JP2008069844A - 直動案内装置 - Google Patents

直動案内装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008069844A
JP2008069844A JP2006248231A JP2006248231A JP2008069844A JP 2008069844 A JP2008069844 A JP 2008069844A JP 2006248231 A JP2006248231 A JP 2006248231A JP 2006248231 A JP2006248231 A JP 2006248231A JP 2008069844 A JP2008069844 A JP 2008069844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
door
linear motion
guide device
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006248231A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Sato
亮一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2006248231A priority Critical patent/JP2008069844A/ja
Publication of JP2008069844A publication Critical patent/JP2008069844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

【課題】無理のない作業姿勢でスライダを扉に取り付けることができる。
【解決手段】公共交通機関のプラットホームのホームドアにおいて固定部101に稼動部である扉102を支持するために用いられる直動案内装置1において、案内レール10が固定部側に水平方向に延びるように取り付けられるとともに、スライダ20が、その上面が扉102の垂直面と対向するように、該扉102にネジ止めにより取り付けられており、スライダ20には、取り付け状態において上方に向くように、その側面にネジ止め用のネジ孔24が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、直動案内装置に関し、特に、鉄道等の公共交通機関のプラットホームのホームドアの扉を支持する直動案内装置に関する。
近年、鉄道等の公共交通機関のプラットホームで、車両走行空間と利用者の乗車のための空間とを安全に隔てるためにホームドアが設けられている。そして、ホームドアの扉を支持しつつ、水平方向に移動可能とするものとして、直動案内装置が用いられている。直動案内装置の基本的な構成は例えば特許文献1等に開示されている。
特開平15−239959号公報
ところで、直動案内装置は、ホームドアに用いられる場合、該ホームドアの構造との関係で、ホームドアにおいて固定部となる戸袋又は支柱の垂直平面にレールが取り付けられる、いわゆる壁掛け姿勢での使用態様となる。よって、ホームドアにおいて可動部となる扉を戸袋又は支柱に支持するために、スライダが扉に取り付けられることになるが、この場合、スライダの上面(レールと嵌合する面とは反対側の面)を扉(扉の垂直面)に固定するためのネジ孔(ボルト用孔)を設け、スライダを扉にボルト止めする必要がある。
しかし、この場合、横方向からネジ孔にボルトを差込、締め上げなければならないが、このときの作業姿勢には無理がある。
本発明の課題は、無理のない作業姿勢でスライダを扉に取り付けることができるようにする。
前記課題を解決するために、本発明に係る請求項1に記載の直動案内装置は、公共交通機関のプラットホームのホームドアにおいて固定部に稼動部である扉を支持するために用いられる直動案内装置において、長手方向に沿って形成されたボール転動溝を有する案内レールと、前記案内レールの前記ボール転動溝と対向するボール転動溝を有するスライダと、前記スライダと前記案内レールの両ボール転動溝間に配設された多数のボールと、を備え、前記案内レールが前記固定部側に水平方向に延びるように取り付けられるとともに、前記スライダが、その上面が扉の垂直面と対向するように、該扉にネジ止めにより取り付けられており、前記スライダには、取り付け状態において上方に向くように、その側面に前記ネジ止め用のネジ孔が形成されている。
また、本発明に係る請求項2に記載の直動案内装置は、請求項1に記載の直動案内装置において、前記スライダが、前記上面に凹溝が形成されて、該形成部分の肉厚が薄くなっている。
