JP2008064926A - 電気光学装置及びその製造方法並びに電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】主に、外枠の構造を工夫することにより、表示パネルのパネル浮きを防止することが可能な電気光学装置を提供する。
【解決手段】電気光学装置は、液晶表示パネルと、その端部に接続されると共に折り返し部で曲げられてその背面側に固定されるFPCと、液晶表示パネルを収容する枠状のフレームと、底面とそれに対向する張り出し部を有しフレームに取り付けられる外枠とを備え、外枠は、少なくとも張り出し部がフレームの外形より外側に位置するようにフレームに嵌め込まれた状態で、フレームに対して当該外枠を一方向にスライドさせることが可能なスライド構造を有し、当該外枠がスライド構造を通じて液晶表示パネル側へスライドされることにより、FPCの折り返し部が外枠の底面と張り出し部とで挟み込まれる。これにより、FPCの実装部分の長さ、及びそれに対応する張り出し部の長さが長くなるような構成の下でも、液晶表示パネルのパネル浮きを防止できる。
【選択図】図1
【解決手段】電気光学装置は、液晶表示パネルと、その端部に接続されると共に折り返し部で曲げられてその背面側に固定されるFPCと、液晶表示パネルを収容する枠状のフレームと、底面とそれに対向する張り出し部を有しフレームに取り付けられる外枠とを備え、外枠は、少なくとも張り出し部がフレームの外形より外側に位置するようにフレームに嵌め込まれた状態で、フレームに対して当該外枠を一方向にスライドさせることが可能なスライド構造を有し、当該外枠がスライド構造を通じて液晶表示パネル側へスライドされることにより、FPCの折り返し部が外枠の底面と張り出し部とで挟み込まれる。これにより、FPCの実装部分の長さ、及びそれに対応する張り出し部の長さが長くなるような構成の下でも、液晶表示パネルのパネル浮きを防止できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、各種情報の表示に用いて好適な電気光学装置に関する。
一般的には、電気光学装置の一つである液晶表示装置は、主に、表示パネルとして機能し、液晶を2枚の基板で挟持してなる液晶表示パネルと、LED(Light Emitting Diode)などの光源を端面に有する導光板より構成される照明装置と、を備える。
このような液晶表示装置では、照明装置が枠状のフレームに収められており、液晶表示パネルが当該フレームに枠状の両面テープで接着されている。ここで、液晶表示パネルを駆動するドライバICは、当該液晶表示パネルの基板上に設置され、フレキシブル基板(FPC:Flexible Printed Circuit)を介して外部の電子機器と接続されている。液晶表示パネルの基板に接続されたFPCは、照明装置側に折り返されており、当該フレームと当該FPCは、箱状の金属製の外枠に収納される。
なお、特許文献1には、箱状のバックライトにスリット状の挿入穴を設け、その挿入穴
から液晶表示板を挿入するだけで、当該液晶表示板を固定することが可能な液晶表示板固定構造が記載されている。
から液晶表示板を挿入するだけで、当該液晶表示板を固定することが可能な液晶表示板固定構造が記載されている。
しかしながら、上記した両面テープ固定方法を有する液晶表示装置において、折り返されたFPCには、元に戻ろうとする応力が発生する。そのため、両面テープの粘着力では、液晶表示パネルを固定しきれず、パネル浮きが発生することが多々あった。
特に、近年では、液晶表示パネルの狭額縁化に伴って、液晶表示パネル及び照明装置を固定できる領域が減る傾向にある。そのため、フレームにおいて両面テープの貼り付け領域を十分に確保することができず、FPCに発生する応力を抑えることが困難となり、パネル浮きが発生し易い傾向にある。
また、両面テープ固定方法ではなく、上金枠と下金枠を用い、その両者を嵌合させてFPCの折り返し部分を挟持することにより、FPCに発生する応力を抑えてパネル浮きを防止する方法も存在する。しかしながら、かかる方法では、液晶表示パネルの狭額縁化に伴って、FPCの折り返し部分を挟持する上金枠の折り曲げ可能な領域が減少するため、上金枠及び下金枠の作製が困難になるといった課題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、主に、外枠の構造を工夫することにより、表示パネルのパネル浮きを防止することが可能な電気光学装置を提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、電気光学装置は、表示パネルと、前記表示パネルの端部に接続されるとともに、折り返し部で曲げられて前記表示パネルの背面側に固定されるフレキシブル基板と、前記表示パネルを収容する枠状のフレームと、底面と前記底面に対向する張り出し部を有し、前記フレームに取り付けられる外枠と、を備え、前記外枠は、少なくとも前記張り出し部が前記フレームの外形より外側に位置するように前記フレームに嵌め込まれた状態において、前記フレームに対して当該外枠を一方向にスライドさせることが可能なスライド構造を有し、当該外枠が前記スライド構造を通じて前記表示パネル側へスライドされることにより、前記フレキシブル基板の折り返し部が、前記外枠の底面と前記張り出し部とで挟み込まれる。
