JP2008068405A - サーマルヘッド及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】ラインアンドスペースの狭い挟配線領域に精度良く電極配線を形成可能なサーマルヘッド及びその製造方法を得る。
【構成】グレーズ基板の凸面段差部上に所定ピッチで並ぶ複数の発熱抵抗体と、隣り合う一対の発熱抵抗体を導通接続する折返配線と、折返配線を介して隣り合う一対の発熱抵抗体に通電するコモン配線及び個別配線と、個別配線の一端部に形成したボンディングパッドとを備えたサーマルヘッドにおいて、コモン配線は、列状に並ぶボンディングパッドの間に位置する幅の狭い挟配線領域と、この挟配線領域より幅の広い広配線領域を有していて、この広配線領域は発熱抵抗体と同一材料からなる抵抗体層と導体層により形成し、挟配線領域は抵抗体層が存在せず導体層のみで形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、折り返し電極構造のサーマルヘッド及びその製造方法に関する。
従来のサーマルヘッドでは、グレーズ基板上に所定ピッチで並ぶ複数の発熱抵抗体を通電するための電極構造として、隣り合う一対の発熱抵抗体を導通接続する折り返し電極と、この折り返し電極を介して一対の発熱抵抗体を通電するコモン配線及び個別配線とを有する折り返し電極構造が知られている。折り返し電極構造における電極配線は、高密度化や基板小型化に伴い、ますます微細化する傾向にある。特に、個別配線のボンディングパッド間に位置するコモン配線は、個別配線の一端部に形成される駆動IC用のボンディングパッドを一定以上に小型化できないことから、そのラインアンドスペース(電極幅及び電極間隔)が現状でもライン約12μm、スペース約6μmと非常に狭い。
グレーズ基板として凸面段差部を有する凸段差グレーズ基板を用いる場合、上記電極配線(折り返し電極、コモン配線及び個別配線)は、凸段差グレーズ基板上に抵抗体層を全面的に成膜し、抵抗体層をフォトリソグラフィ法により所定形状の抵抗体パターンとした後、凸面段差部上の複数の発熱抵抗体となる領域を除く抵抗体パターン上に導体層を形成することで得られる。具体的に、抵抗体パターンを形成するフォトリソグラフィ工程では、抵抗体層にレジストを塗布し、レジストを露光・現像して所定の抵抗体形状を得るためのレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクにして抵抗体層をエッチングし、さらにレジストを除去する。レジストパターンを形成する際には、発熱抵抗体の平面的な大きさを高精度に規定するため、凸面段差部の頂上部に露光ピントを合わせてレジスト全体を露光する(一括露光;図5参照)。導体層は、凸面段差部の頂上部と底部に形成した抵抗体パターンの一部をそれぞれ上段・下段アライメントキー(位置合わせ指標)として用い、フォトリソグラフィ法(レジスト塗布、露光、現像、エッチング、レジスト除去)で形成する。導体層の直下に位置する抵抗体パターンは、導体層とグレーズ基板の密着性を高める密着層として機能する。
近年では、高密度化や基板小型化に対応して、凸段差グレーズ基板の凸面段差部の段差が大きくなる傾向にある。このため、電極配線を形成する際に、凸面段差部の頂上部に露光ピントを合わせてレジスト全体を露光する一括露光では、凸面段差部の底部の露光ピントがぼやけてパターニング精度が悪化する。電極配線のラインアンドスペースを十分に確保できれば問題ないが、上述したボンディングパッド間のコモン配線のように微細電極配線が要求される挟配線領域では、電極間の抵抗体層や導体層が完全に除去されずに電極ショートが起きるなど、微細電極配線を形成できないことが問題になってきた。この解決策としては、凸面段差部の頂上部と底部のそれぞれに露光ピントを合わせて二段露光し(図6参照)、頂上部レジストパターンと底部レジストパターンを用いてパターニング精度を高めることが考えられる。
特開平1−105758号公報
