JP2008068980A - エレベータのかご内換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】停電時に備えてエレベータかごに設けられた換気口に対する開放・閉塞の切換動作を円滑に行う。
【解決手段】かご停止時には、換気口部材4の開口端は開放状態となっている。かご上昇時には、受風面5cが風圧を受け、スライドカバー部材5はバネ部材6のバネ力に抗して下方へスライドする。従って、換気口部材4の開口端は閉塞状態に切り換わる。同様に、かご下降時には、受風面5dが風圧を受け、スライドカバー部材5はバネ部材6のバネ力に抗して上方へスライドする。従って、換気口部材4の開口端は閉塞状態に切り換わる。
【選択図】図4

Description

本発明は、エレベータのかご内換気装置に関するものである。
エレベータかご内での快適性を向上させるためにはかご内の騒音を低減する必要がある。かご内は、外部とほぼ遮断された密閉空間であるため、集合住宅又はオフィスビルなどの通常の建物に設置されるエレベータシステムでは、かご外部からかご内に入り込む騒音がそれほど問題となることはない。
しかし、エレベータのかごには空調機器等の通風口が設けられており、かご内は完全な密閉空間ではないためある程度の騒音が外部から侵入するのは許容せざるを得ない。そして、高層ビルに設置される高速のエレベータシステムでは、昇降路内での風切音や巻上機等の回転機器からの発生音などが大きくなり、通風口からかご内に侵入するこれらの騒音が無視できないほどに大きくなる場合がある。特許文献1には、このような騒音を低減するための技術が開示されている。
図15は、特許文献1に係るかご内送風機の配置状態を示す説明図である。かご101の背面側屋根部の一角に送風機102が配置されており、この送風機102は内部にシロッコ形のファン103を有し、通風口に複数の可動羽根104を有している。
図16は、図15における送風機102の動作についての説明図である。可動羽根104は、軸部材105により回動可能に支持されているが、一定角度以上の回動動作は上下に配設されているストッパ106により拘束されるようになっている。また、可動羽根104は、軸部材105の回りに取り付けられているバネ部材(図示せず)により、かご101の停止時には水平方向の姿勢となるように保持されている。
そして、かご101が上昇すると、可動羽根104は上昇時風圧を受けるために、下方のストッパ106にぶつかるまで下向きに回動する。一方、かご101が下降すると、可動羽根104は下降時風圧を受けるために、上方のストッパ106にぶつかるまで上向きに回動する。
したがって、かご101の走行時には、送風機102の通風口が完全に閉塞されない程度に通風面積が絞り込まれるので、外部からかご101内に侵入する騒音を低減することができる。
特開2003−226478号公報
上述した従来装置の構成では、可動羽根104は走行時風圧に基づく回動動作により通風口の通風面積を絞り込むようになっている。しかし、可動羽根104には、水平方向の姿勢に戻ろうとするバネ部材の力が常時働いているため、かご速度が一定以下に低減し走行時風圧が弱まると、可動羽根104の姿勢は水平方向に近づき通風面積が増加しようとする。したがって、低速領域付近では、可動羽根104の動作が不安定となり、実際には騒音を充分に低減することは困難である。
また、上述した送風機102はファン103を有するものであるため、送風機能に支障をきたすことがないように、ストッパ106を設けて可動羽根104が完全に通風口を遮断しないようにしている。一方、エレベータの機種によっては、停電時に備えて、かご停止状態では常に開放状態となるような換気口を設けた構成が採用されることがある。このような機種では、かご走行時には、この換気口を完全に閉塞して外部からかご内に侵入する騒音を極力低減することが要求される。しかし、上述した可動羽根104のように、不安定な回動動作を行う部材では、換気口に対する開放・閉塞の切換を円滑に行うのは困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、停電時に備えてエレベータかごに設けられた換気口に対する開放・閉塞の切換動作を円滑に行うことが可能なエレベータのかご内換気装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、エレベータかごの外面に開口端が昇降路壁側へ突出するように取り付けられ、かご内とかご外部とを連通させる換気口部材と、換気口部材にスライド可能に装着されると共に、かご走行時の風圧を受ける受風部が形成されており、かご停止時には開口端を開放状態に維持