上記の電気光学装置は、表示パネルと、フレキシブル基板と、枠状のフレームと、外枠と、を備える。前記フレキシブル基板は、前記表示パネルの端部に接続されるとともに、折り返し部で曲げられて前記表示パネルの背面側に固定される。前記枠状のフレームは、前記表示パネルを収容する。前記外枠は、底面と前記底面に対向する張り出し部を有し、前記フレームに取り付けられる。
特に、外枠は、少なくとも張り出し部がフレームの外形より外側に位置するようにフレームに嵌め込まれた状態において、フレームに対して当該外枠を一方向にスライドさせることが可能なスライド構造を有し、当該外枠がスライド構造を通じて表示パネル側へスライドされることにより、フレキシブル基板の折り返し部が、外枠の底面と張り出し部とで挟み込まれる。
これにより、表示パネルの端部に接続される、フレキシブル基板の実装部分に電子部品が搭載されて、そのフレキシブル基板の実装部分の長さ、及び、その実装部分に対応する張り出し部の長さが長くなるような構成の下でも、外枠をスライド構造を通じて表示パネル側へスライドさせることにより、フレキシブル基板の折り返し部分を外枠の底面と張り出し部とで挟み込んだ上で、当該外枠をフレームに確実且つ容易に取り付けることができる。よって、フレキシブル基板に発生した応力を抑えることができ、パネル浮きを防ぐことができる。また、この構成によれば、外枠を表示パネル側へスライドさせることでフレームに対する外枠の取り付けが容易となるのみならず、必要に応じて、外枠を表示パネルと逆側へスライドさせることでフレームに対する外枠の取り外しも容易となり、リワーク性を高めることができる。
好適な例では、外枠は、フレームの外形より小さな形状を有すると共に、フレームに対して一方向にスライドさせることが可能な形状を有するのが好ましい。これにより、例えば箱状に形成された外枠と比較して、外枠の形成材料の使用量を低減することができ、外枠のコストを低減できる。
上記の電気光学装置の一態様は、前記表示パネルを照明する照明装置を有し、前記フレームは、前記照明装置が嵌め込まれて前記外枠に保持されてなり、前記フレキシブル基板は、前記フレームの一端を挟むように折り返されると共に、前記張り出し部と前記フレームの一端の縁で挟まれている。これにより、フレキシブル基板は、フレームの縁上に固定されるので、パネル浮きをより効果的に防ぐことができる。
上記の電気光学装置の他の態様は、前記フレームは前記外枠をスライドさせるための凸状部を有すると共に、前記外枠は前記スライド構造として前記凸状部が挿入される挿入孔を有し、前記挿入孔は、前記凸状部が当該挿入孔に挿入された状態において、前記外枠を前記表示パネル側へスライドさせることが可能な大きさを有する。また、前記表示パネルの背面側に位置するフレキシブル基板は、前記フレームの前記外形より外側へはみ出すはみ出し部を有し、前記外枠は、前記はみ出し部を挿通させるための挿通孔を有し、前記挿通孔は、前記はみ出し部が前記フレームの前記外側へはみ出すように前記挿通孔に挿通された状態において、前記外枠を前記表示パネル側へスライドさせることが可能な大きさを有する。これらの態様によれば、外枠を表示パネル側へスライドさせることが可能となる。
上記の電気光学装置の他の態様は、前記表示パネル側に位置する前記張り出し部の一端側は、前記フレキシブル基板と逆側へ折り曲げられている。これにより、外枠を表示パネル側へスライドしてフレームに取り付ける際に、フレキシブル基板が張り出し部の一端側によって傷付けられる虞がなくなる。
上記の電気光学装置の他の態様は、前記張り出し部と、当該張り出し部に挟持される前記フレキシブル基板の部分との間には前記フレキシブル基板を保護するための保護部材が設けられている。これにより、外枠を表示パネル側へスライドしてフレームに取り付ける際に、フレキシブル基板が張り出し部の一端側によって傷付けられる虞がなくなる。
本発明の他の観点では、上記の電気光学装置を表示部に備える電子機器を構成することができる。
本発明の更に他の観点では、表示パネルと、前記表示パネルの端部に接続されるとともに、折り返し部で曲げられて前記表示パネルの背面側に固定されるフレキシブル基板と、前記表示パネルを収容する枠状のフレームと、を有するパネル構造体の前記フレームに、底面と前記底面に対向する張り出し部を有する外枠を取り付ける外枠取付方法を備える電気光学装置の製造方法は、前記表示パネルの前記背面側に固定された前記フレキシブル基板の一部を、前記フレームの外側にはみ出すように前記外枠に設けられた挿通孔に挿通させた後に、少なくとも前記張り出し部が前記フレームの外形より外側に位置するように、前記フレームに設けられた凸状部を前記外枠に設けられた挿入孔に挿入して前記外枠を前記フレームに嵌め込む外枠嵌め込み工程と、前記フレームに嵌め込まれた前記外枠を前記表示パネル側へスライドさせ、前記底面と前記張り出し部とで前記フレキシブル基板の折り返し部を挟み込みつつ、前記外枠を前記フレームに取り付ける外枠取付工程と、を備える。
