JP2008066225A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
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Abstract
【課題】放電空間内に長い放電経路を確保でき、輝度及び発光効率の向上を図ることが可能なプラズマディスプレイパネル(PDP)を提供する。
【解決手段】本発明によれば、対向配置される前面基板102及び背面基板104と、前面基板と背面基板の間に設けられ、放電空間114を区画する隔壁106とを備え、上記隔壁は、前面基板側に設けられる前面隔壁部108と、背面基板側に前面隔壁部と対向する位置に設けられる背面隔壁部110と、前面隔壁部と背面隔壁部の間に放電空間に突出するように設けられる中間隔壁部112とを含み、中間隔壁部の内部に、プラズマ放電を発生させる第1電極122及び第2電極124が、隔壁の高さ方向に離隔して配設され、第1及び第2電極の少なくとも一部は、中間隔壁部の放電空間に突出している部分に配置され、第1及び第2電極は、中間隔壁部の幅方向の端面より高さ方向の端面に近接して設けられるPDPが提供される。
【選択図】図2
【解決手段】本発明によれば、対向配置される前面基板102及び背面基板104と、前面基板と背面基板の間に設けられ、放電空間114を区画する隔壁106とを備え、上記隔壁は、前面基板側に設けられる前面隔壁部108と、背面基板側に前面隔壁部と対向する位置に設けられる背面隔壁部110と、前面隔壁部と背面隔壁部の間に放電空間に突出するように設けられる中間隔壁部112とを含み、中間隔壁部の内部に、プラズマ放電を発生させる第1電極122及び第2電極124が、隔壁の高さ方向に離隔して配設され、第1及び第2電極の少なくとも一部は、中間隔壁部の放電空間に突出している部分に配置され、第1及び第2電極は、中間隔壁部の幅方向の端面より高さ方向の端面に近接して設けられるPDPが提供される。
【選択図】図2
Description
本発明は、プラズマディスプレイパネルに関する。
近年、平板ディスプレイ装置としてプラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:PDP)を採用した装置は、大画面でありながらも、高画質であり、薄型化および軽量化が可能であり、かつ、広視野角であるという優れた特性を有する。更に、他の平板ディスプレイ装置に比べ製造方法が簡単であり、大型化も可能であるため、次世代の大型平板ディスプレイ装置として注目されている。
上記のようなPDPは、印加される放電電圧によって、主に直流(DC)型と交流(AC)型とに大別され、放電機構によって、対向放電型と面放電型とに大別される。また、放電に用いる電極の配置形式によって、垂直方向に放電が生じるPDPと、水平方向に放電が生じるPDPとに大別される。
上記のようなPDPの輝度や発光効率を向上させるために、放電に要する電極を隔壁内に設けることで、放電空間の拡大を図る試みが行われてきた(例えば、特許文献1〜4参照。)。
ここで、垂直方向に放電を生じさせる対向放電型のPDPの場合、隔壁の高さに依存して放電距離が決まる。しかしながら、PDPの製造プロセス上、隔壁の高さにも限界があるため、効率よく放電経路の長さを確保することが可能な構造が、希求されていた。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、隔壁の高さ方向に沿って放電を生じさせる対向放電型のプラズマディスプレイパネルにおいて、放電経路の長さを確保することが可能な、新規かつ改良されたプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、互いに対向配置される前面基板および背面基板と、前面基板と背面基板との間に設けられ、放電空間を区画する隔壁と、を備えるプラズマディスプレイパネルであって、隔壁は、前面基板側に設けられる前面隔壁部と、背面基板側に前面隔壁部と対向する位置に設けられる背面隔壁部と、前面隔壁部と背面隔壁部との間に、放電空間に突出するように設けられる中間隔壁部と、を含み、中間隔壁部の内部には、放電空間にプラズマ放電を発生させる第1電極および第2電極が、隔壁の高さ方向に離隔して配設され、第1電極および第2電極の少なくとも一部は、中間隔壁部の放電空間に突出している部分に配置されており、かつ、第1電極および第2電極は、中間隔壁部の幅方向の端面よりも、中間隔壁部の高さ方向の端面に近接して設けられるプラズマディスプレイパネルが提供される。
