと、該導電性シャフトを収納する収納部と、を備えており、ただし、上記導電性シャフトは、上記収納部に略全体が収納されている収納状態と、基板の表面側で上記収納部から突出して基端部のみが上記収納部に収納されておりかつ第1配線接続部と電気的に接続されている突出状態と、をとることができるようになっており、第2の端子台は、基板の裏面側に配置される第2の配線が接続される第2配線接続部と、該第2配線接続部と電気的に接続されておりかつ基板の表面側で第1の端子台の導電性シャフトの先端部と係合可能なシャフト受部と、を備えており、上記突出状態において、第1の端子台の導電性シャフトの先端部が第2の端子台のシャフト受部と係合することにより、第1の配線と第2の配線とが電気的に接続されるようになっていることを特徴とする試験用端子台によって達成される。
本発明の試験用端子台によれば、第1の配線と第2の配線とを電気的に接続すべき場合には、第1の端子台の収納部から導電性シャフトを基端部のみを残して引き出し、この状態において導電性シャフトの先端部を第2の端子台のシャフト受部と係合させる。このとき、導電性シャフトは、第1配線接続部と電気的に接続されておりかつ第2の端子台のシャフト受部とも電気的に接続されている「突出状態」にある。
また、第1の配線と第2の配線とを電気的に遮断すべき場合には、第1の端子台の導電性シャフトと第2の端子台のシャフト受部との係合を解き、導電性シャフトをその略全体が収納部に収納されている「収納状態」に移行させればよい。
従って、第1の配線と第2の配線との電気的な接続/非接続の操作を極めて迅速かつ簡単にかつ誤操作することなく行うことができ、また第1の配線と第2の配線とが電気的に遮断されている状態では、第1の端子台の導電性シャフトが収納部に収納されているので、第1の配線と第2の配線との電気的な接続のために必要な構成部材をその紛失を防止するために別に管理する必要がない。
本発明の試験用端子台において、第1の端子台の収納部が、上記第1配線接続部と電気的に接続されておりかつ基板に対して略垂直に伸びるように配設される導電性筒体として形成されており、該導電性筒体に収納される前記導電性シャフトが、その基端部に設けられている上記導電性筒体の内面と接触している接触部と、該接触部から上記収納状態において上記導電性筒体の軸線と平行に伸びている軸部とを含んでおり、上記収納状態にある上記導電性シャフトを、上記導電性シャフトの接触部が上記導電性筒体の内面との接触を維持した状態で、上記導電性シャフトの軸部を上記導電性筒体から基板に対して略垂直な方向に引き出し、上記導電性シャフトの軸部を第2の端子台の方向に傾倒させ、上記導電性シャフトの軸部の先端部を第2の端子台のシャフト受部と係合させることにより、上記突出状態に移行させることができるようになっていると、簡単でコンパクトな構造の試験用端子台が得られる上に、第1の配線と第2の配線との電気的な接続/非接続の操作のために広い空間を要せず、多数の試験用端子台を接近して配置することができ、また多数の試験用端子台が接近して配置されていても、第1の配線と第2の配線との電気的な接続/非接続の操作において誤操作することが無い。
このとき、導電性筒体を円筒状とし、導電性シャフトの接続部を球状にすると、導電性シャフトの突出状態において、導電性シャフトの接続部と導電性筒体の内面とが弧状に接触することになるため、第1の配線と第2の配線との電気的な接続の信頼性が高くなる。
本発明の試験用端子台において、第1の端子台の導電性筒体には、上記突出状態において上記導電性シャフトの接触部を第2の端子台の方向に付勢する付勢手段が設けられているのが好ましい。磨耗により導電性シャフトの接続部と導電性筒体の内面との接触が不十分になっても、付勢手段の作用により突出状態において導電性シャフトの接触部が導電性筒体の内面と確実に接触するため、第1の配線と第2の配線との電気的な接続の信頼性がさらに高くなる。
本発明の試験用端子台において、上記導電性筒体および/または上記導電性シャフトには、上記収納状態において上記導電性筒体に上記導電性シャフトを固定する固定手段が設けられているのが好ましい。この固定手段により「収納状態」にある導電性シャフトの不測の飛び出しを防止することができる。