上記の電気光学装置の製造方法によれば、外枠嵌め込み工程は、表示パネルの背面側に固定されたフレキシブル基板の一部を、フレームの外側にはみ出すように外枠に設けられた挿通孔に挿通させた後に、少なくとも張り出し部がフレームの外形より外側に位置するように、フレームに設けられた凸状部を外枠に設けられた挿入孔に挿入して外枠をフレームに嵌め込む。そして、次工程としての外枠取付工程は、フレームに嵌め込まれた外枠を表示パネル側へスライドさせ、底面と張り出し部とでフレキシブル基板の折り返し部を挟み込みつつ、外枠をフレームに取り付ける。
これにより、表示パネルの端部に接続される、フレキシブル基板の実装部分に電子部品が搭載されて、そのフレキシブル基板の実装部分の長さ、及び、その実装部分に対応する張り出し部の長さが長くなるような構成の下でも、フレキシブル基板の折り返し部分を外枠の底面と張り出し部とで挟み込んだ上で、当該外枠をフレームに確実且つ容易に取り付けることができる。よって、フレキシブル基板に発生した応力を抑えることができ、パネル浮きを防ぐことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は、本発明を電気光学装置の一例としての液晶表示装置に適用したものである。
[液晶表示装置]
図1(a)は、画像等を観察することが可能な液晶表示パネル側から見たときの、本実施形態に係る液晶表示装置100の正面側の斜視図であり、図1(b)は、液晶表示パネルに対して逆側(背面側)となる照明装置9側から見たときの、液晶表示装置100の背面側の斜視図である。なお、図1を含む各図において、X、Y、Zの各矢印方向は夫々+X方向、+Y方向、+Z方向を夫々示し、+X方向、+Y方向、+Z方向に対して逆方向は−X方向、−Y方向、−Z方向を夫々示す。図2は、図1(a)に示す液晶表示装置100の切断線A−A´に沿った断面図を示す。
図1(a)は、画像等を観察することが可能な液晶表示パネル側から見たときの、本実施形態に係る液晶表示装置100の正面側の斜視図であり、図1(b)は、液晶表示パネルに対して逆側(背面側)となる照明装置9側から見たときの、液晶表示装置100の背面側の斜視図である。なお、図1を含む各図において、X、Y、Zの各矢印方向は夫々+X方向、+Y方向、+Z方向を夫々示し、+X方向、+Y方向、+Z方向に対して逆方向は−X方向、−Y方向、−Z方向を夫々示す。図2は、図1(a)に示す液晶表示装置100の切断線A−A´に沿った断面図を示す。
図2に示すように、液晶表示装置100は、主に、照明装置9と、液晶表示パネル20と、を有して構成される。液晶表示パネル20は、導光板11の上面に対向して配置される。
照明装置9は、導光板11と、反射シート14と、光源部15と、を有して構成される。反射シート14は、導光板11の下面に配置される。光源部15は、導光板11の端面に配置され、点光源である複数のLED16を備える。各LED16から出射された光Lは、導光板11内へ入り、導光板11の上下面で反射を繰り返すことにより方向を変え、上面より外部へ出射する。出射した光Lは、液晶表示パネル20へ向けて進む。
液晶表示パネル20は、導光板11の発光面積とほぼ同一の表示面積を有する。液晶表示パネル20は、ガラスなどの基板1及び2を、シール材3を介して貼り合わせてセル構造を形成し、その内部に液晶4を封入して構成される。液晶表示パネル20は、基板1、2の夫々の外面上に偏光板5を備える。
照明装置9と液晶表示パネル20との間には、光学シートとして、例えば、拡散シート12、プリズムシート13が設けられる。拡散シート12は、導光板11より出射された光Lを全方位に拡散する役割を有する。プリズムシート13は、光Lを液晶表示パネル20に集光する役割を有し、断面が略三角形のプリズム形状を一辺の方向(当該断面と垂直な辺の方向)に延在させた形状を有する。導光板11から出射した光Lは、これらの光学シートを通過した後、液晶表示パネル20を透過することにより照明する。
液晶表示パネル20において、基板2の一端より外側へ張り出してなる基板1の張り出し領域(表示に寄与しない非表示領域)には、COG(Chip On Glass)技術により、液晶駆動用IC(ドライバ)たるドライバIC40が直接実装されている。液晶表示パネル20の端部には、FPC(Flexible Printed Circuit)51が接続されており、ドライバIC40の一部の端子は液晶表示パネル20上に形成された配線52(図1を参照)を通じて、FPC51に接続されている。液晶表示パネル20の端部に実装されたFPC51は、図2に示すように、フレーム61の一端を挟むように折り返されている。
張り出し領域に位置するFPC51の実装部分には、例えば、図示しない電子部品が搭載されている。また、照明装置9側に折り返されて固定されたFPC51は、図1に示すように、液晶表示装置100の外側にはみ出すはみ出し部51bを有し、そのはみ出し部51bの終端部にはコネクタ51aが設けられている。外部の電子機器はコネクタ51aに電気的に接続される。ドライバIC40は、FPC51を介して供給された外部の電子機器からの制御信号を基に、液晶表示パネル20の駆動回路を駆動する。これにより、液晶4の配向状態が制御されることとなる。
