JP2008071025A - 保養所利用システム及び同システムで実行される利用決定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一定の組織内における保養所利用に関し、その利用の申込方法、空き部屋検索方法、申込のキャンセル・変更方法、申込が重複した場合の抽選方法等を網羅した、コンピュータネットワークを利用した保養所利用システムを提供すること。
【解決手段】 コンピュータネットワークを利用した保養所利用システムであって、少なくとも、複数の保養所の利用を一括管理する管理サーバと、該管理サーバに接続され、管理サーバの情報を操作する保養所管理者が利用する管理者用コンピュータと、保養所利用者が利用する利用者端末機器とを備え、時間的に比較的先の利用申込に対しては、利用申込を蓄積して、予め定められた選定日に重複した利用申込に対して所定の決定方法により利用者を決定し、前記選定日以降の利用申込に対しては、前記決定した利用に影響を与えない範囲で先着順に申込を受け付ける、保養所利用システム。
【選択図】 図1
【解決手段】 コンピュータネットワークを利用した保養所利用システムであって、少なくとも、複数の保養所の利用を一括管理する管理サーバと、該管理サーバに接続され、管理サーバの情報を操作する保養所管理者が利用する管理者用コンピュータと、保養所利用者が利用する利用者端末機器とを備え、時間的に比較的先の利用申込に対しては、利用申込を蓄積して、予め定められた選定日に重複した利用申込に対して所定の決定方法により利用者を決定し、前記選定日以降の利用申込に対しては、前記決定した利用に影響を与えない範囲で先着順に申込を受け付ける、保養所利用システム。
【選択図】 図1
Description
本発明は、保養所利用システムに関し、更に具体的には、会社内における保養所利用に関し、その利用の申込方法、申込のキャンセル・変更方法、申込が重複した場合の処理方法等を網羅した、コンピュータネットワークを利用した保養所利用システムに関する。
一般に、会社内における保養所利用システムは、社外との関連性が無く、必然的に各会社内の秘密事項になっている。そのため、このような保養所利用システムを主題とした特許出願、文献等は知られていない。
本出願人の会社でも、本願で開示する保養所利用システムを採用するまでは、保養所利用の管理は、保養所管理部署に対する書面での利用申込、申込が重複した場合の管理部署での利用者の決定、その決定の結果を利用者へ書面で通知といった、もっぱら人手に頼って行われていた。
しかし、所有する保養所数の増加、利用する従業員の増加、直前のキャンセル・変更申込への対処等により、保養所利用の管理は複雑になり、管理業務の負担は大きなものとなっていた。
保養所の利用の管理は、表面的には、既にある旅館・ホテル等におけるインターネット等の通信回線を利用した宿泊予約システムと類似するように見える。しかし、このような宿泊予約システムは、広く一般世人の利用に供され、予約対象は自己の旅館・ホテルのみとする点で、本願の限定された会社内の者の利用に供され、複数の所有保養所を予約対象とする保養所利用システムと異なる。また利用者の決定に際しても、宿泊予約システムでは先に申込した利用者が必ず利用する権利を取得するが、本願の保養所利用システムでは利用の機会均等といった観点から一定期間内の申込は抽選等により利用者を決定する点で異なっている。なお、更なる相違については適時後述する。
なお、本出願人は、調査した範囲に於いては、保養所利用システムを主題とした特許出願を見つけ出すことが出来なかった。
