JP2008066234A - 保持バンドおよびウエッジベース電球装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウエッジベース電球を安定的に支持することができ、しかも、ウエッジベース電球のフィラメントの位置を灯具の中心位置に精度よく設定することができるようにするために用いる保持バンドと、この保持バンドを装着したウエッジベース電球によるウエッジベース電球装置を提供すること。
【解決手段】ウエッジベース電球の圧潰封止部を保持バンドで保持し、保持バンドは、一対のバンド部半体が相互に組見合って相互の溶接片が圧潰封止部の短面側で溶接固着され、かつ、溶接固着された状態で短面と溶接片との間隔は少なくとも0.1mm以上に設定する。
【選択図】図1
【解決手段】ウエッジベース電球の圧潰封止部を保持バンドで保持し、保持バンドは、一対のバンド部半体が相互に組見合って相互の溶接片が圧潰封止部の短面側で溶接固着され、かつ、溶接固着された状態で短面と溶接片との間隔は少なくとも0.1mm以上に設定する。
【選択図】図1
Description
タングステンフィラメントを透光性気密容器内に気密封着しているウエッジベース電球の圧潰封止部の周囲を巻着して保持する保持バンドおよび、この保持バンドを装着したウエッジベース電球装置に関する。
従来から、一般に自動車のヘッドライトは、反射鏡と、この反射鏡の開口部を通って反射鏡の内部に突き出たランプ等によって灯具を構成し、相互に所定の位置関係になるように配置されている。ランプは、ランプの口金を介して灯具のソケットに固定し、それにより、ランプ内に封入されているフィラメントの位置を灯具内での正規の位置に配置して、反射鏡に対して正確な規定の位置に配置できる。
規定の位置にフィラメントが配置された状態でランプが点灯すると、反射鏡の表面から放出光が照射し、ヘッドライトのビームが形成される。このビームは、反射鏡の表面形状に応じて、正面方向に放射される。
ランプに、ランプ自体は口金を有さないウエッジベース電球を用いた場合は、ランプ本体には口金が形成されていないので、ウエッジベース電球の圧潰封止部(ピンチシール部)をホルダ等の連結部品で保持し、この連結部品を介してウエッジベース電球を、灯具のソケット側に設けられている口金に固定する構造が用いられている。
図6は、連結部品を介してウエッジベース電球の電球本体を口金に固定する構造の一例を示す分解斜視図である。
すなわち、ウエッジベース電球40の圧潰封止部(ピンチシール部)41を、保持バンド(連結部品)42を形成する一対のバンド部半体43で挟持し、その状態でバンド部半体43はそれぞれホルダ(連結部品)44にL字状の各舌片45を溶接等により固定する。そのホルダ44をベース(ソケット)46に設けられた口金47に位置決めして固定する。
位置決めの位置だしは、ウエッジベース電球40のフィラメント(不図示)の光中心位置を、ベース46の基準面(先端面)に対する規格値内とするための位置出しを行っている。具体的には、舌片45とホルダの当接部位との摺動によって、光軸方向に対するフィラメントの位置出しを行い、口金47に対するホルダ44の相対移動によって、ベース46の基準面の面方向に対するフィラメントの位置出しを行っている。(例えば、特許文献1を参照)
特開2006−12557号公報
上述のように、自動車用として使用する口金付電球であっては、通常、口金部に対しての位置決め手段を備えていて、位置決め手段を用いて管球(ウエッジベース電球等)内に封入されたフィラメントを灯具内に正規の位置に配置できるように調整している。
しかしながら、位置決めの調整には以下のような不具合が存在する。
1.ウエッジベース電球と保持バンドとが正しく結合されていないと、口金部に設けられた位置決め手段と、ウエッジベース電球に封入されたフィラメントとの位置関係が狂ってしまう不具合が生じる。
2.ウエッジベース電球と保持バンドとの結合が不安定であると、自動車の走行中の振動などによって、ウエッジベース電球が脱落する恐れがある。
