JP2008071253A - 車載緊急通報装置及び車載緊急通報システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能な状況で緊急通報の開始トリガが発生した場合であっても、測位時刻が新しい位置情報をサービスセンターに送信し、適切な車両位置を通報する。
【解決手段】車載緊急通報装置2は、ナビゲーションシステム3が起動中にあるときに例えば当該ナビゲーションシステム3や通信線に不具合が発生して当該ナビゲーションシステム3から位置情報を取得不可能になると、当該ナビゲーションシステム3から受信して取得する位置情報の代わりに、測位部8が自律測位して取得した位置情報を保存し、これ以降、緊急通報の開始トリガが発生すると、その保存しておいた位置情報をサービスセンター13に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】車載緊急通報装置2は、ナビゲーションシステム3が起動中にあるときに例えば当該ナビゲーションシステム3や通信線に不具合が発生して当該ナビゲーションシステム3から位置情報を取得不可能になると、当該ナビゲーションシステム3から受信して取得する位置情報の代わりに、測位部8が自律測位して取得した位置情報を保存し、これ以降、緊急通報の開始トリガが発生すると、その保存しておいた位置情報をサービスセンター13に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ナビゲーションシステムから位置情報を取得して保存し、緊急通報の開始トリガが発生したときに緊急通報を目的として当該保存している位置情報を含めた緊急通報信号をサービスセンターに送信するように構成された車載緊急通報装置及び前記車載緊急通報装置とナビゲーションシステムとを備えた車載緊急通報システムに関する。
車載緊急通報装置として、ナビゲーションシステムから受信して取得した位置情報を保存しておき、例えば事故が発生するなどの緊急通報の開始トリガが発生すると、その保存しておいた位置情報を含めた緊急通報信号をサービスセンターに送信するものが供されている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−043469号公報
しかしながら、ナビゲーションシステムから位置情報を受信して取得する構成では、例えばナビゲーションシステムや通信線に不具合が発生してナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能になると、緊急通報の開始トリガが発生したときに、測位時刻が新しい位置情報をサービスセンターに送信することができず、適切な車両位置を通報することができないという問題があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能な状況で緊急通報の開始トリガが発生した場合であっても、測位時刻が新しい位置情報をサービスセンターに送信することができ、適切な車両位置を通報することができる車載緊急通報装置及び車載緊急通報システムを提供することにある。
請求項1に記載した車載緊急通報装置によれば、制御手段は、位置情報受信手段によりナビゲーションシステムから位置情報が受信されると、その位置情報を位置情報保存手段に保存させると共に、緊急通報の開始トリガが発生すると、緊急通報を目的として位置情報保存手段に保存されている位置情報を含めた緊急通報信号を送信手段からサービスセンターに送信させる。ここで、制御手段は、ナビゲーションシステムが起動中にあるときに位置情報受信手段が当該ナビゲーションシステムから位置情報を取得可能な状態から取得不可能な状態に移行すると、これ以降に測位手段により取得された位置情報を位置情報保存手段に保存させる。
これにより、例えばナビゲーションシステムや通信線に不具合が発生してナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能になると、位置情報受信手段がナビゲーションシステムから受信して取得する位置情報の代わりに、測位手段が測位して取得した位置情報を保存することになるので、位置情報を継続して保存することができ、これ以降、ナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能な状況で緊急通報の開始トリガが発生した場合であっても、測位時刻が新しい位置情報をサービスセンターに送信することができ、適切な車両位置を通報することができる。