そこで、本発明は、会社等の一定の組織内における保養所利用に関し、その利用の申込方法、空き部屋検索方法、申込のキャンセル・変更方法、申込が重複した場合の抽選方法等を網羅した、コンピュータネットワークを利用した保養所利用システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る保養所利用システムは、コンピュータネットワークを利用した保養所利用システムであって、少なくとも、複数の保養所の利用を一括管理する管理サーバと、該管理サーバに接続され、管理サーバの情報を操作する保養所管理者が利用する管理者用コンピュータと、保養所利用者が利用する利用者端末とを備え、時間的に比較的先の利用申込に対しては、利用申込を蓄積して、予め定められた選定日に重複した利用申込に対して所定の決定方法により利用者を決定し、前記選定日以降の利用申込に対しては、前記決定した利用に影響を与えない範囲で先着順に申込を受け付けている。
更に、上述の保養所利用システムでは、前記時間的に比較的先の利用申込に対しては、利用申込を蓄積して、予め定められた選定日に申込が重複していない利用申込に対してはその申込通りに決定することができる。
更に、上述の保養所利用システムでは、前記管理サーバは、前記保養所利用システムを集中管理するためのサーバ専用機と、利用申込を蓄積する利用申込ファイルと、前記所定の決定方法を実行するプログラムを蓄積するプログラムファイルと、前記決定した利用者に関する情報を蓄積する選定結果ファイルとを有することもできる。
更に、上述の保養所利用システムでは、前記管理者用コンピュータは、少なくとも保養所の休日、選定日を含む事項を前記サーバに設定し、また少なくとも利用申込情報、利用者決定情報を含む情報を前記サーバから出力するコンピュータとすることもできる。
更に、上述の保養所利用システムでは、前記利用者端末は、申込者が、少なくとも利用申込、申込のキャンセル・変更、空き部屋検索を含む操作を実行出来る端末とすることもできる。
更に、上述の保養所利用システムでは、決定した申込は、前記管理者用コンピュータから電子メールで前記利用者用端末に送信することもできる。
更に、上述の保養所利用システムでは、決定した申込は、前記管理者用コンピュータからリスト出力することもできる。
更に、上述の保養所利用システムでは、電話を介した代理の利用申込が可能とすることもできる。
更に、上述の保養所利用システムでは、前記所定の決定方法は抽選であり、前記プログラムファイルは自動抽選プログラムファイルであり、前記選定結果ファイルは抽選結果ファイルとすることもできる。
更に、上述の保養所利用システムでは、前記抽選は、重複申込に対して選定確率が等しいように乱数を使用して行われるようにすることもできる。
更に、上述の保養所利用システムでは、前記抽選は、過去の利用実績から利用頻度が少ない申込に対して選定確率が高くなるように重み付けして行うこともできる。
更に、本発明に係る保養所利用の決定方法は、コンピュータネットワークを利用した保養所利用システムで実行される利用決定方法であって、時間的に比較的先の利用申込に対しては、利用申込を蓄積して、予め定められた選定日に重複した利用申込に対して所定の決定方法により利用者を決定し、前記選定日以降の利用申込に対しては、前記決定した利用に影響を与えない範囲で先着順に申込を受け付ける方法である。
本発明によれば、会社等の一定の組織内における保養所利用に関し、その利用の申込方法、空き部屋検索方法、申込のキャンセル・変更方法、申込が重複した場合の抽選方法等を網羅した、コンピュータネットワークを利用した保養所利用システムを提供することが出来る。
以下、本発明に係る保養所利用システムの実施形態を、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図面中の同じ要素に対しては同じ符号を付し、重複した説明を省略する。また、以下の説明は、本発明を理解するための例示であって、これに限定されるものではない点を承知されたい。
[保養所利用システムの全体構成]
(全体構成)
図1は、本発明に係る保養所利用システム1の全体構成を示す図である。この保養所利用システム1は、概して、利用者が所在する各事業所5と保養所管理部署が所在するサービスセンター2とにまたがって構築されている。各事業所5の各機器及びサービスセンター2の各機器は、インターネット回線、社内特定回線等のネットワーク(図示せず。)により相互に接続されている。
(全体構成)