かかる構成によれば、放電空間を画定する隔壁は、前面隔壁部および背面隔壁部と、これら前面隔壁部と背面隔壁部との間に設けられた中間隔壁部により形成され、中間隔壁部は、放電空間内に向かって突出形成される。また、放電空間に向けて突出している中間隔壁部の内部には、プラズマ放電を発生させる第1電極と第2電極とが、隔壁の高さ方向に離隔して、かつ、中間隔壁部の幅方向の端面よりも、中間隔壁部の高さ方向の端面に近接するように配置される。その結果、放電空間に突出している中間隔壁部の幅方向の端面と、第1電極および第2電極の端面との間の距離は、放電空間に突出している中間隔壁部の高さ方向の端面と、第1電極または第2電極の端面との間の距離よりも長くなる。これにより、プラズマ放電は、中間隔壁部の幅方向の端面からは発生せず、放電空間に突出している中間隔壁部の高さ方向の一端と、当該中間隔壁部の高さ方向の他端とを結ぶ放電経路が形成されることとなる。その結果、放電経路の距離を長くすることができる。
第1電極と第2電極との間に、さらにアドレス電極が形成されるようにしてもよい。かかる構成によれば、第1電極とアドレス電極と第2電極とが、隔壁の高さ方向に互いに離隔して形成されることとなる。その結果、3電極構造を有するプラズマディスプレイパネルを製造することが可能となる。また、3種類の電極が中間隔壁部に形成されることとなるので、プラズマディスプレイパネルの製造工程を簡略化することが可能となる。
第1電極または第2電極の少なくともいずれか一方は、平面形状が梯子形状となるように構成してもよく、アドレス電極の平面形状が梯子形状となるように構成してもよい。かかる構成によれば、平面形状が梯子形状となるように形成された電極は、従来のプラズマディスプレイパネルに比べて電極の長さが長くなるため、放電開始電圧を低下させることが可能となる。
本発明によれば、放電空間内に長い放電経路を確保することが可能であるため、PDPの輝度および発光効率の向上を図ることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(PDP100の構造)
以下に、図1〜図4を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係るPDPについて、詳細に説明する。本実施形態に係るPDPは、3電極構造を有するPDPとなっている。図1は、本実施形態に係るPDPを前面基板側から見た平面図である。図2は、図1をA−A切断線で切断した断面図である。図3は、本実施形態に係るPDPの隔壁部分を拡大した拡大断面図である。図4は、図2をB−B切断線で切断した断面図である。なお、以下では、各図中に示した座標軸を用いながら、説明を行うこととする。
以下に、図1〜図4を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係るPDPについて、詳細に説明する。本実施形態に係るPDPは、3電極構造を有するPDPとなっている。図1は、本実施形態に係るPDPを前面基板側から見た平面図である。図2は、図1をA−A切断線で切断した断面図である。図3は、本実施形態に係るPDPの隔壁部分を拡大した拡大断面図である。図4は、図2をB−B切断線で切断した断面図である。なお、以下では、各図中に示した座標軸を用いながら、説明を行うこととする。
本実施形態に係るPDP100は、図1から明らかなように、光を透過することが可能な前面基板102と、前面基板102に設けられた前面隔壁部108と、中間隔壁部112と、を備える。PDP100は、略格子形状に形成される前面隔壁部108および中間隔壁部112によって、複数の放電空間114に区画される。放電空間114は、平面形状が略長方形となっており、この放電空間114が、x軸方向およびy軸方向に沿って、複数配列している。なお、図1に示したように、本実施形態に係るPDP100では、放電空間114の平面形状が略長方形である場合について説明を行うが、放電空間114の平面形状は上記のものに限定されるわけではなく、略円形状、略楕円形状または略多角形状であってもよい。
なお、図1は、本実施形態に係るPDPを前面基板側から見た拡大平面図であって、図1に示した放電空間114の個数は便宜的なものである。従って、実際のPDPにおいては、x軸方向およびy軸方向に沿って複数の放電空間が形成されることは言うまでもない。
また、前面基板102、前面隔壁部108、中間隔壁部112に関しては、以下で改めて詳細に説明する。
続いて、図2を参照しながら、本実施形態に係るPDP100を、より詳細に説明する。図2に示したように、PDP100は、例えば、前面基板102と、背面基板104と、隔壁106とを備え、これら前面基板102、背面基板104および隔壁106により、放電空間114が区画される。
前面基板102と背面基板104とは、所定の大きさを有する基板であり、例えばソーダライムガラス等のガラスを材料として用いることが可能である。前面基板102および背面基板104の大きさは、本実施形態に係るPDP100を備えるプラズマディスプレイの画面の大きさに応じて、変更することが可能である。この前面基板102や背面基板104の表面に例えばSiO2などの物質をコーティングしておき、前面基板102や背面基板104の絶縁性を確保するようにしてもよい。前面基板102や背面基板104の厚みを薄くすることで、PDP100の薄型化を図ることが可能であり、製造するPDPの厚みに応じて、これらの基板の厚みを変更することが可能である。これらの前面基板102と背面基板104とは、所定の空間を介して互いに対向するように設けられる。
