JP2008067026A - Mpegデコーダ及びmpegエンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】高い処理性能を実現することができるようにしたMPEGデコーダを提供する。
【解決手段】可変長復号処理部36_0、36_1はアクセスユニット単位で並列して可変長復号処理を行う。可変長復号処理部36_0、36_1が出力する中間データを中間データバッファ37に格納し、中間データバッファ37に格納するマクロブロックラインのデータ位置を示すマクロブロックラインポインタをマクロブロックラインポインタテーブル38に記録する。画像復号処理部39_0、39_1は、それぞれ、マクロブロックポインタテーブル38を参照して中間データバッファ37から偶数マクロブロックライン及び奇数マクロブロックラインの中間データを読み出して偶数マクロブロックライン及び奇数マクロブロックラインの画像復号処理を並列して行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画像をMPEG(Moving Picture Experts Group)方式で圧縮符号化してなるMPEGストリームの復号を行うMPEGデコーダ、及び、動画像をMPEG方式で圧縮符号化してMPEGストリームを作成するMPEGエンコーダに関する。
MPEGデコーダの処理能力向上を図るためには処理の並列化が必要とされる。しかしながら、MPEGデコーダにおいては、可変長復号処理、周辺予測処理、フレーム間予測処理等の依存関係のために処理順序を守る必要があり、処理の単純な並列化は難しいとされている。
従来、MPEGデコーダにおける処理の並列化として、ブロックレベルでの処理の並列化(例えば、特許文献1参照)や、MPEG2におけるスライスレベルでの処理の並列化(例えば、特許文献2、3参照)が提案されている。ブロックレベルでの処理の並列化は、マクロブロックを構成するブロックを並列化して処理を行うというものであり、スライスレベルでの処理の並列化は、画面を分割するスライスを並列化して処理を行うというものである。
図18は第1従来例のMPEGデコーダを説明するための図である。図18(A)中、1はピクチャ、MBはピクチャ1を構成するマクロブロックであり、マクロブロックMBは、4個の輝度ブロックBLK0〜BLK3と、2個の色差ブロックBLK4、BLK5に分割される。
図18(B)中、2はピクチャ1を含む動画像をMPEG方式で圧縮符号化してなるMPEGストリームの復号を行う第1従来例のMPEGデコーダであり、ブロックレベルでの並列処理を行うものである。3はMPEGデコーダ2が出力するデコード画像を格納するためのフレームメモリ、4はMPEGデコーダ2が出力するデコード画像のフレームメモリ3への格納やフレームメモリ3からの参照画像の読み出し等を制御するメモリ制御部である。
また、MPEGデコーダ2において、5は可変長復号処理(VLD)部、6_0、6_1は逆量子化(IQ)部、7_0、7_1は逆直交変換(IT)部、8_0、8_1は動き補償(MC)部である。
MPEGデコーダ2は、可変長復号処理については、ブロックBLK0〜BLK5の順にシリアルに行うが、画像復号処理については、ブロックBLK0〜BLK5をブロックBLK0〜BLK2とブロックBLK3〜BLK5とに並列化し、ブロックBLK0〜BLK2の復号処理は、逆量子化部6_0と逆直交変換部7_0と動き補償部8_0で行い、ブロックBLK3〜BLK5の復号処理は、逆量子化部6_1と直交変換部7_1と動き補償部8_1で行うというものである。
図19は第2従来例のMPEGデコーダを説明するための図である。図19(A)中、11はピクチャ、SL0はピクチャ11の上半分のマクロブロックラインMBL0〜MBL7を含むスライス、SL1はピクチャ11の下半分のマクロブロックラインMBL8〜MBL15を含むスライスである。
図19(B)中、12はピクチャ11を含む動画像をMPEG方式で圧縮符号化してなるMPEGストリームの復号を行う第2従来例のMPEGデコーダであり、スライスレベルでの並列化処理を行うものである。13はMPEGデコーダ12が出力するデコード画像を格納するためのフレームメモリ、14はMPEGデコーダ12が出力するデコード画像のフレームメモリ13への格納やフレームメモリ13からの参照画像の読み出し等を制御するメモリ制御部である。
また、MPEGデコーダ12において、15はMPEGストリームからスライスを検出するスライス検出部、16_0、16_1はデコード処理部であり、17_0、17_1は可変長復号処理(VLD)部、18_0、18_1は逆量子化(IQ)部、19_0、19_1は逆直交変換(IT)部、20_0、20_1は動き補償(MC)部である。
MPEGデコーダ12は、スライスSL0、SL1をスライス検出部15で検出し、これらスライスSL0、SL1を並列化して、スライスSL0の復号処理はデコード処理部16_0で行い、スライスSL1の復号処理はデコード処理部16_1で行うというものである。
特開平10−56641号公報 特開平11−187393号公報 特開2003−32679号公報
図18に示す第1従来例のMPEGデコーダ2は、可変長復号処理をブロックBLK0〜BLK5の順にシリアル処理で行うとしているため、可変長復号処理部5を高速に動作させることが必要となり、全体の動作周波数を上げなければならないという問題点を有していた。
図19に示す第2従来例のMPEGデコーダ12は、MPEG2では画面がスライスという単位で分けられていることを利用しているが、MPEG4、H.264等では画面のスライス単位での分割は必ずしも行われないので、使用できない場合が多いという問題点を有していた。
また、MPEGエンコーダにおいても、処理能力向上を図るためには処理の並列化が必要とされるが、処理の依存関係のために処理順序を守る必要があり、処理の単純な並列化は難しいとされている。
本発明は、かかる点に鑑み、高い処理性能を実現することができるようにしたMPEGデコーダ及びMPEGエンコーダを提供することを目的とする。
本発明のMPEGデコーダは、一つ以上の可変長復号処理部と、該一つ以上の可変長復号処理部が出力するデータを格納するデータバッファと、該データバッファから前記データを読み出して画像復号処理を行う複数の画像復号処理部を備えるものである。
本発明のMPEGエンコーダは、複数の画像符号処理部と、該複数の画像符号処理部が出力するデータを格納するデータバッファと、該データバッファから前記データを読み出して可変長符号処理を行う一つ以上の可変長符号処理部を備えるものである。
本発明のMPEGデコーダによれば、一つ以上の可変長復号処理部と複数の画像復号処理部との間に、一つ以上の可変長復号処理部が出力するデータを格納するデータバッファを設けるようにしているので、可変長復号処理部を一つとする場合には、画像復号処理部を処理能力に合わせた並列構成とすることができ、また、可変長復号処理部を複数とする場合には、可変長復号処理部及び画像復号処理部をそれぞれの処理能力に合わせた並列構成とすることができる。したがって、高い処理性能を実現することができる。
本発明のMPEGエンコーダによれば、複数の画像符号処理部と一つ以上の可変長符号処理部との間に、複数の画像符号処理部が出力するデータを格納するデータバッファを設けるようにしているので、可変長符号処理部を一つとする場合には、画像符号処理部を処理能力に合わせた並列構成とすることができ、また、可変長符号処理部を複数とする場合には、画像符号処理部及び可変長符号処理部をそれぞれの処理能力に合わせた並列構成とすることができる。したがって、高い処理性能を実現することができる。
(本発明のMPEGデコーダの第1実施形態)
図1は本発明のMPEGデコーダの第1実施形態を説明するための図である。図1中、31_0、31_1は連続するピクチャであり、ピクチャ31_0は0番目のアクセスユニットAU0内のピクチャ、ピクチャ31_1は1番目のアクセスユニットAU1内のピクチャである。
32は本発明のMPEGデコーダの第1実施形態であり、ピクチャ31_0、31_1を含む動画像をMPEG方式で圧縮符号化してなるMPEGストリームの復号を行うものである。33は本発明のMPEGデコーダの第1実施形態32が出力するデコード画像を格納するためのフレームメモリ、34は本発明のMPEGデコーダの第1実施形態32が出力するデコード画像のフレームメモリ33への格納やフレームメモリ33からの参照画像の読み出しなどを制御するメモリ制御部である。
