JP2008070749A - 折り畳み式スクリーン及びプロジェクタ - Google Patents

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明 北原
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武 石川
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Abstract

【課題】持ち運びの容易さと、組み立ての容易さとを兼ね備えた折り畳み式スクリーンの提供。
【解決手段】プロジェクタ1は、折り畳み式スクリーン2と、装置本体10とを備える。折り畳み式スクリーン2は、スクリーン幕3と、4本の骨部材4と、筒状部材5と、4本の連結部材6と、筒状部材7とを備えて構成される。骨部材4は、スクリーン幕3の隅部を一方の端部で支持する。筒状部材5は、骨部材4の他方の端部を回動自在に支持する。連結部材6は、骨部材4に、回動自在に設けられる。筒状部材7は、連結部材6をそれぞれ回動自在に支持する。このような構成によれば、筒状部材7を、筒状部材5とスクリーン幕3との間で進退させることにより、容易に折り畳み式スクリーン2の開閉を行うことができる。さらに、閉じた状態の折り畳み式スクリーン2は、開いた状態と比較して小さく収納することができるので、容易に持ち運ぶことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み式スクリーン、及び当該折り畳み式スクリーンを備えるプロジェクタに関する。
従来、光源から射出された光を画像情報に応じて変調して光学像を形成し、当該光学像をスクリーンに拡大投射するプロジェクタが知られている。
ここで、光学像が投影されるスクリーンとしては、例えば、三脚スタンドにスクリーン幕が支持される三脚スタンド式スクリーンや、天井などに吊下げて固定され、スクリーン幕を引き降ろして使用する吊下げ式スクリーンなどが知られている。通常、これらのスクリーンは、会議室などに設置され、持ち運びが困難である。
一方、持ち運びが可能な折り畳み式スクリーンも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の折り畳み式スクリーンでは、分割可能な枠体と、スクリーン幕とを備えて構成される折り畳み式スクリーンが開示されている。このような折り畳み式スクリーンを収納する場合には、スクリーン幕を枠体から取り外すことで、枠体を分割して収納することができ、持ち運びを容易にすることができる。
特開2002−311506号公報
しかしながら、特許文献1の折り畳み式スクリーンでは、分割された枠体を連結し、この枠体にスクリーン幕を装着して折り畳みスクリーンを組み立てるので、組み立て方法が複雑であり、手間がかかるという問題があった。
本発明の目的は、持ち運びの容易さと、組み立ての容易さとを兼ね備えた折り畳み式スクリーン、及び当該折り畳み式スクリーンを備えるプロジェクタを提供することにある。
本発明の折り畳み式スクリーンは、光学像が投影される可撓性を有するスクリーン幕と、前記スクリーン幕の隅部を一方の端部で支持する複数の骨部材と、前記スクリーン幕と対向する面に開口を有し、前記骨部材の他方の端部を回動自在に支持する第1筒状部材と、前記各骨部材における前記一方の端部と前記他方の端部との間に、回動自在に設けられた複数の連結部材と、前記スクリーン幕と対向する面に開口を有し、前記複数の連結部材をそれぞれ回動自在に支持する第2筒状部材とを備え、前記第2筒状部材は、前記第1筒状部材に対して進退することを特徴とする。
本発明によれば、複数の骨部材と、第1筒状部材と、複数の連結部材と、第2筒状部材とを備えているから、第2筒状部材を、第1筒状部材とスクリーン幕との間で進退させることにより、容易に折り畳み式スクリーンの開閉を行うことができる。さらに、閉じた状態の折り畳み式スクリーンは、開いた状態と比較して小さく収納することができるので、容易に持ち運ぶことができる。
まず、折り畳み式スクリーンが開いた状態から閉じる場合には、第2筒状部材をスクリーン幕の方向に移動する。これにより、複数の連結部材は、複数の骨部材と、第2筒状部材とに回動自在に支持されているので、第2筒状部材がスクリーン幕の方向に移動するにつれて、第2筒状部材の軸と略平行な状態へと近づく。そして、各連結部材が第2筒状部材の軸と略平行な状態になると、各骨部材と、第1筒状部材と、各連結部材と、第2筒状部材とが互いに略平行な状態になり、全体が閉じた状態となる。すると、スクリーン幕の隅部は、各骨部材により支持されているので、スクリーン幕が畳まれる。
