JP2008067744A - 血液センサユニットとこれを用いた血液検査装置及びこの血液検査装置を用いた測定方法 - Google Patents

血液センサユニットとこれを用いた血液検査装置及びこの血液検査装置を用いた測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 血糖値を測定するに先立って、指先などを穿刺してする際に、穿刺部位が不潔のまま穿刺することが考えられた。
【解決手段】 環状であって回転可能に設けられるとともに、その中心に指12cの挿入可能な孔24aが設けられた基体24dと、この基体24dにセンサ33と少なくとも消毒パッド28を装着してセンサユニット24を構成する。センサユニット24をセンサユニット装着部34に装着し、一連の血糖値の測定動作を行う。これにより、所期の目的を達成することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、血液センサユニットとこれを用いた血液検査装置及びこの血液検査装置を用いた測定方法に関するものである。
糖尿病患者は、定期的に血糖値を測定し、その血糖値に基づいてインスリンを投与し、血糖値を正常に保つ必要がある。この血糖値を正常に保つため、血糖値を定期的に測定する必要があり、そのために患者は血液検査装置を用いて指先等から、少量の血液を採取し、この採取した血液から血糖値を測定しなければならない。
以下、従来の血液検査装置について説明する。従来の血液検査装置1は、図22に示すように、筺体2と、この筺体2の一方が開口した筒体3と、この筒体3内を往復するプランジャ4と、このプランジャ4に一方が連結されたハンドル5と、このハンドル5が筺体2に係止される係止部6と、このハンドル5を筒体3の開口部3a側へ付勢するバネ7と、プランジャ4に一方の端が把持されるとともに他方の端には採血針(以下、針という)8が装着されるランセット9と、開口部3a側に装着された血液センサ(以下、センサという)10と、このセンサ10に形成された電極が接続される電気回路部11とで構成されていた。
以上のように構成された血液検査装置1を用いて血液検査をするにあたり、先ず、以下に述べる準備作業が必要となる。即ち、先ず、採血する採血部位の汚れを除くため、衛生部材(消毒部材)を用いて清潔にする必要がある。
このように衛生部材で消毒をした後、図23に示すように一方の手12aで血液検査装置1を握り、他方の手12bの皮膚13に当接させる。そして、係止部6の係止を解除する。すると、バネ7によって付勢されたハンドル5が矢印16(図22参照)方向に勢い良く発射される。このハンドル5の係止解除により針8も一体となって発射される。この針8は、センサ10の貯留部天面を突き破り、患者の皮膚13を穿刺する。
穿刺された皮膚13からは血液14が少量流出する。この血液14はセンサ10の貯留部内に取り込まれる。貯留部内に取り込まれた血液14は、センサ10の検出部内で血糖値に応じた化学変化を起こす。この化学変化により生じた電流は電気回路部11に取り込まれ、血糖値が計算される。そして、この血糖値の結果は表示部15に表示される。このようにして求められた血糖値は、患者に投与するインスリン量の基礎データとなる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特表2003−524496号公報
しかしながらこのような従来の血液検査装置1を用いた血糖値の測定においては、血液検査装置1のみで独立しており、皮膚13の穿刺部位を清潔にする機能は付いていなかった。そのため、穿刺前に穿刺部位を清潔にするという準備作業が忘れられてしまうことが考えられた。しかしこのような準備作業を忘れたまま穿刺すると、血液に不純物が混入して正確な血液検査ができないばかりか穿刺後の化膿等も考えられた。
また、血液検査の後は、穿刺した皮膚から流出した血液を、別途、準備したティッシュペーパーなどにより拭き取る作業が必要であり煩雑であった。
本発明は、このような問題を解決したもので、穿刺前に忘れることなく穿刺部位を清潔にしたり、穿刺後の拭き取り作業を簡便にしたりすることができる血液センサユニットを提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために本発明の血液センサユニットは、基体に血液センサと衛生部材が装着されたものである。これにより、所期の目的を達成することができる。

以上のように本発明による血液センサユニットは、基体に血液センサと衛生部材が装着されたものであるので、衛生部材で穿刺部位を清潔にした後、血液センサユニットを回転させて穿刺することができる。従って、皮膚を清潔にする動作を忘れることなく穿刺するので、採取した血液が不純物などで汚染されることなく、正確な血液の検査を行なうことができる。また、穿刺後、黴菌の侵入が原因で皮膚が化膿することを防止することもできる。
また、血液センサユニットの衛生部材により、検査後に皮膚に付着した血液を拭き取るように構成すれば、別途ティッシュペーパーなどを準備して拭き取る作業などが不要となり、操作の簡単な血液検査装置を実現することができる。
更に、血液センサユニットは、血液検査毎の廃棄が可能であるので衛生的である。
以下、図面に基づいて、本発明の血液センサユニットとこれを用いた血液検査装置及びこの血液検査装置を用いた測定方法について説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における血液検査装置21の外観斜視図及びその要部の内部構成を示す平面図であるこの血液検査装置21の筺体22は、縦、横、高さ寸法が共に異なる直方体形状をしており、略手のひらに収まる大きさである。この筺体22の一方の端には血液センサユニット(以下、センサユニットという)24が着脱自在に装着される血液センサユニット装着部(以下、センサユニット装着部という)34が設けられている。また、筺体22の前面22aには四角形をした表示部23が設けられており、この表示部23の外周は筺体色と異なる色の枠23aが設けられている。
センサユニット装着部34は、中央に指12cが挿入される孔34aを有し、環状のセンサユニット24が回転自在に装着され、デザイン的に優れた形状となっている。また血液センサユニット装着部34は、その内部に装着された血液センサユニット24が目視可能なように、その片面のうち少なくとも一部を透明にしている。
図2は、患者の使用状態を示す平面図である。患者は、血液検査装置21を左手12a(右手であっても良い)で握ると共に指12cをセンサユニット装着部34の孔34aに挿入して、指12cの皮膚13を穿刺する。そして、穿刺した皮膚13から血液14を採取して血糖値を測定する。このように、本実施の形態における血液検査装置21は、患者が片手で操作することができるので、例えばポケットの中等でも使用することができ、初期糖尿病患者においては、外出時での食事等においても恥ずかしい思いをすることなく、血糖値を測定することができる。また、血液検査装置21の下面からセンサユニット装着部34の孔34aへ指12cを挿入して、表示部23を確認しながら測定することも可能である。
