JP2005177028A - 穿刺具および体液採取具 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば生体表面の穿刺や体液の採取等に際して、発生するゴミの量を最小限に抑制し得る穿刺具および体液採取具を提供すること。
【解決手段】チップ(穿刺具または体液採取具)1は、ケーシング3と、穿刺針5と、検出ユニット7と、血液吸収部9とを有している。血液吸収部9には、針先511による皮膚(生体表面)の穿刺部位から出た血液(体液)のうち、不要な血液を吸収させる。血液吸収部9は、紙類、織布、不織布、多孔質基材のうちの少なくとも1種を含んでなるものが好ましく、吸収した血液の漏れ出しを防止または抑制する機能を有するのが好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】チップ(穿刺具または体液採取具)1は、ケーシング3と、穿刺針5と、検出ユニット7と、血液吸収部9とを有している。血液吸収部9には、針先511による皮膚(生体表面)の穿刺部位から出た血液(体液)のうち、不要な血液を吸収させる。血液吸収部9は、紙類、織布、不織布、多孔質基材のうちの少なくとも1種を含んでなるものが好ましく、吸収した血液の漏れ出しを防止または抑制する機能を有するのが好ましい。
【選択図】図1
Description
本発明は、穿刺具および体液採取具に関する。
近年、糖尿病患者の増加に伴い、日常の血糖値の変動を患者自身がモニターする自己血糖測定が推奨されてきている。
この血糖測定は、まず、針や刃先等により皮膚に小さな傷をつくり、その傷から血液を出させる。次に、この出血した血液を、例えば、血液中のブドウ糖量に応じて呈色する試験紙に供給・展開して呈色させ、その呈色の度合いを光学的に測定(測色)することにより、血糖値(血液中のブドウ糖量)を定量化する(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、従来、血糖測定後、皮膚に残った余分な血液は、ティッシュペーパー等により拭き取ることが行われていた。
このため、血糖測定を行う毎に、血液を拭き取ったティッシュペーパー等を破棄しなければならず、発生するゴミの量が増大するという問題がある。また、血糖測定に先立って、ティッシュペーパー等を準備しなければならず、手間がかかるという問題もある。
本発明の目的は、例えば生体表面の穿刺や体液の採取等に際して、発生するゴミの量を最小限に抑制し得る穿刺具および体液採取具を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(20)の本発明により達成される。
(1) 生体表面を穿刺する鋭利な針先を備える穿刺針と、
該穿刺針を移動可能に収納し、前記穿刺針の少なくとも前記針先が通過可能な開口部が形成されたケーシングと、
該ケーシングに設けられ、前記針先による前記生体表面の穿刺部位から出た体液のうち、不要な体液を吸収させる体液吸収部とを有することを特徴とする穿刺具。
(1) 生体表面を穿刺する鋭利な針先を備える穿刺針と、
該穿刺針を移動可能に収納し、前記穿刺針の少なくとも前記針先が通過可能な開口部が形成されたケーシングと、
該ケーシングに設けられ、前記針先による前記生体表面の穿刺部位から出た体液のうち、不要な体液を吸収させる体液吸収部とを有することを特徴とする穿刺具。
(2) 前記体液吸収部は、前記ケーシングの前記開口部の近傍に設けられている上記(1)に記載の穿刺具。
(3) 前記体液吸収部は、前記ケーシングの外周を覆うように設けられている上記(1)または(2)に記載の穿刺具。
(4) 前記体液吸収部には、前記穿刺具を使用する前の状態において、滅菌処理が施されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の穿刺具。
(5) 前記体液吸収部は、紙類、織布、不織布、多孔質基材のうちの少なくとも1種を含んでなるものである上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の穿刺具。
(6) 前記体液吸収部は、吸収した前記体液の漏れ出しを防止または抑制する機能を有する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の穿刺具。
(7) 前記体液吸収部は、吸水性ポリマーを含んでなるものである上記(6)に記載の穿刺具。
(8) 前記体液吸収部には、薬剤が含浸されている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の穿刺具。