次に、折り畳み式スクリーンが閉じた状態から開く場合には、第2筒状部材をスクリーン幕とは反対方向に移動する。これにより、複数の連結部材は、複数の骨部材と、第2筒状部材とに回動自在に支持されているので、第2筒状部材がスクリーン幕とは反対方向に移動するにつれて、第2筒状部材の軸と略垂直な状態へと近づく。そして、各連結部材が第2筒状部材の軸と略垂直な状態になると、各骨部材は、各連結部材により加圧されて開いた状態となる。すると、スクリーン幕の隅部は、各骨部材により支持されているので、スクリーン幕が張られる。
本発明では、前記骨部材は、伸縮自在に構成されることが好ましい。
本発明によれば、折り畳み式スクリーンを開く場合には、骨部材を伸ばして開くことができ、折り畳み式スクリーンを閉じる場合には、骨部材を縮めて閉じることができる。
したがって、折り畳み式スクリーンを、さらに小さく収納することができ、容易に持ち運ぶことができる。
本発明では、前記スクリーン幕は、伸縮自在な材料で形成されることが好ましい。
本発明によれば、各骨部材からスクリーン幕へと伝わる張力に応じてスクリーン幕が伸縮するので、例えば、第2筒状部材を、第1筒状部材とスクリーン幕との間で進退させることにより、各骨部材の開く角度を調節することができ、スクリーン幕の大きさを変更することができる。
また、前述の伸縮自在の骨部材により折り畳み式スクリーンを構成する場合においては、骨部材の伸縮率を変更することにより、スクリーン幕の大きさを変更することができる。
また、例えば、伸縮自在の連結部材により折り畳み式スクリーンを構成する場合においては、連結部材の伸縮率を変更することにより、スクリーン幕の大きさを変更することができる。
したがって、プロジェクタ等によりスクリーン幕に光学像を拡大投射する際に、投射領域に応じてスクリーン幕の大きさを変更することができる。
本発明のプロジェクタは、光源、当該光源から射出された光を画像情報に応じて変調する光変調装置、当該光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置を有する装置本体と、前述した折り畳み式スクリーンとを備え、前記投射光学装置の光軸方向は、前記スクリーン幕の法線方向と同じであることを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクタは、装置本体と、前述した折り畳み式スクリーンとを備え、投射光学装置の光軸方向は、前記スクリーン幕の法線方向と同じであるから、折り畳み式スクリーンを開くことにより、投射光学装置から投射される光と、スクリーン幕との調整をすることなく、容易にプロジェクタを使用することができる。
また、前述の伸縮自在の骨部材と、前述の伸縮自在のスクリーン幕とにより折り畳み式スクリーンを構成する場合においては、骨部材の伸縮率を変更することにより、装置本体と、スクリーン幕との距離を調節することができ、装置本体にフォーカス調整機構を設けない場合であってもフォーカス調整をすることができる。
本発明では、前記装置本体は、前記光源、及び前記光変調装置を内部に収納する筐体を備え、前記筐体は、前記第1筒状部材の開口内、及び前記第2筒状部材の開口内に配置され、前記第1筒状部材、及び第2筒状部材のうち、いずれか一方は、前記筐体に固定され、他方は、前記筐体に沿って摺動することが好ましい。
本発明によれば、第1筒状部材、及び第2筒状部材のうち、いずれか一方は、筐体に固定されるので、装置本体と、前述した折り畳み式スクリーンとを一体化することができる。また、第1筒状部材、及び第2筒状部材のうち、他方は、筐体に沿って摺動するので、進退動作を容易に行うことができ、容易に折り畳み式スクリーンの開閉を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、折り畳み式スクリーンを開いた状態を示すプロジェクタ1の概略図、図2は、折り畳み式スクリーンを閉じた状態を示すプロジェクタ1の概略図である。
プロジェクタ1は、図1に示すように、折り畳み式スクリーン2と、装置本体10とを備えて構成される。
