JP2007148048A - 表示装置および携帯機器 - Google Patents

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Tatsumi Okuda
辰美 奥田
Yoshisato Kurahashi
義学 倉橋
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Abstract

【課題】表示パネルに輝度のばらつきおよび輝線が生じるのを抑制することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】このLCDユニット(表示装置)1は、メインパネル20と、サブパネル10およびメインパネル20の背面側を照らすLED33を含むバックライトユニットと、メインパネル20とバックライトユニットとの間に配置され、バックライトユニットからの光が外部に漏れるのを抑制するとともに接着力を有する遮光テープ53と、遮光テープ53とメインパネル20の突出部21cとの間に配置されるスペーサ55とを備えている。
【選択図】図4

Description

この発明は、表示装置および携帯機器に関し、特に、光源を含む照明部を備えた表示装置および携帯機器に関する。
従来、光源を含むバックライトユニット(照明部)を備えた液晶表示装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。上記特許文献1には、表示パネルの背面部を照射するバックライトユニットが取り付けられた液晶表示装置が記載されている。このバックライトユニットは、光源としてのLEDと、LEDからの光を表示パネルの背面に導くための導光板とから構成されている。
また、従来では、上記した特許文献1の構成において、表示パネルと導光板との間に、導光板からの光が外部に漏れるのを抑制するための遮光テープを備えたLCDユニット(液晶表示装置)が知られている。図19は、従来の遮光テープを備えたLCDユニットの断面図である。図20は、図19に示した従来の遮光テープを備えたLCDユニットの光源の設置状態を示す断面図である。まず、図19を参照して、従来の遮光テープを備えたLCDユニットの構造について説明する。
従来の遮光テープを備えたLCDユニットは、図19に示すように、表示パネル110と、光源としてのLED102と、LED102からの光を面状の光として導光する導光板103と、LED102および導光板103を収納するための樹脂フレーム101と、LED102が取り付けられるフレキシブルプリント配線板104と、遮光テープ105と、表示パネル用駆動IC106とを備えている。また、導光板103と表示パネル110との間には、導光板103側から順番に、1枚の拡散シート107と、2枚のレンズシート108および109とが配置されている。
また、表示パネル110は、2枚のガラス基板111aおよび111bが、液晶層(図示せず)を挟んで互いに対向するように配置されている。また、ガラス基板111aのガラス基板111bとは反対側の表面上には、偏光板112aが配置されているとともに、ガラス基板111bのガラス基板111aとは反対側の表面上には、偏光板112bが配置されている。また、ガラス基板111aの一方の端部は、ガラス基板111aよりも側方に突出した突出部111cを有しており、突出部111cの表面上には、表示パネル用駆動IC106が配置されている。また、LED102は、フレキシブルプリント配線板104に取り付けられることによって、導光板103に対する所定の位置に固定されている。
また、遮光テープ105の両面は、接着力を有している。また、遮光テープ105のLED102側の端部は、フレキシブルプリント配線板104に貼り付けられている。また、遮光テープ105の導光板103側とは反対側の面は、表示パネル110の偏光板112aに貼り付けられている。そして、遮光テープ102とガラス基板111aの突出部111cとの間には、表示パネル110の偏光板112aによって、偏光板112aの厚みと実質的に同じ大きさの隙間が生じている。
特開2005−209618号公報
しかしながら、図19に示した従来の遮光テープを備えたLCDユニットでは、LCDユニットの組立時に、LED102に外力が加わることによって、遮光テープ105のLED102と反対側の接着力を有する領域が、表示パネル110のガラス基板111aの突出部111cに接着して遮光テープ105の位置がずれるという不都合があった。このため、遮光テープ102とガラス基板111aとの間の隙間分、LED102の位置がずれるという不都合があった。すなわち、遮光テープ105がガラス基板111aの突出部111cと接着することによって、図20に示すように、LED102の位置がずれてしまうので、所定の位置にあるLED102の入射光の角度に対して、導光板103に入射される光の角度がずれてしまうという不都合があった。その結果、表示パネル110に輝度のばらつきや輝線が生じるという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、表示パネルに輝度のばらつきおよび輝線が生じるのを抑制することが可能な表示装置および携帯機器を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による表示装置は、第1表示パネルと、第1表示パネルに少なくとも用いられる光源を含む照明部と、第1表示パネルと照明部との間に配置され、照明部からの光が外部に漏れるのを抑制するとともに接着力を有する遮光テープと、遮光テープと第1表示パネルとの間に配置されるスペーサとを備えている。