3.保持バンドとウエッジベース電球との間は、ある程度は空隙を設けて離間しておかないと、保持バンド形成のためにレーザ溶接する際に、レーザ溶接による金属板の急激な温度上昇およびスパッタがガラスブルブに飛び散るので、ガラスバルブのガラスにクラックが発生し破裂を誘発する恐れがある。
なお、ガラスバルブを形成するガラス材料は、ソーダライムガラスやアルカリ・アルカリ土類ケイ酸ガラス(通称:鉛フリーガラス)などの軟質ガラス、アルミノシリケートガラス、高ケイ酸ガラスやホウケイ酸ガラスなどの硬質ガラスあるいは石英ガラス等が、バルブ形状(A形、G形、PS形、R形、T形等)や無色透明、着色、反射や散光などの光変換処理(生地自体、表面に着色膜、反射膜、散光膜や蛍光体膜などの被膜や蝕刻などの処理などによる)に対応して任意に選択されて用いられている。
従って、特に、レーザ溶接の際に、熱的および機械的に耐性強度が不十分なガラス材料をガラスバルブに使用した場合は、クラックが発生する恐れがある。
一方、レーザ溶接の際の影響を少なくするために、保持バンドとウエッジベース電球との間の空隙を大きく設けると、電球交換の際に誤って、正規の取り付け口以外に触れて干渉することがある。それにより、保持バンドに空隙が存在しているために、その分だけ塑性変形してしまう場合がある。保持バンドが塑性変形すると、灯具において、光源であるフィラメントが正規の位置に取り付けられず、光軸が変化してしまう。その結果、特に、反射鏡の焦点位置に光源がくるように、フィラメントの位置を調整するようにできている灯具では、光軸が狂うと所望の明るさが得られない恐れがある。
本発明はこれらの事情に基づいてなされたもので、ウエッジベース電球を安定的に支持することができ、しかも、ウエッジベース電球のフィラメントの位置を灯具の中心位置に精度よく設定することができるようにするために用いる保持バンドと、この保持バンドを装着したウエッジベース電球によるウエッジベース電球装置を提供することを目的としている。
本発明の保持バンドの実施の形態に係る第1の特徴は、少なくとも一対のバンド部半体が相互に組見合って溶接固着された状態で、内部にウエッジベース電球の圧潰封止部を挿着して弾性的に保持する保持バンドであって、
前記バンド部半体は、挟持する前記ウエッジベース電球の前記圧潰封止部の外形形状に対応した金属製の薄板で形成され、かつ、前記該圧潰封止部の少なくとも2箇所に弾性的に接触するそれぞれの当接片と、前記溶接固着のための溶接片と、組見合って溶接挟持固着した状態で全体を所定箇所に固定する固定部位とを有することである。
前記バンド部半体は、挟持する前記ウエッジベース電球の前記圧潰封止部の外形形状に対応した金属製の薄板で形成され、かつ、前記該圧潰封止部の少なくとも2箇所に弾性的に接触するそれぞれの当接片と、前記溶接固着のための溶接片と、組見合って溶接挟持固着した状態で全体を所定箇所に固定する固定部位とを有することである。
また、本発明の保持バンドの実施の形態に係る第2の特徴は、前記溶接片の溶接固着は、レーザ溶接により固着されていることである。
また、本発明のウエッジベース電球装置の実施の形態に係る第1の特徴は、一端部に圧潰封止部が形成され、前記圧潰封止部が該圧潰封止部の外形形状に対応した金属製の薄板で形成された保持バンドの当接片により弾性的に保持さているウエッジベース電球装置であって、
前記保持バンドは、一対のバンド部半体が相互に組見合って相互の溶接片が前記圧潰封止部の対向面側で溶接固着され、かつ、溶接固着された状態で該対向面と前記溶接片との間隔に空間が設けられていることである。
前記保持バンドは、一対のバンド部半体が相互に組見合って相互の溶接片が前記圧潰封止部の対向面側で溶接固着され、かつ、溶接固着された状態で該対向面と前記溶接片との間隔に空間が設けられていることである。
また、本発明のウエッジベース電球装置の実施の形態に係る第2の特徴は、前記保持バンドは、一対のバンド部半体が相互に組見合って相互の溶接片が前記圧潰封止部の対向面側で溶接固着され、かつ、溶接固着された状態で該対向面と前記溶接片との間隔は少なくとも0.1mm以上に設定されていることである。
本発明によれば、保持バンドにより、ウエッジベース電球のフィラメントの位置を、灯具の中心位置に精度よく設定し、かつ、ウエッジベース電球を安定的に支持することができる。
