JP2006209459A - 予約管理装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 予約者の利用時間に対する潜在的な柔軟性を顕在化させることにより、客席の利用効率を高める。
【解決手段】 予約申込を受け付ける際に、予約者から、利用申込時間と共に前記利用申込時間の変動に対する許容範囲を受信する処理と、前記利用申込時間及び前記許容範囲を記憶装置に格納する処理と前記予約者の利用申込時間が先約の利用申込時間と重複する場合に、双方の利用を可能ならしめるよう、前記許容範囲内で前記先約者または前記予約者の利用申込時間を調整する処理と、前記調整結果を記憶装置に格納する処理を備えた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、サーバとネットワークで接続された端末とから構成される予約管理システムに関し、特に予約状況に応じ、各予約者の利用時間を柔軟に調整することにより、飲食店等の施設の利用効率を高める予約管理システムに関する。
従来、コンピュータシステムを利用した飲食店等の施設における予約管理システムとしては、特許文献1(予約管理を部屋単位ではなく座席単位で行うことにより座席の運用を効率的に行うシステム)や特許文献2(顧客の退店時刻を予測し、予約を効率的に処理する方法)、特許文献3(予約者の希望座席が空席でない場合に、代替席を検索する方法)など、多くの技術が開示されているが、これらのいずれにおいても、先約と重複する予約希望があった場合に当該先約との調整を図る技術は開示されていない。
予約済の施設に対し、重複して予約希望があった場合の予約管理方法としては、特許文献4において、先約が有るために会議室を予約できなかった場合、その予約条件を登録しておき、先約がキャンセルされた場合に、登録しておいた予約希望者にキャンセルにより空いた会議室を割り当てる方法が開示されている。具体的には、ホストコンピュータと当該ホストコンピュータにネットワークで接続された端末とから構成される自動予約システムであって、予約時の予約条件を記憶するための記憶手段を備え、予約ができなかった場合に当該予約条件を前記記憶手段に登録し、予約状況に変化があった時に前記記憶手段に登録されている予約条件を順次検索して前記記憶手段に登録された予約希望者に予約を割り当てることを特徴とする自動予約システムである。
また、特許文献5においては、先約がある場合に、先約側の会議日程の変更を試み、先約側および後約側両方の会議室予約を成功させる可能性を探求する方法が開示されている。具体的には、会議室予約を受け付けると、会議日程データベースを検索して、当該会議室予約の指定会議室の先約の有無を確認する日程検索手段と、先約がある場合に先約の変更を要請して、要請が認められた場合に先約のを変更する日程調整手段と、先約が変更された場合に、会議室予約を会議日程データベースに登録する日程予約手段とを備えるものである。
特開平9-282394 特開2003-162569 特開2001-357273 特開平4-233076 特開平11-353390
しかし、従来技術はいずれも、予約者が予約申込時点において利用時間を一義的に指定することを前提としていた。ところが、特に飲食店のような施設においては、予約者としては自ら指定した利用時間に執着がなく、多少利用時間が前後したとしても許容できると考えている場合も多い。すなわち、先約と一見重複するような後約がなされたとしても、先約者の利用時間を前後させることによって、この後約を受け付けることができる潜在的な可能性があるにもかかわらず、従来技術では、一旦予約がなされると、その予約は「先約」として、その後の重複する予約(後約)に対して絶対的な地位を有することになる。そのため、後約がなされたとしても、これを断るか、キャンセル待ちとして登録するか、もしくは先約者に変更を要請するという面倒なステップを踏むしかなかった。
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、予約時における希望時間帯の指定に柔軟性を持たせ、利用時間の決定について一定範囲で施設管理者側に裁量を付与することにより、予約者の利用時間に対する潜在的な柔軟性を顕在化させ、施設の利用効率を高めるものである。
(請求項1)予約申込を受け付ける際に、予約者端末から、利用申込時間と共に前記利用申込時間の変動に対する許容範囲を受信する処理、前記利用申込時間及び前記許容範囲を記憶装置に格納する処理、をコンピュータに実行させる予約管理プログラム。
(請求項2)さらに、前記許容範囲に応じて、予約者に特典を付与する処理をコンピュータに実行させる請求項1の予約管理プログラム。