この第1の局面による表示装置では、上記のように、接着力を有する遮光テープを第1表示パネルと光源を含む照明部との間に配置するとともに、遮光テープと第1表示パネルとの間にスペーサを配置することによって、組立時に、スペーサが配置された遮光テープの領域と第1表示パネルとが接着されるのを抑制することができるので、遮光テープが第1表示パネルに接着されることに起因する遮光テープの位置ずれを抑制することができる。これにより、遮光テープの位置ずれに起因して遮光テープに接着された光源の導光板に対する位置がずれるのを抑制することができるので、光源からの光を、導光板に対して所定の角度で入射することができる。その結果、光源からの光を導光板によって所定の角度で導くことができるので、第1表示パネルに輝度のばらつきおよび輝線が生じるのを抑制することができる。また、遮光テープと第1表示パネルとの間にスペーサを配置することによって、遮光テープと第1表示パネルとの間の隙間を埋めることができるので、組立時に光源の位置がずれるのを抑制することができる。これによっても、第1表示パネルに輝度のばらつきおよび輝線が生じるのを抑制することができる。
上記第1の局面による表示装置において、好ましくは、第1表示パネルを収納するフレーム部と、光源が取り付けられる光源用フレキシブルプリント配線板とをさらに備え、第1表示パネルは、遮光テープによって、フレーム部に固定され、スペーサは、光源用フレキシブルプリント配線板に対応する領域に配置され、スペーサの少なくとも第1表示パネル側の面は、接着力を有しない。このように構成すれば、スペーサと第1表示パネルとが接着するのを抑制することができるので、スペーサの第1表示パネル側の面が強い接着力を有する場合と異なり、光源用フレキシブルプリント配線板に対応する領域に配置されたスペーサと第1表示部とを容易に分離することができる。その結果、スペーサの第1表示パネル側の面が強い接着力を有する場合と異なり、分解の際に光源用フレキシブルプリント配線板に対応する領域を容易に剥がすことができるので、光源用フレキシブルプリント配線板を容易に再利用することができる。
上記第1の局面による表示装置において、好ましくは、第1表示パネルを収納するフレーム部と、光源が取り付けられる光源用フレキシブルプリント配線板とをさらに備え、第1表示パネルは、遮光テープによって、フレーム部に固定され、スペーサは、光源用フレキシブルプリント配線板に対応する領域に配置され、スペーサの少なくとも第1表示パネル側の面は、遮光テープの接着力よりも弱い接着力を有するとともに、第1表示パネルに接着されている。このように構成すれば、スペーサが配置された領域においても、スペーサを介して、遮光テープと第1表示パネルとを接着することができるので、第1表示パネルとフレーム部との接着力を向上させることができる。その結果、第1表示パネルをフレーム部に、より強固に固定することができる。また、スペーサの第1表示パネル側の面を、遮光テープの接着力よりも弱い接着力を有するように構成すれば、分解の際に光源用フレキシブルプリント配線板に対応する領域の接着部分を容易に剥がすことができるので、光源用フレキシブルプリント配線板を容易に再利用することができる。
上記遮光テープの接着力よりも弱い接着力を有するスペーサを備えた表示装置において、好ましくは、遮光テープの接着力よりも弱い接着力を有する両面テープをさらに備え、両面テープは、遮光テープの光源側の一方端部と光源用フレキシブルプリント配線板とを接着するように配置されている。このように構成すれば、遮光テープを光源用フレキシブルプリント配線板から剥がす際に、遮光テープの接着力よりも弱い接着力を有する両面テープの部分から遮光テープを剥がすことによって、光源用フレキシブルプリント配線板をより容易に再利用することができる。
上記第1の局面による表示装置において、好ましくは、第1表示パネルは、輝度を向上させるための偏光板をさらに含み、スペーサは、偏光板と実質的に同じ厚みを有している。このように構成すれば、遮光テープと第1表示パネルとの間に生じた隙間を、スペーサによって偏光板の厚みと実質的に同じ大きさの間隔に保持することができるので、組立時に光源の位置がずれるのを容易に抑制することができる。このため、光源の導光板に対する位置がずれるのを容易に抑制することができる。
上記第1の局面による表示装置において、好ましくは、第1表示パネルは、第1透明基板と、第1透明基板に対向するように配置されるとともに、側方に突出する突出部を有する第2透明基板とを含み、スペーサは、第1表示パネルの第2透明基板の突出部と遮光テープとの間に配置されている。このように構成すれば、第2透明基板の突出部と遮光テープとの間に生じる隙間を、スペーサによって、一定の間隔に保持することができる。
上記第1の局面による表示装置において、好ましくは、照明部は、光源に対して水平方向に対向するように配置された導光板を含み、遮光テープと導光板との間に、導光板側から順に配置された拡散シートおよびレンズシートをさらに備えている。このように構成すれば、拡散シートによって、照明部の導光板から出射された光を拡散させて導光板の発光面内の明るさを均一化するとともに、その光をレンズシートによって、第1表示パネルの背面に集光させることができるので、第1表示パネルの正面輝度を向上させることができる。このため、このような拡散シートおよびレンズシートを備えた構成を、上記第1の局面の遮光テープと第1表示パネルとの間にスペーサを配置する構成に付加することによって、第1表示パネルに輝度のばらつきおよび輝線が生じるのを抑制しながら、第1表示パネルの正面輝度を向上させることができる。
上記第1の局面による表示装置において、好ましくは、照明部に対して第1表示パネルと反対側に配置されるとともに、第1表示パネルよりも小さい面積を有する第2表示パネルをさらに備えている。このような両面に表示パネルが設けられた構成を、上記第1の局面の遮光テープと第1表示パネルとの間にスペーサを配置する構成に付加することによって、第1表示パネルに輝度のばらつきおよび輝線が生じるのを抑制しながら、第1表示パネルのみならず、第2表示パネルにも画像を表示させることが可能な表示装置を提供することができる。
