JP2008064888A - 電気泳動表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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義浩 法兼
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秀之 宮澤
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Abstract

【課題】電気泳動表示装置において、着色微粒子の偏りによる画像ムラの発生しない、表示特性の高い電気泳動型表示装置と、これを効率よく生産できる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも着色剤の分散液または溶解液が複数の液室に充填された電気泳動表示装置であって、前記複数の液室へ前記分散液または溶解液を導入する導入口と、液室の圧力開放口とを有し、前記複数の液室は、他の液室と連通する、少なくとも2つの導通流路が設けられる。
【選択図】図10

Description

本発明は、電気泳動表示装置及び電気泳動表示製造方法に関し、特に着色微粒子を非導電性流体中で電気泳動させ、ディスプレイ表示を行う、電気泳動表示製造装置の表示部及び該表示装置の製造方法に関する。
従来、文字や静止画、動画等のいわゆる画像の表示用端末としてCRTや液晶ディスプレイなどが用いられている。これらはデジタルデータを瞬時に表示し、書き換えることができるが、装置を常に持ち歩くことは困難であり、長時間の作業で眼が疲労し、一方、電源をオフにすると表示できないなど多くの欠点もある。
一方、文字や静止画を書類などとして配布や保存するときは、プリンタにより紙媒体に記録される。この紙媒体は、いわゆるハードコピーとして、広く使用されているものである。ハードコピーは、ディスプレイより文章を読みやすく、疲れにくく、自由な姿勢で何度でも読むことができる。さらに、軽量で自由に持ち運び可能であるという特徴を有する。しかし、ハードコピーは使用された後は廃棄され、リサイクルされるが、そのリサイクルには多くの労力と費用を要するので省資源の点、地球環境の点で問題が残る。
以上のディスプレイとハードコピーの両方の長所を持った書き換え可能なペーパーライクな表示媒体のニーズは高く、これまでに高分子分散型液晶、双安定性コレステリック液晶、エレクトロクロミック素子、電気泳動素子等を用いた表示媒体が反射型で明るい表示ができ、かつメモリ性のある表示媒体として注目されている。中でも電気泳動素子を用いたものは、表示品質、表示動作時の消費電力の点で優れており、例えば、特許文献1、2などに開示されている。
電気泳動表示媒体では、一組の透明電極の間に、着色した分散媒中に分散媒の色とは異なる色を有する複数の電気泳動粒子を分散させた分散液を封入している。この場合、その電気泳動粒子(単に泳動粒子とも言う)は、分散媒中で表面に電荷を帯びており、透明電極の一方に泳動粒子の電荷と逆向きの電圧を与えた場合には、泳動粒子が逆向きの電圧を与えた透明電極に堆積して泳動粒子の色が観測され、泳動粒子の電荷と同じ向きの電圧を与えた場合には泳動粒子はその電極と反対方向側に移動するため分散媒の色が観測される。これにより表示を行うことができる。
また、分散液中の粒子の偏りを防止するため、マイクロカプセルで分散液を内包した発明が開示されている(例えば特許文献3参照)。
マイクロカプセルのカプセル壁となる材料にはゼラチン−アラビアゴムをはじめ数多くの樹脂が使用されている。
特開平5−173194号公報 特許第2612472号公報 特許第2551783号公報
しかしながら、前記したように、電気泳動微粒子の分散液を、一定の体積内に一定量封入する試みが行われてきたが、気泡の混入や、マイクロカプセルの粒子径の不均一、及び不均一多層化などの問題による画像ムラ、画質の不安定化の課題は依然解決されていないのが実情のようである。