隔壁106は、所定の間隔を有するように配置された前面基板102および背面基板104によって生じる空間を、所定の広さを有する複数の放電空間114に区画する役割を果たすものである。すなわち、放電空間114は、前面基板102と、背面基板104と、隔壁106とによって、定義される空間である。隔壁106は、例えば図1に示したように格子状に設けられるので、放電空間114は、図2に示したように、上下(z軸方向)に設けられる前面基板102および背面基板104と、左右(x軸方向)に配設される2つの隔壁106とによって区画される。
本実施形態に係る隔壁106は、図2に示したように、例えば、前面隔壁部108と、背面隔壁部110と、中間隔壁部112と、を備える。前面隔壁部108は、前面基板102と接合するように設けられ、背面隔壁部110は、背面基板104と接合するように設けられる。前面隔壁部108と背面隔壁部110とは、z軸方向に離隔して配置され、互いに対向するように形成される。また、前面隔壁部108および背面隔壁部110の断面形状は、略長方形となっており、前面隔壁部108および背面隔壁部110の幅、すなわち、x軸方向に対して平行な幅は、略同一となっている。
中間隔壁部112は、前面隔壁部108と背面隔壁部110との間に設けられる。中間隔壁部112のz軸正方向側の端面は、前面隔壁部108のz軸負方向側の端面と接合しており、中間隔壁部112のz軸負方向側の端面は、背面隔壁部110のz軸正方向側の端面と接合している。中間隔壁部112の幅、すなわち、x軸方向の幅は、前面隔壁部108および背面隔壁部110の幅よりも、大きくなっている。その結果、中間隔壁部112は、x軸方向の端面が、放電空間114に突出することとなる。
上記のように、前面隔壁部108および背面隔壁部110と、前面隔壁部108と背面隔壁部110との間に設けられる中間隔壁部112とにより、本実施形態に係る隔壁106は形成されるが、この隔壁106は、図2に示したように前面隔壁部108、背面隔壁部110および中間隔壁部112がそれぞれ別個に形成された後に、それぞれの端面が接合されてもよく、また、隔壁106の中間部分が放電空間114に突出するような形状に、一体形成されてもよい。また、前面隔壁部108、背面隔壁部110、および中間隔壁部112それぞれのz軸方向の高さは、適宜調整することが可能である。
前面隔壁部108および背面隔壁部110は、例えば厚膜ペースト等の公知の材料を用いて形成することが可能である。前面隔壁部108および背面隔壁部110を形成する方法は、公知のあらゆる方法を用いることが可能であるが、例えば、スクリーン印刷法、サンドブラスト法、フォトリソグラフィー法、またはエッチング法などを使用することが可能である。
中間隔壁部112の内部には、図2に示したように、第1電極であるX電極122と、第2電極であるY電極124と、アドレス電極126とが、それぞれ一対ずつ形成される。これら3種類の電極は、隔壁106の高さ方向(z軸正方向)に、下から順にY電極124、アドレス電極126、X電極122となるように、離隔して配置される。
X電極122は、放電空間114にプラズマ放電を発生させるために使用される電極である。このX電極122は、例えば、Ag、Al、Ni、Cu、Mo、またはCrなどの良導性の金属を用いて形成することが可能である。このX電極122の断面は、略四角形状を有しており、X電極122の少なくとも一部は、放電空間114内に突出している中間隔壁部112の突出部内に配置される。中間隔壁部112内には、2つのX電極122が、x軸方向に離隔して配置される。
Y電極124は、X電極122とともに、放電空間114にプラズマ放電を発生させるために使用される電極である。このY電極124も、例えば、Ag、Al、Ni、Cu、Mo、またはCrなどの良導性の金属を用いて形成することが可能である。このY電極124の断面は、略四角形状を有しており、Y電極124の少なくとも一部は、放電空間114内に突出している中間隔壁部112の突出部内に配置される。中間隔壁部112内には、2つのY電極124が、x軸方向に離隔して配置される。
上記のX電極122およびY電極124間に、所定の電圧が印加されると、放電空間114内に突出している中間隔壁部112の突出部の周囲に放電経路120が形成され、プラズマ放電が発生することとなる。
アドレス電極126は、複数存在する放電空間の中から、蛍光体を発光させたい放電空間114を選択するために使用される電極であり、X電極122やY電極124と同様の材料によって、形成することが可能である。アドレス電極126の少なくとも一部は、放電空間114内に突出している中間隔壁部112の突出部内に配置される。
上記のX電極122、Y電極124、アドレス電極126については、以下で改めて詳細に説明する。