図3は、円盤形状をするとともに中心に指12cを挿入する円形の孔24aを有するセンサユニット24の平面図である。24cはこのセンサユニット24の外周に設けられた位置決め凹部である。この位置決め凹部24cから(図3において)時計回りに消毒パッド(第1の衛生部材の一例として用いた)28と、穿刺ユニット25と、血液センサ(以下、センサという)33と、血液14を拭き取る拭き取りパッド(第2の衛生部材の一例として用いた)29がこの順に円周の略4分の1間隔で装着されている。
このように、位置決め凹部24cを起点として、消毒パッド28で指12cの消毒を忘れることなく確実に実施し、次に穿刺ユニット25で穿刺して血液14を流出させ、次にセンサ33で流出した血液14から血糖値を測定し、最後に拭き取りパッド29で、測定後の余分の血液14を拭き取り消毒することができる。従って、清潔な状態で血液14を採取することができるとともに、余った血液14は拭き取りパッド29で拭き取ることにより、忘れることなく血液採取部位を清潔に保つことができる。
以下、センサユニット24の基体24dに装着された夫々について説明する。先ず、穿刺ユニット25に付いて説明する。穿刺ユニット25は、患者の皮膚13を穿刺するものである。この穿刺ユニット25は、穿刺針(以下、針という)25bが装着された針装着部25aが、基体24dとカバー25dとの間に摺動自在に装着されている。25eは針装着部25aを矢印25g方向(基体24dの外周方向)に付勢する板バネである。また、針装着部25aに対応する基体24dの外周側には切り込み24eが設けられており、針装着部25aを矢印25gと反対方向に打撃することにより、針25bが孔24a内へ発射し皮膚13に傷をつけるものである。打撃が終了すると、針装着部25aは板バネ25eの作用で元の位置に戻る。
図4は穿刺ユニット25の断面図である。基体24dに設けられた切り込み24eの上部両側にスペーサ25hが設けられ、その上面にカバー25dが装着されている。そしてその間を針装着部25aが摺動自在に滑動する。
図5はセンサ33の断面図であり、図6はその平面図である。図5において基体24d上面には、略四角形をしたスペーサ33aが装着されており、このスペーサ33aの上面にはカバー33bが装着されている。33cは血液14の供給路であり、スペーサ33aに形成されている。また、カバー33bには空気孔33dが設けられており、この空気孔33dは、供給路33cの奥部に接続されている。
供給路33cは図6に示すように、孔24a側から基体24dの外周に向かって設けられており、毛細管現象で血液14を導くものである。そしてこの供給路33cには孔24a側から空気孔33dに向かって順に、検出電極33e(Hct測定極)、検出電極33f(対極)、検出電極33g(作用極)、検出電極33f(対極)、検出電極33h(検知極)となっている。また、33jは検出電極33f、33g上に載置された試薬である。これらの検出電極33e〜33hは基体24dの外周に設けられたコネクタ33kへパターンで導出されている。33mは、孔24a側に設けられた毛細管作用を有する溝であり、供給路33cに連結している。
従って、皮膚13の穿刺によって得られた血液14は、溝33mで集められ供給路33cを通って、検出電極33e〜33h方向に流入する。流入した血液14が、検出電極33hで検知されると測定に必要な血液14が得られたと判断して測定を開始するわけである。即ち、血液14は、検出電極33f、33g上に載置された試薬33jと化学反応する。そして、血糖値に応じた電流変化となってコネクタ33kから出力される。
次に、消毒パッド28について説明する。消毒パッド28は図3に示すように、位置決め凹部24cと穿刺ユニット25の間に装着されており、その装着方向は孔24aに向かって膨らんで装着されている。そして、穿刺前の皮膚13を消毒するものである。従って、皮膚13は不純物や黴菌等での汚れは除去され、清潔な状態となって穿刺される。このように、穿刺ユニット25の前に消毒パッド28を配置することにより、忘れることなく皮膚13の消毒を行うことができる。
図7は、この消毒パッド28を孔24a側から見た平面図である。基体24dには切り込み24fが設けられており、この切り込み24fに消毒液を含んだ綿布28aが装着されている。この綿布28aは孔24a側に約3mm突出している。また、この綿布28aの両側にはスペーサ28bが設けられており、このスペーサ28bの上面にはカバー28cが装着されている。
次に、センサ33と位置決め凹部24cとの間に設けられた拭き取りパッド29(図3参照)について説明する。拭き取りパッド29は、血液センサ33の測定で余った血液14を皮膚13から拭き取って清潔にするものである。従って、この血液検査装置21を使用した後は、測定が終わって皮膚13に付着した血液14が拭き取られ、清潔な皮膚13となる。なお、この拭き取りパッド29の断面も図7に示した消毒パッド28と同様の構成となっている。
図8は、血液検査装置21を正面から見た断面図である。血液検査装置21の筺体22の一方の端には円形のセンサユニット装着部34が設けられており、このセンサユニット装着部34内には、センサユニット24を装着するディスク35が回転自在に装着されている。このディスク35には、指12cを挿通する孔35aが設けられており、この孔35aに向かって、5つの凹部35b〜35fが設けられている。この凹部35b〜35fにはセンサユニット24に形成された以下の4つの部材が夫々嵌合される。即ち35bは、消毒パッド28が挿入される凹部であり、35cは穿刺ユニット25が挿入される凹部である。また、35dはセンサ33が挿入される凹部であり、この凹部35dに連結して、コネクタ33kが挿入される凹部35eが形成されている。なお、図6は、このディスク35側から見た透視平面図であるので、図6においてはコネクタ33kは右側になっている。35fは拭き取りパッド29が挿入される凹部である。
35gは、ディスク35の外周に形成された歯車であり、この歯車35gによりディスク35が回転する。この歯車35gは、歯車30aで駆動される。この歯車30aは、筺体22の本体22bに設けられており、回転駆動部30を構成している。以下、本体22b内について述べる。歯車30aはモータ30bに連結している。そしてこのモータ30bは電気回路部27で制御される。従って、電気回路部27によりモータ30bを回転させる。そうすると、歯車30aが矢印30c方向に回転し、ディスク35が矢印35h方向に回転する。