(9) 前記薬剤は、消毒剤および止血剤の少なくとも一方を含むものである上記(8)に記載の穿刺具。
(10) 前記穿刺部位から出た体液のうち、必要な体液を採取して、保持する保持部を有する上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の穿刺具。
(11) 前記保持部には、前記体液中の所定成分と反応する試薬が設けられている上記(10)に記載の穿刺具。
(12) 生体表面を介して体液を採取して、保持する保持部を備える体液採取具であって、
前記体液に接触させる接触部と、
前記体液を採取した後、前記生体表面に残る前記体液を吸収させる体液吸収部とを有することを特徴とする体液採取具。
前記体液に接触させる接触部と、
前記体液を採取した後、前記生体表面に残る前記体液を吸収させる体液吸収部とを有することを特徴とする体液採取具。
(13) 前記体液吸収部は、前記接触部の近傍に設けられている上記(12)に記載の体液採取具。
(14) 前記体液吸収部には、前記体液採取具を使用する前の状態において、滅菌処理が施されている上記(12)または(13)に記載の体液採取具。
(15) 前記体液吸収部は、紙類、織布、不織布、多孔質基材のうちの少なくとも1種を含んでなるものである上記(12)ないし(14)のいずれかに記載の体液採取具。
(16) 前記体液吸収部は、吸収した前記体液の漏れ出しを防止または抑制する機能を有する上記(12)ないし(15)のいずれかに記載の体液採取具。
(17) 前記体液吸収部は、吸水性ポリマーを含んでなるものである上記(13)に記載の体液採取具。
(18) 前記体液吸収部には、薬剤が含浸されている上記(12)ないし(17)のいずれかに記載の体液採取具。
(19) 前記薬剤は、消毒剤および止血剤の少なくとも一方を含むものである上記(18)に記載の体液採取具。
(20) 前記保持部には、前記体液中の所定成分と反応する試薬が設けられている上記(12)ないし(19)のいずれかに記載の体液採取具。
本発明によれば、不要な体液を吸収させる体液吸収部を設けたので、不要な体液を拭き取る(吸収させる)ための、例えばティッシュペーパー等の準備が不要となるとともに、発生するゴミの量を最小限に抑制することができる。
また、生体表面の穿刺と、生体表面を介した体液の採取とを行うことができる構成とすることにより、生体表面の穿刺、必要な体液の採取、不要な体液の吸収(拭き取り)等の一連の作業を連続的に行うことができ、利便性の向上を図ることができる。
以下、本発明の穿刺具および体液採取具の好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の穿刺具または体液採取具を適用したチップの第1実施形態について説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の穿刺具または体液採取具を適用したチップの第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の穿刺具または体液採取具を適用したチップの第1実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示すチップの分解斜視図、図3は、図1中A−A線断面図、図4は、図1中B−B線断面図、図5および図6は、それぞれ、血液吸収部の縦断面図である。
なお、以下では、図1〜図4中、左側を「先端」、右側を「基端」として、図1、図2および図4中、上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」として、図3中、紙面奥側を「下」または「下方」、紙面手前側を「上」または「上方」として説明する。また、図1では、試験紙を省略して示した。
各図に示すチップ1は、穿刺手段を備えるとともに、生体表面(皮膚)を介して採取された体液中の所定成分を測定(検出)することができる成分測定装置(血液成分測定装置)に装填(装着)して使用されるものである。
生体表面(表皮)の体液の採取に関与する部位(体液採取部位)は、好ましくは指であるが、この他、例えば、手(手の平、手の甲、手の側部)、腕、大腿、耳たぶ等であってもよい。
以下では、体液として血液を、所定成分としてブドウ糖を、体液採取部位として指先(指)を、それぞれ代表に説明する。
チップ1は、ケーシング3と、穿刺針5と、検出ユニット7と、血液吸収部9とを有している。以下、各構成要素について、順次説明する。
穿刺針5は、針体51と、この針体51の基端部に固着(固定)されたハブ52とで構成されている。
針体51は、その先端に鋭利な針先(刃先)511を有している。この針先511により、生体表面である指先の表面(皮膚)を穿刺して、穿刺部位から血液(体液)を出させる(出血させる)。