(請求項3)さらに、前記予約者の利用申込時間が先約の利用申込時間と重複する場合に、双方の利用を可能ならしめるよう、前記許容範囲内で前記先約者または前記予約者の利用申込時間を調整する処理、前記調整結果を記憶装置に格納する処理、をコンピュータに実行させる請求項1または2の予約管理プログラム。
(請求項4)前記利用申込時間の調整は、各々の予約申込における許容範囲を示す値を論理演算し、時間的重複を検知すると共に、重複が検知された場合に、各々の予約申込における許容範囲内で利用時間を変動させて重複状態を解消することによって行う請求項3の予約管理プログラム。
(請求項5)予約申込を受け付ける際に、予約者端末から、利用申込時間と共に前記利用申込時間の変動に対する許容範囲を受信する処理、前記利用申込時間及び前記許容範囲を記憶装置に格納する処理、をコンピュータに実行させる予約管理プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
(請求項6)さらに、前記許容範囲に応じて、予約者に特典を付与する処理をコンピュータに実行させる予約管理プログラムを記録した、請求項5のコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
(請求項7)さらに、前記予約者の利用申込時間が先約の利用申込時間と重複する場合に、双方の利用を可能ならしめるよう、前記許容範囲内で前記先約者または前記予約者の利用申込時間を調整する処理、前記調整結果を記憶装置に格納する処理、をコンピュータに実行させる予約管理プログラムを記録した、請求項5または6のコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
(請求項8)前記利用申込時間の調整は、各々の予約申込における許容範囲を示す値を論理演算し、時間的重複を検知すると共に、重複が検知された場合に、各々の予約申込における許容範囲内で利用時間を変動させて重複状態を解消することによって行う請求項7のコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
(請求項9)予約申込を受け付ける際に、予約者端末から、利用申込時間と共に前記利用申込時間の変動に対する許容範囲を受信するステップと、前記利用申込時間及び前記許容範囲を記憶装置に格納するステップと、を含む予約管理方法。
(請求項10)さらに、前記許容範囲に応じて、予約者端末に特典を付与するステップを含む請求項8の予約管理方法。
(請求項11)さらに、前記予約者の利用申込時間が先約の利用申込時間と重複する場合に、双方の利用を可能ならしめるよう、前記許容範囲内で前記先約者または前記予約者の利用申込時間を調整するステップ、前記調整結果を記憶装置に格納するステップ、を含む請求項7または8の予約管理方法。
(請求項12) 前記利用申込時間の調整は、各々の予約申込における許容範囲を示す値を論理演算し、時間的重複を検知するステップと、重複が検知された場合に、各々の予約申込における許容範囲内で利用時間を変動させて重複状態を解消するステップとを含む請求項11の予約管理方法。
(請求項13)予約者端末からアクセス可能に構成されると共に、予約情報を記憶する予約情報記憶手段に対してアクセス可能な予約管理サーバであって、予約申込を受け付ける際に、予約者から、利用申込時間と共に前記利用申込時間の変動に対する許容範囲を受信する手段を含み、
前記利用申込時間及び前記許容範囲を記憶装置に格納することを特徴とする予約管理サーバ。
(請求項14) さらに、前記許容範囲に応じて、予約者に特典を付与する手段を含むことを特徴とする予約管理サーバ。
(請求項15) さらに、前記予約者の利用申込時間が先約の利用申込時間と重複する場合に、双方の利用を可能ならしめるよう、前記許容範囲内で前記先約者または前記予約者の利用申込時間を調整する手段を含み、前記調整結果を記憶装置に格納することを特徴とする請求項10または11の予約管理サーバ。
(請求項16)前記利用申込時間の調整は、各々の予約申込における許容範囲を示す値を論理演算し、時間的重複を検知すると共に、重複が検知された場合に、各々の予約申込における許容範囲内で利用時間を変動させて重複状態を解消することによって行う請求項15の予約管理サーバ。
本発明の予約管理方法及び予約管理システムによれば、予約者の利用時間に対する潜在的な柔軟性を顕在化させることにより、客席の利用効率を高めることができる。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態について説明する。ここでは、予約管理装置の一構成例について簡単に説明した後、その動作例について詳細に説明する。