しかしながら、二段露光を用いて導体層を形成するには、抵抗体パターンとのアライメントをとるために凸面段差部の頂上部と底部のそれぞれに設けたアライメントキーを利用する。このアライメントキーは、抵抗体パターンの一部を利用して凸面段差部の頂上部と底部に同一工程で同時に形成する必要があるが、抵抗体パターンを二段露光により形成すると頂上部と底部のアライメントキーを同時形成できず、アライメントキー自体に位置ずれが生じる。よって、このアライメントキーを基準にして形成される導体層は、凸面段差部の頂上部と底部におけるパターンずれ、また、抵抗体パターンとのパターンずれが大きくなりすぎ、やはり微細電極配線を得ることが難しかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ラインアンドスペースの狭い挟配線領域にパターン精度良く電極配線を形成可能なサーマルヘッド及びその製造方法を得ることを目的とする。
本発明は、抵抗体パターンを一括露光により形成すれば、凸面段差部の頂上部と底部にアライメントキーを同時形成することができ、このアライメントキーを用いて導体層を二段露光によりパターン精度良く形成できること;抵抗体層を設けずに導体層のみで挟配線領域の電極配線を構成すれば、抵抗体パターンを一括露光により形成しても、挟配線領域に微細な電極配線を形成できる(ショートが起きない)こと;及び挟配線領域外では抵抗体層と導体層により電極配線を構成すれば、電極配線(導体層)の密着性が高まること;に着目して完成されたものである。
すなわち、本発明は、凸面段差部を有するグレーズ基板と、凸面段差部上に所定ピッチで並ぶ複数の発熱抵抗体と、この複数の発熱抵抗体を通電するための電極配線とを備えたサーマルヘッドにおいて、電極配線は、幅の広い広配線領域と幅の狭い狭配線領域とを有しており、広配線領域は発熱抵抗体と同一材料からなる抵抗体層と導体層により形成され、狭配線領域は抵抗体層が存在せず導体層のみで形成されていることを特徴としている。
本発明は、より具体的な態様によれば、凸面段差部を有するグレーズ基板と、凸面段差部上に所定ピッチで並ぶ複数の発熱抵抗体と、隣り合う一対の発熱抵抗体を導通接続する折返配線と、この折返配線を介して隣り合う一対の発熱抵抗体に通電するコモン配線及び個別配線と、この個別配線の一端部に形成された駆動IC接続用のボンディングパッドとを備えたサーマルヘッドにおいて、コモン配線は、列状に並ぶ前記ボンディングパッドの間に位置する幅の狭い挟配線領域と、この挟配線領域より幅の広い広配線領域を有しており、この広配線領域は発熱抵抗体と同一材料からなる抵抗体層と導体層により形成され、挟配線領域は抵抗体層が存在せず導体層のみで形成されていることを特徴としている。
少なくともコモン配線の挟配線領域、ボンディングパッド及び該ボンディングパッドにワイヤーボンディングされた駆動ICを含むボンディング部には、該ボンディング部を覆う封止樹脂層を設けることが好ましい。この封止樹脂層を設けることで、密着層として機能する抵抗体層が存在しないコモン配線の挟配線領域の剥がれや破断を防止できる。
複数の発熱抵抗体の表面には、絶縁材料からなる絶縁バリア層を備えることが好ましい。この絶縁バリア層は、各発熱抵抗体の平面的な大きさを規定し、且つ、製造工程中のダメージから発熱抵抗体を保護する機能を有する。
また本発明は、製造方法の態様によれば、凸面段差部を有するグレーズ基板上に、抵抗体層を全面的に成膜する工程;この抵抗体層を凸面段差部の頂上部と底部で同時にパターニングし、複数の発熱抵抗体と、形成すべき電極配線の幅が狭い挟配線領域では除去され該挟配線領域より幅が広い広配線領域に存在する抵抗体パターンと、凸面段差部の頂上部及び底部を示す上段及び下段アライメントキーとを形成する工程;抵抗体パターンを含むグレーズ基板上に、導体層を全面的に成膜する工程;導体層上にレジストを塗布する工程;上段アライメントキーを用いてフォトマスクを位置調整し、凸面段差部の頂上部に露光ピントを合わせて該頂上部のレジストを露光する工程;下段アライメントキーを用いてフォトマスクを位置調整し、凸面段差部の底部に露光ピントを合わせて該底部のレジストを露光する工程;露光後のレジストを現像し、形成すべき電極配線と同一形状をなすレジストパターンを形成する工程;このレジストパターンをマスクにして導体層をエッチングし、エッチング後にレジストパターンを除去する工程;を有することが好ましい。
