JP2008064888A - 電気泳動表示装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも着色剤の分散液または溶解液が複数の液室に充填された電気泳動表示装置であって、前記複数の液室へ前記分散液または溶解液を導入する導入口と、液室の圧力開放口とを有し、前記複数の液室は、他の液室と連通する、少なくとも2つの導通流路が設けられる。
【選択図】図10
Description
本実施形態において使用される分散媒(分散媒体)は、着色微粒子を適当に分散し、かつ非導電性である液体が選ばれる。
白色粒子として、二酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化チタンなどの金属酸化物の固体粒子が使用できる。黒色の着色粒子としては、例えば、カーボンブラック、アニリンブラック、ファーネスブラック、ランプブラック等が使用できる。
電気泳動装置を構成する各液室を連結する導通流路の形状は、図1などのようにストレートであってもよいが、液充填後の着色微粒子の移動を防止する観点から、進行方向を変化させるように構成していることが望ましい。すなわち、実質的に変化していることが好ましい。
表示装置の液導入口及び圧力開放口は、図3に各表示画素列からなる2次元構成で示すように、各液室配列31〜3N毎に設けられていることが望ましい。
<1>工法
本実施形態において使用される液室及び導通流路は、エンボス法による凹形状/導通流路の形成及び、平板との接合により形成することができる。基板上に熱可塑性又は熱硬化性の前駆体若しくは樹脂層で被覆した後、予めパターン形成した雄型を用いて熱可塑性又は熱硬化性の前駆体若しくは樹脂層をエンボス加工し、硬化させて形成する方法や、基板上に光硬化性前駆体層を被覆した後、光硬化性層を画像露光し、現像液又は溶媒によって非露光領域を除去して形成する方法等が挙げられる。
本実施形態の表示装置を構成する液室を形成する部材について、以下に説明する。
液充填部及び圧力開放口を封止する封止部材としては一般的な接着部材でよく、具体的にはアクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、エポキシ樹脂等を用いることが出来る。たとえば本実施形態では光硬化樹脂などの放射線硬化樹脂をディスペンサ等を用いて塗布して封止することができる。
本実施形態の電気泳動型表示装置は、上記した液室へ液を充填する方法を、以下に説明する。
画像形成手段としては、上記手段によって形成された、可変型表示部材を、TFT(薄膜トランジスタ)をマトリックス状に配置した基板を利用して電圧をON/OFFする方法が主に用いられるが、これに限定されるものではない。
図1に示した長方形型液室及びストレート形状の導通流路を、ホットエンボス法によってポリカーボネート樹脂上に形成した。樹脂下部に電極を設けた。基板上部は、ITO(indium tin oxide)電極付きPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを用いて液室1及び流路構造を形成し、ポリカーボネート基板に貼り合わせた。
電気泳動着色微粒子として、数平均粒子径が120nmのカーボンブラック及び数平均粒子径が452nmの酸化チタンを用いた。電気泳動着色微粒子を分散する絶縁性媒体として、アイソパーG(登録商標、エクソンモービル製:イソパラフィン系分散剤)を用い、これに前記2種類の電気泳動着色微粒子を分散させ、その分散性が良好であることを確認した。
前記着色微粒子分散体を、前記吸引方式によって前記液室/導通流路構造体へと導入を行った。液入り口圧は大気圧であり、圧力開放側の圧力を大気圧から500Paに、30秒かけて減圧した。
2 流路
3 導入口
4 圧力開放口
10−1 前記液室構造
10−2 導入口
10−3 圧力開放口
10−4、10−5 接続部
10−6、10−7 ポンプ
21 液室隔離壁
41 液室
42 導通流路
43 導入口
44 圧力開放口
51 上面基板
52 下面基板
71 上面基板
72 隔壁
91a、91b、91c 液導入部
92 液室
93 導通流路
94a、94b、94c 圧力開放口
111 接続部(加圧部または液体との接続部)
112 加圧手段
113 送液方向
114 液室充填
115 充填完了
116 封止部材
121 (減圧部との接続のための)接続部
122 吸引手段(減圧手段)
123 送液方向
124、125 液室充填液
126 封止部材
h 隔壁高さ
L 液室の一辺の長さ
Claims (11)
- 少なくとも着色剤の分散液または溶解液が複数の液室に充填された電気泳動表示装置であって、
前記複数の液室へ前記分散液または溶解液を導入する導入口と、液室の圧力開放口とを有し、
前記複数の液室は、他の液室と連通する少なくとも2つの導通流路が設けられたことを特徴とする電気泳動表示装置。 - 前記着色剤を含む分散液または溶解液を複数種類からなり、少なくとも前記複数種類の着色剤の分散液または溶解液毎に前記導入口および前記圧力開放口が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気泳動表示装置。
- 前記導通流路の断面積が、1×10-10m2以上であり、かつ前記導通流路の存在する前記液室壁面の面積以下であることを特徴とする請求項1記載電気泳動表示装置。
- 前記導通流路の導通流路が実質的に変化していることを特徴とする請求項1記載の電気泳動表示装置。
- 前記分散液または溶解液を導入する導入口と、流体の圧力開放口とが開封自在に構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の電気泳動表示装置。
- 少なくとも着色剤の分散液または溶解液が、複数の液室に充填された電気泳動表示装置の製造方法であって、
前記複数の液室へ前記分散液または溶解液を導入する導入口と、液室の圧力開放口とを設け、前記複数の液室に他の液室と導通する少なくとも2つの導通流路を設けることを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。 - 前記着色剤を含む分散液または溶解液を複数種類使用し、少なくとも前記複数種類の着色剤の分散液または溶解液毎に前記導入口および前記圧力開放口を設けることを特徴とする請求項6記載の電気泳動表示装置の製造方法。
- 前記導通流路の断面積を、1×10-10m2以上とし、かつ導通流路の存在する前記液室壁面の面積以下とすることを特徴とする請求項6または7記載の電気泳動表示装置の製造方法。
- 前記導通流路の導通経路を実質的に変化させることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置の製造方法。
- 前記分散液または溶解液を導入する導入口と、流体の圧力開放口とを封止することを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置の製造方法。
- 前記複数種類の分散液または溶解液の導入口が同一平面上にないことを特徴とする請求項7記載の電気泳動表示装置の製造方法。
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