請求項2に記載した車載緊急通報装置によれば、制御手段は、ナビゲーションシステムが起動中にあるときに位置情報受信手段が当該ナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能な状態から取得可能な状態に復帰すると、これ以降に位置情報受信手段によりナビゲーションシステムから取得された位置情報を位置情報保存手段に保存させる。これにより、ナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能になる以前の状態に速やかに復帰することができ、これ以降、緊急通報の開始トリガが発生すると、測位手段が測位して取得した位置情報ではなく、ナビゲーションシステムから受信して取得した位置情報をサービスセンターに送信することができる。
請求項3に記載した車載緊急通報装置によれば、測位手段は、ナビゲーションシステムが起動中にあるときに位置情報受信手段が当該ナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能な時間帯に限って測位する。これにより、ナビゲーションシステムが起動中にあるときの測位手段の起動時間を必要最小限に抑えることができ、装置全体としての消費電力を抑えることができる。
請求項4に記載した車載緊急通報装置によれば、測位手段は、ナビゲーションシステムが停止中にあるときに緊急通報以外の用途を目的として測位する。これにより、ナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能になったときの不具合発生時の対策として、本来はナビゲーションシステムが停止中にあるときに例えば盗難追跡などの緊急通報以外の用途を目的として測位する測位手段を有効に利用することができる。
請求項5に記載した車載緊急通報装置によれば、制御手段は、ナビゲーションシステムが停止中にあるときに測位手段により取得された位置情報を含めた信号を送信手段から送信させる。これにより、ナビゲーションシステムが停止中にあるときに例えば車両が盗難された場合であっても、位置情報を含めた信号を送信することにより、盗難追跡を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、車載緊急通報システムの全体構成を機能ブロック図として示している。車載緊急通報システム1は、車載緊急通報装置2とナビゲーションシステム3とを備えて構成されている。車載緊急通報装置2は、制御部4(本発明でいう制御手段)、無線通信部5(本発明でいう送信手段)、計時部6、メモリ部7(本発明でいう位置情報保存手段)、測位部8(本発明でいう測位手段)、LAN送受信部9(本発明でいう位置情報受信手段)、操作検出部10、表示部11及び音声処理部12を備えて構成されている。
制御部4は、CPUを主体として構成され、車載緊急通報装置2の動作全般を制御する。無線通信部5は、制御部4から緊急通報指令信号を入力すると、緊急通報信号を無線通信網を介してサービスセンター13に送信する。この場合、緊急通報信号には車載緊急通報装置2を識別するための装置識別情報や車両位置を表す位置情報などの各種情報が含まれる。
計時部6は、制御部4から計時指令信号を入力すると、計時する。測位部8は、制御部4から測位指令信号を入力すると、GPS衛星から送信されたGPS電波を受信し、そのGPS電波から抽出したパラメータを演算することにより、自律測位して位置情報を取得する。LAN送受信部9は、車載LANとのインタフェース機能を有し、本実施形態ではナビゲーションシステム3との間で各種情報を送受信し、ナビゲーションシステム3が正常に起動中にあるときにはナビゲーションシステム3から位置情報(緯度、経度、走行速度、移動距離)を定期的に受信して取得する。この場合、LAN送受信部9がナビゲーションシステム3から受信して取得する位置情報と測位部8が自律測位して取得する位置情報とを比較すると、前者は車速信号やジャイロの検出結果が併用されていると共にマップマッチング処理で補正されているので、前者は後者よりも位置精度が高いものである。
メモリ部7は、各種情報を保存し、上記したLAN送受信部9がナビゲーションシステム3から取得した位置情報及び測位部8が自律測位して取得した位置情報を保存する。この場合、メモリ部7は、図2に示すように、最新の位置情報を保存するときには、その時点で保存している位置情報の件数が最大保存可能件数(N件)であれば、それら位置情報のうち最古の位置情報を消去して最新の位置情報を保存する。