また、針体51は、中空針であってもよいが、中実針であるのがより好ましい。これにより、より細径の針体51とすることができる。その結果、皮膚の穿刺に際して、患者の苦痛をより低減することができる。
針体51には、針先511が突出するようにしてハブ52が設けられている。換言すれば、ハブ52は、針体51の針先511より基端側の外周を被覆するようにして設けられている。
ハブ52は、先端側のほぼ円柱状をなす円柱状部53と、基端側のほぼ直方体状をなす直方体状部54とで構成されている。そして、円柱状部53の外径(直径)と直方体状部54の高さとは、ほぼ等しくなるよう設定されている。
円柱状部53の先端部には、円柱状部53の外径に対して拡径した嵌合部531が形成されている。この嵌合部531は、後述するケーシング3の嵌合部35に嵌合する。
直方体状部54の先端部には、一対の突部541が側方に突出して形成されている。各突部541は、それぞれ、後述するケーシング3の段差部34に当接する。
また、直方体状部54の基端部には、成分測定装置が備える穿刺手段の先端部(ホルダ部)の形状に対応した形状の連結部542が形成されている。チップ1を成分測定装置に装填した状態(以下、「チップ装填状態」と言う。)で、この連結部542がホルダ部に嵌合(嵌入)することにより、穿刺針5が穿刺手段に連結される。
このような穿刺針5は、ケーシング3が有する内腔部33内に移動可能に設けられ(収納され)ている。ケーシング3は、ほぼ直方体形状の部材で構成され、その先端および基端には、それぞれ内腔部33が開放する先端開口(開口部)31および基端開口32が形成されている。穿刺針5が備える針体51(少なくとも針先511)は、先端開口31を通過して、ケーシング3(チップ1)の先端から突出する。
内腔部33は、図3に示すように、先端側の第1内腔部331と、基端側の第2内腔部332とで構成されている。
第1内腔部331は、ほぼ円柱状をなし、その横断面積がハブ52の嵌合部531の横断面積(最大)とほぼ等しいか、または、若干大きくなるよう設定されている。また、第2内腔部332は、ほぼ直方体状をなし、その横断面積が直方体状部54(突部541の部分)の横断面積(最大)とほぼ等しいか、または、若干大きくなるよう設定されている。
そして、穿刺針5がケーシング3に対して移動する際に、ハブ52の嵌合部531が第1内腔部331の内面に沿って移動し、ハブ52の突部541の部分が第2内腔部332の内面に沿って移動する。
このように穿刺針5が、ケーシング3に対して移動する際に、ハブ52の嵌合部531と突部541との2箇所で支持されるため、ケーシング3に対して円滑に移動することができるとともに、ケーシング3に対するブレが防止され、高い直進性をもって先端方向に移動する。これにより、針体51の針先511のブレに伴う患者の苦痛の増大を好適に防止することができる。
また、ケーシング3には、第1内腔部331と第2内腔部332の境界部に段差部34が形成されている。このため、穿刺針5が先端方向に移動すると、ハブ52の突部541が段差部34に当接する。これにより、穿刺針5の移動が停止し、穿刺針5の針先511のケーシング3からの突出長さが規制される。これにより、指(体液採取部位)を必要以上に深く穿刺することを防止することができる。
また、第1内腔部331の基端部には、第1内腔部331の内径に対して縮径した嵌合部35が形成されている。この嵌合部35には、穿刺針5の嵌合部531が嵌合する。これにより、穿刺針5がケーシング3に対して固定される。
本実施形態のチップ1では、穿刺針5のケーシング3に対する固定が使用前後においてなされるよう構成されている。例えば、使用後のチップ1において、穿刺針5がケーシング3に対して固定される構成とすると、使用後の穿刺針5により誤って皮膚等を傷つけてしまうことや、血液が飛散して周囲を汚染すること等を防止することができ、安全性が高い。
また、ケーシング3の先端部には、その両側面に、一対のフランジ39が突出して形成されている。各フランジ39は、それぞれ、チップ装填状態で、成分測定装置に当接する。また、チップ1を成分測定装置から取り外す際に、成分測定装置に設けられたイジェクト機構を操作すると、これが備えるイジェクトピンが先端方向へ移動して、その先端がフランジ39を先端方向に押圧する。これにより、チップ1が成分測定装置から取り外される。
また、ケーシング3の上面には、対向する一対の壁部40と、壁部41と、突起42とが形成されている。壁部40は、ケーシング3の先端側の両側部に沿って立設され、壁部41は、ケーシング3の長手方向の途中に、長手方向とほぼ直交するように立設されている。これらの壁部40、41で囲まれる部分に、後述する検出ユニット7が装着される。