また、本発明に係る請求項3に記載の直動案内装置は、請求項1又は2に記載の直動案内装置において、ホームドアに取り付けられた状態で、ボールとスライダ及び案内レールの少なくとも一方のボール転動溝との接触角が、垂直面から30°以下になっている。
請求項1に記載の発明によれば、スライダには、取り付け状態において上方に向くように、その側面にネジ止め用のネジ孔が形成されていることで、ボルトをネジ孔に上方から差し込み、締め上げることができ、無理のない姿勢で取り付け作業を行うことができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、スライダが、上面に凹溝が形成されて、該形成部分の肉厚が薄くなっているので、スライダの部材剛性を小さくでき、直動案内装置を取り付けた際の内部荷重が増大してしまうのを抑制できる。
また、請求項3に記載の発明によれば、扉の荷重が、直動案内装置に対して、特にボールとボール転動溝に対して上下方向に作用する場合でも、扉の荷重を、直動案内装置において、特にボールとボール転動溝とで効率良く受けることができる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態は、本発明を適用した直動案内装置である。この直動案内装置は、プラットホームのホームドアに用いられる。
図1は、直動案内装置の斜視図を示す。
図1に示すように、案内レール10とスライダ20とから構成されており、スライダ20が案内レール10に沿って移動するようになっている。
案内レール10は、断面略四角形状の棒状体であり、案内レール10の左右夫々の側面11に、該案内レール10に長手方向に沿ってボール転動溝12が形成されている。ボール転動溝12は、案内レール10の側面11の略中央部に形成されており、案内レール10の幅方向に沿う断面をゴシックアーチ状となるように形成されている。
図2は、直動案内装置の断面図を示す。
この図2にも示すように、スライダ20は、案内レール10の一部を収容するように略門形に形成されたスライダ本体21と、このスライダ本体21の前端面と後端面に取り付けられたエンドキャップ22,23とからなり、スライダ本体21の幅方向における側面(一側面又は両側面)に、スライダ20をプラットホームのホームドアの扉にボルト止めするためのネジ孔24が設けられている(タップ加工を施している)。
スライダ本体21の内側面には、案内レール10のボール転動溝12に対向するように、ボール転動溝25が形成されている。案内レール10のボール転動溝12とスライダ2のボール転動溝25と間が、多数のボール30を転送するためのボール転走路を構成している。ボール30は、例えばSUJ2等の鉄鋼材料により形成されている。
また、スライダ本体21には、ボール30を初期位置に戻すため(循環させるため)のボール戻し通路26がボール転走路に対応して形成されている。
また、スライダ本体21の両端それぞれに取り付けられたエンドキャップ22,23は、スライダ本体21におけるボール転走路の開口端を閉塞しており、該エンドキャップ22,23の内側面には、ボール転走路とボール戻し通路26とを連絡する円弧状の連絡通路(図示せず)が形成されている。
また、ボール30と案内レール10及びスライダ20のボール転動溝12,25との接触角が、図2において水平方向に延びる軸(水平軸)に対してそれぞれ30°以下(0°〜30°)となるように、該ボール転動溝12,25の形状を決定している。
さらに、スライダ本体21の上側面には、長手方向に伸びる凹溝27が形成されている。
(作用及び効果)
作用及び効果は次のようになる。
図3は、鉄道等の公共交通機関のプラットホームで、車両走行空間と利用者の乗車のための空間とを安全に隔てるために設けられたホームドア100に直動案内装置1が取り付けられた態様を示す。ホームドア100は、固定部となる戸袋(又は支柱)101及び可動部となる扉102で構成されており、戸袋101に直動案内装置1を介して扉102の上端部が支持されて、扉102が水平方向(同図で紙面に垂直方向)で移動可能となっている。
図3に示すように、直動案内装置1は、戸袋101の垂直平面にレール10が取り付けられる、いわゆる壁掛け姿勢での使用態様となる。ここで、戸袋101の上端部に沿って水平方向に案内レール10が取り付けられる。
一方、扉102の上端部には、該上端部に沿って水平方向にL型のアングル103が取り付けられており、該L型のアングル103を介して扉102にスライダ20が取り付けられている。具体的には、アングル103は、一方の辺103aが扉102の上端部に溶接により取り付けられており、これにより、他方の辺103bが扉102の上端部から水平方向に突出している。そして、該他方の辺103bには、スライダ20を取り付けるためのボルト挿通用孔103cが形成されている。