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、着色微粒子の偏りによる画像ムラの発生しない、表示特性の高い電気泳動型表示装置、この装置を効率よく生産できる方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、少なくとも着色剤の分散液または溶解液が複数の液室に充填された電気泳動表示装置であって、前記複数の液室へ前記分散液または溶解液を導入する導入口と、液室の圧力開放口とを有し、前記複数の液室は、他の液室と連通する少なくとも2つの導通流路が設けられた電気泳動表示装置であることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の電気泳動表示装置において、前記着色剤を含む分散液または溶解液を複数種類有し、少なくとも前記複数種類の着色剤の分散液または溶解液毎に前記導入口及び前記圧力開放口が形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1記載の電気泳動表示装置において、前記導通流路の断面積が、1×10-102以上であり、かつ前記導通流路の存在する前記液室壁面の面積以下であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1記載の電気泳動表示装置において、前記導通流路の導通流路が実質的に変化していることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1または2記載の電気泳動表示装置において、前記分散液または溶解液を導入する導入口と、流体の圧力開放口とが開封自在に構成されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、少なくとも着色剤の分散液または溶解液が、複数の液室に充填された電気泳動表示装置の製造方法であって、前記複数の液室へ前記分散液または溶解液を導入する導入口と、液室の圧力開放口とを設け、前記複数の液室に他の液室と導通する少なくとも2つの導通流路を設ける電気泳動表示装置の製造方法であることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6記載の電気泳動表示装置の製造方法において、前記着色剤を含む分散液または溶解液を複数種類使用し、少なくとも前記複数種類の着色剤の分散液または溶解液毎に前記導入口及び前記圧力開放口を設けることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6または7記載の電気泳動表示装置の製造方法において、前記導通流路の断面積を、1×10-102以上とし、かつ導通流路の存在する前記液室壁面の面積以下とすることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置の製造方法において、前記導通流路の導通経路を実質的に変化させることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項6から9のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置の製造方法において、前記分散液または溶解液を導入する導入口と、流体の圧力開放口を封止することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項7記載の複数種類の分散液または溶解液の導入口が同一平面上にない電気泳動表示装置の製造方法であることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも着色剤の分散液または溶解液が、複数の液室に充填された電気泳動表示装置であって、前記複数の液室へ前記分散液または溶解液を導入する導入口を有し、液室の圧力開放口を有し、前記複数の液室には、他の液室と導通する、少なくとも2つ以上の導通流路が設けられた構成であることを特徴とする電気泳動表示装置により、実質的に隔離された独立した液室に、着色剤を含んだ液が均一に充填され、低電圧で駆動するマルチカラーも容易に実現できる表示装置を提供することが可能となる。
また、着色粒子の沈降等による、液室間の着色粒子の移動を抑制することが可能となり、着色微粒子分散流体を漏洩することなく、また水分の吸収のない表示装置を提供することが可能となる。
また、着色剤を含む溶解液または分散液を、1個の導入口より多数の液室へ均一に充填することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(分散媒体)
本実施形態において使用される分散媒(分散媒体)は、着色微粒子を適当に分散し、かつ非導電性である液体が選ばれる。