本発明の試験用端子台は、第1の端子台と第2の端子台が別体として構成されていてもよいが、第1の端子台と第2の端子台が連結されて一体的に構成されていると、試験用端子台全体の基板への取り付けや管理を行い易くなるため好ましい。また、第1の配線と第2の配線との電気的な接続/非接続の操作のために広い空間を要さないため、第1の端子台と第2の端子台が連結されて一体的に構成された試験用端子台を極めて小型に形成することができる。
また、少なくとも導電性シャフトが「突出状態」にある場合には、感電事故や導電性シャフトへの導電材料の付着を回避する等の目的で、第1の端子台と第2の端子台の基板の表面側に位置する部分がカバーで覆われるのが好ましい。従って、本発明の試験用端子台がさらに基板の表面側で第1の端子台および第2の端子台を覆うカバーを含んでおり、第1の端子台および/または第2の端子台の基板の表面側に配置される位置に、上記カバーを着脱可能に取り付けるためのカバー取付手段が設けられているのが好ましい。
本発明の試験用端子台は、第1の配線と第2の配線との電気的な接続/非接続を繰り返し行う用途のために広く使用することができるが、上記第1配線接続部および上記第2配線接続部の一方を保護継電器から伸びている配線に接続し、上記第1配線接続部および上記第2配線接続部の他方を遮断器用トリップコイルから伸びている配線に接続し、トリップロック端子台として好適に使用することができる。
本発明の試験用端子台によると、第1の配線と第2の配線との電気的な接続/非接続の操作を迅速かつ簡単に、かつ誤操作することなく確実に行うことができる上に、第1の配線と第2の配線との電気的な接続のために必要な構成部材をその紛失を防止するために別に管理する必要がない。
以下、本発明の一実施形態に係る試験用端子台について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る試験用端子台をトリップロック端子台として使用するために電力保護制御盤の前面パネル(基板)に取り付けた状態を示している。ただし、図1は、本実施の形態の試験用端子台を、独立した2本の配線(保護継電器から伸びている配線およびトリップコイルへと伸びている配線)を電気的に切り離すために使用している状態を示しており、図2は、図1に対応する、2つの端子台10,20を2つの端子台の軸を通る平面で切断した断面を見た断面図を示している。これらの図において、2は電力保護制御盤(全体図省略)の前面パネル、1は前面パネル2に並列して複数配置(図では1個のみ図示)されている本実施の形態の試験用端子台を示している。
本発明の一実施形態に係る試験用端子台は、前面パネル2の裏面から表面に跨って配置されている第1の端子台10および第2の端子台20を含んでおり、これらの端子台10,20の一方に保護継電器から伸びている配線が接続され、端子台10,20の他方にトリップコイルへと伸びている配線が接続され、これらの配線間の電気的な接続/非接続のために本実施の形態の試験用端子台1が使用される。
第1の端子台10は、前面パネル2を貫通する円筒状の導電性筒体11、この導電性筒体11の基端側に一体に形成されている導電性を有する円柱状の第1配線接続部12、および、導電性筒体11の内部に移動可能に収納されている導電性シャフト13を主要な構成要素として含んでいる。
第1の端子台10の導電性筒体11の外面には、絶縁性の表面側取付台14および裏面側取付台15が設けられている。表面側取付台14は前面パネル2の孔に挿入される外面に雄螺子14aaを備えた挿入部14aと前面パネル2の表面側に配置される後述するカバー30を取り付けるための係合突起14bとを有しており、裏面側取付台15は表面側取付台14の挿入部14aを受容する内面に雌螺子15aaを備えた受容部15aを有しており、螺子(14aa,15aa)の螺合により、第1の端子台10が前面パネル2に、導電性筒体11が前面パネル2に略垂直に伸び、カバー係合部14bが第2の端子台20と反対側に配置され、かつ第1配線接続部12が前面パネル2の裏面側に配置されるように取り付けられる。
導電性の第1配線接続部12の外面には雄螺子(図示せず)が形成されており、第1の端子台10が前面パネル2に取り付けられた後に、独立した配線18(保護継電器から伸びている配線またはトリップコイルへと伸びている配線)が第1配線接続部12の外面に形成された雄螺子に螺合しているナット12aに挟みつけられることにより接続固定される。