26は、バネで付勢する穿刺手段であり、本体22bの略中央に配置している。この穿刺手段26は円筒形状をしており、その一方はセンサユニット装着部34に対向して形成された作用部22eを介してディスク35と対向している。この穿刺手段26内には、ハンドル26bに連結された打撃部26aが滑動自在に設けられており、バネ26cで矢印26d方向に付勢されている。ハンドル26bは、筺体22の裏側に導出され、係止部26e(図9参照)で係止される。
従って、この係止部26eの係止を解除することにより、ハンドル26bに連結された打撃部26aはバネ26cに付勢されて、針装着部25a(図3参照)を勢い良く打つ。このことにより、針25bが孔24aに飛び出して皮膚13を穿刺する。
31は、ディスク35に対向して設けられたコネクタ接続部である。このコネクタ接続部31は、センサ33のコネクタ33kと接触して、センサ33の検出電極33e〜33hの電気信号を電気回路部27に導くものである。
基板31aの側面には歯31cが形成されており、この歯31cは歯車31dと歯合する。この歯車31dはモータ31eで駆動される。なお、このモータ31eも電気回路部27で制御される。従って、電気回路部27でモータ31eを制御して、歯車31dを矢印31f方向に回転させる。すると、基板31aに装着されたコンタクト31bが矢印31g方向に進出し、コネクタ33kに接触する。また、モータ31eを逆方向に回転させると、コンタクト31bは後退する。32は、これらの電気部品に電力を供給する電池である。
図9は、血液検査装置21を側面から見た断面図である。センサユニット装着部34にはディスク35が回転自在に装着され、このディスク35にはセンサユニット24が着脱自在に装着されている。センサユニット24はディスク35に設けられた爪35jで固定される。また、ディスク35とセンサユニット24の位置決めは、ディスク35に設けられた位置決め凸部35p(図8参照)と、センサユニット24に設けられた位置決め凹部24c(図3参照)が嵌合して固定される。
このセンサユニット24はディスク35に装着された排出棒34kの押圧により排出される。このディスク35とセンサ装着部34とは、リング34bで回転自在に固定される。また、このリング34bは、矢印34c方向又はその反対方向に拡大・収縮可能に設けられており、このリング34bを外側に拡大させる操作でディスク35をセンサ装着部34に回転自在に固定し、リング34bを内側に収縮させる操作でディスク35をセンサ装着部34から外すことができる。
36aは、発光ダイオードであり、36bは受光トランジスタである。この発光ダイオード36aと受光トランジスタ36bで回転検出センサ36を構成している。この回転検出センサ36は、ディスク35のリング状の凸部35mに設けられた孔35nの数を計測することにより、センサユニット24の位置を特定するものである。
図10は、血液検査装置21の電気回路部27とその近傍のブロック図である。図10において、41は、制御部であり、血液検査装置21全体の制御をするものでる。センサユニット24には、消毒パッド28と穿刺ユニット25とセンサ33と拭き取りパッド29が装着されており、このセンサユニット24の回転制御は、制御部41に接続された回転駆動部30で制御される。また、このセンサユニット24の回転検知は、制御部41に接続された回転検出センサ36で検知される。センサ33のコネクタ33kと切換回路42との接続は、制御部41に接続されたコネクタ接続部31の進出・後退により行う。このコネクタ接続部31の出力は、切換回路42に接続される。この切換回路42の出力は電流/電圧変換器43の入力に接続されている。そして、その出力はアナログ/デジタル変換器(以後、A/D変換器という)44を介して演算部45の入力に接続されている。この演算部45の出力は、発光ダイオード或いは液晶で形成された表示部23に接続されている。また、切換回路42は基準電圧源46が接続されている。なお、この基準電圧源46はグランド電位であっても良い。
また、制御部41は、回転駆動部30、コネクタ接続部31、回転検出センサ36の他に、切換回路42の制御端子と、演算部45と、穿刺検出センサ47と、送信部48と、タイマ49に接続されている。なお、図示していないが警報手段にも接続されている。また、演算部45の出力は送信部48の入力にも接続されている。
次に、図10、図11を参照しながら、血液検査装置21の動作を説明する。先ず、ステップ51において、センサユニット24をセンサユニット装着部34に装着する。このとき、センサユニット24の位置決め凹部24cをディスク35に形成された位置決め凸部35pに合わせる。
次に、ステップ52に移る。ステップ52では、制御部41で回転駆動部30を駆動してセンサユニット24を回転させ、消毒パッド28を筺体22の作用部22eに移動させる。そしてステップ53に移行する。なお、このディスク35の回転により、このディスク35に固定されたセンサユニット24が回転する。ステップ53では、回転駆動部30を用いて、消毒パッド28(センサユニット24)を3回往復運動させる。なお、この往復運動の距離は5mmである。このことにより、孔24aに挿入された指12cが消毒される。
指12cの消毒が終わったら、ステップ54に移る。ステップ54では、制御部41で回転駆動部30を駆動してセンサユニット24を回転させ、穿刺ユニット25を作用部22eに移動させる。そしてステップ55に移行する。ステップ55では、表示部23に穿刺指示の表示56をする。患者は、その指示に従って、穿刺手段26のハンドル26bの係止部26eでの係合を解除する。この係止部26eでの係合解除により、針25bが皮膚13を穿刺する。穿刺したか否か(或いは係合を解除したか否か)はステップ57において穿刺検出センサ47で検知する。このステップ57で穿刺するまでステップ55との間で穿刺終了を待つ。但し、予め定められた時間(5分)が経過しても穿刺しない場合は、ステップ63の終了ステップに移行して終了する。この予め定められた時間はタイマ49で設定されている。
ステップ57において穿刺が完了したらステップ58に移る。ステップ58では、制御部41で回転駆動部30を駆動してセンサユニット24を回転させ、センサ33を作用部22eに移動させる。そしてステップ59に移行する。ステップ59では、血液14の血糖値の測定を行なう。以下その詳細に述べる。