放電空間114に面した背面基板104上には、図2に示したように、反射型誘電体層116が形成される。この反射型誘電体層116は、例えば放電空間114に面した背面基板104全体を覆うように、形成されるものである。この反射型誘電体層116は、放電空間114内で発生したプラズマに起因する蛍光体からの発光を、前面基板102側へと反射させる役割を果たす。この反射型誘電体層116は、例えば、蒸着やスパッタ等の方法を用いて形成することが可能である。
なお、この反射型誘電体層116を形成した後に、反射型誘電体層116を覆うように、MgO等の仕事関数の値の小さな物質を用いて、保護層を形成してもよい。この保護層は、放電空間114内で発生するプラズマによって、反射型誘電体層116がスパッタリングされることを保護するためのものである。
放電空間114に面している前面基板102上と、反射型誘電体層116上には、蛍光体層118が形成される。蛍光体層118は、プラズマ放電によって発生した紫外線によって、所定の波長範囲の可視光線を発光する層であり、発光する可視光線の波長は、蛍光体層118に含まれる蛍光体物質を変更することで変化させることが可能である。本実施形態に係るPDP100を製造する場合には、例えば、赤色(R)発光する放電空間、緑色(G)発光する放電空間、青色(B)発光する放電空間の3種類が必要であるため、少なくとも3種類の蛍光体物質を使い分ける必要がある。なお、上記の各色で発光する放電空間を形成するために用いられる蛍光体物質は、特に限定されるわけではなく、公知のあらゆる蛍光体物質を使用することが可能である。
なお、図2では、蛍光体層118は、前面基板102上、および、反射型誘電体層116上に形成されているが、本発明に係る蛍光体層118が形成される箇所は、上記の場合に限定されるわけではない。蛍光体層118は、放電空間114内であって、放電経路120ではない場所であれば、どこに設けられていてもよい。また、蛍光体層118を、図2に示したように、蛍光体層118からの発光が透過していく基板である前面基板102に設ける場合には、光の透過率を低下させないために、蛍光体層118の厚みを薄くすることが好ましい。また、蛍光体層118は、例えば、スクリーン印刷法やフォトリソグラフィー法などの、公知の方法を用いて形成することが可能である。
また、蛍光体層118の表面に、更に、MgO等の仕事関数の値の小さな物質の皮膜を形成して、保護層としてもよい。このような保護層を形成することで、蛍光体層118の表面がコーティングされることとなり、放電空間114内でプラズマ放電が発生した場合にも、蛍光体層がプラズマエッチングされるという現象から、蛍光体層118を保護することが可能となる。
なお、放電空間114内の空間は、真空となっているわけではなく、例えば、Xeが主放電ガスであるNe−Xeガスなどが封じ込められる。また、必要に応じて、放電ガスのNeの一定量が、Heに代替されていてもよい。
続いて、図3を参照しながら、本実施形態に係るPDP100の中間隔壁部112について、更に詳細に説明する。
前述のように、本実施形態に係る中間隔壁部112のx軸方向の幅bは、前面隔壁部108や背面隔壁部110のx軸方向の幅aよりも広くなっている。中間隔壁部112の内部には、図3に示したように、X電極122、Y電極124、およびアドレス電極126がそれぞれ2つずつ、互いに離隔して形成されている。中間隔壁部112の内部のうち、上記の電極122、124,126が形成されていない部分は、誘電体128が充填されており、上記の電極122、124,126が、直接放電空間114に露出しないようになっている。
また、x軸正方向側に形成された、それぞれ1つずつのX電極122およびY電極124に着目すると、X電極122およびY電極124は、中間隔壁部112のx軸正方向側の側面132よりも、中間隔壁部112のz軸方向の端面130に近接して配置されている。すなわち、X電極122のz軸正方向側の端面と、中間隔壁部112のz軸正方向側の端面130との間の距離cは、X電極122のx軸正方向側の端面と、中間隔壁部112のx軸正方向側の側面132との間の距離dよりも短くなり、c<dの関係を満たすように形成される。また、Y電極124についてもX電極122と同様に、Y電極124のz軸負方向側の端面と、中間隔壁部112のz軸負方向側の端面130との間の距離cは、Y電極124のx軸正方向側の端面と、中間隔壁部112のx軸正方向側の側面132との間の距離dよりも短くなり、c<dの関係を満たすように形成される。
また、中間隔壁部112のx軸負方向側の内部に形成されたX電極122、Y電極124についても、上記と同様にc<dの関係を満たすように、それぞれ形成されている。また、アドレス電極126については、x軸方向に沿った端面の位置が、例えばX電極122およびY電極124のx軸方向に沿った端面の位置と同列となるように、形成される。