導電性シャフト13は、その基端部に設けられている導電性筒体11の内面と接触している球状の接触部13aと、接触部13aから導電性筒体11の軸線と平行に伸びている円柱状の軸部13bとを備えている。導電性シャフト13の軸部13bの直径は、接続部13aの直径より短く設定されている。そして、軸部13bの先端には、作業員が導電性シャフト13を把持するための絶縁性の把持体16が取り付けられている。
導電性筒体11は、導電性シャフト13の略全体を収納可能な長さに設定されており、図1,2に示されているような導電性シャフト13の略全体が導電性筒体11に収納されている状態にあるとき、導電性シャフト13は「収納状態」にあるという。
図3は、導電性筒体11の先端近傍の拡大斜視図を示している。ただし、理解の容易のため、導電性シャフト13および把持体16が省略されている。導電性シャフト13の先端の第2の端子台20に対向する側には、導電性シャフト13の円柱状の軸部13bの直径よりわずかに長く球状の接続部13aの直径より短い幅d1を有するU字型の筒体溝部11aが形成されている。筒体溝部11aの開口端から最深部までの長さh1は、導電性シャフト13の球状の接続部13aの半径と円柱状の軸部13bの半径との合計と略等しく設定されている。
導電性筒体11の内面の筒体溝部11aと対向する位置には凹部11bが設けられており、付勢手段としての板バネ11cがこの凹部11b内にその根元部が溶接固定された状態で収容されている。板バネ11cは、負荷がかかっていない状態では、導電性筒体11の先端側に向かうに連れて導電性筒体11の中心軸に向かって傾斜している。
導電性筒体11の先端部には、導電性筒体11の露出端を保護すると共に導電性シャフト13が導電性筒体11から脱落するのを防止するための絶縁性のキャップ17が被せられている。キャップ17の中央には導電性シャフト13の軸部13bを通過させるための孔17aが設けられている。孔17aの直径は、導電性シャフト13の円柱状の軸部13bの直径よりわずかに長く球状の接続部13aの直径より短く設定されている。孔17aの先端には、導電性シャフト13の軸部13bの先端に取り付けられた把持体16が係合するようになっている。この係合のため、孔17aの先端側には雌螺子17aaが形成され、把持体16の基端側には雄螺子16aaが形成されている。これらの螺子(17aa,16aa)が導電性筒体11に導電性シャフト13を固定するための固定手段としての役割を果たす。
さらに、キャップ17の先端側には、孔17aの直径と同じ幅d2を有するU字状のキャップ溝部17bが形成されている。筒体溝部11aの幅d1とキャップ溝部17bの幅d2とは略等しく形成されている。キャップ溝部17bの開口から最深部までの長さh2は、キャップ17を導電性筒体11の先端に取り付けた際に、筒体溝部11aの最深部11aaとキャップ溝部17bの最深部17baが重なるように設定される。
第1の端子台の導電性筒体11と導電性シャフト13の組み立て作業の際には、導電性筒体11内に導電性シャフト13がその基端部13aが第1配線接続部12側に来るようにして挿入され、キャップ17の孔17aに導電性シャフト13の軸部13bが挿通された後、キャップ17が導電性筒体11の先端に嵌め込まれる。このとき、筒体溝部11aとキャップ溝部17bが重なるように配置される。最後に、導電性シャフト13の軸部13bの先端に把持体16が嵌め込まれ、把持体16とキャップ17とが螺子(16aa,17aa)により接続固定される。
第2の端子台20は、前面パネル2を貫通する円柱状の導電性柱体21、この導電性柱体21の基端側に一体的に形成されている導電性を有する円柱状の第2配線接続部22、および、導電性柱体21の先端側に取り付けられている第1の端子台10の導電性シャフト13の先端部と係合可能なシャフト受部23を主要な構成要素として含んでいる。