以下、本発明の保持バンドと、この保持バンドを装着したウエッジベース電球装置について、それらを実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態を示す保持バンドを装着したウエッジベース電球装置の固定状態を示す斜視図である。図2は、同一部切開正面図で、図3は、図2のA−A断面図である。また、図4は、ウエッジベース電球の一部切開外観図である。
図1乃至図3に示したように、本実施形態の一例を示すウエッジベース電球装置30は、ウエッジベース電球10のガラスバルブ1の端部に形成された圧潰封止部2に、ステンレスの薄板で形成された溶接構造(図面では溶接箇所を×印で表示)の保持バンド3が巻着され、圧潰封止部2を弾性的に挟持して構成されている。
また、ウエッジベース電球装置30は、保持バンド3がホルダ4を介してソケット5の口金6に固定され、それにより、ウエッジベース電球10のフィラメント7の位置が、灯具内での所定の位置に調整されて装着されている。
図4に、一部切開斜視図を示したように、ウエッジベース電球10は、電球軸CLの方向の一端に圧潰封止部2を有する透光性気密容器であるガラスバルブ1の内部に、フィラメント7が両端を一対の内側リード線(導入線)8により支持されて配置されている。一対の内側リード線8は封止された圧潰封止部2から外部に延出して外側リード線8Aとなる。また、ガラスバルブ1の内部は真空、または、キセノンガス等の不活性ガス封入または不活性ガスの混合ガス等が封入される。
圧潰封止部2は、図3に、図2のA−A1断面を示したように、断面形状は、短面11と長面12とによる矩形状で両長面12の略中央部が外側に湾曲した湾曲部13を形成している。また、両長面12の対称位置にはそれぞれ窪んだ凹部14が形成されている。この凹部14は、保持バンド3の対応部(後述する)と係合して、圧潰封止部2を保持バンド3に対しての位置決めや固定の際に機能する。
また、ウエッジベース電球10のガラスバルブ1の材料は、光の透過率、機械的強度、熱衝撃、化学的耐久性、熱加工性等を満足したガラスとして、例えば、ホウケイ酸ガラスが用いられ、ガラスの肉厚はガラスバルブ16の内部の圧力、用途などにより決定され0.2〜0.9mmである。
なお、ガラスバルブ1の材料は、ホウケイ酸ガラス以外にも、ソーダライムガラスやアルカリ・アルカリ土類ケイ酸ガラス(通称:鉛フリーガラス)などの軟質ガラス、アルミノシリケートガラス、高ケイ酸ガラスのような硬質ガラス、あるいは、石英ガラスなどのガラスを用いることもある。
また、ガラスバルブ1の形状は、A形、G形、PS形、R形、T形やこれらの複合形あるいは板状体や皿状体などからなる平板形を用いることができる。また、ガラスバルブ16は無色透明であったり着色、反射や散光などの光変換処理(生地自体によったり、表面に着色膜、反射膜、散光膜や蛍光体膜などの被膜や蝕刻などの処理などによる)がなされていても差し支えない。
フィラメント7はタングステンが用いられ、ガラスバルブ1の電球軸CLに対して直角の水平方向に張架されている。このフィラメント7の温度は、コイル状に構成することにより熱の移動を減少させることができる。即ち、フィラメント電流をより低電流化できる。このフィラメント7は、2重コイル状にしてもよい。
外側リード線8Aは、表面がNiで被覆された50Ni−Fe芯金からなるものを用いる場合、50Ni−Fe芯金のNi含有量は49.5〜51.5重量%の時、圧潰封止部2でのリークが少ない封止が可能である。それにより長寿命化で可能になる。
また、内側リード線8は、気密を要するビーズやガラスバルブ1との封着部分(圧潰封止部2)が軟質ガラスの場合にはジュメット線などが、硬質ガラスの場合にはコバール線、モリブデン線やタングステン線などそれぞれのガラスと同じか近似した熱膨張係数を有するものを選ぶことができる。
なお、内側リード線8の中間位置で表面にはゲッター(不図示)が設けられている。このゲッターは、酸素を吸着したり、電球製造過程で混入した不純ガスを除去する。この不純ガスの除去は、この不純ガスとフィラメント7との化学反応によるフィラメント7の断線事故を防止することができる。