なお、本発明が下記実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、下記実施形態は適宜変更され得ることは明らかである。
まず、図1を参照して、この実施形態の予約管理システムの構成について説明する。
図1に示すように、この実施形態の予約管理システムは、予約管理サーバ20と、これとインターネットなどのネットワーク50を通じて接続された顧客端末10とから構成される。
顧客端末10は、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)・携帯電話等であって、キーボード・マウス・タッチパネル・ボタン等の入力手段11と、CRTモニタ・液晶ディスプレイ等の出力手段12を備える。
予約管理サーバ20は、受信手段21、制御手段22、データベース検索手段23、データベース更新手段24、送信手段25を備え、予約管理データベース40と接続されている。予約管理データベース40は、予約管理テーブル41と顧客管理テーブル42とから構成されるリレーショナル・データベースである。
図2は、本発明の予約管理装置を応用した予約管理サーバ20の一構成例を示している。CPU(Central Processing Unit)201は、受信手段21、制御手段22、データベース検索手段23、データベース更新手段24、送信手段25を司り、ROM(Read Only Memory)202またはハードディスク装置204に記録されているプログラムに従って各種処理を行うようになされている。
ROM202には、起動時に使用されるプログラムやデータ等が記録されている。RAM(Random Access Memory)203は、CPU21により各種処理が行われているときに、データやプログラムを一時的に記憶する。
ハードディスク装置204は、ネットワーク50を介して受信される各種コマンドに対応する処理を行うサーバプログラムを保存している。さらに、ハードディスク装置204には、顧客端末10において実行されるWWW(World Wide Web)のブラウザプログラムとHTTP(HyperText Transfer Protocol)で通信を行うHTTPデーモンが保存されている他、顧客端末10から受信する信号などに対応して各種処理を行うコモンゲートウェイインタフェース(CGI)が保存されている。
表示回路205は、CPU201より供給される画像データを、内蔵するVRAM(Video RAM)に記憶し、その画像データに対応する画像信号をCRTモニタや液晶ディスプレイ等の表示手段206に供給し、その画像データに対応する画像を表示手段206に表示させる。
ネットワークインタフェース207は、ネットワーク50に接続され、ネットワーク50を介して供給される予約管理サーバ20宛のパケットを受信し、そのパケットに含まれているデータをCPU201に出力するとともに、CPU201より供給されるデータを所定のプロトコルのパケットに変換し、そのパケットを指定された装置宛に送信する。
インタフェース208は予約管理データベース40に接続され、CPU201による制御に応じて、予約管理データベース40の検索・更新を行う。
次に、図3及び図4を参照して、この実施の形態の予約管理システムの動作例について説明する。
まず顧客は、顧客端末10の入力手段11から利用希望日、希望時間帯及び利用人数を入力し、ネットワーク50を通じて予約管理サーバ20の受信手段21に空席状況を照会する信号を送信する(図3のS1001)。図5に利用希望日入力画面の一例を示す。この例では、表示されたカレンダーから利用希望日を選択し、プルダウンメニュー501から希望時間帯(ランチまたはディナーなど)を、プルダウンメニュー502から利用人数を選択する。
予約管理サーバ20が上記信号を受信すると、データベース検索手段23が予約管理データベース40の予約管理テーブル41を検索し、希望時間帯における予約状況を検索する(S1002)。予約管理データベースの構造及び検索方法については後述する。
データベース検索手段23が顧客の利用希望日・希望時間帯における予約状況を検索すると、制御手段22は当該検索結果から予約状況図を生成する(S1003)。図6は予約状況図の一例であるが、例えば特開2003-288399「座席予約方法及び座席要約プログラム」に開示される技術を用いて、店舗内の客席配置示すレイアウト図と対応させて予約状況図を生成することもできる。
生成された予約状況図は、送信手段25から顧客端末10に送信され(S1004)、顧客端末10の出力手段12に表示される。顧客はこの予約状況図から希望客席の予約状況を確認し、希望客席が予約可能であれば、予約状況図に備えられた予約申込ボタン601をクリックするなどして、当該客席の予約申込画面に移行する(S1006)。図7に予約申込画面の例を示す。なお、希望客席が予約済であれば、別の利用日や希望時間帯の予約状況を照会する(S1005)。