また、本発明のMPEGデコーダの第1実施形態32において、35は復号対象のMPEGストリームからアクセスユニットを検出するAU(アクセスユニット)検出部である。36_0、36_1はアクセスユニット単位で可変長復号処理を行う可変長復号処理(VLD)部である。なお、可変長復号処理部は、2個に限定されず、処理能力に合わせた並列構成又は1個とすることができる。
37は可変長復号処理部36_0、36_1が出力する係数データなどの中間データを格納するための中間データバッファ、38は中間データバッファ37に格納されたマクロブロックラインの先頭データ位置を示すマクロブロックラインポインタを記録するためのマクロブロックラインポインタテーブルである。なお、中間データバッファ37は、複数のマクロブロックラインのデータを格納する容量を持つものである。
可変長復号処理部36_0、36_1は、アクセスユニット内のピクチャについて可変長復号処理を行い、マクロブロックライン単位で中間データを中間データバッファ37に書き込むが、その際、マクロブロックラインポインタを作成し、マクロブロックラインポインタテーブル38に記録する。
39_0は中間データバッファ37から偶数マクロブロックラインの中間データを読み出して偶数マクロブロックラインの画像復号処理を行う画像復号処理部であり、40_0は逆量子化(IQ)部、41_0は逆直交変換(IT)部、42_0は動き補償(MC)部である。
39_1は中間データバッファ37から奇数マクロブロックラインの中間データを読み出して奇数マクロブロックラインの画像復号処理を行う画像復号処理部であり、40_1は逆量子化(IQ)部、41_1は逆直交変換(IT)部、42_1は動き補償(MC)部である。
図2はマクロブロックラインポインタテーブル38の例を示す図である。図3は図2に示すマクロブロックラインポインタテーブル38が作成された場合のマクロブロックラインポインタと中間データとの関係を示す図である。なお、図2において、「備考」の欄は、マクロブロックラインポインタテーブル38の内容ではなく、説明のために記載したものである。
図2及び図3において、AU0PTRi(但し,i=0、1、…、15である。)、AU1PTRiはマクロブロックラインポインタであり、マクロブロックラインポインタAU0PTRiは、アクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBLiの中間データバッファ37内の先頭データ位置を示し、マクロブロックラインポインタAU1PTRiは、アクセスユニットAU1内のピクチャのマクロブロックラインMBLiの中間データバッファ37内の先頭データ位置を示している。
この例では、可変長復号処理部36_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャについて可変長復号処理を行い、マクロブロックライン単位で中間データを中間データバッファ37に書き込むが、その際、マクロブロックラインポインタAU0PTRiを作成し、マクロブロックラインポインタテーブル38に記録する。
また、可変長復号処理部36_1は、アクセスユニットAU1内のピクチャについて可変長復号処理を行い、マクロブロックライン単位で中間データを中間データバッファ37に書き込むが、その際、マクロブロックラインポインタAU1PTRiを作成し、マクロブロックラインポインタテーブル38に記録する。
また、この例では、マクロブロックラインポインタテーブル38からの偶数番目のマクロブロックラインポインタAU0PTR0、AU0PTR2、…、AU0PTR14、AU1PTR0、AU1PTR2、…、AU1PTR14のリード元は画像復号処理部39_0に設定され、奇数番目のマクロブロックラインポインタAU0PTR1、AU0PTR3、…、AU0PTR15、AU1PTR1、AU1PTR3、…、AU1PTR15のリード元は画像復号処理部39_1に設定される。
そこで、画像復号処理部39_0は、まず、マクロブロックラインポインタテーブル38からマクロブロックラインポインタAU0PTR0の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR0が示す中間データバッファ37内のデータ位置からアクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL0の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL0の画像復号処理を行う。
そして、画像復号処理部39_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL0の画像復号処理が完了すると、次に、マクロブロックラインポインタAU0PTR2の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR2が示す中間データバッファ37内のデータ位置からマクロブロックラインMBL2の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL2の画像復号処理を行う。以後、同様にして偶数マクロブロックラインの復号処理を続ける。
また、画像復号処理部39_1は、まず、マクロブロックラインポインタテーブル38からマクロブロックラインポインタAU0PTR1の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR1が示す中間データバッファ37内のデータ位置からアクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL1の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL1の画像復号処理を行う。
そして、画像復号処理部39_1は、アクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL1の画像復号処理が完了すると、次に、マクロブロックラインポインタAU0PTR3の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR3が示す中間データバッファ37内のデータ位置からマクロブロックラインMBL3の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL3の画像復号処理を行う。以後、同様にして奇数マクロブロックラインの復号処理を続ける。
図4は本発明のMPEGデコーダの第1実施形態32の動作例を示すタイミングチャートであり、(A)は可変長復号処理部36_0の処理状況、(B)は可変長復号処理部36_1の処理状況、(C)は画像復号処理部39_0の処理状況、(D)は画像復号処理部39_1の処理状況を示している。
この例では、可変長復号処理部36_0は、AU検出部35が先に出力したアクセスユニットAU0内のピクチャについての可変長復号処理を実行し、可変長復号処理部36_1は、AU検出部35がアクセスユニットAU0の次に出力したアクセスユニットAU1内のピクチャについての可変長復号処理を実行しているが、可変長復号処理部36_0によるアクセスユニットAU0内のピクチャについての可変長復号処理が可変長復号処理部36_1によるアクセスユニットAU1内のピクチャについての可変長復号処理よりも先に終了している。
そこで、可変長復号処理部36_0は、AU検出部35がアクセスユニットAU1の次に出力したアクセスユニットAU2内のピクチャについての可変長復号処理を実行し、可変長復号処理部36_1は、AU検出部35がアクセスユニットAU2の次に出力したアクセスユニットAU3内のピクチャについての可変長復号処理を実行している。
そして、この例の場合には、可変長復号処理部36_0によるアクセスユニットAU0内のピクチャについての可変長復号処理が終了すると、画像復号処理部39_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャの偶数マクロブロックラインについての画像復号処理を開始し、画像復号処理部39_1は、アクセスユニットAU0内のピクチャの奇数マクロブロックラインについての画像復号処理を開始している。