壁部40の内側には、壁部40に接触して一対の突起42が立設されている。各突起42は、それぞれ、検出ユニット7のカバー72に形成された凹部723に挿入される。これにより、検出ユニット7がチップ1に対して、位置決め、固定される。なお、この状態では、検出ユニット7の先端位置とケーシング3の先端位置とが、ほぼ一致している。
検出ユニット7は、血液(体液)中のブドウ糖(所定成分)を検出するものである。この検出ユニット7は、ベース71と、このベース71に接合されるカバー72と、カバー72に設けられた試験紙73とを有している。
ベース71は、平板状をなす部材で構成されている。このベース71には、上面に開放する溝711が形成されている。この溝711は、ほぼ一直線状に、かつ、ベース71の長手方向に沿って形成されている。また、溝711は、ベース71の先端で開放している。
カバー72は、ほぼ直方体状をなす部材で構成されている。カバー72の下面には、その長手方向に沿って凹部724が形成されている。この凹部724内に、ベース71が固着(固定)されている。
このカバー72の上面には、その基端部に試験紙73が設置される試験紙設置部721が形成されている。試験紙設置部721は、平面視での形状がほぼ円形(試験紙73に対応した平面形状)をなす凹部で構成され、その底面の中央部には、凹部724に連通する貫通孔722が形成されている。
カバー72の凹部724内にベース71が固着された状態で、これらの間に形成される空間と、カバー72に形成された貫通孔722とにより、血液(体液)を移送する血液移送路(体液移送路)74が構成される。
この血液移送路74は、検出ユニット7の先端に開放する血液流入口741と、検出ユニット7の上部(上方)に開放する血液流出口742とを有する。
血液移送路74の血液流入口(接触部)741に接触した血液は、毛細管現象により血液移送路74内を移送され、血液流出口742を介して試験紙設置部721に設置された試験紙73の中央部に供給される。
また、ベース71には、血液移送路74内に突出する凸部743が形成されている。この凸部743は、血液流出口742の近傍に設けられている。これにより、血液流入口741側に対して血液流出口742側の血液移送路74の横断面積を小さくすることができ、血液移送路74内における毛細管現象による血液移送をより促進することができる。
試験紙73は、血液中のブドウ糖を検出し得るものであり、例えば、血液を吸収可能な担体(吸収体)に、試薬(発色試薬)を担持(含浸)してなるものである。この担体は、好ましくは多孔性膜で構成されている。この場合、多孔性膜は、血液中の赤血球を濾過できる程度の孔径を有するものが好ましい。
試験紙73の担体としては、多孔性膜の他に、例えば、不織布、織布、延伸処理したシート等のシート状多孔質基材が挙げられる。
多孔性膜等の担体の構成材料としては、ポリエステル類、ポリアミド類、ポリオレフィン類、ポリスルホン類またはセルロース類等が挙げられるが、試薬を溶解した水溶液を含浸させたり、血液の採取時には血球を濾過するため、親水性を有する材料または、親水化処理されたものが好ましい。
また、試験紙73の担体は、単層のシートで構成してもよく、複数枚のシートを積層した多層構成であってもよい。
担体(多孔性膜)に含浸する試薬としては、血糖値測定用の場合、グルコースオキシダーゼ(GOD)と、ペルオキシダーゼ(POD)と、例えば4−アミノアンチピリン、N−エチルN−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−m−トルイジンのような発色剤(発色試薬)とが挙げられ、その他、測定成分に応じて、例えばアスコルビン酸オキシダーゼ、アルコールオキシダーゼ、アルコールデヒドロゲナーゼ、ガラクトースオキシダーゼ、フルクトースデヒドロゲナーゼ、コレステロールオキシダーゼ、コレステロールデヒドロゲナーゼ、乳酸オキシダーゼ、乳酸デヒドロゲナーゼ、ビリルビンオキシダーゼ、キサンチンオキシダーゼ等の血液成分(所定の成分)と反応するものと、前記と同様の発色剤(発色試薬)とが挙げられる。また、さらにリン酸緩衝液のような緩衝剤が含まれていてもよい。なお、試薬の種類、成分については、これらに限定されないことは言うまでもない。
本実施形態では、この検出ユニット7が、必要な血液(体液)を採取して、保持する保持部を構成する。
このようなチップ1は、その先端部にケーシング3の内腔部33を塞ぐように蓋体8が装着されている。この蓋体8は、使用前のチップ1(未使用のチップ1)に装着され、チップ1の使用時には、取り外されるものである。
