JP2010197494A - 情報表示用パネル - Google Patents

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博貴 山崎
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Abstract

【課題】パネル構造体としての可とう性(フレキシビリティ)を得ることができ、しかも、一定の基板間ギャップおよび十分な接合強度を得ることができるとともに隔壁の構成を最適化した情報表示用パネルを提供する。
【解決手段】隔壁を、(1)複数のセルに対応して形成され、所定ギャップに対応する高さを有し、所定ギャップを保持するための基板間ギャップ確保用部材と、(2)基板間ギャップ確保用部材以外の部分で形成され、フレキシブル基板間に隙間を有して形成された、セルを形成するためのセル形成用部材と、から構成し、(3)隙間を形成する、セル形成用部材の開放端部が、頂上に向かってその縦断面形状が先細り形状となるよう構成し、(4)隙間の間隔をD1、表示媒体を構成する粒子群の平均粒子径をD0としたとき、D1≦D0の関係を満たすよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも一方が透明で対向する2枚のフレキシブル基板間に形成した所定ギャップを有する空間を隔壁で複数のセルに仕切り、粒子群として構成した表示媒体をセル内に配置し、表示媒体を電気的に駆動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルに関するものである。
従来、帯電性粒子を含んだ粒子群を表示媒体として駆動させる帯電粒子移動方式の情報表示用パネルとして、パネルを構成する基板間を隔壁で仕切って構成し、その隔壁で囲まれた小部屋(セル)内に表示媒体とする粒子群を封入し、基板に設けた対電極間に電界を形成して表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルが知られている。また、上記帯電粒子移動方式の情報表示用パネルにおいて、パネル基板を樹脂等のフレキシブルな材料で構成したフレキシブルな情報表示用パネル(電子ペーパー)も提案されている。
さらに、上述した帯電粒子移動方式の情報表示用パネルとして、隔壁をパネルを構成する基板の双方に設け、隔壁の交点部分の高さをそれ以外の部分の高さよりも高くした構成として、双方のパネルを構成する基板を貼り合わせたときに、隔壁の一部分では隙間が形成されるようにした情報表示用パネルも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−23541号公報
図8(a)、(b)はそれぞれ上述した従来の帯電粒子移動方式の情報表示用パネルの一例を説明するための図である。本例では、フレキシブルな情報表示用パネル61を得るために、基板51、52をフレキシブルな材料で構成している。しかしながら、双方の基板51、52の貼り合わせが、図8(a)に示す例では、一方の基板51上に設けた隔壁54の頂上部ともう一方の基板52とを、接着剤62を介して接合して行っており、また、図8(b)の例では、双方の基板51、52に設けた隔壁54−1、54−2の頂上部同士で、接着剤62を介して接合を行っており、基板51、52間にセル57を形成する隔壁54の全体で接合を行っているため、接合部分が密となりパネル構造体としては十分なフレキシビリティを得ることができなかった。なお、53Wは白色表示媒体、53Bは黒色表示媒体である。
図9は従来の帯電粒子移動方式の情報表示用パネルの他の例を説明するための図である。本例では、隔壁54を、隔壁同士の交点にあたる部分55の高さをそれ以外の部分の高さよりも高くした構成として、パネルを構成する基板51、52を貼り合わせるとともに、隔壁54(54−1、54−2)の一部分に隙間63を形成している。しかしながら、双方の基板51、52の貼り合わせ接合が、基板51、52間にセル57を形成する隔壁54−1、54−2の四隅55の頂上部でのみ行われているため、一定の基板間ギャップが得られなかったり、十分な接合強度が得られなかったりするとともに、この場合も接合部が密となりパネル構造体としては十分なフレキシビリティを得ることができなかった。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、パネル構造体としての可とう性(フレキシビリティ)を得ることができ、しかも、一定の基板間ギャップおよび十分な接合強度を得ることができるとともに隔壁の構成を適正にした情報表示用パネルを提供しようとするものである。