ウエッジベース電球1は、外側リード線8Aの端部に電圧を印加することにより、フィラメント7に発光電流を流す。この発光電流によりコイル状フィラメント7は加熱されて発熱および発光する。
図5に、組み立て前の状態図を示したように、保持バンド3は、一対のバンド部半体16により形成されている。各バンド部半体16は、ステンレス製の金属薄板を板金加工で成型した弾性構造体である。一対のバンド部半体16は、圧潰封止部2を挟んで対称位置で対峙させて相互に組み合わされる。
一対のバンド部半体16は、組み合わさった状態で内側に圧潰封止部2を弾性的に挟持し、相互に所定部位がレーザ溶接され、圧潰封止部2を溶接挟持固着した状態で一体化される。それにより、圧潰封止部2を包みこむ締付体として機能する。
バンド部半体16は、ウエッジベース電球1の圧潰封止部2のへの係合部は、圧潰封止部2の長面12に対応する長面対応部17と、圧潰封止部2の短面11に対応する短面対応部18とを有している。
圧潰封止部2の長面12に対応する長面対応部17は、圧潰封止部2の長面12の形状に対応して形成され、略中央部が外側に湾曲した湾曲部13を形成し、また、圧潰封止部25の窪んだ凹部14に対しては、凹部14の形状に弾性的に密接する突起部(当接片)15が形成されている。
圧潰封止部25の短面11に対応する短面対応部18は、一方には、短面11側に曲折して弾性的に先端部のみが接触する舌片(当接片)19と、外側溶接片21が形成されている。また、他方には、内側溶接片22が形成されている。
図3に組み立て図を示したように、保持バンド3は、2つのバンド部半体16が内側に圧潰封止部2を内挿固定した状態で組み合わされている。すなわち、その状態では、圧潰封止部2の長面12には、バンド部半体16の長面対応部17が対応していると共に、圧潰封止部2の2つの凹部14には、バンド部半体16の突起部15がそれぞれ弾性的に密接している。また、圧潰封止部25の両短面11には、それぞれ、バンド部半体16の舌片19の先端部が弾性的に接触し、圧潰封止部2を挟持している。
この状態で、短面対応部18の内側溶接片22の外側に外側溶接片21が密接し、レーザ溶接により、内側溶接片22と外側溶接片21とは溶接されて固定され、2つのバンド部半体16が一体化されている。
この一体化構造で、内側溶接片22の内側(圧潰封止部2側)と、対向する圧潰封止部2の短面11の外面とは、空間を介して離間するように設定されている。つまり、圧潰封止部2の短面11とレーザ溶接部(内側溶接片22と外側溶接片21)とが、0.1mm以上離間して形成されている。この0.1mm以上離間していることにより、レーザ溶接の際の、レーザ溶接部の金属板(内側溶接片22と外側溶接片21)の急激な温度上昇や、周囲に飛び散るスパッタの影響によるガラスバルブ1の破損を防止することができる。
しかも、ウエッジベース電球10は、突起部15と舌片19が屈曲して接触固定し、弾性的に保持されているので、仮に、ウエッジベース電球10に荷重を加えても、保持バンド3は塑性変形せず、弾性によって元の形状に復元することができる。
また、長面対応部17には湾曲部13の外側に向かってL字プレート(固定部位)23が形成されている。このL字プレート23は、保持バンド3がウエッジベース電球10を保持した状態で、口金6に位置決めして固定するために、口金6へ取り付ける際に介在する連結板であるホルダ4にレーザ溶接するための固定部位である。
また、ホルダ4と口金6とは、ウエッジベース電球10の光源であるフィラメント7の位置きめが完了した後、レーザ溶接される。レーザ溶接の際、ウエッジベース電球10とホルダ4の溶接部とは十分に離間しているので、レーザ溶接の際の、溶接部の金属板の急激な温度上昇や周囲に飛び散るスパッタの影響によるガラスバルブ1の破損は起きない。
上述のように、各部をレーザ溶接の際に用いるレーザ溶接装置のレーザは、照射範囲の単位面積あたりのレーザのエネルギを示すエネルギ密度が調節可能に発生されて溶接部位に照射される。
レーザの種類は、好ましくはYAGレーザであるが、炭酸ガスレーザや半導体レーザであっても構わない。YAGレーザは、ファイバによる伝送が可能なため、出力の制御および加工面での照射面積を小さくすることが容易である点で好ましい。