照明装置9、即ち、導光板11と反射シート14と光源部15は、樹脂などで形成された枠状のフレーム61の開口部に嵌め込まれている。更に、フレーム61には、拡散シート12、プリズムシート13といった光学シートが、導光板11の上面の表面上に配置されている。液晶表示パネル20は、例えば、遮光性を有する枠状の両面テープ21によって、フレーム61の開口部を閉塞するようにフレーム61に接着されて当該フレーム61に収容され取り付けられている。
照明装置9が嵌め込まれ、液晶表示パネル20が取り付けられたフレーム61には、板金などで形成された外枠62が取り付けられる。
(フレームの構成)
次に、図1を参照して、フレーム61の構成について詳しく述べる。
次に、図1を参照して、フレーム61の構成について詳しく述べる。
フレーム61は、枠状の形状を有し、外枠62を一方向(±Y方向)にスライドさせるための複数の凸状部61a、61b及び61cを有する。
各凸状部61aは、ドライバIC40の両側に位置すると共に、図1において±X方向に位置する、フレーム61の側面から突出してなる。本例では、凸状部61aは全部で4つ設けられている。フレーム61の各側面に設けられる一方の凸状部61aと、他方の凸状部61aとは、Y方向に適宜の間隔をおいて設けられている。外枠62のスライド方向に対応する、各凸状部61aのY方向の長さはd11となっている。
各凸状部61bは、液晶表示パネル20の張り出し領域側に且つFPC51の両側に設けられ、フレーム61の上面から+Z方向に突出してなる。外枠62のスライド方向に対応する、各凸状部61bのY方向の長さはd12となっている。
各凸状部61cは、液晶表示パネル20の逆側となる照明装置9側に設けられ、−Z方向に突出してなる。本例では、各凸状部61cは円柱状の形状をなしている。外枠62のスライド方向に対応する、各凸状部61cのY方向の長さはd13となっている。
(外枠の構成)
次に、図1乃至図3を参照して、外枠62の構成について詳しく述べる。
次に、図1乃至図3を参照して、外枠62の構成について詳しく述べる。
図3(a)は、図1の−Z方向から見たときの外枠62の正面側の斜視図であり、図3(b)は、図1の+Z方向から見たときの外枠62の背面側の斜視図である。
外枠62は、フレーム61に対して一方向(±Y方向)にスライドさせることが可能なスライド構造を有し、当該外枠62を液晶表示パネル20側へスライドさせた状態において、FPC51で発生する応力を抑制して液晶表示パネル20の浮きを防止する機能を有する。
外枠62は、フレーム61の外形より小さな形状を有すると共に、フレーム61に対して一方向(±Y方向)にスライドさせることが可能な形状を有する。具体的には、外枠62は、平板状の形状を有し、照明装置9及びFPC51の各一部と重なり合う位置に配置される底面たる平坦部62xと、平坦部62xの両端から+Z方向に起立し、図1の±X方向に対応するフレーム61の側面を狭持する一対の狭持部62yと、一対の狭持部62yに隣接する外枠62の一端側に設けられ、FPC51の折り返し部分を挟み込むために断面形状が凹形状を有する凹部62zと、を備える。
平坦部62xは、フレーム61の各凸状部61cに対応する位置に設けられ、当該各凸状部61cが挿入される複数の挿入孔62cと、一対の狭持部62yのうち一方の狭持部62y側に設けられ、FPC51のはみ出し部51bを挿通するための挿通孔62dと、を有する。外枠62のスライド方向に対応する、各挿入孔62cのY方向の長さd3は、各凸状部61cのY方向の長さd13より大きい。また、外枠62のスライド方向に対応する、挿通孔62dのY方向の長さd4は、FPC51のはみ出し部51bの一端側に設けられたコネクタ51aのY方向の長さd14より大きい。
一対の狭持部62yは、フレーム61の各凸状部61aに対応する位置に設けられ、当該各凸状部61aが挿入される複数の挿入孔62aを有する。外枠62のスライド方向に対応する、各挿入孔62aのY方向の長さd1は、各凸状部61aのY方向の長さd11より大きい。
凹部62zは、例えば断面コの字形状を有し、外枠62の底面と、当該底面に対向する対向部たる張り出し部62zaと、を有し、FPC51の折り返し部を挟持する役割を有する。このように、張り出し部62zaは、FPC51の折り返し部を狭持する(又は押さ込む)ために液晶表示パネル20側へ折り返されているため、押さえ込み部又は折り返し部として機能する。対向部、折り返し部又は押さえ込み部たる張り出し部62zaは、フレーム61の各凸状部61bに対応する位置に設けられ、当該各凸状部61bが挿入される複数の挿入孔62bを有する。外枠62のスライド方向に対応する、各挿入孔62bのY方向の長さd2は各凸状部61bのY方向の長さd12より大きい。
以上の構成を有する外枠62において、挿通孔62d、各挿入孔62a、62b及び62cは、フレーム61に対して当該外枠62を一方向(±Y方向)にスライドさせるためのスライド構造として機能する。
[液晶表示装置の製造方法]
次に、図1、図4及び図5を参照して、フレーム61に対する外枠62の取付方法を中心とした液晶表示装置100の製造方法について説明する。
次に、図1、図4及び図5を参照して、フレーム61に対する外枠62の取付方法を中心とした液晶表示装置100の製造方法について説明する。