そして、その後、画像復号処理部39_0によるアクセスユニットAU0内のピクチャの偶数マクロブロックラインについての画像復号処理が終了し、画像復号処理部39_1によるアクセスユニットAU0内のピクチャの奇数マクロブロックラインについての画像復号処理が終了している。そこで、この場合には、画像復号処理部39_0は、アクセスユニットAU1内のピクチャの偶数マクロブロックラインについて画像復号処理の実行を開始し、画像復号処理部39_1は、アクセスユニットAU1内のピクチャの奇数マクロブロックラインについて画像復号処理の実行を開始している。
以上のように、本発明のMPEGデコーダの第1実施形態32においては、第1従来例のMPEGデコーダ2の場合と同様に、画像復号処理部39_0、39_1による画像復号処理のマクロブロックラインレベルでの並列化を行うようにしているが、第1従来例のMPEGデコーダ2の場合と異なり、中間データバッファ37を挟んで、可変長復号処理部36_0、36_1と画像復号処理部39_0、39_1を設けるようにし、可変長復号処理部36_0、36_1と画像復号処理部39_0、39_1との処理の進みを合わせながら、可変長復号処理部36_0、36_1によるピクチャレベルでの並列処理を可能としている。
この結果、可変長復号処理部36_0、36_1の個々の動作周波数を第1従来例のMPEGデコーダ2と同様としても、可変長復号処理部36_0、36_1による可変長復号処理のピクチャレベルでの並列化により可変長復号処理の高速化を図ることができる。したがって、本発明のMPEGデコーダの第1実施形態32によれば、全体の動作周波数を上げることなく、高い処理性能を実現することができる。
(本発明のMPEGデコーダの第2実施形態)
図5は本発明のMPEGデコーダの第2実施形態を説明するための図である。図5中、52は本発明のMPEGデコーダの第2実施形態、53は本発明のMPEGデコーダの第1実施形態52が出力するデコード画像を格納するためのフレームメモリ、54は本発明のMPEGデコーダの第2実施形態52が出力するデコード画像のフレームメモリ53への格納やフレームメモリ53からの参照画像の読み出しなどを制御するメモリ制御部である。
本発明のMPEGデコーダの第2実施形態52は、4個の画像復号処理部39_0〜39_3を設け、その他については、図1に示す本発明のMPEGデコーダの第1実施形態32と同様に構成したものである。また、画像復号処理部39_0〜39_3において、40_0〜40_3は逆量子化(IQ)部、41_0〜41_3は逆直交変換(IT)部、42_0〜42_3は動き補償(MC)部である。
図6は本発明のMPEGデコーダの第2実施形態52におけるマクロブロックラインポインタテーブル38の例を示す図である。なお、図6において、「備考」の欄は、マクロブロックラインポインタテーブル38の内容ではなく、説明のために記載したものである。この例でも、可変長復号処理部36_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャについて可変長復号処理を行い、マクロブロックライン単位で中間データを中間データバッファ37に書き込むが、その際、マクロブロックラインポインタAU0PTRiを作成し、マクロブロックラインポインタテーブル38に記録する。
また、可変長復号処理部36_1は、アクセスユニットAU1内のピクチャについて可変長復号処理を行い、マクロブロックライン単位で中間データを中間データバッファ37に書き込むが、その際、マクロブロックラインポインタAU1PTRiを作成し、マクロブロックラインポインタテーブル38に記録する。
これに対して、マクロブロックラインポインタテーブル38からのマクロブロックラインポインタAU0PTR0、AU0PTR4、AU0PTR8、AU0PTR12、AU1PTR0、AU1PTR4、AU1PTR8、AU1PTR12のリード元は画像復号処理部39_0に設定される。
また、マクロブロックラインポインタテーブル38からのポインタAU0PTR1、AU0PTR5、AU0PTR9、AU0PTR13、AU1PTR1、AU1PTR5、AU1PTR9、AU1PTR13のリード元は画像復号処理部39_1に設定される。
また、マクロブロックラインポインタテーブル38からのポインタAU0PTR2、AU0PTR6、AU0PTR10、AU0PTR14、AU1PTR2、AU1PTR6、AU1PTR10、AU1PTR14のリード元は画像復号処理部39_2に設定される。
また、マクロブロックラインポインタテーブル38からのポインタAU0PTR3、AU0PTR7、AU0PTR11、AU0PTR15、AU1PTR3、AU1PTR7、AU1PTR11、AU1PTR15のリード元は画像復号処理部39_3に設定される。
そこで、画像復号処理部39_0は、まず、マクロブロックラインポインタテーブル38からマクロブロックラインポインタAU0PTR0の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR0が示す中間データバッファ37内のデータ位置からアクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL0の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL0の画像復号処理を行う。
そして、画像復号処理部39_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL0の画像復号処理が完了すると、次に、マクロブロックラインポインタAU0PTR4の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR4が示す中間データバッファ37内のデータ位置からマクロブロックラインMBL4の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL4の画像復号処理を行う。以後、同様にしてマクロブロックラインMBL8、MBL12などの復号処理を続ける。
また、画像復号処理部39_1は、まず、マクロブロックラインポインタテーブル38からマクロブロックラインポインタAU0PTR1の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR1が示す中間データバッファ37内のデータ位置からアクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL1の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL1の画像復号処理を行う。
そして、画像復号処理部39_1は、アクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL1の画像復号処理が完了すると、次に、マクロブロックラインポインタAU0PTR5の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR5が示す中間データバッファ37内のデータ位置からマクロブロックラインMBL5の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL5の画像復号処理を行う。以後、同様にしてマクロブロックラインMBL9、MBL13などの復号処理を続ける。
また、画像復号処理部39_2は、まず、マクロブロックラインポインタテーブル38からマクロブロックラインポインタAU0PTR2の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR2が示す中間データバッファ37内のデータ位置からアクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL2の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL2の画像復号処理を行う。