より具体的には、電極配線は、隣り合う一対の発熱抵抗体を導通接続する折返配線と、この折返配線を介して隣り合う一対の発熱抵抗体に通電するコモン配線及び個別配線とにより形成する。そして、コモン配線において、個別配線の一端部のボンディングパッド間に位置する幅の狭い挟配線領域を導体層のみで形成し、この挟配線領域よりも幅の広い広配線領域を抵抗体層と導体層により形成することが好ましい。
抵抗体層の成膜工程と抵抗体層のパターニング工程の間に、抵抗体層の上に絶縁材料膜を全面的に形成する工程と、この絶縁材料膜をパターニングし、抵抗体層の発熱抵抗体の形成領域を覆う絶縁バリア層と、凸面段差部の頂上部に基準アライメントキーを形成する工程とを有し、上段アライメントキーは、基準アライメントキーの上に重ねて形成することが好ましい。この態様によれば、上段アライメントキーの位置精度が向上し、凸面段差部の頂上部におけるパターン精度も向上する。
上段及び下段アライメントキーは、発熱抵抗体及び電極配線の形成領域に重ならない予備領域に形成することが実際的である。
本発明によれば、ラインアンドスペースの狭い挟配線領域にパターン精度良く電極配線を形成可能なサーマルヘッド及びその製造方法を得ることができる。
図1は本発明を適用したサーマルヘッドの全体構成を示す概略構成図であり、図2は同サーマルヘッドの一部を拡大して示す平面図、図3は同サーマルヘッドの折返配線及び個別配線を切断して示す断面図である。
サーマルヘッドは、複数の発熱抵抗体を有するヘッド基板1と、この発熱抵抗体を通電制御するためのIC基板20とを独立に備えている。
ヘッド基板1は、Siやセラミック材料、金属材料等からなる放熱性基板2の表面にグレーズ層(全面グレーズ層)3を有するグレーズ基板である。グレーズ層3は、放熱性基板2の一端部側に位置する断面略半球面状の凸面段差部3aと、この凸面段差部3aの底部に連続して均一な膜厚で形成された平坦部3bとで構成されている。凸面段差部3aの底部の高さと平坦部3bの表面高さは一致しており、凸面段差部3aの頂上部Tと底部Bの段差Δは、50〜200μm程度である。
グレーズ層3の凸面段差部3aの上には、図1及び図2の左右方向に所定のピッチ間隔Pをあけて一列に並ぶ複数の発熱抵抗体4が形成されている。複数の発熱抵抗体4は、Ta2N又はTa−SiO2等を用いてグレーズ層3上に部分的に形成された抵抗体パターンの一部であり、その表面が絶縁バリア層5により覆われている。抵抗体パターンは、複数の発熱抵抗体4となる領域以外にも、電極配線の形成領域(一部除く)に電極導体層の密着層として、また、発熱抵抗体4及び電極配線の形成領域に重ならない予備領域にレジストパターニング用のアライメントキー45U、45D(図1)として形成されている。絶縁バリア層5は、例えばSiO2、SiON、SiAlON等の絶縁材料からなり、各発熱抵抗体4の平面的な大きさ(抵抗長L、抵抗幅W)を規定している。隣り合う発熱抵抗体4の間にはグレーズ層3が露出する隙間が設けられており、本実施形態では、隣り合う一対の発熱抵抗体4(4a、4b)により1つの印刷ドットDが構成される。発熱抵抗体4及び印刷ドットDのピッチ間隔Pは5μm程度である。
一対の発熱抵抗体4a、4bは、図2に示されるように、互いの抵抗長方向の一端部が折返配線6により接続されていて、一方の発熱抵抗体4aの抵抗長方向の他端部には個別配線7が接続され、他方の発熱抵抗体4bの抵抗長方向の他端部にはコモン配線8が接続されている。個別配線7とコモン配線8は一対の発熱抵抗体4a、4bに対して同一方向で接続され、個別配線7とコモン配線8の間にはグレーズ層3が露出する隙間が設けられている。これら折返配線6、個別配線7及びコモン配線8は、それぞれの発熱抵抗体4側の端部が絶縁バリア層5にオーバーレイしている。
折返配線6は、コ字状に形成され、発熱抵抗体4の抵抗幅W及びピッチ間隔Pに一致するラインアンドスペースを有している。この折返配線6は、一対の発熱抵抗体4a、4bとその隙間を覆う矩形状で形成してもよい。