図4は、液晶表示装置100の製造方法のフローチャートを示す。図5及び図6は、図4のフローチャートに対応する、フレーム61に対する外枠62の取付工程を示す工程図である。なお、図5(a)及び図6(a)は、図1(a)に対応するフレーム61に支持された液晶表示装置100及び照明装置9の構造体(以下、「パネル構造体」と呼ぶ)等の正面側の斜視図であり、図5(b)及び図6(b)は、図1(b)に対応する当該パネル構造体等の背面側の斜視図である。
まず、図5に示されるように、枠状のフレーム61の開口部内に収容するようにして、上記した構成を有する照明装置9及び液晶表示パネル20を枠状のフレーム61に取り付ける。次に、図5に示されるように、液晶表示パネル20の端部に実装されたFPC51を、フレーム61の一端を挟むように照明装置9側へ折り返えす。なお、本例では、照明装置9側へ折り返されたFPC51の部分であって、各凸状部61cに対応する位置には、当該各凸状部61cに挿入する複数の挿入孔が設けられ、当該各凸状部61cはFPC51の各挿入孔に挿入されている。このため、照明装置9側へ折り返された状態のFPC51がフレーム61等に仮固定されている。こうして、液晶表示パネル20及び照明装置9が枠状のフレーム61に収容されてなるパネル構造体が作製される(パネル構造体作製工程P1)。
次に、パネル構造体の背面側(照明装置9側)に外枠62を配置し、その配置された外枠62を、図5の矢印Y10方向に移動(即ち、パネル構造体の背面側に近づくように移動)させ、さらに液晶表示パネル20の背面側に固定されたFPC51の一部である、はみ出し部51bを、フレーム61の外側へはみ出すように外枠62の挿通孔62dに挿通させ、その後に、凹部62zがフレーム61の外形より外側に位置するように、フレーム61の各挿入孔62a及び62cに各凸状部61a及び61cを夫々挿入して、外枠62をフレーム61に嵌め込む(外枠嵌め込み工程P2)。その状態が図6に示されている。
次に、フレーム61に嵌め込まれた外枠62を液晶表示パネル20(図6の矢印Y11方向及び−Y方向)へスライドさせ、各凸状部61bを各挿入孔62bに挿入しつつ、凹部62zの要素である、外枠62の平坦部(底面)62xと張り出し部62zaとでFPC51の折り返し部を挟み込みつつ、外枠62をフレーム61に取り付ける(外枠取付工程P3)。
ここで、外枠62のスライド方向に対応する、各挿入孔62aのY方向の長さd1は、上記したように各凸状部61aのY方向の長さd11より大きく、また、外枠62のスライド方向に対応する、各挿入孔62cのY方向の長さd3は、各凸状部61cのY方向の長さd13より大きく、また、外枠62のスライド方向に対応する、各挿入孔62bのY方向の長さd2は各凸状部61bのY方向の長さd12より大きく、さらに、外枠62のスライド方向に対応する、挿通孔62dのY方向の長さd4は、FPC51のはみ出し部51bの一端側に設けられたコネクタ51aのY方向の長さd14より大きい。
そして、各挿入孔62a及び62cは、凹部62zをフレーム61の外形より外側に位置させるとともに各凸状部61a及び61cを当該各挿入孔62a及び62cへ挿入した状態において、外枠62を液晶表示パネル20側(−Y方向)へスライドさせることが可能な大きさを有する。また、各挿入孔62bは、各凸状部61bを各挿入孔62bへ挿入した状態において、外枠62を液晶表示パネル20側(−Y方向)へスライドさせることが可能な大きさを有する。さらに、挿通孔62dは、FPC51のはみ出し部51bがフレーム61の外側へはみ出すように挿通孔62dに挿通された状態において、外枠62を液晶表示パネル20側(−Y方向)へスライドさせることが可能な大きさを有する。
なお、外枠62は、その要素である凹部62zがパネル構造体の一端側と当接することにより、外枠62の液晶表示パネル20側への更なる移動は規制される。こうして、外枠62がフレーム61の適切な位置に取り付けられた状態が図1に示されている。
以上の各工程を経て本実施形態に係る液晶表示装置100が製造される。
次に、比較例と比較した、本実施形態の液晶表示装置100の作用効果について説明する。
まず、図7を参照して、比較例に係る液晶表示装置70の構成について説明する。なお、比較例において、本実施形態と同一の要素については同一の符号を付し、その説明は省略する。図7は、図2に対応する比較例に係る液晶表示装置70の断面図を示す。
本実施形態の液晶表示装置100と、比較例に係る液晶表示装置70とを比較すると、比較例では、次の点が本実施形態と構成上相違する。
即ち、比較例では、外枠62xが箱状の形状を有している。そして、液晶表示パネル20の端部に実装されたFPC51は、図7に示すように、フレーム61の一端を挟むように折り返され、当該フレーム61は、外枠62xに収納されている。比較例において、フレーム61が外枠62に収納される際には、まず、FPC51が取り付けられたフレーム61の一端が矢印90で示す斜め上方から凹部62zにスライドされて嵌めこまれ、その後で、フレーム61全体が外枠62x内に落とし込まれて収納される。
ここで、折り返された状態のFPC51には、元に戻ろうとする応力、即ち、折り返された状態から開く方向に応力が発生する。図8に、折り曲げた状態のFPC51を示す。折り返された状態のFPC51には、波線矢印の方向に応力が発生する。FPC51は、液晶表示パネル20の端部に実装されているため、FPC51に発生した応力は、液晶表示パネル20を浮かそうとする方向に働く。両面テープ21の粘着力だけでは、この応力に対抗し切れないため、液晶表示パネル20が浮いてしまうパネル浮きが発生する。