上記のように、X電極122とY電極124とが、c<dの関係を満たすように中間隔壁部112の内部に形成され、X電極122およびY電極124とに所定の電圧が印加された場合には、中間隔壁部112の側面132ではプラズマ放電が発生せず、X電極122のz軸正方向側に位置する中間隔壁部112の端面130と、Y電極124のz軸負方向側に位置する中間隔壁部112の端面130との間に、放電経路120が形成され、プラズマ放電が発生する。すなわち、中間隔壁部112の端面130が、放電面130として機能し、隔壁106の高さ方向に沿って、略垂直方向に放電するようになる。
上記のように、中間隔壁部112のz軸方向の端面130が放電面となることで、隔壁106の高さが低くなった場合にも、十分に長い放電経路120を確保できるようになる。長い放電経路120を確保できることによって、本実施形態に係るPDP100は、蛍光体層118に照射される紫外線の量の向上を図ることができるため、PDPの輝度や、発光効率を向上させることが可能となる。
なお、X電極122およびY電極124がc<dの関係を満たさず、例えばc=dとなる場合には、中間隔壁部112の端面130、132の双方が、プラズマ放電に寄与する放電面となることが考えられる。また、X電極122およびY電極124が、例えばc>dの関係を満たす場合には、中間隔壁部112の側面132が放電面となり、垂直放電型ではなく、水平放電型のPDPとなると考えられる。
上記のような、中間隔壁部112は、例えば誘電体128で覆われたシート状の電極群として形成することも可能である。中間隔壁部112を、このようなシート状電極とすることで、本実施形態に係るPDPの製造工程を簡略化することが可能である。
本実施形態に係るX電極122、Y電極124、および、アドレス電極126のうち、少なくともいずれか1つは、平面形状が略梯子形状を有する、いわゆる梯子形状電極とすることが可能である。図4は、図2に示した中間隔壁部112を、B−B切断線で切断した断面図である。図4に示したように、例えば、X電極122は、放電空間114を取り囲むように、略梯子形状に形成されている。また、Y電極124やアドレス電極126に関しても、図4と同様に略梯子形状としてもよい。X電極122およびY電極124を共に梯子形状とすることで、互いに対向する電極の長さが、従来のPDPにおける電極に比べて長くなり、プラズマ放電の放電開始電圧を低減することが可能となる。また、各電極122、124が放電空間114を取り囲むように配置されているため、プラズマ放電が発生する場所の偏りを低減することが可能である。
なお、X電極122、Y電極124およびアドレス電極126を、それぞれ梯子形状電極とする場合には、X電極122およびY電極124は、例えばy軸方向に延設するようにし、アドレス電極126は、x軸方向に延設するようにしてもよい。また、同様にX電極122およびY電極124を例えばx軸方向に延設する場合には、アドレス電極126は、y軸方向に延設する。
なお、X電極122およびY電極124の平面形状は、例えばy軸方向に延設された電極から、x軸方向に沿って複数の突出部が形成されるような、いわゆる櫛形状であってもよい。2つの櫛形状の電極が、y軸方向に延設された電極部分が互いに平行となるように配置されることで、図4に示した梯子形状の電極と、同様の機能を示すことが可能である。また、上記のような櫛形状のX電極122およびY電極124を用いた場合には、アドレス電極126の平面形状を、x軸方向に延設された電極から、y軸方向に沿って複数の突出部が形成されるような櫛形状としてもよい。
(PDP100の動作)
続いて、本実施形態に係るPDP100の動作について説明する。アドレス電極126に電圧が印加され、プラズマ放電を発生させる放電空間114が選択された後、X電極122およびY電極124間に、放電開始電圧よりも大きな交流電圧が印加されると、各電極に印加される電圧の極性が変化するたびに、放電経路120が形成される。すると、この放電経路120中に存在する放電ガス中にプラズマ放電が発生して、紫外線が放電空間114中に放射されることとなる。放電空間114中に放射された紫外線は、放電空間114中に設けられた蛍光体層118中の蛍光体物質に当たり、この紫外線が有するエネルギーにより、蛍光体物質が発光する。蛍光体物質からの発光は、例えば前面基板102を透過して、PDP100の外部へと進むこととなる。また、背面基板104側に向かった蛍光体物質からの発光は、反射型誘電体層116によって反射され、前面基板102側に向かうこととなる。
続いて、本実施形態に係るPDP100の動作について説明する。アドレス電極126に電圧が印加され、プラズマ放電を発生させる放電空間114が選択された後、X電極122およびY電極124間に、放電開始電圧よりも大きな交流電圧が印加されると、各電極に印加される電圧の極性が変化するたびに、放電経路120が形成される。すると、この放電経路120中に存在する放電ガス中にプラズマ放電が発生して、紫外線が放電空間114中に放射されることとなる。放電空間114中に放射された紫外線は、放電空間114中に設けられた蛍光体層118中の蛍光体物質に当たり、この紫外線が有するエネルギーにより、蛍光体物質が発光する。蛍光体物質からの発光は、例えば前面基板102を透過して、PDP100の外部へと進むこととなる。また、背面基板104側に向かった蛍光体物質からの発光は、反射型誘電体層116によって反射され、前面基板102側に向かうこととなる。