例えばこのような液体としては、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ドデカン等のパラフィン系炭化水素、イソヘキサン、イソオクタン、イソドデカン等のイソパラフィン系炭化水素、流動パラフィン等のアルキルナフテン系炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、アルキルベンゼン、ソルベントナフサ等の芳香族炭化水素、ジメチルシリコーンオイル、フェニルメチルシリコーンオイル、ジアルキルシリコーンオイル、アルキルフェニルシリコーンオイル、環状ポリジアルキルシロキサン又は環状ポリアルキルフェニルシロキサン等のシリコーン系オイルなどが挙げられる。
(着色微粒子)
白色粒子として、二酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化チタンなどの金属酸化物の固体粒子が使用できる。黒色の着色粒子としては、例えば、カーボンブラック、アニリンブラック、ファーネスブラック、ランプブラック等が使用できる。
シアンの着色粒子としては、例えば、フタロシアニンブルー、メチレンブルー、ビクトリアブルー、メチルバイオレット、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー等が使用できる。
マゼンタの着色粒子としては、例えば、ローダミン6Gレーキ、ジメチルキナクリドン、ウォッチングレッド、ローズベンガル、ローダミンB、アリザリンレーキ等が使用できる。イエロの着色粒子としては、例えば、クロムイエロ、ベンジジンイエロ、ハンザイエロ、ナフトールイエロ、モリブデンオレンジ、キノリンイエロ、タートラジン等が使用できる。
(導通流路及び液室構成)
電気泳動装置を構成する各液室を連結する導通流路の形状は、図1などのようにストレートであってもよいが、液充填後の着色微粒子の移動を防止する観点から、進行方向を変化させるように構成していることが望ましい。すなわち、実質的に変化していることが好ましい。
図1に示すように、着色剤を分散または溶解する液を、実質的に均等な体積で区切ってある液室1は、隣接する液室との隔壁に一部設けられた流路2によって導通している。導通する液室同士は一直線上に配列することが望ましいが、これに限るものではなく、画像ムラなく最適に表示がなされるように構成される。また、液通過方向の最初と最後の液室は、それぞれ導入口3、圧力開放口4と導通(連通)している。
この導通流路の断面積は、液室内に存在する着色剤の移動を防止する観点から、液室を表示方向に対して垂直な平面によって断面を見た場合の断面積に比較して十分小さいことが必要である。より具体的には、液室断面積の1/10以下であることが望ましい。また、液を充填する際はこの流路2の断面積は、液抵抗を抑制するために、1×10-102以上であることが望ましい。
また、図2に示すように各液室では、隣接する各液室同士を隔離する壁21の厚みは、液充填時に、液抵抗の負荷によって変形しない程度であり、しかも可能な限り薄くすることが、表示装置の画像濃度及びコントラストの観点から望ましい。より具体的には、液充填時の最大液圧が100kPa以下の場合、隔壁高さをhとした場合に、h/20以上であり、表示の観点からは、液室の一辺の大きさをLとした場合、L/10以下であることが望ましい。
(液導入口及び圧力開放口)
表示装置の液導入口及び圧力開放口は、図3に各表示画素列からなる2次元構成で示すように、各液室配列31〜3N毎に設けられていることが望ましい。
<液室及び流路形成方法>
<1>工法
本実施形態において使用される液室及び導通流路は、エンボス法による凹形状/導通流路の形成及び、平板との接合により形成することができる。基板上に熱可塑性又は熱硬化性の前駆体若しくは樹脂層で被覆した後、予めパターン形成した雄型を用いて熱可塑性又は熱硬化性の前駆体若しくは樹脂層をエンボス加工し、硬化させて形成する方法や、基板上に光硬化性前駆体層を被覆した後、光硬化性層を画像露光し、現像液又は溶媒によって非露光領域を除去して形成する方法等が挙げられる。
上記前駆体としては、例えば、アクリレート、メタクリレート、シアノアクリレート、エポキシ系、オレフィン系、パラフィン系、酢酸ビニル系、ウレタン系、アイオノマー系、エラストマー系、シリコーン系、フッ素系等のモノマー、オリゴマーやポリマーの少なくとも1種を用いることができる。これらは、望ましい化学的、物理的、機械的特性、例えば、強度、屈曲性、可撓性等が得られるように選択される。これらは1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることもでき、更に、前駆体に応じて、適宜添加剤を加えることも可能である。
上記エンボス法により形成された凹形状/導通流路の上面開口部と、平面基板とを接合する方法としては、凹構造の隔壁上端部と基板を接着部材により接着したり、熱または光硬化材料を用いて接合したりするなどの方法を選択することが好ましい。