コネクタ接続部31を前進させてコンタクト31bをコネクタ33kに当接させる。また、切換回路42を切換えて、血液成分量を測定するための作用極となる検出電極33gを電流/電圧変換器43に接続する。また、血液14の流入を検知するための検知極となる検出電極33hを基準電圧源46に接続する。そして、検出電極33g及び検出電極33h間に一定の電圧を印加する。この状態において、血液14が流入すると、検出電極33g,33h間に電流が流れる。この電流は、電流/電圧変換器43によって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器44によってデジタル値に変換される。そして、演算部45に向かって出力される。演算部45はそのデジタル値に基づいて血液14が十分に流入したことを検出する。なお、ここで予め定められた時間が経過しても、血液14の検出がされない場合や、血液14の量が適正でない場合は警報手段を働かせて警報するとともに処置の内容を表示部23に表示する。
次に、血液成分であるグルコースの測定が行なわれる。グルコース成分量の測定は、先ず、切換回路42を切換えて、グルコース成分量の測定のための作用極となる検出電極33gを電流/電圧変換器43に接続する。また、グルコース成分量の測定のための対極となる検出電極33fを基準電圧源46に接続する。
なお、例えば血液中のグルコースとその酸化還元酵素とを一定時間反応させる間は、電流/電圧変換器43及び基準電圧源46をオフにしておく。そして、一定時間(1〜10秒)の経過後に、制御部41の指令により、検出電極33gと33f間に一定の電圧(0.2〜0.5V)を印加する。そうすると、検出電極33g,33f間に電流が流れる。この電流は電流/電圧変換器43によって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器44によってデジタル値に変換する。そして、演算部45に向かって出力される。演算部45はそのデジタル値を基にグルコース成分量に換算する。
次に、グルコース成分量の測定後、Hct値の測定が行なわれる。Hct値の測定は次のように行なわれる。先ず、制御部41からの指令により切換回路42を切換える。そして、Hct値の測定のための作用極となる検出電極33eを電流/電圧変換器43に接続する。また、Hct値の測定のための対極となる検出電極33gを基準電圧源46に接続する。
次に、制御部41の指令により、電流/電圧変換器43及び基準電圧源46から検出電極33eと検出電極33g間に一定の電圧(2V〜3V)を印加する。検出電極33eと33g間に流れる電流は、電流/電圧変換器43によって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器44によってデジタル値に変換される。そして演算部45に向かって出力される。演算部45はそのデジタル値に基づいてHct値に換算する。
この測定で得られたHct値とグルコース成分量を用い、予め求めておいた検量線または検量線テーブルを参照して、グルコース成分量をHct値で補正し、その補正された結果を表示部23に表示する。また、この補正された結果を送信部48からインスリン(治療薬の一例として用いた)を注射する注射装置に向けて送信する。この送信は電波を用いることもできるが、医療器具への妨害のない光通信で送信することが好ましい。
このように補正された測定データを送信部48から送信することにより、インスリンの投与量が注射装置に自動的に設定されるようにすれば、患者が投与するインスリンの量を注射装置に設定する必要は無く、設定の煩わしさは無い。また、人為手段を介さずにインスリンの量を注射装置に設定することができるので、設定のミスを防止することができる。
以上のようにステップ59で血液14の測定が完了した後ステップ60に移る。ステップ60では、制御部41により回転駆動部30を駆動してセンサユニット24を回転させ、拭き取りパッド29を作用部22eへ移動させる。そしてステップ61に移行する。ステップ61では、回転駆動部30を用いて、拭き取りパッド29(センサユニット24)を3回往復運動させる。なお、この往復運動の距離は5mmである。このことにより、指12cに付着した余分な血液14は拭き取られる。なお、この拭き取りパッド29にアルコール等の消毒液を含浸させておけば、穿刺時の傷を消毒することができる。
血液14の拭き取りが終わったら、ステップ62に移る。ステップ62では、表示部23にセンサユニット24の排出を指示する。患者は排出棒34kを押圧して使用後のセンサユニット24を排出させる。そしてステップ63に移り血液検査は終了する。
以上のように、本実施の形態のセンサユニット24が装着された血液検査装置21を用いれば、センサユニット24に消毒パッド28と、穿刺ユニット25と、センサ33と,拭き取りパッド29がこの順に装着されているので、皮膚13を消毒した後に穿刺し、最後に拭き取りパッド29で血液14の拭き取りを行う。従って、皮膚13の消毒と血液14の測定後における血液14の拭き取り、及び傷の消毒を忘れることなく行なうことができ、清潔を保つことができる。即ち、採取した血液14が汚染物や黴菌などで汚染されることなく、正確な血液14の検査を行なうことができる。また、穿刺後、黴菌が原因で皮膚が化膿することを防止することができる。
また、センサユニット24は、環状で回転可能に設けられているので、皮膚13を清潔にしてから穿刺する血液検査装置21を容易に用いることができる。更に、センサユニット24は、血液検査毎の廃棄が可能であるので衛生的である。
なお、穿刺ユニット25で皮膚を穿刺した後、作用部22eの位置にセンサ33を回転移動させる際や、センサ33での検査の後、作用部22eの位置に拭き取りパッド29を回転移動させる際に、皮膚から流出した血液が、センサユニット24またはセンサユニット装着部34に付着しないように、センサユニット24またはセンサユニット装着部34に凹形状を形成しておくことが衛生上望ましい。
(実施の形態2)
実施の形態2は、穿刺手段としてレーザ発射装置を用いている点で実施の形態1と相違する。レーザ発射装置を用いることにより、針25bが不要になる。即ち、実施の形態1で用いた穿刺ユニット25が不要になることから、センサユニットも相違することになる。なお、実施の形態1と同じものには同符号を付して説明を簡略化している。
図12は、血液検査装置101を正面から見た断面図である。図12に示すように、筺体102の本体102aの一方の端に円形をしたセンサユニット装着部103が形成されている。このセンサユニット装着部103には、センサユニット104が挿抜自在に装着される。
また、本体102aの略中心にはレーザ発射装置105が載置され、その先端側には、コネクタ接続部106(実施の形態1におけるコネクタ接続部31に該当する)が装着されている。このコネクタ接続部106は筒体106aの先端にコンタクト106bが装着されたものである。また、筒体106aの外表面には歯106cが形成されており、歯車106dがこの歯106cと歯合する。この歯車106dはモータ106eで駆動される。従って、モータ106eの駆動により、歯車106dが回転し、コンタクト106bがセンサユニット104と向かい合う作用部102b方向に進出・後退をする。