図1は、本発明に係る保養所利用システム1の全体構成を示す図である。この保養所利用システム1は、概して、利用者が所在する各事業所5と保養所管理部署が所在するサービスセンター2とにまたがって構築されている。各事業所5の各機器及びサービスセンター2の各機器は、インターネット回線、社内特定回線等のネットワーク(図示せず。)により相互に接続されている。
サービスセンター2は、管理サーバ3と、この管理サーバの情報を操作する保養所管理者が操作する管理者用コンピュータ4とを備えている。管理サーバ3は、サーバ専用機3−1と、これに接続され主として利用申込情報を蓄積する利用申込ファイル3−2と、主として抽選プログラムを蓄積する自動抽選プログラムファイル3−3と、主として抽選結果の利用確定者の情報を蓄積する抽選結果ファイル3−4とを有している。
サーバ専用機3−1は、管理サーバ3に接続されている管理者用コンピュータ4、各事業所5、各種ファイル3−2,3−3,3−4等を集中管理するためのサーバ機能に特化した専用コンピュータであり、予めネットワークOSがインストールされていると共に、本システムに必要な各種のサーバアプリケーションソフトが装備されている。
更に、管理サーバ3に接続されている管理者用コンピュータ4として、主に休日、特別予約、抽選日を設定する設定・保守用コンピュータ4−1と、利用者申込ファイル3−2や抽選結果ファイル3−4の情報をダウンロードする業務処理用コンピュータ4−2がある。
尚、図1には各機器を1台ずつ表示してあるが、通常、これらの機器は複数台用意されている。
尚、図1には各機器を1台ずつ表示してあるが、通常、これらの機器は複数台用意されている。
この保養所利用システム1は、会社が所有する複数の保養所を一括して管理している。この点で、従来のホテル・旅館で採用されている自らのホテル・旅館のみを対象とした宿泊予約システムと大きく異なっている。
この保養所利用システムは、例えば、翌月以降の利用申込に対しては、全ての申込を自動的に受け付け、例えば月末等の予め定められた抽選日に翌月分の申込を締め切り、重複申込のあった場合には抽選を行い利用者を確定する方法を採用している。一方、当月分の申込に対しては、空き部屋状況を検索して、空き部屋がある限り先に申し込んだ者を利用者として確定している。この点で、従来のホテル・旅館で採用されている、必ず先に申し込んだ者を優先する宿泊予約システムと異なっている。
更に、この保養所の利用形態には、例えば、宿泊、宴会、宿泊と宴会、プールの利用等の利用形態がある。このような各種の利用形態を網羅している点でも、従来のホテル・旅館で採用されている宿泊予約システムと大きく異なっている。
利用申込ファイル3−2は、利用者端末5−1,5−2から翌月以降の利用申込があった場合、サーバ専用機3−1の制御の下、全ての申込に関して、申込者の氏名、従業員ID(識別番号)、利用の年月日、利用保養所、利用者の人数、大人/子供の別、利用形態等の情報を蓄積している。
自動抽選プログラムファイル3−3は、サーバ専用機3−1の制御の下、抽選日(月末)に翌月分の申込を締め切り、重複申込のあった場合には抽選を行い利用者を確定する際に使用される抽選プログラムが蓄積されている。
抽選結果ファイル3−4には、サーバ専用機3−1の制御の下、自動抽選プログラム3−3により抽選を行った結果、保養所利用が確定した利用者の情報を、利用申込ファイル3−2から転送して作成される。
各事業所5は、保養所の利用を申し込む際に使用する利用者端末5−1が備えられ、この利用者端末は電子メールの送受信機能を有している。
また、この保養所利用システム1は、利用者端末5−1を用意していない、例えば少人数の営業所、従業員の家族、所定の退職者等からも広く利用出来るように、電話等の通信手段6から利用者端末5−2を有する事業所へ連絡して代理で利用申込が行えるようになっている。従って、利用者端末5−2は、以下に説明する利用者端末5−1と同じ機能を有している。
次に、この保養所利用システム1の運用方法について説明する。
(保養所利用の申込方法)