また、レーザは、パルス波、連続波およびパルス波と連続波のハイブリッドのいずれであってもよい。連続波の場合は、照射面積と照射位置の移動速度から単位面積あたりのエネルギを計算すればよい。
なお、パルスYAGレーザは、10ms以下の短時間でピークパワーを得ることができるため、短時間で照射範囲に所定の熱量を与えることができる。レーザの照射時間が短い方が、照射中に照射範囲の周囲に伝導される熱量を抑制できるため、パルスYAGレーザは、より少ない熱量で溶接できる点で、さらに好ましい。
なお、上述の実施の形態では、保持バンド3の一対のバンド部半体16は、それぞれ、ウエッジベース電球10の圧潰封止部2の短面11に密接する舌片19が、1箇所ずつで1組が形成されていたが、舌片19を2箇所以上で、2組以上を形成してもよい。
また、上述の実施の形態では、保持バンド3の溶接固着部である外側溶接片21と内側溶接片22とは、圧潰封止部25の短面11に対応する箇所で溶接固着したが、外側溶接片21を圧潰封止部25の長面12側まで延在させて、長面12側で溶接固着するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、保持バンド3を、一対のバンド部半体16による2部品によりレーザ溶接して形成したが、保持バンド3をさらに分割して、2部品以上の部品により形成することもできる。
なお、本発明は上記の実施形態のそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…ガラスバルブ、2…圧潰封止部、3…保持バンド、4…ホルダ、5…ソケット、6…口金、7…フィラメント、8…内側リード線、8A…外側リード線、10…ウエッジベース電球、11…短面、12…長面、13…、14…凹部、15…突起部、16…バンド部半体、17…長面対応部、18…短面対応部、19…舌片、20…、21…外側溶接片、22…内側溶接片、23…L字プレート、30…ウエッジベース電球装置、
Claims (4)
- 少なくとも一対のバンド部半体が相互に組見合って溶接固着された状態で、内部にウエッジベース電球の圧潰封止部を挿着して弾性的に保持する保持バンドであって、
前記バンド部半体は、挟持する前記ウエッジベース電球の前記圧潰封止部の外形形状に対応した金属製の薄板で形成され、かつ、前記該圧潰封止部の少なくとも2箇所に弾性的に接触するそれぞれの当接片と、前記溶接固着のための溶接片と、組見合って溶接挟持固着した状態で全体を所定箇所に固定する固定部位とを有することを特徴とする保持バンド。 - 前記溶接片の溶接固着は、レーザ溶接により固着されていることを特徴とする請求項1記載の保持バンド。
- 一端部に圧潰封止部が形成され、前記圧潰封止部が該圧潰封止部の外形形状に対応した金属製の薄板で形成された保持バンドの当接片により弾性的に保持さているウエッジベース電球装置であって、
前記保持バンドは、一対のバンド部半体が相互に組見合って相互の溶接片が前記圧潰封止部の対向面側で溶接固着され、かつ、溶接固着された状態で該対向面と前記溶接片との間隔に空間が設けられていることを特徴とするウエッジベース電球装置。 - 前記保持バンドは、一対のバンド部半体が相互に組見合って相互の溶接片が前記圧潰封止部の対向面側で溶接固着され、かつ、溶接固着された状態で該対向面と前記溶接片との間隔は少なくとも0.1mm以上に設定されていることを特徴とする請求項3記載のウエッジベース電球装置。
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CN115046154A (zh) * | 2022-06-20 | 2022-09-13 | 中铁一局集团建筑安装工程有限公司 | 一种用于隧道的照明灯组件及拆装方法 |
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2006
- 2006-09-11 JP JP2006245629A patent/JP2008066234A/ja active Pending
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