107は、回転駆動部(実施の形態1における回転駆動部30に該当する)であり、この回転駆動部107を構成する歯車107aは、センサユニット104に設けられた歯104g(図14参照)と歯合して、センサユニット104を回転させるものである。この歯車107aはモータ107bで駆動される。
108は、これらレーザ発射装置105、コネクタ接続部106、回転駆動部107の制御とセンサ110(図16参照)から出力される血液14の血糖値を測定する電気回路部である。また、32は、これらに電源を供給する電池である。
センサユニット104は、環状をしており、中心に指12cが挿入される孔104aを有している。そして、この孔104aから外周に向かって、3つの孔104b、104c、104dが設けられている。孔104bには消毒パッド109、孔104cにはセンサ110、孔104dには拭き取りパッド111が夫々装着されている。
図13は、血液検査装置101を側面から見た断面図である。センサユニット装着部103内にセンサユニット104が回転自在に装着されている。センサユニット装着部103の孔103aとセンサユニット104の孔104aとは連通して指12cが挿入可能に設けられている。センサユニット104の一方の側面は、センサユニット装着部103に設けられた爪103cで回転自在に係止されている。また、センサユニット104の他方の側面には円形状の凸部104eが形成されており、この凸部104eは、センサユニット装着部103に形成された凹部103bと滑動自在に嵌合して回転可能に支持される。36は、発光ダイオード36aと受光トランジスタ36bで構成された回転検出センサであり、凸部104eに設けられた孔104fを検出してセンサユニット104の回転を検出する。
センサユニット104の外周に設けられた歯104gは、回転駆動部107の歯車107aに歯合している。また、中央にはレーザ発射装置105が載置されており、本体102a前面には表示部23が設けられている。
ここで、図12を用いてレーザ発射装置105の詳細について説明する。レーザ発射装置105は、発振チューブ105aと、この発振チューブ105aの前方に連結された円筒状の筒体105bとから構成されている。発振チューブ105a内には、Er:YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)レーザ結晶105cとフラッシュ光源105dが格納されている。発振チューブ105aの一方の端には透過率約1%の部分透過鏡105eが装着されており、他方の端には全反射鏡105fが装着されている。
部分透過鏡105eの前方の筒体105b内には凸レンズ105gが装着されており、レーザ光135で患者の皮膚下に焦点を結ぶように設定されている。このレーザ光135での穿刺電圧は、約300Vとしている。従って、患者に与える苦痛は少ない。
以上のように構成されたレーザ発射装置105について、以下にその動作を説明する。フラッシュ光源105dから発射された光源は、Er:YAGレーザ結晶105c内に入り、ここで、全反射鏡105fとYAGレーザ結晶105cと部分透過鏡105eの間を反射して共振するとともに増幅される。この増幅されたレーザ光の一部は誘導放出により部分透過鏡105eを通過する。この部分透過鏡105eを通過したレーザ光135はレンズ105gを透過して放射され、センサ110を通過して皮膚13を穿刺(照射)する。本実施の形態におけるレーザ発射装置105のレーザ光135による穿刺の深さは皮膚13の表面から0.1mm〜1.5mmが適しており、本実施の形態では0.5mmとしている。
このように本実施の形態では、患者の皮膚13へ非接触で穿刺できるレーザ発射装置105を用いているので、針25bを用いた穿刺ユニット25が不要となり簡素化される。また、患者の皮膚13と、レーザ発射装置105とは非接触であり衛生的である。さらに、バネで付勢する穿刺手段26のように運動する可動部品は無く、故障は少なくなる。更にまた、部品点数が少なくなるので、部品管理が容易である。また、非接触であり血液検査装置101を容易に防水構造とすることができ、全体を丸洗いすることも可能となる。
図14は、センサユニット104の本体104hの斜視図である。この本体104hは中央に孔104aを有する環状をしており、この孔104aから外周に向かって3個の孔104b、104c、104dが設けられている、また、104gは外周上に設けられた歯である。
図15は、消毒パッド109(実施の形態1の消毒パッド28に該当)の斜視図である。この消毒パッド109は、一方が閉ざされた円筒109a内に消毒液を含んだ綿布109bが挿入されたものであり、本体104hの孔104bへ摺動自在に挿入される。この消毒パッド109は、板バネ104k(図12参照)で本体104hの外周方向に付勢されている。また、図示していないが拭き取りパッド111も消毒パッド109と同様のものであり、孔104dへ摺動自在に挿入され、板バネ104kで本体104hの外周方向に付勢されている。
次に、図16〜18を用いて、センサ110の詳細を説明する。図16は、本実施の形態におけるセンサ110の断面図である。このセンサ110を形成する基体145は、基板146と、この基板146の上面に貼り合わされたスペーサ147と、このスペーサ147の上面に貼り合わされたカバー148とで構成されている。
149は、血液14の貯留部であり、基板146に設けられた孔146aとスペーサ147に設けられた孔147aに連通して形成されており、図16の表示では下方に向かって開口している。150はこの貯留部149に一方の端が連結された供給路であり、貯留部149に溜められた血液14を毛細管現象で検出部151に導く路である。また、この供給路150の他端は空気孔152に連結している。ここで貯留部149の容積は、供給路150の容積の5倍以上とすれば、正確な測定をするのに十分な血液14を得ることができる。しかし、多くの血液14を採取すると患者に負担をかけるので、7倍以下程度にすべきである。
153は、検出部151上に載置された試薬である。この試薬153は、CMC水溶液に、PQQ−GDH、フェリシアン化カリウムなどを溶解させて試薬溶液を調整し、これを基板146に形成された検出電極154,156(図18参照)上に滴下し、乾燥させることで形成したものである。
図17は、センサ110の分解平面図である。図17(c)は、センサ110を構成する長方形をした基板146の平面図である。この基板146の材質はポリエチレンテレフタレート(PET)であり、その厚さは0.2mmの物を用いている。
そして、この基板146の上面には金、白金、パラジウム等を材料として、スパッタリング法或いは蒸着法により導電層を形成し、これをレーザ加工により検出電極154〜157と、この検出電極154〜157から夫々導出された接続電極154a〜157aを一体的に形成している。また、この接続電極154a〜157aには6本のコンタクト106b(106ba〜106bf詳細は後述)が接触する接触場所154b〜157b、156cが設けられている。