個別配線7は、一対の発熱抵抗体4a、4bで構成される複数の印刷ドットDを個別に通電する電極配線であって、各印刷ドットDに設けられている。各個別配線7は、発熱抵抗体4aに接続した一端部とは反対側の他端部に形成された外部接続用のボンディングパッド9を有しており、ワイヤーボンディングによってIC基板20上の駆動IC21に接続されている。駆動IC21は複数の印刷ドットDを選択的に通電する通電制御を行う。ボンディングパッド9は個別配線7よりも幅広に形成されていて、隣り合うボンディングパッド9同士の隙間は発熱抵抗体4のピッチ間隔Pよりも狭くなっている。
コモン配線8は、複数の印刷ドットDに共通電位を与える電極配線であって、ボンディングパッド9の間に位置して幅が狭い挟配線領域8Aと、この挟配線領域よりも幅が広い広配線領域8Bとを有している。
広配線領域8Bには、隣り合う印刷ドットDの発熱抵抗体4bにそれぞれ接続した複数の分枝配線部8B1と、複数の印刷ドットDの配列方向(図1及び図2の左右方向)に延びて該配列方向の両端から給電される単一の大面積配線部8B2とが含まれる。複数の分枝配線部8B1は、発熱抵抗体4の抵抗幅W及びピッチ間隔Pに一致するラインアンドスペースで形成されており、大面積配線部8B2はコモン抵抗を下げるために発熱抵抗体4の抵抗幅Wよりもはるかに大きな幅寸法で形成されている。大面積配線部8B2の長手方向の両端には、ワイヤーボンディングによりIC基板20の電源22が接続されている。
一方の挟配線領域8Aは、ボンディングパッド9の間に位置して複数の分枝配線部8B1と大面積配線部8B2を接続する挟配線部である。この挟配線部8Aでは、そのラインアンドスペースが現状でライン約12μm、スペース約6μm程度となっており、分枝配線部8B1及び大面積配線部8B2に比べて非常に狭い。図4は、挟配線領域8Aを拡大して示す(a)平面図、(b)断面図である。
絶縁バリア層5、折返配線6、個別配線7及びコモン配線8を含むヘッド基板1の基板表面は、ボンディング部(ボンディングパッド9、コモン配線8の大面積配線部8B2、挟配線部8A)を除いて、絶縁性耐磨耗保護層11により覆われている。絶縁性耐磨耗保護層11は、SiO2やSiAlON等の絶縁材料からなり、プラテンローラとの接触による摩擦等からヘッド基板1及びIC基板20を保護する。
IC基板20は、ヘッド基板1に隣接して設けられ、その基板表面に複数の駆動IC21と各駆動ICの両側を挟んで配置された一対の電源22を備えている。駆動IC21は、各印刷ドットDの発熱抵抗体4aへの通電/非通電を切り替えるスイッチング素子である。図1では理解を容易にするため省略して描いてあるが、各駆動IC21は、実際には128bit分の印刷ドットDに対応する数の制御ラインを備えている。
IC基板20の駆動IC21、一対の電源22及びヘッド基板1のボンディング部(ボンディングパッド9、コモン配線8の挟配線部8Aと大面積配線部8B2)は、封止樹脂12により封止されている。
上記全体構成を有するサーマルヘッドにおいて、図3に示される折返配線6、個別配線7及びコモン配線8の広配線領域8Bは、抵抗体層40とAl導体層50により形成されている。これら折返配線6、個別配線7及びコモン配線8の広配線領域8Bの形成領域に位置する抵抗体層40は、Al導体層50とグレーズ層3の間に介在することで、Al導体層50の密着性を高める密着層として機能する。
一方、図4(a)(b)に示されるコモン配線8の挟配線領域(挟配線部)8AはAl導体層50のみで形成されていて、抵抗体層40が存在しない。図4(a)では、白領域が抵抗体層40の存在しない領域を、ハッチング領域が抵抗体層40の存在する領域をそれぞれ示している。この抵抗体層40を設けない構成により、微細な電極配線を精度良く形成する(一括露光(図5)で抵抗体パターニングした後、二段露光(図6)でAl導体パターニングする)ことができる。挟配線領域8Aでは、抵抗体層40が存在しないことでグレーズ層3とAl導体層50との密着性は弱いが、封止樹脂12により覆われているので、Al導体層50の剥がれや破断は生じない。