さて、本発明では、不要な血液(体液)を吸収させる血液吸収部(体液吸収部)9を設けたことに特徴を有する。以下、血液吸収部(血液拭き取り部)9の構成について説明する。
各図に示すように、血液吸収部9は、シート状をなしており、例えば、接着剤、粘着剤等により、ケーシング3に対して固着(固定)されている。
本実施形態では、血液吸収部9は、フランジ39(ケーシング3の先端部)、すなわち、血液移送路74の血液流入口(接触部)741およびケーシング3の先端開口(開口部)31の近傍に設けられている。
このような構成により、合併症により視力が低下した糖尿病患者であっても、血液吸収部9の確認が容易となる。
また、前述したように、チップ1のフランジ39より先端側の部分は、チップ1を成分測定装置に装填した状態で、成分測定装置から露出(突出)する部分である。
血液吸収部9は、チップ1の他の部分、例えば、ケーシング3の基端部等に設けるようにしてもよいが、このように、チップ1を成分測定装置に装填した状態で、成分測定装置から露出する部分に設けることにより、チップ1を成分測定装置から取り外すことなく、血液吸収部9に不要な血液を吸収させることができ便利である。
血液吸収部9は、血液(体液)を吸収し得るものであれば、いかなるものを用いて構成してもよいが、紙類、織布、不織布、多孔質基材を用いて構成するのが好適である。これらのものを用いて血液吸収部9を構成することにより、血液吸収部9を血液吸収能に優れるものとすることができる。
また、血液吸収部9は、これらのものを用いた単層構造のものとすることもでき、複数層の積層体(積層構造)のものとすることもできる。
血液吸収部9に、織布、不織布、多孔質基材を用いる場合、これらの構成材料としては、例えば、セルロース類、ポリエステル類、ポリアミド類、ポリオレフィン類、ポリスルホン類等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、血液吸収部9には、前述したような親水化処理を施すようにしてもよい。これにより、血液吸収部9への血液の吸収効率を向上させることができる。
このような血液吸収部9は、吸収した血液(体液)の漏れ出しを防止または抑制する機能を有するものであるのが好ましい。これにより、チップ1を成分測定装置から取り外す際等に、血液吸収部9に吸収された血液が周囲に飛散するのを確実に防止することができる。
この場合、血液吸収部9には、例えば、吸水性ポリマー、親水性ポリマー、乾燥剤、無機多孔質体(ゼオライト類)等のうちの1種または2種以上を含むものを用いることができる。吸水性ポリマーは、液体の吸収率が極めて高いことから好ましい。
血液吸収部9として、吸水性ポリマーを含むものを用いる場合、この吸水性ポリマー自体を用いて、前述したような織布、不織布、多孔質基材を構成してもよい。また、吸水性ポリマーを粒子状とし、例えば、図5に示すように、紙類、織布、不織布や多孔質基材で構成される基材91中に、粒子状の吸水性ポリマー90を担持(分散)させた構成や、図6に示すように、紙類、織布、不織布、多孔質基材で構成される2枚の基材92、93で、粒子状の吸水性ポリマー90を封止した構成等とすることができる。
吸水性ポリマーとしては、例えば、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリル酸エチレングラフト共重合体のケン化物、デンプン−メタクリル酸メチルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−アクリロニトリルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−アクリルアミドグラフト共重合体のケン化物、デンプン−アクリロニトリル−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸グラフト共重合体のケン化物、アクリル酸(塩)重合体、アクリル酸で架橋されたポリエチレンオキシド、ナトリウムカルボキシメチルセルローズの架橋物、ポリビニールアルコール−無水マレイン酸反応物の架橋物等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、血液吸収部9には、例えば、消毒剤、止血剤、鎮痛剤、局所麻酔剤、抗炎症剤、抗菌剤、抗生物質等の各種薬剤が含浸されているのが好ましい。これにより、各種薬剤に応じた種々の効果が期待できる。
これらの中でも、薬剤としては、消毒剤および止血剤の少なくとも一方を含むものが好適である。これにより、皮膚の穿刺部位における感染防止効果や、早期の止血効果が発揮される。