し、かご走行時には前記受風部が受ける風圧に基づくスライド動作により開口端を閉塞状態とするスライドカバー部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、スライドカバー部材は、開口端と略同一面積の開口部を有すると共に、バネ部材を介して換気口部材に装着されており、このバネ部材のバネ力に基づき、かご停止時には開口部位置が開口端に一致するものである、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、スライドカバー部材は、かご上昇時には上昇時風圧を受けて下方へスライドし、かご下降時には下降時風圧を受けて上方へスライドするものである、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、スライドカバー部材は、スライド動作終点位置における接触による衝撃を緩衝するための衝撃緩衝部材を有するものである、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、スライドカバー部材は換気口部材にダンパ部材を介して装着されており、かご停止の時間が短い場合に開口端の閉塞状態が解除されるのを抑制するものである、ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、スライドカバー部材のスライド動作は、このスライド動作を円滑にするためのローラ部材を介して行われる、ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明において、スライドカバー部材は、かご上昇時における上昇時風圧、及びかご下降時における下降時風圧を斜めに受ける受風部を有しており、かご走行時のスライド方向が水平方向である、ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、受風部は、上昇時風圧のみを受ける第1の受風部、及び下降時風圧のみを受ける第2の受風部により形成されており、かご走行時のスライド方向が同一向きの水平方向である、ことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1記載の発明において、エレベータかごの屋根部に開口端が昇降路天井側へ突出するように取り付けられ、かご内とかご外部とを連通させる屋根側換気口部材と、屋根側換気口部材にスライド可能に装着されると共に、スライドカバー部材とリンク機構を介して機械的にリンクされており、かご停止時には開口端を開放状態に維持し、かご走行時にはスライドカバー部材よりリンク機構を介して伝達される機械力に基づくスライド動作により開口端を閉塞状態とする屋根側スライドカバー部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1記載の発明において、換気口部材及びスライドカバー部材が複数組設けられており、各組ライドカバー部材はリンク機構を介して機械的に連結され、スライド動作が連動して行われる、ことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の発明において、複数組に係るスライドカバー部材のうち一のスライドカバー部材が、かご上昇時における上昇時風圧、及びかご下降時における下降時風圧を斜めに受ける受風部を有しており、この受風部が受ける風圧により全てのスライドカバー部材がリンク機構を介して水平方向にスライドする、ことを特徴とする。
本発明によれば、換気口部材に対してスライド動作を行うスライドカバー部材を設けた構成としているので、停電時に備えてエレベータかごに設けられた換気口に対する開放・閉塞の切換動作を円滑に行うことが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るかご内換気装置の配置状態を示す説明図である。昇降路1内において、かご2はロープ3により吊下されて昇降動するようになっている。かご2は正面側に設けられたドア2aを有しており、側面2bには換気口部材4が昇降路壁1a側に突出するように取り付けられている。この換気口部材4には、スライドカバー部材5がバネ部材6を介して矢印方向へスライド可能に装着されている。これら換気口部材4、スライドカバー部材5、及びバネ部材6により本実施形態のかご内換気装置が構成されている。
このかご内換気装置は停電事故等により昇降路1内でかご2が停止し、かご2内に別途設けられているエアコンの運転が停止された状態になった場合に、かご内とかご外部との連通を確保し、かご内の乗客に対する不快感を低減することを目的として設置されるものである。