(PDP100の製造方法)
続いて、本実施形態に係るPDP100の製造方法について、説明する。本実施形態に係るPDP100は、例えば、以下に示す段階を経て製造することが可能である。
続いて、本実施形態に係るPDP100の製造方法について、説明する。本実施形態に係るPDP100は、例えば、以下に示す段階を経て製造することが可能である。
すなわち、本実施形態に係るPDP100は、例えば、前面基板102上に前面隔壁部108等を製造する段階と、背面基板104上に背面隔壁部110等を製造する段階と、中間隔壁部112を製造する段階と、前面隔壁部108等が形成された前面基板102と、背面隔壁部110等が形成された背面基板104と、中間隔壁部112とを組み合わせる段階と、を経て製造することが可能である。
ここで、前面隔壁部108等が形成された前面基板102を製造する段階と、背面隔壁部110等が形成された背面基板104を製造する段階と、中間隔壁部112を製造する段階とは、任意の順に行うことが可能であり、上記3つの段階を並行して行うことも可能である。
なお、以上の説明では、本実施形態に係るPDP100が、3電極構造を有する場合について説明したが、本発明に係るPDPは、2電極構造を有するものにも適用可能である。すなわち、図2において、中間隔壁部112中に、X電極122およびY電極124のみを形成し、アドレス電極126を形成しなければ、2電極構造を有するPDPとすることが可能である。
続いて、本発明に係るPDPについて、実施例を示しながら詳細に説明する。なお、本発明に係るPDPが、下記の実施例に限定されるわけではない。
(実施例1)
<前面基板>
まず、ガラス基板上に、誘電体層をコーティング装置により形成し、誘電体層形成に用いた溶剤であるブチルカルビトールアセテート(BCA)等が蒸発する温度である80〜150℃にて乾燥させた。続いて、ラミネータを用いて、上記の誘電体層上に、ドライフィルムレジスト(Dry Film Resist:DFR)を貼り付け、前面隔壁部を形成するパターンにて露光・現像を行った。これによって、開口部を形成した。なお、この際、前面隔壁部の幅を、別途製造した中間隔壁部の幅より狭くなるようにした。その後、誘電体が焼結し、かつ、ガラス基板が溶融しない温度である、約520〜600℃の温度範囲で、誘電体を焼成し、前面隔壁部を形成した。
<前面基板>
まず、ガラス基板上に、誘電体層をコーティング装置により形成し、誘電体層形成に用いた溶剤であるブチルカルビトールアセテート(BCA)等が蒸発する温度である80〜150℃にて乾燥させた。続いて、ラミネータを用いて、上記の誘電体層上に、ドライフィルムレジスト(Dry Film Resist:DFR)を貼り付け、前面隔壁部を形成するパターンにて露光・現像を行った。これによって、開口部を形成した。なお、この際、前面隔壁部の幅を、別途製造した中間隔壁部の幅より狭くなるようにした。その後、誘電体が焼結し、かつ、ガラス基板が溶融しない温度である、約520〜600℃の温度範囲で、誘電体を焼成し、前面隔壁部を形成した。
続いて、開口部に、印刷法を用いて蛍光体を塗布し、蛍光体層とした。この際、蛍光体層の厚みを、光が透過できる厚みである2〜10μm程度とした。その後、蛍光体が焼結する約400〜500℃の温度範囲にて、蛍光体層を焼結した。
<背面基板>
まず、ガラス基板上に、反射型誘電体層をコーティング装置により形成し、反射型誘電体層形成に用いたBCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて乾燥させた。続いて、反射型誘電体が焼結し、かつ、ガラス基板が溶融しない温度である約520〜600℃の温度範囲にて、反射型誘電体層を焼結した。その後、誘電体層をコーティング装置により形成し、誘電体層形成に用いたBCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて乾燥を行った。
まず、ガラス基板上に、反射型誘電体層をコーティング装置により形成し、反射型誘電体層形成に用いたBCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて乾燥させた。続いて、反射型誘電体が焼結し、かつ、ガラス基板が溶融しない温度である約520〜600℃の温度範囲にて、反射型誘電体層を焼結した。その後、誘電体層をコーティング装置により形成し、誘電体層形成に用いたBCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて乾燥を行った。