本発明の情報表示用パネルは、少なくとも一方が透明で対向する2枚のフレキシブル基板間に形成した所定ギャップを有する空間を隔壁で複数のセルに仕切り、粒子群として構成した表示媒体をセル内に配置し、表示媒体を電気的に駆動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルにおいて、隔壁を、(1)複数のセルに対応して形成され、所定ギャップに対応する高さを有し、所定ギャップを保持するための基板間ギャップ確保用部材と、(2)基板間ギャップ確保用部材以外の部分で形成され、フレキシブル基板間に隙間を有して形成された、セルを形成するためのセル形成用部材と、から構成し、(3)隙間を形成する、セル形成用部材の開放端部が、頂上に向かってその縦断面形状が先細り形状となるよう構成し、(4)隙間の間隔をD1、表示媒体を構成する粒子群の平均粒子径をD0としたとき、D1≦D0の関係を満たすよう構成されたことを特徴とするものである。
本発明の情報表示用パネルの好適例としては、隔壁のうち基板間ギャップ確保用部材を、2枚のフレキシブル基板のどちらか一方に、所定ギャップに対応する高さで形成するとともに、隔壁のうちセル形成用部材を第1および第2のセル形成用部材に分割し、双方のフレキシブル基板の互いに対向して重なる位置に、分割した第1および第2のセル形成用部材の高さを合わせた高さが基板間ギャップ確保用部材の高さ以下になるよう、分割した第1および第2のセル形成用部材を形成して、第1および第2のセル形成用部材のそれぞれの先細り形状の開放端部間に隙間を構成し、基板間ギャップ確保用部材の頂上と対向するフレキシブル基板との間にのみ接着剤を配置して、2枚のフレキシブル基板を貼り合わせたパネル構造としたこと、および、隔壁のうち基板間ギャップ確保用部材を、2枚のフレキシブル基板のどちらか一方に、所定ギャップに対応する高さで形成するとともに、隔壁のうちセル形成用部材を、2枚のフレキシブル基板のどちらか一方に、基板間ギャップ確保用部材の高さ以下の高さで形成して、基板とセル形成用部材の先細り形状の開放端部との間に隙間を構成し、基板間ギャップ確保用部材の頂上と対向するフレキシブル基板との間にのみ接着剤を配置して、2枚のフレキシブル基板を貼り合わせたパネル構造としたこと、がある。
また、本発明の情報表示用パネルの他の好適例としては、基板間ギャップ確保用部材となる隔壁部分と、セル形成用部材となる隔壁部分とを含めた隔壁の配置構成が、四角形セルを格子状に配列するものであること、基板間ギャップ確保用部材となる隔壁部分と、セル形成用部材となる隔壁部分とを含めた隔壁の配置構成において、基板間ギャップ確保用部材の内側に、セル形成用部材によって形成されるセルの最小構成単位が、2×4以上、または、3×3以上となるようにしたこと、がある。
本発明によれば、双方のパネル基板の貼り合わせ接合部分を、基板間ギャップ確保部材の頂上部分のみとし、セル形成用部材は2枚のパネル基板双方あるいは一方に形成後、セル形成用部材の頂上部分には接着剤を配置せずに隙間を持って対向する構造としたので、パネル基板材料のフレキシビリティを活かせるフレキシブルなパネル構造体としての情報表示用パネルが得られる。また、基板間ギャップ確保部材の配置部分でパネル基板の貼り合わせを行い、セル形成用部材は双方あるいは一方の基板に形成後、パネル基板の貼り合わせによって隙間をもたさせる構造において、セル形成用部材の頂上部は縦断面形状で先細り形状の隔壁としたことで、対向位置が多少ずれても粒子が移動時に引っかかって反転移動性に影響するような不具合を発生することがないフレキシブルディスプレイパネルが得られるので、貼り合わせる時のアライメント調整を精密に行わなくてもよいので生産性が向上した。さらに、隙間の間隔をD1、表示媒体を構成する粒子群の平均粒子径をD0としたとき、D1≦D0の関係を満たすよう構成したことで、粒子が隙間を通過して、セル内に配置された粒子量が偏ってしまうことがなくなる。また、隔壁の先端部を尖らせているので、粒子充填時に隔壁上に粒子が乗ることがなくなる。さらに、充填時に隔壁上に粒子が乗っていたとしても、隔壁間の隙間は平均粒子径より小さいので、基板を重ねた際に隔壁同士で粒子を押しのけて隔壁上に粒子が乗ることはない。
(a)−(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのパネル構造体の一例を示す図である。 (a)−(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのパネル構造体の他の例のを示す図である。 (a)−(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルのパネル構造体のさらに他の例を示す図である。 (a)−(h)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルにおけるセル形成用部材の形状(縦断面形状)の一例を示す図である。 (a)−(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法の一例を説明するための図である。 (a)−(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法の他の例を説明するための図である。 (a)−(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法の他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ従来の帯電粒子移動方式の情報表示用パネルの一例を説明するための図である。 従来の帯電粒子移動方式の情報表示用パネルの他の例を説明するための図である。