折り畳み式スクリーン2は、スクリーン幕3と、4本の骨部材4と、第1筒状部材としての筒状部材5と、4本の連結部材6と、第2筒状部材としての筒状部材7とを備えて構成される。
スクリーン幕3は、可撓性を有する材料で略矩形状に形成され、光学像が投影される。また、スクリーン幕3には、隅部の4箇所に穴31が形成される。
骨部材4は、スクリーン幕3の隅部を一方の端部で支持し、接続部材41と、支持部42と、ピン43とを備える。なお、骨部材4は、可撓性を有する材質により形成され、骨部材4は、それぞれ同じ長さである。
接続部材41は、骨部材4における一方の端部と他方の端部との間に設けられ、連結部材6の一方の端部を枢支する。これにより、連結部材6は、骨部材4におけるスクリーン幕3と筒状部材5との間に、回動自在に設けられる。
支持部42は、図2に示すように、穴31に挿通された後、ピン43が取り付けられる。これにより、骨部材4は、スクリーン幕3を支持する。
筒状部材5は、スクリーン幕3と対向する面に開口を有し、骨部材4の他方の端部を回動自在に支持する。また、筒状部材5は、骨部材4を回動自在に支持する枢支部51と、折り畳み式スクリーン2を開いた際に、骨部材4が開いた状態を保持する面ファスナー52を備える。
連結部材6は、骨部材4におけるスクリーン幕3と筒状部材5との間に、回動自在に設けられる。
筒状部材7は、スクリーン幕3と対向する面に開口を有し、連結部材6をそれぞれ回動自在に支持する。また、筒状部材7は、連結部材6を回動自在に支持する枢支部71と、折り畳み式スクリーン2を開いた際に、骨部材4が開いた状態を保持する面ファスナー72を備える。
なお、面ファスナー52は、フック面であり、面ファスナー72は、ループ面である。また、面ファスナー52に、面ファスナー72を押し付けることにより、面ファスナー52、及び72を互いに係止させることができる。
次に、筒状部材5の開口内、及び筒状部材7の開口内に配置される装置本体10について図3を参照して説明する。
図3は、装置本体10の内部構造を示す概略図である。
装置本体10は、光源から射出された光を画像情報に応じて変調して光学像を形成し、当該光学像を投射レンズ13により拡大投射するものである。この装置本体10は、図3に示すように、画像情報に応じた光学像を形成する光学ユニット14と、形成された光学像を拡大投射する投射レンズ13と、これらを内部に収納する外装筺体12とを備えて構成されている。
なお、図3において、図示は省略するが、外装筺体12内において、投射レンズ13および光学ユニット14以外の空間には、装置本体10内部の各構成部材に電力を供給する電源ユニット、および装置本体10全体を制御する制御ユニット等が配置されるものとする。
外装筺体12は、合成樹脂から構成され、図3に示すように、投射レンズ13および光学ユニット14等を内部に収納配置する全体略直方体状に形成されている。なお、外装筺体12は、合成樹脂等に限らず、そのほかの材料にて形成してもよく、たとえば、金属等により構成してもよい。
投射レンズ13は、光学ユニット14にて形成された光学像を、スクリーン幕3上に拡大投射する投射光学装置である。この投射レンズ13は、筒状の鏡筒内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成されている。
光学ユニット14は、制御ユニットによる制御の下、光源から射出された光を画像情報に応じて変調して、光学像を形成するものである。この光学ユニット14は、図3に示すように、インテグレータ照明光学系15と、液晶ライトバルブを備えた光学装置16とに機能的に大別される。
インテグレータ照明光学系15は、後述する光学装置16を構成する液晶ライトバルブの画像形成領域を均一に照明する照明光学系である。図3に示すように、インテグレータ照明光学系15は、光源装置151、偏光変換素子152、ロッドインテグレータ153ロッドインテグレータ153、および重畳レンズ154を備えて構成されている。
光源装置151は、複数の固体光源17を備えている。固体光源17は、素子基板171上に設けられた発光部172を備えて構成されている。発光部172は、LED素子から構成される発光層を備えており、各LED素子に応じた光を射出する。
偏光変換素子152は、ロッドインテグレータ153の入射端面に設けられ、光源装置151から射出された光を略1種類の直線偏光(本実施形態ではP偏光)に変換するものである。