次に、図5〜図10を参照し、本実施形態によるサーマルヘッドの製造方法について説明する。図5及び図6はフォトリソグラフィ工程で行うレジスト露光を説明する模式図であり、図7はサーマルヘッドの製造工程の流れを示すフローチャートである。図8〜図11は、サーマルヘッドの各製造工程を示す(a)平面図、(b)断面図である。
本実施形態のレジスト露光には、図5に示されるように全面グレーズ層3の凸面段差部3aの頂上部Tに露光ピントF・Pを合わせた状態でレジスト全体を露光する一括露光と、図6に示されるように凸面段差部3aの頂上部Tに露光ピントF・P1を合わせた状態で該頂上部Tのレジストを露光するステップと凸面段差部3aの底部Bに露光ピントF・P2を合わせた状態で該底部Bのレジストを露光するステップとに分けて行う二段露光とがある。この一括露光は絶縁バリア層5を形成する際及び抵抗体パターンを形成する際のフォトリソグラフィ工程で実行し、二段露光はAl導体層50を形成する際のフォトリソグラフィ工程で実行する。
以下、図7のフローチャートに沿ってサーマルヘッドの各製造工程を説明する。先ず最初に、全面グレーズ層3を有するヘッド基板1の上に、Ta2N又はTa−SiO2等からなる抵抗体層40を全面的に成膜する(S1)。
次に、抵抗体層40の上に、SiO2、SiON、SiAlON等の絶縁材料からなる絶縁材料層を全面的に成膜する(S2)。
続いて、上記絶縁材料膜の上にレジストを塗布し、全面グレーズ層3の凸面段差部3aの頂上部Tで生じるレジストの干渉縞を位置合わせ指標にして絶縁材料層をパターニングする(S3)。レジストの干渉縞は、レジスト表面の画像処理により検知できる。この絶縁層パターニング工程では、レジストを一括露光(図5)及び現像してなる第1レジストパターンを用い、この第1レジストパターンをマスクにして絶縁材料膜をエッチングした後、第1レジストパターンを除去する。これにより、図8に示すように、抵抗体層40の上に、形成すべき発熱抵抗体の抵抗長Lを規定する絶縁バリア層5と、凸面段差部3aの頂上部Tを示す基準アライメントキー45とを形成する。絶縁バリア層5で覆われた抵抗体層40の領域は、後に複数の発熱抵抗体4となる。基準アライメントキー45は、中心位置が判別容易な十字キーとし、発熱抵抗体や電極配線を形成する領域とは重ならない予備領域に形成する。
続いて、基準アライメントキー45を用い、抵抗体層40をパターニングする(S5)。この抵抗体パターニング工程では、絶縁バリア層5を含む抵抗体層40の上にレジストを塗布するステップと、基準アライメントキー45を用いてフォトマスクを位置調整し、レジスト全体を一括露光(図5)及び現像して第2レジストパターンを形成するステップと、この第2レジストパターンを用いて絶縁バリア層5および抵抗体層40を順次エッチングするステップと、第2レジストパターンを除去するステップとを順に実行する。これにより、図9に示すように、発熱抵抗体4と折返配線6、個別配線7及びコモン配線8の広配線領域8Bの一部となる抵抗体パターン40’と、基準アライメントキー45上に位置する上段アライメントキー45Uと、凸面段差部3aの底部を示す下段アライメントキー45Dとを抵抗体層40により形成し、コモン配線8の挟配線領域8Aとなる領域βでは抵抗体層40を除去し、該除去部分にグレーズ層3を露出させる。
上記第2レジストパターンを形成する際に一括露光を用いると、凸面段差部3aの底部Bで露光ピントがぼやけることから、特にラインアンドスペースが厳しいコモン配線8の挟配線領域8Aにおいて、本来は配線間隔であるところのレジストが抜けない等の不具合が生じる。本実施形態では、挟配線領域8Aに存在する抵抗体層40をすべて除去することで、これを解決する。電極配線の直下に設ける抵抗体パターン40’は密着層として機能するものであり、この抵抗体パターン40’が存在しなくても電極配線としての機能には何も影響がない。これにより、上段アライメントキー45Uと下段アライメントキー45Dを同時に形成することができ、両アライメントキー間の位置ずれが最小限に抑えられる。下段アライメントキー45Dのパターニング精度は、上段アライメントキー45Uに比べて落ちるが、その中心位置を判別可能な程度にあればよい。上段アライメントキー45U及び下段アライメントキー45Dは、中心位置が判別容易な十字キーで形成する。