第2の端子台20の導電性柱体21の外面には、絶縁性の表面側取付台24および裏面側取付台25が設けられている。表面側取付台24は前面パネル2の孔に挿入される外面に雄螺子24aaを備えた挿入部24aを有しており、裏面側取付台25は表面側取付台24の挿入部24aを受容する内面に雌螺子25aaを備えた受容部25aを有しており、螺子(24aa,25aa)の螺合により、第2の端子台20が前面パネル2に、導電性柱体21が前面パネル2に略垂直に伸び、かつ第2配線接続部22が前面パネル2の裏面側に配置されるように取り付けられる。ただし、第2の端子台20は、第1の端子台10と第2の端子台20の間隔が導電性シャフト13の軸部13bの長さより十分に短くなる位置に取り付けられる。
導電性の第2配線接続部22の外面には雄螺子(図示せず)が形成されており、第2の端子台20が前面パネル2に取り付けられた後に、独立した配線19(保護継電器から伸びている配線またはトリップコイルへと伸びている配線)が上記雄螺子に螺合しているナット22aに挟まれることにより第2配線接続部22に接続固定される。
導電性のシャフト受部23は、導電性柱体21と一体に形成されており、若しくは溶接等によって電気的に接続された状態で固定されており、弾性変形が可能になっている。導電性のシャフト受部23は、前面パネル2と反対側に開口しており、C字状の断面を有する軸受け部23aと、軸受け部23aの両端から前面パネル2から離れる方向に伸びている軸挿通部23b,23cとを備えている。軸受け部23aに、第1の端子台10の導電性シャフト13の軸部13bの先端が係合することになる(図4参照)。従って、C字状の断面の直径は導電性シャフト13の軸部13bの直径よりわずかに短く設定されており、軸受け部23aと導電性シャフト13の軸部13bとが密接に接触可能なようになっている。軸挿通部23b,23c間の間隔は、軸受け部23aの直径より短く設定されており、軸受け部23aに係合した導電性シャフト13の軸部13bが不用意に軸受け部23aから脱落しないようになっている。そして、軸受け部23aと軸挿通部23b,23cとを囲むように絶縁性の被覆体26が設けられている。
図4は、本実施の形態の試験用端子台1を独立した2本の配線(保護継電器から伸びている配線およびトリップコイルへと伸びている配線)を電気的に接続するために使用している状態を示す概略的な斜視図であり、図5は、図4に対応する、2つの端子台10,20を2つの端子台の軸を通る平面で切断した断面を見た断面図である。
この状態では、第1の端子台10の導電性シャフト13が導電性筒体11からその基端部13aがキャップ17に当接するまで引き出されており、導電性シャフト13の軸部13bが導電性筒体11の筒体溝部11aおよびキャップ17のキャップ溝部17bに嵌入しており、軸部13bの先端が第2の端子台20のシャフト受部23の軸受け部23aに嵌入している。導電性筒体11の板バネ11cが導電性シャフト13の基端部13aを第2の端子台20の方向に付勢する付勢手段として作用している。
図4、5に示されているように、導電性シャフト13が第1配線接続部12と電気的に接続されている導電性筒体11から突出して基端部13aのみが導電性筒体11に収納されており、軸部13bの先端部が第2の端子台20のシャフト受部23と係合しているとき、導電性シャフト13は「突出状態」にあるという。
図6は、本実施の形態の試験用端子台1の使用方法の説明図である。
図6(c)は、導電性シャフト13が突出状態にある形態を示している。この形態では、第1の端子台10および第2の端子台20がカバー30により覆われている。図7は、カバー30の概略的な斜視図である。カバー30は、本実施の形態では、透明なアクリル樹脂等で形成されており、カバー30の一端側の内面側に、第1の端子台の表面側取付台14の係合突起14bと嵌合する係合溝30aが設けられており、係合溝30aに係合突起14bを嵌入させながら前面パネル2側にカバー30をスライドさせることにより、カバー30により第1の端子台10および第2の端子台20を覆うことができるようになっている。この状態で、保護継電器から伸びている配線とトリップコイルへと伸びている配線18,19は、第1配線接続部12、導電性筒体11、導電性シャフト13、シャフト受部23、導電性柱体21、第2配線接続部22を介して電気的に接続されており、保護継電器からの電気信号によりトリップコイルを通じて遮断器を動作させることが可能である。