上記第1表示パネルと第2表示パネルとを備えた表示装置において、好ましくは、光源および導光板は、第1表示パネルおよび第2表示パネルに対して共通に用いられる。このように構成すれば、一組の光源および導光板からなる照明部によって、第1表示パネルおよび第2表示パネルの両方の背面側を照らすことができるので、光源および導光板からなる照明部を、第1表示パネルおよび第2表示パネルのそれぞれに設ける場合に比べて、部品点数を削減することができるとともに、表示装置の厚みを小さくすることができる。
この発明の第2の局面による携帯機器は、情報を表示するための表示装置と、情報を入力するための入力部とを備えた携帯機器であって、表示装置は、第1表示パネルと、第1表示パネルに少なくとも用いられる光源を含む照明部と、第1表示パネルと照明部との間に配置され、照明部からの光が外部に漏れるのを抑制するとともに接着力を有する遮光テープと、遮光テープと第1表示パネルとの間に配置されるスペーサとを含む。
この第2の局面による携帯機器では、上記のように、携帯機器に、第1表示パネルと、第1表示パネルに少なくとも用いられる光源を含む照明部と、第1表示パネルと照明部との間に配置され、照明部からの光が外部に漏れるのを抑制するとともに接着力を有する遮光テープと、遮光テープと第1表示パネルとの間に配置されるスペーサとを含む表示装置を用いることによって、表示装置の組立時に、表示装置のスペーサが配置された遮光テープの領域と第1表示パネルとが接着されるのを抑制することができるので、遮光テープが第1表示パネルに接着されることに起因する遮光テープの位置ずれを抑制することができる。これにより、遮光テープの位置ずれに起因して遮光テープに接着された光源の導光板に対する位置がずれるのを抑制することができるので、光源からの光を、導光板に対して所定の角度で入射することができる。その結果、光源からの光を導光板によって所定の角度で導くことができるので、第1表示パネルに輝度のばらつきおよび輝線が生じるのを抑制すること可能な携帯機器を提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるLCDユニット(液晶表示装置)をサブパネル側から見た斜視図であり、図2は、図1に示した第1実施形態によるLCDユニットをメインパネル側から見た斜視図である。図3は、図1に示した第1実施形態によるLCDユニットの分解斜視図である。図4〜図12は、図1に示した第1実施形態によるLCDユニットの詳細を説明するための図である。図1〜図12を参照して、第1実施形態によるLCDユニット1の構造について説明する。なお、第1実施形態では、本発明の表示装置としてLCDユニット(液晶表示装置)に例をとって説明する。
図1および図2に示す第1実施形態によるLCDユニット(液晶表示装置)1は、図3に示すように、下から順番に、メインパネル(下側パネル)20と、遮光テープ53と、レンズシート52bおよび52aと、拡散シート51と、樹脂フレーム31と、拡散シート36と、レンズシート37aおよび37bと、遮光テープ38と、金属製の補強プレート39と、接着力の弱い微粘着の両面テープ40と、接着力の強い強粘着の両面テープ41と、共通フレキシブルプリント配線板(共通FPC)42と、サブパネル10(上側パネル)と、ベゼル(金属製フレーム)43とを含んでいる。なお、サブパネル10およびメインパネル20は、それぞれ、本発明の「第2表示パネル」および「第1表示パネル」の一例である。また、樹脂フレーム31は、本発明の「フレーム部」の一例である。
メインパネル20の構造としては、図3および図4に示すように、2枚のガラス基板21aおよび21bが、液晶層(図示せず)を挟んで互いに対向するように配置されている。なお、ガラス基板21aおよびガラス基板21bは、それぞれ、本発明の「第2透明基板」および「第1透明基板」の一例である。また、ガラス基板21aのガラス基板21bとは反対側の表面上には、約110μmの厚みを有する偏光板22aが配置されているとともに、ガラス基板21bのガラス基板21aとは反対側の表面上には、約110μmの厚みを有する偏光板22bが配置されている。そして、図3に示すように、偏光板22a(22b)が配置された領域内の破線で囲まれた領域が、メインパネル20の表示領域20aとなるとともに、表示領域20a以外の領域が、非表示領域20bとなる。また、ガラス基板21aは、側方に突出する突出部21cを有している。また、メインパネル20の非表示領域20b内の所定領域において、突出部21cのガラス基板21b側の表面上には、メインパネル用駆動IC23が形成されている。そして、メインパネル用駆動IC23には、メインパネル用FPC24が接続されている。
また、樹脂フレーム31の2つの長辺部の側面には、図3および図8に示すように、それぞれ、ベゼル43用の係合片31aが、外側に突出するように3つずつ形成されている。また、樹脂フレーム31の一方の短辺部の側面の両端部には、補強プレート39用の係合片31bが外側に突出するように形成されている。また、樹脂フレーム31の他方の短辺部の側面には、補強プレート39用の1つの係合片31b(図8参照)が外側に突出するように形成されている。また、樹脂フレーム31の他方の短辺部の側面には、ベゼル43用の係合片31a(図8参照)が外側に突出するように1つ形成されている。また、樹脂フレーム31の一方の短辺部と樹脂フレーム31の2つの長辺部との連結部分には、それぞれ、共通FPC42用の位置決めピン31cがサブパネル10側に突出するように形成されている。また、樹脂フレーム31の一方の短辺部のメインパネル20側には、切り欠き部31eが形成されている。
また、図3に示すように、樹脂フレーム31の切り欠き部31eのメインパネル20側の表面には、接着力の強い強粘着の両面テープ(No.532、日東電工製)32を介して、LED(発光ダイオード)33が実装されたLED用FPC34が接着されている。なお、LED33は、本発明の「光源」の一例であり、LED用FPC34は、本発明の「光源用フレキシブルプリント配線板」の一例である。また、強粘着の両面テープ32は、約60μmの厚みを有するとともに、ポリエステルフィルムの両面上に、それぞれ、強粘着層が塗布された構造を有する。また、樹脂フレーム31の枠内には、LED33の光をサブパネル10およびメインパネル20に導くための導光板35が取り付けられている。すなわち、LED33および導光板35は、サブパネル10およびメインパネル20の両方で共通に使用される。なお、LED33と導光板35とによって、サブパネル10およびメインパネル20の背面を照射するバックライトユニット(照明部)が構成されている。