そして、画像復号処理部39_2は、アクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL2の画像復号処理が完了すると、次に、マクロブロックラインポインタAU0PTR6の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR6が示す中間データバッファ37内のデータ位置からマクロブロックラインMBL6の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL6の画像復号処理を行う。以後、同様にしてマクロブロックラインMBL10、MBL14などの復号処理を続ける。
また、画像復号処理部39_3は、まず、マクロブロックラインポインタテーブル38からマクロブロックラインポインタAU0PTR3の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR3が示す中間データバッファ37内のデータ位置からアクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL3の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL3の画像復号処理を行う。
そして、画像復号処理部39_3は、アクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL3の画像復号処理が完了すると、次に、マクロブロックラインポインタAU0PTR7の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR7が示す中間データバッファ37内のデータ位置からマクロブロックラインMBL7の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL7の画像復号処理を行う。以後、同様にしてマクロブロックラインMBL11、MBL15などの復号処理を続ける。
図7は本発明のMPEGデコーダの第2実施形態52の動作例を示すタイミングチャートであり、(A)は可変長復号処理部36_0の処理状況、(B)は可変長復号処理部36_1の処理状況、(C)は画像復号処理部39_0の処理状況、(D)は画像復号処理部39_1の処理状況、(E)は画像復号処理部39_2の処理状況、(F)は画像復号処理部39_3の処理状況を示している。
この例では、可変長復号処理部36_0は、AU検出部35が先に出力したアクセスユニットAU0内のピクチャについての可変長復号処理の実行を開始し、可変長復号処理部36_1は、AU検出部35がアクセスユニットAU0の次に出力したアクセスユニットAU1内のピクチャについての可変長復号処理の実行を開始している。
その後、可変長復号処理部36_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャについての可変長復号処理を可変長復号処理部36_1によるアクセスユニットAU1内のピクチャについての可変長復号処理よりも先に終了させている。そこで、可変長復号処理部36_0は、AU検出部35がアクセスユニットAU1の次に出力したアクセスユニットAU2内のピクチャについての可変長復号処理の実行を開始している。
その後、可変長復号処理部36_0は、アクセスユニットAU2内のピクチャについての可変長復号処理を可変長復号処理部36_1によるアクセスユニットAU1内のピクチャについての可変長復号処理よりも先に終了させている。そこで、可変長復号処理部36_0は、AU検出部35がアクセスユニットAU2の次に出力したアクセスユニットAU3内のピクチャについての可変長復号処理の実行を開始している。
その後、可変長復号処理部36_1は、アクセスユニットAU1内のピクチャについての可変長復号処理を終了させている。そこで、可変長復号処理部36_1は、AU検出部35がアクセスユニットAU3の次に出力したアクセスユニットAU4内のピクチャについての可変長復号処理の実行を開始している。
そして、この例の場合には、可変長復号処理部36_0によるアクセスユニットAU0内のピクチャについての可変長復号処理が終了すると、画像復号処理部39_0〜39_3は、それぞれアクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL0、MBL1、MBL2、MBL3についての画像復号処理を開始している。
その後、可変長復号処理部36_1によるアクセスユニットAU1内のピクチャについての可変長復号処理が終了し、また、画像復号処理部39_0〜39_3によるアクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL12、MBL13、MBL14、MBL15についての画像復号処理を終了している。
そこで、この場合には、画像復号処理部39_0、39_1、39_2、39_3は、それぞれアクセスユニットAU1内のピクチャのマクロブロックラインMBL0、MBL1、MBL2、MBL3についての画像復号処理を開始している。
以上のように、本発明のMPEGデコーダの第2実施形態52においては、4個の画像復号処理部39_0〜39_3による画像復号処理のマクロブロックラインレベルでの並列化を行うようにしているが、中間データバッファ37を挟んで、可変長復号処理部36_0、36_1と、画像復号処理部39_0〜39_3を設けるようにし、可変長復号処理部36_0、36_1と画像復号処理部39_0〜39_3との処理の進みを合わせながら、可変長復号処理部36_0、36_1によるピクチャレベルでの並列処理を可能としている。
この結果、可変長復号処理部36_0、36_1の個々の動作周波数を第1従来例のMPEGデコーダ2と同様としても、可変長復号処理部36_0、36_1による可変長復号処理のピクチャレベルでの並列化により可変長復号処理の高速化を図ることができる。したがって、本発明のMPEGデコーダの第2実施形態52によれば、全体の動作周波数を上げることなく、高い処理性能を実現することができる。
(本発明のMPEGデコーダの第3実施形態)
図8は本発明のMPEGデコーダの第3実施形態を説明するための図である。図8中、62は本発明のMPEGデコーダの第3実施形態、63は本発明のMPEGデコーダの第3実施形態62が出力するデコード画像を格納するためのフレームメモリ、64は本発明のMPEGデコーダの第3実施形態62が出力するデコード画像のフレームメモリ63への格納やフレームメモリ63からの参照画像の読み出しなどを制御するメモリ制御部である。
また、本発明のMPEGデコーダの第3実施形態62において、65は復号対象のMPEGストリームからスライスを検出するスライス検出部、66_0、66_1はスライス単位で可変長復号処理を行う可変長復号処理(VLD)部、67は可変長復号処理部66_0、66_1が出力する中間データを格納するための中間データバッファである。なお、中間データバッファ67は、複数のマクロブロックラインのデータを格納する容量を持つものである。
68Aは中間データバッファ67に格納されたマクロブロックラインのデータ位置を示すマクロブロックラインポインタを記録するためのマクロブロックラインポインタテーブル、68Bは中間データバッファ67に格納されたスライスの先頭データ位置を示すスライスポインタを記録するためのスライスポインタテーブルである。
可変長復号処理部66_0、66_1は、アクセスユニット内のピクチャのスライスについて可変長復号処理を行い、中間データを中間データバッファ67に書き込み、その際、中間データの格納位置を示すマクロブロックラインポインタ及びスライスポインタを作成し、マクロブロックラインポインタテーブル68A及びスライスポインタテーブル68Bに記録する。
69_0は中間データバッファ67から偶数マクロブロックラインの画像信号を読み出して画像復号処理を行う画像復号処理部であり、70_0は逆量子化(IQ)部、71_0は逆直交変換(IT)部、72_0は動き補償(MC)部である。
69_1は中間データバッファ67から奇数マクロブロックラインの画像信号を読み出して画像復号処理を行う画像復号処理部であり、70_1は逆量子化(IQ)部、71_1は逆直交変換(IT)部、72_1は動き補償(MC)部である。