まず、本発明の一例である帯電粒子移動方式の情報表示用パネルの基本的な構成について説明する。前記情報表示用パネルでは、対向する2枚の基板間に封入した帯電性粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体に電界が付与される。付与された電界方向にそって、表示媒体が電界による力やクーロン力などによって引き寄せられ、表示媒体が電界方向の変化によって移動することにより、画像等の情報表示がなされる。従って、表示媒体が、均一に移動し、かつ、繰り返し表示を書き換える時あるいは表示情報を継続して表示する時の安定性を維持できるように、情報表示用パネルを設計する必要がある。ここで、表示媒体を構成する粒子にかかる力は、粒子同士のクーロン力により引き付けあう力の他に、電極や基板との電気鏡像力、分子間力、液架橋力、重力などが考えられる。
以下、本発明の一例である帯電粒子移動方式の情報表示用パネルの例を、図1(a)−(c)〜図3(a)−(c)に基づき説明する。
図1(a)−(c)に示す例では、少なくとも光学的反射率と帯電性とを有する粒子を含む粒子群であって、互いに光学的反射率および帯電特性が異なる表示媒体を少なくとも2種類(ここでは負帯電性白色粒子3Waを含んだ粒子群として構成した白色表示媒体3Wと正帯電性黒色粒子3Baを含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体3Bを示す)基板間の隔壁で格子状に仕切られた四角形セル内7に配置し、フレキシブル基板1に設けた電極5(ライン電極)とフレキシブル基板2に設けた電極6(ライン電極)とが対向直交交差して形成する画素電極対の間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、フレキシブル基板1、2と垂直に移動させる。そして、図1(a)に示すように3個の画素(ドット)で白色表示媒体3Wを観察者に視認させて白色表示を行うか、あるいは、図1(b)に示すように3個の画素(ドット)で黒色表示媒体3Bを観察者に視認させて黒色表示を行っている。画素ごとの表示媒体の移動のさせ方で白黒ドット表示を行うことができる。なお、図1(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。ここでは、画素電極対の位置とセルの位置とを対応させている。
本実施例の特徴は、図1(a)、(b)に基板間ギャップ確保用部材として配置する隔壁間に、セル形成用部材として配置する隔壁を2本設けた例を示すように、隔壁4を、(1)複数のセル7(本例では、図1(c)にパネルを上から見た図を示すように、3×3=9個のセル7)に対応して形成され、所望の基板間ギャップに対応する高さを有し、情報表示用パネルの基板間ギャップを保持するための基板間ギャップ確保用部材4−1と、(2)基板間ギャップ確保用部材4−1以外の部分で形成され、フレキシブル基板1、2間で隙間8を有して形成された、情報表示用パネルの各セル7を形成するためのセル形成用部材4−2と、から構成し、(3)隙間8を形成する、セル形成用部材4−2を構成する第1および第2のセル形成用部材4−2−1、4−2−2のそれぞれの開放端部が、頂上に向かってその縦断面形状が先細り形状となるよう構成した点、および、(4)隙間の間隔をD1、表示媒体を構成する粒子群の平均粒子径をD0としたとき、D1≦D0の関係を満たすよう構成した点、にある。ここでは第1および第2のセル形成用部材4−2−1と4−2−2との間の隙間8の位置を基板間の中央付近とした例を示している。
また、本実施例では、隔壁のうち基板間ギャップ確保用部材4−1を、2枚のフレキシブル基板1、2のどちらか一方に、ここでは、フレキシブル基板2に、所望の基板間ギャップに対応する高さで形成する。また、隔壁のうちセル形成用部材4−2を、第1および第2のセル形成用部材4−2−1と4−2−2とに分割し、双方の基板1、2の互いに対向して重なる位置に、分割した第1および第2のセル形成用部材4−2−1、4−2−2の高さを合わせた高さが基板間ギャップ確保用部材4−1の高さ以下になるよう、分割した第1および第2のセル形成用部材4−2−1、4−2−2を形成して、第1および第2のセル形成用部材4−2−1、4−2−2との間に隙間8を形成する。そして、基板間ギャップ確保用部材4−1の頂上とフレキシブル基板1との間にのみ接着剤9を配置して、もう一方の基板1とを貼り合わせてパネル構造体としている。