また、図3および図4に示すように、導光板35のメインパネル20側には、導光板35側から順に、約65μmの厚みを有する1枚の拡散シート51と、約62μmの厚みを有する2枚のレンズシート52aおよび52bとが配置されている。この拡散シート51は、導光板35から出射された光を拡散させて導光板35の発光面内の明るさを均一化する機能を有している。また、レンズシート52aおよび52bは、導光板35からの光を集光する機能を有している。
また、レンズシート52aおよび52bは、図11に示すように、それぞれ、平面的に見て四角形状を有している。また、レンズシート52aおよび52bは、それぞれ、約50μmの厚みを有するとともにポリエステル系樹脂からなるベースシート部521aおよび521bと、約12μmの高さを有するとともにアクリル系樹脂からなるプリズム部522aおよび522bとから構成されている。また、レンズシート52aのプリズム部522aは、頂角が90°の断面三角形状を有するとともに、レンズシート52aの一辺520aと実質的に平行な方向(図11のA方向)に延びるように形成されている。このプリズム部522aは、D1(約24μm)の間隔を隔てて複数形成されている。また、レンズシート52bのプリズム部522bは、頂角が90°の断面三角形状を有するとともに、レンズシート52bの一辺520bと実質的に垂直な方向(図11のB方向)に延びるように形成されている。このプリズム部522bは、プリズム部522aと同じD1(約24μm)の間隔を隔てて複数形成されている。
また、レンズシート52bのメインパネル20側には、図3および図6に示すように、開口部53aを有する遮光テープ53が配置されている。この遮光テープ53は、図7に示すように、約20μmの厚みを有するとともに、ポリエステルからなる白黒シート53bの両面上に、それぞれ、約20μmの厚みを有するアクリル系樹脂からなる接着力の強い強粘着の接着層53cおよび53dが塗布された構造を有する。また、遮光テープ53は、図3および図10に示すように、メインパネル20側において、LED33からの光が表示領域20a以外の領域から漏れるのを抑制する機能を有している。すなわち、遮光テープ53の開口部53aは、メインパネル20の表示領域20aに対応する領域に設けられている。また、遮光テープ53とメインパネル20の突出部21cとの間には、メインパネル20の偏光板22aの厚みと実質的に同じ大きさの隙間部58を有している。
ここで、第1実施形態では、図4および図6に示すように、遮光テープ53のメインパネル20側の端部には、ポリエチレンテレフタレート(PET(Poly Ethylene Terephthalate))シートからなるスペーサ55が接着されている。また、遮光テープ53に接着されたスペーサ55は、図4に示すように、遮光テープ53とメインパネル20の突出部21cとの間に生じる隙間部58に配置されている。また、スペーサ55の両表面は、接着力を有しない。このため、スペーサ55のメインパネル20側の面は、メインパネル20の突出部21cと接着することなく接触している。
また、第1実施形態では、スペーサ55の厚みは、メインパネル20の偏光板22aの厚み(約110μm)と実質的に同じ厚み(約110μm)を有している。
また、図3および図6に示すように、遮光テープ53のLED用FPC34側の端部には、接着力の弱い微粘着の両面テープ(No.5690、日東電工製)54が接着されている。そして、遮光テープ53の外縁部の両面テープ54が存在しない領域は、樹脂フレーム31の2つの長辺部と2つの短辺部とに接着されている。また、図3、図4および図10に示すように、遮光テープ53のLED用FPC34側の端部は、微粘着の両面テープ54を介してLED用FPC34に接着されている。
また、図10に示すように、メインパネル20は、強い接着力を有する遮光テープ53を介して、樹脂フレーム31に固定されている。
また、樹脂フレーム31の上方側に配置されるサブパネル10の構造としては、上記したメインパネル20の構造と同様である。すなわち、図3および図5に示すように、サブパネル10は、2枚のガラス基板11aおよび11bが、液晶層(図示せず)を挟んで互いに対向するように配置されている。また、ガラス基板11aのガラス基板11bとは反対側の表面上には、約110μmの厚みを有する偏光板12aが配置されているとともに、ガラス基板11bのガラス基板11aとは反対側の表面上には、約110μmの厚みを有する偏光板12bが配置されている。また、図3に示すように、偏光板12a(12b)が配置された領域内の破線で囲まれた領域が、サブパネル10の表示領域10aとなるとともに、表示領域10a以外の領域が、非表示領域10bとなる。なお、サブパネル10の表示領域10aは、メインパネル20の表示領域20aよりも小さくなるように構成されている。また、ガラス基板11aは、側方に突出する突出部11cを有している。また、サブパネル10の非表示領域10b内の所定領域において、突出部11cのガラス基板11b側の表面上には、サブパネル用駆動IC13が形成されている。そして、サブパネル用駆動IC13には、サブパネル用FPC(フレキシブルプリント配線板)14が接続されている。なお、図5では、図面の簡略化のため、拡散シート36、レンズシート37aおよび37を1つのシート30で表しているとともに、拡散シート51、レンズシート52aおよび52bを1つのシート50で表している。