<2>部材
本実施形態の表示装置を構成する液室を形成する部材について、以下に説明する。
液室の壁面を構成する材質としては、充填する液に溶解しない材料であり、可視光領域において透明または白色状態であればよい。より具体的には、ガラスまたは、ポリカーボネート等のプラスチックなどが好ましく、上記工法を用いることによって安価で容易に形状成型できるので好ましい。
液室下面、つまり画像表示時に不可視部分は、壁面と同一部材であってもよくもしくは液を漏洩しない部材であればよい。
液室上面は、ITO薄膜に代表される透明電極を具備しその上に保護層としての透明プラスチック薄膜またはガラス基板によって覆われている。また、図示しないが、ITO膜と液室との間に、適切な非導電部材で構成される膜を適切に配置してもよい。
<封止部材>
液充填部及び圧力開放口を封止する封止部材としては一般的な接着部材でよく、具体的にはアクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、エポキシ樹脂等を用いることが出来る。たとえば本実施形態では光硬化樹脂などの放射線硬化樹脂をディスペンサ等を用いて塗布して封止することができる。
<液充填手段>
本実施形態の電気泳動型表示装置は、上記した液室へ液を充填する方法を、以下に説明する。
本実施形態では、液導入口と、圧力開放口部との間に圧力差を発生させ、この圧力差を利用して液を液室へ均一に充填する。
図4に示すように、液室41及び導通流路42が配列した行列(行と列とからなるマトリクス状のもの)には、各列毎、または複数の列をまとめて一の導入口43とが通じており、各列毎、または複数の列をまとめた一の圧力開放口44に通じている構成のいずれかを有する。
導通流路は隔壁の一部に設けられているが、例えば図5に示すように、表示装置上面基板51と下面基板52に設けられた隔壁の間に存在する構成とする場合、矢印の方向に液は徐々に充填され、そして図6に示すように液体の充填が完了する。また図7に示すように、上面基板71と下面基板の間に設けられた隔壁72の縦方向の隙間としてほぼその中央付近に導通流路が設けられた場合には、矢印の方向から液は徐々に充填され、液充填が完了すると図8のようになる。
更に、本実施形態の製造方法によれば、マルチカラー表示を必要とする場合、図9に示すように、各色毎の液室92、導通流路93の配列への液導入部を91a、91b、91cのように各色毎に分離し、更に、必要に応じて圧力開放口も、94a、94b、94cのように分離することができ、以下に示す各工程を各色種毎に実行することによって、複数種の色の分散液または溶解液を確実に充填された液室を配列することが可能となる。
図10に示すように、前記液室構造10−1及び導入口10−2、圧力開放口10−3をもつ表示装置部材に、液導入及び圧力開放のための接続部10−4及び10−5を接続する。前記圧力差を発生する手段としては、導入口前方に設けたポンプ10−6または、圧力開放口後方に設けたポンプ10−7などがあげられる。ポンプ10−6としては、具体的には、モーノポンプ、ギアポンプ、ダイアフラムポンプなど、定量性の高いポンプが望ましいが、圧縮気体による加圧で送液を行う方式を採用することもできる。ポンプ10−7としては、ダイアフラムポンプ、ロータリーポンプ、拡散ポンプ等、吸引型のポンプ(減圧系ポンプ)であり、導入口10−2と圧力開放口10−3の間に所望の圧力差を発生することが可能であればよい。いずれの方式においても、液圧力を計測する装置と、圧力レギュレータ(圧力調整手段)を具備することが、圧力制御の観点から最も望ましい。
以下に、より具体的に、3つの方式を説明する。すなわち、(イ)加圧充填方式、(ロ)吸引充填方式、または(ハ)加圧・吸引同時方式であり、そのいずれを用いても本実施形態は実現可能である。換言すればポンプ10−6とポンプ10−7の少なくとも1つを用いることによって、本実施形態で使用する分散液または溶解液を、電気泳動装置を構成する液室に注入することができる。
まず、(イ)加圧方式について、図11を参照しながら説明する。
第一の工程において、電気泳動表示装置の液導入口10−2に着色分散液または溶解液(以下、「液」ということがある)を導入する手段であるポンプ10−6との接続部111を設置する(図11の「(2)接続部取付け」参照)。次に、加圧手段10−6により液を、液貯留部よりポンプ10−6を介して113方向へ送液し、液114を液室1へ充填する(図11の「(3)液充填」参照)。充填完了後、液114は全ての液室に均等に充填され(図11の「(4)液充填完了」参照)、最終工程として、前記封止部材116を液導入口43及び圧力開放口44に塗布して封止し、充填を完了する(図11の「(5)表示装置表示部(封止後)」参照)。