そして、このかご内換気装置は、通常運転中においても各階床でのかご停止時には換気口を必ず開放状態とし、一方、かご走行時には外部からの騒音が侵入するのを防止するため、この換気口を閉塞状態とするようになっている。したがって、かご停止時からかご走行時への移行、又はその逆方向の移行が繰り返される毎に、かご内換気装置は開放状態と閉塞状態との間の切換動作を行うことになる。この切換動作は、モータ又はエアシリンダ等の駆動機器を用いて行うことも可能であるが、本発明ではこのような駆動機器を用いない構成を採用することにより、省エネ化及びコストダウンを図ることができるようにしている。
図2は、図1におけるかご内換気装置の構成を示す分解斜視図である。換気口部材4は、断面形状が四角形の筒体41、及びこの筒体41の両サイドに溶接等により固着された一対のガイド板42により形成されている。そして、このガイド板42は、開口端41aの中央側に向かって折曲されたガイド爪42aを有している。
スライドカバー部材5は、略コの字状の断面形状を有する部材であり、筒体41の開口端41aに対向する開口部5aが形成されていると共に、両側面にはガイド爪42aが嵌合可能な縦長状の溝部5bが形成されている。また、折曲形成された上側部分にはかご上昇時の風圧を受ける受風面5cが形成され、下側部分にはかご下降時の風圧を受ける受風面5dが形成されている。そして、受風面5cの裏面側と筒体41の上部面との間に、コイル状のバネ部材6が介挿されるようになっている。
図3は、図1におけるかご内換気装置の縦断面図である。かご2側には孔部2cが形成されており、この孔部2cに換気口部材4の一端側が突き合わされて固着されている。図3は、かご停止時におけるかご内換気装置を示すものであり、換気口部材4の開口端41aとスライドカバー部材5の開口部5aとは、バネ部材6の働きにより同一高さとなっている。また、この図示の状態から明らかなように、両者の開口面積は略同一となっている。
次に、上記のように構成される第1の実施形態の動作を図4を参照しつつ説明する。かご停止時には、図4(a)に示すように、換気口部材4の開口端41aの位置と、スライドカバー部材5の開口部5aの位置とが一致した状態にあり、かご内換気装置の開口端は開放状態となっている。
かご上昇時には、図4(b)に示すように、受風面5cが風圧を受け、スライドカバー部材5はバネ部材6のバネ力に抗して下方へスライドする。従って、かご内換気装置の開口端は閉塞状態へ円滑に切り換わる。
同様に、かご下降時には、図4(c)に示すように、受風面5dが風圧を受け、スライドカバー部材5はバネ部材6のバネ力に抗して上方へスライドする。従って、かご内換気装置の開口端は閉塞状態へ円滑に切り換わる。
このように、第1の実施形態に係るかご内換気装置によれば、かご停止時にはバネ部材6の働きにより換気口部材4の開口端は常に開放状態に維持される。従って、万一、停電事故によりかご2が階床間で停止し、更にエアコンの運転も停止されたとしても、かご内には換気口部材4を通して外部からの空気が導入されるので、かご内の乗客に与える不快感を軽減することができる。そして、既述したように、かご内換気装置は駆動機器によらずに開放状態と閉塞状態との間の切換動作を円滑に行うので、省エネ化及びコストダウンを図ることができる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るかご内換気装置の構成を示す縦断面図である。図5が図3と異なる点は、受風面5c,5dの各裏面側に衝撃緩衝部材7が取り付けられている点である。この衝撃緩衝部材7の材質としては、例えば、ゴム、ウレタン等が用いられるが、特にこれらに限定されるものではない。
スライドカバー部材5のスライド動作終点位置においては、受風面5c,5dの各裏面側が相手側部材(すなわち筒体41の上部面及び下部面)と勢いよく接触することも考えられ、そのような場合にはこの接触時の衝撃音が騒音となってかご内に侵入する。本実施形態によれば、このような接触時の衝撃を緩衝することができ、発生する衝撃音を低減することができる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係るかご内換気装置の構成を示す縦断面図である。図6が図3と異なる点は、受風面5cの裏面側と換気口部材4(筒体41)の上部面との間にダンパ部材8が介挿されている点である。
上述したように、かご2が停止状態から走行状態に移行すると、かご内換気装置の開口端は開放状態から閉塞状態に切り換わり、その後かご2が走行状態から再度停止状態に移行すると、かご内換気装置の開口端は閉塞状態から再度開放状態に切り換わる。