図2は、図1の保養所利用システム1における申込方法を説明するフローチャートである。なお、空き部屋検索方法に関しては後述する。
(保養所利用の申込方法)
図2は、図1の保養所利用システム1における申込方法を説明するフローチャートである。なお、空き部屋検索方法に関しては後述する。
現在の保養所利用システム1では、申込受付は利用日の前月1日から開始される。しかし、これに限定されるものではない。
ステップS10で、保養所管理者が操作する管理者用コンピュータ4−1から各種の設定を行う(d1)。ここでの設定事項は、例えば全ての保養所の設定、休館日(即ち、利用可能日)の設定、会社の業務上必要な特別予約、抽選日、準備可能な食事数の設定等が含まれる。
ステップS10で、保養所管理者が操作する管理者用コンピュータ4−1から各種の設定を行う(d1)。ここでの設定事項は、例えば全ての保養所の設定、休館日(即ち、利用可能日)の設定、会社の業務上必要な特別予約、抽選日、準備可能な食事数の設定等が含まれる。
申込者は、利用者端末5−1から保養所利用システム1を起動する。モニタ画面で保養所利用申込のメニューを選択する。従業員ID、パスワード等を入力する。
次に、申込者は、利用形態の指定、即ち宿泊・宴会・プールの申込、空き部屋状況表示、申込のキャンセル・変更のいずれかのメニューを選択する。宿泊・宴会・プールの申込を選択すると、保養所申込(メニュー)画面が利用者端末5−1のモニタに表示される。
図3は、図1の保養所利用システム1における申込を実行する際の保養所空き部屋状況の表示画面である。画面には、抽選日も表示されている(図示せず)。申込者は、メニュー画面により、保養所名、保養所利用日を指定する。保養所名は、例えば画面上側に示されるようなオプションボタンやプルダウンメニューで保養所を選択することにより入力出来る。画面下半分には、当月及び翌月の2ヶ月分のカレンダーが表示されている。
このカレンダー情報には、管理サーバ3の利用申込ファイル3−2からサーバ専用機3−1を介して利用者端末5−1に送られ重複申込情報が表示されている。即ち、休館日及び入力された保養所の現時点での空き部屋有りと無しとが色違いで表示される。利用したい日付をカレンダー上でクリックして入力する。
ステップS11で、利用日が翌月以降か否か判断され、翌月以降の申込の場合は利用申込入力に移行し、当月申込の場合は空き部屋検索(ステップS12)へ移行する。
ステップS14で、宿泊/宴会の申込か、プール利用の申込かが判断され、プール申込では所定のプール申込処理(ステップS15)が実行される。
ステップS14で、宿泊/宴会の申込か、プール利用の申込かが判断され、プール申込では所定のプール申込処理(ステップS15)が実行される。
宿泊/宴会の申込の場合、この画面を利用して、保養所の利用希望の部屋、利用人数(社内/社外の別、大人/子供の別)、夕食・朝食の数、宴会の有無、宴会場の要否、宴会食事の要否等の入力を行う。
ステップS16で、必要な入力が終了したら申込ボタンをクリックして利用申込を行う(d10)。申込受付番号が付与され、利用者端末5−1に表示される。この保養所利用システム1では、利用日が翌月以降の申込の場合は、全ての申込を受け付け、後述する抽選により利用者が確定されるようになっている。
ステップS17で、これらのデータは、申込受付番号と共に、管理サーバ3のサーバ専用機3−1を介して利用申込ファイル3−2に蓄積される。保養所管理者は、適時、管理者用コンピュータ4−1から蓄積情報にアクセスして申込者情報をダウンロードし(d13)、申込状況をリスト出力することができる(d33)。このようなリストは、必要に応じて、申込状況リストとして各事業所へファクシミリ送信される(d33)。
(保養所利用の抽選方法)
図4は、図1の保養所利用システムにおける抽選方法を説明するフローチャートである。利用日が翌月以降の申込の場合は、全ての申込を受け付け、重複申込がある部屋に関しては抽選により利用者が確定される。この抽選は、サーバ専用機3−1の制御の下、図2のステップS10で予め設定してある抽選日に、自動抽選プログラムファイル3−3に蓄積されたプログラムが自動的に起動して実行される。