次に前記した(ロ)吸引充填方式について、図12を参照しながら説明する。
第一の工程において、液導入口43に着色分散液または溶解液の貯留部との接続部111を設置し、圧力開放口44に吸引手段10−7との接続部121を設置する。次に、前記吸引手段10−7により液を液貯留部より123方向へ送液し、液124を液室1に充填する(図12の「(3)液充填」参照)。充填完了後、液124は全ての液室1に均等に充填され(図12の「(4)液充填完了」参照)、最終工程として、前記封止部材126を液導入口及び圧力開放口に塗布した後封止し、充填を完了する(図12の「(5)表示装置表示部(封止後)」参照)。
次に前記した(ハ)加圧吸引方式について、図13を参照しながら説明する。
第一の工程において、液導入口43に着色分散液または溶解液の加圧手段である送液ポンプ10−6との接続部111を設置し、圧力開放口44へ吸引手段であるポンプ10−7との接続部121を設置する(図12の「(3)液充填」参照)。次に、送液ポンプ10−6及びポンプ10−7により発生する圧力差によって、液を液貯留部より134方向へ送液し、液135を液室1へ充填する。充填完了後、液135は全ての液室に均等に充填され(図12の「(4)液充填完了」参照)、最終工程として、前記封止部材137を液導入口43及び圧力開放口44に塗布した後封止し、充填を完了する(図13の「(5)表示装置表示部(封止後)」参照)。
<画像形成方法>
画像形成手段としては、上記手段によって形成された、可変型表示部材を、TFT(薄膜トランジスタ)をマトリックス状に配置した基板を利用して電圧をON/OFFする方法が主に用いられるが、これに限定されるものではない。
以下に実施例を示す。
<液室/導通流路形状の形成>
図1に示した長方形型液室及びストレート形状の導通流路を、ホットエンボス法によってポリカーボネート樹脂上に形成した。樹脂下部に電極を設けた。基板上部は、ITO(indium tin oxide)電極付きPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを用いて液室1及び流路構造を形成し、ポリカーボネート基板に貼り合わせた。
このとき、液室は実質的に同じ形状であり、液室深さ(図2のh)は50μmであり、縦と横の長さ(図2のL)は共に180μmであった。導通流路の深さは20μm、幅は10μm、長さは20μmであった。液室は1050個一直線上に配列され、総長さは210mmで有る一列の液室/導通流路構造体を、1050行縦に並列させた構造であった。液導入口及び圧力開放口は、各列毎に配置した。
<着色微粒子及び分散媒体>
電気泳動着色微粒子として、数平均粒子径が120nmのカーボンブラック及び数平均粒子径が452nmの酸化チタンを用いた。電気泳動着色微粒子を分散する絶縁性媒体として、アイソパーG(登録商標、エクソンモービル製:イソパラフィン系分散剤)を用い、これに前記2種類の電気泳動着色微粒子を分散させ、その分散性が良好であることを確認した。
<液充填方法>
前記着色微粒子分散体を、前記吸引方式によって前記液室/導通流路構造体へと導入を行った。液入り口圧は大気圧であり、圧力開放側の圧力を大気圧から500Paに、30秒かけて減圧した。
その結果、目立った気泡が混入することなく前記着色微粒子分散液を、前記液室/導通流路に充填することが可能であった。また、形成された構造体下部に電極を設け、構造体内部に存在するITO電極との間に20Vの電圧差を設けたところ、白黒コントラストの良好な電気泳動ベタ表示特性を示した。前記構造体を、一週間縦に置いて再度同様の表示を行ったが、目立った色の偏りなどは確認されなかった。
図14に示すように、流路を水平方向に対し45度傾斜し、中間地点で−45度に傾斜させた形状に形成し、流路長さは30μmとした以外は実施例1と同様にして行った。
その結果、目立った気泡が混入することなく、前記着色微粒子分散液を、前記液室/導通流路に充填することが可能であった。また、形成された構造体下部に電極を設け、構造体内部に存在するITO電極との間に20Vの電圧差を設けたところ、白黒コントラストの良好な電気泳動ベタ表示特性を示した。この構造体を一週間縦に置いて再度同様の表示を行ったが、目立った色の偏りなどは確認されなかった。
図15に示すように、総長80μmの、コの字形状の流路を形成した構造体を用いた以外は実施例1と同様にして行った。