また、図3、図4および図10に示すように、導光板35のサブパネル10側には、導光板35側から順に、約65μmの厚みを有する1枚の拡散シート36と、約62μmの厚みを有する2枚のレンズシート37aおよび37bとが配置されている。この拡散シート36は、拡散シート51と同様に、導光板35から出射された光を拡散させて導光板35の発光面内の明るさを均一化する機能を有している。また、レンズシート37aおよび37bは、レンズシート52aおよび52bと同様に、導光板35からの光を集光する機能を有している。
また、レンズシート37aおよび37bは、図12に示すように、それぞれ、平面的に見て四角形状を有している。また、レンズシート37aおよび37bは、それぞれ、約50μmの厚みを有するとともにポリエステル系樹脂からなるベースシート部371aおよび371bと、約12μmの高さを有するとともにアクリル系樹脂からなるプリズム部372aおよび372bとから構成されている。また、レンズシート37aのプリズム部372aは、頂角が90°の断面三角形状を有するとともに、レンズシート37aの一辺370aと実質的に平行な方向(図12のA方向)に延びるように形成されている。このプリズム部372aは、D1(約24μm)の間隔を隔てて複数形成されている。また、レンズシート37bのプリズム部372bは、頂角が90°の断面三角形状を有するとともに、レンズシート37bの一辺370bと実質的に垂直な方向(図12のB方向)に延びるように形成されている。このプリズム部372bも、プリズム部372bと同じD1(約24μm)の間隔を隔てて複数形成されている。
また、図3に示すように、レンズシート37bのサブパネル10側の表面上には、開口部38aを有する遮光テープ38が配置されている。この遮光テープ38も、サブパネル10側において、LED33からの光が表示領域10a以外の領域から漏れるのを抑制する機能を有している。すなわち、図3および図5に示すように、遮光テープ38の開口部38aは、サブパネル10の表示領域10aに対応する領域に設けられている。また、遮光テープ38の外縁部は、図3、図5および図10に示すように、樹脂フレーム31の2つの長辺部と2つの短辺部とに接着されている。これにより、導光板35と遮光テープ38との間に位置する拡散シート36と、レンズシート37aおよび37bとが、樹脂フレーム31に対して固定される。
また、図3に示すように、遮光テープ38のサブパネル10側の表面上には、ステンレス製の板金からなる長方形状の補強プレート39が配置されている。この補強プレート39は、共通FPC42を補強する機能を有する。また、補強プレート39には、開口部39aおよび39bが形成されている。補強プレート39の開口部39aは、サブパネル10の表示領域10aに対応する領域に設けられているとともに、補強プレート39の開口部39bは、サブパネル用駆動IC13に対応する領域に設けられている。
また、図3および図9に示すように、補強プレート39の樹脂フレーム31の3つの係合片31bに対応する領域には、それぞれ、樹脂フレーム31の係合片31bと係合する係合孔39cが形成されている。また、補強プレート39の樹脂フレーム31の2つの位置決めピン31cに対応する領域には、それぞれ、長穴39dが形成されている。そして、図9に示すように、補強プレート39の3つの係合孔39cの各々が樹脂フレーム31の3つの係合片31bと係合することにより、補強プレート39が樹脂フレーム31に対して固定されている。また、図3および図9に示すように、樹脂フレーム31の位置決めピン31cは、補強プレート39の長穴39dを介してサブパネル10側に突出している。
また、補強プレート39には、サブパネル10(ガラス基板11a)の3辺を囲むように、サブパネル10側に突出する複数の位置決め用の突出片39eが形成されている。この補強プレート39の複数の突出片39eは、サブパネル10の表示領域10aが補強プレート39の開口部39aに配置されるように、補強プレート39に対してサブパネル10を位置決めする機能を有する。
また、図3に示すように、補強プレート39上には、サブパネル10に対応する領域以外の所定領域に位置する微粘着の両面テープ40のみを介して、サブパネル10およびメインパネル20の両方で共通に使用される共通FPC42が接着されている。この共通FPC42は、サブパネル10に対応する領域に開口部42aを有する。また、共通FPC42の樹脂フレーム31の2つの位置決めピン31cに対応する領域には、それぞれ、位置決め孔42bが形成されている。そして、補強プレート39に接着された共通FPC42は、共通FPC42の位置決め孔42bと樹脂フレーム31の位置決めピン31cとにより、樹脂フレーム31に対して位置決めされている。また、共通FPC42には、LED用FPC34の端子34aが差し込まれるコネクタ42cと、サブパネル用FPC14の端子14aが差し込まれるコネクタ42dとが実装されている。また、共通FPC42には、コネクタ42cおよび42d以外の複数のコネクタ42e(図1参照)も実装されている。また、共通FPC42は、メインパネル用FPC24に接続されている。
そして、図3に示すように、サブパネル10は、共通FPC42の開口部42aを介して補強プレート39に接着されている。具体的には、サブパネル10の表示領域10aを囲む領域(非表示領域10b)が、補強プレート39の開口部39aの外縁部に沿った領域に位置する接着力の強い強粘着の両面テープ41に接着されている。また、補強プレート39に接着されたサブパネル10は、補強プレート39の位置決め用の突出片39eにより、サブパネル10の表示領域10aが補強プレート39の開口部39aに配置されるように位置決めされている。