図2(a)−(c)に示す例では、少なくとも光学的反射率と帯電性とを有する粒子を含む粒子群であって、互いに光学的反射率および帯電特性が異なる表示媒体を少なくとも2種類(ここでは負帯電性白色粒子3Waを含んだ粒子群として構成した白色表示媒体3Wと正帯電性黒色粒子3Baを含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体3Bを示す)基板間の隔壁で格子状に仕切られた四角形セル内7に配置し、フレキシブル基板1に設けた電極5(共通電極)とフレキシブル基板2に設けた電極6(TFT付画素電極)との間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、フレキシブル基板1、2と垂直に移動させる。そして、図2(a)に示すように3個の画素(ドット)で白色表示媒体3Wを観察者に視認させて白色表示を行うか、あるいは、図2(b)に示すように3個の画素(ドット)で黒色表示媒体3Bを観察者に視認させて黒色表示を行っている。画素ごとの表示媒体の移動のさせ方で白黒ドット表示を行うことができる。なお、図2(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
本実施例の特徴は、図2(a)、(b)に基板間ギャップ確保用部材として配置する隔壁間に、セル形成用部材を3本設けた例を示すように、隔壁4を、(1)複数のセル7(本例では、図2(c)にパネルを上から見た図を示すように、2×4=8個のセル7)に対応して形成され、所望の基板間ギャップに対応する高さを有し、情報表示用パネルの基板間ギャップを保持するための基板間ギャップ確保用部材4−1と、(2)基板間ギャップ確保用部材4−1以外の部分で形成され、フレキシブル基板1、2間で隙間8を有して形成された、情報表示用パネルの各セル7を形成するためのセル形成用部材4−2と、から構成し、(3)隙間8を形成する、セル形成用部材4−2を構成する第1および第2のセル形成用部材4−2−1、4−2−2のそれぞれの開放端部が、頂上に向かってその縦断面形状が先細り形状となるよう構成した点、および、(4)隙間の間隔をD1、表示媒体を構成する粒子群の平均粒子径をD0としたとき、D1≦D0の関係を満たすよう構成した点、にある。ここでは第1および第2のセル形成用部材4−2−1と4−2−2との間の隙間8の位置を基板間の中央付近とした例を示している。
また、本実施例では、隔壁のうち基板間ギャップ確保用部材4−1を、2枚のフレキシブル基板1、2のどちらか一方に、ここでは、フレキシブル基板2に、所望の基板間ギャップに対応する高さで形成する。また、隔壁のうちセル形成用部材4−2を、第1および第2のセル形成用部材4−2−1と4−2−2とに分割し、双方の基板1、2の互いに対向して重なる位置に、分割した第1および第2のセル形成用部材4−2−1、4−2−2の高さを合わせた高さが基板間ギャップ確保用部材4−1の高さ以下になるよう、分割した第1および第2のセル形成用部材4−2−1、4−2−2を形成して、第1および第2のセル形成用部材4−2−1、4−2−2との間に隙間8を形成する。そして、基板間ギャップ確保用部材4−1の頂上とフレキシブル基板1との間にのみ接着剤9を配置して、もう一方の基板1とを貼り合わせてパネル構造体としている。
図3(a)−(c)に示す例では、少なくとも光学的反射率と帯電性とを有する粒子を含む粒子群であって、互いに光学的反射率および帯電特性が異なる表示媒体を少なくとも2種類(ここでは負帯電性白色粒子3Waを含んだ粒子群として構成した白色表示媒体3Wと正帯電性黒色粒子3Baを含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体3Bを示す)基板間の隔壁で格子状に仕切られた四角形セル内7に配置し、フレキシブル基板1に設けた電極5(ライン電極)とフレキシブル基板2に設けた電極6(ライン電極)とが対向直交交差して形成する画素電極対の間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、フレキシブル基板1、2と垂直に移動させる。そして、図3(a)に示すように3個の画素(ドット)で白色表示媒体3Wを観察者に視認させて白色表示を行うか、あるいは、図3(b)に示すように3個の画素(ドット)で黒色表示媒体3Bを観察者に視認させて黒色表示を行っている。画素ごとの表示媒体の移動のさせ方で白黒ドット表示を行うことができる。なお、図3(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