偏光を変調するタイプの液晶パネルを用いたプロジェクタでは、1種類の直線偏光しか利用できないため、ランダムな偏光を発する光源装置151からの光の略半分を利用できない。このため、偏光変換素子152を用いることで、光源装置151からの射出光を略1種類の直線偏光に変換して光の利用効率を高めている。
ロッドインテグレータ153は、ガラス等の透光性材料から断面矩形状に構成され、光源装置151から射出された光を入射端面より入射し、入射した光をロッドインテグレータ153の内部で繰り返し反射させることにより、光の面内照度を均一化して射出端面より射出する。ロッドインテグレータ153から射出された光は、重畳レンズ154により、液晶ライトバルブの画像形成領域に重畳される。
光学装置16は、入射された光を画像情報に応じて変調して画像を形成する。この光学装置16は、インテグレータ照明光学系15からの光が入射される光変調装置としての液晶ライトバルブを備えている。
液晶ライトバルブは、図示を略すが、照明光軸方向から順に、入射側偏光板、液晶パネルおよび射出側偏光板を含んで構成される。この液晶パネルは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたものであり、対向配置される一対の透明基板内に電気光学物質としての液晶が密封封入されている。そして、これら液晶パネルは、光入射側に設けられた入射側偏光板を介して入射する光を画像情報に応じて変調し、光射出側に設けられた射出側偏光板を介して射出する。
ここで、入射側偏光板は、一定方向に振動する偏光(本実施形態ではP偏光)のみを透過させ、その他の光(本実施形態ではS偏光)を吸収するものであり、サファイアガラス等の基板に偏光膜が貼付されたものである。
また、射出側偏光板も、入射側偏光板と略同様に構成され、液晶パネルから射出された
光のうち、所定方向の偏光のみ透過させ、その他の光を吸収する。ただし、透過させる偏光の振動方向は、本実施形態では、入射側偏光板を透過する偏光の振動方向に対して直交するように設定されており、射出側偏光板は、S偏光のみを透過させ、P偏光を吸収する。
次に、折り畳み式スクリーン2の開閉方法について説明する。
折り畳み式スクリーン2の開閉は、筒状部材7を、筒状部材5とスクリーン幕3との間で進退させることにより行われる。
なお、筒状部材5は、外装筐体12に固定され、筒状部材7は、外装筐体12に沿って摺動する。
折り畳み式スクリーン2が開いた状態から閉じる場合には、図1に示すように、面ファスナー52から面ファスナー72を引き剥がし、筒状部材7をスクリーン幕3の方向(図1中矢印A)に外装筐体12上を摺動させる。これにより、連結部材6は、骨部材4と、筒状部材7とに回動自在に支持されているので、筒状部材7がスクリーン幕3の方向に移動するにつれて、筒状部材7の軸と略平行な状態へと近づく。そして、連結部材6が筒状部材7の軸と略平行な状態になると、骨部材4と、筒状部材5と、連結部材6と、筒状部材7とが互いに略平行な状態になり、全体が閉じた状態となる。すると、スクリーン幕3の頂点部分は、骨部材4により支持されているので、スクリーン幕3が畳まれる。
折り畳み式スクリーン2が閉じた状態から開く場合には、図2に示すように、筒状部材7をスクリーン幕3とは反対方向(図2中矢印B)に外装筐体12上を摺動させる。これにより、連結部材6は、骨部材4と、筒状部材7とに回動自在に支持されているので、筒状部材7がスクリーン幕3とは反対方向に移動するにつれて、筒状部材7の軸と略垂直な状態へと近づく。そして、連結部材6が筒状部材7の軸と略垂直な状態になると、骨部材4は、連結部材6により加圧されて開いた状態となる。すると、スクリーン幕3の頂点部分は、骨部材4により支持されているので、スクリーン幕3が張られる。この際、面ファスナー52、及び72を係止させることにより、骨部材4が開いた状態を保持する。
このようなプロジェクタ1では、装置本体10は、筒状部材5の開口内、及び筒状部材7の開口内に配置され、骨部材4は、それぞれ同じ長さであるから、投射レンズ13の光軸方向は、スクリーン幕3の法線方向と同じである。
また、スクリーン幕3に光学像を拡大投射する際、骨部材4が遮蔽物となることがなく、プロジェクタ1を利用しやすい。
本実施形態に係るプロジェクタ1によれば、次のような効果がある。