また、サブパネル10の上方には、ステンレス製の板金からなる長方形状のベゼル(金属製フレーム)43が配置されている。このベゼル43は、図1および図3に示すように、サブパネル10の表示領域10aに対応する領域に、開口部43aを有する。これにより、サブパネル10の表示領域10aがベゼル43の開口部43aから露出される。また、ベゼル43の開口部43aの外縁部の全ての領域に沿って、絞り加工による凹部43dが形成されている。このベゼル43の凹部43dは、ベゼル43の凹部43d以外の部分と同じ厚みを有する。そして、ベゼル43の凹部43dのサブパネル10側の表面には、接着力の強い強粘着の両面テープ(No.532、日東電工製)45を介して、クッション層44が、接着されている。このクッション層44は、組み立てた状態で、サブパネル10の表面に接着しないように配置されている。また、このクッション層44は、発泡性材料(SCF−100、日東電工製)からなる。
また、ベゼル43の短手方向に互いに対向する長手方向の2つの側面には、それぞれ、係合孔43bが3つずつ形成されている。また、ベゼル43の長手方向に互いに対向する2つの側面のうちの一方には、1つの係合孔43bが形成されている。そして、ベゼル43の7つの係合孔43bの各々が樹脂フレーム31の7つの係合片31aと係合することにより、図1に示すように、ベゼル43が樹脂フレーム31に対して固定される。また、ベゼル43には、共通FPC42に実装されたコネクタ42c〜42eの各々を露出させるための開口部43cが形成されている。
第1実施形態では、上記のように、遮光テープ53とメインパネル20との間にスペーサ55を配置することによって、組立時に、スペーサ55が配置された遮光テープ53の領域とメインパネル20の突出部21cとが接着するのを抑制することができるので、遮光テープ53がメインパネル20に接着されることに起因する遮光テープ53の位置ずれを抑制することができる。これにより、遮光テープ53の位置ずれに起因してLED33の導光板35に対する位置がずれるのを抑制することができるので、LED33からの光を、導光板35に対して所定の角度で入射することができる。その結果、LED33からの光を導光板35によって所定の角度で導くことができるので、サブパネル10およびメインパネル20に輝度のばらつきおよび輝線が生じるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、遮光テープ53とメインパネル20との間の隙間部58に、スペーサ55を配置することによって、遮光テープ53とメインパネル20との間の隙間部58を埋めることができるので、組立時にLED33の位置がずれるのを抑制することができる。これによっても、サブパネル10およびメインパネル20に輝度のばらつきおよび輝線が生じるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、スペーサ55の両面に、接着層を有しないように構成することによって、スペーサ55とメインパネル20の突出部21cとが接着するのを抑制することができるので、スペーサ55のメインパネル20側の面が強い接着力を有する場合と異なり、LED用FPC34に対応する領域に配置されたスペーサ55とメインパネル20の突出部21cとを容易に分離することができる。その結果、スペーサ55のメインパネル20側の面が強い接着力を有する場合と異なり、分解の際にLED用FPC34に対応する領域を容易に剥がすことができるので、LED用FPC34を容易に再利用することができる。
また、第1実施形態では、スペーサ55を、偏光板22aと実質的に同じ厚みを有するように構成することによって、遮光テープ53とメインパネル20との間に生じた隙間部58を、スペーサ55によって偏光板22aの厚みと実質的に同じ大きさの間隔に保持することができるので、組立時にLED33の位置がずれるのを容易に抑制することできる。このため、LED33を導光板35に対する位置がずれるのを容易に抑制することができる。
図13は、図1に示した第1実施形態によるLCDユニットを用いた携帯電話(携帯機器)の開いた状態を示した斜視図である。図14は、図1に示した第1実施形態によるLCDユニットを用いた携帯電話(携帯機器)の閉じた状態を示した斜視図である。図13および図14を参照して、第1実施形態による携帯電話(携帯機器)60の構造について説明する。
第1実施形態による携帯電話60は、図13に示すように、各種操作ボタン71が設けられるとともに、マイク72を内蔵した本体部70と、メインパネル20、サブパネル10(図14参照)およびアンテナ81を備えるとともに、スピーカ82を内蔵した表示部80とを備えている。なお、操作ボタン71は、本発明の「入力部」の一例である。また、本体部70と表示部80とは、ヒンジ61によって相互に折り畳み自在に構成されている。また、表示部80の内部には、図1に示したLCDユニット1が内蔵されており、表示部80の内面側には、メインパネル20の表示画面が視認可能に配置されている。また、表示部80の外面側には、図14に示すように、サブパネル10の表示画面が視認可能に配置されている。
第1実施形態では、上記のように、携帯電話(携帯機器)60に上記のLCDユニット1を用いることによって、サブパネル10およびメインパネル20に輝度のばらつきおよび輝線が生じるのを抑制することが可能な携帯電話(携帯機器)60を提供することができる。
(第2実施形態)
図15は、本発明の第2実施形態によるLCDユニット(液晶表示装置)の概略を示した断面図である。図16は、図15に示した第2実施形態によるLCDユニットのスペーサを示した断面図である。図15および図16を参照して、この第2実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、スペーサ56のメインパネル20と接する面に、接着力の弱い微粘着の接着層56bを有する場合について説明する。
第2実施形態によるLCDユニット(液晶表示装置)90は、図15に示すように、メインパネル20の突出部21cと遮光テープ53との間に、PETシートからなるスペーサ56が配置されている。
ここで、第2実施形態では、図15に示すように、スペーサ56は、PETシート部56aの両面に、遮光テープ53の強粘着の接着層53cよりも接着力が弱い微粘着の接着層56bが形成されている。また、スペーサ56のメインパネル20側の面は、突出部21cの遮光テープ53側の面と接着されている。