その結果、目立った気泡が混入することなく、前記着色微粒子分散液を前記液室/導通流路に充填することが可能であった。また、形成された構造体下部に電極を設け、構造体内部に存在するITO電極との間に20Vの電圧差を設けたところ、白黒コントラストの良好な電気泳動ベタ表示特性を示した。この構造体を一週間縦に置いて(すなわち、L×Lの液室面側を垂直に立てて置いて)再度同様の表示を行ったが、目立った色の偏りなどは確認されなかった。
図16に示すように、総長80μmの、コの字形状の流路(各々のコの字状の流露の長さが80μm)を、上下交互に配置した構造体を用いた。その他の形状パラメータは実施例1と同一であった。また、着色微粒子及び分散体、液充填方法も実施例1と同一の形態で行った。
その結果、目立った気泡が混入することなく前記着色微粒子分散液を、前記液室/導通流路に充填することが可能であった。また、形成された構造体下部に電極を設け、構造体内部に存在するITO電極との間に20Vの電圧差を設けたところ、白黒コントラストの良好な電気泳動ベタ表示特性を示した。前記構造体を、前記実施例同様に一週間縦に置いて再度同様の表示を行ったが、目立った色の偏りなどは確認されなかった。
実施例4と同一のコの字流路を上下交互に形成した構造体(図16参照)を用い、その他の形状パラメータは実施例1と同一であり、また着色微粒子及び分散体も実施例1と同一のものを用い液充填方式として、加圧方式藻採用して液の液室/導通流路構造体へと導入を行った。圧力開放口は大気圧であり、液導入口の圧力を大気圧からさらに100kPaを印加するのに180秒かけて加圧を行った。
その結果、目立った気泡が混入することなく、着色微粒子分散液を液室/導通流路に充填することが可能であった。また、形成された構造体下部に電極を設け、構造体内部に存在するITO電極との間に20Vの電圧差を設けたところ、白黒コントラストの良好な電気泳動ベタ表示特性を示した。前記構造体を、一週間縦に置いて再度同様の表示を行ったが、目立った色の偏りなどは確認されなかった。
実施例4と同一のコの字流路を上下交互に形成した構造体を用いた。その他の形状パラメータは実施例1と同一であった。また、着色微粒子及び分散体も実施例1と同一の形態で行った。
液充填方法を、加圧吸引方式にして行い、これにより前記液室/導通流路構造体へと導入を行った。液導入口の圧力を大気圧から100kPaをさらに印加するのに60秒かけて加圧を行い、同時に、圧力開放口において、大気圧から50Paまでを60秒かけて減圧を行った。
その結果、目立った気泡が混入することなく前記着色微粒子分散液を、前記液室/導通流路に充填することが可能であった。また、形成された構造体下部に電極を設け、構造体内部に存在するITO電極との間に20Vの電圧差を設けたところ、白黒コントラストの良好な電気泳動ベタ表示特性を示した。前記構造体を、一週間縦に置いて再度同様の表示を行ったが、目立った色の偏りなどは確認されなかった。
実施例5と同一の液室/導通流路構造体を用いたが、液導入口及び圧力開放口を図9に示すように500μmピッチで3段階にずらして配置し、シアン着色微粒子分散体、マゼンタ着色微粒子分散体、イエロ着色微粒子分散体を交互に配列するように、一色ずつ、3度にわたり前記吸引方式によって前記3分散体を液室に充填した。
その結果、目立った気泡が混入することなく前記着色微粒子分散液を、前記液室/導通流路に充填することが可能であった。また、形成された構造体下部に電極を設け、構造体内部に存在するITO電極との間に20Vの電圧差を設け、着色した様子を顕微鏡により各液室を観測したところ、コントラストの良好な電気泳動ベタ表示特性を示した。前記構造体を、一週間縦に置いて再度同様の表示を行ったが、目立った色の偏りなどは確認されなかった。
本実施形態の表示装置画面を構成する各液室の連結した流路の(一次元流路)例を示す断面図である。 本実施形態の表示装置の画面を構成する液室の一個の構成例を示す斜視図である。 本実施形態の表示装置の表示面における二次元構造配列を示した断面図である。 本実施形態の表示装置の構成例を示す平面図である。 本実施形態の表示装置の例を示す図であり、各液室への液充填を示す斜視図である。 本実施形態の表示装置の例を示す図であり、各液室への液充填の完了時の着色粒子の状況を示す斜視図である。 本実施形態の表示装置の例を示す図であり、隔壁の縦方向の隙間と各液室への液充填を示す斜視図である。 本実施形態の表示装置の例を示す図であり、縦方向に隔壁の隙間がある装置の各液室への液充填を示す斜視図である。 本実施形態の表示装置の例を示す図であり、マルチカラー表示の場合の液室構成を示す平面図である。 