続いて、ラミネータを用いて誘電体層上にDFRを貼り付け、背面隔壁部のパターンにて露光・現像を行った。これによって、開口部を形成した。なお、この際、背面隔壁部の幅を、別途製造した中間隔壁部の幅より細くするようにした。その後、誘電体が焼結し、かつ、ガラス基板が溶融しない温度である、約520〜600℃の温度範囲にて、焼結を行った。
開口部内に、印刷法により蛍光体を塗布し、蛍光体層とした。その後、蛍光体の焼結する約400〜500℃の温度範囲にて、蛍光体層を焼成した。
<中間隔壁部>
まず、ガラス基板上に剥離層をコーティング装置にて形成した後、ガラスパウダーなどからなる剥離層形成に用いたBCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて、乾燥を行った。続いて、誘電体層をコーティング装置により形成した後、誘電体層形成に用いたBCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて、乾燥を行った。その後、誘電体層上に、印刷法を用いてY電極をAg、Al、Ni、Cu、MoまたはCr等を原料として形成し、BCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて、乾燥を行った。
まず、ガラス基板上に剥離層をコーティング装置にて形成した後、ガラスパウダーなどからなる剥離層形成に用いたBCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて、乾燥を行った。続いて、誘電体層をコーティング装置により形成した後、誘電体層形成に用いたBCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて、乾燥を行った。その後、誘電体層上に、印刷法を用いてY電極をAg、Al、Ni、Cu、MoまたはCr等を原料として形成し、BCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて、乾燥を行った。
続いて、誘電体層をコーティング装置により形成した後、誘電体層形成に用いたBCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて、乾燥を行った。その後、誘電体層上に、印刷法を用いてアドレス電極をAg、Al、Ni、Cu、MoまたはCr等を原料として形成し、BCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて、乾燥を行った。
続いて、誘電体層をコーティング装置により形成した後、誘電体層形成に用いたBCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて、乾燥を行った。その後、誘電体層上に、印刷法を用いてX電極をAg、Al、Ni、Cu、MoまたはCr等を原料として形成し、BCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて、乾燥を行った。
続いて、誘電体層をコーティング装置により形成した後、誘電体層形成に用いたBCA等が蒸発する温度である80〜150℃にて、乾燥を行った。その後、ラミネータを用いてDFRを貼り付け、中間隔壁部の隔壁パターンにて、露光・現像を行った。これにより、開口部を形成した。続いて、サンドブラスト装置を用いて開口部を除去し、中間隔壁部の隔壁形状を形成した。
その後、DFR剥離液を用いてDFRを剥離し、続いて、誘電体層を純水により洗浄し、その後誘電体層を乾燥させた。続いて、隔壁部、電極等が焼結し、かつ、ガラス基板が溶融しない温度である、約520〜600℃の温度範囲にて、焼成を行った。
上記のように焼成を行うことで、剥離層が焼成・収縮し、焼成後にガラス基板と、パターン形成部を剥離することが可能となる。これらを剥離することで、中間隔壁部を製造した。
(組み立て)
上記のように製造した背面隔壁部等が形成された背面基板に、ガラスフリットなどからなるシール剤を塗布し、シール剤が固まる温度である400〜500℃で焼成した。その後、前面隔壁部等が形成された前面基板と、上記の背面基板との間に、上記のようにして製造した中間隔壁部を挟み込み、開口部にNe−Xeの混合ガスを充填した上で、上記の焼成温度より高い焼成温度にて焼成した。上記のようにして、本実施例に係るPDPを製造した。なお、本実施例では、シール剤を背面基板に塗布したが、前面基板に塗布しても、同様に本実施例に係るPDPを製造することが可能である。
上記のように製造した背面隔壁部等が形成された背面基板に、ガラスフリットなどからなるシール剤を塗布し、シール剤が固まる温度である400〜500℃で焼成した。その後、前面隔壁部等が形成された前面基板と、上記の背面基板との間に、上記のようにして製造した中間隔壁部を挟み込み、開口部にNe−Xeの混合ガスを充填した上で、上記の焼成温度より高い焼成温度にて焼成した。上記のようにして、本実施例に係るPDPを製造した。なお、本実施例では、シール剤を背面基板に塗布したが、前面基板に塗布しても、同様に本実施例に係るPDPを製造することが可能である。