これに対応して、スライダ20は、スライダ本体21における案内レール10の収容部分が水平方向に向くような姿勢とされており、これにより、アングル103の他方の辺103bの孔103cを挿通するようにボルト104を上方から差し込まれ、該ボルト104とスライダ本体21の側面に形成したネジ孔24とが螺合させて、ボルト104を締め上げることで、スライダ20がアングル103に取り付けられている。なお、扉102の下端部は、カムフォロア105を介して戸袋101に支持されている。
ここで、アングル103の他方の辺103bの孔103cを挿通するようにボルト104を上方から差し込み、ボルト104を締め上げて、アングル103にスライダ20を取り付けているので、無理のない作業姿勢で、簡単にスライダ20を扉103に取り付けることができるようになり、取り付け作業の効率を向上させることができ、かかる工数を削減できる。
また、スライダ本体21は、凹溝27が形成されていることで、部材剛性が小さくなっている。これにより、たとえL型のアングル103においてスライダ20の接する面、特に扉102に溶接により取り付けられる一方の辺103a(取り付け面)において、平面の精度が出ていないことで、直動案内装置1(具体的にはスライダ20)の取り付け精度が出ていない場合(取り付け誤差が生じている場合)でも、スライダ本体21の部材剛性が小さくなっていることで、スライダ本体21が変形して、直動案内装置1の内部荷重が増大してしまうのを抑制できる。
なお、スライダ20(直動案内装置1)の取り付け面の精度を確保するために、溶接加工をした後に取り付け面を追加工により仕上げることも考えられるが、完全に確保できるとはいえない。
また、前述のように、ボール30と案内レール10及びスライダ20のボール転動溝12,25との接触角を、図2において水平方向に延びる軸(水平軸)に対してそれぞれ30°以下となっており、これにより、直動案内装置1ホームドア100に取り付けられた状態では、その接触角が、垂直面から30°以下になるので、扉102の荷重が、直動案内装置1に対して、特にボール30とボール転動溝12,25に対して、上下方向に作用する場合でも、扉102の荷重を、直動案内装置1において、特にボール30とボール転動溝12,25とで効率良く受けることができる。
なお、前記実施形態を次のような構成により実現することもできる。
すなわち、図4に示すように、スライダ本体21の上面に設けた溝部27を、ボール戻し通路26として利用することもできる。
また、前記実施形態では、アングルを介してスライダを扉に取り付ける場合を説明した。これに対して、チャンネルや角パイプ等の他の溶接構造を介してスライダを扉に取り付けることもできる。この場合でも、例えば、チャンネルや角パイプ等において、スライダ20(直動案内装置1)の取り付け面の精度が出ていない場合でも、スライダ本体21の部材剛性が小さくなっていることで、スライダ本体21が変形して、直動案内装置1の内部荷重が増大してしまうのを抑制できる。
また、エンドキャップ22,23もスライダ本体21と断面形状で同形状になるように、スライダ本体21の凹溝27に対応して、エンドキャップ22,23にも凹溝を形成することもできる。
なお、前記実施形態の説明において、直動案内装置1は、公共交通機関のプラットホームのホームドアにおいて固定部に稼動部である扉を支持するために用いられる直動案内装置を実現しており、案内レール10は、長手方向に沿って形成されたボール転動溝を有する案内レールを実現しており、スライダ20は、前記案内レールの前記ボール転動溝と対向するボール転動溝を有するスライダを実現しており、多数のボール30は、前記スライダと前記案内レールの両ボール転動溝間に一列に配設された多数のボールを実現しており、前記案内レールが前記固定部側に水平方向に延びるように取り付けられるとともに、前記スライダが、その上面が扉の垂直面と対向するように、該扉にネジ止めにより取り付けられており、前記スライダには、取り付け状態において上方に向くように、その側面に前記ネジ止め用のネジ孔が形成されていることを実現している。
本発明の実施形態の直動案内装置を示す斜視図である。 同実施形態の直動案内装置を示す断面図である。 同実施形態の直動案内装置が鉄道等の公共交通機関のプラットホームのホームドアに取り付けられた態様を示す図である。 他の実施形態の直動案内装置を示す図である。
符号の説明
10 案内レール、12,25 ボール転動溝、20 スライダ、24 ネジ孔、26 ボール戻し通路、27 凹溝、30 ボール、100 ホームドア、101 戸袋、102 扉、103 アングル、104 ボルト