図4は、図1の保養所利用システムにおける抽選方法を説明するフローチャートである。利用日が翌月以降の申込の場合は、全ての申込を受け付け、重複申込がある部屋に関しては抽選により利用者が確定される。この抽選は、サーバ専用機3−1の制御の下、図2のステップS10で予め設定してある抽選日に、自動抽選プログラムファイル3−3に蓄積されたプログラムが自動的に起動して実行される。
具体的には、ステップS31で、サーバ専用機3−1により、利用者申込ファイル3−2に蓄積された翌月分の申込データが読み込まれる。
ステップS32で、サーバ専用機3−1の制御の下、重複申込のあった部屋に関して抽選を行い利用者を確定する(d21)。勿論、重複申込でない(単独申込の)部屋に関しては、その申込者が利用者となる。
ここで、例示的に自動抽選と記載したが、利用者選定方法を実行するプログラムには種々のものがある。先ず、形式的に平等に選定する方法として、重複申込があった時、乱数等を利用して、利用者を決定する方法がある。この場合、例えば、1日宿泊と、2日連続宿泊とが一部重複しても、選定の対象となる。
次に、広く従業員に保養所の利用を促進するため実質的に平等に選定する方法として、利用申込者の過去の保養所の利用来歴を例えば抽選結果ファイル3−4の過去分データより検索して、利用頻度の少ない申込者、利用していない期間が長い申込者等を優先的に選定する方法もある。
更に、例えば当該年度の利用実績を抽選結果ファイル3−4の過去分データより検索して、利用実績の少ない申込者に当選確率を高く重み付けして抽選にかける方法もある。これらの方法は、数学的手法に基づき容易にプログラミングすることが出来る。このように、重複申込のあった場合には抽選を行い利用者を確定することも、従来のホテル・旅館で採用されている宿泊予約システムには存在しない。
ステップS33で、サーバ専用機3−1の制御の下、抽選の結果、保養所利用が確定した利用者の情報を、利用申込ファイル3−2から転送して抽選結果ファイル3−4を作成する。
ステップS34で、サーバ専用機3−1の制御の下、確定した利用者の情報が業務処理用の管理者用コンピュータ4−1に送信される(d31)。管理者用コンピュータ4−1は、抽選結果をリストに出力し(d32)、保養所管理者はこのリストを各事業所へファクシミリ等の適当な通信手段により送信する(d33)。また、管理者用コンピュータ4−1から利用者端末5−1に抽選結果を電子メールで送信することもできる(d34)。
現状では、各保養所の部屋単位で申込を受け付け、重複申込があった場合に抽選により利用者を確定している。この場合、抽選後に同じ保養所で空き部屋が出ることがある。このような場合、抽選に漏れた申込者に対して、空き部屋を対象として再度上述したような抽選を行い、順次空き部屋の利用者を決定している。
しかし、各保養所の部屋単位の申込受付及び抽選は、例えば保養所単位で全室を収容可能人数でソーティングし、申込者の人数と部屋の収容人数とを対応させ、収容不可の部分の申込に関して抽選により決定する方法を採用してもよい。
(空き部屋検索時の表示)
申込の利用日が抽選日以降である場合、既に抽選により利用者が確定しているため、空き部屋に限って、申込の早い順に申込を受け付けることになる。再び図2を参照すると、ステップS11で抽選日以降と判断されると、ステップS12で、空き部屋検索処理がなされる(d41)。利用者端末5−1の表示画面で空き部屋状況表示ボタンをクリックすると、サーバ専用機3−1の制御の下、抽選結果ファイル3−4から利用確定情報が利用者端末5−1に送られる。
申込の利用日が抽選日以降である場合、既に抽選により利用者が確定しているため、空き部屋に限って、申込の早い順に申込を受け付けることになる。再び図2を参照すると、ステップS11で抽選日以降と判断されると、ステップS12で、空き部屋検索処理がなされる(d41)。利用者端末5−1の表示画面で空き部屋状況表示ボタンをクリックすると、サーバ専用機3−1の制御の下、抽選結果ファイル3−4から利用確定情報が利用者端末5−1に送られる。