146aは、基板146の略中央に設けられた孔であり、その直径は2mmとしている。この孔146aの壁面は、供給路150より弱い親水性処理をするか、或いはカバー148の上面148e(図16参照)より弱い撥水性処理をすることが好ましい。
図17(b)はスペーサ147の平面図である。このスペーサ147の形状は長方形状をしており、基板146に形成された接触場所154b、155b、156b、157bに対応した四隅に夫々4分の1円形の切欠き147gと、基板146の接触場所156cと対応する辺に夫々半円形の切欠き147hを形成している。
147aは、スペーサ147の略中央に設けられた直径2mmの孔であり、基板146に設けられた孔146aに対応した位置に設けられている。この孔147aの壁面は、供給路150より弱い親水性処理をするか、或いはカバー148の上面148eより弱い撥水性処理をすることが好ましい。
また、この孔147aから検出部151方向に向かってスリット147eが形成されている。このスリット147eは血液14の供給路150を形成するものである。このスリット147eの壁面と、それに対応する基板146の上面も親水性処理を行なう。また、このスリット147eの幅147fは0.6mmとし、その長さ147gは2.4mmとして供給路150を形成している。なお、スペーサ147の材質はポリエチレンテレフタレートであり、その厚さは0.1mmの物を用いている。
図17(a)はカバー148の平面図である。その形状は、スペーサ147と同様、長方形状をしており、基板146の4角の接触場所154b、155b、156b、157bに対応した四隅に夫々4分の1円形の切欠き148gと、基板146の接触場所156cと対応する辺に夫々半円形の切欠き148hを形成している。152は空気孔であり、供給路150の先端部に対応して設けられている。
このカバー148はレーザ光135が通過するように透明のものを用いており、その厚さは0.1mmの物を用いている。このカバー148は以下の処理を行なっている。即ち、基体145の上面を形成するカバー148の上面148e(図16参照)は撥水性処理を行なっている。また、供給路150の天面を形成するカバー148の下面側は親水性処理を行なっている。また、貯留部149の天面149aは、供給路150より弱い親水性処理をするか、或いはカバー148の上面148eより弱い撥水性処理をすることが好ましい。本実施の形態では、貯留部149の天面149aは供給路150より弱い親水性処理にするとともに、カバー148の上面148eより弱い撥水性処理を行なっている。
図18は、センサ110の透視平面図である。図18において、154〜157は検出電極であり、貯留部149から空気孔152に向かって順に、検出電極157(Hct測定極)、検出電極156(対極)、検出電極154(作用極)、検出電極156(対極)、検出電極155(検知極)となっている。また、151は検出部である。
154a〜157aは検出電極154〜157に夫々接続された接続電極であり、基板146の外周方向に導出されている。また、夫々の接続電極154a〜157aには夫々接触場所154b〜157bが設けられている。ここで、接続電極156aにのみ接触場所156bと接触場所156cの2つの接触場所が形成されている。そして、接触場所156bと接触場所156cのみが導通しており、その他の接触場所同士は全て絶縁されている。この接触場所156cを基準接触場所即ち、基準電極156dとする。
このように構成されているので、隣り合う接触場所の絶縁抵抗を電気回路部108(図20参照)で測定し、絶縁抵抗が零となった接触場所が基準電極156dであると特定することができる。この基準電極156dを起点として、以下時計周りに接続電極156a、接続電極157a、接続電極154a、接続電極155aと特定することができる。従って、無造作にセンサ110をセンサユニット104の孔104cに挿入しても、センサ110の挿入方向に拘わらず、センサ110の基準電極156dを検知することができる。従って、以降この基準電極156dに基づいて自動的に他の接続電極154a〜157aを決定することができる。この配慮により、センサ110の挿入操作が非常に容易となる。なお、本実施の形態では基準電極156dを接続電極156a上に設けたがこれは他の接続電極154a、155a,157aの何れに設けても良い。
以上のように構成されたセンサ110を用いた採血について、以下にその動作を説明する。図19に示すように、先ず、センサユニット104の孔104aに指12cを挿入して、センサ110を患者の皮膚13に当接させる。そして、穿刺ボタン136を押下してレーザ光135を発射させる。そうすると、レーザ光135はカバー148を透過し皮膚13に傷をつける。そうすると、この皮膚13から血液14が流出する。この流出した血液14は貯留部149を満たす。貯留部149を満たした血液14は供給路150に達し、この供給路150の毛細管現象で検出部151へ向かって一気に一定速度で流入する。そして、この血液14は検出部151に達し、試薬153と化学反応して血糖値等の血液14の性質が測定される。
図20は、電気回路部108とその周辺のブロック図である。図18における、154b〜157b、156cはセンサ110に形成された接触場所であり、これらの接触場所154b〜157b、156cは夫々独立に形成された6本のコンタクト106b(106ba〜106bf)を介して切換回路168に接続される。なお、コンタクト106ba〜106bfは、挿入方向を意識しないでセンサ110を挿入可能にするため、接触場所156cと対向する場所にもコンタクトが必要であり6本となっている。
この切換回路168の出力は電流/電圧変換器43の入力に接続されている。そして、その出力はアナログ/デジタル変換器(以後、A/D変換器という)44を介して演算部45の入力に接続されている。この演算部45の出力は、発光ダイオード或いは液晶で形成された表示部23に接続されている。また、切換回路168には基準電圧源46が接続されている。なお、この基準電圧源46はグランド電位であっても良い。
169は制御部であり、この制御部169は、回転駆動部107と、コネクタ接続部106と、切換回路168の制御端子と、演算部45と、穿刺ボタン136と、送信部48と、タイマ49と、レーザ発射装置105と、回転検出センサ36(発光ダイオード36aと受光トランジスタ36bで構成されている)に接続されている。なお、図示していないが警報手段にも接続されている。また、演算部45の出力は送信部48の入力にも接続されている。