Claims (3)

  1. 公共交通機関のプラットホームのホームドアにおいて固定部に稼動部である扉を支持するために用いられる直動案内装置において、
    長手方向に沿って形成されたボール転動溝を有する案内レールと、
    前記案内レールの前記ボール転動溝と対向するボール転動溝を有するスライダと、
    前記スライダと前記案内レールの両ボール転動溝間に配設された多数のボールと、を備え、
    前記案内レールが前記固定部側に水平方向に延びるように取り付けられるとともに、前記スライダが、その上面が扉の垂直面と対向するように、該扉にネジ止めにより取り付けられており、前記スライダには、取り付け状態において上方に向くように、その側面に前記ネジ止め用のネジ孔が形成されていることを特徴とする直動案内装置。
  2. 前記スライダは、前記上面に凹溝が形成されて、該形成部分の肉厚が薄くなっていることを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置。
  3. 前記ホームドアに取り付けられた状態で、前記ボールと前記スライダ及び前記案内レールの少なくとも一方のボール転動溝との接触角が、垂直面から30°以下になっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の直動案内装置。
JP2006248231A 2006-09-13 2006-09-13 直動案内装置 Pending JP2008069844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006248231A JP2008069844A (ja) 2006-09-13 2006-09-13 直動案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006248231A JP2008069844A (ja) 2006-09-13 2006-09-13 直動案内装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008069844A true JP2008069844A (ja) 2008-03-27

Family

ID=39291611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006248231A Pending JP2008069844A (ja) 2006-09-13 2006-09-13 直動案内装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008069844A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222326U (ja) * 1985-07-24 1987-02-10
JPS6224649B2 (ja) * 1984-10-16 1987-05-29 Hiroshi Teramachi
JP2002089555A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Thk Co Ltd 転がり案内装置及びその製造方法並びに転がり案内装置を含む駆動装置
JP2004019728A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Nsk Ltd リニアガイド装置
JP2006168452A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Hitachi Ltd プラットホーム用ホームドア

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6224649B2 (ja) * 1984-10-16 1987-05-29 Hiroshi Teramachi
JPS6222326U (ja) * 1985-07-24 1987-02-10
JP2002089555A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Thk Co Ltd 転がり案内装置及びその製造方法並びに転がり案内装置を含む駆動装置
JP2004019728A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Nsk Ltd リニアガイド装置
JP2006168452A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Hitachi Ltd プラットホーム用ホームドア

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8556222B2 (en) Seat slide device for vehicle
JP2007176456A (ja) 車両用シートスライド装置
US10221889B2 (en) Slide rail assembly
US7204467B2 (en) Longitudinal adjuster for a vehicle seat
JP2582585Y2 (ja) 直動転がり案内ユニット
CA2729367C (en) Fastening device for a housing in a receiving device
US5431497A (en) Track rail fixing structure and a linear motion guide unit on which it is equipped
CN108730336B (zh) 具有传感器支架的线性运动装置
JP2008069844A (ja) 直動案内装置
JP2010106934A (ja) モノキャリア
US20150282374A1 (en) Slide rail assembly
EP3862242B1 (en) Cable car and cable car curve passing structure
US20080080796A1 (en) Synchronous Spacer with a Guiding Block
KR102248012B1 (ko) 복선 레일용 레일 서포터 장치 및 이를 포함하는 복선 레일 장치
US7832932B2 (en) Linear rolling bearing
JP2007032730A (ja) 転がり案内装置
US8596329B2 (en) Covering device, in particular for machine tools
JP5343513B2 (ja) 直動装置
JP5208621B2 (ja) 運動案内装置
CN105784385A (zh) 一种车辆碰撞试验的壁障固定装置
JP3131668U (ja) 板状部材留め構造及びこれを備えた案内装置
US20080008407A1 (en) Miniature Linear Motion Guide Unit
JP2014119036A (ja) 直動案内装置の設置構造
JPH0741062U (ja) 直動案内ユニット
JP2009085333A (ja) リニアガイド装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090909

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100708

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100907

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20101005

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110222