図5は、空き部屋検索時の表示画面である。上段と中断に横方向に当月及び翌月のカレンダーが表示される。夫々の左端に、保養所名が縦方向に表示される。横方向に表示の月日と縦方向に表示の保養所との交点の箇所に、申込受付可能か否かが表示される。例えば、満室の場合、「満」又は「×」のような表示がなされる。
ステップS13で利用者は、この画面で申込受付可能な保養所に対して、利用申込を行う。申込の実際は、新規申込時のステップS16と同様に、その保養所の空き部屋単位で、利用人数、食事の数、宴会の要否等の入力を行う。この入力が受け付けられると、ステップS18で、サーバ専用機3−1の制御の下、抽選結果ファイル3−4に申込内容が蓄積され、利用が確定する。
(申込のキャンセル・変更方法)
図6は、図1の保養所利用システムにおけるキャンセル・変更方法を説明するフローチャートである。
図6は、図1の保養所利用システムにおけるキャンセル・変更方法を説明するフローチャートである。
ステップS21で、申込者が、申込後にキャンセル・変更を行う場合、キャンセルか変更かが判断される。利用者は利用者端末5−1から申込受付番号及び申込のキャンセル又は変更を入力することにより行われる。キャンセルの場合、サーバ専用機3−1は、申込受付番号から利用申込ファイル3−2に蓄積された申込内容を検索し、利用者端末5−1のモニタに表示する。
ステップS24で、利用者は申込内容を確認した後、キャンセル入力する(d11,d42)。
ステップS25で、サーバ専用機3−1でキャンセル対象の利用日が抽選前か否かが判断される。抽選前のとき、サーバ専用機3−1は、ステップS27で利用申込ファイル3−2の当該データを削除し更新し、利用者端末5−1のモニタにキャンセル確認画面を表示する。抽選後のとき、サーバ専用機3−1は、ステップS26で抽選結果ファイル3−4の当該データを削除し更新し、利用者端末5−1のモニタにキャンセル確認画面を表示する。
一方、申込の変更の場合、申込受付番号から利用申込ファイル3−2に蓄積された申込内容を検索し利用者端末5−1のモニタに表示する。ステップS22で、利用者端末5−1のモニタから変更内容を入力する。
ステップS23で、変更が受付可能か否か判断され、可能な場合には、キャンセル時と同様に、抽選前なら利用者申込ファイル3−2が更新され(ステップS27)、抽選後なら抽選結果ファイルが更新される(ステップS26)。
[代替例]
本発明に係る保養所利用システムは、上述した実施形態に限定されない。当業者が容易になしえる変更・改良等は本発明の技術的範囲に包含される。例えば、保養所の部屋の状況、料理の内容を映像化して管理サーバ3の適当な記憶手段に蓄積し、利用申込時に、
利用者端末5−1のモニタに表示し、利用者の選択に際して、より多くの情報を提供出来るようにすることも出来る。
本発明に係る保養所利用システムは、上述した実施形態に限定されない。当業者が容易になしえる変更・改良等は本発明の技術的範囲に包含される。例えば、保養所の部屋の状況、料理の内容を映像化して管理サーバ3の適当な記憶手段に蓄積し、利用申込時に、
利用者端末5−1のモニタに表示し、利用者の選択に際して、より多くの情報を提供出来るようにすることも出来る。
更に、現状のシステムでは、各保養所の部屋毎に申込を受け付け、重複した申込は抽選により利用者を確定しているが、この手順を変更することも出来る。例えば、保養所単位で、利用日と利用人数を入力させることにより、管理サーバ3にて抽選により部屋を割り当てることも出来る。
更に、抽選システムを廃止し、保養所単位で利用日と利用人数を入力させ、管理サーバ3の制御の下、適当なプログラムソフトにより部屋を割り当て、次に申込をする利用者に対しては利用者端末5−1に利用可能日を表示し、逆に選択出来るようにすることもできる。
本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲の記載に基づいて定められることを承知されたい。