この場合、再度の停止状態の時間が短い場合がある。例えば、停止階床乗場でドア2aを開けたが、待っている乗客がいないような場合には直ちに戸閉してかご2は次の目的階に向かって走行を開始する。このような場合に、第1の実施形態に係るかご内換気装置では、短時間の停止時間であっても、開口端はそれまでの閉塞状態から開放状態に完全に切り換わるため、それから閉塞状態に切り換わるまでにある程度の時間を要し、若干の騒音が発生する。ところが、本実施形態によれば、ダンパ部材8が閉塞状態から開放状態への切換動作を遅らせるため、短時間の停止であれば、そのまま閉塞状態が維持される。したがって、このような騒音の発生を防止することができる。
図7は、本発明の第4の実施形態に係るかご内換気装置の構成を示す分解斜視図である。図7が図2と異なる点は、換気口部材4Aの構成である。すなわち、この換気口部材4Aは、筒体41と、この筒体41の両サイドに一端側が固着され他端側が広くなるように折曲形成された一対の取付板43と、この一対の取付板43の内側に支持桿10を介して取り付けられた複数個のガイドローラ9とで形成されている。そして、これらのガイドローラ9はスライドカバー部材5の両サイドの溝部5b内を回転移動するようになっている。
図2の構成では、ガイド爪42aが溝部5b内を摺動するようになっていたため、スライドカバー部材5のスライド動作時に若干の摺動音が発生する余地があったが、図7の構成ではガイドローラ9が溝部5b内を円滑に回転移動するので、この摺動音のような騒音の発生を回避することができる。
図8は、本発明の第5の実施形態に係るかご内換気装置の配置状態を示す斜視図である。本実施形態のかご内換気装置は、側面2bに固着された換気口部材4Bと、開口部5Aa及び受風板51を有し、矢印で示すように水平方向へスライドするスライドカバー部材5Aと、換気口部材4B及びスライドカバー部材5A間に介挿されるバネ部材6により構成される。
図9は、図8におけるかご内換気装置の構成を示す分解斜視図である。換気口部材4Bは、筒体41と、この筒体41の上部面及び下部面に溶接等により固着された一対のガイド板44により形成されている。そして、このガイド板44は、開口端41aの中央側に向かって折曲されたガイド爪44aを有している。
スライドカバー部材5Aは、略コの字状の断面形状を有し、両サイドに折曲形成された一対の側部5Acを有する部材である。このスライドカバー部材5Aには、筒体41の開口端41aに対向する開口部5Aaが形成されていると共に、上部側面及び下部側面にはガイド爪44aが嵌合可能な横長状の溝部5Abが形成されている。
また、開口部5Aaの両側には一対の受風板51が斜めに固着されている。この受風板51の上側の面はかご上昇時の風圧を受ける受風面51aとなり、下側の面はかご下降時の風圧を受ける受風面51bとなる。そして、側部5Acの裏面側と筒体41の側部面との間に、コイル状のバネ部材6が介挿されるようになっている。なお、図9の例では、2つのバネ部材6が介挿されている場合を示したが、このバネ部材6は1つのみであってもよい。
次に、上記のように構成される第5の実施形態の動作を図10を参照しつつ説明する。かご停止時には、図10(a)に示すように、換気口部材4Bの開口端41aの位置と、スライドカバー部材5Aの開口部5Aaの位置とが一致した状態にあり、かご内換気装置の開口端は開放状態となっている。
かご上昇時には、図10(b)に示すように、受風板51の受風面51aが風圧を受け、スライドカバー部材5Aはバネ部材6のバネ力に抗して左方へスライドする。従って、かご内換気装置の開口端は閉塞状態へ円滑に切り換わる。
また、かご下降時には、図10(c)に示すように、受風板51の受風面51bが風圧を受け、スライドカバー部材5Aはバネ部材6のバネ力に抗して右方へスライドする。従って、かご内換気装置のは開口端は閉塞状態へ円滑に切り換わる。
既述した実施形態では、スライドカバー部材5のスライド方向が上下方向であり、バネ部材6は常にスライドカバー部材5の重量を受けていたため、ある程度の期間が経過すると「へたり」が生じやすく、開口端の閉塞状態から開放状態への切換が円滑に行われなくなることも考えられる。これに対し、この第5の実施形態では、スライドカバー部材5Aのスライド方向は水平方向であり、バネ部材6はスライドカバー部材5Aの重量を受けない構成となっている。したがって、長期間が経過しても「へたり」が生じにくく、開口端の閉塞状態から開放状態への切換は常に円滑に行われるようになる。
なお、この第5の実施形態に係るかご内換気装置に対し、図5で説明した衝撃緩衝部材7、図6で説明したダンパ部材8、及び図7で説明したガイドローラ9等を設ける構成を適用することも勿論可能である。