本実施例の特徴は、図3(a)、(b)に基板間ギャップ確保用部材として配置する隔壁間に、セル形成用部材として配置する隔壁を2本設けた例を示すように、隔壁4を、(1)複数のセル7(本例では、図3(c)にパネルを上から見た図を示すように、3×3=9個のセル7)に対応して形成され、所望の基板間ギャップに対応する高さを有し、情報表示用パネルの基板間ギャップを保持するための基板間ギャップ確保用部材4−1と、(2)基板間ギャップ確保用部材4−1以外の部分で形成され、フレキシブル基板1、2間で隙間8を有して形成された、情報表示用パネルの各セル7を形成するためのセル形成用部材4−2と、から構成し、(3)隙間8を形成する、セル形成用部材4−2の開放端部が、頂上に向かってその縦断面形状が先細り形状となるよう構成した点、および、(4)隙間の間隔をD1、表示媒体を構成する粒子群の平均粒子径をD0としたとき、D1≦D0の関係を満たすよう構成した点、にある。
また、本実施例では、隔壁のうち基板間ギャップ確保用部材4−1を、2枚のフレキシブル基板1、2のどちらか一方に、ここでは、フレキシブル基板2に、所望の基板間ギャップに対応する高さで形成する。また、隔壁のうちセル形成用部材4−2を、2枚のフレキシブル基板1、2のどちらか一方に、ここでは、フレキシブル基板2に、基板間ギャップ確保用部材4−1の高さ以下の高さで形成して、基板1とセル形成用部材4−2の先細りの開放端部との間に隙間8を形成する。そして、基板間ギャップ確保用部材4−1の頂上とフレキシブル基板1との間にのみ接着剤9を配置して、もう一方の基板1とを貼り合わせてパネル構造体としている。
対向する第1および第2のセル形成用部材4−2−1と4−2−2との間の隙間8の位置は基板間の中央付近とするのが好ましいが、図3(a)、(b)に示すように、セル形成用部材4−2のみでセル形成用部材を構成して、背面側のフレキシブル基板1に近く設けたり、これとは反対に表示面側のフレキシブル基板2に近く設けたりしてもよい。また、基板間ギャップ確保用部材4−1とフレキシブル基板との接着は、接着剤9が視認性の妨げにならないように、背面側のフレキシブル基板1側で行うのが好ましい。
上述した本発明の実施例では、基板間ギャップ確保用として設ける基板間ギャップ確保用部材4−1以外の、基板間空間をセル7に仕切るための第1および第2のセル形成用部材4−2−1と4−2−2との間における隙間8、または、セル形成用部材4−2とフレキシブル基板1または2との間の隙間8を形成することで、2枚のフレキシブル基板1、2同士の非接合部分を設け、好ましくはこの非接合部分の最小単位をセルの格子状配列において2×4以上または3×3以上としてパネル構造体のフレキシビリティを得やすくしている。
粒子群として構成された表示媒体を、対向するフレキシブル基板1、2間を垂直方向に反転移動させる方式の情報表示用パネルでは、基板間ギャップ確保用部材4−1以外の、基板間空間をセル7に仕切るための隔壁部分であるセル形成用部材4−2において形成される、2枚の基板同士の非接合部分(隙間8)は、例えば図1(a)−(c)に示すように第1および第2のセル形成用部材4−2−1と4−2−2との間、特に基板間の中央付近において形成することが好ましい。これは、粒子の反転移動の起点に近いセル形成用部材4−2とフレキシブル基板1または2との間に隙間8がある構造であると、粒子が移動する際に、粒子が隙間8に引っかかって動き難くなることがあるためであるが、この場合でも、先端部が細くなっていることにより粒子が引っかかりにくくなるため、その移動の妨げにはなりにくくすることができる。
上述したセル形成用部材4−2が有する隙間8は、表示媒体とする粒子群の平均粒子径以下とすることが好ましい。これによって、表示媒体を構成する粒子が隣のセル7に移動することを十分に抑制すると共に2枚のフレキシブル基板同士の非接合部(僅かながらでも隙間8を有する)を形成することで、情報表示用パネル(パネル構造体)のフレキシビリティが保たれる。
基板間ギャップ確保用部材4−1とその他の基板間空間をセル7に仕切るための隔壁部分となるセル形成用部材4−2の配置は格子状とするが、セル7の横断面形状は、四角形、三角形、六角形等の多角形や、円形、楕円形、レーストラック形等いずれでも良いし、複数の形状を組み合わせても良い。領域の開口率を大きくできる点からは四角形が好ましく、表示媒体を構成する粒子を移動しやすくできる点からは曲線を有する形状が好ましい。以上の観点から角丸付きの四角形が好ましく、本発明では角丸付きの四角形セルを格子状に配置し、セルと画素とが1対1に対応するように構成する。
用いられる。