操作検出部10は、ユーザが緊急通報ボタンを操作すると、操作検出信号を制御部4に出力する。表示部11は、制御部4から表示指令信号を入力すると、その表示指令信号に応じた表示情報を表示する。音声処理部12は、マイクロホン14が入力した送話音声やスピーカ15が出力する受話音声を音声処理する。この場合、車載緊急通報装置2が緊急通報信号をサービスセンター13に送信したことにより、車載緊急通報装置2とサービスセンター13との間で通信回線が確立されると、ユーザは、マイクロホン14及びスピーカ15を使ってサービスセンター13に配置されているオペレータと会話することができ、口頭で救援を要請したり事故の程度を報告したりすることができる。
エアバッグシステム16は、車両の衝突を検出し、その衝撃が所定レベル以上であると、衝突検出信号を制御部4に出力する。この場合、制御部4は、ユーザが緊急通報ボタンを操作したことにより操作検出部8から操作検出信号を入力した旨及びエアバッグシステム16から衝突検出信号を入力した旨を緊急通報の開始トリガとして緊急通報動作を行う。
ACC(アクセサリ)スイッチ17は、当該スイッチのオンオフ状態を表すACCオン信号及びACCオフ信号を制御部4に出力する。この場合、制御部4は、ACCスイッチ17からACCオン信号を入力すると、車載緊急通報装置2を通常動作させ、ナビゲーションシステム3からの位置情報の取込みを可能とし、ナビゲーションシステム3から送信された位置情報をLAN送受信部9が受信すると、その位置情報をメモリ部7に保存させる。また、制御部4は、ACCスイッチ17からACCオフ信号を入力すると、車載緊急通報装置2を低消費電力動作させ、ナビゲーションシステム3からの位置情報の取込みを不可能とし、その一方で、例えば盗難追跡の開始トリガが発生すると、盗難追跡の処理として測位指令信号を測位部8に出力し、測位部8が自律測位して取得した位置情報をメモリ部7に保存させたり当該位置情報を含めた盗難追跡信号を無線通信部5から外部に送信させたりする。
尚、上記した構成では、車載緊急通報装置2とナビゲーションシステム3とが車載LANを介して接続される構成に限らず、両者がUSB接続される構成であっても良い。また、ナビゲーションシステム3は、ACCスイッチ17からACCオン信号を入力すると、起動し、ACCスイッチ17からACCオフ信号を入力すると、停止する。
次に、上記した構成の作用について、図3を参照して説明する。
制御部4は、車載緊急通報装置2を低消費電力動作させている状態では、ACCスイッチ17がオンしたか否かを判定しており(ステップS1)、ACCスイッチ17がオンした旨を検出すると(ステップS1にて「YES」)、車載緊急通報装置2を低消費電力動作から通常動作に移行させ、自律測位モードをオフに設定する(ステップS2)。そして、制御部4は、第1のタイマによる計時を計時部6にて開始させ(ステップS3)、第2のタイマによる計時を計時部6にて開始させる(ステップS4)。ここで、第1のタイマは、制御部4がナビゲーションシステム3からの位置情報の受信が不可能であるか否かを判定するための第1の規定時間を計時し、第2のタイマは、測位部8が自律測位する測位間隔を確保するための第2の規定時間を計時する。
制御部4は、車載緊急通報装置2を低消費電力動作させている状態では、ACCスイッチ17がオンしたか否かを判定しており(ステップS1)、ACCスイッチ17がオンした旨を検出すると(ステップS1にて「YES」)、車載緊急通報装置2を低消費電力動作から通常動作に移行させ、自律測位モードをオフに設定する(ステップS2)。そして、制御部4は、第1のタイマによる計時を計時部6にて開始させ(ステップS3)、第2のタイマによる計時を計時部6にて開始させる(ステップS4)。ここで、第1のタイマは、制御部4がナビゲーションシステム3からの位置情報の受信が不可能であるか否かを判定するための第1の規定時間を計時し、第2のタイマは、測位部8が自律測位する測位間隔を確保するための第2の規定時間を計時する。
次いで、制御部4は、LAN送受信部9がナビゲーションシステム3から位置情報を受信して取得したか否かを判定すると共に(ステップS5)、自律測位モードをオンに設定しているか否かを判定すると共に(ステップS6)、第1の規定時間が経過したかを判定すると共に(ステップS7)、ACCスイッチ17がオンしているか否かを判定する(ステップS8)。
ここで、制御部4は、自律測位モードをオフに設定しており且つACCスイッチ17がオンしている状態で第1の規定時間が経過するよりも先にLAN送受信部9がナビゲーションシステム3から位置情報を受信して取得した旨を検出すると(ステップS5にて「YES」)、そのLAN送受信部9がナビゲーションシステム3から受信して取得した位置情報をメモリ部7に保存させる(ステップS9)。