図11は、本発明の第6の実施形態に係るかご内換気装置の構成を示す分解斜視図である。図11が図9と異なる点は、図9における一対の受風板51の代わりに、断面が略V字状の1つの受風板52が設けられている点である。この受風板52の上側の面はかご上昇時の風圧を受ける受風面52aとなり、下側の面はかご下降時の風圧を受ける受風面52bとなる。
次に、上記のように構成される第6の実施形態の動作を図12を参照しつつ説明する。かご停止時には、図12(a)に示すように、換気口部材4Bの開口端41aの位置と、スライドカバー部材5Aの開口部5Aaの位置とが一致した状態にあり、かご内換気装置の開口端は開放状態となっている。
かご上昇時には、図12(b)に示すように、受風板52の受風面52aが風圧を受け、スライドカバー部材5Aはバネ部材6のバネ力に抗して右方へスライドする。従って、かご内換気装置の開口端は閉塞状態へ円滑に切り換わる。
また、かご下降時には、図12(c)に示すように、受風板52の受風面52bが風圧を受け、スライドカバー部材5Aはバネ部材6のバネ力に抗して、図12(b)の場合と同様に、右方へスライドする。従って、かご内換気装置のは開口端は閉塞状態へ円滑に切り換わる。
先の第5の実施形態では、図10(b),(c)に示したように、かご上昇時とかご下降時とではスライドカバー部材5Aのスライド方向が互いに反対方向となっている。これに対し、本実施形態では、図12(b),(c)に示したように、かご上昇時及びかご下降時のスライドカバー部材5Aのスライド方向は同一方向となっている。したがって、かご2の走行方向が上昇から下降(あるいはその逆)に変化する際に、開口端を開放状態としなくて済む構成を実現することができる。
すなわち、この第6の実施形態に、図6で説明したダンパ部材8を設ける構成とすれば、ある階床に下方階から上昇してきたかご2が到着し、短時間の停止後に今度は下方階へ下降するような場合、かご内換気装置の開口端は閉塞状態が維持されたままとなる。したがって、開口端を開放状態とすることによる外部からの騒音侵入を回避することができるようになる。
また、この第6の実施形態によれば、スライドカバー部材5Aのスライド方向が片側1方向となっているので、周辺個所に他の部材又は機器を取り付ける必要が生じる場合に広くスペースを確保することができる。つまり、スライド方向が両側2方向の場合に比較して、設計上の自由度を増大させることが可能となっている。
なお、図12に示した例では、スライドカバー部材5Aのスライド方向は開口端の右方向となっているが、受風板52の傾斜方向を逆向きにすることにより左方向とすることもできる。また、受風板52は開口部5Aaの左側に1つのみ設けた構成としているが、右側にも設け、合計2つの個数としてもよい。更に、バネ部材6の個数も必ずしも2個である必要はなく、1個としてもよい。
図13は、本発明の第7の実施形態に係るかご内換気装置の配置状態を示す説明図である。この実施形態は、かご走行時の風圧を直接的に利用することができない場所である屋根部にもかご内換気装置を追加した構成としたものである。
すなわち、図13において、側面2b側に設けられている換気口部材4、スライドカバー部材5、及びバネ部材6は、図1に示した第1の実施形態に係るかご内換気装置と同じものである。そして、かご2の屋根部には屋根側換気口部材4C、及び屋根側スライドカバー部材5Bが設けられており、これらが屋根側かご内換気装置を構成している。更に、屋根側スライドカバー部材5Bとスライドカバー部材5とは、支持台12に支持されているリンク機構11により機械的にリンクされている。
屋根側換気口部材4Cは、図2に示した換気口部材4と同一の構造である。また、屋根側スライドカバー部材5Bは、図2に示したスライドカバー部材5から、受風面5cが形成された上側部分、及び受風面5dが形成された下側部分を除去したストレート形状である。
次に、上記のように構成される第7の実施形態の動作につき説明する。かご停止時つまり図13に図示した状態では、換気口部材4及び屋根側換気口部材4Cの各開口端はいずれも開放状態となっている。
しかし、かご上昇時には、スライドカバー部材5の受風面5cが風圧を受け下方にスライドするので、換気口部材4の開口端は閉塞状態に切り換わる。このとき、スライドカバー部材5を下方にスライドさせた風圧は、リンク機構11を介して屋根側スライドカバー部材5Bに伝達される機械力(引っ張り方向)となる。したがって、この機械力により屋根側スライドカバー部材5Bは右側水平方向にスライドし、屋根側換気口部材4Cの開口端も閉塞状態となる。