図4(a)−(h)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルにおけるセル形成用部材の形状(縦断面形状)の一例を示す図である。図4(a)−(h)のいずれの例においても、セル形成用部材4−2の下側の平坦部がフレキシブル基板と接合し、セル形成用部材4−2の開放端部4−2aが、頂上に向かってその縦断面形状が先細り形状となるよう構成されている。図4(a)に示す例は縦断面形状が二等辺三角形の例を示している。図4(b)に示す例は縦断面形状が長方形の本体と二等辺三角形の開放端部とを組み合わせた例を示している。図4(d)に示す例は縦断面形状が長方形の本体と円弧形状の開放端部とを組み合わせた例を示している。図4(e)に示す例は縦断面形状が直角三角形の例を示している。図4(f)に示す例は縦断面形状が台形状の本体と円弧形状の開放端部とを組み合わせた例を示している。図4(g)に示す例は縦断面形状が長方形の本体と二等辺三角形で先端に丸みを有する開放端部とを組み合わせた例を示している。図4(h)は縦断面形状が二等辺三角形で先端が丸みを有する例を示している。上述した例では、いずれの例もセル形成用部材4−2として説明したが、それぞれの形状を第1および第2のセル形成用部材4−2−1、4−2−2として用いることもできる。なお、鋭利な角部があるように見える図4(a)、(b)、(e)の先端部にも、数μm程度の曲率半径を有する部分が存在している。
図5(a)−(c)〜図7(a)−(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法の一例を説明するための図である。まず、図5(a)−(c)〜図7(a)−(c)に示す例において、表示面側基板1は透明で可とう性のある基板とするが、背面側基板2は透明基板でなくても可とう性があれば良い。また、表示面側基板と背面側基板とは、図5(a)−(c)〜図7(a)−(c)に示す例と反対の構成でもよい。
図5(a)−(c)に示す例では、まず、図5(a)に示すように、フレキシブルな表示面側基板1とフレキシブルな背面側基板2との双方に、それぞれ、隙間8を有するセル形成用部材4−2を形成するための第1のセル形成用部材4−2−1と第2のセル形成用部材4−2−2とを対向して設けるとともに、表示面側基板1に基板間ギャップ確保用部材4−1を設けて、表示面側基板1と背面側基板2とを準備する。次に、図5(b)に示すように、黒色表示媒体3Bと白色表示媒体3Wとを、表示面側基板1のセル対応部分に順次配置する。最後に、図5(c)に示すように、基板間ギャップ確保用部材4−1の頂上部に接着剤9を設け、2枚の基板1、2を接着剤9で貼り合わせることで、本発明の情報表示用パネルを得ることができる。本例では、セル形成用部材4−2の基板間空間の中央付近に、1μm以上で表示媒体を構成する粒子群の平均粒子径d(50):D0以下の間隔D1をもった隙間8を設けた。なお、粒子が基板間を反転移動するように駆動させても、第1のセル形成用部材4−2−1および第2のセル形成用部材4−2−2の先端が先細りになっているため、粒子が隙間部分に引っかかって動きにくくなることはなく、粒子移動の妨げになることはない。また、隔壁間の隙間8の間隔をD1、粒子群の平均粒子径をD0としたときD1≦D0としたので、この隙間8から粒子が隣のセルに移動することはない。
図6(a)−(c)に示す例では、まず、図6(a)に示すように、フレキシブルな表示面側基板1とフレキシブルな背面側基板2との双方に、それぞれ、隙間8を有するセル形成用部材4−2を形成するための第1のセル形成用部材4−2−1と第2のセル形成用部材4−2−2とを対向して設けるとともに、表示面側基板1に基板間ギャップ確保用部材4−1を設けて、表示面側基板1と背面側基板2とを準備する。次に、図6(b)に示すように、黒色表示媒体3Bと白色表示媒体3Wとを、表示面側基板1のセル対応部分に順次配置する。最後に、図6(c)に示すように、基板間ギャップ確保用部材4−1の頂上部に接着剤9を設け、2枚の基板1、2を接着剤9で貼り合わせることで、本発明の情報表示用パネルを得ることができる。本例では、セル形成用部材4−2の基板間空間の中央付近に、1μm以上で表示媒体を構成する粒子群の平均粒子径d(50):D0以下の間隔D1をもった隙間8を設けた。ここでは図5に示した例と同様である。なお、本例において、第1のセル形成用部材4−2−1と第2のセル形成用部材4−2−2の先端の対向位置がずれているが、粒子が基板間を反転移動するように駆動させても、第1のセル形成用部材4−2−1および第2のセル形成用部材4−2−2の先端が先細りになっているため、粒子が隙間に引っかかって動きにくくなることはなく、粒子移動の妨げになることはない。また、隔壁間の隙間8の間隔をD1、粒子群の平均粒子径をD0としたときD1≦D0としたので、この隙間8から粒子が隣のセルに移動することはない。図5に示した製造方法に比べて、パネル基板を貼り合わせる際の位置合わせのアライメント調整を厳密に行わなくても、実用上に支障のない情報表示用パネルが得られる。