次いで、制御部4は、その時点で自律測位モードをオフに設定しているか否かを判定し(ステップS10)、自律測位モードをオフに設定していない旨を検出すると(ステップS10にて「NO」)、自律測位モードをオフに設定し(ステップS11)、第1のタイマによる計時を計時部6にて再開させる(ステップS12)。そして、制御部4は、ACCスイッチ17がオンしているか否かを判定し(ステップS8)、ACCスイッチ17がオンしている旨を検出すると(ステップS8にて「YES」)、上記したステップS5に戻り、ステップS5以降の処理を繰返して行う。
以上に説明した一連の処理により、車載緊急通報装置2は、ACCスイッチ17がオンしているとき、つまり、ナビゲーションシステム3が起動中にあるときにナビゲーションシステム3から位置情報を定期的に受信して取得すると、そのナビゲーションシステム3から受信して取得した位置情報を最新の位置情報として保存することになる。
これに対して、制御部4は、例えばナビゲーションシステム3や通信線に不具合が発生したことにより、自律測位モードをオフに設定しており且つACCスイッチ17がオンしている状態でLAN送受信部9がナビゲーションシステム3から位置情報を受信するよりも先に第1の規定時間が経過した旨を検出すると(ステップS7にて「YES」)、自律測位モードをオンに設定し(ステップS13)、ACCスイッチ17がオンしているか否かを判定し(ステップS8)、ACCスイッチ17がオンしている旨を検出すると(ステップS8にて「YES」)、上記したステップS5に戻り、ステップS5以降の処理を繰返して行う。
ここで、制御部4は、自律測位モードをオンに設定している旨を検出すると(ステップS6にて「YES」)、第2の規定時間が経過したか否かを判定し(ステップS14)、第2の規定時間が経過した旨を検出すると(ステップS14にて「YES」)、測位指令信号を測位部8に出力し、測位部8に自律測位を行わせる(ステップS15)。
次いで、制御部4は、測位部8が自律測位を成功したか否かを判定し(ステップS16)、測位部8が自律測位を成功した旨を検出すると(ステップS16にて「YES」)、その測位部8が自律測位して取得した位置情報をメモリ部7に保存させ(ステップS17)、第2のタイマによる計時を計時部6にて再開させる(ステップS12)。そして、制御部4は、ACCスイッチ17がオンしているか否かを判定し(ステップS8)、ACCスイッチ17がオンしている旨を検出すると(ステップS8にて「YES」)、上記したステップS5に戻り、ステップS5以降の処理を繰返して行う。
以上に説明した一連の処理により、車載緊急通報装置2は、ACCスイッチ17がオンしているとき、つまり、ナビゲーションシステム3が起動中にあるときにナビゲーションシステム3から位置情報を定期的に受信しなくなると、測位部8が自律測位して位置情報を取得し、その測位部8が自律測位して取得した位置情報を最新の位置情報として保存することになる。
尚、制御部4は、これ以降、例えばナビゲーションシステム3や通信線に発生していた不具合が消滅(復旧)したことにより、LAN送受信部9がナビゲーションシステム3から位置情報を受信して取得した旨を再度検出すると(ステップS5にて「YES」)、そのLAN送受信部9がナビゲーションシステム3から受信して取得した位置情報をメモリ部7に再度保存させ(ステップS9)、不具合が発生する以前の処理を速やかに行う。また、制御部4は、ACCスイッチ17がオンしていない旨を検出すると(ステップS8にて「NO」)、第1のタイマによる計時を終了させ(ステップS20)、第2のタイマによる計時を終了させ(ステップS21)、上記したステップS1に戻り、ステップS1以降の処理を繰返して行う。
以上に説明したように本実施形態によれば、車載緊急通報装置2において、ナビゲーションシステム3が起動中にあるときに例えば当該ナビゲーションシステム3や通信線に不具合が発生して当該ナビゲーションシステム3から位置情報を取得不可能になると、当該ナビゲーションシステム3から受信して取得する位置情報の代わりに、測位部8が自律測位して取得した位置情報を保存するように構成したので、位置情報を継続して保存することができ、これ以降、ナビゲーションシステム3から位置情報を取得不可能な状況で緊急通報の開始トリガが発生した場合であっても、測位時刻が新しい位置情報をサービスセンター13に送信することができ、適切な車両位置を通報することができる。
また、ナビゲーションシステム3から位置情報を取得可能になると(復帰すると)、ナビゲーションシステム3から受信して取得した位置情報を保存するように構成したので、ナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能になる以前の状態に速やかに復帰することができ、これ以降、緊急通報の開始トリガが発生すると、ナビゲーションシステム3から受信して取得した位置情報をサービスセンター13に送信することができる。