また、遮光テープ53のLED用FPC34側の端部には、接着力の弱い微粘着の両面テープ(No.5690、日東電工製)54(図3および図6参照)が接着されている。そして、遮光テープ53の外縁部の両面テープ54が存在しない領域は、樹脂フレーム31の2つの長辺部と2つの短辺部とに接着されている。また、遮光テープ53のLED用FPC34側の端部は、微粘着の両面テープ54を介してLED用FPC34に接着されている。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、スペーサ56のメインパネル20側の面に、遮光テープ53の接着層53cよりも弱い接着力を有する接着層56bを設けるとともに、メインパネル20の突出部21cの遮光テープ53側の面に接着することによって、遮光テープ53のスペーサ56が配置された領域においても、スペーサ56を介して、遮光テープ53とメインパネル20とを接着することができるので、メインパネル20と樹脂フレーム31との接着力を向上させることができる。その結果、メインパネル20を樹脂フレーム31に、より強固に固定することができる。
また、第2実施形態では、スペーサ56のメインパネル20側の面を、遮光テープ53の接着力よりも弱い接着力を有するように構成することによって、LCDユニット90を分解する際にLED用FPC34に対応する領域の接着部分を容易に剥がすことができるので、LED用FPC34の損傷を容易に再利用することができる。
また、第2実施形態では、両面テープ54を、遮光テープ53のLED33側の一方端部とLED用FPC34とを接着するように配置することによって、遮光テープ53をLED用FPC34から剥がす際に、遮光テープ53の接着力よりも弱い接着力を有する両面テープ54の部分から遮光テープ53を剥がすことによって、LED用FPC34をより容易に再利用することができる。
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、第1および第2実施形態では、遮光テープのLED用FPC側の端部に、接着力の弱い微粘着の両面テープを設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、遮光テープに微粘着の両面テープを設けない構成にしてもよい。
また、第1および第2実施形態では、PETシートからなるスペーサを用いた例を示したが、本発明はこれに限らず、PET以外の材質からなるスペーサを用いるようにしてもよい。
また、第1および第2実施形態では、本発明の表示装置の一例としてのLCDユニットについて説明したが、本発明はこれに限らず、光源(LED)を備えている表示装置であれば、LCDユニット以外の表示装置にも適用可能である。
また、第1実施形態では、両表面に接着力を有する接着層が設けられていないスペーサを、遮光テープとメインパネルとの間の隙間に配置した例を示したが、本発明はこれに限らず、スペーサのメインパネル側の面に接着力を有する接着層が設けられていなければ、スペーサの遮光テープ側の面に接着層を設けるようにしてもよい。
また、第1実施形態では、スペーサの厚みをメインパネルの偏光板の厚みと実質的に同じ厚みになるように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、スペーサの厚みは、偏光板の厚みと実質的に同じ厚みでなくともよい。たとえば、スペーサの厚みを、メインパネルの偏光板の厚みよりも小さくなるように構成してもよい。
また、第1実施形態では、携帯電話に本発明の表示装置を適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、携帯電話以外の携帯機器にも適用可能である。携帯電話以外の携帯機器としては、たとえば、携帯情報端末(PDA(Parsonal Degital Assistance))、ノートパソコンなどの携帯用パーソナルコンピュータ、電子スチルカメラ、携帯用ゲーム機器、ビデオカメラなどがある。
また、第2実施形態では、スペーサの両面を遮光テープの接着力よりも弱い接着力を有するように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、スペーサのメインパネル側の面のみを接着力の弱い微粘着に形成するとともに、スペーサの遮光テープ側の面を接着力を有しないように構成にしてもよい。
なお、第1実施形態では、遮光テープがメインパネルの突出部と接着するのを抑制するために、遮光テープに、メインパネル側の面に接着力を有しないスペーサを設けた例を示したが、上記第1実施形態とは異なり、図17および図18の変形例に示すような遮光テープ57の接着層57(図18参照)のうち、一方端部57eの領域部分の接着層57dを除去することにより、その除去部分が接着力を有しないように構成してもよい。このように構成しても、遮光テープ57がメインパネルの突出部と接着されるのを抑制することができるので、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態によるLCDユニット(液晶表示装置)をサブパネル側から見た斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるLCDユニットをメインパネル側から見た斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるLCDユニットの分解斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるLCDユニットの概略を示す断面図である。 図1の150−150線に沿った断面図である。 図1に示した第1実施形態によるLCDユニットの遮光テープの斜視図である。 図6の200−200線に沿った断面図である。 