そこで、比較例に係る液晶表示装置70では、図7に示すように、外枠62xは、FPC51の折り返し部分を挟み込むために断面形状が凹形状となっている凹部62zを有する。言い換えると、凹部62zは、本実施形態と同様に、外枠62xの平坦部(底面)62xと当該底面に対向する張り出し部62zaと、を有して構成される。この液晶表示装置70では、FPC51の折り返し部分を凹部62zで挟み込むことにより、言い換えると、FPC51の折り返し部分を外枠62xの平坦部(底面)62xと張り出し部62zaとで挟み込むことによりFPC51に発生した応力を抑えることができ、パネル浮きを防ぐことができる。
しかしながら、比較例において、張り出し領域に位置するFPC51上の実装部分に電子部品が搭載されるなどして、張り出し部62zaに支持されるFPC51の実装部分の長さd30が長くなり、それに対応して、張り出し部62zaの長さd31が長くなるような構成の下では、フレーム61の一端を、矢印90で示す斜め上方から凹部62zにスライドさせて嵌め込むことが困難になってしまい、パネル浮きを防止することができなくなるという問題が生じる。
そこで、本実施形態の液晶表示装置100では、このような課題を解決するため、外枠62は、凹部62z、言い換えれば、少なくとも張り出し部62zaがフレーム61の外形より外側に位置するように当該フレーム61に嵌め込まれた状態において、フレーム61に対して当該外枠62を一方向(図1等の±Y方向)にスライドさせることが可能なスライド構造を有し、当該外枠62がスライド構造を通じて液晶表示パネル20側へスライドされることにより、FPC51の折り返し部が、外枠62の平坦部(底面)62xと張り出し部62zaとで挟み込まれる構造を有する。
これにより、図2において、FPC51の実装部分に電子部品が搭載されて、そのFPC51の実装部分の長さd20(>d30)及び張り出し部62zaの長さd21(>d31)が長くなるような構成の下でも、外枠62をスライド構造を通じて液晶表示パネル20側へスライドさせることにより、FPC51の折り返し部分を外枠62の平坦部(底面)62xと張り出し部62zaとで挟み込んだ上で、当該外枠62をフレーム61に確実且つ容易に取り付けることができる。よって、上述した原理によりFPC51に発生した応力を抑えることができ、パネル浮きを防ぐことができる。また、この構成によれば、外枠62を液晶表示パネル20側へスライドさせることでフレーム61に対する外枠62の取り付けが容易となるのみならず、必要に応じて、外枠62を液晶表示パネル20と逆側へスライドさせることでフレーム61に対する外枠62の取り外しも容易となり、リワーク性を高めることができる。
好適な例では、外枠62は、フレーム61の外形より小さな形状を有すると共に、フレーム61に対して一方向(±Y方向)にスライドさせることが可能な形状を有するのが好ましい。これにより、比較例に係る箱状の外枠62xと比較して、外枠62の形成材料の使用量を低減することができ、外枠62のコストを低減できる。
また、本実施形態に係る液晶表示装置100では、フレーム61は外枠62をスライドさせるための凸状部61a、61b及び61cを有すると共に、外枠62は、スライド構造として、凸状部61a、61b及び61cが夫々挿入される挿入孔62a、62b及び62cを有し、挿入孔62a、62b及び62cは、凸状部61a、61b及び61cがそれぞれ当該挿入孔62a、62b及び62cに挿入された状態において、外枠62を液晶表示パネル20側へスライドさせることが可能な大きさを有する。また、液晶表示パネル20の背面側に位置するFPC51は、フレーム61の外形より外側へはみ出すはみ出し部51bを有し、外枠62は、はみ出し部51bを挿通させるための挿通孔62dを有し、挿通孔62dは、はみ出し部51bがフレーム61の外側へはみ出すように当該挿通孔62dに挿通された状態において、外枠62を液晶表示パネル20側へスライドさせることが可能な大きさを有する。これらにより、外枠62を液晶表示パネル20側へスライドさせることが可能となる。
また、本実施形態では、FPC51は、フレーム61の一端を挟むように折り返されると共に、張り出し部62zaとフレーム61の一端の縁で挟まれている。このようにすることで、FPC51はフレーム61の縁上に固定される。これにより、FPC51に発生した応力による液晶表示パネル20のパネル浮きを、より効果的に防ぐことができる。
このとき、張り出し部62zaは、液晶表示パネル20と対向する領域には配置しないこととするのが好ましい。言い換えると、張り出し部62zaは、液晶表示パネル20の基板1と平面的に重ならないように配置されるのが好ましい。このようにすることで、液晶表示パネル20に不要な応力がかからずに済む。
[変形例]