また、ナビゲーションシステム3が起動中にあるときに例えば当該ナビゲーションシステム3や通信線に不具合が発生して当該ナビゲーションシステム3から位置情報を取得不可能な時間帯に限って測位部8が自律測位するように構成したので、ナビゲーションシステム3が起動中にあるときの測位部8の起動時間を必要最小限に抑えることができ、装置全体としての消費電力を抑えることができる。
さらに、ナビゲーションシステム3が停止中にあるときに例えば盗難追跡などの緊急通報以外の用途を目的として測位部8が自律測位するように構成したので、ナビゲーションシステム3から位置情報を取得不可能になったときの不具合発生時の対策として、本来はナビゲーションシステム3が停止中にあるときに緊急通報以外の用途を目的として自律測位する測位部8を有効に利用することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
車載緊急通報装置は、その一部がナビゲーションシステムの構成要件から構成されていても良い。緊急通報トリガとして、エアバッグシステムからの衝突検出信号やユーザが緊急通報ボタンを操作したことによる操作検出部8からの操作検出信号の他に、他の信号を適用する構成であっても良い。
車載緊急通報装置は、その一部がナビゲーションシステムの構成要件から構成されていても良い。緊急通報トリガとして、エアバッグシステムからの衝突検出信号やユーザが緊急通報ボタンを操作したことによる操作検出部8からの操作検出信号の他に、他の信号を適用する構成であっても良い。
図面中、1は車載緊急通報システム、2は車載緊急通報装置、3はナビゲーションシステム、4は制御部(制御手段)、5は無線通信部(送信手段)、7はメモリ部(位置情報保存手段)、8は測位部(測位手段)、9はLAN送受信部(位置情報受信手段)である。
Claims (6)
- ナビゲーションシステムから位置情報を受信して取得する位置情報受信手段と、
前記位置情報受信手段により前記ナビゲーションシステムから取得された位置情報を位置情報保存手段に保存させると共に、緊急通報の開始トリガが発生したときに緊急通報を目的として前記位置情報保存手段に保存されている位置情報を含めた緊急通報信号を送信手段からサービスセンターに送信させる制御手段とを備えた車載緊急通報装置であって、
測位して位置情報を取得する測位手段を備え、
前記制御手段は、前記ナビゲーションシステムが起動中にあるときに前記位置情報受信手段が当該ナビゲーションシステムから位置情報を取得可能な状態から取得不可能な状態に移行した場合に、これ以降に前記測位手段により取得された位置情報を前記位置情報保存手段に保存させることを特徴とする車載緊急通報装置。 - 請求項1に記載した車載緊急通報装置において、
前記制御手段は、前記ナビゲーションシステムが起動中にあるときに前記位置情報受信手段が当該ナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能な状態から取得可能な状態に復帰した場合に、これ以降に前記位置情報受信手段により前記ナビゲーションシステムから取得された位置情報を位置情報保存手段に保存させることを特徴とする車載緊急通報装置。 - 請求項1または2に記載した車載緊急通報装置において、
前記測位手段は、前記ナビゲーションシステムが起動中にあるときに前記位置情報受信手段が当該ナビゲーションシステムから位置情報を取得不可能な時間帯に限って測位することを特徴とする車載緊急通報装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載した車載緊急通報装置において、
前記測位手段は、前記ナビゲーションシステムが停止中にあるときに緊急通報以外の用途を目的として測位することを特徴とする車載緊急通報装置。 - 請求項4に記載した車載緊急通報装置において、
前記制御手段は、前記ナビゲーションシステムが停止中にあるときに前記測位手段により取得された位置情報を含めた信号を前記送信手段から送信させることを特徴とする車載緊急通報装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載した車載緊急通報装置と、
位置情報を前記車載緊急通報装置に送信するナビゲーションシステムとを備えたことを特徴とする車載緊急通報システム。
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Legal Events
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