図1に示した第1実施形態によるLCDユニットの樹脂フレームをサブパネル側から見た斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるLCDユニットからベゼルを取り外した状態を示した斜視図である。 図9の300−300線に沿った断面図である。 図1に示した第1実施形態によるLCDユニットのメインパネル側のレンズシートを示した斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるLCDユニットのサブパネル側のレンズシートを示した斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるLCDユニットを用いた携帯電話(携帯機器)の開いた状態を示した斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるLCDユニットを用いた携帯電話(携帯機器)の閉じた状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態によるLCDユニット(液晶表示装置)の概略を示した断面図である。 図15に示した第2実施形態によるLCDユニットのスペーサの断面図である。 本発明の変形例による遮光シートの斜視図である。 図17の400−400線に沿った断面図である。 従来の遮光テープを備えたLCDユニットの断面図である。 図19に示した従来の遮光テープを備えたLCDユニットの光源の設置状態を示す断面図である。
符号の説明
10 サブパネル(第2表示パネル)
14 サブパネル用FPC
11a、11b、21a、21b ガラス基板
12a、12b、22a、22b 偏光板
20 メインパネル(第1表示パネル)
24 メインパネル用FPC
31 樹脂フレーム(フレーム部)
33 LED(光源)
34 LED用FPC(光源用フレキシブルプリント配線板)
35 導光板
36、51 拡散シート
37a、37b、52a、52b レンズシート
371a、371b ベースシート部
372a、372b プリズム部
38、53 遮光テープ
42 共通FPC
54 両面テープ
55、56 スペーサ
58 隙間部

Claims (10)

  1. 第1表示パネルと、
    前記第1表示パネルに少なくとも用いられる光源を含む照明部と、
    前記第1表示パネルと前記照明部との間に配置され、前記照明部からの光が外部に漏れるのを抑制するとともに接着力を有する遮光テープと、
    前記遮光テープと前記第1表示パネルとの間に配置されるスペーサとを備えた、表示装置。
  2. 前記第1表示パネルを収納するフレーム部と、前記光源が取り付けられる光源用フレキシブルプリント配線板とをさらに備え、
    前記第1表示パネルは、前記遮光テープによって、前記フレーム部に固定され、
    前記スペーサは、前記光源用フレキシブルプリント配線板に対応する領域に配置され、
    前記スペーサの少なくとも前記第1表示パネル側の面は、接着力を有しない、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1表示パネルを収納するフレーム部と、前記光源が取り付けられる光源用フレキシブルプリント配線板とをさらに備え、
    前記第1表示パネルは、前記遮光テープによって、前記フレーム部に固定され、
    前記スペーサは、前記光源用フレキシブルプリント配線板に対応する領域に配置され、
    前記スペーサの少なくとも前記第1表示パネル側の面は、前記遮光テープの接着力よりも弱い接着力を有するとともに、前記第1表示パネルに接着されている、請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記遮光テープの接着力よりも弱い接着力を有する両面テープをさらに備え、
    前記両面テープは、前記遮光テープの前記光源側の一方端部と前記光源用フレキシブルプリント配線板とを接着するように配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記第1表示パネルは、輝度を向上させるための偏光板をさらに含み、
    前記スペーサは、前記偏光板と実質的に同じ厚みを有している、請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記第1表示パネルは、第1透明基板と、前記第1透明基板に対向するように配置されるとともに、側方に突出する突出部を有する第2透明基板とを含み、
    前記スペーサは、前記第1表示パネルの第2透明基板の突出部と前記遮光テープとの間に配置されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記照明部は、前記光源に対して水平方向に対向するように配置された導光板を含み、
    前記遮光テープと前記導光板との間に、前記導光板側から順に配置された拡散シートおよびレンズシートをさらに備えている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  8. 前記照明部に対して前記第1表示パネルと反対側に配置されるとともに、前記第1表示パネルよりも小さい面積を有する第2表示パネルをさらに備える、請求項1〜7に記載の表示装置。
  9. 前記光源および前記導光板は、前記第1表示パネルおよび前記第2表示パネルに対して共通に用いられる、請求項8に記載の表示装置。
  10. 情報を表示するための表示装置と、情報を入力するための入力部とを備えた携帯機器であって、
    前記表示装置は、
    第1表示パネルと、
    前記第1表示パネルに少なくとも用いられる光源を含む照明部と、
    前記第1表示パネルと前記照明部との間に配置され、前記照明部からの光が外部に漏れるのを抑制するとともに接着力を有する遮光テープと、
    前記遮光テープと前記第1表示パネルとの間に配置されるスペーサとを含む、携帯機器。
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