図9はスライスによるピクチャの分割例を示す図である。この例では、アクセスユニットAU0のピクチャ31_0は、3個のスライスSL0、SL1、SL2に分割され、アクセスユニットAU1のピクチャ31_1も、3個のスライスSL0、SL1、SL2に分割されている。
なお、ピクチャ31_0においては、スライスSL1の先頭はマクロブロックラインMBL4を分断し、スライスSL2の先頭はマクロブロックラインMBL11を分断している。また、ピクチャ31_1においては、スライスSL1の先頭はマクロブロックラインMBL3を分断し、スライスSL2の先頭はマクロブロックラインMBL10を分断している。
図10はマクロブロックラインポインタテーブル68Aの例を示す図、図11はスライステーブルポインタ68Bの例を示す図、図12は図10に示すマクロブロックラインポインタテーブル68A及び図11に示すスライスポインタテーブル68Bが作成された場合のマクロブロックラインポインタ及びスライスポインタと中間データとの関係を示す図である。これら図10、図11及び図12は、図9に示すスライスによるピクチャ分割例を前提としたものである。なお、図10及び図11において、「備考」の欄は、マクロブロックラインポインタテーブル68A及びスライスポインタテーブル68Bの内容ではなく、説明のために記載したものである。
図10及び図12において、マクロブロックラインポインタAU0PTRiは、アクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBLiの中間データバッファ67内の先頭データ位置を示し、マクロブロックラインポインタAU1PTRiは、アクセスユニットAU1内のピクチャのマクロブロックラインMBLiの中間データバッファ67内の先頭データ位置を示している。
また、図11及び図12において、AU0SLj(但し、j=0、1、2である。)及びAU1SLjはスライスポインタであり、スライスポインタAU0SLjはスライスSLjの中間データバッファ67内の先頭データ位置を示し、スライスポインタAU1SLjはスライスSLjの中間データバッファ67内の先頭データ位置を示している。また、図11において、MBLの欄は、スライスポインタが示す位置がどのマクロブロックラインにあるかを示している。
この例では、可変長復号処理部66_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャのスライスSL0、SL2及びアクセスユニットAU1内のピクチャのスライスSL1について可変長復号処理を行い、中間データを中間データバッファ67に書き込み、その際、マクロブロックラインポインタ及びスライスポインタを作成し、これらをマクロブロックラインポインタテーブル68A及びスライスポインタテーブル68Bに記録する。
また、可変長復号処理部66_1は、アクセスユニットAU1内のピクチャのスライスSL1及びアクセスユニットAU1内のピクチャのスライスSL0、SL2について可変長復号処理を行い、中間データを中間データバッファ67に書き込むが、その際マクロブロックラインポインタ及びスライスポインタを作成し、これらをマクロブロックラインポインタテーブル68A及びスライスポインタテーブル68Bに記録する。
また、この例では、マクロブロックラインポインタテーブル68Aからの偶数番目のマクロブロックラインポインタAU0PTR0、AU0PTR2、…、AU0PTR14、AU1PTR0、AU1PTR2、…、AU1PTR14のリード元は画像復号処理部69_0に設定される。
また、マクロブロックラインポインタテーブル68Aからの奇数番目のマクロブロックラインポインタAU0PTR1、AU0PTR3、…、AU0PTR15、AU1PTR1、AU1PTR3、…、AU1PTR15のリード元は画像復号処理部69_1に設定される。
また、スライスポインタテーブル68BからのスライスポインタAU0SL0、AU0SL1、AU1SL0、AU1SL2のリード元は画像復号処理部69_0であり、スライスポインタAU0SL2、AU1SL1のリード元は画像復号処理部69_1に設定される。
そこで、画像復号処理部69_0は、まず、マクロブロックラインポインタテーブル68AからマクロブロックラインポインタAU0PTR0の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR0が示す中間データバッファ67内のデータ位置からアクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL0の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL0の画像復号処理を行う。
そして、画像復号処理部69_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL0の画像復号処理が完了すると、次に、マクロブロックラインポインタAU0PTR2の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR2が示す中間データバッファ67内のデータ位置からマクロブロックラインMBL2の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL2の画像復号処理を行う。
そして、画像復号処理部69_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL2の画像復号処理が完了すると、次に、マクロブロックラインポインタAU0PTR4の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR4が示す中間データバッファ67内のデータ位置からマクロブロックラインMBL4の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL4の画像復号処理を開始する。
しかしながら、マクロブロックラインMBL4は、スライスで分かれているので、画像復号処理部69_0は、マクロブロックラインポインタAU0PTR4が示す位置からスライスポインタAU0SL2が示す位置までのデータを処理した後、スライスポインタAU0SL1が示す位置に飛び、残りのマクロブロックラインMBL4の復号処理を行う。以後、同様の処理を行いながら、偶数マクロブロックラインの復号処理を行う。画像復号処理部69_1も、奇数マクロブロックラインについて同様にして復号処理を行う。
図13は本発明のMPEGデコーダの第3実施形態62の動作例を示すタイミングチャートであり、(A)は可変長復号処理部66_0の処理状況、(B)は可変長復号処理部66_1の処理状況、(C)は画像復号処理部69_0の処理状況、(D)は画像復号処理部69_1の処理状況を示している。
この例では、可変長復号処理部66_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャのスライスSL0、SL2及びアクセスユニットAU1内のピクチャのスライスSL1の順に可変長復号処理を行い、可変長復号処理部66_1は、アクセスユニットAU0内のピクチャのスライスSL1及びアクセスユニットAU1内のピクチャのスライスSL0、SL2の順に可変長復号処理を行っている。
そこで、この例の場合には、可変長復号処理部66_0によるアクセスユニットAU0内のピクチャのスライスSL0についての可変長復号処理が終了すると、画像復号処理部69_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャの偶数マクロブロックラインについての画像復号処理を開始し、画像復号処理部69_1は、アクセスユニットAU0内のピクチャの奇数マクロブロックラインについての画像復号処理を開始している。
そして、その後、画像復号処理部69_0によるアクセスユニットAU0内のピクチャの偶数マクロブロックラインについての画像復号処理が終了し、画像復号処理部69_1によるアクセスユニットAU0内のピクチャの奇数マクロブロックラインについての画像復号処理が終了しているが、このときには、既に可変長復号処理部69_1によるアクセスユニットAU0内のピクチャのスライスSL0の可変長復号処理が終了している。