本実施形態の表示装置の例を示す図であり、カラー表示への着色液搬送方式を説明するための斜視図である。 本実施形態の表示装置の製造例を示す図であり、カラー表示への着色液搬送方式である加圧充填方式を説明するための断面図と斜視図である。 本実施形態の表示装置の製造例を示す図であり、着色液搬送方式のうちの吸引充填方式を示す断面図と斜視図である。 本実施形態の表示装置の製造例を示す図であり、着色液搬送方式の内の加圧・吸引充填方式を示す断面図と斜視図である。 本実施形態の表示装置の例を示す図であり、各液室間流路を45度傾斜した表示装置の例を示す断面図である。 本実施形態の表示装置の例を示す図であり、コの字形状の流路を使用した表示装置の例を示す断面図である。 本実施形態の表示装置の例を示す図であり、コの字形状の流路を、上下交互に配置した表示装置の例を示す断面図である。
符号の説明
1 液室
2 流路
3 導入口
4 圧力開放口
10−1 前記液室構造
10−2 導入口
10−3 圧力開放口
10−4、10−5 接続部
10−6、10−7 ポンプ
21 液室隔離壁
41 液室
42 導通流路
43 導入口
44 圧力開放口
51 上面基板
52 下面基板
71 上面基板
72 隔壁
91a、91b、91c 液導入部
92 液室
93 導通流路
94a、94b、94c 圧力開放口
111 接続部(加圧部または液体との接続部)
112 加圧手段
113 送液方向
114 液室充填
115 充填完了
116 封止部材
121 (減圧部との接続のための)接続部
122 吸引手段(減圧手段)
123 送液方向
124、125 液室充填液
126 封止部材
h 隔壁高さ
L 液室の一辺の長さ

Claims (11)

  1. 少なくとも着色剤の分散液または溶解液が複数の液室に充填された電気泳動表示装置であって、
    前記複数の液室へ前記分散液または溶解液を導入する導入口と、液室の圧力開放口とを有し、
    前記複数の液室は、他の液室と連通する少なくとも2つの導通流路が設けられたことを特徴とする電気泳動表示装置。
  2. 前記着色剤を含む分散液または溶解液を複数種類からなり、少なくとも前記複数種類の着色剤の分散液または溶解液毎に前記導入口および前記圧力開放口が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気泳動表示装置。
  3. 前記導通流路の断面積が、1×10-102以上であり、かつ前記導通流路の存在する前記液室壁面の面積以下であることを特徴とする請求項1記載電気泳動表示装置。
  4. 前記導通流路の導通流路が実質的に変化していることを特徴とする請求項1記載の電気泳動表示装置。
  5. 前記分散液または溶解液を導入する導入口と、流体の圧力開放口とが開封自在に構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の電気泳動表示装置。
  6. 少なくとも着色剤の分散液または溶解液が、複数の液室に充填された電気泳動表示装置の製造方法であって、
    前記複数の液室へ前記分散液または溶解液を導入する導入口と、液室の圧力開放口とを設け、前記複数の液室に他の液室と導通する少なくとも2つの導通流路を設けることを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  7. 前記着色剤を含む分散液または溶解液を複数種類使用し、少なくとも前記複数種類の着色剤の分散液または溶解液毎に前記導入口および前記圧力開放口を設けることを特徴とする請求項6記載の電気泳動表示装置の製造方法。
  8. 前記導通流路の断面積を、1×10-102以上とし、かつ導通流路の存在する前記液室壁面の面積以下とすることを特徴とする請求項6または7記載の電気泳動表示装置の製造方法。
  9. 前記導通流路の導通経路を実質的に変化させることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置の製造方法。
  10. 前記分散液または溶解液を導入する導入口と、流体の圧力開放口とを封止することを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の電気泳動表示装置の製造方法。
  11. 前記複数種類の分散液または溶解液の導入口が同一平面上にないことを特徴とする請求項7記載の電気泳動表示装置の製造方法。
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