保護継電器の動作試験のために、トリップコイルに保護継電器からの電気信号が伝達しないようにしたい場合には、作業員は、カバー30を取り外し、導電性シャフト13の先端の把持体16を把持し、シャフト受部23から導電性シャフト13の軸部13bを外し、図6(b)に示すように、導電性シャフト13の軸部13bを導電性筒体11の軸線と平行に伸びるように配置した後、導電性シャフト13を導電性筒体11内に押し込み、キャップ17の雌螺子17aaと把持体16の雄螺子16aaとを螺合させ、図6(a)に示すように、導電性シャフト13をその略全体が導電性筒体11内に収納されている「収納状態」へと移行させる。この作業により、保護継電器から伸びている配線とトリップコイルへと伸びている配線18,19とを電気的に切り離すことができる。そして、キャップ17の雌螺子17aaと把持体16の雄螺子16aaとの螺合により、導電性シャフト13の不測の飛び出しが防止される。
保護継電器の動作試験が終了したら、作業者は再び導電性シャフト13の先端の把持体16を把持し、キャップ17の雌螺子17aaと把持体16の雄螺子16aaとの螺合を解き、導電性シャフト13を引き出して軸部13bを導電性筒体11の軸線と平行に伸びるように配置した後(図6(b))、導電性シャフト13の軸部13bを第2の端子台20の方向に傾倒させ、軸部13bを筒体溝部11a、キャップ溝部17b、および第2の端子台20のシャフト受部23の軸受け部23aに嵌入させ、導電性シャフト13を「突出状態」へと移行させ、カバー30を取り付ける(図6(c))。「突出状態」では、導電性筒体11内の板バネ11cが導電性シャフト13の基端部13aを第2の端子台20の方向に付勢するため、保護継電器から伸びている配線とトリップコイルへと伸びている配線18,19との、第1配線接続部12、導電性筒体11、導電性シャフト13、シャフト受部23、導電性柱体21、第2配線接続部22を介する電気的な接続が確実に行われる。
本発明の試験用端子台は、上述の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、導電性シャフトを収納する収納部として導電性筒体を用いたが、収納部全体を導電性材料で筒状に形成する必要はなく、導電性シャフトが「突出状態」にあるときに、第1配線接続部と導電性シャフトの基端部とが導通状態にあれば十分である。例えば絶縁性の筒体を収納部とし、その先端の内面に導電性被膜を形成し、この導電性被膜を第1配線接続部と導通させてもよい。
また、上述の実施の形態では、第1の端子台と第2の端子台が別々に構成されているが、2つの端子台を連結して一体的に構成することもできる。図8は、一体的に構成された試験用端子台の一例を示している。この試験用端子台1では、導電性筒体11と導電性柱体21とが前面パネル2の表面側に配置される連結部31の両端にそれぞれ収容されており、この連結部31が表面側取付台としても機能している。この形態では、第1の端子台10と第2の端子台20を実質的に一体として取り扱うことができるため、第1の端子台10と第2の端子台20とを前面パネル2に取り付ける際に、第1の端子台10と第2の端子台20との間隔に配慮する必要がなく、試験用端子台1全体の取り付けが容易になる。また、第1の端子台10と第2の端子台20とが一体になっているため、それぞれをばらばらに管理する必要がない。また、第1の配線と第2の配線との電気的な接続/非接続の操作のために広い空間を要さないため、一体的に構成された試験用端子台1を極めて小型に形成することができ、例えば第1の端子台10と第2の端子台20との間隔を約2cmにすること(従って、導電性シャフト13の長さも約2cmである)もできる。