次に、電気回路部108の動作を説明する。先ず、血液14の測定に先立って、センサ110の接触場所154b〜157b、156cがコンタクト106ba〜106bfの何れに接続されているかを検出する必要がある。即ち、制御部169の指令により、コンタクト106ba〜106bfの内、隣り合う端子間の電気抵抗が零である接触場所156cを検出する。そして、この電気抵抗が零の接触場所156cが検出されたら、その接触場所156cに接続されているコンタクト106bが基準電極156dであると決定する。そして、この接触場所156cに接続されたコンタクト106bを基準として、順に接続電極156a、157a,154a、155aが決定される。このようにして、接続電極154a〜157aに接続された夫々のコンタクト106bを決定し、その後、血液14の測定に移行する。
測定動作では、先ず切換回路168を切換えて、血液成分量を測定するための作用極となる検出電極154を電流/電圧変換器43に接続する。また、血液14の流入を検知するための検知極となる検出電極155を基準電圧源46に接続する。そして、検出電極154及び検出電極155間に一定の電圧を印加する。この状態において、血液14が流入すると、検出電極154,155間に電流が流れる。この電流は、電流/電圧変換器43によって電圧に変換され、この電圧値はA/D変換器44によってデジタル値に変換される。そして、演算部45に向かって出力される。演算部45はそのデジタル値に基づいて血液14が十分に流入したことを検出する。なお、ここで予め定められた時間が経過しても、検出部151で血液14の検出がされない場合や、血液14の量が適正でない場合は警報手段を働かせて警報する。そして、患者が採るべき処置の内容を表示部23に表示する。
次に、血液成分であるグルコースの測定が行なわれる。グルコース成分量の測定は、先ず、制御部169の指令により、切換回路168を切換えて、グルコース成分量の測定のための作用極となる検出電極154を電流/電圧変換器43に接続する。また、グルコース成分量の測定のための対極となる検出電極156を基準電圧源46に接続する。
なお、血液中のグルコースの測定やHct値の測定及び補正は、実施の形態1と同様である。また、実施の形態2においても、測定データを送信部48から送信することにより、インスリンの投与量が注射装置に自動的に設定されるようにすれば、患者が投与するインスリンの量を注射装置に設定する必要は無く、設定の煩わしさは無い。また、人為手段を介さずにインスリンの量を注射装置に設定することができるので、設定のミスを防止することができる。
以上のように構成された血液検査装置101の動作について、図12、図20、図21を参照しながら説明する。先ず、ステップ171において、センサユニット104をセンサユニット装着部103に装着する。
次に、ステップ172に移る。ステップ172では、制御部169の出力で回転駆動部107を駆動してセンサユニット104を回転させ、消毒パッド109を筺体102の作用部102bに移動させる。そしてステップ173に移行する。ステップ173では、先ずコネクタ接続部106をセンサユニット104の孔104b内に進出させる。そして、消毒パッド109を指12cに押圧させる。なおここでは、コネクタ接続部106の押し出し機能を利用している。次に、回転駆動部107を用いて、消毒パッド109(センサユニット104)を3回往復運動させる。なお、この往復運動の距離は5mmである。このことにより、孔104aに挿入された指12cは消毒される。
指12cの消毒が終わったら、コネクタ接続部106を孔104bから退却させる。そうすると、消毒パッド109は板バネ104kの復元力で元の位置に戻る。退却動作が完了したらステップ174に移る。ステップ174では、制御部169で回転駆動部107を駆動してセンサユニット104を回転させ、センサ110を作用部102bに移動させる。そしてステップ175に移行する。ステップ175では、表示部23に穿刺ボタン136押下の指示を表示176する。患者は、その指示に従って、穿刺ボタン136を押下する。この穿刺ボタン136の押下されるまで、このステップ177とステップ175との間に留まり穿刺ボタン136の押下を待つ。予め定められた時間(5分)が経過しても穿刺ボタン136が押下されない場合は、その旨を表示部23に表示してステップ184に進み終了する。
待ち時間内に穿刺ボタン136が押下されると、この穿刺ボタン136の押下信号は電気回路部108で認識される。電気回路部108ではレーザ発射装置105を駆動する。そうするとレーザ光135は、皮膚13に向けて発射される。
次に、グルコース測定ステップ178に移る。このステップ178においてレーザ光135での穿刺により、患者の皮膚13から血液14が流出する。この血液14をセンサ110内の貯留部149に貯留する。貯留部149に貯留された血液14は毛細管現象により、供給路150を介して検出部151に導かれる。検出部151に導かれた血液14は検知極としての検出電極155(図18参照)に達すると、測定に必要な量の血液14が得られたと判断する。
また、予め定められた時間(5秒)が経過しても、検出部151で血液14の検出がされない場合や、血液14の量が適正でない場合(検出電極154と検出電極155間の抵抗で検出)は、警報手段を働かせて警報するとともに処置の内容を表示部23に表示する。
測定に必要な量の血液14が得られた後、グルコースの測定を行う。即ち、血液中のグルコースとグルコース酸化還元酵素とを一定時間反応させた後、検出電極154を作用極、検出電極156を対極として、前記両検出電極154,156間に電圧を印加する。そして、グルコースの測定を行う。
グルコースの測定が終了したら、次はステップ179に移りHct値の測定をする。検出電極157を作用極、検出電極154を対極として、両検出電極154,157間に電圧を印加する。このことにより、Hct値に依存する電流が検出できる。従って、この電流に基づきHct値を測定する。
そして、ステップ180で血液成分の補正を行なう。即ち、ステップ179で検出したHct値を用いて、ステップ178で得られたグルコース量を補正し、その補正された結果を表示部23に表示する。また、この補正された結果を送信部48からインスリンを注射する注射装置に向けて送信する。
次にステップ181に移る。ステップ181では、制御部169で回転駆動部107を駆動してセンサユニット104を回転させ、拭き取りパッド111を作用部102bに移動させる。そしてステップ182に移行する。ステップ182では、先ずコネクタ接続部106をセンサユニット104の孔104d内に進出させる。そして、拭き取りパッド111を指12cに押圧させる。なおここでも、コネクタ接続部106の押し出し機能機能を利用している。次に、回転駆動部107を用いて、拭き取りパッド111(センサユニット104)を3回往復運動させる。なお、この往復運動の距離は5mmである。このことにより、指12cに付着した余分な血液14は拭き取られる。