抵抗体パターニング工程後は、絶縁バリア層5及び抵抗体パターン40’を含むグレーズ層3の上に、Al導体層50を全面的に成膜する(S6)。
続いて、Al導体層50の上にレジストを塗布し(S7)、このレジストを、上段アライメントキー45U及び下段アライメントキー45Dを用いて二段露光する(S8、S9;図6)。二段露光では、先ず、上段アライメントキー45Uを用いてフォトマスクを位置調整し、凸面段差部3aの頂上部Tに露光ピントF・P1を合わせて該頂上部Tのレジストを露光し(S8)、次に、下段アライメントキー45Dを用いてフォトマスクを位置調整し、凸面段差部3aの底部Bに露光ピントF・P2を合わせて該底部Bのレジストを露光する(S9)。そして、露光後はレジスト全体を現像する(S10)。これにより、Al導体層50の上に、図10に示す第3レジストパターンR3を形成する。第3レジストパターンR3は、形成すべき折返配線6、個別配線7及びコモン配線8の形状と同一形状に形成されている。
続いて、第3レジストパターンR3をマスクにしてAl導体層50をエッチングし(S11)、抵抗体パターン40’とAl導体層50により構成される折返配線6、個別配線7及びコモン配線8の広配線領域8B(複数の分枝配線部8B1と大面積配線部8B2)と、Al導体層50のみで構成されるコモン配線8の挟配線領域(挟配線部)8Aを得る。折返配線6と個別配線7及びコモン配線8(複数の分枝配線部8B1)の間には、発熱抵抗体4の抵抗長Lよりも若干狭い間隔で開放部が設けられており、この開放部から絶縁バリア層5が露出している。同時形成された上段アライメントキー45Uと下段アライメントキー45Dを用いた二段露光により、第3レジストパターンR3が凸面段差部3aの頂上部Tと底部Bの両方で良好なパターン精度で形成され、且つ、頂上部Tと底部Bにおけるパターンずれも最小限に抑えられているので、ラインアンドスペースの狭いコモン配線8の挟配線領域8Aも高精度に形成することができる。エッチング後は、第3レジストパターンR3を除去する。
続いて、個別配線7の一端部にボンディングパッド9を形成し(S12)、絶縁バリア層5、折返配線6、個別配線7及びコモン配線8の複数の分枝配線部8B1を覆う絶縁性耐磨耗保護層11を形成する(S13)。この絶縁性耐磨耗保護層11は、SiO2やSiAlON等からなる絶縁材料膜を成膜する前に、ボンディングパッド9、該ボンディングパッド9間に位置するコモン配線8の挟配線部8A及び大面積配線部8B2を含むボンディング部を粘着樹脂テープで覆っておき、該絶縁材料膜を成膜したら粘着樹脂テープを剥がして不要な絶縁材料膜をリフトオフすることにより、形成する。粘着樹脂テープの剥離時には図4に一点鎖線で示す領域αに応力が集中するが、この領域αにはAl導体層50の密着層として機能する抵抗体パターン40’が存在するので、Al導体層50の剥がれや破断を防止できる。
絶縁性耐磨耗保護層11を形成したら、ワイヤーボンディングにより、個別配線7とIC基板20の駆動IC21を接続し、さらに、コモン配線8の大面積配線部8B2の長手方向両端とIC基板20の電源22を接続する(S14)。そして、ボンディングパッド9、該ボンディングパッド9間に位置するコモン配線8の挟配線部8A及び大面積配線部8B2を含むボンディング部を、封止樹脂12により封止する(S15)。コモン配線8の挟配線部8Aは、Al導体層50の直下に抵抗体パターン40’が存在しないためにAl導体層50とグレーズ層3の密着性が弱いが、封止樹脂12により完全に覆われて封止されることで、Al導体層50が外力を受けて剥がれたり破断したりすることはない。
以上の工程により、本サーマルヘッドが完成する。