上記の実施形態において、外枠62を、液晶表示パネル20側へスライドさせて当該外枠62をフレーム61に取り付ける際に、液晶表示パネル20側に位置する張り出し部62zaの一端側{図3(a)の破線領域E1部分}とFPC51とが接触してFPC51に傷が付いてしまう虞がある。そこで、変形例では、凹部62zの要部断面図である図9に示すように、液晶表示パネル20側に位置する張り出し部62zaの一端側{図3(a)の破線領域E1部分}は、FPC51と逆側へ折り曲げられてなる構成とするのが好ましい。これにより、外枠62を液晶表示パネル20側へスライドしてフレーム61に取り付ける際に、FPC51が張り出し部62zaの一端側によって傷付けられる虞がなくなる。
上記の実施形態において、外枠62を、液晶表示パネル20側へスライドさせて当該外枠62をフレーム61に取り付ける際に、液晶表示パネル20側に位置する張り出し部62zaの一端側{図3(a)の破線領域E1部分}とFPC51とが接触してFPC51に傷が付いてしまう虞がある。そこで、変形例では、凹部62zの要部断面図である図9に示すように、液晶表示パネル20側に位置する張り出し部62zaの一端側{図3(a)の破線領域E1部分}は、FPC51と逆側へ折り曲げられてなる構成とするのが好ましい。これにより、外枠62を液晶表示パネル20側へスライドしてフレーム61に取り付ける際に、FPC51が張り出し部62zaの一端側によって傷付けられる虞がなくなる。
或いは、この構成に代えて若しくはこの構成と共に、張り出し部62zaと、当該張り出し部62zaに挟持されるFPC51の部分との間にFPC51を保護するための保護部材{図1(a)の二点鎖線にて囲まれる領域E2}を設けるようにしても構わない。これにより、外枠62を液晶表示パネル20側へスライドしてフレーム61に取り付ける際に、FPC51が張り出し部62zaの一端側によって傷付けられる虞がなくなる。
また、上記の実施形態では、外枠62の凹部62zは、その断面形状がコの字状に形成されるとしているが、これに限られるものではなく、その代わりに、例えば、凹部62zの断面形状は、R形状若しくはU字形状に形成されるとしてもよい。これによっても、液晶表示装置100では、FPC51の折り返し部分を凹部62zで挟み込むことができ、パネル浮きを防ぐことができる。
また、上述の実施形態では、張り出し部62zaは矩形状の平面形状を有していたが、これに限らず、本発明では、張り出し部62zaは、図示を省略するが、櫛歯状の平面形状を有していても構わない。即ち、本発明では、その趣旨を逸脱しない範囲で張り出し部62zaの平面形状を自由に変えることができる。
また、上述の実施形態では、液晶表示パネル20と接続されたFPC51を折り返した場合について述べたが、これに限られるものではなく、代わりに、例えば、外部の電子機器からの制御信号をLED16に供給するために光源部15に接続されたFPCを折り返す場合についても同様に本発明を適用できるのは言うまでもない。
さらに、上述の実施形態では、液晶表示装置100は、片面発光型の液晶表示装置であるとしているが、これに限られるものではなく、代わりに、両面表示型の液晶表示装置であるとしてもよい。この場合には、例えば、背中合わせに設けられた2つの液晶表示パネルを結ぶFPCの折り返し部分を、外枠に形成された凹部で挟み込むことにより、当該2つの液晶表示パネルのパネル浮きを防ぐことができる。
[電子機器]
次に、上述の各実施形態に係る液晶表示装置100を適用可能な電子機器の具体例について図10を参照して説明する。
次に、上述の各実施形態に係る液晶表示装置100を適用可能な電子機器の具体例について図10を参照して説明する。
まず、上述の各実施形態に係る液晶表示装置100を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図10(a)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ710は、キーボード711を備えた本体部712と、本発明に係る液晶表示装置100を適用した表示部713とを備えている。
続いて、上述の各実施形態に係る液晶表示装置100を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図10(b)は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機720は、複数の操作ボタン721のほか、受話口722、送話口723とともに、本発明に係る液晶表示装置100を適用した表示部724を備える。
なお、本発明に係る液晶表示装置100を適用可能な電子機器としては、図10に示したパーソナルコンピュータや携帯電話機の他にも、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
9 照明装置、 51 FPC、 51b はみ出し部、 61 フレーム、 61a、61b、61c 凸状部、 62 外枠、 62a、62b、62c 挿入孔、 62d 挿通孔、 62z 凹部、 62za 張り出し部、 20 液晶表示パネル、 100 液晶表示装置
Claims (8)
- 表示パネルと、
前記表示パネルの端部に接続されるとともに、折り返し部で曲げられて前記表示パネルの背面側に固定されるフレキシブル基板と、
前記表示パネルを収容する枠状のフレームと、
底面と前記底面に対向する張り出し部を有し、前記フレームに取り付けられる外枠と、を備え、