予約申込(S1006)において、顧客は通常の予約のように希望時間を一義的に指定して予約することもできるが(以下、「通常予約」という)、後の予約受付状況に応じ、店舗側に予約時間決定について一定範囲の裁量を与える形での予約(以下、フレックス予約という)を選択することもできる。図7の701にフレックス予約を選択させる場合の画面例を示す。
顧客がフレックス予約を選択した場合、店舗側に与える裁量範囲を指定する画面に移行する。図8にその画面例を示す。この画面では、予約申込画面で顧客が入力した予約時刻および利用時間(801)が表示され、顧客は、開始時間を早める余地およびその範囲(802)、開始時間を遅らせる余地およびその範囲(803)そしていつまでに予約時間を確定する必要があるか(804)を入力する。
このとき、顧客にフレックス予約の利用を促すために、顧客が店舗側に与える裁量範囲に応じてサービスを提供することもできる。図8は、顧客が店舗側に30分の裁量を与える毎に5%割引を提供する場合の例であり、この例で顧客は、プラスマイナス30分、合計60分の裁量を与えているため、10%の割引サービスとなる。さらに、後の予約状況により、実際に予約時間を変更することになった場合には、「ワンドリンクサービス」などの追加サービスを提供することもできる(図13の項目8「サービス」の内容を参照)。
なお、割引サービスが過大になることが懸念される場合は、プルダウンメニュー806を限定し、たとえば開始時間を60分以上早めることは選択できないようにするなどの措置を取ることもできる。
予約管理サーバ20の受信手段21が予約申込を受け付けると(S1007)、データベース更新手段23は当該予約に予約IDを付し、顧客管理テーブル42に予約者氏名、連絡先等を格納する。図9に顧客管理テーブルの構造例を示す。そして、当該予約IDを、当該予約申込にかかる利用時間に対応させて予約管理テーブルに格納する(S1008)。
図10に予約管理テーブルの構造例を示す。予約管理テーブルは、各客席をタプル(行)101、利用時間帯及び確定期限をアトリビュート(列)102及び103とする。
各客席のタプル101は、さらに101-10、101-20、101-30、101-40、101-50の5つのタプルを備える。101-10は顧客の入力した予約申込時間(以下、「デフォルト予約」という)を、101-20は顧客が許容する最も早い利用時間(以下、「アーリーケース」という)を、101-30は顧客が許容する最も遅い利用時間(以下、「レイトケース」という)をそれぞれ格納する。そして、制御手段22はこれらの値を論理演算し、101-40はアーリーケースとレイトケースの和演算結果(アーリーケースとレイトケースの時間帯を重ね合わせた結果)を、101-50はアーリーケースとレイトケースの積演算結果(アーリーケースとレイトケースに共通する時間帯を抽出した結果)を自動的に計算して格納する。
図11にこの論理演算の概念図を示す。11-1はデフォルト予約、11-2はアーリーケース、11-3はレイトケース、11-4は和演算結果、11-5は積演算結果である。
予約管理テーブル41は、タプル(行)、アトリビュート(列)によって区切られるセル毎に、受け付けた予約内容に応じて予約ID(図10では「002」「003」「005」)を、予約がなければ「0」を格納する。なお、受け付けた予約が通常予約の場合は、101-10〜101-50の5つのタプル(行)全てに同じ値が格納される。
また、予約管理テーブル41は、フレックス予約の場合の確定期限を格納するアトリビュート(列)103を備える。なお、このアトリビュート(列)103には、通常予約の場合またはフレックス予約で確定期限が到来したために利用時間が確定した場合には、当該予約は確定済であることを示す値(図10ではFIXED)が格納される。
例えば図10では、客席ID「001」には、2005年1月21日の18:30から21:00に予約ID「002」の予約が入っており、当該予約は、利用時間が18:00−20:30と早まっても、19:00−22:00と遅くなっても良い、すなわち利用時間帯の決定について、施設管理者側にこの範囲で裁量を与えていること、施設管理者側は2005年1月12日の20:00までには確定しなければならないことが格納されている。
なお、顧客からの空席状況照会S1001に対しては、アーリーケースとレイトケースの積演算結果101-50のみが予約済である旨表示される。