図7(a)−(c)に示す例では、まず、図7(a)に示すように、フレキシブルな背面側基板2と、基板間ギャップ確保用部材4−1とその高さ以下の高さのセル形成用部材4−2とを形成したフレキシブルな表示面側基板1とを準備する。次に、図7(b)に示すように、黒色表示媒体3Bと白色表示媒体3Wとを、表示面側基板1のセル対応部分に順次配置する。最後に、図7(c)に示すように、基板間ギャップ確保用部材4−1の頂上部に接着剤9を設け、2枚の基板1、2を接着剤9で貼り合わせることで、本発明の情報表示用パネルを得ることができる。本例では、セル形成用部材4−2と背面側基板2との間に、1μm以上で表示媒体を構成する粒子群の平均粒子径d(50):D0以下の間隔D1の隙間8を設けた。なお、粒子が基板間を反転移動するように駆動させても、セル形成用部材4−2の先端が先細りになっているため、隔壁と基板間の隙間8のある側にある粒子は、隙間にある隔壁の頂上に引っ掛かることがなく、粒子移動の妨げになることはない。また、隔壁間の隙間8の間隔をD1、粒子群の平均粒子径をD0としたときD1≦D0としたので、この隙間8から粒子が隣のセルに移動することはない。
以下、本発明の情報表示用パネルを構成する各部材の材料等について、さらに詳細に説明する。
基板間ギャップ確保用部材4−1およびセル形成用部材4−2(第1のセル形成用部材4−2−1および第2のセル形成用部材4−2−2を含む)の形成材料としては、ドライフィルムレジストが好適に用いられる。一例として、アルフォNIT2(ニチゴーモートン社製)やPDF300(新日鐵化学社製)を使用することができる。
基板間ギャップ確保用部材4−1およびセル形成用部材4−2を形成する基板に、所望の隔壁高さに相当する厚さのドライフィルムレジストを積層後、フォトリソ法によって不要部分を除去して隔壁部分を形成する。基板間ギャップ確保用部材4−1とセル形成用部材4−2とを、同じドライフィルムレジストを用いて双方の部材を形成することもできるし、異なるドライフィルムレジストを積層後、一方のドライフィルムレジストのみを残したセル形成用隔壁部分とし、双方のドライフィルムレジストを残した積層型の基板間ギャップ確保用部材部分とすることもできる。
ドライフィルムレジストには所望の色の隔壁となるように顔料を配合することもできる。2枚の基板に対向配置するセル形成用部材4−2−1と4−2−2とを、同じ色の顔料を配合したドライフィルムレジストを用いて双方の部材を形成することもできるし、それぞれ別の色の顔料を配合したドライフィルムレジストを用いてそれぞれの部材の色を変えることもできる。
必要に応じてパネル基板に配置する電極の電極材料としては、透明基板側に設ける透明電極としては、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等の透明導電金属酸化物類やポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン等の透明導電性高分子類が挙げられる。
背面側基板に設ける電極としては、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等の導電金属酸化物類やポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン等の導電性高分子類や、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム等の金属や、これらの金属を主成分とする合金が挙げられる。背面側基板に設ける電極は光透過性があってもよいし、光透過性がなくても良い。
電極の形成方法としては、上記例示の材料をスパッタリング法、真空蒸着法、CVD(化学蒸着)法、塗布法等で薄膜状に形成する方法や金属箔(例えば圧延銅箔)をラミネートする方法、導電剤を溶媒や合成樹脂バインダーに混合して塗布したりする方法が用いられる。パターン形成可能で導電性である上記材料を好適に用いることができる。なお、表示面側電極厚みは、導電性が確保でき光透過性に支障がなければ良く、0.01〜10μmが好ましく、0.05〜5μmがより好ましい。また、背面側電極厚みは、導電性が確保できれば良く、0.01〜10μmが好ましく、0.05〜5μmがより好ましい。
表示面側電極として好適な金属酸化物を主成分とする透明導電性材料は、金属材料に比べて可とう性が小さい。表示面側電極をライン状電極とする場合には、透明電極材中での断線防止のため、金属細線と併用することが好ましい。この金属細線の幅は、1μm〜10μmとすれば表示視認性の妨げとならないので好ましい。背面側電極は光透過性を考慮する必要がないので電気抵抗が小さく、可とう性にも優れた前記金属材料が好適に用いられる。また、背面側電極厚みは電気抵抗および生産性、コストの観点から、0.01〜10μmに設計される。