以上の説明から明らかなように本実施形態では、コモン配線8の挟配線領域8AをAl導体層50のみで形成する。別言すれば、抵抗体層40をパターニングするときに、ラインアンドスペースが非常に狭いコモン配線8の挟配線領域8Aでは抵抗体層40を除去する。これにより、一括露光で第2レジストパターンを形成しても不要なレジストが残存する不具合が生じず、凸面段差部3aの頂上部Tと底部Bで位置ずれの少ない上段アライメントキー45Uと下段アライメントキー45Dを形成できるようになった。そして、この上段アライメントキー45Uと下段アライメントキー45Dを用いれば第3レジストパターンを二段露光で形成し、この第3レジストパターンをマスクにしてAl導体層50をエッチングすることで、形成される電極配線(折返配線6、個別配線7及びコモン配線8)は、凸面段差部3aの頂上部Tと底部Bの両方で良好なパターン精度が得られ、且つ、頂上部Tと底部Bにおけるパターンずれも最小限に抑えられる。これにより、ラインアンドスペースが非常に狭いコモン配線8の挟配線部8Aも高精度に形成され、配線ショートの問題は起きない。
また本実施形態では、折返配線6、個別配線7及びコモン配線8の広配線領域8Bは、抵抗体パターン40’(抵抗体層40)とAl導体層50で形成するので、これら電極配線におけるAl導体層50の密着性は良好で、万一、絶縁性耐磨耗保護層11が傷つけられて露出した場合にもAl導体層50の剥がれや破断を防止できる。
本実施形態では、折返配線6、個別配線7及びコモン配線8の一部をAl導体層50で形成しているが、Alに限らず、Cr、Ta、Mo、W、Ti等の高融点金属材料、該高融点金属材料を含む合金材料、Alを含む合金材料、Cu及びCuを含む合金材料のいずれかにより形成してもよい。
基準アライメントキー45、上段アライメントキー45U及び下段アライメントキー45Dは、十字キーで形成されているが、この十字キーに限らず、中心位置が判別容易な形状であればよい。
以上では、電極配線の幅が狭い挟配線領域として、列状に並ぶボンディングパッド9間に位置するコモン配線8の挟配線部8Aについて説明したが、本発明は、この挟配線部8A以外にも、そのラインアンドスペースが6μm以下となる配線領域に適用すると有益である。
本発明によるサーマルヘッドの全体構成を示す概略構成図である。 同サーマルヘッドの一部を拡大して示す拡大平面図である。 同サーマルヘッドの折返配線及び個別配線を切断して示す断面図である。 (a)同サーマルヘッドのコモン配線を拡大して示す拡大平面図、(b)同コモン配線の一部を切断して示す断面図である。 本発明によるサーマルヘッドの製造方法のフォトリソグラフィ工程で行うレジストの一括露光を説明する模式図である。 同フォトリソグラフィ工程で行うレジストの二段露光を説明する模式図である。 本発明によるサーマルヘッドの製造工程の流れを示すフローチャートである。 本発明によるサーマルヘッドの製造工程の一工程を示す(a)平面図、(b)断面図である。 図8に示す工程の次工程を示す(a)平面図、(b)断面図と(c)該工程で形成される上段・下段アライメントキーの位置を示す断面図である。 図9に示す工程の次工程を示す(a)平面図、(b)断面図である。
符号の説明
1 ヘッド基板
2 放熱性基板
3 グレーズ層(全面グレーズ層)
3a 凸面段差部
3b 平坦部
4 発熱抵抗体
5 絶縁バリア層
6 折返配線
7 個別配線
8 コモン配線
8A 挟配線部(挟配線領域)
8B 広配線領域
8B1 分枝配線部
8B2 大面積配線部
9 ボンディングパッド
11 絶縁性耐磨耗保護層
12 封止樹脂
20 IC基板
21 駆動IC
22 電源
40 抵抗体層
40’ 抵抗体パターン
45D 下段アライメントキー
45 基準アライメントキー
45U 上段アライメントキー
50 Al導体層
B 底部
D 印刷ドット部
L 抵抗長
T 頂上部
P ピッチ間隔
W 抵抗幅

Claims (8)

  1. 凸面段差部を有するグレーズ基板と、前記凸面段差部上に所定ピッチで並ぶ複数の発熱抵抗体と、この複数の発熱抵抗体を通電するための電極配線とを備えたサーマルヘッドにおいて、