(1)折り畳み式スクリーン2は、4本の骨部材4と、筒状部材5と、4本の連結部材6と、筒状部材7とを備えているから、筒状部材7を、筒状部材5とスクリーン幕3との間で進退させることにより、容易に折り畳み式スクリーン2の開閉を行うことができる。さらに、閉じた状態の折り畳み式スクリーン2は、開いた状態と比較して小さく収納することができるので、容易に持ち運ぶことができる。
(2)プロジェクタ1は、装置本体10と、折り畳み式スクリーン2とを備え、投射レンズ13による光の投射方向は、スクリーン幕3の法線方向と同じであるから、折り畳み式スクリーン2を開くことにより、投射レンズ13から投射される光と、スクリーン幕3との調整をすることなく、容易にプロジェクタ1を使用することができる。
(3)筒状部材5は、外装筐体12に固定されるので、装置本体10と、折り畳み式スクリーン2とを一体化することができる。また、筒状部材7は、外装筐体12に沿って摺動するので、進退動作を容易に行うことができ、容易に折り畳み式スクリーン2の開閉を行うことができる。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態に係るプロジェクタ1について説明する。
前記第1実施形態に係る折り畳み式スクリーン2では、骨部材4が、1つの部材で構成されていたが、本実施形態に係る折り畳み式スクリーン2では、骨部材4Aが、3つの部材で伸縮自在に構成されるとともに、スクリーン幕3が、伸縮自在な材料で形成される点で異なる。
なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4は、本実施形態のプロジェクタ1を構成する折り畳み式スクリーン2の骨部材4Aを示す図である。
骨部材4Aは、骨部材4と同様に、スクリーン幕3の隅部を一方の端部で支持し、接続部材41と、支持部42と、ピン43とを備える。なお、骨部材4Aは、骨部材4と同様に、可撓性を有する材質により形成され、骨部材4は、それぞれ同じ長さである。
骨部材4Aは、図4に示すように、管401、402、及び403により構成される。
管401は、管402の内部に収納することができ、管402は、管403に収納することができる。これにより、骨部材4Aは、伸縮自在に構成される。
また、骨部材4Aにおける各管の長さは、骨部材4Aの長さを三等分した長さとなっている。
なお、折り畳み式スクリーン2が開いた状態から閉じる場合には、前記第1実施形態と同様に全体を閉じた状態とした後に、骨部材4Aを縮めることができる。
また、折り畳み式スクリーン2が閉じた状態から開く場合には、まず、骨部材4Aを伸ばした後に、前記第1実施形態と同様に開くことができる。
この際、スクリーン幕3は、伸縮自在な材料で形成されるため、例えば、管402を、管403に収納したまま折り畳み式スクリーン2を開くことも可能である。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態と同様の作用、効果を得ることができる他、以下の効果を奏することができる。
すなわち、折り畳み式スクリーン2は、骨部材4Aを縮めて閉じることができるから、さらに小さく収納することができ、容易に持ち運ぶことができる。
また、骨部材4Aからスクリーン幕3へと伝わる張力に応じてスクリーン幕3が伸縮するから、骨部材4Aの伸縮率を変更することにより、スクリーン幕3の大きさを変更することができる。したがって、装置本体10によりスクリーン幕3に光学像を拡大投射する際に、投射領域に応じてスクリーン幕3の大きさを変更することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、スクリーン幕3は、略矩形状に形成されていたが、他の多角形状に形成してもよく、楕円形状などに形成してもよい。要するに、スクリーン幕に光学像を投影することができればよい。
前記各実施形態では、骨部材4と連結部材6は、各4本づつ設けられていたが、これ以下の数を設けても、これ以上の数を設けてもよく、要するに、スクリーン幕の形状に応じて設ければよい。
前記各実施形態では、骨部材4は、同じ長さであったが、異なっていてもよく、例えば、プロジェクタの台形補正機能などにより、投射形状を補正すればよい。
前記各実施形態では、装置本体10は、筒状部材5の開口内、及び筒状部材7の開口内に配置され、筒状部材5は、外装筐体12に固定されていたが、筒状部材7を、外装筐体12に固定してもよく、要するに、装置本体と、折り畳み式スクリーンとを一体化することができればよい。