予約管理サーバ20は、受け付けた予約が通常予約であれば、直ちに予約完了通知を送信手段25を通じて顧客端末10に送信する(S1009)。図12にこの場合の予約完了通知の画面例を示す。顧客A端末10が当該予約完了通知を受信することを以って、通常予約の場合の予約手続きは完了する(S1304)。
一方、顧客の予約がフレックス予約である場合、予約管理サーバ20は、まず仮予約通知を送信手段25を通じて顧客に送信する(S1109)。当該仮予約通知において、フレックス予約であること及びその内容、利用時間の確定期限、フレックス予約に伴う割引サービス内容などが確認される。図13に仮予約通知の画面例を示す。
その後、顧客の指定した確定期限到来までに顧客の予約と重複する予約(後約)がなければ(S1110)、確定期限到来(S1301)と同時に予約管理データベース40を更新する(S1302)。
この場合の予約管理データベース40の更新は、予約管理テーブル41のアーリーケースの値(図10 の101-20)とレイトケースの値(図10 の101-30)をデフォルト値(図10の101-10)に合致させると共に、確定期限を記憶するアトリビュート(図10の103)の値を「確定済」(FIXED)の状態に書き換えることにより行う。
予約管理データベース40の更新(S1302)と同時に、予約管理サーバ20は送信手段21から予約完了通知を顧客端末10に送信し(S1303)、顧客端末10が当該予約確定通知を受信することを以って予約手続きは完了する(S1304)。図13にこの場合の予約完了通知の例を示す。
一方、仮予約通知送信後(S1109)、確定期限到来(S1301)迄の間に、顧客の予約と重複する後約がなされた場合(S1208)の調整方法、すなわち、予約管理テーブル41の更新動作について、図4を参照して説明する。
なお、ここでは先約者を顧客A、後約者を顧客Bとする。そして、顧客Aの予約のデフォルト値を「A10」、アーリーケースを「A20」、レイトケースを「A30」、アーリーケースとレイトケースの和演算結果を「A40」、アーリーケースとレイトケースの積演算結果を「A50」とし、同じく顧客Bの予約のデフォルト値を「B10」、アーリーケースを「B20」、レイトケースを「B30」、アーリーケースとレイトケースの和演算結果を「B40」、アーリーケースとレイトケースの積演算結果を「B50」とする。
まず、予約管理サーバ20の制御手段22は、データベース検索手段23を通じて、A40とB40の値を検索し、これらの積演算を行う(S2000)。データベース更新手段24は、ステップS2000の結果がゼロであれば、Aの予約データには変更は加えず、Bの予約データはも予約申込通りに予約管理データベース41に格納する(S2010)。図15に、このステップS2010の概念図を示す。
ステップS2000においてA40とB40との積演算結果がゼロでなかった場合、制御手段22は、データベース検索手段23を通じて、A10とB10の値を検索し、これらの積演算を行う(S2001)。
ステップS2001の積演算結果がゼロである場合、データベース更新手段24はAの予約データについて、A10の値は変更せず、A20及びA30のうち、B10と重複するセルの値を「予約なし」の状態に書き換える。一方、Bの予約データについては、B10の値を変更せず、B20及びB30のうち、A10と重複するセルの値を「予約なし」の状態に書き換える(S2011)。図16にこのステップS2011の動作の概念図を示す。
ステップS2001においてA10とB10との積演算結果がゼロでなかった場合、制御手段22は、データベース検索手段23を通じて、A10とB50の値を検索し、これらの積演算を行う(S2002)。
ステップS2002の積演算結果がゼロである場合、データベース更新手段23はAの予約データについて、A10データは変更せず、A20及びA30のうち、B50と重複するセルの値を「予約なし」の状態に書き換える。
一方、Bの予約データについては、B10のうち、A10と重複するセルの値を「予約なし」の状態に書き換え、B10の書き換えた側とは逆側のセルに予約IDを書き込む(A10の早い時間帯部分のセルを「予約なし」の状態に書き換えたのであれば、B10の最も遅い時間帯の端に隣接する「予約なし」の値が格納されたセルに予約IDを書き込み、一方、B10の遅い時間帯部分のセルを予約なしの状態に書き換えたのであれば、B10の最も早い時間帯の端に隣接する「予約なし」の値が格納されたセルに、予約IDを書き込む)。なお、この時、予約IDを書き込むセルの数は、「予約なし」の状態に書き換えたセルの数と同数となる。
さらに、データベース更新手段24は、B20及びB30はA10と重複する部分の値を「予約なし」の状態に書き換える(S2012)。図17にこのステップS2012の動作の概念図を示す。