前記外枠は、少なくとも前記張り出し部が前記フレームの外形より外側に位置するように前記フレームに嵌め込まれた状態において、前記フレームに対して当該外枠を一方向にスライドさせることが可能なスライド構造を有し、
当該外枠が前記スライド構造を通じて前記表示パネル側へスライドされることにより、前記フレキシブル基板の折り返し部が、前記外枠の底面と前記張り出し部とで挟み込まれることを特徴とする電気光学装置。 - 前記表示パネルを照明する照明装置を有し、
前記フレームは、前記照明装置が嵌め込まれて前記外枠に保持されてなり、
前記フレキシブル基板は、前記フレームの一端を挟むように折り返されると共に、前記張り出し部と前記フレームの一端の縁で挟まれていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 前記フレームは前記外枠をスライドさせるための凸状部を有すると共に、前記外枠は前記スライド構造として前記凸状部が挿入される挿入孔を有し、
前記挿入孔は、前記凸状部が当該挿入孔に挿入された状態において、前記外枠を前記表示パネル側へスライドさせることが可能な大きさを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。 - 前記表示パネルの背面側に位置するフレキシブル基板は、前記フレームの前記外形より外側へはみ出すはみ出し部を有し、
前記外枠は、前記はみ出し部を挿通させるための挿通孔を有し、
前記挿通孔は、前記はみ出し部が前記フレームの前記外側へはみ出すように前記挿通孔に挿通された状態において、前記外枠を前記表示パネル側へスライドさせることが可能な大きさを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。 - 前記表示パネル側に位置する前記張り出し部の一端側は、前記フレキシブル基板と逆側へ折り曲げられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電気光学装置。
- 前記張り出し部と、当該張り出し部に挟持される前記フレキシブル基板の部分との間には前記フレキシブル基板を保護するための保護部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電気光学装置。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電気光学装置を表示部に備えることを特徴とする電子機器。
- 表示パネルと、前記表示パネルの端部に接続されるとともに、折り返し部で曲げられて前記表示パネルの背面側に固定されるフレキシブル基板と、前記表示パネルを収容する枠状のフレームと、を有するパネル構造体の前記フレームに、底面と前記底面に対向する張り出し部を有する外枠を取り付ける外枠取付方法を備える電気光学装置の製造方法であって、
前記表示パネルの前記背面側に固定された前記フレキシブル基板の一部を、前記フレームの外側にはみ出すように前記外枠に設けられた挿通孔に挿通させた後に、少なくとも前記張り出し部が前記フレームの外形より外側に位置するように、前記フレームに設けられた凸状部を前記外枠に設けられた挿入孔に挿入して前記外枠を前記フレームに嵌め込む外枠嵌め込み工程と、
前記フレームに嵌め込まれた前記外枠を前記表示パネル側へスライドさせ、前記底面と前記張り出し部とで前記フレキシブル基板の折り返し部を挟み込みつつ、前記外枠を前記フレームに取り付ける外枠取付工程と、を備える電気光学装置の製造方法。
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JP2006241146A JP2008064926A (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | 電気光学装置及びその製造方法並びに電子機器 |
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---|---|---|---|---|
JP2010224261A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Casio Computer Co Ltd | 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法 |
JP2014002333A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-09 | Yazaki Corp | 表示機器 |
WO2020224350A1 (zh) * | 2019-05-05 | 2020-11-12 | 乐歌人体工学科技股份有限公司 | 电动升降媒体墙 |
CN115047662A (zh) * | 2015-08-31 | 2022-09-13 | 乐金显示有限公司 | 透明显示设备及其制造方法 |
-
2006
- 2006-09-06 JP JP2006241146A patent/JP2008064926A/ja not_active Withdrawn
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