    前記電極配線は、幅の広い広配線領域と幅の狭い狭配線領域とを有しており、広配線領域は前記発熱抵抗体と同一材料からなる抵抗体層と導体層により形成され、狭配線領域は前記抵抗体層が存在せず前記導体層のみで形成されていることを特徴とするサーマルヘッド。
  2. 凸面段差部を有するグレーズ基板と、前記凸面段差部上に所定ピッチで並ぶ複数の発熱抵抗体と、隣り合う一対の発熱抵抗体を導通接続する折返配線と、この折返配線を介して隣り合う一対の発熱抵抗体に通電するコモン配線及び個別配線と、この個別配線の一端部に形成された駆動IC接続用のボンディングパッドとを備えたサーマルヘッドにおいて、
    前記コモン配線は、列状に並ぶ前記ボンディングパッドの間に位置する幅の狭い挟配線領域と、この挟配線領域より幅の広い広配線領域を有しており、この広配線領域は前記発熱抵抗体と同一材料からなる抵抗体層と導体層により形成され、挟配線領域は前記抵抗体層が存在せず前記導体層のみで形成されていることを特徴とするサーマルヘッド。
  3. 請求項2記載のサーマルヘッドにおいて、少なくとも前記コモン配線の挟配線領域、前記ボンディングパッド及び該ボンディングパッドにワイヤーボンディングされた駆動ICを含むボンディング部に、該ボンディング部を覆う封止樹脂層を設けたサーマルヘッド。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載のサーマルヘッドにおいて、前記複数の発熱抵抗体の表面に、絶縁材料からなる絶縁バリア層を備えたサーマルヘッド。
  5. 凸面段差部を有するグレーズ基板上に、抵抗体層を全面的に成膜する工程;
    この抵抗体層を前記凸面段差部の頂上部と底部で同時にパターニングし、複数の発熱抵抗体と、形成すべき電極配線の幅が狭い挟配線領域では除去され該挟配線領域より幅が広い広配線領域に存在する抵抗体パターンと、前記凸面段差部の頂上部及び底部を示す上段及び下段アライメントキーとを形成する工程;
    前記抵抗体パターンを含むグレーズ基板上に、導体層を全面的に成膜する工程;
    前記導体層上にレジストを塗布する工程;
    前記上段アライメントキーを用いてフォトマスクを位置調整し、前記凸面段差部の頂上部に露光ピントを合わせて該頂上部のレジストを露光する工程;
    前記下段アライメントキーを用いてフォトマスクを位置調整し、前記凸面段差部の底部に露光ピントを合わせて該底部のレジストを露光する工程;
    露光後のレジストを現像し、形成すべき電極配線と同一形状をなすレジストパターンを形成する工程;
    このレジストパターンをマスクにして前記導体層をエッチングし、エッチング後にレジストパターンを除去する工程;
    を有することを特徴とするサーマルヘッドの製造方法。
  6. 請求項5記載のサーマルヘッドの製造方法において、前記電極配線は、隣り合う一対の発熱抵抗体を導通接続する折返配線と、この折返配線を介して隣り合う一対の発熱抵抗体に通電するコモン配線及び個別配線とにより形成し、このコモン配線において、前記個別配線の一端部のボンディングパッド間に位置する幅の狭い挟配線領域を前記導体層のみで形成し、この挟配線領域よりも幅の広い広配線領域を前記抵抗体層と前記導体層により形成するサーマルヘッドの製造方法。
  7. 請求項5または6記載のサーマルヘッドの製造方法において、前記抵抗体層の成膜工程と前記抵抗体層のパターニング工程の間に、前記抵抗体層の上に絶縁材料膜を全面的に形成する工程と、この絶縁材料膜をパターニングし、前記抵抗体層の発熱抵抗体の形成領域を覆う絶縁バリア層と、前記凸面段差部の頂上部に基準アライメントキーを形成する工程とを有し、
    前記上段アライメントキーは、前記基準アライメントキーの上に重ねて形成するサーマルヘッドの製造方法。
  8. 請求項5ないし7のいずれか一項に記載のサーマルヘッドの製造方法において、前記上段及び下段アライメントキーは、前記発熱抵抗体及び前記電極配線の形成領域に重ならない予備領域に形成するサーマルヘッドの製造方法。
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