そこで、この場合には、画像復号処理部69_0は、アクセスユニットAU1内のピクチャの偶数マクロブロックラインについて画像復号処理の実行を開始し、画像復号処理部69_1は、アクセスユニットAU1内のピクチャの奇数マクロブロックラインについて画像復号処理の実行を開始している。
以上のように、本発明のMPEGデコーダの第3実施形態62においては、第1従来例のMPEGデコーダ2の場合と同様に、画像復号処理部69_0、69_1による画像復号処理のマクロブロックラインレベルでの並列化を行うようにしているが、第1従来例のMPEGデコーダ2の場合と異なり、中間データバッファ67を挟んで、可変長復号処理部66_0、66_1と画像復号処理部69_0、69_1を設けるようにし、可変長復号処理部66_0、66_1と画像復号処理部69_0、69_1との処理の進みを合わせながら、可変長復号処理部66_0、66_1によるスライスレベルでの並列処理を可能としている。
この結果、可変長復号処理部66_0、66_1の個々の動作周波数を第1従来例のMPEGデコーダ2と同様としても、可変長復号処理部66_0、66_1による可変長復号処理のスライスレベルでの並列化により可変長復号処理の高速化を図ることができる。したがって、本発明のMPEGデコーダの第3実施形態62によれば、全体の動作周波数を上げることなく、高い処理性能を実現することができる。しかも、可変長復号処理は、スライスレベルでの並列化により実行するようにしているので、ピクチャレベルでの並列化の場合よりも処理遅延を少なくすることができる。
なお、本発明のMPEGデコーダの第1実施形態32、第2実施形態52、第3実施形態62においては、可変長復号処理部及び画像復号処理部を全て使用する場合について説明したが、本発明のMPEGデコーダの第1実施形態32、第2実施形態52、第3実施形態62に設ける全体制御部(図示せず)により可変長復号処理部の並列数と画像復号処理部の並列数を制御可能とするようにしても良く、上記に述べた並列数に限定されない。
このようにする場合には、画像サイズは大きいが、ビットレートが低く、このため、画像復号処理部の並列度は大きくしなければならないが、可変長復号処理部の並列度は小さくしても良い場合や、ハード構成的に並列度が高い構成であっても、それだけの処理能力が不要な場合に、可変長復号処理部又は画像復号処理部の一部を停止させ、消費電力を下げて使用したい場合などに対応することができる。
また、本発明のMPEGデコーダの第1実施形態32、第2実施形態52及び第3実施形態62においては、画像復号処理をマクロブロックラインレベルでの並列処理で行うようにしているが、H.264/AVCのMBAFFによる場合には、画像復号処理をマクロブロックペアラインレベルでの並列処理で行うように構成することができる。この場合、マクロブロックラインポインタテーブルの代わりに、マクロブロックペアラインポインタテーブルを設けるようにする。また、中間データバッファは、複数のマクロブロックラインのデータが格納できる容量とする。
(本発明のMPEGエンコーダの一実施形態)
図14は本発明のMPEGエンコーダの一実施形態を説明するための図である。図14中、82は本発明のMPEGエンコーダの一実施形態であり、入力画像を圧縮符号化してMPEGストリームを作成するものである。
83は本発明のMPEGエンコーダの一実施形態82が出力するローカルデコード画像を格納するためのフレームメモリ、84は本発明のMPEGエンコーダの一実施形態82が出力するローカルデコード画像のフレームメモリ83への格納やフレームメモリ83からの参照画像の読み出し等を制御するメモリ制御部である。
85_0は入力画像の偶数マクロブロックラインの画像符号処理を行う画像符号処理部であり、86_0は動きベクトル算出部、87_0は動き補償(DIFF)部、88_0は直交変換(T)部、89_0は量子化(Q)部、90_0は逆量子化(IQ)部、91_0は逆直交変換(IT)部、92_0は動き補償(MC)部である。
85_1は入力画像の奇数マクロブロックラインの画像符号処理を行う画像符号処理部であり、86_1は動きベクトル算出部、87_1は動き補償(DIFF)部、88_1は直交変換(T)部、89_1は量子化(Q)部、90_1は逆量子化(IQ)部、91_1は逆直交変換(IT)部、92_1は動き補償(MC)部である。
93は画像符号処理部85_0、85_1が出力する中間データが格納される中間データバッファ、94は中間データバッファ93に格納されたマクロブロックラインのデータ位置を示すマクロブロックラインポインタを記録するためのマクロブロックラインポインタテーブルである。なお、中間データバッファ93は、複数のマクロブロックラインのデータを格納する容量を持つものである。
画像符号処理部85_0、85_1は、入力画像についてマクロブロックライン単位で画像符号処理を行い、マクロブロックライン単位で中間データを中間データバッファに書き込み、その際、中間データの格納位置を示すマクロブロックラインポインタを作成し、マクロブロックラインポインタテーブル94に記録する。
95_0、95_1は中間データバッファ93からピクチャ単位で中間データを読み出して可変長符号処理を行う可変長符号処理部、96_0は可変長符号処理部95_0が出力するストリームが格納されるストリームバッファ、96_1は可変長符号処理部95_1が出力するストリームが格納されるストリームバッファ、97はストリームバッファ96_0に格納されたストリームとストリームバッファ96_1に格納されたストリームとを多重化してMPEGストリームを生成する多重化部である。
図15はマクロブロックラインポインタテーブル94の例を示す図である。図16は図15に示すマクロブロックラインポインタテーブル94が作成された場合のマクロブロックラインポインタと中間データとの関係を示す図である。なお、図15において、「備考」の欄は、マクロブロックラインポインタテーブル94の内容ではなく、説明のために記載したものである。
この例では、画像符号処理部85_0は、アクセスユニットAU0のピクチャの偶数マクロブロックラインMBL0、MBL2、…、MBL14及びアクセスユニットAU1のピクチャの偶数マクロブロックラインMBL0、MBL2、…、MBL14の画像符号処理を行い、マクロブロックライン単位で中間データを中間データバッファ93に書き込むが、その際、マクロブロックラインポインタAU0PTR0、AU0PTR2、…AU0PTR14、AU1PTR0、AU1PTR2、…、AU1PTR14を作成し、マクロブロックラインポインタテーブル94に記録する。
また、画像符号処理部85_1は、アクセスユニットAU0のピクチャの奇数マクロブロックラインMBL1、MBL3、…、MBL15及びアクセスユニットAU1のピクチャの奇数マクロブロックラインMBL1、MBL3、…、MBL15の画像符号処理を行い、マクロブロックライン単位で中間データを中間データバッファ93に書き込むが、その際、マクロブロックラインポインタAU0PTR1、AU0PTR3、…AU0PTR15、AU1PTR1、AU1PTR3、…、AU1PTR15を作成し、マクロブロックラインポインタテーブル94に記録する。
また、この例では、マクロブロックラインポインタテーブル94からのポインタAU0PTR0、AU0PTR1、…、AU0PTR15のリード元は可変長符号処理部95_0に設定される。また、マクロブロックラインポインタテーブル94からのポインタAU1PTR0、AU1PTR1、…、AU1PTR15のリード元は可変長符号処理部95_1に設定される。
そこで、可変長符号処理部95_0は、まず、マクロブロックラインポインタテーブル94からマクロブロックラインポインタAU0PTR0の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR0が示す中間データバッファ93内のデータ位置からアクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL0の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL0の可変長符号処理を行う。