同様に、かご下降時には、スライドカバー部材5の受風面5dが風圧を受け上方にスライドするので、換気口部材4の開口端は閉塞状態に切り換わる。このとき、スライドカバー部材5を上方にスライドさせた風圧は、リンク機構11を介して屋根側スライドカバー部材5Bに伝達される機械力(押し出し方向)となる。したがって、この機械力により屋根側スライドカバー部材5Bは左側水平方向にスライドし、屋根側換気口部材4Cの開口端も閉塞状態となる。
このように、第7の実施形態に係るかご内換気装置によれば、かご2の側面部の他に屋根部にも換気口を追加することができる。したがって、停電事故等によりかご2が階床間で停止した場合に、換気口を追加した分だけかご内に外部からの空気を多く導入することができ、乗客の不快感を一層軽減することができるようになる。
図14は、本発明の第8の実施形態に係るかご内換気装置の配置状態を示す説明図である。この実施形態は、かご2が大型で、必要とする換気容量が大きな場合に好適なものである。
すなわち、図14において、かご2の側面部(背面部であってもよい)に図11に示したスライドカバー部材5Aと同じ形状のスライドカバー部材5A1,5A2,5A3が配設されている(換気口部材4Bの図示は省略されているが、これも図11に示したものと同様である)。これらのスライドカバー部材5A1,5A2,5A3のうち5A1のみが受風板52を有しており、更に、これらのスライドカバー部材5A1,5A2,5A3はリンク機構13を介して互いに機械的に連結されている。なお、バネ部材6が介挿されているのはスライドカバー部材5A1及びこれに対応する換気口部材4Bの間のみである。
次に、上記のように構成される第8の実施形態の動作につき説明する。かご停止時つまり図14に図示した状態では、スライドカバー部材5A1,5A2,5A3はそれぞれ対応する換気口部材4Bを開放状態としている。
しかし、かご上昇時には、スライドカバー部材5A1に取り付けられている受風板52の受風面52aが風圧を受けるので、スライドカバー部材5A1はバネ部材6のバネ力に抗して右方へスライドする。したがって、リンク機構13によりスライドカバー部材5A1に連結されているスライドカバー部材5A2,5A3も同時に右方へスライドし、全ての換気口は開放状態となる。
また、かご下降時には、スライドカバー部材5A1に取り付けられている受風板52の受風面52bが風圧を受けるので、スライドカバー部材5A1はバネ部材6のバネ力に抗してやはり右方へスライドする。したがって、リンク機構13によりスライドカバー部材5A1に連結されているスライドカバー部材5A2,5A3も同時に右方へスライドし、全ての換気口はかご上昇時と同様に開放状態となる。
図14の構成では、リンク機構13を利用しているので、3つのスライドカバー部材5A1,5A2,5A3のスライド動作を1つの受風板52に基づき行っている。したがって、受風板52を3つ設けた場合に比べてかご走行時の風切音を低減することができ、換気口の数が多いにもかかわらずかご2内部に侵入する騒音を低減することができる。
なお、本実施形態では、3つのスライドカバー部材5A1,5A2,5A3及びこれらに対応する換気口部材4Bを水平方向に配設する構成につき説明したが、これらを上下方向に配設する構成を採用することも可能である。その場合、最上段のスライドカバー部材のみにかご上昇時の風圧を受ける受風部を設け、最下段のスライドカバー部材のみにかご下降時の風圧を受ける受風部を設ければよい。
本発明の第1の実施形態に係るかご内換気装置の配置状態を示す説明図。 図1におけるかご内換気装置の構成を示す分解斜視図。 図1におけるかご内換気装置の縦断面図。 本発明の第1の実施形態に係るかご内換気装置の動作についての説明図。 本発明の第2の実施形態に係るかご内換気装置の構成を示す縦断面図。 本発明の第3の実施形態に係るかご内換気装置の構成を示す縦断面図。 本発明の第4の実施形態に係るかご内換気装置の構成を示す分解斜視図。 本発明の第5の実施形態に係るかご内換気装置の配置状態を示す斜視図。 図8におけるかご内換気装置の構成を示す分解斜視図。 本発明の第5の実施形態に係るかご内換気装置の動作についての説明図。 本発明の第6の実施形態に係るかご内換気装置の構成を示す分解斜視図。 本発明の第6の実施形態に係るかご内換気装置の動作についての説明図。 本発明の第7の実施形態に係るかご内換気装置の配置状態を示す説明図。 本発明の第8の実施形態に係るかご内換気装置の配置状態を示す説明図。 従来のかご内送風機の配置状態を示す説明図。 図15における送風機の動作についての説明図。
符号の説明
1:昇降路
1a:昇降路壁
2:かご
2a:ドア
2b:側面
2c:孔部
3:ロープ
4,4A,B:換気口部材
4C:屋根側換気口部材
41:筒体
41a:開口端