さらに、血液吸収部9には、チップ1の使用前の状態において、滅菌処理が施されているのが好ましい。これにより、皮膚の穿刺部位における感染をより確実に防止することができる。
このようなチップ1では、血液吸収部9を設けたことにより、必要な血液を採取した後、不要な血液を血液吸収部9に吸収させることができる。このため、血糖測定に際して、別途、ティッシュペーパーの準備が不要となるばかりでなく、発生するゴミの量を必要最小限に抑制することができる。
また、本実施形態のチップ1では、穿刺針5、検出ユニット7および血液吸収部9を有することにより、指先の穿刺、指先の穿刺部位からの必要な血液の採取(血糖測定)、および、血液採取後の不要な血液の拭き取りの一連の作業を連続的に行うことができ、利便性が高い。
さらに、血液を拭き取った場合、血液吸収部9に付着した血液の色が目印となり、使用済みのチップ1を誤って再使用することを防ぐ効果もある。
<第2実施形態>
次に、本発明の穿刺具または体液採取具を適用したチップの第2実施形態について説明する。
次に、本発明の穿刺具または体液採取具を適用したチップの第2実施形態について説明する。
図7は、本発明の穿刺具または体液採取具を適用したチップの第2実施形態を示す斜視図である。
なお、以下では、図7中、左側を「先端」、右側を「基端」として説明する。
なお、以下では、図7中、左側を「先端」、右側を「基端」として説明する。
以下、第2実施形態のチップについて、前記第1実施形態のチップとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態のチップ1は、検出ユニット7の構成が異なり、それ以外は、前記第1実施形態のチップ1と同様である。
すなわち、第1実施形態の検出ユニット7は、血液中のブドウ糖量に応じて呈色する試験紙73を備え、この試験紙73の呈色の度合いを光学的に測定(測色)する構成(比色式の方法)であったが、第2実施形態の検出ユニット7は、ブドウ糖と試薬とが反応することにより生じる電流量を測定(検出)する構成(電極式の方法)である。
図7に示す検出ユニット7は、その先端部に、血液流入口(接触部)741に連通する凹部751が形成されている。
この凹部751は、その内部に、血液(体液)を採取・保持可能であり、かつ、血液中のブドウ糖(所定成分)と反応する試薬が設けられている。
この試薬としては、前記第1実施形態で挙げた酵素のうち、酸化還元酵素の少なくとも1種と、フェリシアン化カリウム、フェロセン誘導体等の金属錯体、または、キノン誘導体、メチレンブルー、メルドラブルー等の色素から選ばれた電子受容体の少なくとも1種とを適宜組み合わせたものを用いることができる。
また、必要に応じて、補酵素(NAD、PQQ等)を使用することができる。
また、必要に応じて、補酵素(NAD、PQQ等)を使用することができる。
また、図7に示すように、検出ユニット7の内部には、一対の薄板状(薄膜状)の電極752、753が設けられている。
各電極752、753の先端部は、凹部751内に位置するとともに、カバー72に形成された開口部725において検出ユニット7から露出している。
チップ1を成分測定装置に装着(装填)した状態では、成分測定装置が備える測定手段の接点(端子)が、開口部725を介して各電極752、753に接触するする。これにより、測定手段と各電極752、753とが電気的に接続される。そして、測定手段から各電極752、753に電圧が印加される。
ここで、血液中のブドウ糖量の測定原理を、グルコースオキシダーゼ(GOD)とフェリシアンカリウム(K3[Fe(III)(CN)6])とを組み合わせた試薬を用いる場合を一例に説明する。
まず、凹部751内に血液が採取・保持されると、血液中のブドウ糖とGODとが特異的に反応し、グルコン酸と電子とが発生する。
次に、この電子は、フェリシアンカリウム(K3[Fe(III)(CN)6])をフェロシアン化カリウム(K4[Fe(II)(CN)6])に変化させる(還元する)。
フェロシアン化カリウムは、成分測定装置が備える測定手段から各電極752、753を介して印加された電圧により、再度、フェリシアンカリウムに戻り(酸化され)、このとき、電流が発生する。
この発生する電流は、ブドウ糖量に比例するため、検出ユニット7からの出力電流の変化を、測定手段で測定(検出)することにより、血液中のブドウ糖量を算出することができる。
このような第2実施形態のチップ1においても、前記第1実施形態のチップ1と同様の作用・効果が得られる。
<第3実施形態>
次に、本発明の穿刺具を適用したチップの第3実施形態について説明する。
次に、本発明の穿刺具を適用したチップの第3実施形態について説明する。