本発明の一実施形態に係る試験用端子台を独立した2本の配線を電気的に切り離すために使用している状態を示す概略的な斜視図である。 図1に対応する、第1の端子台および第2の端子台を2つの端子台の軸を通る平面で切断した断面を見た断面図である。 図1に示す試験用端子台における、第1の端子台10の先端部分に関する概略的な拡大斜視図である。 図1に示す試験用端子台を独立した2本の配線を電気的に接続するために使用している状態を示す概略的な斜視図である。 図4に対応する、第1の端子台および第2の端子台を2つの端子台の軸を通る平面で切断した断面を見た断面図である。 図1に示す試験用端子台の使用方法を示す説明図である。 図1に示す試験用端子台に備えられているカバーを示す概略的な斜視図である。 本発明の別の実施形態に係る試験用端子台を示す概略図である。 電力保護制御システムの一例を示す説明図である。 従来のトリップロック端子台の概略図を示し、(a)は要部の斜視図であり、(b)は一対の端子台の軸を含む平面で切断した断面を見た断面図である。 従来のトリップロック端子台の説明図である。
符号の説明
1…試験用端子台
2…電力保護制御装置の前面パネル(基板)
10…第1の端子台
11…導電性筒体(収納部)
11a…筒体溝部
11c…板バネ(付勢手段)
12…第1配線接続部
13…導電性シャフト
13a…基端部
13b…軸部
14…表面側取付台
14b…係合突起(カバー取付手段)
15…裏面側取付台
16…把持体
16aa…雄螺子(固定手段)
17…キャップ
17aa…雌螺子(固定手段)
17b…キャップ溝部
18…第1の配線
19…第2の配線
20…第2の端子台
21…導電性柱体
22…第2配線接続部
23…シャフト受部
24…表面側取付台
25…裏面側取付台
26…被覆体
30…カバー
31…連結部

Claims (5)

  1. 基板の裏面から表面に跨って配設されかつ基板の裏面側にて独立した2本の配線と接続される第1の端子台と第2の端子台とを含んでおり、
    第1の端子台は、基板の裏面側に配置される第1の配線が接続される第1配線接続部と、導電性シャフトと、該導電性シャフトを収納する収納部と、を備えており、ただし、前記導電性シャフトは、前記収納部に略全体が収納されている収納状態と、基板の表面側で前記収納部から突出して基端部のみが前記収納部に収納されておりかつ第1配線接続部と電気的に接続されている突出状態と、をとることができるようになっており、
    第2の端子台は、基板の裏面側に配置される第2の配線が接続される第2配線接続部と、該第2配線接続部と電気的に接続されておりかつ基板の表面側で第1の端子台の導電性シャフトの先端部と係合可能なシャフト受部と、を備えており、
    前記突出状態において、第1の端子台の導電性シャフトの先端部が第2の端子台のシャフト受部と係合することにより、第1の配線と第2の配線とが電気的に接続されるようになっていることを特徴とする試験用端子台。
  2. 第1の端子台の収納部が、前記第1配線接続部と電気的に接続されておりかつ基板に対して略垂直に伸びるように配設される導電性筒体として形成されており、
    該導電性筒体に収納される前記導電性シャフトが、その基端部に設けられている前記導電性筒体の内面と接触している接触部と、該接触部から前記収納状態において前記導電性筒体の軸線と平行に伸びている軸部とを含んでおり、
    前記収納状態にある前記導電性シャフトを、前記導電性シャフトの接触部が前記導電性筒体の内面との接触を維持した状態で、前記導電性シャフトの軸部を前記導電性筒体から基板に対して略垂直な方向に引き出し、前記導電性シャフトの軸部を第2の端子台の方向に傾倒させ、前記導電性シャフトの軸部の先端部を第2の端子台のシャフト受部と係合させることにより、前記突出状態に移行させるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の試験用端子台。
  3. 前記導電性筒体に、前記突出状態において前記導電性シャフトの接触部を第2の端子台の方向に付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の試験用端子台。
  4. 前記導電性筒体および/または前記導電性シャフトに、前記収納状態において前記導電性筒体に前記導電性シャフトを固定する固定手段が設けられていることを特徴とする、請求項2または3に記載の試験用端子台。
  5. 第1の端子台と第2の端子台が連結されて一体的に構成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の試験用端子台。
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