42:ガイド板
42a:ガイド爪
43:取付板
44:ガイド板
44a:ガイド爪
5:スライドカバー部材
5A:スライドカバー部材
5a:開口部
5b:溝部
5c:受風面
5d:受風面
5Aa:開口部
5Ab:溝部
5Ac:側部
51:受風板
51a:受風面
51b:受風面
52:受風板
52a:受風面
52b:受風面
5B:屋根側スライドカバー部材
5A1,5A2,5A3:スライドカバー部材
6:バネ部材
7:衝撃緩衝部材
8:ダンパ部材
9:ガイドローラ
10:支持桿
11:リンク機構
12:支持台
13:リンク機構

Claims (11)

  1. エレベータかごの外面に開口端が昇降路壁側へ突出するように取り付けられ、かご内とかご外部とを連通させる換気口部材と、
    前記換気口部材にスライド可能に装着されると共に、かご走行時の風圧を受ける受風部が形成されており、かご停止時には前記開口端を開放状態に維持し、かご走行時には前記受風部が受ける風圧に基づくスライド動作により前記開口端を閉塞状態とするスライドカバー部材と、
    を備えたことを特徴とするエレベータのかご内換気装置。
  2. 前記スライドカバー部材は、前記開口端と略同一面積の開口部を有すると共に、バネ部材を介して前記換気口部材に装着されており、このバネ部材のバネ力に基づき、前記かご停止時には開口部位置が前記開口端に一致するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  3. 前記スライドカバー部材は、かご上昇時には上昇時風圧を受けて下方へスライドし、かご下降時には下降時風圧を受けて上方へスライドするものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  4. 前記スライドカバー部材は、前記スライド動作終点位置における接触による衝撃を緩衝するための衝撃緩衝部材を有するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  5. 前記スライドカバー部材は前記換気口部材にダンパ部材を介して装着されており、前記かご停止の時間が短い場合に前記開口端の閉塞状態が解除されるのを抑制するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  6. 前記スライドカバー部材のスライド動作は、このスライド動作を円滑にするためのローラ部材を介して行われる、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  7. 前記スライドカバー部材は、かご上昇時における上昇時風圧、及びかご下降時における下降時風圧を斜めに受ける受風部を有しており、かご走行時のスライド方向が水平方向である、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  8. 前記受風部は、上昇時風圧のみを受ける第1の受風部、及び下降時風圧のみを受ける第2の受風部により形成されており、かご走行時のスライド方向が同一向きの水平方向である、
    ことを特徴とする請求項7記載のエレベータのかご内換気装置。
  9. エレベータかごの屋根部に開口端が昇降路天井側へ突出するように取り付けられ、かご内とかご外部とを連通させる屋根側換気口部材と、
    前記屋根側換気口部材にスライド可能に装着されると共に、前記スライドカバー部材とリンク機構を介して機械的にリンクされており、かご停止時には前記開口端を開放状態に維持し、かご走行時には前記スライドカバー部材よりリンク機構を介して伝達される機械力に基づくスライド動作により前記開口端を閉塞状態とする屋根側スライドカバー部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  10. 前記換気口部材及び前記スライドカバー部材が複数組設けられており、各スライドカバー部材はリンク機構を介して機械的に連結され、前記スライド動作が連動して行われる、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  11. 前記複数組に係るスライドカバー部材のうち一のスライドカバー部材が、かご上昇時における上昇時風圧、及びかご下降時における下降時風圧を斜めに受ける受風部を有しており、この受風部が受ける風圧により全てのスライドカバー部材が前記リンク機構を介して水平方向にスライドする、
    ことを特徴とする請求項10記載のエレベータのかご内換気装置。
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