血液14の拭き取りが終わったら、コネクタ接続部106を孔104dから退却させる。そうすると、拭き取りパッド111は板バネ104kの復元力で元の位置に戻る。この退却動作が完了したらステップ183に移る。ステップ183では、表示部23にセンサユニット24の排出を指示して、ステップ184に移り血液検査を終了する。
以上のように、本実施の形態においても実施の形態1と同様、センサユニット104にセンサ110と消毒パッド109,拭き取りパッド111が装着されているので、穿刺前の穿刺部の消毒と穿刺後の血液14の拭き取りを忘れることなく行なうことができる。従って、清潔を保つことができる。即ち、採取した血液14が汚染物や黴菌などで汚染されることなく、正確な血液14の検査を行なうことができる。また、測定後、拭き取りパッド111で血液14を拭き取るとともに、穿刺部を消毒すれば、黴菌が原因で皮膚が化膿することを防止することができる。
また、センサユニット104は、環状で回転可能に設けられているので、皮膚13を清潔にしてから穿刺する操作は非常に容易に行うことができる。更に、センサユニット104は、血液検査毎の廃棄が可能であるので衛生的である。
更にまた、本実施の形態では、共に円筒形のセンサユニット装着部103とセンサユニット104を用いているので、レーザ光135が作用部102bから発射されても、このレーザ光135が作用部102bと対向するセンサユニット装着部103とセンサユニット104の壁で吸収される。従って、外部に洩れることはなく安全である。
なお上述した実施の形態1、2の説明では、センサユニットおよびセンサユニット装着部の形状を環状に形成し、センサユニットを時計回りに回転駆動する血液検査装置の例を示したが、これに限ることなく、拭き取りパッド、穿刺ユニット、センサユニット、消毒パッドの並びを逆に並べて反時計回りに回転駆動するようにしてもよい。
またセンサユニットを環状ではなく円弧状に形成し、このセンサユニットを回動させる血液検査装置を構成することもできる。
また、さらに他の構成例として、センサユニットを直線状に構成し、センサと第1と第2の衛生部材、そして必要に応じて穿刺部材を配列し、このセンユニットの装着される血液検査装置は、配置された指に対してセンサユニットを相対的に移動させるよう駆動させることができる。
またさらに、上記実施の形態1、2で説明したように、第1と第2の衛生部材をそれぞれ設けることが、衛生面、操作性の観点から優れるが、第1の衛生部材または第2の衛生部材のうちいずれか一方のみを設けることも可能である。
本発明にかかる血液検査装置は、皮膚を清潔にした後に穿刺するので、医療分野等における血液検査装置として有用である。
本発明の実施の形態1における血液検査装置とセンサユニットの外観斜視図 同、使用状態を示す斜視図 同、センサユニットの平面図 同、穿刺ユニットの断面図 同、センサの断面図 同、センサの平面図 同、孔側から見た消毒パッドの平面図 同、血液検査装置を正面から見た断面図 同、側面から見た断面図 同、電気回路部とその周辺のブロック図 同、動作状態図 同、実施の形態2における血液検査装置を正面から見た断面図 同、側面から見た断面図 同、センサユニット本体の斜視図 同、センサユニットに装着する消毒パッドの斜視図 同、センサユニットに装着するセンサの断面図 同、センサの分解平面図、(a)は同、カバーの平面図、(b)は同、スペーサの平面図、(c)は同、基板の平面図 同、透視平面図 同、センサ近傍の動作説明図 同、電気回路部とその周辺のブロック図 同、血液検査装置の動作説明図 従来の血液検査装置の断面図 同、使用状態の斜視図
符号の説明
12c 指
24 センサユニット
24a 孔
24d 基体
28 消毒パッド
33 センサ

Claims (13)

  1. 基体に血液センサと衛生部材とを備えた血液センサユニット。
  2. 衛生部材が、血液センサによる検査の前に皮膚の消毒を行う第1の衛生部材であるか、または、血液センサによる検査の後に皮膚に付着した血液を拭き取る第2の衛生部材である請求項1記載の血液センサユニット。
  3. その中心に指の挿入可能な孔が設けられた環状の基体と、この基体に血液センサと衛生部材が装着された請求項1記載の血液センサユニット。
  4. 基体に第1の衛生部材と第2の衛生部材とを装着し、第1の衛生部材と血液センサと第2の衛生部材とがこの順に装着された請求項2に記載の血液センサユニット。
  5. 衛生部材が第1の衛生部材であり、血液センサと第1の衛生部材との間に穿刺ユニットが装着された請求項2に記載の血液センサユニット。
  6. 基体に第1の衛生部材と第2の衛生部材とを装着し、第1の衛生部材と穿刺ユニットと血液センサと第2の衛生部材とがこの順に装着された請求項5に記載の血液センサユニット。
  7. 筺体と、この筺体に設けられた表示部と、請求項1記載の血液センサユニットが装着される血液センサユニット装着部と、前記血液センサユニット装着部に装着された血液センサユニットの血液センサと衛生部材とが、血液センサユニットに置かれた指に対して相対的に移動するよう駆動する駆動部と、皮膚を穿刺するための穿刺手段と、前記血液センサユニットの血液センサと前記表示部が接続される電気回路部とを備える血液検査装置。
  8. 筺体の前面に表示部を設けるとともに、この表示部には前記筺体と異なる色調を有する枠が設けられた請求項7に記載の血液検査装置。
  9. 血液センサユニットに請求項5に記載の血液センサユニットを用いるとともに、バネで前記穿刺ユニットの穿刺針を駆動する穿刺手段を用いた請求項7に記載の血液検査装置。
  10. 穿刺手段には、レーザ発射装置を用いた請求項7に記載の血液検査装置。
  11. 前記血液センサユニット装着部は、その内部に装着された血液センサユニットが目視可能なように、その少なくとも一部が透明のカバーを有する請求項7の血液検査装置。
  12. 請求項7に記載の血液検査装置に請求項1に記載の血液センサユニットを装着する装着ステップと、この装着ステップの後で、血液センサユニット装着部に置かれた指を第1の衛生部材で消毒する消毒ステップと、この消毒ステップの後で、駆動部で前記血液センサユニットを駆動させ血液センサを前記指の位置まで移動させる駆動ステップと、この駆動ステップの後で、前記指を穿刺してその穿刺穴から流出した血液を測定する測定ステップとを有する血液検査装置を用いた測定方法。
  13. 測定ステップの後で、第2の衛生部材を用いて血液を拭き取る拭き取りステップを有する請求項12に記載の血液検査装置を用いた測定方法。
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