本発明の情報表示用パネルは、ノートパソコン、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistants)と呼ばれる携帯型情報機器や、携帯電話、ハンディターミナル等のモバイル機器と接続して用いる電子ペーパーや、電子書籍、電子新聞等として用いる電子ペーパー、看板、ポスター、黒板(ホワイトボード)等の掲示板として用いる電子ペーパー、ポイントカード、ICカード、電子広告、情報ボード、電子POP(Point Of Presence, Point Of Purchase advertising)、電子値札、電子棚札、電子楽譜等のRF−ID型電子ペーパー、POS端末、カーナビゲーション装置など様々な電子機器の出力端子や外部書換え手段に接続して表示書換えを行う電子ペーパーのほか、外部書換え手段を用いて表示書き換えを行う、リライタブル型の電子ペーパーとしても好適に用いられる。また、本発明の情報表示用パネルは、フレキシブルなパネル構造体としているので、前記用途において表示面を湾曲させて用いることもできるし、曲げたり元に戻したりすることが繰り返される表示部としても適用することができる。
本発明の情報表示用パネルに用いる表示媒体には、これまでに説明した帯電性粒子を含んだ粒子群のほかに導電性粒子を含んだ粒子群や半導体性粒子を含んだ粒子群など、種々のタイプの粒子群を用いることができる。本発明の情報表示用パネルの駆動方式については、パネル自体にスイッチング素子を用いない単純マトリックス駆動方式やスタティック駆動方式、また、薄膜トランジスタ(TFT)で代表される三端子スイッチング素子あるいは薄膜ダイオード(TFD)で代表される二端子スイッチング素子を用いたアクティブマトリックス駆動方式や、外部電界形成手段による駆動方式のほか、種々のタイプの駆動方式を適用できる。
1、2 フレキシブル基板
3W 白色表示媒体
3Wa 白色粒子
3B 黒色表示媒体
3Ba 黒色粒子
4 隔壁
4−1 基板間ギャップ確保用部材
4−2 セル形成用部材
4−2a 開放端部
4−2−1 第1のセル形成用部材
4−2−2 第2のセル形成用部材
5、6 電極
7 セル
8 隙間
9 接着剤

Claims (5)

  1. 少なくとも一方が透明で対向する2枚のフレキシブル基板間に形成した所定ギャップを有する空間を隔壁で複数のセルに仕切り、粒子群として構成した表示媒体をセル内に配置し、表示媒体を電気的に駆動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルにおいて、隔壁を、(1)複数のセルに対応して形成され、所定ギャップに対応する高さを有し、所定ギャップを保持するための基板間ギャップ確保用部材と、(2)基板間ギャップ確保用部材以外の部分で形成され、フレキシブル基板間に隙間を有して形成された、セルを形成するためのセル形成用部材と、から構成し、(3)隙間を形成する、セル形成用部材の開放端部が、頂上に向かってその縦断面形状が先細り形状となるよう構成し、(4)隙間の間隔をD1、表示媒体を構成する粒子群の平均粒子径をD0としたとき、D1≦D0の関係を満たすよう構成されたことを特徴とする情報表示用パネル。
  2. 隔壁のうち基板間ギャップ確保用部材を、2枚のフレキシブル基板のどちらか一方に、所定ギャップに対応する高さで形成するとともに、隔壁のうちセル形成用部材を第1および第2のセル形成用部材に分割し、双方のフレキシブル基板の互いに対向して重なる位置に、分割した第1および第2のセル形成用部材の高さを合わせた高さが基板間ギャップ確保用部材の高さ以下になるよう、分割した第1および第2のセル形成用部材を形成して、第1および第2のセル形成用部材のそれぞれの先細り形状の開放端部間に隙間を構成し、基板間ギャップ確保用部材の頂上と対向するフレキシブル基板との間にのみ接着剤を配置して、2枚のフレキシブル基板を貼り合わせたパネル構造としたことを特徴とする請求項1に記載の情報表示用パネル。
  3. 隔壁のうち基板間ギャップ確保用部材を、2枚のフレキシブル基板のどちらか一方に、所定ギャップに対応する高さで形成するとともに、隔壁のうちセル形成用部材を、2枚のフレキシブル基板のどちらか一方に、基板間ギャップ確保用部材の高さ以下の高さで形成して、基板とセル形成用部材の先細り形状の開放端部との間に隙間を構成し、基板間ギャップ確保用部材の頂上と対向するフレキシブル基板との間にのみ接着剤を配置して、2枚のフレキシブル基板を貼り合わせたパネル構造としたことを特徴とする請求項1に記載の情報表示用パネル。
  4. 基板間ギャップ確保用部材となる隔壁部分と、セル形成用部材となる隔壁部分とを含めた隔壁の配置構成が、四角形セルを格子状に配列するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報表示用パネル。
  5. 基板間ギャップ確保用部材となる隔壁部分と、セル形成用部材となる隔壁部分とを含めた隔壁の配置構成において、基板間ギャップ確保用部材の内側に、セル形成用部材によって形成されるセルの最小構成単位が、2×4以上、または、3×3以上となるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の情報表示用パネル。
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