以上説明したように、本実施形態に係るPDPは、中間隔壁部を放電空間内に突出形成させることにより、放電空間内に長い放電経路を確保することが可能であるため、PDPの輝度および発光効率の向上を図ることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、中間隔壁部112が隔壁106の略中央部に形成される場合について説明したが、中間隔壁部112は、前面基板102または背面基板104のいずれかに近接するように形成されてもよい。
100 プラズマディスプレイパネル
102 前面基板
104 背面基板
106 隔壁
108 前面隔壁部
110 背面隔壁部
112 中間隔壁部
114 放電空間
116 反射型誘電体層
118 蛍光体層
120 放電経路
122 X電極
124 Y電極
126 アドレス電極
128 誘電体
130 放電面
132 側面
a 前面隔壁部および背面隔壁部の幅
b 中間隔壁部の幅
c X電極またはY電極の端面と中間隔壁部の高さ方向の端面との距離
d X電極またはY電極の端面と中間隔壁部の幅方向の端面との距離
102 前面基板
104 背面基板
106 隔壁
108 前面隔壁部
110 背面隔壁部
112 中間隔壁部
114 放電空間
116 反射型誘電体層
118 蛍光体層
120 放電経路
122 X電極
124 Y電極
126 アドレス電極
128 誘電体
130 放電面
132 側面
a 前面隔壁部および背面隔壁部の幅
b 中間隔壁部の幅
c X電極またはY電極の端面と中間隔壁部の高さ方向の端面との距離
d X電極またはY電極の端面と中間隔壁部の幅方向の端面との距離
Claims (4)
- 互いに対向配置される前面基板および背面基板と、
前記前面基板と前記背面基板との間に設けられ、放電空間を区画する隔壁と、
を備えるプラズマディスプレイパネルであって、
前記隔壁は、
前記前面基板側に設けられる前面隔壁部と、
前記背面基板側に、前記前面隔壁部と対向する位置に設けられる背面隔壁部と、
前記前面隔壁部と前記背面隔壁部との間に、前記放電空間に突出するように設けられる中間隔壁部と、
を含み、
前記中間隔壁部の内部には、前記放電空間にプラズマ放電を発生させる第1電極および第2電極が、前記隔壁の高さ方向に離隔して配設され、
前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一部は、前記中間隔壁部の前記放電空間に突出している部分に配置されており、かつ、前記第1電極および前記第2電極は、前記中間隔壁部の幅方向の端面よりも、前記中間隔壁部の高さ方向の端面に近接して設けられることを特徴とする、プラズマディスプレイパネル。 - 前記第1電極と前記第2電極との間に、さらにアドレス電極が形成されることを特徴とする、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 前記第1電極または前記第2電極の少なくともいずれかは、梯子形状であることを特徴とする、請求項1または2に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 前記アドレス電極は、梯子形状であることを特徴とする、請求項2または3のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
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---|---|---|---|
JP2006245369A Withdrawn JP2008066225A (ja) | 2006-09-11 | 2006-09-11 | プラズマディスプレイパネル |
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KR (1) | KR100823514B1 (ja) |
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KR100708652B1 (ko) | 2004-11-12 | 2007-04-18 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
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2006
- 2006-09-11 JP JP2006245369A patent/JP2008066225A/ja not_active Withdrawn
-
2007
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20080023623A (ko) | 2008-03-14 |
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