そして、可変長符号処理部95_0は、アクセスユニットAU0内のピクチャのマクロブロックラインMBL0の可変長符号処理が完了すると、次に、マクロブロックラインポインタAU0PTR1の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR1が示す中間データバッファ93内のデータ位置からマクロブロックラインMBL1の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL1の画像符号処理を行う。以後、同様にしてアクセスユニットAU0内のピクチャの可変長符号処理を続ける。
また、可変長符号処理部95_1は、まず、マクロブロックラインポインタテーブル94からマクロブロックラインポインタAU1PTR0の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU1PTR0が示す中間データバッファ93内のデータ位置からアクセスユニットAU1内のピクチャのマクロブロックラインMBL0の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL0の可変長符号処理を行う。
そして、可変長符号処理部95_1は、アクセスユニットAU1内のピクチャのマクロブロックラインMBL0の可変長符号処理が完了すると、次に、マクロブロックラインポインタAU1PTR1の値を取得し、このマクロブロックラインポインタAU0PTR1が示す中間データバッファ93内のデータ位置からマクロブロックラインMBL1の中間データを読み出し、マクロブロックラインMBL1の画像復号処理を行う。以後、同様にしてアクセスユニットAU1内のピクチャの可変長符号処理を続ける。
図17は本発明のMPEGエンコーダの一実施形態82の動作例を示すタイミングチャートであり、(A)は画像符号処理部85_0の処理状況、(B)は画像符号処理部85_1の処理状況、(C)は可変長符号処理部95_0の処理状況、(D)は可変長符号処理部95_1の処理状況を示している。
この例では、画像符号処理部85_0は、アクセスユニットAU0のピクチャの偶数マクロブロックライン、アクセスユニットAU1のピクチャの偶数マクロブロックライン、アクセスユニットAU2のピクチャの偶数マクロブロックライン及びアクセスユニットAU3のピクチャの偶数マクロブロックラインについて順に画像符号処理を実行している。
また、画像符号処理部85_1は、アクセスユニットAU0のピクチャの奇数マクロブロックライン、アクセスユニットAU1のピクチャの奇数マクロブロックライン、アクセスユニットAU2のピクチャの奇数マクロブロックライン及びアクセスユニットAU3のピクチャの奇数マクロブロックラインについて順に画像符号処理を実行している。
そして、この例の場合には、画像符号処理部85_0、85_1によるアクセスユニットAU0のピクチャについての画像符号処理が終了すると、可変長符号処理部95_0は、アクセスユニットAU0のピクチャについての可変長符号処理を開始している。
その後、画像符号処理部85_0、85_1によるアクセスユニットAU1のピクチャについての画像符号処理が終了すると、可変長符号処理部95_1は、アクセスユニットAU1のピクチャについての可変長符号処理を開始している。
その後、画像符号処理部85_0、85_1によるアクセスユニットAU2のピクチャについての画像符号処理が終了しているが、このときには、可変長符号処理部95_0は、既にアクセスユニットAU0のピクチャについての可変長符号処理を終了しているので、アクセスユニットAU2のピクチャについての可変長符号処理を開始している。
以上のように、本発明のMPEGエンコーダの一実施形態82においては、画像符号処理部85_0、85_1による画像符号処理のマクロブロックラインレベルでの並列化を行うようにしているが、中間データバッファ93を挟んで、画像符号処理部85_0、85_1と可変長符号処理部95_0、95_1を設けるようにし、画像符号処理部85_0、85_1と可変長符号処理部95_0、95_1との処理の進みを合わせながら、可変長符号処理部95_0、95_1によるピクチャレベルでの並列処理を可能としている。なお、可変長符号処理部は、2個に限定されず、処理能力に合わせた並列構成又は1個とすることができる。
この結果、可変長符号処理部95_0、95_1の個々の動作周波数が低くても、可変長符号処理部95_0、95_1による可変長符号処理のピクチャレベルでの並列化により可変長符号処理の高速化を図ることができる。したがって、本発明のMPEGエンコーダの一実施形態82によれば、全体の動作周波数を上げることなく、高い処理性能を実現することができる。
なお、本発明のMPEGエンコーダの一実施形態82においては、可変長符号処理部95_0、95_1はピクチャ単位で処理を行うようにしているが、スライス単位で処理を行い、スライスレベルでの並列処理を行うように構成することもできる。この場合には、スライスの区切りを示すスライスポインタを記録するためのスライスポインタテーブルを設けるようにする。
また、本発明のMPEGエンコーダの一実施形態82においては、画像符号処理部及び可変長符号処理部を全て使用する場合について説明したが、本発明のMPEGエンコーダの一実施形態82に設ける全体制御部(図示せず)により画像符号処理部の並列数と可変長符号処理部の並列数を制御可能とするようにしても良い。
また、本発明のMPEGエンコーダの一実施形態82においては、画像符号処理をマクロブロックラインレベルでの並列処理で行うようにしているが、H.264/AVCのMBAFFによる場合には、画像符号処理をマクロブロックペアラインレベルでの並列処理で行うように構成することができる。この場合、マクロブロックラインポインタテーブルの代わりに、マクロブロックペアラインポインタテーブルを設けるようにする。また、中間データバッファは、複数のマクロブロックラインのデータが格納できる容量とする。
ここで、本発明を整理すると、本発明には、少なくとも、以下のMPEGデコーダ及びMPEGエンコーダが含まれる。
(付記1)一つ以上の可変長復号処理部と、該一つ以上の可変長復号処理部が出力するデータを格納するデータバッファと、該データバッファから前記データを読み出して画像復号処理を行う複数の画像復号処理部を備えることを特徴とするMPEGデコーダ。
(付記2)前記データバッファは、複数マクロブロックライン又は複数マクロブロックペアラインのデータが格納可能とされたものであることを特徴とする付記1に記載のMPEGデコーダ。
(付記3)前記データバッファ内のマクロブロックライン又はマクロブロックペアラインのデータ位置を示すマクロブロックラインポインタ又はマクロブロックペアラインポインタを記録する記録部を備えることを特徴とする付記2に記載のMPEGデコーダ。
(付記4)前記データバッファに格納されたデータのスライス区切りを示すスライスポインタを記録する記録部を備えることを特徴とする付記2に記載のMPEGデコーダ。
(付記5)前記複数の画像復号処理部は、前記可変長復号処理部が前記データバッファに格納したデータを読み出し、マクロブロックライン単位又はマクロブロックペアライン単位で並列処理を行うことを特徴とする付記1、2又は3に記載のMPEGデコーダ。
(付記6)前記一つ以上の可変長復号処理部が複数の可変長復号処理部の場合、該複数の可変長復号処理部は、ピクチャ単位で並列処理を行い、前記複数の画像復号処理部は、マクロブロックライン単位又はマクロブロックペアライン単位で並列処理を行うことを特徴とする付記1、2又は3に記載のMPEGデコーダ。
(付記7)前記一つ以上の可変長復号処理部が複数の可変長復号処理部の場合、該複数の可変長復号処理部は、スライス単位で並列処理を行い、前記複数の画像復号処理部は、マクロブロックライン単位又はマクロブロックペアライン単位で並列処理を行うことを特徴とする付記1〜4のいずれか一の付記に記載のMPEGデコーダ。
(付記8)前記一つ以上の可変長復号処理部が複数の可変長復号処理部の場合、該複数の可変長復号処理部のうち、動作させる可変長復号処理部の数と、前記画像復号処理部のうち、動作させる画像復号処理部の数を制御可能とされていることを特徴とする付記1〜7のいずれか一の付記に記載のMPEGデコーダ。
(付記9)複数の画像符号処理部と、該複数の画像符号処理部が出力するデータを格納するデータバッファと、該データバッファから前記データを読み出して可変長符号処理を行う一つ以上の可変長符号処理部を備えることを特徴とするMPEGエンコーダ。