ステップS2002におけるA10とB50の値の積演算結果がゼロでない場合、データベース更新手段24は、Aの予約データについて、A10のうちB50と重複するセルの値を「予約なし」の状態に書き換え、A10の書き換えた側とは逆側のセルに予約IDを追加する。さらに、A20及びA30のうち、B50と重複するセルの値を削除する。
一方、Bの予約データについては、B10のうちA50と重複するセルがある場合は、この値を「予約なし」の状態に書き換え、B10の書き換えた側とは逆側のセルに予約IDを追加する。さらに、B20及びB30のうち、A50と重複するセルがある場合は、この値を削除する(2013)。図18にこのステップS2013の動作の概念図を示す。
なお、A50とB50との積演算結果がゼロとならない場合は、そもそも予約の調整が不可能であるから、顧客Bがかかる予約申込を行うことができないよう、予約申込画面においてプルダウンメニュー(図7の702,703)を制限するなどの措置が取られる。
後約との時間調整ステップS1210を経て、確定期限が到来すると(S1301)、予約管理サーバ20はデータベース更新手段24を通じて、予約管理データベース40を更新すると共に(S1302)、A10の値を確定利用時間として、送信手段21から予約確定通知を顧客端末10に送信する(S1303)。図14に予約確定通知の例を示す。顧客端末10が当該予約確定通知を受信することを以って予約手続きは完了する(S1304)。
なお、この予約管理システムは、飲食店等の施設の予約だけでなく、弁護士の相談業務など無形サービスの予約管理にも応用することができる。
本実施例の予約管理システムの一構成例を示すブロック図である。 本実施例の予約管理サーバの構成図である。 本実施例の予約管理システムの動作を説明するフローチャートである。 本実施例の予約管理システムの後約との時間調整を説明するフローチャートである。 本実施例の空席照会画面の画像の一例を示す図である。 本実施例の予約状況画面の画像の一例を示す図である。 本実施例の予約申込画面の画像の一例を示す図である。 本実施例の予約申込画面(フレックス予約選択時)の画像の一例を示す図である。 本実施例の顧客管理テーブルの構造例である。 本実施例の予約管理テーブルの構造例である。 本実施例の論理演算の概念図である。 本実施例の予約完了通知画面の画像の一例を示す図である。 本実施例の仮予約通知画面の画像の一例を示す図である。 本実施例の予約確定通知画面の画像の一例を示す図である。 本実施例の後約との時間調整動作(S2010)の概念図である。 本実施例の後約との時間調整動作(S2011)の概念図である。 本実施例の後約との時間調整動作(S2012)の概念図である。 本実施例の後約との時間調整動作(S2013)の概念図である。
符号の説明
10 顧客端末
11 入力手段
12 出力手段
20 予約管理サーバ
21 受信手段
22 制御手段
23 DB検索手段
24 DB更新手段
25 送信手段
40 予約管理データベース
41 予約管理テーブル
42 顧客管理テーブル
50 ネットワーク
101 客席IDタプル
101-10 客席IDタプル(希望時間)
101-20 客席IDタプル(アーリーケース)
101-30 客席IDタプル(レイトケース)
101-40 客席IDタプル(和演算結果)
101-50 客席IDタプル(積演算結果)
102 利用時間帯アトリビュート
103 確定期限アトリビュート
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 ハードディスク装置
205 表示回路
206 表示手段
207 ネットワークインターフェース
208 インターフェース
501 プルダウンメニュー(希望時間帯)
502 プルダウンメニュー(利用人数)
601 予約申込ボタン
702 フレックス予約選択ボタン
801 希望時間帯表示欄
802 アーリーケース入力欄
803 レイトケース入力欄
804 確定期限入力欄
A10 顧客Aの希望時間帯
A20 顧客Aのアーリーケース
A30 顧客Aのレイトケース
A40 顧客Aのアーリーケースとレイトケースの和演算結果
A50 顧客Aのアーリーケースとレイトケースの積演算結果
B10 顧客Bの希望時間帯
B20 顧客Bのアーリーケース
B30 顧客Bのレイトケース
B40 顧客Bのアーリーケースとレイトケースの和演算結果
B50 顧客Bのアーリーケースとレイトケースの積演算結果

Claims (16)

  1. 予約申込を受け付ける際に、予約者端末から、利用申込時間と共に前記利用申込時間の変動に対する許容範囲を受信する処理、
    前記利用申込時間及び前記許容範囲を記憶装置に格納する処理、
    をコンピュータに実行させる予約管理プログラム。