本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲の記載に基づいて定められることを承知されたい。
1:保養所利用システム、 2:サービスセンター、 3:管理サーバ、 3−1:サーバ専用機、 3−2:利用申込ファイル、 3−3:自動抽選ファイル、 3−4:抽選結果ファイル、 4:管理者用コンピュータ、 4−1:管理者用(設定・保守)コンピュータ、 4−2:管理者用(業務処理)コンピュータ、 5:各事業所、 5−1,5−2:利用者端末、 6:通信手段(電話)、
Claims (12)
- コンピュータネットワークを利用した保養所利用システムにおいて、
少なくとも、複数の保養所の利用を一括管理する管理サーバと、該管理サーバに接続され、管理サーバの情報を操作する保養所管理者が利用する管理者用コンピュータと、保養所利用者が利用する利用者端末とを備え、
時間的に比較的先の利用申込に対しては、利用申込を蓄積して、予め定められた選定日に重複した利用申込に対して所定の決定方法により利用者を決定し、
前記選定日以降の利用申込に対しては、前記決定した利用に影響を与えない範囲で先着順に申込を受け付ける、保養所利用システム。 - 請求項1に記載の保養所利用システムにおいて、
前記時間的に比較的先の利用申込に対しては、利用申込を蓄積して、予め定められた選定日に申込が重複していない利用申込に対してはその申込通りに決定する、保養所利用システム。 - 請求項1に記載の保養所利用システムにおいて、前記管理サーバは、
前記保養所利用システムを集中管理するためのサーバ専用機と、
利用申込を蓄積する利用申込ファイルと、
前記所定の決定方法を実行するプログラムを蓄積するプログラムファイルと、
前記決定した利用者に関する情報を蓄積する選定結果ファイルとを有している、保養所利用システム。 - 請求項1に記載の保養所利用システムにおいて、
前記管理者用コンピュータは、少なくとも保養所の休日、選定日を含む事項を前記サーバに設定し、また少なくとも利用申込情報、利用者決定情報を含む情報を前記サーバから出力するコンピュータである、保養所利用システム。 - 請求項1に記載の保養所利用システムにおいて、
前記利用者端末は、申込者が、少なくとも利用申込、申込のキャンセル・変更、空き部屋検索を含む操作を実行出来る端末である、保養所利用システム。 - 請求項1に記載の保養所利用システムにおいて、
決定した申込は、前記管理者用コンピュータから電子メールで前記利用者用端末に送信される、保養所利用システム。 - 請求項1に記載の保養所利用システムにおいて、
決定した申込は、前記管理者用コンピュータからリスト出力される、保養所利用システム。 - 請求項1に記載の保養所利用システムにおいて、
電話を介した代理の利用申込が可能である、保養所利用システム。 - 請求項1に記載の保養所利用システムにおいて、
前記所定の決定方法は抽選であり、
前記プログラムファイルは自動抽選プログラムファイルであり、
前記選定結果ファイルは抽選結果ファイルである、保養所利用システム。 - 請求項9に記載の保養所利用システムにおいて、
前記抽選は、重複申込に対して選定確率が等しいように乱数を使用して行われる、保養所利用システム。 - 請求項10に記載の保養所利用システムにおいて、
前記抽選は、過去の利用実績から利用頻度が少ない申込に対して選定確率が高くなるように重み付けして行われる、保養所利用システム。 - コンピュータネットワークを利用した保養所利用システムで実行される利用決定方法において、
時間的に比較的先の利用申込に対しては、利用申込を蓄積して、予め定められた選定日に重複した利用申込に対して所定の決定方法により利用者を決定し、
前記選定日以降の利用申込に対しては、前記決定した利用に影響を与えない範囲で先着順に申込を受け付ける、保養所利用決定方法。
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