(付記10)前記データバッファは、複数マクロブロックライン又は複数マクロブロックペアラインのデータが格納可能とされたものであることを特徴とする付記9に記載のMPEGエンコーダ。
(付記11)前記データバッファ内のマクロブロックライン又はマクロブロックペアラインのデータ位置を示すマクロブロックラインポインタ又はマクロブロックペアラインポインタを記録する記録部を備えることを特徴とする付記10に記載のMPEGエンコーダ。
(付記12)前記データバッファに格納されたデータのスライス区切りを示すスライスポインタを記録する記録部を備えることを特徴とする付記10に記載のMPEGエンコーダ。
(付記13)前記複数の画像符号処理部は、マクロブロックライン単位又はマクロブロックペアライン単位で並列処理を行い、前記可変長符号処理部は、前記マクロブロックライン又はマクロブロックペアラインのデータを順次読み出して可変長復号処理を行うことを特徴とする付記9、10又は11に記載のMPEGエンコーダ。
(付記14)前記一つ以上の可変長符号処理部が複数の可変長符号処理部の場合、前記複数の画像符号処理部は、マクロブロックライン単位又はマクロブロックペアライン単位で並列処理を行い、前記複数の可変長符号処理部は、ピクチャ単位で並列処理を行うことを特徴とする付記9、10又は11に記載のMPEGエンコーダ。
(付記15)前記一つ以上の可変長符号処理部が複数の可変長符号処理部の場合、前記複数の画像符号処理部は、マクロブロックライン単位又はマクロブロックペアライン単位で並列処理を行い、前記複数の可変長符号処理部は、スライス単位で並列処理を行うことを特徴とする付記9〜12のいずれか一の付記に記載のMPEGエンコーダ。
(付記16)前記一つ以上の可変長符号処理部が複数の可変長符号処理部の場合、前記複数の画像符号処理部のうち、動作させる画像符号処理部の数と、前記可変長符号処理部のうち、動作させる可変長符号処理部の数を制御可能とされていることを特徴とする付記9〜15のいずれか一の付記に記載のMPEGエンコーダ。
本発明のMPEGデコーダの第1実施形態を説明するための図である。 本発明のMPEGデコーダの第1実施形態で作成されるマクロブロックラインポインタテーブルの例を示す図である。 図2に示すマクロブロックラインポインタテーブルが作成された場合のマクロブロックラインポインタと中間データとの関係を示す図である。 本発明のMPEGデコーダの第1実施形態の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明のMPEGデコーダの第2実施形態を説明するための図である。 本発明のMPEGデコーダの第2実施形態で作成されるマクロブロックラインポインタテーブルの例を示す図である。 本発明のMPEGデコーダの第2実施形態の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明のMPEGデコーダの第3実施形態を説明するための図である。 スライスによるピクチャの分割例を示す図である。 本発明のMPEGデコーダの第3実施形態で作成されるマクロブロックラインポインタテーブルの例を示す図である。 本発明のMPEGデコーダの第3実施形態で作成されるスライスポインタテーブルの例を示す図である。 図10に示すマクロブロックラインポインタテーブル及び図11に示すスライスポインタテーブルが作成された場合のマクロブロックラインポインタ及びスライスポインタと中間データとの関係を示す図である。 本発明のMPEGデコーダの第3実施形態の動作例を示すタイミングチャートである。 本発明のMPEGエンコーダの一実施形態を説明するための図である。 本発明のMPEGエンコーダの一実施形態が備えるマクロブロックラインポインタテーブルの例を示す図である。 図15に示すマクロブロックラインポインタテーブルが作成された場合のマクロブロックラインポインタと中間データとの関係を示す図である。 本発明のMPEGエンコーダの一実施形態の動作例を示すタイミングチャートである。 第1従来例のMPEGデコーダを説明するための図である。 第2従来例のMPEGデコーダを説明するための図である。
符号の説明
1…ピクチャ
2…第1従来例のMPEGデコーダ
3…フレームメモリ
4…メモリ制御部
5…可変長復号処理部
6_0、6_1…逆量子化部
7_0、7_1…逆直交変換部
8_0、8_1…動き補償部
11…ピクチャ
12…第2従来例のMPEGデコーダ
13…フレームメモリ
14…メモリ制御部
15…スライス検出部
16_0、16_1…デコード処理部
17_0、17_1…可変長復号処理部
18_0、18_1…逆量子化部
19_0、19_1…逆直交変換部
20_0、20_1…動き補償部
31_0、31_1…ピクチャ
32…本発明のMPEGデコーダの第1実施形態
33…フレームメモリ
34…メモリ制御部
35…AU検出部
36_0、36_1…可変長復号処理部
37…中間データバッファ
38…マクロブロックラインポインタテーブル
39_0〜39_3…画像復号処理部
40_0〜40_3…逆量子化部
41_0〜41_3…逆直交変換部
42_0〜42_3…動き補償部
52…本発明のMPEGデコーダの第2実施形態
53…フレームメモリ
54…メモリ制御部
62…本発明のMPEGデコーダの第3実施形態
63…フレームメモリ
64…メモリ制御部
65…スライス検出部
66_0、66_1…可変長復号処理部
67…中間データバッファ
68A…マクロブロックラインポインタテーブル
68B…スライスポインタテーブル
69_0、69_1…画像復号処理部
70_0、70_1…逆量子化部
71_0、71_1…逆直交変換部
72_0、72_1…動き補償部
82…本発明のMPEGエンコーダの一実施形態
83…フレームメモリ
84…メモリ制御部
85_0、85_1…画像符号処理部
86_0、86_1…動きベクトル算出部
87_0、87_1…動き補償部
88_0、88_1…直交変換部
89_0、89_1…量子化部
90_0、90_1…逆量子化部
91_0、91_1…逆直交変換部
92_0、92_1…動き補償部
93…中間データバッファ
94…マクロブロックラインポインタテーブル
95_0、95_1…可変長符号処理部
96_0、96_1…ストリームバッファ
97…多重化部

Claims (5)

  1. 一つ以上の可変長復号処理部と、
    該一つ以上の可変長復号処理部が出力するデータを格納するデータバッファと、
    該データバッファから前記データを読み出して画像復号処理を行う複数の画像復号処理部を備えることを特徴とするMPEGデコーダ。
  2. 前記一つ以上の可変長復号処理部が複数の可変長復号処理部の場合、
    該複数の可変長復号処理部は、ピクチャ単位で並列処理を行い、
    前記複数の画像復号処理部は、マクロブロックライン単位又はマクロブロックペアライン単位で並列処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のMPEGデコーダ。
  3. 前記一つ以上の可変長復号処理部が複数の可変長復号処理部の場合、
    該複数の可変長復号処理部は、スライス単位で並列処理を行い、
    前記複数の画像復号処理部は、マクロブロックライン単位又はマクロブロックペアライン単位で並列処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のMPEGデコーダ。
  4. 複数の画像符号処理部と、
    該複数の画像符号処理部が出力するデータを格納するデータバッファと、
    該データバッファから前記データを読み出して可変長符号処理を行う一つ以上の可変長符号処理部を備えることを特徴とするMPEGエンコーダ。
  5. 前記一つ以上の可変長符号処理部が複数の可変長符号処理部の場合、
    前記複数の画像符号処理部は、マクロブロックライン単位又はマクロブロックペアライン単位で並列処理を行い、
    前記複数の可変長符号処理部は、ピクチャ単位で並列処理を行うことを特徴とする請求項4に記載のMPEGエンコーダ。

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