図8は、本発明の穿刺具を適用したチップの第3実施形態を示す分解斜視図である。
なお、以下では、図8中、左側を「先端」、右側を「基端」として説明する。
なお、以下では、図8中、左側を「先端」、右側を「基端」として説明する。
以下、第3実施形態のチップについて、前記第1実施形態のチップとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3実施形態のチップ1は、検出ユニット7を有さず、また全体形状が異なり、それ以外は、前記第1実施形態のチップ1と同様である。
すなわち、第3実施形態のチップ1は、ケーシング3がほぼ円筒状の部材で構成され、穿刺針5のハブ52がぼぼ円柱状をなしている。
そして、血液吸収部9は、ケーシング3の先端部、すなわち、ケーシング3の先端開口(開口部)31の近傍に設けられている。
このような第3実施形態のチップ1においても、前記第1実施形態のチップ1と同様の作用・効果が得られる。
<第4実施形態>
次に、本発明の穿刺具を適用したチップの第4実施形態について説明する。
次に、本発明の穿刺具を適用したチップの第4実施形態について説明する。
図9は、本発明の穿刺具を適用したチップの第4実施形態を示す分解斜視図である。
なお、以下では、図9中、左側を「先端」、右側を「基端」として説明する。
なお、以下では、図9中、左側を「先端」、右側を「基端」として説明する。
以下、第4実施形態のチップについて、前記第1および第3実施形態のチップとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第4実施形態のチップ1は、血液吸収部9の大きさ(サイズ)が異なり、それ以外は、前記第3実施形態のチップ1と同様である。
すなわち、第4実施形態のチップ1は、ケーシング3の先端部外周を覆うように血液吸収部9が設けられている。これにより、チップ1の周方向のいかなる位置に、指先を接触させても、不要な血液を血液吸収部9に確実に吸収させることができる。また、血液吸収部9の表面積を増大させることができ、血液の吸収量の増大を図ることもできる。
このような第4実施形態のチップ1においても、前記第1および第3実施形態のチップ1と同様の作用・効果が得られる。
<第5実施形態>
次に、本発明の体液採取具を適用したチップの第5実施形態について説明する。
次に、本発明の体液採取具を適用したチップの第5実施形態について説明する。
図10は、本発明の体液採取具を適用したチップの第5実施形態を示す斜視図である。
なお、以下では、図10中、左側を「先端」、右側を「基端」として説明する。また、図10では、試験紙を省略して示した。
なお、以下では、図10中、左側を「先端」、右側を「基端」として説明する。また、図10では、試験紙を省略して示した。
以下、第5実施形態のチップについて、前記第1実施形態のチップとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第5実施形態のチップ1は、穿刺針5およびケーシング3が省略され、それ以外は、前記第1実施形態のチップ1と同様である。
すなわち、第5実施形態のチップ1は、その全体が、前述したような検出ユニット7で構成されている。
そして、カバー72(チップ1)の先端部側方に、血液吸収部9が設けられている。
そして、カバー72(チップ1)の先端部側方に、血液吸収部9が設けられている。
このような第5実施形態のチップ1においても、前記第1実施形態のチップ1と同様の作用・効果が得られる。
また、第5実施形態のチップ1では、試験紙73は、省略されていてもよい。
また、第5実施形態のチップ1では、試験紙73は、省略されていてもよい。
以上、本発明の穿刺具および体液採取具を図示の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものに置換することができる。
例えば、本発明の穿刺具では、前記第1〜第5実施形態のうちの任意の2以上の構成を組み合わせるようにしてもよい。
また、本発明の体液採取具では、前記第1および第2実施形態の構成において、穿刺針が省略されたものであってもよく、さらに、血液中の所定成分の量を検出する機能が省略されたものであってもよい。
また、前記実施形態では、採取する体液として、血液を代表として説明したが、本発明では、採取する体液は、これに限らず、例えば、汗、リンパ液、間質液、髄液等であってもよい。
また、前記実施形態では、測定目的とする成分(所定成分)として、ブドウ糖を代表として説明したが、測定目的の成分は、これに限らず、例えば、タンパク、コレステロール、尿酸、クレアチニン、糖化ヘモグロビン、ケトン体、ビリルビン、ホルモン、アルコール等の有機化合物、アンモニア、ナトリウム、カリウム、カルシウム、塩素、リン酸、炭酸、pH等の無機イオン等であってもよい。