さらに、例えば、筒状部材5は、投射レンズの鏡筒に固定してもよく、要するに、投射光学装置による光の投射方向が、前記スクリーン幕の法線方向と同じであればよい。
前記第2実施形態において、スクリーン幕3は、伸縮自在な材料で形成されていたが、前記第1実施形態において、スクリーン幕3が、伸縮自在な材料で形成されていてもよい。
前記各実施形態では、装置本体10は、液晶パネルを1つ備える単板式のプロジェクタで構成していたが、これに限らず、液晶パネルを3つ備える三板式のプロジェクタで構成してもよい。また、液晶パネルを2つ備えるプロジェクタや、液晶パネルを4つ以上備えるプロジェクタとして構成してもよい。
前記各実施形態では、プロジェクタ1は、スクリーン幕3を観察する方向から画像投射を行うフロントタイプのプロジェクタとして構成していたが、スクリーン幕を観察する方向とは反対側から画像投射を行うリアタイプのプロジェクタとして構成することも可能である。
前記各実施形態では、光入射面と光射出面とが異なる透過型の液晶ライトバルブを用いていたが、光入射面と光射出面とが同一となる反射型の液晶ライトバルブを用いてもよい。
また、前記各実施形態では、光変調装置として液晶ライトバルブを備えたプロジェクタ1を例示したが、入射光を画像情報に応じて変調して光学像を形成する光変調装置であれば、他の構成の光変調装置を採用してもよい。例えば、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶層以外の光変調装置を用いたプロジェクタに本発明を適用することも可能である。
折り畳み式スクリーンを開いた状態を示すプロジェクタの概略図。 折り畳み式スクリーンを閉じた状態を示すプロジェクタの概略図。 装置本体の内部構造を示す概略図。 第2実施形態のプロジェクタを構成する折り畳み式スクリーンの骨部材を示す図。
符号の説明
1…プロジェクタ、2…折り畳み式スクリーン、3…スクリーン幕、4…骨部材、4A…骨部材、5…筒状部材、6…連結部材、7…筒状部材、10…装置本体、12…外装筐体、401…管、402…管、403…管。

Claims (5)

  1. 光学像が投影される可撓性を有するスクリーン幕と、
    前記スクリーン幕の隅部を一方の端部で支持する複数の骨部材と、
    前記スクリーン幕と対向する面に開口を有し、前記骨部材の他方の端部を回動自在に支持する第1筒状部材と、
    前記各骨部材における前記一方の端部と前記他方の端部との間に、回動自在に設けられた複数の連結部材と、
    前記スクリーン幕と対向する面に開口を有し、前記複数の連結部材をそれぞれ回動自在に支持する第2筒状部材とを備え、
    前記第2筒状部材は、前記第1筒状部材に対して進退することを特徴とする折り畳み式スクリーン。
  2. 請求項1に記載の折り畳み式スクリーンにおいて、
    前記骨部材は、伸縮自在に構成されることを特徴とする折り畳み式スクリーン。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の折り畳み式スクリーンにおいて、
    前記スクリーン幕は、伸縮自在な材料で形成されることを特徴とする折り畳み式スクリーン。
  4. 光源、当該光源から射出された光を画像情報に応じて変調する光変調装置、当該光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置を有する装置本体と、
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の折り畳み式スクリーンとを備え、
    前記投射光学装置の光軸方向は、前記スクリーン幕の法線方向と同じであることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項4に記載のプロジェクタにおいて、
    前記装置本体は、前記光源、及び前記光変調装置を内部に収納する筐体を備え、
    前記筐体は、前記第1筒状部材の開口内、及び前記第2筒状部材の開口内に配置され、
    前記第1筒状部材、及び第2筒状部材のうち、いずれか一方は、前記筐体に固定され、他方は、前記筐体に沿って摺動することを特徴とするプロジェクタ。
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