  2. さらに、前記許容範囲に応じて、予約者に特典を付与する処理
    をコンピュータに実行させる請求項1の予約管理プログラム。
  3. さらに、前記予約者の利用申込時間が先約の利用申込時間と重複する場合に、双方の利用を可能ならしめるよう、前記許容範囲内で前記先約者または前記予約者の利用申込時間を調整する処理、
    前記調整結果を記憶装置に格納する処理、
    をコンピュータに実行させる請求項1または2の予約管理プログラム。
  4. 前記利用申込時間の調整は、各々の予約申込における許容範囲を示す値を論理演算し、時間的重複を検知すると共に、重複が検知された場合に、各々の予約申込における許容範囲内で利用時間を変動させて重複状態を解消することによって行う請求項3の予約管理プログラム。
  5. 予約申込を受け付ける際に、予約者端末から、利用申込時間と共に前記利用申込時間の変動に対する許容範囲を受信する処理、
    前記利用申込時間及び前記許容範囲を記憶装置に格納する処理、
    をコンピュータに実行させる予約管理プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  6. さらに、前記許容範囲に応じて、予約者に特典を付与する処理
    をコンピュータに実行させる予約管理プログラムを記録した、請求項5のコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  7. さらに、前記予約者の利用申込時間が先約の利用申込時間と重複する場合に、双方の利用を可能ならしめるよう、前記許容範囲内で前記先約者または前記予約者の利用申込時間を調整する処理、
    前記調整結果を記憶装置に格納する処理、
    をコンピュータに実行させる予約管理プログラムを記録した、請求項5または6のコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  8. 前記利用申込時間の調整は、各々の予約申込における許容範囲を示す値を論理演算し、時間的重複を検知すると共に、重複が検知された場合に、各々の予約申込における許容範囲内で利用時間を変動させて重複状態を解消することによって行う請求項7のコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  9. 予約申込を受け付ける際に、予約者端末から、利用申込時間と共に前記利用申込時間の変動に対する許容範囲を受信するステップと、
    前記利用申込時間及び前記許容範囲を記憶装置に格納するステップと、
    を含む予約管理方法。
  10. さらに、前記許容範囲に応じて、予約者端末に特典を付与するステップを含む請求項8の予約管理方法。
  11. さらに、前記予約者の利用申込時間が先約の利用申込時間と重複する場合に、双方の利用を可能ならしめるよう、前記許容範囲内で前記先約者または前記予約者の利用申込時間を調整するステップ、
    前記調整結果を記憶装置に格納するステップ、
    を含む請求項7または8の予約管理方法。
  12. 前記利用申込時間の調整は、各々の予約申込における許容範囲を示す値を論理演算し、時間的重複を検知するステップと、重複が検知された場合に、各々の予約申込における許容範囲内で利用時間を変動させて重複状態を解消するステップとを含む請求項11の予約管理方法。
  13. 予約者端末からアクセス可能に構成されると共に、予約情報を記憶する予約情報記憶手段に対してアクセス可能な予約管理サーバであって、
    予約申込を受け付ける際に、予約者から、利用申込時間と共に前記利用申込時間の変動に対する許容範囲を受信する手段を含み、
    前記利用申込時間及び前記許容範囲を記憶装置に格納する
    ことを特徴とする予約管理サーバ。
  14. さらに、前記許容範囲に応じて、予約者に特典を付与する手段を含むことを特徴とする予約管理サーバ。
  15. さらに、前記予約者の利用申込時間が先約の利用申込時間と重複する場合に、双方の利用を可能ならしめるよう、前記許容範囲内で前記先約者または前記予約者の利用申込時間を調整する手段を含み、
    前記調整結果を記憶装置に格納する
    ことを特徴とする請求項10または11の予約管理サーバ。
  16. 前記利用申込時間の調整は、各々の予約申込における許容範囲を示す値を論理演算し、時間的重複を検知すると共に、重複が検知された場合に、各々の予約申込における許容範囲内で利用時間を変動させて重複状態を解消することによって行う請求項15の予約管理サーバ。
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