1 チップ
3 ケーシング
31 先端開口
32 基端開口
33 内腔部
331 第1内腔部
332 第2内腔部
34 段差部
35 嵌合部
39 フランジ
40、41 壁部
42 突起
5 穿刺針
51 針体
511 針先
52 ハブ
53 円柱状部
531 嵌合部
54 直方体状部
541 突部
542 連結部
7 検出ユニット
71 ベース
711 溝
72 カバー
721 試験紙設置部
722 貫通孔
723 凹部
724 凹部
725 開口部
73 試験紙
74 血液移送路
741 血液流入口
742 血液流出口
743 凸部
751 凹部
752、753 電極
8 蓋体
9 血液吸収部
90 吸水性ポリマー
91、92、93 基材
3 ケーシング
31 先端開口
32 基端開口
33 内腔部
331 第1内腔部
332 第2内腔部
34 段差部
35 嵌合部
39 フランジ
40、41 壁部
42 突起
5 穿刺針
51 針体
511 針先
52 ハブ
53 円柱状部
531 嵌合部
54 直方体状部
541 突部
542 連結部
7 検出ユニット
71 ベース
711 溝
72 カバー
721 試験紙設置部
722 貫通孔
723 凹部
724 凹部
725 開口部
73 試験紙
74 血液移送路
741 血液流入口
742 血液流出口
743 凸部
751 凹部
752、753 電極
8 蓋体
9 血液吸収部
90 吸水性ポリマー
91、92、93 基材
Claims (8)
- 生体表面を穿刺する鋭利な針先を備える穿刺針と、
該穿刺針を移動可能に収納し、前記穿刺針の少なくとも前記針先が通過可能な開口部が形成されたケーシングと、
該ケーシングに設けられ、前記針先による前記生体表面の穿刺部位から出た体液のうち、不要な体液を吸収させる体液吸収部とを有することを特徴とする穿刺具。 - 前記体液吸収部は、前記ケーシングの前記開口部の近傍に設けられている請求項1に記載の穿刺具。
- 前記体液吸収部には、前記穿刺具を使用する前の状態において、滅菌処理が施されている請求項1または2に記載の穿刺具。
- 前記体液吸収部は、吸収した前記体液の漏れ出しを防止または抑制する機能を有する請求項1ないし3のいずれかに記載の穿刺具。
- 前記体液吸収部には、薬剤が含浸されている請求項1ないし4のいずれかに記載の穿刺具。
- 前記穿刺部位から出た体液のうち、必要な体液を採取して、保持する保持部を有する請求項1ないし5のいずれかに記載の穿刺具。
- 前記保持部には、前記体液中の所定成分と反応する試薬が設けられている請求項6に記載の穿刺具。
- 生体表面を介して体液を採取して、保持する保持部を備える体液採取具であって、
前記体液に接触させる接触部と、
前記体液を採取した後、前記生体表面に残る前記体液を吸収させる体液吸収部とを有することを特徴とする体液採取具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003420175A JP2005177028A (ja) | 2003-12-17 | 2003-12-17 | 穿刺具および体液採取具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003420175A JP2005177028A (ja) | 2003-12-17 | 2003-12-17 | 穿刺具および体液採取具 |
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005177028A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007108519A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 血液検査装置 |
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-
2003
- 2003-12-17 JP JP2003420175A patent/JP2005177028A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007108519A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 血液検査装置 |
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